JP2007336270A - 情報通知装置および携帯通信端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子機器に予め通知するように設定されている情報を受信し、その情報を情報通信端末に通知する情報通知装置を提供する。
【解決手段】情報通知装置は、電子機器から情報を受信する(S700)。情報を受信すれば(S702、Yes)、端末iについて通信可能か調べる(S706)。通信可能ならば、端末iへ情報を通知する(S708)。通信不可能ならば、機器情報バッファに受信した情報を書き込む(S710)。この処理を全ての端末に対して行なう。以上により、情報通知装置から端末に情報が通知される。
【選択図】図7

Description

本発明は、電子機器および携帯通信端末と通信できる装置に関する。特に、据置型の電子機器から受け取った情報を、携帯通信端末に通知する装置に関する。
近年、ブロードバンド回線の普及やデジタル放送などにより、家庭内ネットワークはPC(Personal Computer)だけでなく、家電機器も含めたものに拡大している。
特許文献1では、番組記録システムが示されている。この番組記録システムによれば、利用者は、無線電話を使って、外出先からでも番組の確認および番組の記録予約ができる。たとえば、利用者は、録画予約用サイトから携帯端末に与えられた番組ガイド情報によって、放送される番組が確認できる。さらに、利用者が番組を指定すると、録画予約用サイトから携帯端末にその番組の予約情報が送られる。この予約情報をもとに、利用者はビデオテープレコーダなどの録画装置に記録予約することができる。
特許文献2では、映像音声信号の記録機能を有する携帯端末が示されている。この携帯端末は、予約情報に基づく映像音声信号の記録を実行する前に、端末自身の状態を利用者に知らせることができる。たとえば、端末は、端末自身の状態として、記録領域の空き容量や、バッテリの残存容量を算出する。容量が不足していれば、利用者に容量が不足していることを通知する。したがって、利用者は事前に必要な処置を取ることができる。
特許文献3では、電話の加入者管理装置が示されている。この加入者管理装置によれば、携帯端末が通信できない無効の状態にあった着信でも、利用者は着信を把握できる。たとえば、着端末が通話圏外などのために通話ができなかったとき、加入者管理装置はその着信を記憶する。そして、着端末が通話可能になったことを加入者管理装置が判別すると、記憶していた着信を着端末に通知する。
特開2001−145140号公報 特開2005−236890号公報 特開2002−204475号公報
上述のように、特許文献1では、携帯端末から録画装置に記録予約できる。さらに、特許文献2では、記録予約ができないときは利用者に通知される。しかしながら、これらの場合では、正常に録画された場合は利用者に通知されない。このため、利用者は記録予約をしても見忘れてしまうことがある。
また、特許文献3では、着端末が無効の状態にあった着信が、加入者管理装置によって通知される。しかしながら、固定電話のような加入者電話において、利用者が不在であったために受けることができなかった着信は、加入者管理装置から通知することはできない。加入者電話には正常に着信しているため、加入者管理装置はその着信を記憶しないからである。
本発明は、上述のような問題を解決するためになされたものであって、その目的は、電子機器に予め通知するように設定されている情報を、携帯通信端末に通知する情報通知装置を提供することである。
本発明の1つの局面に従うと、情報通知装置であって、据置型の電子機器と通信し、かつ、携帯通信端末と無線通信するための通信部と、予め携帯通信端末に通知するための情報として設定されている、電子機器からの通知情報を記憶するための記憶部と、通信部と記憶部とを制御する制御部とを備え、制御部は、携帯通信端末が無線通信可能な状態であることを判断する判断手段と、電子機器からの通知情報を受信し、携帯通信端末が無線通信可能な状態でないとの判断手段の判断に応じて、受信した通知情報を記憶部に書き込むための書き込み手段と、携帯通信端末が無線通信可能な状態であるとの判断手段の判断に応じて、電子機器からの通知情報を、携帯通信端末に通知するように通信部を制御するための通信制御手段とを含む。
好ましくは、記憶部は、電子機器と、電子機器からの通知情報を通知すべき携帯通信端末の識別情報との第1の関連付けを記憶し、通信制御手段は、電子機器からの通知情報を第1の関連付けに基づいた携帯通信端末に通知するように通信部を制御する。
好ましくは、通信制御手段は、通信部が、携帯通信端末からの通知情報に対する応答を受信しなかったとき、応答を返さなかった携帯通信端末に対し、繰り返して通知情報を送信するように通信部を制御する。
好ましくは、書き込み手段は、記憶部が、電子機器からの通知情報を保持している場合であって、通信部が電子機器から通知情報を受信したとき、受信した通知情報を保持している通知情報に追加して書き込む。
好ましくは、書き込み手段は、記憶部が、電子機器からの通知情報を保持している場合であって、通信部が電子機器から通知情報を受信したときに、受信した通知情報と保持している通知情報の一部を置き換えて書き込む。
好ましくは、記憶部は、電子機器と、電子機器からの通知情報を記憶部に追加して書き込むか、置き換えて書き込むかの第2の関連付けを記憶し、書き込み手段は、電子機器からの通知情報を第2の関連付けに基づいて記憶部に書き込む。
本発明の他の局面に従うと、情報通知装置から送信される通知情報を受信する携帯通信端末であって、情報通知装置と無線通信するための通信部と、通信部を制御するための制御部とを備え、制御部は、情報通知装置が無線通信可能な状態であることを判断する判断手段と、情報通知装置が無線通信可能な状態であるとの判断手段の判断に応じて、情報通知装置に対して、情報通知装置が保持する通知情報を要求する信号を送信するように通信部を制御するための通信制御手段とを含む。
本発明によれば、情報通知装置は、電子機器からの予め設定された通知情報を携帯通信端末に送信することができる。これにより、携帯通信端末のユーザは、通知情報を知ることができる。したがって、ユーザは、通知情報から電子機器がどのような状態にあるのかが分かりる。また、電子機器に対するユーザの注意が喚起される。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについては詳細な説明は繰り返さない。
[実施の形態1]
本実施の形態では、家電機器を収容する主装置と、主装置と無線通信できる携帯端末とからなる家庭内ネットワークシステムを考える。主装置は、家電機器から受け取った機器情報を携帯端末に無線で通知することができる。この際、主装置は、端末が通信可能な圏内にいないと判断すれば、家電機器の情報を機器情報バッファに書き込む。そして、端末が通信可能な圏内に入ったと判断すれば、機器情報バッファに書き込んだ情報を端末に通知する。これにより、携帯端末のユーザは、機器情報から家電機器の状態を確実に知ることができる。なお、家電機器は、据置型の電子機器であってもよい。また、本ネットワークシステムは、家庭内に限らず、オフィスなどでも実施できる。
図1は、実施の形態1における家庭内ネットワークシステム100の構成を示す概略図である。
図1を参照して、実施の形態1における家庭内ネットワークシステム100について説明する。本システムは、主装置1と、テレビ12、録画装置14、および留守番IP(Internet Protocol)電話機16などの家電機器と、端末10A、および端末10Bとを主要部として構成されている。
