JP2010036518A - ブランケット胴 - Google Patents
ブランケット胴 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010036518A JP2010036518A JP2008204184A JP2008204184A JP2010036518A JP 2010036518 A JP2010036518 A JP 2010036518A JP 2008204184 A JP2008204184 A JP 2008204184A JP 2008204184 A JP2008204184 A JP 2008204184A JP 2010036518 A JP2010036518 A JP 2010036518A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- blanket cylinder
- surface layer
- concave
- blanket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Ceased
Links
Images
Abstract
【課題】倍胴型のオフセット印刷機において、ブランケット胴の表面に凹条部を形成して版胴溝のインキがブランケット胴に付着するのを抑制しつつ、当該ブランケット胴の凹条部により印刷紙が傷ついたり切断されるのを防止する。
【解決手段】オフセット印刷機1に用いられ、版胴12の2倍の胴径を有するブランケット胴14において、ブランケット胴14の表面には、回転時の版胴12の溝30に対向する位置に、胴軸方向に沿った凹条部40が形成される。凹条部40の内面と、凹条部40に隣接するブランケット胴14の表面14dとの接続部分Bは、円孤状に加工されている。
【選択図】図4
【解決手段】オフセット印刷機1に用いられ、版胴12の2倍の胴径を有するブランケット胴14において、ブランケット胴14の表面には、回転時の版胴12の溝30に対向する位置に、胴軸方向に沿った凹条部40が形成される。凹条部40の内面と、凹条部40に隣接するブランケット胴14の表面14dとの接続部分Bは、円孤状に加工されている。
【選択図】図4
Description
本発明は、オフセット印刷機に用いられる、版胴の2倍以上の整数倍の胴径を有するブランケット胴に関する。
オフセット印刷機には、例えば印刷紙に直接接するブランケット胴が版胴の2倍の胴径を有する、いわゆる倍胴型のものがある。かかる倍胴型のオフセット印刷機によれば、いわゆる単胴型のものに比べて高速印刷が可能で、印刷の再現性がよく、また洗浄等のメンテナンス回数を減らすことができる等のメリットがある。
ところで、上述の版胴の表面には、版を巻き付けて固定するための溝(以下「版胴溝」という)がある。版胴溝は、版胴の軸方向に沿って版胴の両端部に亘り形成されている。この版胴溝には、インキが入り込み易いため、版胴溝のインキがブランケット胴の表面に付着し、印刷時にそのインキが印刷紙を汚す恐れがある。そこで、版胴溝と接するブランケット胴の表面に、胴軸方向に沿った凹条部を形成し、版胴溝がブランケット胴の表面に当たらないようにすることが考えられている。例えば上記倍胴型の場合、版胴が1回転するのに対しブランケット胴は半回転しかしないため、ブランケット胴の表面の半周毎の2か所に凹条部が形成される(特許文献1参照)。
しかしながら、上述のようにブランケット胴の表面の2か所に凹条部を形成した場合、ブランケット胴が1回転する毎に凹条部が2回印刷紙に当たる。またこの際、ブランケット胴は、所定の圧力以上で印刷紙に押しつけられる。このため、例えば高速で連続して印刷が行われる場合に、凹条部の端にできる角が所定の圧力以上で頻繁に印刷紙にあたり、印刷紙が傷ついたり切断される恐れがある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、ブランケット胴が版胴の2倍以上の整数倍の胴径を有するオフセット印刷機において、ブランケット胴の表面に凹条部を形成して版胴溝のインキがブランケット胴に付着するのを抑制しつつ、当該ブランケット胴の凹条部により印刷紙が傷ついたり切断されるのを防止することをその目的する。
上記目的を達成するための本発明は、オフセット印刷機に用いられ、版胴の2倍以上の整数倍の胴径を有するブランケット胴であって、前記ブランケット胴の表面には、回転時に前記版胴の表面にある溝に対向する位置に、胴軸方向に沿った凹条部が形成され、前記凹条部の内面と、前記凹条部に隣接するブランケット胴の表面との接続部分は、円孤状に加工されていることを特徴とする。
本発明によれば、ブランケット胴の凹条部の内面と、その凹条部に隣接するブランケット胴の表面との接続部分が、円孤状に加工されているので、凹条部が所定の圧力以上で頻繁に印刷紙に当たっても印刷紙が傷ついたり切断されることがない。したがって、ブランケット胴の表面に凹条部を形成して版胴の溝のインキがブランケット胴に付着するのを抑制しつつ、凹条部による印刷紙の損傷を防止できる。
また、上記ブランケット胴は、最表層の第1の表面層と、当該第1の表面層の下層の第2の表面層を有し、前記第2の表面層は、前記第1の表面層よりもインキの付着性が低い材質により形成され、前記凹条部は、前記第1の表面層を凹条状に除去して前記第2の表面層を露出させることによって形成されていてもよい。
