JP2007505271A - 二側回転運動を生じさせるための調節装置 - Google Patents

二側回転運動を生じさせるための調節装置 Download PDF

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Abstract

自動車のウィンドウリフタ及び座席調節装置のための、二側回転運動を発生するための調節装置は、駆動部材(1)と、駆動部材(1)により駆動される、中空円筒状当接面を有する角度変位部材と、駆動部材(1)と従動部材(11)との間の動力経路に設けられて、駆動部材がニュートラルな初期位置から一方向或は他方向に動くときに、駆動部材(1)の調節された動きをのみを従動部材に伝達するカップリングとを有し、さらに、従動部材(11)と出力部材との間に設けられていて出力側に加わるトルクを阻止するブレーキロックと、駆動部材(1)をニュートラルな初期位置に戻すリセット装置を有する。カップリングは、駆動部材(1)に能動的に連結された補強レバー(5)と、予テンションを加えられて、従動部材(11)の中空円筒状当接面(110)に少なくとも部分的に近接して配置されたループスプリング帯(31,32)とを有しており、それにより、スプリングの端部(310,311;321〜324)は補強レバー(5)に能動的に連結される。

Description

本出願は、請求項1の序文による、二側回転運動を生じさせるための調節装置に関する。
ドイツ国特許第1990748132号公報(DE 199 07 48 132)から、回転運動を生じさせるために二つの側に対して作用する調節装置が周知であり、同装置は駆動部材と出力部材とを内部に取付けたハウジングを有し、出力部材は駆動部材の作動によって角度調節され、また調節装置はハウジングの内壁に少なくとも部分的に支持されたループスプリングを有し、該スプリングは、駆動側にトルクが加わると、出力側に加わるトルクを阻止して収縮し、それによって、トルクの駆動部材から出力部材への伝達を解除する。ループスプリングの両端は、駆動部材と出力部材との間に取付けられた伝達部材に接続されており、この伝達部材は出力部材の軸回りの、ベース体取付け円形セグメント形状を有している。駆動部材から出力部材へのトルクの伝達に際する遊びを少なくするために、ハウジングは出力部材の軸に向けてテーパ状となっており、一方、伝達部材或はループスプリングはハウジング径の減少方向で軸方向に予めテンションが与えられている。
周知の調節装置の場合において、駆動部材は半径方向あるいは周方向に案内された補償部材を備えることができ、該補償部材は伝達部材のストッパ面に対して遊びなく当接するものであり、周方向に互いに反対方向に変位可能な2つの鋏状レバーと、半径方向にばね付勢された楔スライダとからなり、この楔スライダは鋏状レバーの間に配置されていて、駆動部材のガイド内に取付けられており、ここで、楔スライダは駆動部材のガイドに案内された中央のばね付勢された楔ガイドを有していて、駆動レバーのガイド内での半径方向の変位によって鋏状レバーに加わる周方向の作用力を発生し、それによって遊びが十分ないことが確実化されている。
この種の調節装置は駆動側に加わるトルクを駆動部材から従動部材へと伝達するためや、調節装置の出力側から加わるトルクを阻止するためのブレーキロックとしても、いずれにも適している。駆動部材の調節動を従動部材に伝達するための動力伝達部材としてのループスプリングの利用、あるいは、ループの拡張により出力側トルクを阻止して、部分的に固定された調節ハウジングに当接するループスプリングの円筒状接触面による阻止を行うためのブレーキ部材としてのループスプリングの利用には、一方では駆動部材から従動部材への最大の遊びのない動力伝達を確保することと、出力側に加わるトルクを、それが駆動側に加わるトルクよりも大きいか或は等しくなるやいなや、そのトルクを確実に阻止するために、動力伝達部材の正確な調和が必要である。
調節動が行われた後、そして、調節装置に接続された自動車の調節機構のあらゆる意図しない調節をも生じさせないように、調節システムが緩和状態にあるときに、駆動部材を確実にニュートラル位置に戻すことにおいてさらなる問題が存する。
この種の調節装置は現在では多数利用されているので、生産コストを低減する一方で製造及び設備費用を低減して自動車への搭載のためにより軽量化する試みがなされている。
ドイツ国特許第1990748132号公報 ドイツ国特許第19907483号公報 ドイツ国特許第10146771号公報 イギリス国特許第2054725号公報
本発明の目的は、同じ機能原理を用いることで駆動装置及びブレーキロックの両方の用途に適しており、スプリング部材の簡単な取付けを可能とし、駆動部材及び従動部材間の良好な動力伝達を保証し、或は出力側に加わるトルクの確実な阻止と、調節装置の機能部材の、スプリング部材のばね力とは無関係な、ニュートラル初期位置への確実なリセットを確保する、最初に述べたタイプの調節装置の提供にある。
これは、駆動部材から従動部材への動力伝達用のドライバのためには、カップリング或はブレーキロックが少なくとも一つのループスプリング帯を有し、該ループスプリング帯は360°未満の周を有し、また駆動部材から従動部材へ、もしくは従動部材から出力部材へ、或は出力部材から調節ハウジングへの動力伝達を行うための当接面を有していることで達成される。
本発明の解決策はスプリング部材として使用されるループスプリング帯の簡単な、より詳しくは浮遊状態での支持を可能とし、さらにはスプリング端部に作用する補強レバーによって、駆動部材と従動部材との間の良好な動力伝達を可能としており、このため出力側に加わるトルクの確実な阻止と、調節装置の機能部材のニュートラルな初期位置へのリセットとが、スプリング部材のばね力とは無関係に確実化される。
カップリングは駆動部材と能動的に連結された補強レバーと、予めテンションが加えられた状態で従動部材の中空円筒状当接面と少なくとも部分的に当接するループスプリング帯とを有していて、スプリング端部が補強レバーと能動的に連結されることが好ましい。
補強レバーは、調節軸まわりに遊びを持って回転でき、ループスプリング帯のスプリング端部間に配置された少なくとも一つのカムを有し、該カムは、駆動部材のニュートラルな所期位置からの回動によって、駆動部材によって生じる駆動トルクを伝達するために、ループスプリング帯を拡張させて、該ループスプリング帯を駆動トップの中空円筒状当接面に摩擦係合状態で当接させ、また、補強レバーは伝達レバーと能動的に連結されており、該伝達レバーは、駆動部材の変位した位置からニュートラルな初期位置へのリセットの際に、ループスプリング帯に対して傾いた支持アームに作用し、それによって、ループスプリング帯がいっしょに引っ張られて、駆動トップの中空円筒状当接面に対するその摩擦によるロック接触が解除される。
第1及び第2の実施例においては、カップリングは、浮遊状態で取付けられたループスプリング帯に加えて、駆動部材及び従動部材の駆動軸に取付けられた2つの伝達レバーを有し、各伝達レバーが半径方向のレバーアームを有し、これらのレバーアームは各々がループスプリング帯からの傾いた支持アームと対向していて、その内向きの端部にループスプリング帯のスプリング端部の一つが結び付けられており、また、ハウジングに固定されたストッパに当接しかつ補強レバーの駆動部材との連結ボルトに当接する第2のレバーアームを有しており、それで、ループスプリング帯と駆動部材とをリセットするために伝達アーム間に設けられたリセッティングスプリングの各々が、リセット方向とは無関係に、伝達レバーの一方の半径方向のレバーアームをループスプリング帯の傾いた支持アームの一方に押し当て、そして駆動部材をリセット動の方向とは無関係にリセットするために、第2のレバーアームを、駆動部材に連結された連結ボルトに押し当てる。
このようにして、駆動部材及びループスプリング帯の両者のニュートラルな初期位置への確実なリセットが、ループスプリング帯のばね力とは無関係に、単一のスプリングによって保証される。
調節軸に取付けられた2つの伝達レバーは、調節軸から半径方向に延びてループスプリング帯の傾いた支持部と連係し、ハウジングに固定されたストッパに当接し、補強レバーと能動的に連結されたレバーアームを備えているのが好ましい。さらに、少なくとも一つのリセッティングスプリングが伝達レバー間に設けられており、該リセッティングスプリングは、ループスプリング帯及び補強レバーに連結された駆動部材をリセットするために、リセット作用の方向とは無関係に、伝達レバーの半径方向のレバーアームの各々をループスプリング帯の傾いた支持アームの一つ及び補強レバーのストッパに押し当てる。