主装置1は、端末10Aおよび端末10Bと無線通信することができる。また、主装置1は、インターネット20や公衆網30と接続されている。これにより、主装置1は家庭外の機器と通信できるが、必ずしも外部ネットワークに接続されている必要はない。
図2は、主装置1の機能ブロック図である。
図2を参照して、主装置1の構成について説明する。主装置1は、システム全体を制御するシステム制御部200と、システム制御部200に制御される、公衆網回線制御部210と、WAN(Wide Area Network)側通信制御部220と、LAN側通信制御部230と、無線制御部234と、機器情報バッファ240と、設定情報記憶部250と、U/I(User Interface)制御部260と、音声処理部270とを主要部として構成される。
システム制御部200は、内蔵する記憶部(図示しない)に予め格納されているデータに基づいて、所定の処理を実行する。
公衆網回線制御部210は、公衆網回線と接続するためのモジュラジャックなどの公衆網インタフェース212を持つ。これにより、家庭内ネットワークシステム100に収容される電話機(図示しない)で公衆網30へ接続することができる。
WAN側通信制御部220は、インターネットなどの外部ネットワークと接続するためのWANインタフェース222を持つ。これにより、LAN内のPC(図示しない)等でインターネット20に接続することができる。
LAN側通信制御部230は、有線LANインタフェース232、または無線LANインタフェース236を介してLAN側に設置される機器と主装置1と行なう通信を制御する。無線LANは、無線制御部234によって制御される。なお、無線通信として、ここでは無線LANを挙げたが、BluetoothやHomeRF(Home Radio Frequency)などの短距離無線通信を利用してもよい。
図1において、テレビ12、録画装置14、および留守番IP電話16などの家電機器、および端末10A,10Bは、LAN側に設置されている。この他にも、テレビドアホンアダプタ、音声端末、映像端末などをLAN側に設置して主装置1と通信することができる。
図2に戻って、機器情報バッファ240は、家電機器からの情報を各端末に送信できない場合に、情報を保持しておくためのバッファである。
設定情報記憶部250は、家庭内ネットワークシステム100の各種設定情報、たとえば、端末と通信を行なうための情報などを記憶する。
U/I制御部260は、家庭内ネットワークシステム100の各種設定を行なうためのインタフェースを制御する。一般的には、HTTPサーバが該当する。このHTTPサーバは、キーや表示部を搭載していない。ユーザは、LAN側に設置されている、PC(図示しない)のブラウザにより各種設定を行なう。
音声処理部270は、家電機器の情報に音声処理を行ない、ユーザに音声で情報を通知する。
図3は、テレビ12の機能ブロック図である。
図3を参照して、テレビ12の構成について説明する。テレビ12は、テレビ12全体を制御する制御部300と、制御部300によって制御される、チューナ310と、映像表示処理部320と、キー操作部330と、設定情報記憶部340と、予約情報記憶部350と、タイマー360と、LAN側通信制御部230とを主要部として構成される。
制御部300は、内蔵する記憶部(図示しない)に予め格納されているデータに基づいて、所定の処理を実行する。
チューナ310は、アンテナ312より受信したテレビ放送の電波のうち、ユーザによって選局されたテレビ放送の電波を信号復調部314に与える。信号復調部314は、テレビ放送の電波から映像信号を復調する。
映像表示処理部320は、復調された映像信号に対して信号変換処理を行なう。表示部322は、映像表示処理部320から受信した映像を表示する。
キー操作部330によって、ユーザはチャンネル、音量、タイマー予約、およびその他各種設定などを行なう。
設定情報記憶部340は、チャンネル、音量、およびその他各種設定を記憶する。また、設定情報記憶部340には主装置1に送信する情報の種類が予め設定されている。
予約情報記憶部350は、ユーザが予約した情報を記憶する。
タイマー360は、予約を行なうための時計である。
テレビ12は、LAN側通信制御部230の制御により、有線LANインタフェース232を介して主装置1と通信する。設定情報記憶部340で設定されているような、端末に通知する情報を主装置1に送信する。
図4は、録画装置14の機能ブロック図である。
図4を参照して、録画装置14の構成について説明する。録画装置14は、録画装置14全体を制御する制御部400と、制御部400によって制御される、チューナ310と、アナログ/デジタル変換部410と、デジタル/アナログ変換部420と、キー操作部430と、表示部432と、設定情報記憶部440と、予約情報記憶部450と、タイマー460と、録画データ記憶部470と、LAN側通信制御部230とを主要部として構成される。
制御部400は、内蔵する記憶部(図示しない)に予め格納されているデータに基づいて、所定の処理を実行する。
アナログ/デジタル変換部410は、アンテナ312を介してチューナ310が受信したテレビ放送が、アナログ放送だった場合に、信号復調部314より与えられた映像信号をデジタル化する。受信したテレビ放送が、デジタル放送の場合には、アナログ/デジタル変換部410は不要である。
デジタル/アナログ変換部420は、制御部400から与えられた映像データをアナログ変換する。映像信号出力部422は、テレビなどの映像出力機器に再生映像を出力する。デジタル/アナログ変換部420により、映像信号出力部422にアナログテレビが接続されていても、デジタル化された映像データを表示することができる。デジタル入力対応のテレビが接続されている場合には、デジタル/アナログ変換部420は不要である。
キー操作部430によって、ユーザは、録画、再生、および録画予約などの操作を行なう。
表示部432は、録画、再生、および録画予約などの操作画面や各種設定画面を表示する。
設定情報記憶部440は、各種設定情報を記憶する。また、設定情報記憶部440には主装置1に送信する情報の種類が予め設定されている。
予約情報記憶部450は、ユーザが予約した録画情報を記憶する。
タイマー460は、予約録画を行なうための時計である。
録画データ記憶部470は、録画装置14で録画したデータを記憶する。
録画装置14は、LAN側通信制御部230の制御により、有線LANインタフェース232を介して、端末に通知する情報を主装置1に送信する。
図5は、留守番IP電話16の機能ブロック図である。
図5を参照して、留守番IP電話16の構成について説明する。留守番IP電話16は、留守番IP電話16全体を制御する制御部500と、制御部500によって制御される、デジタル/アナログ変換部510と、キー操作部530と、情報表示部532と、スピーカ534と、設定情報記憶部540と、留守録音データ記憶部570と、LAN側通信制御部230とを主要部として構成される。
制御部500は、内蔵する記憶部(図示しない)に予め格納されているデータに基づいて、所定の処理を実行する。
デジタル/アナログ変換部510は、ユーザが通話するためのハンドセット512から受けたアナログの送話音声をデジタル化する。また、IP網から受信したデジタルの受話音声をアナログ化してハンドセットに送る。
キー操作部530によって、ユーザはダイヤル操作や各種設定などを行なう。
情報表示部532は、ユーザが入力した電話番号、着信時の発信者番号、および各種設定のための設定画面や設定内容などを表示する。
スピーカ534は、着信時の呼び出し音、留守録再生音声、キー操作音、音声案内などを流す。
設定情報記憶部540は、各種設定情報を記憶する。また、設定情報記憶部540には主装置1に送信する情報の種類が予め設定されている。
