JP2007504734A - スタティックラッチ - Google Patents

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Abstract

スタティックラッチ(80)は、イネーブルの場合には、入力データ(D)及びその補データ(DN)を出力端子(100)及び相補出力端子(98)に転送され、イネーブルでない場合には、入力データ(D,DN)を出力端子(100,98)において維持する。入力データ(D,DN)は、第2及び第3のトランジスタ(86,88)をゲートし、イネーブル信号(G)は、第1のトランジスタ(90)をゲートし、この結果、ラッチ(80)がイネーブルである場合に、第1及び第2のトランジスタ(98,86)並びに第1及び第3のトランジスタ(90,88)が入力データ(D)及びその補データ(DN)を指定された出力端子(100,98)に転送し、ラッチ(80)がディスエーブルである場合に、前記入力端子(92,94)を切断し、現在の出力値(Q,QN)を維持する。

Description

本発明はスタティックラッチ(static latch)に関する。
ラッチは当技術分野において周知であり、データをバッファ即ち一時的に記憶するために頻繁に使用される。標準的なスタティックラッチは2つの状態で動作する。第1の状態において、前記スタティックラッチは、前記ラッチの入力部を対応する出力部に、及び前記ラッチの相補(complementary)入力部を対応する相補出力部に接続する。入力データ信号及びその相補型は、夫々の出力部に自由に伝播することができる。前記ラッチが第2の状態にある場合、前記ラッチは、前記ラッチの夫々の入力部を対応する出力部から切断し、前記ラッチの夫々の最後の出力状態は、対応する出力部に保持される。
しかしながら、従来のラッチは、比較的多数の構成要素を使用する。したがって、所要の半導体チップ面積及び製造コストは高い。更に、前記ラッチは、比較的多量の電力を消費する。
従来のCMOSスタティックラッチの例は、図1a及び図2に示される。
図1aのスタティックラッチ10は、4つのインバータ12、14、16及び18と、2つのトライステート(tri-state)インバータ20及び22と、3つの入出力端子24、26及び28とを有する。
第1のインバータ12は、ラッチ10に対して入力制御信号Gを運ぶ入力制御端子26として機能する入力部と、第2のインバータ14の入力部に接続される出力部30とを有する。第1のトライステートインバータ20は、ラッチ10の入力データ信号Dを運ぶデータ入力端子24として機能する入力部と、第3のインバータ16及び第4のインバータ18の入力部並びに第2のトライステートインバータ22の出力部に接続される出力部32とを有する。第3のインバータ16は、ラッチ10の出力データ信号Qを運ぶデータ出力端子28として機能する出力部を有する。第4のインバータ18は、第2のトライステートインバータ22の入力部に接続される出力部34を有する。第1のインバータ12の出力部30は、2つのトライステートインバータ20及び22の夫々の第1の制御端子にも接続される。第2のインバータ14の出力部36は、2つのトライステートインバータ20及び22の夫々の第2の制御端子に接続される。
ラッチ10がイネーブルにされる(enabled)、即ち制御端子26に供給されたイネーブル信号Gがハイであり、G=1である場合、ラッチ10は、効果的にトランスペアレント(transparent)であり、データ入力端子24に供給される入力データDは、ラッチ10の出力端子28に転送される。ラッチ10がイネーブルである間、入力データDに対する変化は、出力端子28に反映される。ラッチ10がディスエーブルにされる、即ち制御端子26におけるイネーブル信号がG=0である場合、ラッチ10は、入力データDに対する変化にかかわらず出力端子28における出力データQの現在の値を保持し、即ちラッチ10はもはやトランスペアレントではなく、データ入力端子24は、データ出力端子28から効果的に切断される。
ラッチ10は、イネーブルである場合、即ちGがハイである場合にデータ入力Dを出力端子28に転送し、ディスエーブルである場合、即ちGがローである場合、出力データQの現在の値を維持するように動作する。第1及び第2のトライステートインバータ20及び22は、ラッチ10がイネーブルである場合、入力データDが出力端子28に伝播されるようにトライステートインバータ20及び22が第3及び第4のインバータ16及び18を駆動するように、第2及び第1のインバータ14及び12によりそれぞれ生成されたイネーブル信号G及び補信号(complement)GNにより始動される。ディスイネーブルにされる場合、入力データDの値にかかわらず出力データQの値が現在の値に維持される。