第1の実施例において、リセッティングスプリングは2つのレバー突出部に取付けられており、これらのレバー突出部は伝達レバーの半径方向のレバーアームから延びていて、周方向に湾曲されており、またこれらのレバー突出部は一つの伝達レバーの半径方向のレバーアームから他方の伝達レバーの半径方向のレバーアームへと調節軸と同心で延びていて、互いに対して位置揃えされており、かつ互いを越えて移動でき、さらにリセッティングスプリングは伝達レバーの半径方向のレバーにより支持されている。
第2の実施例において、伝達レバーは、ハウジングに固定されたストッパに当接しまた補強レバーの駆動部材との連結ボルトに当接する第2のレバーアームを有している。駆動部材をリセット動の方向とは無関係にリセットするため、伝達レバーの第2のレバーアームの各々は、駆動部材との連動のために連結された連結ボルトに対して押し当てられる。
この第2実施例においては、2つのリセッティングスプリングが伝達レバーの湾曲したレバー突出部によりガイドされ、伝達アームの半径方向の第2のレバーアームにより支持されている。ループスプリング帯の傾いた支持アームに当接する接触突部と、ニュートラルな開始位置における駆動部材の傾いた支持アームと、の間には僅かな遊びが有り、接触突部がルーフスプリング帯と駆動部材とをリセットするために、ルーフスプリング帯の傾いた支持アームに押し当ることによって、ループスプリング帯と駆動部材とをリセットするに最適な周方向の力による係合が保証される。
さらに、この第2の実施例において、ループスプリング帯の一つのスプリング端部と、傾いた支持アームの端部とはウェブによって互いに連結でき、ループスプリング帯の傾いた支持アームはクラック連結部を有し得る。製造コストを低減するため、これに代えて、ループスプリング帯のスプリング端部はクラックを設けずに厚肉とされる。
作動レバーから従動部材あるいは駆動トップへの動力伝達時における半径方向の可動性を確保するために、補強レバーは長穴を介して調節軸に連結される。
リセッティングスプリングとの接触突部を伝達レバーの半径方向のレバーアームに設けた実施例においては、ストッパカムが接触突部から軸方向に突出して、ハウジングに固定されたストッパに当接する。この実施例において、補強レバーは2部分で形成されており、第1の補強レバー部分に形成されてループスプリング帯のスプリング端部間に設けられたカムを備えており、また補強レバーは調節軸まわりの長穴を介して取付けられていて、斜め方向に対向する第1の連結部材を有し、該第1の連結部材は第2の補強レバー部分の第2の連結部材に連結されており、第2の補強レバー部分は調節軸まわりに設けらた穴と、伝達レバーのストッパカムに当接する2つのストッパとを有しており、さらに上記2つの補強レバー部分は軸方向に互いに上下に配置されている。第1補強レバー部分から離れた側の第2の補強レバー部分の面からはウェブが突出し得、これらのウェブは調節ハウジングに連結されたハウジングカバーの周方向に延びるスロットを通って突出して、レバー螺着プレートのソケットスロットに嵌め込まれており、このレバー螺着プレートは作動レバー或は作動ホイールに接続できるものである。
第3実施例において、補強レバーは駆動軸に関して対称に配置された2つの当接面を有し、これらの当接面は、補強レバーのループスプリング帯のスプリング端部との連結部から、補強レバーの駆動部材との能動連結部に至って延びる対称軸に対して斜めに延びていて、前記当接面がループスプリング帯の2つの傾いた支持アームの対応する端面と対向しており、また、駆動軸と同軸で取り付けられたセンタリング及びリセッティングスプリングのスプリング端部が、補強レバーと駆動部材との間の能動連結部において部分的に固定されたストッパと、ループスプリング帯の突出部とに対して当接する。
この実施例においても、本発明による解決策によって、スプリング部材として少なくとも一つのループスプリング帯の簡単な、特に浮遊状態での、当接と、作動レバーから従動レバーへの良好な動力伝達が確保される。
出力側のトルクを阻止して、例えば上記の調節ドライバの一つにより加えられる駆動側トルクを伝達するためのブレーキロックとしての一つの実施例において、調節装置は、出力側のトルクを阻止するために調節ハウジングに支持された少なくとも一つのループスプリング帯を有し、ループスプリング帯のスプリング端部と従動部材との間に設けられた補強レバーを有し、これらの補強レバーは、出力側のトルクが駆動側のトルクよりも大きい場合には、調節ハウジングに対する摩擦接触のためにループスプリング帯を拡張し、またループスプリング帯の傾いた支持アームに当接する駆動トップの少なくとも第1制御部材を有し、これらは、駆動側のトルクが従動側のトルクよりも大きい場合には、ループスプリング帯の調節ハウジングに対する摩擦接触を解除し、また、駆動トップの第2の制御部材が出力部材とさらに能動連結されており、補強レバーの中間の当接面がループスプリング帯の傾いた支持アームに当接する。
このブレーキロックとして実施例においては、制御部材が、出力側のトルクの阻止と、駆動部材或は従動部材から出力部材への駆動側のトルクの解除とを生じさせる。
出力部材は出力レバーを含み得、該出力レバーは補強レバーの間に設けられており、また調節軸と同心で設けられた出力ピニオンに連結されており、これにより、駆動部材或は従動部材から出力部材への最適な動力伝達が保証される。
補強レバーはループスプリング帯のスプリング端部の間に設けられた外側当接面を有し、また、これらの外側当接面と反対側において、出力部材と当接する当接突部を有し、一方、調節ハウジング内に突出する従動部材或は駆動トップの制御部材は、伝達レバーのストッパとループスプリング帯の傾いた支持アームとに当接する。
伝達レバーからループスプリング帯への動力伝達は、ループスプリング帯を阻止するためのループスプリング帯の傾いた支持アームが補強レバーの中間当接面に当接し、一方、ループスプリング帯のスプリング端部が補強レバーの外側当接面により支持されていてループスプリング帯の回転運動が補助されることにより制御されるのが好ましい。
この実施例において、ブレーキロックは2つの軸方向に位置ずれしたループスプリング帯を有し、これらのループスプリング帯は、出力側のトルクを阻止するため、及び中空調節ハウジングに対する接触のためにループスプリング帯に繰り返しテンションを加えるために、調節ハウジングにより支持されており、ループスプリング帯の傾いた支持アームは板ばねのためのソケットを含み、この板はねは傾いた支持アームを互いに連結するとともに、ループスプリング帯に互いに反対方向で周方向のテンションを加えるものであり、ここで外側スプリング端部は補強レバーの外側当接面に押し付けられ、補強レバーは、それらの当接面を介して、傾いたスプリング端部に対して中央領域において支持されて、他端に設けられたそれらの当接面を出力レバーに対して押し付け、それによって、出力が遊びのない状態にセットされる。
別の実施例において、ブレーキロックは少なくとも一つのスプリング部材によって予テンションを加えられた2つの軸方向に変位可能な補強レバーを有しており、ループスプリング帯の外側スプリング端部は補強レバーの一端の外側当接面に対して押し当てられ、補強レバーは、中央のほぼ半径方向に位置揃えされた支持アームのストッパ面により、中央領域で支持され、補強レバーの他端に設けられた当接面が出力部材に押し当てられる。
ループスプリング帯の傾いた支持アームは、湾曲した、好ましくは中央に支持された板ばねのためのソケットを有し得、この板ばねがループスプリング帯の傾いた支持アームを互いに連結する。
別例として、スプリング部材は、ループスプリング帯の外側スプリング端部に当接する補強レバーの外側当接面間に設けられ、或はループスプリング帯の対向する肩部に当接する圧縮スプリングからなり得る。
補強レバーの少なくとも一対の当接面は、調節軸と出力部材により規定される対称軸の両側において、この対称軸に対して傾いた経路を有していて、出力が遊びのないようにセットされ、またループスプリング帯が調節ハウジングに対して予めテンションを加えられる。
駆動爪からループスプリング帯への迅速な動力伝達のために、ループスプリング帯の両側のストッパと駆動爪との間に少なくとも一つの共連れスプリングが設けられる。