留守録音データ記憶部570は、留守番設定時の相手からのメッセージや着信履歴などを記憶する。
留守番IP電話16は、LAN側通信制御部230の制御により、有線LANインタフェース232を介して、端末に通知する情報を主装置1に送信する。
図6は、端末10Aの機能ブロック図である。
図6を参照して、端末10Aの構成について説明する。なお、端末10Bは端末10Aと同じ構成である。端末10Aは、端末10A全体を制御する制御部600と、制御部600によって制御される、音声入力部620と、音声出力部630と、キー操作部640と、表示部650と、LAN側通信制御部230と、無線制御部234とを主要部として構成される。
端末10Aは、アンテナ610を介して電話網からの信号を受信する。受信した信号は、制御部600に与えられる。制御部600は、受信した信号に含まれる音声データを復号して音声出力部630に供給する。なお、音声入力部620を介して、入力された音声は、制御部600で、符号化される。そして、圧縮処理などされて、アンテナ610から送信される。
また、端末10Aは、無線LANインタフェース236を介して、主装置1と通信を行なう。制御部600は、主装置1から無線制御部234が受信した信号に対して、信号の種別判別、適切な復号処理を行なって、音声データや文字データに変換する。音声データは、音声出力部630に供給される。また、文字データは、表示部650に供給される。
なお、端末10Aは、無線LANインタフェース236を介して、自身の存在を知らせる信号を発している。主装置1の無線制御部234は、この信号を受信することで、端末と通信できるかを判断する。
キー操作部640は、ユーザがダイヤル操作を行なったり、その他端末の設定を行なったりするための、インタフェースである。
主装置1は、無線通信可能な端末のMAC(Media Access Control)アドレスなどを設定情報記憶部250に記憶している。本実施の形態において、端末10Aと端末10Bが、主装置1では、それぞれ端末1、端末2として便宜的に番号を付して扱われる。
次に、以上のような構造に基づく機器を含む家庭内ネットワークシステム100での処理について説明する。以下で説明する処理にしたがえば、主装置1は、家庭内ネットワークシステム100が収容する家電機器の情報を端末に送信することができる。この際、主装置1は、端末が通信可能な圏内にいないと判断すれば、家電機器の情報を機器情報バッファ240に書き込む。そして、端末が通信可能な圏内に入ったと判断すれば、機器情報バッファ240に書き込んだ情報を端末に通知する。
図7は、実施の形態1において、家電機器から受信した情報を端末へ送信する、または機器情報バッファへ書き込む処理の流れを示すフローチャートである。
図7を参照して、主装置1が家電機器から情報を受信し、受信した家電機器の情報を端末へ送信する場合の、主装置1が行なう処理について説明する。
ステップS700において、システム制御部200は、LAN側通信制御部230を介して、テレビ12、録画装置14、および留守番IP電話16から情報を受信する。ここでは、家電機器の状態が変化したことを示す情報などが端末に通知する情報として、各家電機器で予め設定されている。たとえば、テレビ12であれば、ユーザがセットしていたタイマー作動すれば、“タイマーON”という情報を主装置1に送る。録画装置14であれば、ユーザが予約していた番組録画が完了すれば、“録画完了”という情報を主装置1に送る。また、留守番IP電話16であれば、着信や留守録などがあれば、“着信:0312345678(相手の番号を示す)”や、着信件数などの情報を主装置に送る。なお、端末に通知するべき情報は、家電機器の製造時に設定しておいてもよいし、家電機器を購入したユーザが設定してもよい。主装置1は、家電機器の種類と通知情報とを関連付けて通知処理などを行なう。この際、家電機器に対して、機器番号を付けて管理してもよい。
ステップS702で、システム制御部200は受信情報の有無について判定する。家電機器から情報を受け取っていなければ(ステップS702にて、NO)、ステップS700に戻る。情報を受け取っていれば(ステップS702にて、YES)、システム制御部200は、端末番号を示すiを1にセットする(ステップS704)。
ステップS706では、システム制御部200は、主装置1と端末iとが通信できるかを判定する。この判定では、通信可否判断テーブルを用いる。
図8は、通信可否判断テーブルの例を示す図である。
図8を参照して、通信可否判断テーブルについて説明する。通信可否判断テーブルは、設定情報記憶部250に保持されている。通信可否判断テーブルには、端末ごとに主装置1との通信状態が示される。図8においては、たとえば、端末1は、主装置1と通信できる(つまり、主装置1の通信可能圏内にある)ことを示している。また、端末4は、主装置1と通信ができない(つまり、主装置1の通信可能圏外にある)ことを示している。通信可否判断テーブルの作成方法については、後述する。
システム制御部200が、主装置1が端末iと通信できると判断すれば(ステップS706にて、YES)、システム制御部200は、端末への情報通知処理を行なう(ステップS708)。ここで、システム制御部200は、無線制御部234に、ステップS700で受け取った情報を無線LANインタフェース236を介して端末iへ送信するよう指示する。
システム制御部200が、主装置1が端末iと通信できないと判断すれば(ステップS706にて、NO)、システム制御部200は、機器情報バッファ240に情報を書き込む(ステップS710)。
図9は、機器情報バッファ240の構成を示す図である。図9(A)は、同一のバッファに各機器の情報が混在する場合の例を示す図であり、図9(B)は、機器ごとに異なるバッファを持つ場合の例を示す図である。
図9を参照して、機器情報バッファ240について説明する。機器情報バッファ240は、情報メッセージテーブルを持つ。情報メッセージテーブルは、図9(A)のように、同一のバッファに各機器の情報が混在していてもよいし、図9(B)のように、機器ごとに異なるバッファを持っていてもよい。
情報メッセージテーブルは、カウンタ番号に対応して、家電機器の種類、家電機器から情報が送信された日時、および、通知内容などを保持している。図9(A)において、たとえば、カウンタ1が示すメッセージは、留守番IP電話から、2006年1月17日10時12分に0345678901から着信があったことを示す。図9(B)において、録画装置の情報メッセージテーブルでは、カウンタ2が示すメッセージは、2006年1月17日21時30分に録画が完了したことを示す。
機器情報バッファ240は、端末ごとに情報メッセージテーブルを持ち、システム制御部200は、端末に通知できなかった情報を対応するテーブルに書き込む。書き込んだ情報の通知方法については後述する。
図7に戻って、以上のようにして、端末iに対する処理が終わったので、システム制御部200は、iを一つ進める(ステップS712)。次いで、システム制御部200は、iが主装置1の設定情報記憶部250に登録されている端末の数n(本実施の形態では、n=2)との大小関係を判定する。システム制御部200が、iは主装置1に登録されている端末の数n以下であると判断すれば(ステップS714にて、NO)、ステップS706に戻る。
システム制御部200が、iは主装置1に登録されている端末の数nより大きいと判断すれば(ステップS714にて、YES)、システム制御部200は、終了条件を満たしているか判定する(ステップS716)。ここでは、ユーザからの終了命令がない限り、処理を続けるようにしてもよい。または、上述の処理が設定された回数に達すれば終了するようにしてもよいし、処理が開始してから一定時間経過していれば終了するようにしてもよい。
