JP2007335704A - 電界効果トランジスタおよびその製造方法 - Google Patents

電界効果トランジスタおよびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007335704A
JP2007335704A JP2006167012A JP2006167012A JP2007335704A JP 2007335704 A JP2007335704 A JP 2007335704A JP 2006167012 A JP2006167012 A JP 2006167012A JP 2006167012 A JP2006167012 A JP 2006167012A JP 2007335704 A JP2007335704 A JP 2007335704A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
concentration
impurity
conductivity type
extension layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006167012A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Fukuda
浩一 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP2006167012A priority Critical patent/JP2007335704A/ja
Publication of JP2007335704A publication Critical patent/JP2007335704A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Thin Film Transistor (AREA)
  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)

Abstract

【課題】短チャネル効果が小さく且つリーク電流が少ない電界効果トランジスタおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】ハロー層106を、エクステンション層104の側面に接する第1領域106aと、エクステンション層104の下面およびドレイン領域102の側面に接する第2領域106bとに分けて形成し、第1領域106aの不純物濃度を、第2領域106bの例えば2分の1以下に設定する。第1領域106aの不純物濃度が低いのでバンド間リーク電流を低減でき且つ第2領域106bの不純物濃度が低いので短チャネル効果を低減できる。製造時には、ゲート電極109をマスクとした斜めイオン注入で第1、第3領域106a,107aを形成し、且つ、ゲート電極109およびサイドウォール110,111をマスクとした斜めイオン注入で第2、第4領域106b,107bを形成することにより、製造工程を簡単化できる。
【選択図】図1

Description

この発明は、電界効果トランジスタおよびその製造方法に関する。より詳細には、この発明は、エクステンション層およびハロー層を有する電界効果トランジスタおよびその製造方法に関する。
電界効果トランジスタの一種として、例えば、MISFET(Metal Insulator Semiconductor-Field Effect Transistor) が知られている。MISFETとは、半導体基板(或いは半導体層)上にゲート絶縁膜および金属ゲート電極を形成してなる電界効果トランジスタである。以下、MISFETの場合を例に採って説明する。
近年、半導体集積回路に対する微細化の要求は、益々大きくなっている。半導体集積回路の微細化が進むほど、MISFETのソース・ドレイン間距離が短くなり、したがって、チャネル長も短くなる。チャネル長が短くなると、MISFETのしきい値が低下して、リーク電流が増大する。この現象は、短チャネル効果と称されている。
短チャネル効果を抑制する技術の一つとして、ソース・ドレイン領域のチャネル形成領域側に、該ソース・ドレイン領域と同じ導電型の低濃度不純物領域を形成する技術が知られている。かかる低濃度不純物領域は、例えばエクステンション層と称されている。エクステンション層を設けることにより、MISFETの短チャネル効果を低減することができる。
しかしながら、半導体集積回路の微細化がさらに進み、MISFETのチャネル長がさらに短くなると、エクステンション層を形成しただけでは、短チャネル効果を十分に抑制することができなくなる。このため、ソース・ドレイン領域やエクステンション層とは逆の導電型を有する不純物領域で、該エクステンション層を覆う技術が、さらに提案されている。かかる不純物領域は、ハロー(Halo)層と称されている。
エクステンション層およびハロー層を用いたMISFETは、例えば下記特許文献1、2に開示されている。