第2のトライステートインバータ22及び第4のインバータ18は、第1のトライステートインバータ20がディスエーブルであり、G=0であり、即ちラッチ10がディスエーブルである場合に、出力部の現在の値を維持する保持回路を効果的に形成する。ラッチ10がイネーブルであり、G=1である場合、第1のトライステートインバータ20はイネーブルであり、入力データDを反転し、補信号DNを出力する。反転された入力データDNは、この場合、出力端子28において出力データQを与えるように第3のインバータ16により反転される。
第1のトライステートインバータ20がディスエーブルであり、G=0である場合、第1のトライステートインバータ22の出力部32はディスエーブルであり、高インピーダンス、即ち開回路が出力部32に存在する。第1のトライステートインバータ20は、効果的に切断され、第4のインバータ18は、入力データの前の値D(−1)を第2のトライステートインバータ22の入力部34に供給する。ラッチ10がディスエーブルであり、即ちGN=1である場合、第2のトライステートインバータ22は、イネーブルであり、反転された入力データの前の値DN(−1)が第2のトライステートインバータ22から出力される。これは、この場合、第3のインバータ16の入力部32に供給され、ここで、これは反転され、データ入力の前の値D(−1)がラッチ10の出力端子28において生成される。
ラッチ10がディスイネーブルであり、即ちG=0であり、したがって第1のトライステートインバータ20がディスイネーブルであり、第2のトライステートインバータ22がイネーブルである限り、入力データDの現在の値は、第2のトライステートインバータ22の入力部34に供給され、この現在の値は、入力端子24における信号Dの変化にかかわらず出力端子28において維持される。
4つ全てのインバータは、標準的なCMOSインバータであってもよい。図1bは、PMOSトランジスタ401及びNMOSトランジスタ421を有する、図1aに図示されたもののような標準的なCMOSインバータの一例を図示する。PMOSトランジスタ40及びNMOSトランジスタ42のそれぞれのゲート及びドレインは、前記インバータのそれぞれ入力端子及び出力端子を形成するために一緒に接続される。前記PMOSトランジスタのソースは、正電源レールVDDに接続され、前記NMOSトランジスタのソースは、負電源レールGNDに接続される。
図1cは、第1及び第2のPMOSトランジスタ402及び403並びに第1及び第2のNMOSトランジスタ422及び423を有する、図1aに図示されたもののような標準的なCMOSトライステートインバータの一例を図示する。前記第2のPMOSトランジスタ403及び第2のNMOSトランジスタ423の夫々のゲートは、一緒に接続され、前記トライステートインバータの入力端子を形成する。第2のPMOSトランジスタ403のソースは、正電源VDDに接続され、前記第2のNMOSトランジスタのソースは負電源GNDに接続される。
第1のPMOS及び第1のNMOSトランジスタ402及び422の夫々のドレインは、一緒に接続され、前記トライステートインバータの出力端子を形成する。前記第1のPMOSトランジスタ402のソースは、第2のPMOSトランジスタ403のドレインに接続され、第1のNMOSトランジスタ422のソースは、第2のNMOSトランジスタ423のドレインに接続される。前記第1のPMOSトランジスタのゲートは、前記トライステートインバータに対する第1の制御端子として機能し、前記第1のNMOSトランジスタのゲートは、前記トライステートインバータに対する第2の制御端子として機能する。
図1aを参照すると、このようなラッチ10が、トライステートインバータ20及び22の動作のためにイネーブル制御信号G及び補信号GNの両方を必要とすることが明らかに分かる。図1b及び図1cから容易に推定されることができるように、図1aのラッチ10は、総数16のNMOS及びPMOSトランジスタを有し、したがって、特に、電流処理性能を適合するためにPMOSトランジスタがNMOSトランジスタの物理的サイズのほぼ3倍でなければならないという事実を踏まえると、大きなセルサイズ及び高い電力消費を持つ不利点を被る。
図2は、代替的な従来のスタティックラッチを図示する。このラッチ50は、4つのインバータ52、54、56及び58と、伝送回路60と、3つの入出力端子62、64及び66とを有する。
この図2内の4つ全てのインバータ52ないし58は、図1bに図示されたタイプの標準的なCMOSインバータであってもよい。インバータ52及び54は、図1aの夫々のインバータ12及び14に対応する。
伝送回路60は、一緒に接続された夫々のドレイン端子及びソース端子を持つNMOSトランジスタ68及びPMOSトランジスタ70を有する。共通の前記ドレイン端子は、ラッチ50の入力データ信号Dを運ぶデータ入力端子62を形成する。共通のソース端子69は、インバータ56及び58の夫々の入力端子及び出力端子に接続される。インバータ56及び58の夫々の出力及び入力端子は一緒に接続され、ラッチ50の出力データ信号Qを運ぶデータ出力端子62を形成する。したがって、インバータ56及び58は、バックツーバック(back-to-back)様式で接続される。PMOSトランジスタ70のゲート端子は、第1のインバータ52の出力部に接続され、反転したイネーブル信号GNを受け取る。NMOSトランジスタ68のゲート端子は、第2のインバータ54の出力部に接続され、イネーブル信号Gを受け取る。