システム制御部200が、終了条件を満たさないと判断すれば(ステップS716にて、NO)、ステップS700に戻る。終了条件を満たすと判断すれば(ステップS716にて、YES)、この処理を終了する。
以上で説明した処理を行なうことで、主装置1は、家電機器から情報を受信し、受信した家電機器の情報を端末へ送信することができる。
次に、通信可否判断テーブルの作成方法、および情報メッセージテーブルに書き込んだ情報の通知方法について説明する。
図10は、主装置1が端末の通信状態を調べ、情報の通知を行なう処理の流れを示すフローチャートである。
図10を参照して、主装置1が行なう処理について説明する。主装置1は、通信可否判断テーブルを作成すると共に、情報メッセージテーブルにメッセージを保持する端末に対して、情報の通知を行なう。なお、システム制御部200は、図7が示す処理と、図10が示す処理を並行して行なう。
システム制御部200は、端末と通信可能かどうかの判断(図7、ステップS706)を、図10の処理で作成される通信可否判断テーブルに基づいて行なう。システム制御部200が、端末と通信不可能と判断し、機器情報バッファ240に書き込んだ(図7、ステップS710)情報は、図10が示す処理において通知される。
まず、ステップS1000では、システム制御部200は、設定情報記憶部250に記憶していた端末の接続情報を初期化する。たとえば、図8で示す通信可否判断テーブルにおいては、通信状態を示す状態欄を全て「通信不可」とする。
ステップS1002において、システム制御部200は、無線制御部234を介して、端末からの信号を受信する。端末は、自身の存在を知らせるための信号を頻繁に発している。無線制御部234は、無線LANインタフェース236を介して、端末からの信号を受信する。
システム制御部200が、ステップS1002で端末からの信号を受信したと判断すれば(ステップS1004にて、YES)、システム制御部200は、この端末が情報通知対象となる端末として登録されているかどうかを、設定情報記憶部250に保持する通信可否判断テーブルをもとに判定する(ステップS1006)。システム制御部200が、ステップS1002で端末からの信号を受信していないと判断すれば(ステップS1004にて、NO)、ステップS1016に進む。
そして、システム制御部200が、ステップS1002で受信した情報を送信した端末が、通信可否判断テーブルに情報通知対象となる端末として登録されていないと判断すれば(ステップS1006にて、NO)、システム制御部200は、その端末を通信可否判断テーブルに追加し、通信状態を「通信可」とする(ステップS1008)。この際、設定情報記憶部250には、その端末のMACアドレスなどの端末情報が書き込まれる。一方、システム制御部200が、受信した情報を送信した端末が情報通知対象となる端末として登録されていると判断すれば(ステップS1006にて、YES)、その端末の通信状態を「通信可」とする(ステップS1007)。
ステップS1010では、システム制御部200は、ステップS1002で受信した信号を発した端末に対する登録タイマーを初期化する。システム制御部200は、(図2において図示されない)タイマーを内蔵している。このタイマーに基づき、登録タイマーは自動的にカウントダウンされる。たとえば、ステップS1010で端末1の登録タイマーが初期化されると、その登録タイマーは、100(予め設定されている値)にセットされる。そして、100,99,98・・・のように、タイマーにしたがってカウントダウンされる。
ステップS1012では、システム制御部200は、ステップS1002で受信した信号を送信した端末に通知すべき情報があるかどうか判定する。システム制御部200は、機器情報バッファ240にある、端末ごとの情報メッセージテーブルを参照する。情報メッセージテーブルに情報があると判断すれば(ステップS1012にて、YES)、該当する端末に情報を送信するように無線制御部234に指示する(ステップS1014)。システム制御部200が、情報メッセージテーブルに情報がないと判断すれば(ステップS1012にて、NO)、ステップS1016に進む。
ステップS1016では、システム制御部200は、端末番号を示すiを1にセットする。そして、システム制御部200は、端末iの登録タイマーの値をチェックする(ステップS1018)。
システム制御部200が、登録タイマーがタイムアップしている、つまり、タイマー値がゼロになっていると判断すれば(ステップS1020にて、YES)、システム制御部は、通信可否判断テーブルに端末iを「通信不可」とする(ステップS1022)。システム制御部200が、登録タイマーがタイムアップしていないと判断すれば(ステップS1020にて、NO)、システム制御部200は、iを一つ進める(ステップS1024)。ここで、システム制御部200は、iと主装置1に登録されている端末数n(本実施の形態では、n=2)の大小関係を判定する。
システム制御部200が、iがn以下であると判断すれば(ステップS1026にて、NO)、ステップS1018に戻る。iがnより大きいと判断すれば(ステップS1026にて、YES)、終了判定を行なう(ステップS1028)。
システム制御部200は、終了条件を満たさないと判断すれば(ステップS1028にて、NO)、ステップS1002に戻る。条件を満たすと判断すれば(ステップS1028にて、YES)、処理を終了する。ここでは、ユーザからの終了命令がない限り、処理を続けるようにしてもよいし、処理回数によって終了させるようにしてもよい。
図10で示す処理によって、主装置1は、通信可否判断テーブルを作成すると共に、情報メッセージテーブルにメッセージを保持する端末に対して、情報の通知を行なうことができる。
端末10Aおよび10Bは、上記の処理によって受信した情報を、音声や文字によってユーザに通知する。たとえば、図9(A)のメッセージ4を端末が通知する場合は、端末が、音声出力部630を介して、“20時55分、録画が完了しました”のような音声による通知を行なう。または、表示部650に表示されるような文字を通知してもよい。
なお、本実施の形態では、家庭ネットワークシステム100にある端末の情報は、主装置1に予め登録されていた。また、新たに受信した信号を送信してきた端末を、情報通知対象として通信可否判断テーブルに登録し、所定時間通信不可能になれば通信可否判断テーブルの状態欄を「通信不可」とした。この際、通信可否判断テーブルからその端末の登録を削除し、再び通信可能な状態になれば、通信可否判断テーブルに情報通知対象として登録するようにしてもよい。
以上で説明したように、本実施の形態では、家庭内ネットワークシステム100が収容する家電機器の情報を、主装置1は端末に送信することができる。この際、主装置1は、端末が通信可能な圏内にいないと判断すれば、家電機器の情報を機器情報バッファ240に書き込む。そして、端末が通信可能な圏内に入ったと判断すれば、機器情報バッファ240に書き込んだ情報を端末に通知する。これにより、端末を持つユーザは、外出先から帰宅した時など、主装置1の通信可能圏内に入った時点で、家庭内にある家電機器の情報を知ることができる。したがって、ユーザは、予約録画などの予約処理の完了通知などを受けることで、注意が喚起されるため、予約処理の内容を忘れることを防ぐことができる。また、ユーザは、違う場所にある家電機器ごとに、状態をチェックしに行く必要がなくなる。
[実施の形態2]
本実施の形態では、図1で示した、主装置1と、主装置1と無線通信できる端末とからなる家庭内ネットワークシステム100を考える。本実施の形態では、主装置1に、家電機器から受け取った情報と、その情報を通知するべき端末とを、予め関連付けて記憶させておく。主装置1は、この関連付けに従い、家電機器から受け取った情報を関連付けられた端末に通知する。これにより、端末のユーザは、端末と関連付けられた情報から、家電機器の状態を知ることができる。