かかる場合、インキの付着性の低い第2の表面層が露出しているので、仮に版胴の溝のインキがブランケット胴の凹条部に入り込んだとしても、第2の表面層にインキが付着し難くなる。この結果、版胴の溝のインキにより凹条部を介して印刷紙が汚れることを抑制できる。また、第2の表面層の材質によりインキの付着を抑制できるので、凹条部を深く形成する必要がない。この結果、ブランケット胴の表層部分の強度を十分に確保できる。
前記凹条部は、前記第1の表面層を研磨することにより形成されていてもよい。かかる場合、第1の表面層の凹条部の加工を過不足なく行うことができ、第2の表面層の露出を適正に行うことができる。
本発明によれば、版胴の溝のインキがブランケット胴に付着するのを抑制しつつ、印刷紙の損傷を防止できる。
以下、図面を参照して、本発明の好ましい実施の形態について説明する。
例えば図1に示すようにオフセット印刷機1は、倍胴型の輪転機であり、印刷紙Aに画像を印刷する印刷ユニット2を有している。印刷ユニット2は、印刷紙Aの表裏面側にそれぞれ印刷機構3を有している。印刷機構3は、例えばインキの供給源となるインキつぼ10と、水が貯留された水受け容器11と、版が巻き付けられた円柱状の版胴12と、インキつぼ10や水受け容器11から版胴12にインキや水を供給するためのローラ群13と、版胴12に接触して回転し、版胴12のインキを印刷紙Aに転写する円柱状のブランケット胴14を有している。本実施の形態では、ブランケット胴14は、版胴12の例えば2倍の胴径を有している。
ローラ群13には、インキつぼ10からインキを取り出すインキ呼び出しローラ20と、軸方向に揺動してインキを軸方向に広げる揺動ローラ21と、インキを練るインキ練りローラ22と、インキを版胴12に付着させるインキ付けローラ23と、水受け容器11から水を取り出す水取り出しローラ24と、水を版胴12に付着させる水付けローラ25等が含まれている。
図2及び図3に示すように版胴12の表面には、版を巻き付けて固定するための溝30が形成されている。溝30は、版胴12の胴軸方向に沿って版胴12の両端部に亘り直線状に形成されている。溝30は、例えば5mm程度の幅を有している。
ブランケット胴14の表面の前記版胴12の溝30に対向する位置、つまり回転時に溝30と接する位置には、凹条部40が形成されている。本実施の形態では、ブランケット胴14の胴径が版胴12の2倍であるので、ブランケット胴14の表面の同一直径上の2か所(半周毎)に凹条部40が形成されている。凹条部40は、ブランケット胴14の胴軸方向に沿ってブランケット胴14の両端部に亘り直線状に形成されている。凹条部40は、溝30の幅より広い、例えば8mm程度の幅に形成されている。
図4に示すように例えばブランケット胴14は、最表層の第1の表面層14aと、その第1の表面層14aの下層の第2の表面層14bと、その下層の下地層14c等を有している。
例えば第1の表面層14aは、ゴム製であり、例えば0.35mm程度の厚みを有している。この第1の表面層14aにより、版胴12のインキが一旦ブランケット胴14に転写され、その後印刷紙Aに転写できる。第2の表面層14bは、第1の表面層14aに比べてインキの付着性が低い例えばウレタンゴム製であり、例えば0.2mm程度の厚みを有している。下地層14cは、例えば布製であり、例えば1.4mm程度の厚みを有している。
凹条部40は、第1の表面層14aを研磨機で直線状に研磨し凹条状に除去して、第2の表面層14bを露出させることによって形成されている。
凹条部40は、例えば第2の表面層14bの露出面である底面40aと、当該底面40aの両端から略垂直に立ち上がる内側面40bを有している。凹条部40の内側面40bと、凹条部40に隣接する第1の表面層14aの表面14dとの接続部分Bは、角ができないように円弧状にR加工されている。
そして、オフセット印刷機1で印刷が行われる際には、図2及び図3に示すように版胴12とブランケット胴14が互いに接触しながら回転し、版胴12の表面に塗布されたインキが、ブランケット胴14の表面に転写され、その後当該ブランケット胴14の表面から印刷紙Aに転写される。このとき、版胴12の溝30は、ブランケット胴14側に向く度にブランケット胴14の凹条部40に対向し、溝30がブランケット胴14の表面に接触しないようになっている。
本実施の形態によれば、ブランケット胴14の凹条部40の内側面40bと、それに隣接する第1の表面層14aの表面14dとの接続部分Bが、円孤状に加工されているので、凹条部40が所定の圧力以上で頻繁に印刷紙Aに当たっても印刷紙Aが傷ついたり切断されることがない。したがって、ブランケット胴14の表面に凹条部40を形成して版胴12の溝30のインキがブランケット胴14に付着するのを抑制しつつ、凹条部40による印刷紙Aの損傷を防止できる。
また、インキの付着性の低い第2の表面層14bが露出しているので、仮に版胴12の溝30のインキがブランケット胴14の凹条部40に入り込んだとしても、第2の表面層14bにインキが付着し難くなる。この結果、版胴12の溝30のインキにより凹条部40を介して印刷紙Aが汚れることを抑制できる。また、第2の表面層14bの材質によりインキの付着を防止できるので、凹条部40を深く形成する必要がなく、この結果、ブランケット胴14の表層部分の強度を十分に確保できる。