ラッチ50の伝送回路60は、イネーブルの場合、入力データDを出力端子66に伝送するように動作する。ディスエーブルの場合、前記入力データは伝送されない。ラッチ60の出力端子66に接続された入力端子と、特に伝送回路60の共通ソース端子69に接続された出力端子とを持つインバータ58は、フィードバックループを提供する。このフィードバックループは、伝送回路60がディスエーブルである場合に、出力データQの値が入力データDに対する変化に関わらず現在の値に保持されることを保証する。
しかしながら、図1aのラッチ10の場合のように、ラッチ50は、イネーブル信号G及び補信号GNの両方を必要とする。更に、トランスペアレント、即ちイネーブルである場合に伝送回路60が、伝送回路60の入力端子62から伝送回路60の共通ソース出力端子69までの直接的な経路を示す。この直接的な経路は、入力データDが状態を変化させる場合に入力データDに過剰なノイズを生じる。更に、伝送回路60は、PMOS及びNMOSトランジスタの両方を含む。PMOSトランジスタは同等なNMOSトランジスタの3倍近い大きさであるので、PMOSトランジスタの包含は、したがって、不利に所要のセル面積を増大する。図2のラッチ50が図1aのラッチ10より6つ少ないトランジスタを必要とするが、図2のラッチ50は、それでも依然として比較的大きなセル面積を必要とする。
ラッチ及びフリップフロップ等に関する他の情報は、William J. Dally, John W. Poulton, “Digital systems engineering”, 1999の12章“Latches and Flip-Flops”及び米国特許公報第5789956で見つけられることができる。
したがって、図1及び2により図示されるように、典型的なCMOSスタティックラッチにおいて、10ないし16の総数のMOSFETが使用される。各ラッチ10、50に必要とされる多数のMOSFET装置は、結果として特に大きなセル面積を生じ、これは不利点である。更に、図1及び2に図示されたラッチ10及び50から明らかなように、これらのラッチ10及び50の動作は、イネーブル信号G及び補信号GNの両方を必要とし、これは他の不利点である。したがって、これらの信号G及びGNを生成するために、4つの追加のMOSFET、即ち2つの追加のインバータ12及び14が必要とされる。
本発明の目的は、実装密度を減少し、複数のスタティックラッチを組み込む装置のセル面積を減少することである。
したがって、イネーブル信号Gの補信号GNを必要としないラッチ回路を提供することにより構成要素の数を減少することが望ましい。
本発明の目的は、本発明の一態様によると、イネーブル信号によりイネーブルにされた場合には、少なくとも1つの第1の入力データ及び前記第1の入力データの補データである第2の入力データをそれぞれの第1及び第2の出力端子に転送し、ディスエーブルにされた場合には、前記出力端子における現在の値を維持するスタティックラッチであって、前記スタティックラッチが、前記少なくとも1つの第1の入力データを受け取る少なくとも1つの第1の入力端子と、前記少なくとも1つの第2の入力データを受け取る少なくとも1つの第2の入力端子と、前記イネーブル信号を受け取る制御端子とを有し、前記イネーブル信号が第1のトランジスタをゲートし、前記少なくとも1つの第1の入力データが少なくとも1つの第2のトランジスタをゲートし、前記少なくとも1つの第2の入力データが少なくとも1つの第2のトランジスタをゲートし、この結果、前記ラッチがイネーブルである場合に、前記第1及び第2のトランジスタが前記入力データを出力ドライバを介して前記第1の出力端子に転送し、前記第1及び第3のトランジスタが前記第2の入力データを前記出力ドライバを介して前記第2の出力端子に転送し、前記ラッチがディスエーブルである場合に、前記第1及び第2の入力端子が前記出力ドライバから切断され、前記第1及び第2の出力端子における現在の値が維持されるスタティックラッチを提供することにより達成される。
前記ラッチは、したがって、イネーブル信号G及び補信号GNの両方を必要としない。構成要素の数は減少されることができ、したがって、これらのラッチを組み込む装置のセル面積を減少する。更に、本発明によるラッチは、低いクロックロード(clock load)、減少された閾値下リーク、向上された速度及び減少された電力消費を持つ。
本発明のこれら及び他の態様は、以下に記載される実施例を参照して明らかにされ説明される。
本発明の実施例は、添付図面を参照して説明される。