図11は、家電機器と端末との関連付けテーブルの例を示した図である。
図11を参照して、家電機器と端末との関連付けテーブルについて説明する。主装置1の設定情報記憶部250は、図11で示すように、家電機器(機器番号と機器種別を含む)と、その家電機器の情報を通知すべき端末とを関連付けて記憶している。家電機器には予め、種類ごとに機器番号が付されている。ここでは、たとえば、機器番号01のHD(Hard Disk)レコーダからの情報は、端末2にのみ通知されることを示す。また、機器番号02の留守番電話からの情報は、端末1,2,3,4に通知されることを示す。
ユーザは、図1において、主装置1のLAN側に設置されている、PC(図示しない)のブラウザにより、関連付けテーブルの設定を行なうことができる。
なお、図11が示す関連付けテーブルは、家電機器と端末とが関連付けられているが、情報の内容によって通知する端末を関連付けるように設定してもよい。たとえば、予め設定しておいた電話番号から着信があった場合には、端末1と3に通知する、のように関連付けて設定してもよい。
図12は、関連付けテーブルに従った情報の通知を行なう処理の流れを示すフローチャートである。
図12を参照して、家庭内ネットワークシステム100における主装置1が行なう処理について説明する。
ステップS1200において、主装置1のシステム制御部200は、LAN側通信制御部230を介して、テレビ12、録画装置14、および留守番IP電話16から情報を受信する。システム制御部200が、ステップS1200で情報を受け取っていないと判断すれば(ステップS1202にて、NO)、ステップS1200に戻る。システム制御部200が、情報を受け取っていると判断すれば(ステップS1202にて、YES)、システム制御部200は、端末番号を示すiを1にセットする(ステップS1204)。
ステップS1206では、システム制御部200は、端末iに情報の通知が必要かどうか判定する。この際、システム制御部200は、設定情報記憶部250が保持する関連付けテーブルを参照する。システム制御部200が、情報を通知する必要がないと判断すれば(ステップS1206にて、NO)、ステップS1206に進む。システム制御部200が、情報を通知する必要があると判断すれば(ステップS1206にて、YES)、システム制御部200は、端末iが通信できるかどうか判定する(ステップS1208)。
ここで、システム制御部200は、設定情報記憶部250が保持する通信可否判断テーブルを参照する。システム制御部200は、端末iと通信できると判断すれば(ステップS1208にて、YES)、システム制御部200は、無線制御部234に端末へ情報を通知するように指示する(ステップS1210)。通信できないと判断すれば(ステップS1208にて、NO)、システム制御部200は、機器情報バッファ240が保持する、端末iに対応する情報メッセージテーブルに、通知できなかった情報を書き込む(ステップS1212)。
以上のようにして、端末iに対する処理が終わったので、システム制御部200は、iを一つ進める(ステップS1214)。次いで、システム制御部200は、iと主装置1に登録されている端末の数n(本実施の形態では、n=2)の大小関係を判定する(ステップS1216)。システム制御部200が、iはn以下であると判断すれば(ステップS1216にて、NO)、ステップS1206に戻る。
システム制御部200が、iはnよりも大きいと判断すれば(ステップS1216にて、YES)、さらに、終了条件を満たしているかを判断する(ステップS1218)。終了条件は、図7で示した処理と同じように設定してもよいし、他の条件を設定してもよい。
システム制御部200が、終了条件を満たさないと判断すれば(ステップS1218にて、NO)、ステップS1200に戻る。終了条件を満たすと判断すれば(ステップS1218にて、YES)、処理を終了する。
以上で説明したように、本実施の形態では、家庭内ネットワークシステム100が収容する家電機器の情報を、予め関連付けておいた端末に通知する。これにより、端末を持つユーザは、主装置1の通信可能圏内にいれば、その端末と関連付けられた、家庭内にある家電機器の情報を知ることができる。したがって、ユーザは、予め設定しておいた、自身に関連する情報のみを受け取ることができ、注意が喚起される。
[実施の形態3]
本実施の形態では、図1で示した、主装置1と、主装置1と無線通信できる端末とからなる家庭内ネットワークシステム100を考える。本実施の形態における端末は、主装置1からの情報を受信したときに、ユーザからの応答を、主装置1に無線LANインタフェース236を介して送信することができる。ユーザは、端末のキー操作部640を介して応答を入力できる。主装置1は、機器情報バッファ240がもつ情報を端末に通知したときに、端末から受信した旨の応答がなければ、一定時間間隔で、再度通知することができる。これにより、主装置1は、機器情報をユーザに確実に知らせることができる。
図13は、再通知のための管理テーブルの例を示す図である。図13(A)は、家電機器と、再通知するための情報を関連付けたテーブルを示す図であり、図13(B)は、再通知処理を管理するときの情報メッセージテーブルを示す図である。
図13を参照して、再通知するための情報を関連付けたテーブルと再通知処理を管理するときの情報メッセージテーブル(以下、これらを総称して「管理テーブル」と呼ぶ)とについて説明する。図13(A)で示すように、主装置1の設定情報記憶部250は、家電機器(機器番号と機器種別を含む)と、その家電機器の情報を再通知するための情報とを関連付けて記憶している。再通知するための情報とは、通知回数、通知する時間間隔である。図13(A)において、たとえば、機器番号02の留守番電話からの情報に対しては、5回通知することを示している。その際の通知間隔は3分である。なお、通知回数が1回とされている機器の情報は、再通知しないことを示す。たとえば、機器番号03の家電機器3は、通知回数が1回であり、再通知しない。この場合、通知間隔欄は空(網掛け部分)とする。
図13(B)では、情報メッセージテーブルと再通知処理を管理するための情報とが関連付けられている。メッセージごとに、再通知処理を管理するための情報として、通知の残り回数、および、通知する時間を知るための通知タイマーカウンタ値が書き込まれる。なお、通知できなかった情報が情報メッセージテーブルに書き込まれる際に、図13(A)で示した管理テーブルが参照される。ここで、通知残り回数と通知間隔に応じて通知タイマーカウンタ値も書き込まれる。図13(B)では、列130は、残り通知回数を、列132は通知タイマーカウンタ値を示す。たとえば、カウンタ2が示すメッセージの残り通知回数は2回、通知タイマーカウンタ値は89である。なお、システム制御部200は、(図2において図示されない)タイマーを内蔵している。このタイマーに基づき、通知タイマーカウンタは自動的にカウントダウンされる。
また、ユーザは、図1において、主装置1のLAN側に設置されている、PC(図示しない)のブラウザにより、通知回数や通知間隔の設定を行なうことができる。
図14は、実施の形態3において、家電機器から受信した情報を端末へ送信する、または機器情報バッファへ書き込む処理の流れを示すフローチャートである。
図15は、主装置1が通信可否判断テーブルを作成する処理の流れを示すフローチャートである。
図16は、一定間隔で情報の再通知を行なう処理の流れを示すフローチャートである。