従動部材から出力部材への遊びをなくするため、補強レバーは、駆動軸と補強レバーの内側ストッパとの間に設けられたばね部材によって、出力部材に向けて予テンションが加えられる。
出力レバーは、ブレーキの補強レバーの当接面の付形された部材を保持するための溝を有し得、前記付形された部材はループスプリング帯の外側スプリング端部に当接する当接面と反対側に位置し、また、出力レバーは従動部材或は駆動トップの第2制御部材が当接する出力カムを有している。
本発明及び本発明のさらなる詳細を、調節ドライバ及びブレーキロックとして構成された調節装置についての図面に示した実施例を参照して、さらに詳細に説明する。
第1実施例の調節装置の図1に示した断面は調節軸10まわりに回転駆動される部材11を示しており、これはその形状により、以後は、円筒状支持面110を備えた“駆動ストッパ”と命名する。駆動ストッパ11は、駆動部材としての調節軸10まわりに旋回可能な作動レバー1によって、図1〜5を参照して以下に説明する調節ドライバを介して、作動レバー1の旋回方向に応じて、調節軸10まわりに一方向或は他方向に回転される。
浮遊支持部を備えたループスプリング帯31は、駆動ストッパ11の中空円筒状内部空間内に挿入されて予テンションが加えれており、したがって、ループスプリング帯31は駆動ストッパ11の中空円筒状内部空間から外されると跳ね上がる。ループスプリング帯31はいくつかのスプリング端部310−313を有しており、そのうちの外側スプリング端部310,311はループスプリング帯31の端部に形成されており、第2のスプリング端部312,313はループスプリング帯31の傾いた支持アーム314,315の端部に形成されている。両スプリング端部310〜313は各々がウェブ318,319により互いにつながっている。
ループスプリング帯31のスプリング端部310〜313の間には補強レバー5のカム51,52が位置しており、補強レバー5は調節軸10に対して長穴50を介して取付けられており、調節軸10に関してカム51,52と反対側に、作動レバー1に補強レバー5を連結する連結ボルト53を有している。
ループスプリング帯31の傾いた支持アーム314,315はクラック状連結部316,317を有しており、これは例えばループスプリング帯31を破断して回動軸を挿入することによりつくられており、これによりループスプリング帯31の外側スプリング端部310,311が傾いた支持アーム314,315に対して正確で密な圧嵌により支持されている。ループスプリング帯31のスプリング端部310,311のこのような構成によって、ループスプリング帯31に対して補強レバー5のカム51,52により作用する力が問題なく受け止められ、ループスプリング帯31の融通性のある力の蓄積が保証される。
調節軸10には2つの伝達レバー71,72が取付けられており、これらは、半径方向のレバーアーム710,720の端部に形成された接触突部714,724によって、ループスプリング帯31の傾いた支持アーム314,315と遊びをもって各々対向しており、リセットの際にのみループスプリング帯の傾いた支持アーム314,315と当接する。伝達レバー71,72は補強レバー5の連結ボルト53により、また調節軸10に対する取付け関係が互いに逆の第2レバー711.712を介して、ハウジングに固定されたストッパ40により支持されている。
各々が第1の伝達レバー71,72の一方の半径方向のレバーアーム710,720から第1の伝達レバー71,72の他方の第2レバーアーム711,721に延びる、伝達レバー71,72のレバー突出部712,713;722,723は互いに対して位置揃えされており、互いを越えて動くことができ、またそれらにはリセットスプリング91,92が取付けられており、リセットスプリング91,92は半径方向或は第2のレバーアーム710,711,720,721により支持されていて、作動レバー1を中央に位置させすなわち戻す役割と、ループスプリング帯31をニュートラルな初期位置にリセットする役割との両方を果たす。
図1に示した調節ドライバの機能を以下に説明する。
作動レバー1が調節軸10まわりに一方向あるいは他方向に回動すると、連結ロッド63が同様に旋回方向に回り、この旋回方向の場合に第2レバーアーム711もしくは721により連結ボルト53に当接する伝達レバー71もしくは72が同様に回転し、従って2つのリセットスプリング91,92が圧縮される。作動レバー1の連結ボルト53に対する連結によって、補強レバー5も共回りして、短い空移動の後にループスプリング帯31のスプリング端部310〜313に当接し、ループスプリング帯31を、作動レバー1の旋回方向に対応する調節軸10まわりの回転方向に運ぶ。例示として、作動レバー1が調節軸まわりに時計回り方向に旋回すると、カム51がスプリング端部311と当接してカム52がスプリング端部312に当接し、一方、作動レバー1が調節軸まわりに反時計方向に旋回すると、カム51がスプリング端部310と当接してカム52がスプリング端部313に当接し、したがって、スプリング端部310〜313に対するカム51,52の交差状当接が各時点で行われる。
それによって、リセットスプリング91,92が操作レバー1の旋回ストロークの終わりまでさらにテンションを与えられ、一方、伝達レバー71,72の第1レバーアーム710,720における接触突部714,724は、補強レバー5がニュートラルな初期位置から外れて位置している場合には、ループスプリング帯31の傾いた支持アーム314,315から或る距離を保っている。
調節ストロークの終端で操作レバー1にもはや力が作用しなくなると、作動レバー1をリセットするためのリセットスプリン91,92が伝達レバー71,72をニュートラルな初期位置に向けて押す。伝達レバー71,72の第2のレバーアーム711,721が連結ボルト53に対して当接することにより、連結ボルト73に同様に取付けられている操作レバー1も、補強レバー5がニュートラルな初期位置に位置して伝達レバー71,72の半径方向のレバーアーム710,720の接触突部714,724がループスプリング帯31の傾いた支持アーム314,315に当接する迄、動かされる。このテンションが加わらないニュートラルな初期位置において、調節装置の機能部材は容易かつ円滑に、すなわちほぼ摩擦のない状態で、ニュートラルな初期位置に戻る。
図2に断面図で示した第2実施例の調節ドライバは、調節ドライバの製造を簡略化するために、ループスプリング帯32のスプリング端部にクラック連結部は必要とせず、ループスプリング帯32の外側スプリング端部321,322が厚く形成されていて補強レバー5の第1カム51と対向して位置し、一方ループスプリング帯32の傾いた支持アーム325,326が、必要に応じて厚くされた、第2のスプリング端部323,324を形成しており、これらは補強レバー5の第2カム52と対向していること、において図1に断面図で示した第1実施例とは異なっている。
図2に断面図で示した第2の例の調節ドライバの他の構成及び機能は図1に断面で示した第1の例の構成及び機能に、合致する参照数字によって、対応させており、従って、上記の図1の説明を参照されたい。
図3A〜3Eに平面図でまた図4A〜4Hに斜視図で連続的な組み立て段階で示した調節ドライバにおいて、補強レバー6,6’は2つの部分で設計されていて、第1の面内に第1の補強レバー部分6を有し、この第1の補強レバー部分6は、図3Bによれば、ループスプリング帯32の外側厚肉スプリング端部321,322の間に取付けられたカム61と、調節軸10を取り囲む長穴60と、長穴60に関してカム61と反対側の第1連結部分62とを有する。
互いに軸方向に位置をずらして取付けられた2つの伝達レバー73,74は、図3Aによれば、調節軸10に対して互いに軸方向上下に設けられかつ軸穴を介して取付けられた2つの半径方向のレバーアーム730,740を有しており、それで、調節軸10と反対側のこれらのレバーアームの端部は接触突部732,742を有し、これらの接触突部はループスプリング帯32の傾いた支持アーム325,326と遊びを持って対向して位置し、調節ドライバがリセットされたときにのみループスプリング帯32の傾いた支持アーム325,326と当接する。さらに、伝達レバー73,74の接触突部732,742は、該接触突部732,742から軸方向に突出して、ハウジングに固定されたストッパと第2の面内で当接する、2つのカム733,743を有している。