本発明の一実施例が、図3を参照してここで説明される。ラッチ80は、2つのインバータ82及び84と、3つのNMOSトランジスタ86、88及び90と、5つの入出力端子92、94、96、98及び100とを有する。
この図3における2つのインバータ82及び84は、図1bに図示されたタイプの標準的なCMOSであってもよい。インバータ82及び84は、図2の夫々のインバータ58及び56に対応する。
第1及び第2のトランジスタ86及び88は、一緒に接続された夫々のソース端子93を持つ。これらの共通のソース端子93は、第3のトランジスタ90のドレイン端子にも接続される。第1のトランジスタ86のドレイン端子は、前記ラッチの補データ出力信号QNを運ぶデータ出力端子98を形成する。第2のトランジスタ88のドレイン端子は、前記ラッチのデータ出力信号Qを運ぶデータ出力端子100を形成する。第3のトランジスタ90のソース端子は、負電源レールGNDに接続される。3つのNMOSトランジスタ86、88及び90は、一緒に集合的にグループ分けされ、ラッチ80に対する入力回路90を形成する。2つのインバータ82及び84は、バックツーバックの様式で前記ラッチの2つの出力端子98及び100間に接続される。第1及び第2のトランジスタ86及び88の夫々のゲート端子は、それぞれ2つのデータ入力端子92及び94に対応する。2つのデータ入力端子92及び94は、それぞれ相補的な入力データ信号D及びDNを運ぶ。第3のトランジスタ90のゲート端子は、入力制御信号Gを運ぶ入力制御端子96に対応する。
図3のラッチ80のレイアウトは、図4に示される。
図3及び図4のラッチ80の動作は、非常に単純である。制御端子96におけるイネーブル信号Gがハイである場合、前記ラッチはトランスペアレントであり、即ち夫々の入力端子92及び94における対応する相補的な入力信号D及びDNは、相補的な出力信号QN及びQを運ぶ夫々の出力端子100及び98に対して自由に伝播することができる。制御端子96におけるイネーブル信号Gがローである場合、相補的な入力信号D及びDNは、出力端子98及び100から切断される。この状態、保持状態において、ラッチ80の相補的な出力信号Q及びQNは、最新の値を保持する。この保持状態において、相補的な入力D及びDNは同時にハイであることは可能ではなく、そうでなければラッチ80の状態は壊される。
図3のラッチ80に対する真理値表が下の表1に示される。
表I.ラッチの機能的動作
Figure 2007504734
データ入力信号及び出力信号は、真(true)及び補(complementary)の両方の形式で上に示される。もちろん、理解されることができるように、ラッチ80が前記保持状態にある、即ちイネーブル信号G=0である場合、D及びDNにおける同時のハイレベルは、実際には、避けられる。そうでなければラッチ80の状態が失われる。
前記ラッチの状態は、出力端子98及び100のいずれかにおいて論理‘0’を強要することにより変化する。この原理はしばしばSRAMメモリセルで使用される。
本発明の実施例によると、ラッチ80が保持状態にある場合、即ちラッチ80がディスエーブルである場合に相補的な入力信号D及びDNが決して同時にハイにならないことを保証することは、少なくとも2つの方法で保証されることができ、相補的な入力信号D及びDNが、他の以前のラッチセルの相補的な出力端子に接続されるか(図5を参照して以下により詳細に説明される)、又は2つの相補的な入力信号D及びDNが、図7を参照して以下により詳細に説明される入力段の用いてシングルレール信号D’から算出される。
図1aに示される従来のラッチ10に対する本発明の7トランジスタラッチ80の比較は、下の表IIに与えられる。
表II 図1aの従来のラッチに対する図3の提案されたラッチの比較
Figure 2007504734
上の表IIから明らかなように、本発明の好適実施例によるラッチ80のサイズは、図1aの従来のトライステートインバータラッチ10に対して大幅に改良されている。このサイズは約75%減少されている。表IIにリストされた比較で実行された遅延測定に関して、夫々のラッチ80の2つは、図5に示されるように直列に接続された。表IIの結果は、遅延を165psから125psに減少する大幅な改良が達成されたことを示す。入力データ端子92及び94並びに入力制御端子96の容量も従来のトライステートインバータラッチ10のものより大幅に小さい。他の大幅な改良は、ラッチ80の電力消費を減少することで達成されている。表IIにおける結果は、クロックのみ、並びにデータ及びクロックで消費された減少されたエネルギを示す。