図14,15,16を参照して、主装置1が情報の再通知を行なうときの動作について説明する。主装置1は、図14,15,16に示す処理を並列に行なっている。この処理に従えば、主装置1は、情報バッファがもつ機器情報を端末に通知したときに、端末から受信した旨の応答がなければ、一定間隔で、再度通知することができる。
図14で示す処理は、図7のステップS710が、図14のステップS1410から1414に置き換わった以外は、図7と同じ処理を行なっている。そのため、図7と同様の処理についての説明は再度行なわない。ここでは、ステップS1410から1414の処理について説明する。
システム制御部200は、端末iと通信ができないと判断すれば(ステップS1406において、NO)、上述したように管理テーブルを参照して通知回数を取得する(ステップS1410)。
ステップS1412において、システム制御部200は、図13(B)のように、機器情報バッファ240に受信情報と残り通知回数kを書き込む。
次いで、ステップS1414において、システム制御部200は、初期設定として通知タイマーカウンタ値tを通知間隔として設定されている時間にセットする。なお、通知回数が1回とされている家電機器に対しては、ゼロにセットする。
以上のようにして、主装置1は、家電機器から受信した情報を端末へ送信、または機器情報バッファに書き込む処理を行なう。
図15で示す処理は、図10のステップS1012〜1014(機器情報バッファに書き込まれた情報を通知する処理)を取り除いた以外は、図10と同じ処理を行なっている。このため、ここでは同じ説明は再度行なわない。この処理に従えば、主装置1は、通信可否判断テーブルを作成する処理を行なう。
以下に、図16で示す処理について説明する。この処理に従えば、主装置1は、管理テーブルにしたがって、情報の再通知を行なう。
ステップS1602において、システム制御部200は、端末番号を示すiを1にセットする。
ステップS1604において、システム制御部200は、端末iと通信できるかどうか、通信可否判断テーブルから判定する。
システム制御部200は、端末iと通信可であると判断すれば(ステップS1604にて、YES)、機器情報バッファ240が保持する端末iの情報メッセージカウンタ値Cを読み込む(ステップS1606)。ここでは、情報メッセージカウンタ値とは、情報メッセージテーブルにあるメッセージ数を示している。たとえば、図13(B)に示す情報メッセージテーブルでは、メッセージカウンタ値は5である。
一方、システム制御部200は端末iと通信できないと判断すれば(ステップS1604にて、NO)、ステップS1635の処理に進む。
次いで、ステップS1608において、システム制御部200は、Ciがゼロかどうか判定する。ここで、Cがゼロならば、情報メッセージテーブルには通知すべき情報はないということを示す。システム制御部200は、Cがゼロでないと判断すれば(ステップS1608にて、NO)、情報メッセージテーブルのカウンタの値jを1にセットする(ステップS1610)。
一方、システム制御部200はCがゼロであると判断すれば(ステップS1608にて、YES)、ステップS1635の処理に進む。
そして、ステップS1612において、システム制御部200は、情報メッセージテーブルのカウンタjが示す情報(以下、メッセージjと呼ぶ)の通知タイマーカウンタ値tおよび残り通知回数kを読み込む。
さらに、ステップS1614において、システム制御部200は、tがゼロであるかどうか判定する。tがゼロであると判断すれば(ステップS1614にて、YES)、システム制御部200は、メッセージjを端末iに通知する(ステップS1616)。
一方、システム制御部200はtがゼロでないと判断すれば(ステップS1614にて、NO)、ステップS1632の処理に進む。
次いで、ステップS1620において、システム制御部200は、ステップS1616の情報通知が正しく実行されたかどうかを判定する。正しく通知ができなかったと判断すれば(ステップS1620にて、NO)、ステップS1632の処理に進む。
一方、正しく通知できたと判断すれば(ステップS1620にて、YES)、システム制御部200は、端末からの応答があったかを判定する(ステップS1622)。端末のユーザは、情報を確認すれば、端末のキー操作部640を介して、情報を確認した旨の応答を主装置1に送信できる。
システム制御部200は、端末からの応答があったと判断すれば(ステップS1622にて、YES)、再通知の必要はなくなるため、メッセージjを情報メッセージテーブルから削除する(ステップS1624)。
一方、端末からの応答がなかったと判断すれば(ステップS1622にて、NO)、残り通知回数kを1減らして更新する(ステップS1626)。
そして、ステップS1628において、システム制御部200は、残り通知回数kがゼロであるかどうか判定する。kがゼロであると判断すれば(ステップS1628にて、YES)、システム制御部200は、上記のようにメッセージjを情報メッセージテーブルから削除する(ステップS1624)。
一方、kがゼロでないと判断すれば(ステップS1628にて、NO)、システム制御部200は、tを通知間隔として設定されている値にセットしなおす(ステップS1630)。
以上で、メッセージjに対する通知処理が終わり、ステップS1632において、システム制御部200は、カウンタの値jに1加えて更新する。
次いで、ステップS1634において、システム制御部200は、jがCより大きいかどうか判定する。jがCi以下であると判断すれば(ステップS1634にて、NO)、まだ機器情報バッファに通知すべき情報が残っているので、上述のような通知処理を行なうため、ステップS1612の処理に戻る。
一方、jがCiより大きいと判断すれば(ステップS1634にて、YES)、システム制御部200は端末番号iに1加えて更新する(ステップS1635)。
さらに、ステップS1636において、システム制御部200は、端末番号iが情報通知対象として登録されている端末の数nよりも大きいかを判定する。iがn以下であると判断すれば(ステップS1636にて、NO)、システム制御部200は、端末iに対して通知処理を行なうため、ステップS1604の処理に戻る。
一方、iがnよりも大きいと判断すれば(ステップS1636にて、YES)、システム制御部200は、終了条件を満たしているかを判断する(ステップS1638)。終了条件は、図7で示した処理と同じように設定してもよいし、他の条件を設定してもよい。
システム制御部200が、終了条件を満たさないと判断すれば(ステップS1638にて、NO)、ステップS1602に戻る。終了条件を満たすと判断すれば(ステップS1638にて、YES)、処理を終了する。
なお、情報メッセージテーブルが図9(B)で示すような場合であっても、管理テーブルにしたがって、それぞれに再通知のための情報を関連付けて記憶させておけばよい。
以上で説明したように、本実施の形態では、主装置1は、情報バッファがもつ機器情報を端末に通知したときに、端末から受信した旨の応答がなければ、一定間隔で、再度通知することができる。これにより、主装置1は、機器情報をユーザに確実に知らせることができる。したがって、ユーザの注意が喚起され、予約録画などの見忘れを防ぐことができる。
[実施の形態4]
本実施の形態では、図1で示した、主装置1と、主装置1と無線通信できる端末とからなる家庭内ネットワークシステム100を考える。本実施の形態における主装置1は、家電機器から受け取った情報を、すでに情報を保持している機器情報バッファに新たに追加する処理を行なうことができる。さらに、すでに書き込まれている情報を新たに受け取った情報と置き換える処理を行なうことができる。また、ユーザは、PCのブラウザなどから、家電機器の種類によって、情報を追加するか置き換えるかを選択することができる。これにより、ユーザにとって受信する必要のない(古い)情報を新しい情報に置き換えることができる。したがって、ユーザは、常に最新の機器情報を知ることができる。なお、ここでいう、置き換える情報としては、たとえば、電話の着信件数などがある。