特許文献1の例(同文献の図1(d)参照)では、ソース領域17aおよびドレイン領域17bのチャネル形成領域側には、これらソース・ドレイン領域と同じ導電型のエクステンション層(特許文献1ではLDD層14a,14b)が形成されている。さらに、該LDD層およびソース・ドレイン領域のチャネル形成領域側の側面に、これらの層とは逆導電型のハロー層15a,15bが形成されている。
また、特許文献2の例では、エクステンション層171とソース・ドレイン領域172との境目部分よりも下にのみハロー層を設けたMISFETが開示されている(同文献の図6参照)。すなわち、特許文献2の例では、エクステンション層の側面と下面の大部分とには、ハロー層は形成されない。このような構成により、逆短チャネル効果(MISFETのしきい値が大きくなりすぎる現象)を抑制することが可能になる(同文献の段落0010〜0013、0034参照)。
以下、ハロー層を形成することによって短チャネル効果を抑制できる理由について、図9を用いて説明する。図9は、n型MISFETの例であるが、p型MISFETの場合も同様である。なお、図9では、簡単化のために、半導体基板901に形成される1個のMISFETのうち、ドレイン領域側のみの構成を示している。すなわち、図9では、ドレイン領域としての高濃度不純物領域902およびエクステンション層903と、ドレイン側のハロー層904と、ゲート絶縁膜905と、ゲート電極906と、ドレイン側のサイドウォール907とが示されている。
(a)高濃度不純物領域902およびエクステンション層903のみが形成されたMISFET(すなわち、ハロー層904が形成されていないMISFET)では、符号aで示した方向に空乏層が延び、これにより実効チャネル長Leffが短くなる。これに対して、エクステンション層903のチャネル形成領域側の側面にハロー層904を形成することにより、空乏層の生成を抑えて、チャネル長Leffを長くすることができるので、短チャネル効果が抑制される。
(b)高濃度不純物領域902およびエクステンション層903のみが形成されたMISFETでは、エクステンション層903の下面からチャネル領域へ伸びる電界が発生する(図9の符号b参照)。この電界も、短チャネル効果の原因になる。これに対して、エクステンション層903の下面と接するようにハロー層904を形成することにより、かかる電界の発生を抑制して、短チャネル効果を低減することができる。
(c)また、高濃度不純物領域902およびエクステンション層903のみが形成されたMISFETでは、高濃度不純物領域902の側面からチャネル領域へ伸びる電界も発生し(図9の符号c参照)、この電界も短チャネル効果の原因になる。これに対して、高濃度不純物領域902の側面と接するようにハロー層904を形成することにより、かかる電界の発生を抑制して、短チャネル効果を低減することができる。
(d)さらに、高濃度不純物領域902およびエクステンション層903のみが形成されたMISFETでは、高濃度不純物領域902の下面からチャネル領域へ伸びる電界も発生する(図9の符号d参照)。この電界も短チャネル効果の原因になるため、高濃度不純物領域902の下面と接するようにハロー層904を形成することにより、かかる電界の発生を抑制して短チャネル効果を低減することができる。
特開2005−183521号公報 特開2003−59941号公報
上述のように、エクステンション層903の側面にハロー層904を形成することにより、空乏層の発生を抑えて短チャネル効果を抑制することができる。しかしながら、エクステンション層903の側面にハロー層904を形成すると、ドレイン領域側のハロー層904とゲート絶縁膜905との界面付近でバンド間トンネル電流が発生して、オフリーク電流が増大するという、新たな欠点を生じる。
ここで、バンド間トンネル電流とは、MISFETがスタンバイ状態(ゲート電極906の電位VGが零ボルトで、ドレイン領域902の電位VDがハイレベルの状態)のときに流れるトンネル電流である。以下、バンド間トンネル電流について、n型MISFETの場合を例に採り、図10〜図13を用いて説明する。
上述のように、MISFETがスタンバイ状態のとき、ゲート電極906の電位VGは零ボルトであり、且つ、ドレイン領域902(したがってエクステンション層903)の電位VDはハイレベルである。したがって、ゲート電極906とエクステンション層903の端部Cとの間には、強い電界が発生する(図10参照)。すなわち、n型エクステンション層903とp型ハロー層904とからなるpn接合には、強い逆バイアスが印加されることになる。
これにより、n型エクステンション層903からp型ハロー層904にトンネル電流が流れる。このトンネル電流は、接地された基板901を介して、グランドに流出する(図11参照)。
このトンネル電流が流れるのは、半導体基板901の価電子帯にある電子が、伝導帯にトンネルするからである。この現象は、バンド間トンネル現象と称される。このバンド間トンネル現象により、半導体基板901内には、電子正孔ペアが発生する(図12参照)。この電子正孔ペアのうち、正孔がグランドに移動し且つ電子がドレインに移動することにより、トンネル電流が発生する。