本発明の実施例によるラッチ80は、特にFIFOモジュールで有用である。このようなFIFOは、他の信号処理に向かう途中である場合に中間データを記憶するためにデジタルなシステムオンチップ(system-on-a-chip)で使用される。例えばMOUSETRAP FIFO Montek Singh及びSteven M. Nowick, “MOUSETRAP:Ultra-High-Speed Transition-Signaling Asynchronous Pipelines”, IEEE ICCD 2001コンセプト内に開示されているように、クロック信号が自己タイミング型回路(self-timed circuit)を用いて生成される場合、本発明の実施例によるラッチ80を有するFIFOは、グローバルクロック信号の存在無しでも実現されることができる。前記MOUSETRAP FIFOは非同期性であり、したがって読み取り及び書き込みは同時に起こる必要がない。したがって、前記MOUSETRAP FIFOは、クロックドメインクロッシング(clock domain crossing)における完璧な記憶バッファである。本発明の好適実施例のラッチ80を組み込むMOUSETRAP FIFOは、状態要素の非常に効率的な実施である。改良された効率性は、本発明の実施例のラッチ80の小さなセルサイズと、イネーブル信号Gの唯一の極性が動作のトランスペアレント及び保持モードに対して必要とされるという事実とによる。図1a及び図2に示されるように、典型的なラッチ10、50は、イネーブル信号G及びその補信号GNの両方を必要とする。
更に、本発明における実施例によるラッチ80は、夫々のトランジスタのスイッチをオンにするために1つのトランジスタ閾値電圧Vtを超えるのにラッチ80に対する入力信号D、DN及びGのみが必要とされるので、低電圧、即ち3ボルト以下の環境で使用されることができるという利点を持つ。
図5は、単純なシフトレジスタ110を形成するために機能的に接続された図3に図示されたタイプの第1及び第2のラッチ801及び802のチェーンを示す。ここで説明の目的で、2つのラッチ801及び802が示されているが、如何なる数Nのラッチ80が任意の長さのチェーンに対して接続されてもよいと理解されることができる。したがって、特に、ラッチ80Nの制御に依存するシフトレジスタ及びFIFOが実現されることができる。
ラッチ801及び802の夫々は、相補的なデータ入力端子と、相補的なデータ出力端子と、単一の入力制御端子とを有する。
第1のラッチ801は、夫々の相補的な入力データ信号D1及びDN1を夫々の相補的なデータ入力端子112及び114で受け取り、夫々の相補的な出力データ信号Q1及びQN1を夫々の相補的なデータ出力端子116及び118に供給する。第2のラッチ802は、夫々の相補的な入力データ信号D2及びDN2を夫々の相補的なデータ入力端子116及び118で受け取り、夫々の相補的な出力データ信号Q2及びQN2を夫々の相補的なデータ出力端子120及び122に供給する。第1のラッチ801の相補的なデータ出力端子116及び118は、第2のラッチ802の相補的なデータ入力端子116及び118に直接的に接続され、したがってこれらを形成する。したがって、第1のラッチ801の相補的な出力データ信号Q1及びQN1は、第2のラッチ802の相補的な入力データ信号D2及びDN2として機能する。
図6の波形に示されるように、第1のラッチ801の相補的な入力データ信号D1及びDN1は、前記レジスタにより第2のラッチ802の相補的なデータ出力端子120及び122に向けてシフトされる。
図6において、シフトレジスタ110の応用例に対応する様々な波形が示されている。シフトレジスタ110の動作は、前記チェーン内の偶数のラッチのイネーブル信号Gが奇数のラッチの補信号である場合に実現される。したがって、このような実現において、前記チェーン内の連続したラッチ801及び802の対は、マスタ/スレイブ・フリップフロップを形成する。
ラッチ80のデータ出力信号Q及びQNが決して同時にハイになることがないことに注意する。これは、インバータ遅延後に一方のデータ入力端子が論理‘1’に変化する前に他方のデータ入力端子において論理‘0’への遷移を必要とするので、常に当てはまる。
ラッチ80が保持状態、即ちG=0である場合、入力データD及びその補データDNは、両方とも同時にハイになると前記ラッチのコンテンツを崩壊させるので、D=1且つDN=0からD=0且つDN=1に切り替えるときに両方とも同時にハイではないことが必要である。図5に図示されるように、本発明の好適実施例のラッチ80が直列に接続される場合、D=1且つDN=1は決して生じない。しかしながら、D=1且つDN=1が前記チェーン内の第1のラッチ801に対して生じないことを保証することは必要である。
この理由により、図7で与えられた回路は、本発明の好適実施例のラッチ80と共に使用されることができる。図7の回路は、モノレールデータ入力信号D’を2つのデュアルレール符号化信号に変換する単純な変換回路130である。図7の回路の波形トレースは、図8に与えられる。
変換回路130は、インバータ132と、PMOSトランジスタ134と、NMOSトランジスタ136と、3つの入出力端子138,140及び142とを有する。