また、凹条部40は、第1の表面層14aを研磨することにより形成されているので、第1の表面層14aの凹条部40の加工を過不足なく行うことができ、第2の表面層14bの露出を適正に行うことができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に相到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば以上の実施の形態では、ブランケット胴14が版胴12の2倍の胴径を有していたが、本発明は、ブランケット胴14が3倍以上の整数倍の胴径を有している場合にも適用できる。
1 オフセット印刷機
12 版胴
14 ブランケット胴
14a 第1の表面層
14b 第2の表面層
30 溝
40 凹条部
A 印刷紙
B 接続部分
12 版胴
14 ブランケット胴
14a 第1の表面層
14b 第2の表面層
30 溝
40 凹条部
A 印刷紙
B 接続部分
Claims (3)
- オフセット印刷機に用いられ、版胴の2倍以上の整数倍の胴径を有するブランケット胴であって、
前記ブランケット胴の表面には、胴軸方向に沿った凹条部が形成され、
前記凹条部は、回転時に前記版胴の表面にある溝と対向する位置に形成され、
前記凹条部の内面と、前記凹条部に隣接するブランケット胴の表面との接続部分は、円孤状に加工されていることを特徴とする、ブランケット胴。 - 最表層の第1の表面層と、当該第1の表面層の下層の第2の表面層を有し、
前記第2の表面層は、前記第1の表面層よりもインキの付着性が低い材質により形成され、
前記凹条部は、前記第1の表面層を凹条状に除去して前記第2の表面層を露出させることによって形成されていることを特徴とする、請求項1に記載のブランケット胴。 - 前記凹条部は、前記第1の表面層を研磨することにより形成されていることを特徴とする、請求項2に記載のブランケット胴。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008204184A JP2010036518A (ja) | 2008-08-07 | 2008-08-07 | ブランケット胴 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008204184A JP2010036518A (ja) | 2008-08-07 | 2008-08-07 | ブランケット胴 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010036518A true JP2010036518A (ja) | 2010-02-18 |
Family
ID=42009551
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008204184A Ceased JP2010036518A (ja) | 2008-08-07 | 2008-08-07 | ブランケット胴 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010036518A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10549921B2 (en) | 2016-05-19 | 2020-02-04 | Rexam Beverage Can Company | Beverage container body decorator inspection apparatus |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58110252A (ja) * | 1981-12-21 | 1983-06-30 | ジヨ−ジ・ハントシヨ−・コムパニ−・インコ−ポレイテツド | 印刷機のシリンダ構造 |
JPS5943166U (ja) * | 1982-09-13 | 1984-03-21 | 住友ゴム工業株式会社 | オフセツト印刷機用ブランケツト |
JPH0717157A (ja) * | 1993-07-02 | 1995-01-20 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ベース付ブランケット |
JP2000006543A (ja) * | 1998-06-23 | 2000-01-11 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 印刷用ブランケット |
JP2002293057A (ja) * | 2001-03-29 | 2002-10-09 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 円筒状ブランケット及び印刷機 |
JP2007511389A (ja) * | 2003-12-16 | 2007-05-10 | ケーニツヒ ウント バウエル アクチエンゲゼルシヤフト | 形状安定性の支持プレートを備えた印刷ブランケット、このような印刷ブランケットを製作するための方法ならびに湿し装置なしの印刷機械に用いられる印刷装置 |
-
2008