トンネル電流は、MISFETがスタンバイ状態のときのリーク電流となる(図13参照)。図13は、ゲート電圧Vとドレイン電流Iとの関係を示しており、ゲート酸化膜厚8.8nm、ゲート幅50μm、実効チャネル長Leff0.6μmおよび4.5μmのときの例である。図13において、ゲート電圧Vが0ボルトのときの値が、トンネル電流(すなわち、オフリーク電流)の値である。図13から解るように、トンネル電流の値は、ドレイン電圧VDが高い場合ほど、大きくなる。
このバンド間トンネル電流値は、ハロー層904の不純物濃度が高くなるほど、大きくなる。これは、バンド間トンネル電流の値は、エクステンション層903とゲート電極906との垂直方向の電界だけでなく、エクステンション層903の側面方向の電界にも大きく依存するからである。
また、ハロー層904の不純物濃度が高くなると、n型高濃度不純物領域902とp型高濃度不純物領域であるハロー層904とが接することになり、pn接合面における接合容量が増大するので、MISFETの動作速度が低下するという欠点もあった。
その一方で、ハロー層904の不純物濃度を低くすると、チャネル領域からエクステンション層903や高濃度不純物領域902に伸びる電界の発生を抑制して短チャネル効果を低減するという、上述の利点(a)〜(d)が損なわれる。
なお、ここではn型MISFETの場合を例に採って説明したが、p型MISFETの場合も、n型MISFETと同様の欠点を生じる。
この発明の課題は、短チャネル効果が小さく、リーク電流が少なく、且つ、動作速度が速い電界効果トランジスタおよびその製造方法を提供する点にある。
(1)第1の発明に係る電界効果トランジスタは、基板表面に第1導電型高濃度不純物で形成された第1高濃度不純物領域および第2高濃度不純物領域と、第1高濃度不純物領域のチャネル形成領域側に第2高濃度不純物領域よりも低濃度の第1導電型不純物で形成された第1エクステンション層と、第2高濃度不純物領域のチャネル形成領域側に第1高濃度不純物領域よりも低濃度の第1導電型不純物で形成された第2エクステンション層と、第1エクステンション層のチャネル形成領域側の側面を覆う第1領域と第1エクステンション層の下面および第1高濃度不純物領域のチャネル形成領域側の側面を覆う第2領域とを含む第2導電型不純物で形成された第1ハロー層と、第2エクステンション層のチャネル形成領域側の側面を覆う第3領域と第2エクステンション層の下面および第2高濃度不純物領域のチャネル形成領域側の側面を覆う第4領域とを含む第2導電型不純物で形成された第2ハロー層とを有する。
そして、第1領域の不純物濃度が第2領域の不純物濃度よりも低いことを特徴とする。
(2)第2の発明は、基板表面に第1導電型高濃度不純物で形成された第1高濃度不純物領域および第2高濃度不純物領域と、第1高濃度不純物領域のチャネル形成領域側に、第2高濃度不純物領域よりも低濃度の第1導電型不純物で形成された第1エクステンション層と、第2高濃度不純物領域のチャネル形成領域側に、第1高濃度不純物領域よりも低濃度の第1導電型不純物で形成された第2エクステンション層と、第1エクステンション層のチャネル形成領域側の側面を覆う第1領域と、第1エクステンション層の下面および第1高濃度不純物領域のチャネル形成領域側の側面を覆う第2領域とを含む、第2導電型不純物で形成された第1ハロー層と、第2エクステンション層のチャネル形成領域側の側面を覆う第3領域と、第2エクステンション層の下面および第2高濃度不純物領域のチャネル形成領域側の側面を覆う第4領域とを含む、第2導電型不純物で形成された第2ハロー層とを有する電界効果トランジスタの製造方法に関する。
そして、半導体基板の表面上にゲート電極を形成する第1工程と、ゲート電極をマスクとして第2導電型イオンを斜めに注入することにより第1、第3領域のための第2導電型低濃度不純物領域を形成する第2工程と、ゲート電極をマスクとして第1導電型イオンを垂直に注入することにより第1、第2エクステンション層のための第1導電型低濃度不純物領域を形成する第3工程と、ゲート電極の側面にサイドウォールを形成する第4工程と、ゲート電極およびサイドウォールをマスクとして第1導電型イオンを垂直に注入することにより第1高濃度不純物領域および第2高濃度不純物領域を形成する第5工程と、ゲート電極およびサイドウォールをマスクとして第2導電型イオンを斜めに注入することにより第1、第3領域よりも高い不純物濃度の第2、第4領域を形成する第6工程とを含む。
(1)第1の発明に係る電界効果トランジスタによれば、第1ハロー層において、第1領域の不純物濃度が第2領域の不純物濃度よりも低いので、短チャネル効果を小さくすることができ、且つ、リーク電流を少なくすることができる。