図17は、情報の追加・置き換え設定テーブルの例を示す図である。
図17を参照して、追加・置き換え処理について説明する。主装置1の設定情報記憶部250は、図17で示すテーブルのように、家電機器と、その家電機器からの情報を機器情報バッファに追加するか置き換えするかを関連付けて記憶している。「1」は、機器情報バッファに追加することを示す。一方、「2」は、機器情報バッファが保持する情報と新たに受信した情報とを置き換えすることを示す。たとえば、機器番号01のHDレコーダからの情報は、機器情報バッファに追加される。
図18は、情報の追加・置き換え処理の設定操作画面の例を示す図である。
図18を参照して、ユーザによる情報の追加・置き換えの設定の操作について説明する。ユーザは、図18に示すような表によって、情報の追加・置き換えの設定をすることができる。この操作は、主装置1に接続されたPCなどのブラウザ上で行なうことができる。たとえば、ユーザは、追加ボタンまたは置き換えボタンをマウスなどの入力インタフェースによって選択する。そして、設定ボタンを押すことで設定が決定される。
したがって、これらの設定によって、全ての通知情報を「追加」処理、「置き換え」処理、もしくは、それらの組み合わせの処理を行なうことができる。
図19は、主装置1が家電機器から情報を受信し、端末へ情報を送信する場合であって、情報の追加・置き換え処理を伴うときに、主装置1が行なう処理を示すフローチャートである。
図19を参照して、情報の追加・置き換え処理を伴うときに、主装置1の動作について説明する。図19が示す処理に従えば、家電機器の情報に対して追加・置き換え処理を行ない、予め関連付けておいた端末に通知することができる。
図19が示す処理は、図12のステップS1210がステップS1712からS1718に代わる以外は、図12の処理と同じである。図12の処理は、実施の形態2で説明したので、ここでは繰り返さない。
ステップS1712で、システム制御部200は、設定情報記憶部250が保持する、追加・置き換え設定テーブルを参照する。システム制御部200が、ステップS1700で受信した家電機器からの情報が追加設定になっていると判断すれば(ステップS1714にて、追加)、システム制御部200は、情報の追加処理を行なう(ステップS1716)。システム制御部200が、ステップS1700で受信した情報が置き換え設定になっていると判断すれば(ステップS1714にて、置き換え)、システム制御部200は、情報の置き換え処理を行なう(ステップS1718)。
以下、ステップS1716、およびステップS1718での具体的な処理について説明する。
図20は、情報の追加処理の流れを示したフローチャートである。
図20を参照して、ステップS1716で、主装置1が情報の追加を行なうときの、情報メッセージテーブルに対する処理について説明する。
ステップS1800で、システム制御部200は、情報メッセージカウンタ値を取得し、その値をCにセットする。次いで、ステップS1802で、システム制御部200は、カウンタ値Cを一つ進める。
システム制御部200は、情報メッセージテーブルのカウンタCの示す位置にステップS1700で受信した情報を書き込む(ステップS1804)。そして、情報メッセージカウンタ値にCの値を書き込み(ステップS1806)、終了する。
以上のようにすれば、情報メッセージテーブルに情報を追加することができる。
図21は、情報の置き換え処理の流れを示したフローチャートである。
図21を参照して、ステップS1718で、主装置1が情報の置き換えを行なうときの、情報メッセージテーブルに対する処理について説明する。
ステップS1900で、システム制御部200は、情報メッセージカウンタ値を取得し、その値をCにセットする。次いで、ステップS1902で、jを1にセットする。
ステップS1904で、システム制御部200は、情報メッセージテーブルのカウンタjが示す家電機器の機器番号を読み出す。システム制御部200は、ステップS1700で無線制御部234が受信した情報の持つ機器番号と、カウンタjの指す機器番号が一致しているか判定する(ステップS1906)。システム制御部200が、一致していると判断すれば(ステップS1906にて、YES)、システム制御部200は、情報メッセージテーブルのカウンタjの示す位置にある情報と、ステップS1700で受信した情報とを置き換える(ステップS1916)。一致しないと判断すれば(ステップS1906にて、NO)、システム制御部200は、jを一つ進める(ステップS1908)。
ステップS1910で、システム制御部200は、jがCより大きいかの判定を行なう。システム制御部200が、jがC以下であると判断すれば(ステップS1910にて、NO)、ステップS1906に戻る。jがCより大きいと判断すれば(ステップS1910にて、YES)、システム制御部200は、情報メッセージテーブルのカウンタjの示す位置にステップS1700で受信した情報を書き込む(ステップS1912)。つまり、情報メッセージテーブルにおいて、置き換えるべき情報がなかったので、情報を追加する処理を行なう。そして、システム制御部200は、jの値を情報メッセージカウンタ値として書き込み(ステップS1914)、処理を終了する。
以上のようにすれば、情報メッセージテーブルにある情報と受信した情報とを置き換えることができる。
以上で説明したように、本実施の形態における主装置1は、家電機器から受け取った情報を、すでに情報を保持している機器情報バッファに新たに追加する処理を行なうことができる。さらに、すでに書き込まれている情報を新たに受け取った情報と置き換える処理を行なうことができる。また、ユーザは、PCのブラウザなどから、家電機器の種類によって、情報を追加するか置き換えるかを選択することができる。これにより、ユーザにとって受信する必要のない情報を新しい情報に置き換えることができる。したがって、ユーザは、常に最新の機器情報を知ることができる。
[実施の形態5]
本実施の形態では、図1で示した、主装置1と、主装置1と無線通信できる端末とからなる家庭内ネットワークシステム100を考える。本実施の形態に係る端末10Aの制御部600は、主装置1に対して、情報の送信要求を行なうように無線制御部234に指示することができる。これにより、端末は、主装置1から送信されてくることを待つことなく、情報を取得することができる。
図22は、端末からの情報要求処理の流れを示すフローチャートである。
図22を参照して、端末10Aが行なう動作について説明する。ステップS2000で、制御部600は、主装置1が発するビーコン信号などをチェックするよう無線制御部234に指示する。制御部600が、信号を受信していないと判断すれば(ステップS2002にて、NO)、ステップS2000に戻る。
制御部600が、信号を受信したと判断すれば(ステップS2002にて、YES)、制御部600は、主装置1に機器情報を要求する信号を送信するよう無線制御部234に指示する(ステップS2004)。次いで、無線制御部234は、主装置1からの情報の受信処理を行なう(ステップS2006)。このとき、制御部600は、情報を受信したかどうかを判定する(ステップS2008)。制御部600が、情報を受信していると判断すれば(ステップS2008にて、YES)、制御部600は、表示部650に対して情報を表示する処理を行なう(ステップS2010)。または、音声出力部630を介して、音声でユーザに情報を通知してもよい。情報を受信していないと判断すれば(ステップS2010にて、NO)、ステップS2012へ進む。