- 2008-08-07 JP JP2008204184A patent/JP2010036518A/ja not_active Ceased
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58110252A (ja) * | 1981-12-21 | 1983-06-30 | ジヨ−ジ・ハントシヨ−・コムパニ−・インコ−ポレイテツド | 印刷機のシリンダ構造 |
JPS5943166U (ja) * | 1982-09-13 | 1984-03-21 | 住友ゴム工業株式会社 | オフセツト印刷機用ブランケツト |
JPH0717157A (ja) * | 1993-07-02 | 1995-01-20 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ベース付ブランケット |
JP2000006543A (ja) * | 1998-06-23 | 2000-01-11 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 印刷用ブランケット |
JP2002293057A (ja) * | 2001-03-29 | 2002-10-09 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 円筒状ブランケット及び印刷機 |
JP2007511389A (ja) * | 2003-12-16 | 2007-05-10 | ケーニツヒ ウント バウエル アクチエンゲゼルシヤフト | 形状安定性の支持プレートを備えた印刷ブランケット、このような印刷ブランケットを製作するための方法ならびに湿し装置なしの印刷機械に用いられる印刷装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10549921B2 (en) | 2016-05-19 | 2020-02-04 | Rexam Beverage Can Company | Beverage container body decorator inspection apparatus |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20120132136A1 (en) | Roller for an Inking System of a Printing Machine | |
US20070227375A1 (en) | Anilox printing unit | |
JP2008087481A (ja) | 印刷機の印刷装置 | |
JP2000052625A (ja) | インキ着けロ―ラ、印刷帰および印刷方法 | |
JP2010036518A (ja) | ブランケット胴 | |
KR100255631B1 (ko) | 관상 블랭킷 및 관상 블랭킷을 사용하는 인쇄기 | |
US8141487B2 (en) | Printing press having an anilox inking unit with an associated washing device | |
JP2007223106A (ja) | ドライオフセット印刷方法およびドライオフセット印刷装置 | |
JP2007330893A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JPS58101057A (ja) | 凹版印刷機のワイピング装置 | |
JP2009101637A (ja) | コーティング装置およびこれを用いた印刷機 | |
JP3855548B2 (ja) | 輪転印刷機 | |
JP2011518696A (ja) | 印刷機のインキ装置用のローラ | |
JP2005081819A (ja) | 間欠オフセット印刷機 | |
JP2007302004A (ja) | オフセット印刷機用のゴムブランケット胴 | |
JP5292745B2 (ja) | グラビア印刷用版胴 | |
JP4983048B2 (ja) | グラビア印刷機および印刷方法 | |
JP3658312B2 (ja) | 枚葉印刷機の印刷ユニット | |
JP2008105208A (ja) | 容器の印刷方法及び容器 | |
JP2007331395A (ja) | 輪転印刷機 | |
JPH0319067B2 (ja) | ||
JP2008230194A (ja) | 凸版の製造方法及びオフセット印刷装置 | |
JP5380101B2 (ja) | 給水ロール | |
JP2005219412A (ja) | 輪転印刷機の印刷胴構造 | |
JP2005254650A (ja) | オフセット印刷機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101222 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110105 |
|
A045 | Written measure of dismissal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045 Effective date: 20110520 |