図1及び図2の調節ドライバの構成と同様、伝達レバー73,74はレバー突出部731,741を有し、これらのレバー突出部は調節軸10と同心状に曲げられていて、各々が一方の伝達レバー73,74の半径方向のレバーアーム730,740から他方の伝達レバー73,74の曲がったレバー突出部731,741に至り延びており、かつ互いに対して位置揃えされている。リセットスプリング93がレバー突出部731,741に取付けられていて、伝達レバー73,74の接触突部732,742により支持されており、それによって、作動レバーを中央に位置させて戻す役割と、ループスプリングバンド32をニュートラルな初期位置にリセットする役割との両方を果たす。
図4Aは互いに対して変位可能な2つの調節部材の一方に調節装置を固定するための横方向に突出するフランジを備えた調節装置の中空円筒状の調節ハウジング4の斜視図を示す。調節ハウジング4は調節軸10まわりに同心で取付けられて駆動ストッパ11を取り囲んでおり、この駆動ストッパは調節ハウジング4と同心で取付けられていて、作動レバーによって、調節軸10まわりに一方向あるいは他方向に回転される。
図4Bは外側スプリング端部321,322及び傾いた支持アーム325,326を備えたループスプリング帯32を挿入した後の調節ドライバを示している。
図4Cは第1伝達レバー73を挿入した後の調節ドライバを示しており、第1伝達レバー73の半径方向のレバーアーム730は一方の側では調節軸10に対してフランジを介して取付けられ、他方の側では反対側の端部が接触突部732を形成していて、そこから、レバー突出部731が調節軸10と同心で延びている。接触突部732はループスプリング帯32の傾いたレバーアーム325のためのストッパを形成しており、また接触突部732から軸方向に延びるカム733を有し、このカム733は、図4Gによれば、ハウジングに固定されたストッパと相互作用する。
図4Dは、図3Aに対応して、第1伝達レバー73の半径方向のレバーアーム730のフランジに対して軸方向に位置をずらして半径方向のレバーアーム740に形成されたフランジによって調節軸10に装着された第2の伝達レバー74を挿入した後の調節ドライバを示している。第2の伝達レバー74のレバーアーム740は、フランジと反対側において、同様に接触突部741を有しており、この接触突部741からレバー突出部741が調節軸と同心で延びて、第1の伝達レバー73のレバー突出部731と位置揃えされている。第2の伝達レバー74の接触突部742からは同様にカム743が軸方向に延びており、このカム743は図4Gの第1伝達レバー73のカム733と同様であって、ハウジングに固定されたストッパと相互作用する。
図4Eは、図3Bに対応して、第1の補強レバー部分6を挿入した後の調節ドライバを示しており、第1の補強レバー部分6はループスプリング帯32の外側スプリング端部321,322の間にカム61とともに取付けられており、調節軸10に対して長穴60を介して装着されている。調節軸10に関してカム61と反対側の端部において、第1の補強レバー部分6は第1の連結部材62を備えており、この第1の連結部材62は、図3Cの平面図に対応する図4Fの斜視図によれば、第2の補強レバー部分6’の第2の連結部材66に連結されており、第2の補強レバー部分6’は調節軸10に対して軸穴を介して装着されて、第1の補強レバー部分6に連結されている。
第2の補強レバー部分6’は伝達レバー73,74のストッパカム733,743に当接する2つのストッパ67,68と、3つのウェブ63,64,65を有しており、これらのウェブはその面から突出、好ましくはその面に対して斜めに突出しており、図3D及び4Gによれば、ハウジングカバー41内を調節軸10と同心で周方向に延びるスロット42,43,44を通って突出し、図3E及び4Hによれば、作動レバー螺着プレート15のスロット18内に押し込まれ、そこで2部分の補強レバー6,6’と作動レバー螺着プレート15との連結がなされる。これは、調節軸10と同心に延びる別のスロット17を有し、図4Gによれば、ハウジングカバー41から延びるウェブ45がそこに取付けられており、スロット17の長さが、3つの螺着点16で作動レバー螺着プレート15に連結された作動レバーの調節ストロークを決定する。
図5に示した別の実施例の二側回転運動を発生するための調節ドライバの断面図は、調節軸10まわりに回転可能な従動部材としての駆動トップ11を、中空円筒状支持面110と、調節軸10まわりに一方向及び他方向に回動可能な駆動部材としての作動レバー1とともにいちを備えた従動部材としての調節軸10まわりに回転可能な駆動トップ11とともに示している。ループスプリング帯33は駆動トップ11の中空円筒状内部空間内に予めテンションを加えて浮遊状態で挿入されており、この予テンション下で、駆動トップ11の中空円筒状支持面110に当接している。
補強レバー5’のカム54は、外側の厚肉状のスプリング端部330,331の間に、これら2つの外側スプリング端部330,331に対して僅かな遊びを持った状態で、取付けられている。補強レバー5’は調節ドライバの対称軸に関して対称に形成されていて、調節軸10まわりに案内される2つの脚部58,59を有し、これらの脚部には調節ドライバの対称軸に対して斜めに延びてループスプリング帯33の2つの傾いた支持アーム332,333の対応する端面と対向する当接面56,57が設けられている。補強レバー5’の2つの当接面56,57の各々と、ループスプリング帯33の対応する端面332,333との間には僅かな遊びbが同様に設けられている。
調節軸10と同心で取付けられたセンタリングスリーブ14のまわりにおいて、補強レバー5’の2つの脚部58,59の間にはセンタリング及びリセッティングスプリング94が配置されている。センタリング及びリセッティングスプリング94のスプリング端部941,942は、調節装置がニュートラルな初期位置にあるとき、ハウジングに固定されたストッパ40と、回動作動レバー1の開口に装着されたカム55と、ループスプリング帯33の突出部334とに当接する。
作動レバー1が調節軸10のまわりに一方向或は他方向に回動すると、作動レバー1の開口を介する作動レバーとカム55との有効な連結によって、補強レバー5’は作動レバー1の旋回方向に共に回転し、この回転は、補強レバー5’の突部54が遊びaを克服した後にループスプリング帯33の関連するスプリング端部330,331に当接し、補強レバー5’の関連する当接面56,57が遊びbを克服した後にループスプリング帯33の対応する端面332,333に当接してループスプリング帯33を広げ、そしてループスプリング帯33の外側の駆動トップ11の中空円筒状支持面110に対する当接によってこれを作動レバー1の回動方向に動かすまで、行われる。補強レバー5’のカム55と、ループスプリング帯33の突出部334とはいずれもが作動レバー1の回動方向に動かされるので、センタリング及びリセッティングスプリング94は、2つの外側スプリング端部330,331の一方の当接によって、拡張されてテンションが加えられる。
作動レバー1の調節ストロークの終端において作動レバー1に力が加わらなくなると、センタリング及びリセッティングスプリング94が補強レバー5’とループスプリング帯33を押してニュートラルな初期位置に戻す。補強レバー5’はループスプリング帯33の外側スプリング端部330,331や傾いたスプリング端部332,333に対してなんら力を加えないので、ループスプリング帯は駆動トップ11の中空円筒状支持面110に対して何ら大きな摩擦なくニュートラルな開始位置に戻り、このため、リセットはほぼテンションが加わらない状態で起こる。
図6は、出力側に加わるトルクをそれが駆動側に加わるトルクよりも多くなるやいなや阻止するブレーキロックとして構成された調節装置を断面図で示す。このブレーキロックとしての実施例において、ループスプリング帯33,34が補強レバー81,82と協働する動力伝達部材として同様に利用されている。
2つのループスプリング帯34,35が調節ハウジング4内において互いに位置をずらして配置されており、調節ハウジング4の円筒状の内壁に当接している。ループスプリング帯34,35の傾いた支持アーム341,351は2つの補強レバー81,82の中間当接面810,820に当接しており、これらの補強レバーは調節ハウジング4内に調節軸10の各側において割線形状(secant-shape)で配置されている。ループスプリング帯34,35の外側スプリング端部342,352は補強レバー81,82の外側当接面811,821に当接しており、これらの補強レバーは駆動軸10に関して対向する当接突部812,822を介して、出力部材2の出力レバー20により支持されている。