この図7におけるインバータ132は、図1bに図示されたタイプの標準的なCMOSインバータであってもよい。PMOSトランジスタ134は、入力データ信号D’を運ぶ前記変換回路の入力データ端子138に接続されたソース端子と、NMOSトランジスタ136のドレイン端子に接続されたドレイン端子とを有する。PMOSトランジスタ134及びNMOSトランジスタ136の共通のドレイン端子は、前記変換回路の出力データ端子142を形成し、出力データ信号Qを運ぶ。PMOSトランジスタ134のゲート及びNMOSトランジスタ136のソースは、負電源レールGNDに接続される。インバータ132の入力部は、前記変換回路の入力データ端子138に接続される。インバータ132の出力部は、NMOSトランジスタ136のゲート端子に接続され、相補出力データ信号QNを運ぶ前記変換回路の出力データ端子140を形成する。
変換回路130は、入力データ端子138におけるシングルデータ入力信号D’を夫々の出力データ端子142及び140におけるデュアルデータ出力信号Q及びQNに変換するように動作し、データ出力信号の一方QNは、他方Qの反転であり、図8に図示されるようにデータ入力信号D’の反転である。
図9は、本発明のラッチ80の代替実施例を図示し、ここでラッチ80の本実施例80’の状態を変更するために図3のプルダウンネットワークの代わりにプルアップ回路が使用される。
図9のラッチ80’は、2つのインバータ150及び152と、5つの入出力端子154,156,158,160及び162と、3つのPMOSトランジスタ164、166及び168とを有する。
この図9における2つのインバータ150及び152は、図1bに図示されたタイプの標準的なCMOSインバータであってもよい。インバータ150及び152は、図3の夫々のインバータ82及び84に対応する。
図9を参照すると、第1及び第2のPMOSトランジスタ164及び166は、一緒に接続された夫々のソース端子163を持つ。これらの共通のソース端子163は、第3のPMOSトランジスタ168のドレイン端子にも接続される。第1のトランジスタ164のドレイン端子は、前記ラッチの相補データ出力信号QNを運ぶ出力端子160を形成する。第2のPMOSトランジスタ166のドレイン端子は、前記ラッチのデータ出力信号Qを運ぶ出力端子162を形成する。第3のPMOSトランジスタ168のソース端子は、正電源レールVDDに接続される。2つのインバータ150及び152は、前記ラッチの2つの出力端子160及び162間にバックツーバックの様式で接続される。第1及び第2のPMOSトランジスタ164及び166の夫々のゲート端子は、それぞれ2つのデータ入力端子154及び156に対応する。2つのデータ入力端子154及び156は、それぞれ相補的な入力データ信号D及びDNを運ぶ。第3のPMOSトランジスタ168のゲート端子は、図3におけるイネーブル信号Gの補信号である制御信号GNを運ぶ入力制御端子158に対応する。
図9のラッチ80’の動作は、図3に示されたラッチ80のものと同様である。しかしながら、ラッチ80’のこの特定の実施例において、D=0及びDN=0は同時に生じてはならないか、又はラッチ80’のコンテンツは壊され、GN=0の場合にラッチ80’はトランスペアレント、即ちイネーブルになる。
本発明の他の代替実施例は、図10に示される。
このラッチ80’’の実施例において、図3のラッチ80は、図3に示されたタイプの2つの入力回路991及び992を含むように適合されている。図10を参照すると、夫々の入力回路991及び992は、入力信号及び制御信号の2つのセット、夫々D1、DN1及びG1並びにD2、DN2及びG2を持つ。単純のため、2つの入力回路991及び992のみが図示されているが、如何なる数Nの入力回路99でも実現されることができることが理解されることができる。2つの入力回路991及び992の夫々の相補的なデータ出力端子は夫々一緒に接続され、夫々相補的なデータ出力信号QN及びQを運ぶ、バックツーバックのインバータ82及び84が接続された、共通の相補的なデータ出力端子98’及び100’を形成する。
ラッチ80’’の本実施例において、NMOSトランジスタのプルダウンネットワークが図3のように使用されるが、もちろんこのラッチ80’’が図9に示されるようなPMOSトランジスタ164、166及び168のプルアップネットワークを用いて実現されることができることは理解されることができる。
図11は、ブーリアン関数を実行する本発明の実施例によるスタティックラッチの応用例を図示する。この模範的実施例において、イネーブル信号G=1の場合、A且つBである。
図11のスタティックラッチAND回路180は、2つのインバータ182及び184と、5つのNMOSトランジスタ186,188,190,192及び194と、5つの入出力端子196,198,200,202及び204とを有する。