ステップS2012で、制御部600は、主装置1が発する信号をチェックするよう無線制御部234に指示する。制御部600が、信号を受信したと判断すれば(ステップS2014にて、YES)、ステップS2012に戻る。受信していないと判断すれば(ステップS2014にて、NO)、制御部600は、終了条件を判定する(ステップS2016)。制御部600が、終了条件を満たさないと判断すれば(ステップS2016にて、NO)、ステップS2000に戻る。終了条件を満たすと判断すれば(ステップS2016にて、YES)、処理を終了する。ここでは、ユーザからの終了命令がない限り、処理を続けるようにしてもよいし、処理回数によって終了させるようにしてもよい。
以上で説明したように、本実施の形態に係る端末は、主装置1に対して、情報の送信要求を行なうことができる。これにより、端末は、主装置1から送信されてくることを待つことなく、情報を取得することができる。したがって、端末が通話処理などを行なっているために、主装置1から送信された情報が受信できない場合があっても、ユーザは機器情報を確実に知ることができる。なお、主装置1から送信された情報が受信できない場合は、制御部600が通話処理を行なっている場合に限られない。制御部600が端末内のアプリケーションに対する処理等を行なっているの場合であってもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
実施の形態1における家庭内ネットワークシステム100の構成を示す概略図である。 主装置1の機能ブロック図である。 テレビ12の機能ブロック図である。 録画装置14の機能ブロック図である。 留守番IP電話16の機能ブロック図である。 端末10Aの機能ブロック図である。 実施の形態1において、家電機器から受信した情報を端末へ送信する、または機器情報バッファへ書き込む処理の流れを示すフローチャートである。 通信可否判断テーブルの例を示す図である。 機器情報バッファ240の構成を示す図である。 主装置1が端末の通信状態を調べ、情報の通知を行なう処理の流れを示すフローチャートである。 家電機器と端末との関連付けテーブルの例を示した図である。 関連付けテーブルに従った情報の通知を行なう処理の流れを示すフローチャートである。 再通知のための管理テーブルの例を示す図である。 実施の形態3において、家電機器から受信した情報を端末へ送信する、または機器情報バッファへ書き込む処理の流れを示すフローチャートである。 主装置1が通信可否判断テーブルを作成する処理の流れを示すフローチャートである。 一定間隔で情報の再通知を行なう処理の流れを示すフローチャートである。 情報の追加・置き換え設定テーブルの例を示す図である。 情報の追加・置き換え処理の設定操作画面の例を示す図である。 主装置1が家電機器から情報を受信し、端末へ情報を送信する場合であって、情報の追加・置き換え処理を伴うときに、主装置1が行なう処理を示すフローチャートである。 情報の追加処理の流れを示したフローチャートである。 情報の置き換え処理の流れを示したフローチャートである。 端末からの情報要求処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1 主装置、10A,10B 端末、12 テレビ、14 録画装置、16 留守番IP電話、130,132 列、200 システム制御部、210 公衆網回線制御部、220 WAN側通信制御部、230 LAN側通信制御部、232 有線LANインタフェース、234 無線制御部、236 無線LANインタフェース、240 機器情報バッファ、250,340,440,540 設定情報記憶部、260 U/I制御部、270 音声処理部、300,400,500,600 制御部、310 チューナ、312 アンテナ、314 復号復調部、320 映像表示処理部、322,432,650 表示部、330,430,530、640 キー操作部、350,450 予約情報記憶部、360,460 タイマー、410,510 アナログ/デジタル変換部、420 デジタル/アナログ変換部、422 映像信号出力部、470録画データ記憶部、512 ハンドセット、532 情報表示部、534 スピーカ、570 留守録音データ記憶部、620 音声入力部、630 音声出力部。

Claims (7)

  1. 据置型の電子機器と通信し、かつ、携帯通信端末と無線通信するための通信部と、
    予め携帯通信端末に通知するための情報として設定されている、前記電子機器からの通知情報を記憶するための記憶部と、
    前記通信部と前記記憶部とを制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記携帯通信端末が無線通信可能な状態であることを判断する判断手段と、
    前記電子機器からの通知情報を受信し、前記携帯通信端末が前記無線通信可能な状態でないとの前記判断手段の判断に応じて、前記受信した通知情報を前記記憶部に書き込むための書き込み手段と、
    前記携帯通信端末が前記無線通信可能な状態であるとの前記判断手段の判断に応じて、前記電子機器からの通知情報を、前記携帯通信端末に通知するように前記通信部を制御するための通信制御手段とを含む、情報通知装置。
  2. 前記記憶部は、前記電子機器と、前記電子機器からの通知情報を通知すべき携帯通信端末の識別情報との第1の関連付けを記憶し、
    前記通信制御手段は、前記電子機器からの通知情報を前記第1の関連付けに基づいた携帯通信端末に通知するように前記通信部を制御する、請求項1記載の情報通知装置。
  3. 前記通信制御手段は、前記通信部が、前記携帯通信端末からの前記通知情報に対する応答を受信しなかったとき、前記応答を返さなかった携帯通信端末に対し、繰り返して前記通知情報を送信するように前記通信部を制御する、請求項1記載の情報通知装置。
  4. 前記書き込み手段は、前記記憶部が、前記電子機器からの通知情報を保持している場合であって、前記通信部が前記電子機器から通知情報を受信したとき、前記受信した通知情報を前記保持している通知情報に追加して書き込む、請求項1記載の情報通知装置。
  5. 前記書き込み手段は、前記記憶部が、前記電子機器からの通知情報を保持している場合であって、前記通信部が前記電子機器から通知情報を受信したときに、前記受信した通知情報と前記保持している通知情報の一部を置き換えて書き込む、請求項1記載の情報通知装置。
  6. 前記記憶部は、前記電子機器と、前記電子機器からの通知情報を前記記憶部に追加して書き込むか、置き換えて書き込むかの第2の関連付けを記憶し、
    前記書き込み手段は、前記電子機器からの通知情報を前記第2の関連付けに基づいて前記記憶部に書き込む、請求項1記載の情報通知装置。
  7. 情報通知装置から送信される通知情報を受信する携帯通信端末であって、
    前記情報通知装置と無線通信するための通信部と、
    前記通信部を制御するための制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記情報通知装置が無線通信可能な状態であることを判断する判断手段と、
    前記情報通知装置が前記無線通信可能な状態であるとの前記判断手段の判断に応じて、前記情報通知装置に対して、前記情報通知装置が保持する通知情報を要求する信号を送信するように前記通信部を制御するための通信制御手段とを含む、携帯通信端末。
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