ループスプリング帯34,35の傾いたスプリング端部341,351はソケット343,353を有しており、これらのソケットに板バネとして示したリセッティングスプリング95が掛かっており、ループスプリング帯34,35が図6に記した矢印の方向に互いに向けてテンションを加えられている。それにより、ループスプリング帯34,35の2つの外側スプリング端部342,352は補強レバー81,82の外側当接面811,821に対して押し当てられ、これにより、それらの中間当接面810,820が傾いたスプリング端部341,351に対して押し当てられ、補強レバー81,82の当接突部812,822が出力レバー20に対して押し当てられる。これによって、遊びのない出力と、調節ハウジング4の中空円筒状内面に対するループスプリング帯34,35の押圧接触との両方が保証される。
駆動部材特に図1及び図2による駆動トップ11に連結された円弧形状の駆動爪12,13が調節ハウジング4内部に突出しており、それらの端縁はループスプリング帯34,35の傾いた支持アーム341,351と、補強レバー81,82のストッパ813,823との間に位置している。
出力側に対する時計方向のカウンタートルクの作用により、出力部材2の出力レバー20は一方の補強レバー81の当接突部812に押し当てられ、それにより、補強レバー81が同じ時計方向への回転を強いられる。補強レバー81の外側及び中間当接面810,811はそのため一方のループスプリング帯34のスプリング端部341,342に対して押し当てられる。補強レバー81の外側当接面811からループスプリング帯34の外側スプリング端部342に加わる力はループスプリング帯び34を時計方向に回転させるようとするものであるが、中間当接面810によってループスプリング帯34の傾いたスプリング端部341に加わる力は、調節ハウジング4の中空円筒状内面に対するループスプリング帯34の当接により生じる摩擦力と協働して、セルフロック作用を生じさせ、それによって、ブレーキロックがこの位置に固定されて、出力側に加わるカウンタートルクを、反対方向の駆動トルクを生じることなく阻止する。
図6による駆動トップ11が反時計方向に回転すると、駆動爪12,13の反時計方向の回転に対するブレーキロックがもたらされる。従って、駆動爪13の端縁は非負荷状態のループスプリング帯35の傾いたスプリング端部351のストッパ354に対して押し当てられ、駆動爪13の端縁は、駆動爪12が補強レバー81のストッパ813に対して押し当てられてこれを当接突部812により出力レバー20に押し当てるよりも僅か以前に、ストッパ354を解放し、これによって、加えられた出力トルクを駆動トルクによって直接補償できる。補強レバー81の下部を介する代わりに、以下で図8〜10を参照して説明する実施例によれば、動力を駆動爪12,13の延長部を介して出力レバー20に直接伝達することもできる。
ブレーキロックはこのように駆動トルクが反時計方向に作用した後に切り替わって、駆動爪12,13を介して伝達される駆動側のトルクを出力部材2に伝達できる。
駆動部材したがって駆動爪12,13が出力側のカウンタートルクの方向、すなわち時計方向に切り替わると、一方の駆動爪12の端部側が、出力側のカウンタートルクの結果としてテンションを加えられたループスプリング帯34のストッパ344に押し当てられる。ループスプリング帯34の自己ロック作用が解除されて、出力部材2ひいては出力ピニオン21が同様に時計方向に切り替わることができ、ここで出力ピニオン21は一方では出力レバー20に、他方では例えば座席調節装置のような調節機構に連結されている。
図7はリセットスプリングとして、曲がった板ばねに代えて、補強レバー871,82の外側当接面811,812間に設けられた圧縮スプリング96を設けた、図6のブレーキロックに対応する、ブレーキロックの断面を示す。この実施例では、ループスプリング帯34,35の傾いた支持アーム341,351は、曲がった板ばねがないことから、図6の構造に対応する溝は備えておらず、駆動爪12,13のための対応するストッパもしくは補強レバー81,82の中間当接面810,820のための対応する当接面を形成している。
ブレーキロックとして構成された図8に平面図で示した調節装置の実施例は、駆動側に加わる以上のトルクが出力側に加わることを阻止するが、出力側における以上の駆動側のトルクは出力側に伝達することにおいて同様に機能するものである。
理解がよりしやすいように、ブレーキロックは図8では完全に組み立てられた状態で平面図で示してあり、一方、図9A〜図9Fではブレーキロックの個々の機能部材間の関連を説明するために、ブレーキロックの各組み立て段階が示されている。
図9Aは中空円筒状調節ハウジング4を示しており、その基部には出力部材2の出力レバー20が挿入され、この出力レバー20は一端にリセッティングスプリングガイド23を他端に出力カム22を備え、また出力カム22の両側に溝24,25を備え、さらに図9Bの調節軸10を受け入れるための中心穴26を備えている。
図9Cは調節ハウジング4の円筒状内壁に当接する第1のループスプリング帯36を挿入した後のブレーキロックを示している。ループスプリング帯36は一端に外側厚肉スプリング端部362を、他端に当接プレート360を有しており、当接プレート360からは当接ピン361が軸方向に突出しており、また当接プレート360の周方向には図6及び図7の実施例のループスプリング帯34,35の傾いた支持アーム341,351の当接面に対応する当接面363が形成されている。
図9Dは第1の補強レバー84を挿入した後のブレーキロックを示しており、補強レバー84の外側当接面841がループスプリング帯36の外側スプリング端部362に当接している。補強レバー84の中間当接面840はループスプリング帯36の当接プレート360に当接しており、一方補強レバー84の他端は出力部材2の溝25に係合するストッパ突部842を形成している。
図9Eはブレーキロックの中空円筒状調節ハウジング4に第2の補強レバー83を挿入した後のブレーキロックを示している。第2の補強レバー83も同様に、その一端に外側当接面831を有し、他端には出力部材2の溝24に係合するストッパ突部832を有している。カムとして形成された中間当接面830が第2の補強レバー83の面から垂直方向に突出していて、出力側にトルクが作用している際にテンションを加える役割を果たす。図9Fによれば、中空円筒状調節ハウジング4に第2のループスプリング帯37が挿入されており、したがって、その外側スプリング端部372が第2の補強レバー83の外側当接面831に当接する。
図6及び図7の実施例におけるループスプリング帯の傾いたスプリング端部に対応する当接プレート370が、一方では、中間当接面、もしくは補強レバー83から垂直方向に突出する当接カム830に対する当接面を形成し、他方では駆動トップあるいは従動部材の図8に示した制御部材111に対する当接面373、さらにはオメガ状スプリングとして形成されたリセッティングスプリング97に対する当接面371を形成しており、このリセッティングスプリング97の他端は第1のループスプリング帯36の当接ピン361に当接し、したがって、ループスプリング帯36に周方向の予テンションを加えている。オメガ状スプリング97は調節ハウジング4に、その横方向に突出する脚部が、出力レバーの面から垂直方向に突出するリセッティングスプリング23に当接するように挿入されている。
図8は駆動トップもしくは従動部材を挿入した後の完全に組み立てられたブレーキロックを平面図で示しており、駆動トップもしくは従動部材から突出する制御部材111〜114が図8に断面図で示されている。制御部材111〜114は、一方ではループスプリング帯36,37の当接面363,373と、他方では出力部材2のストッパカム22と、回転方向角度について遊びを持って対向している。図6及び図7に示した実施例のブレーキロックとの相違は、制御部材113,114が補強レバー83,84のストッパ813,823と当接しておらず、出力部材2の駆動カム22に直接当接していることである。