この図11における2つのインバータ182及び184は、図1bに図示されるタイプの標準的なCMOSインバータであってもよい。インバータ182及び184は、図3の夫々のインバータ82及び84に対応する。
第1、第2及び第3のNMOSトランジスタ186,188及び190は、夫々互いに直列に接続される。第4及び第5のNMOSトランジスタ192及び194は、夫々互いに並列に接続される。
第1のNMOSトランジスタ186のドレインは、2つのインバータ184及び182の夫々の入出力端子に接続され、相補データ出力信号QNを運ぶスタティックラッチAND回路180の相補データ出力端子206を形成する。第2のNMOSトランジスタ188のドレインは、第1のNMOSトランジスタ186のソースに接続される。第3のNMOSトランジスタ190のドレイン210は、第2のNMOSトランジスタ188のソースに接続される。第3のNMOSトランジスタ190のソースは、負電源レールGNDに接続される。
夫々の第1及び第2のNMOSトランジスタ186及び188のゲートは、夫々スタティックラッチAND回路180のデータ入力端子196及び198を形成し、夫々データ入力信号A及びBを運ぶ。第3のトランジスタ190のゲートは、制御入力信号Gを運ぶスタティックラッチAND回路180の制御入力端子204を形成する。
第4及び第5のNMOSトランジスタ192及び194のドレインは、2つのインバータ182及び184の夫々の入出力端子に接続され、データ出力信号Qを運ぶスタティックラッチAND回路180のデータ出力端子208を形成する。第4及び第5のNMOSトランジスタ192及び194のソースは、両方とも第3のNMOSトランジスタ190のドレイン210に接続される。
夫々の第4及び第5のNMOSトランジスタ192及び194のゲートは、夫々スタティックラッチAND回路180の相補データ入力端子202及び204を形成し、夫々相補データ入力信号AN及びBNを運ぶ。
図12は、本発明の実施例による2つの単純なシフトレジスタ1101及び1102のチェーンを図示する。
図5に図示されたタイプの第1及び第2のシフトレジスタ1101及び1102のチェーンは、機能的に接続されて4ラッチシフトレジスタ220を形成する。ここで説明の目的で、2つのシフトレジスタ1101及び1102が示されているが、如何なる数Nのシフトレジスタ110が任意の長さのチェーンに対して接続されてもよいことが理解されることができる。
シフトレジスタ1101及び1102の夫々は、相補的なデータ入力端子と、相補的なデータ出力端子と、デュアル制御端子とを有する。
第1のシフトレジスタ1101は、夫々の相補的な入力データ信号D及びDNを夫々の相補的なデータ入力端子222及び224において受け取り、夫々の相補的な出力データ信号を夫々の相補的なデータ出力端子において供給する。第2のシフトレジスタ1102は、相補的なデータ出力端子226及び228から夫々の相補的な出力データ信号を相補的な入力データ信号として受け取り、夫々の相補的な出力データ信号Q及びQNを夫々の相補的なデータ出力端子230及び232において供給する。したがって、第1のシフトレジスタ1101の相補的な出力データ信号は、第2のシフトレジスタ1102の相補的な入力データ信号として機能する。シフトレジスタ1101及び1102の夫々は、夫々のデータ制御信号G1及びG2を夫々のデータ制御端子234及び236において受け取る。
図12の回路は、データ制御信号G1及びG2の波形が重複しないパルスである場合に2ビットシフトレジスタのように動作する。このように、夫々のシフトレジスタ1101及び1102内のラッチの各対は、マスタ/スレイブ・フリップフロップを形成する。
本発明の実施例のラッチを使用して、大幅に小さいシフトレジスタの実装が実現されることができる。
図13を参照すると、図12に示された回路の更に小さな実装が実現されることができる。前記チェーンの各シフトレジスタ1101、1102は、シフトレジスタ1101及び1102を有する前記ラッチの入力制御端子が、夫々の入力データ制御信号G1ないしG4を運ぶ4つの夫々のデータ制御端子234,235,236及び237に接続されることを除いて図12のチェーンと同じ態様で相互接続される。これらのイネーブル入力制御信号G1ないしG4は重複しないパルスであり、各パルスは、1つのパルスが前のパルスの後に生じるように伝えられる。この特定の実装は、前記チェーンにおいて3ビットごとに1つのスレイブラッチのみを提供する。
本発明の装置の好適実施例が添付図面に図示され、上述の詳細な説明に記載されているが、本発明は、開示された実施例に限定されないが、しかしながら請求項に記載される本発明の範囲から外れることなく多くの変形例、修正例が可能であると理解される。