出力側に対する時計方向のカウンタートルクが加わると、出力部材2の出力レバー20が一方の補強レバー83のストッパ突部832に押し当り、それにより、この補強レバー83は同様に時計方向の回転を強いられる。補強レバー83の当接カム830及び外側当接面831はこのためループスプリング帯37の当接プレート370及び外側スプリング端部372に押し当る。一方、補強レバー83の外側当接面831からループスプリング帯37の外側スプリング端部372に対して加えられる力により、ループスプリング帯37を時計方向に回転させ、当接カム830によりループスプリング帯37の当接プレート370に加わる力と、調節ハウジング4の中空円筒状内面に対するループスプリング帯37の当接によって生じる摩擦力との協働により、自己ロック作用が生じ、このため、ブレーキロックはこの状態に固定されて、駆動トルクに反作用を及ぼすことなく、出力側に加わるカウンタートルクを阻止する。
駆動トップ11が反時計方向に回転すると、制御部材111〜114の反時計方向の回転をブレーキロックにおいて生じさせる。このため、制御部材112は非負荷状態のループスプリング帯36の当接プレート360のストッパ363に押し当り、そして、制御部材113が出力レバー20のカム22に押し当るより少し前に、ストッパ363を解放し、これによって、出力トルクを駆動トルクによって直接補償できる。従って、ブレーキロックは反時計方向に駆動トルク側作用した後に回転して、駆動側トルクを出力部材2に伝達できる。
駆動部材ひいては制御部材111〜114が出力側のカウンタートルクの方向、すなわち時計方向に切り替わると、制御部材111はループスプリング帯37のストッパ373に押し当り、ループスプリング帯37は出力側のカウンタートルクに続いてテンションを加えられる。これによりループスプリング帯37の自己ロック作用が解除されて、制御部材114が出力レバー20ひいては出力部材2を同様に時計方向に回転させることができる。
図10に概略断面図で示したブレーキロックは、リセッティングスプリングとしてのオメガ状スプリングに代えて圧縮スプリング98が用いられていて、この圧縮スプリング98がループスプリング帯36,37の当接突部364,374の間に取付けられている点においてのみ、図8及び図9の実施例と異なっている。
図11は同様にブレーキロックとして構成された調節装置の断面図を示しており、このブレーキロックは出力側に加わるトルクを、それが駆動側に加わるトルクよりも大きくなるやいなや阻止するものであり、従って、図6〜図10のブレーキロックとは違って、動力伝達部材として単一のループスプリング帯38が用いられている。
ループスプリング帯38の厚肉のスプリング端部380,381の間には、2つの補強レバー85,86の各一端に設けられた外側当接面851,861が位置している。これら2つの補強レバー85,86はループスプリング帯38に、調節軸10の両側でブレーキロックの対称軸に関して対称に挿入されており、これにより、補強レバー85,86の外側当接面851,861がループスプリング帯38の厚肉のスプリング端部380,381に遊びなく当接している。
出力カムとして構成された出力部材2に対向する補強部材85,86の端部は、それらの円錐状当接面855,865で出力部材2に当接している。一方では調節軸10により、他方では補強レバー85,86の支持面856,866により支持されたスプリング部材990によって、ブレーキロックに遊びがないことが保証され、これにより、補強レバー85,86はループスプリング帯38の外側スプリング端部380,381と、傾いた支持アーム382,383のストッパ面384,385に当接し、また円錐状当接面855,865により出力部材2に当接する。
従動部材、より詳しくは図1〜図5の駆動装置の駆動トップ11に連結された円弧形状の駆動爪12,13は調節ハウジング4内に突出して、それらの端縁を、補強レバー85,86の各ストッパ853,863と各外側当接面854,864との間に位置させている。駆動爪12,13とループスプリング帯38の内面との間には共連れ用スプリング991,992があり、これらは駆動爪12,13のストッパ121,131さらにはループスプリング帯38の両側のストッパ386,387に周方向で当接している。
出力側にブレーキロックの時計方向、すなわち駆動カム2に付した矢印A方向にカウンタートルクが加わると、駆動爪12,13からの駆動トルクがカウンター方向に作用し、そして駆動爪13が僅かな遊びを越えた後に当接面863に当って、補強レバー86をループスプリング帯38の傾いたスプリング端部383の方向に引っ張る。円錐状に位置揃えした出力カム2の傾斜面と、補強レバー86の外側当接面864とによって、補強レバー86がこの傾斜に沿って動き、それによって、テンションスプリング990によって生じていたループスプリング帯38のテンションが解除される。
駆動爪12,13がさらに僅かな回転角度で動いた後、駆動爪12は補強レバー85の外側当接面854に接触し、この外側当接面854を介して外側カム2に押し当り、それによって、外側カム2が駆動方向すなわち出力側のトルクの方向と反対に動かされる。このため、駆動爪12,13とループスプリング帯38との間に取付けられた共連れスプリング991,992はループスプリング帯38に対して共連れ力を加え、このため、駆動爪12,13の移動の間、ループスプリング帯38はこれらとともに動こうとし、ループスプリング帯38と調節ハウジング4との間の摩擦は容易に克服される。
駆動爪12,13の移動の間のループスプリング帯38の共連れのための別例として、2つの駆動爪12,13の一方とループスプリング帯38との間の単一の共連れスプリングを設けることも可能である。
ループスプリング帯における作動レバーと作動レバーにより駆動される駆動トップとの間のカップリングを備えた第1実施例の調節ドライバの断面図である。 ループスプリング帯における作動レバーと作動レバーにより駆動される駆動トップとの間のカップリングを備えた第2実施例の調節ドライバの断面図である。 伝達レバー間の単一のリセッティングスプリングを備えた調節ドライバの組み立ての各段階における断面図である。 図3の調節ドライバの組み立ての各段階の斜視図である。 駆動部材の噛み込みなしリセッティグを行う、作動レバーと作動レバーにより駆動される駆動トップとの間のカップリングを備えた第3実施例の調節ドライバの断面図である。 2つの軸方向に位置ずれしたループスプリング帯と、2つの伝達レバーと、ループスプリング帯にテンションを加える一つの板ばねとを備えたブレーキロックとして構成された調節装置の断面図である。 ブレーキロックとして構成され、伝達レバーの当接面間に設けられた圧縮スプリングを備えた調節装置の断面図である。 2つの軸方向に位置ずれしたループスプリング帯と、2つの伝達レバーと、ループスプリング帯にテンションを加えるオメガ状スプリングと、出力部材と直接係合する駆動トップの制御部材とを備えたブレーキロックとして構成された調節装置の断面図である。 図8のブレーキトップとして構成された調節装置の各組み立て段階の斜視図である。 ループスプリング帯の当接肩部間の圧縮スプリングを備えた、図8によるブレーキロックに対応する、ブレークロックとして構成された調節装置の断面図である。 単一のスプリング帯と、出力部材に対して遊びなく当接する2つの補強レバーとを備えたブレーキロックの断面図である。
符号の説明
1 駆動部材(作動レバー)
2 出力部材
4 調節ハウジング(ブレーキハウジング)
5,5’ 調節ドライバの補強レバー
6,6’ 調節ドライバの2部分補強レバー
10 調節軸
11 従動部材(駆動トップ)
12,13 駆動爪
14 センタリングスリーブ
15 作動レバー螺着プレート
16 螺着点
17,18 スロット
20 出力レバー
21 出力ピニオン
22 出力カム
23 リセッティングスプリング
24,25 溝
26 穴
31〜38 ループスプリング帯
40 ハウジングに固定されたストッパ
41 ハウジングカバー
42〜44 スロット
45 ウェブ
50 長穴
51,52,54,55 補強レバーのカム
53 連結ボルト
56,57 当接面
58,59 脚部
60 長穴
61 カム
62 第1の連結部
63,64,65 ウェブ
66 第2の連結部
67,68 ストッパ
71,72,73,74 伝達レバー
81〜86 ブレーキロックの補強レバー
91〜98 リセッティングスプリング
110 駆動トップの当接面
111〜114 駆動トップの制御部材
310,311,321,322,330,331,342,252,362,372,380,381 外側の(厚肉)スプリング端部
312,313,323,324 第2のスプリング端部
314,315,325,326,332,333,341,351,354,362,363,382,383 傾いた支持アーム