従来のスタティックラッチの一例の概略図を図示する。 従来のスタティックラッチの一例の概略図を図示する。 従来のスタティックラッチの一例の概略図を図示する。 従来のスタティックラッチの他の例の概略図を図示する。 本発明の一実施例によるラッチの概略図を図示する。 図3のラッチのレイアウトを図示する。 直列に接続された本発明の実施例による2つのラッチを有するシフトレジスタを図示する。 図5に示されるシフトレジスタに対する波形を図示する。 シングルレールデータ信号を本発明の実施例によるラッチに対して適切なデュアルレール信号に変換する回路を図示する。 図7のシングル/デュアルレール変換回路の波形を図示する。 本発明の代替実施例の概略図である。 本発明の他の代替実施例の概略図である。 論理関数を実施する本発明のラッチの概略図である。 本発明のラッチを有するシフトレジスタを図示する。 本発明のラッチを有する代替的なシフトレジスタを図示する。

Claims (14)

  1. イネーブル信号によりイネーブルにされた場合には、少なくとも1つの第1の入力データ信号及び前記第1の入力データ信号の補信号である第2の入力データ信号を夫々の第1の出力端子及び第2の出力端子に転送し、イネーブルにされていない場合には、前記出力端子におけるデータの現在の値を維持するスタティックラッチであって、
    前記少なくとも1つの第1の入力データ信号を受け取る少なくとも1つの第1の入力端子と、
    前記少なくとも1つの第2の入力データ信号を受け取る少なくとも1つの第2の入力端子と、
    イネーブル信号を受け取る制御端子と、
    を有するスタティックラッチにおいて、
    前記イネーブル信号が第1のトランジスタをゲートし、前記少なくとも1つの第1の入力データが少なくとも1つの第2のトランジスタをゲートし、前記少なくとも1つの第2の入力データが少なくとも1つの第3のトランジスタをゲートし、この結果、前記ラッチがイネーブルである場合に、前記第1のトランジスタ及び前記第2のトランジスタが、前記第1の入力データ信号を出力ドライバを介して前記第1の出力端子に転送し、前記第1のトランジスタ及び前記第3のトランジスタが、前記第2の入力データ信号を転送し、前記ラッチがイネーブルにされていない場合に、前記第1の出力端子及び前記第2の出力端子における前記現在の値が維持されるように前記出力ドライバから切断されるスタティックラッチ。
  2. 前記出力ドライバが、前記第1の出力端子及び前記第2の出力端子にかけてプルアップネットワークを有する、請求項1に記載のスタティックラッチ。
  3. 前記出力ドライバが、前記第1の出力端子及び前記第2の出力端子にかけてプルダウンネットワークを有する、請求項1に記載のスタティックラッチ。
  4. 前記プルアップネットワークが、並列に接続された第1のインバータ及び第2のインバータを有し、前記少なくとも1つの第2のトランジスタのドレインが、前記第1のインバータの入力部及び前記第2のインバータの出力部に接続され、前記少なくとも1つの第3のトランジスタのドレインが、前記第1のインバータの出力部及び前記第2のインバータの入力部に接続される、請求項2に記載のスタティックラッチ。
  5. 前記プルダウンネットワークが、並列に接続された第1のインバータ及び第2のインバータを有し、前記少なくとも1つの第2のトランジスタのドレインが、前記第1のインバータの入力部及び前記第2のインバータの出力部に接続され、前記少なくとも1つの第3のトランジスタのドレインが、前記第1のインバータの出力部及び前記第2のインバータの入力部に接続される、請求項3に記載のスタティックラッチ。
  6. 前記第1のインバータ及び前記第2のインバータが、第1の導電性タイプのトランジスタと、第2の導電性タイプのトランジスタとを有する、請求項4又は5に記載のスタティックラッチ。
  7. 前記第1のトランジスタ、前記第2のトランジスタ及び前記第3のトランジスタが、第1の導電性タイプである、請求項1ないし6のいずれか一項に記載のスタティックラッチ。
  8. 前記第1の導電性タイプのトランジスタが、NMOS電界効果トランジスタであり、前記第2の導電性タイプのトランジスタが、PMOS電界効果トランジスタである、請求項7に記載のスタティックラッチ。
  9. 請求項1ないし8のいずれか一項に記載のラッチを有する双安定メモリセル。
  10. 請求項1ないし8のいずれか一項に記載の複数のラッチを有するシフトレジスタ。
  11. 請求項1ないし8のいずれか一項に記載の複数のラッチを有するメモリ装置。
  12. 請求項1ないし8のいずれか一項に記載の複数のラッチを有するフリップフロップ。
  13. 請求項1ないし8のいずれか一項に記載のスタティックラッチと、前記少なくとも1つの第1の入力データを前記少なくとも1つの第1の入力データ及び前記少なくとも1つの第2の入力データを有する少なくとも1つのデュアル入力データ信号に変換する変換回路とを有するスタティックラッチ回路。
  14. 集積回路上に形成された請求項1ないし8のいずれか一項に記載の複数のスタティックラッチ回路。
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