316,317 クラック連結部
318,319 ウェブ
334 突出部
343,353 ソケット
344,354,386,387 ストッパ
360,370 当接プレート
361 当接ピン
363,371,373 当接面
364,374 当接突部
366,367 ストッパ
384,385 ストッパ面
710,720,730,740 半径方向のレバーアーム
711,721 第2のレバーアーム
712,713,722,723,731,741 レバー突出部
714,724,732,742 接触突部
733,743 カム
810,820,830,840,842 中間当接面
811,821,831,841,851,861 外側当接面
812,822,834,835,844,845 当接突部
813,823,833,843,853,863 ストッパ
832,842 ストッパ突部
836,846,856,866 支持面
854,864 当接面
855,865 円錐状当接面
990 スプリング部材
991,992 共連れスプリング
941,942 スプリング端部

Claims (31)

  1. 調節ハウジングと、調節軸まわりに回動可能な駆動部材と、中空当接面を備えた駆動部材の作動により駆動される角度変位部材と、出力部材と、駆動部材と従動部材との間の動力経路に設けられて、駆動部材がニュートラルな初期位置から一方向或は他方向に動くときに、駆動部材の調節された動きをのみを従動部材に伝達する調節ドライバと、従動部材と出力部材との間に設けられていて出力側に加わるトルクを阻止するブレーキロックとを有する、特に自動車のウィンドウリフタ及び座席調節装置のための、二側回転運動を発生するための調節装置であって、
    調節ドライバ及び/もしくはブレーキロックは、少なくとも一つのループスプリング帯(31〜38)を有し、該ループスプリング帯は360°未満の周を有し、また駆動部材(1)から従動部材(11)へ、もしくは従動部材(11)から出力部材(2)へ、或は出力部材(2)から調節ハウジング(4)への動力伝達を行うための当接面を有していることを特徴とする調節装置。
  2. 前記調節ドライバ及びもしくはブレーキロックは、駆動部材(1)と能動的に連結された補強レバー()と、予めテンションが加えられた状態で従動部材(11)及び/もしくは調節ハウジング(4)の中空円筒状当接面(110)と少なくとも部分的に当接するループスプリング帯(31〜38)とを有していて、スプリング端部(310〜313;321〜324;330,331,342,352,362,372,380,381)が補強レバー(5,5‘;6,6’;81〜86)と能動的に連結されることを特徴とする、請求項1の調節装置。
  3. 前記補強レバー(5,5’;6,6’;81〜86)は、
    調節軸(10)まわりに遊びを持って回転でき、
    ループスプリング帯(31〜33)のスプリング端部(310〜313;321〜324;330,331)間に配置された少なくとも一つのカム(51,52;54,61)を有し、該カムは、駆動部材(1,1’)がニュートラルな所期位置から回動するに伴って、駆動部材(1,1’)によって生じる駆動トルクを伝達するために、ループスプリング帯(31〜33)を拡張させて、該ループスプリング帯を従動部材(11)の中空円筒状当接面(110)に摩擦係合状態で当接させ、
    伝達レバー(71〜74)と能動的に連結されており、該伝達レバーは、駆動部材(1,1’)の変位した位置からニュートラルな初期位置へのリセットの際に、ループスプリング帯(31〜33)に対して傾いた支持アーム(314,315;325,326;332,333)に作用し、それによって、ループスプリング帯(31〜33)が収縮して、従動部材(11)の中空円筒状当接面(110)に対するその摩擦によるロック接触が解除される、
    ことを特徴とする請求項1もしくは2に記載の調節装置。
  4. 調節軸(10)に取付けられた2つの伝達レバー(71〜74)がレバーアーム(710,720,730,740)を有し、これらのレバーアームは調節軸(10)から半径方向に突出していて、ループスプリング帯(31〜33)の傾いた支持部(314,315,325,326,332,333)と連係しており、前記伝達レバーはハウジングに固定されたストッパに当接していて、補強レバー(5、6,6’)と能動的に連結されており、
    伝達レバー(71〜74)の間にはループスプリング帯(31〜33)をリセットするために少なくとも一つのリセッティングスプリング(91〜93)が設けられており、補強レバー(5,6,6’)に連結された駆動部材(1,2’)が、リセット作用の方向に応じて、伝達レバー(71〜74)の半径方向のレバーアーム(710,720,730,740)を、ループスプリング帯(31〜33)の傾いた支持アーム(314,315;325,326,332,333)のうちの一つに対して、また補強レバー(5,6,6’)のストッパに対して押し当てる、
    ことを特徴とする請求項3の調節装置。
  5. 少なくとも一つのリセッティングスプリング(91〜93)が2つのレバー突出部(712,713,722,723,731,741)に取付けられており、これらのレバー突出部は伝達レバー(71〜74)の半径方向のレバーアーム(710,720,730,740)から延びていて、周方向に湾曲されており、またこれらのレバー突出部は一つの伝達レバー(71〜74)の半径方向のレバーアーム(710,720,730,740)から他方の伝達レバー(71〜74)の半径方向のレバーアーム(710,720,730,740)へと調節軸(10)と同心で延びていて、互いに対して位置揃えされており、さらにリセッティングスプリング(91〜93)が伝達レバー(71〜74)の半径方向のレバー(710,720,730,740)により支持されていることを特徴とする請求項4の調節装置。
  6. 補強レバー(5)は調節軸(10)まわりに設けられた長穴(50)を有することを特徴とする請求項1〜5の少なくとも一つの調節装置。
  7. 伝達レバー(71,72)は、ハウジングに固定されたストッパ(40)に対して、また補強レバー(5)の駆動部材(1)との連結ボルト(53)に対して当接する第2のレバーアーム(711,721)を有しており、さらに、リセット動の方向に応じて駆動部材(1)をリセットするために、伝達レバー(71,72)の第2のレバーアーム(711,721)の各々が、駆動部材(1)への連動のために連結された連結ボルト(53)に対して押し当てられることを特徴とする、請求項1〜6の少なくとも一つの調節装置。
  8. 2つのリセッティングスプリング(91,92)が伝達レバー(71,72)のレバー突出部(712,713;722,723)によりガイドされており、かつ伝達レバー(71,72)の半径方向の第2のレバーアームにより支持されていることを特徴とする請求項7の調節装置。
  9. 半径方向のレバーアーム(710,720)の端部には接触突部(714,724)が有り、これらの接触突部は、ループスプリング帯(31,32)をリセットするために、ループスプリング帯(31,32)の傾いた支持アーム(314,315;325,326)に対して押し当てられることを特徴とする請求項7もしくは8の調節装置。
  10. ループスプリング帯(31)の一つのスプリング端部(310,311)と、傾いた支持アーム(314,315)の端部(312,313)とはウェブ(318,319)によって互いに連結されていることを特徴とする請求項1〜9の少なくとも一つに記載の調節装置。
  11. ループスプリング帯(31)の傾いた支持アーム(314,315)はクラック連結部(314,315)を有していることを特徴とする請求項10の調節装置。
  12. 伝達レバー(73,74)の半径方向のレバーアーム(730,740)の端部には接触突部(732,742)が有り、ストッパカム(733,743)がそこから軸方向に突出して、ハウジングに固定されたストッパに当接していることを特徴とする請求項1〜6の少なくとも一つの調節装置。
  13. 2部分の補強レバー(6,6’)と、調節軸を保持する長穴(60)と、対角線方向に対向する第1の連結部材(62)とを特徴とし、前記2部分の補強レバーは、第1の補強レバー部分(6)に形成されていてループスプリング帯(32)のスプリング端部(321,322)間に配置されたカム(61)を備えており、前記第1の連結部材は第2の補強レバー部分(6’)の第2の連結部材(66)に連結されており、前記第2の補強レバー部分は調節軸(10)まわりに設けらた穴と、伝達レバー(73,74)のストッパカム(733,743)に当接する2つのストッパ(67,68)とを有している請求項12の調節装置。
  14. 前記2つの補強レバー部分(6,6’)は軸方向に互いに上下に配置されていることを特徴とする請求項13の調節装置。
  15. 第2の補強レバー部分(6‘)の面からはウェブ(63,64,65)が突出しており、該ウェブは調節ハウジング(4)に連結されたハウジングカバー(41)の周方向に位置揃えしたスロット(42,43,44)を通って突出して、レバー螺着プレート(15)のソケットスロット(18)に押し込まれており、前記レバー螺着プレートは作動レバー(1)或は作動ホイールに接続できることを特徴とする請求項13もしくは14の調節装置。
  16. 補強レバー(5’)は調節軸(10)に関して対称に配置された2つの当接面(56,57)を有し、これらの当接面は、補強レバー(5’)のループスプリング帯(33)のスプリング端部(330,331)との連結部から、補強レバー(5’)の駆動部材(1)との能動連結部に至って延びる対称軸に対して斜めに延びていて、前記当接面がループスプリング帯(33)の2つの傾いた支持アーム(332,333)の対応する端面と対向しており、また、センタリング及びリセッティングスプリング(83)のスプリング端部(830,831)が、部分的に固定されたストッパ(40)と、補強レバー(5’)と駆動部材(1)との間の能動連結部(カム55)と、ループスプリング帯(33)の突出部(334)とに対して当接することを特徴とする請求項1もしくは2の調節装置。
  17. センタリング及びリセッティングスプリング(83)は調節軸(10)に同心で取付けられたセンタリングスリーブ(91)のまわりに設けられていることを特徴とする請求項16の調節装置。
  18. 前記ブレーキロックは、
    出力側のトルクを阻止するために調節ハウジング(4)に支持された少なくとも一つのループスプリング帯(34〜48)を有し、
    ループスプリング帯(34〜48)のスプリング端部(342,352,362,372,380,381)と従動部材(11)との間に設けられた補強レバー(81〜86)を有し、これらの補強レバーは、出力側のトルクが駆動側のトルクよりも大きい場合には、調節ハウジング(4)に対する摩擦接触のためにループスプリング帯(34〜48)を拡張し、
    またループスプリング帯(34〜48)の傾いた支持アーム(341,344;351,354,362,363,382,383)もしくは従動部材(11)の第1の制御部材(111,112)に少なくとも当接する駆動爪(12,13)を有し、これらの駆動爪は、駆動側のトルクが従動側のトルクよりも大きい場合には、ループスプリング帯(34〜38)の調節ハウジング(4)に対する摩擦接触を解除する、
    ことを特徴とする請求項1〜17の少なくとも一つの調節装置。
  19. 従動部材(11)の第2の制御部材(113,114)が出力部材(2)とさらに能動連結されており、補強レバー(83,84)の中央の当接面(830,840)がループスプリング帯(36,37)の当接プレート(360,370)に当接する請求項18の調節装置。
  20. 出力部材(2)は出力レバー(20)を含んでおり、該出力レバーは補強レバー(81〜84)の間に設けられており、また調節軸(10)と同心で設けられた出力ピニオン(21)に連結されている請求項18もしくは19の調節装置。
  21. 補強レバー(81−86)は、ループスプリング帯(34〜48)の外側スプリング端部(342,352,362,372,380,381)の間に設けられた外側当接面(811,821;831,841;851,861)を有し、また、これらの外側当接面(811,821;831,841;851,861)と反対側において、出力部材(2)と当接する当接突部(812,822,834,844)もしくは円錐状の当接面(855,865)を有するクレーム18〜20の少なくとも一つの調節装置。
  22. 調節ハウジング(4)内に突出する駆動爪(12,13)もしくは従動部材(11)の制御部材(111〜114)が、補強レバー(81,82,85,86)のストッパ(813,823,854,864)及びループスプリング帯(34,35,38)の傾いた支持アーム(341,351,382,383)の当接面に当接することを特徴とする請求項18〜21の少なくとも一つの調節装置。
  23. 前記ブレーキロックは2つのループスプリング帯(34〜37)を有し、これらのループスプリング帯は、出力側のトルクを阻止するために、従動部材(11)内において軸方向に互いに位置をずらして浮遊状態で取付けられるとともに調節ハウジング(4)により支持され、これらのループスプリング帯は外側スプリング端部(32,352,362,372)が補強レバー(81〜84)の外側当接面(811,821,831,841)に押し当てられて、互いに向けて周方向にテンションを加えられており、また、補強レバー(81〜84)は当接面(810,820,830,840)が傾いたスプリング端部(341,351)に対して或はループスプリング帯(34〜37)の当接プレート(360,370)に対して当接し、また調節軸(10)に関して反対側の当接面(812,822,832,842)が出力レバー(20)に対して当接することで、中央領域において支持されており、出力が遊びのないように設定されることを特徴とする請求項18〜22のいずれか一つの調節装置。
  24. 前記ブレーキロックは少なくとも一つのスプリング部材(95〜98)により予めテンションが与えられた、互いに変位可能な2つの補強レバー(81〜84)を有することを特徴とする請求項23の調節装置。
  25. ループスプリング帯(34,35)の傾いた支持アーム(341,351;344,354)は曲がった板ばね(95)のためのソケット(343,353)を有しており、前記板ばねはループスプリング帯(34,35)の傾いた支持アーム(341,351;344,354)の好ましくは中央に支持されていて、これらを互いに連結することを特徴とする請求項24の調節装置。
  26. 前記ばね部材は、ループスプリング帯(34,35)の外側スプリング端部(342,352)に当接する補強レバー(81,82)の外側当接面(811,821)の間に取付けられた圧縮スプリング(6)からなることを特徴とする請求項24の調節装置。
  27. 前記ばね部材としてオメガ状のスプリング(97)が設けられており、該スプリングは調節軸(10)のまわりに配置されていて、そのスプリング端部がループスプリング帯の当接面(361,371)に当接して支持されていることを特徴とする請求項24の調節装置。
  28. 前記ばね部材は圧縮スプリング(98)からなっており、ループスプリング帯(36,37)の対向するストッパ肩部(364,374)に当接していることを特徴とする請求項24の調節装置。
  29. 前記出力部材(2)は、
    補強レバー(83,84)のストッパ突部(832,842)を受け入れるための溝(23,24)を有し、前記ストッパ突部はループスプリング帯(365,37)の外側スプリング端部(362,372)に当接する外側当接面(831,841)の反対側に有り、
    従動部材(11)の第2の制御部材(113,114)が当接する出力カム(22)を有している、
    ことを特徴とする請求項18〜29の少なくとも一つの調節装置。
  30. 単一のループスプリング帯(38)と2つの補強レバー(85,86)が設けられており、調節軸(10)により規定される対称軸の両側における補強レバー(85,86)の少なくとも一対の当接面(851,861,852,862,855,865)と出力部材(2)とは、前記対称軸に対して傾いた経路を有していて、出力が遊びのないように設定され、またループスプリング帯(38)が調節ハウジング(4)に対して予めテンションを加えられることを特徴とする、請求項18〜29のいずれか一つの調節装置。
  31. ループスプリング帯(38)の両側のストッパと、従動部材(11)の駆動爪(12,13)との間に少なくとも一つの共連れスプリング(991,992)が設けられていることを特徴とする請求項30の調節装置。
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