(2)第2の発明に係る電界効果トランジスタの製造方法によれば、ゲート電極およびサイドウォールをマスクとした斜めイオン注入によって第2、第4領域を形成するので、第1、第3領域と第2、第4領域とで不純物濃度が異なるハロー層を、簡単な工程で形成することができる。
以下、この発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。なお、図中、各構成成分の大きさ、形状および配置関係は、この発明が理解できる程度に概略的に示してあるにすぎず、また、以下に説明する数値的条件は単なる例示にすぎない。
第1の実施形態
以下、第1の実施形態について、この発明をn型MISFETに適用した場合を例に採って説明する。
図1は、この実施形態に係るn型MISFETの構造を概略的に示す断面図である。図1に示したように、この実施形態のMISFETは、半導体基板100、pウェル101、ドレイン領域102、ソース領域103、第1、第2エクステンション層104,105、第1、第2ハロー層106,107、ゲート絶縁膜108、ゲート電極109およびサイドウォール110,111を有している。
半導体基板100としては、通常の半導体基板やSOI(Silicon On Insulater)基板等を使用することができる。
pウェル101は、半導体基板100の表面にp型不純物を導入することによって形成された、低濃度不純物領域である。
ドレイン領域102およびソース領域103は、半導体基板100の表面にn型不純物を導入することによって形成された、高濃度不純物領域である。
第1エクステンション層104は、ドレイン領域102のチャネル形成領域112側の側面に形成された、ドレイン領域102よりも低い濃度のn型不純物領域である。
第2エクステンション層105は、ソース領域103のチャネル形成領域112側の側面に形成された、ソース領域103よりも低い濃度のn型不純物領域である。
第1ハロー層106は、p型不純物を導入することによって形成された不純物領域である。第1ハロー層106は、第1領域106aと第2領域106bとを含む。第1領域106aは、第1エクステンション層104の、チャネル形成領域112側の側面に形成された領域である。また、第2領域106bは、第1エクステンション層104の下面と、ドレイン領域102のチャネル形成領域112側の側面とを覆う領域である。この実施形態の第1ハロー層106は、第2領域の不純物濃度よりも、第1領域の不純物濃度が低いという特徴を有する。第2領域の不純物濃度は、短チャネル効果を十分に抑制することができるように設定される。この不純物濃度の最適値は、FETのサイズ(ゲート幅)やしきい値等の条件によっても異なるが、5×1018[1/cm3 ]以下で十分な場合が多く、通常は2×1017〜4×1018[1/cm3 ]とすることが望ましい。一方、第1領域の不純物濃度は、この実施形態の効果(後述)を十分に得るためには、通常はソース領域の2分の1以下とすることが望ましく、例えば1×1017〜2×1018[1/cm3 ]である。
第2ハロー層107は、p型不純物を導入することによって形成された不純物領域である。第2ハロー層107は、第3領域107aと第4領域107bとを含む。第3領域107aは、第2エクステンション層105の、チャネル形成領域112側の側面に形成された領域である。また、第4領域107bは、第2エクステンション層105の下面と、ソース領域103のチャネル形成領域112側の側面とを覆う領域である。第3、第4領域107a,107bの不純物濃度の大小関係は任意であり、第4領域107bの方が高濃度であってもよく、また、同じ濃度であってもよい。この実施形態では、第3領域107aの不純物濃度を第1領域106aの不純物濃度と同一とし、且つ、第4領域107bの不純物濃度を第2領域106bの不純物濃度と同一とした。第3、第4領域107a,107bを第1、第2領域106a,106bと同一の濃度構成とすることにより、第1、第2ハロー層106,107を同一プロセスで同時に形成できるので、製造工程を少なくすることができる。
ゲート絶縁膜108は、チャネル形成領域112、第1、第2ハロー層106,107の全表面と、第1、第2エクステンション層104,105の一部表面を覆うように形成される。ゲート絶縁膜108としては、例えばシリコン酸化膜やシリコン窒化膜を使用することができる。
ゲート電極109は、ゲート絶縁膜108上に、例えば金属やポリシリコン等によって形成される。
サイドウォール110,111は、ゲート電極の側面に、例えば酸化シリコン等の絶縁膜によって形成される。サイドウォール110の下面は、第1エクステンション層104の一部(ゲート絶縁膜108で覆われていない領域)と、ドレイン領域102の一部とを覆う。同様に、サイドウォール111の下面は、第2エクステンション層105の一部(ゲート絶縁膜108で覆われていない領域)と、ソース領域103の一部とを覆う。
続いて、この実施形態に係るMISFETの製造方法について、図2〜図6の工程断面図を用いて説明する。
(1)最初に、以下のようにして、半導体基板100の素子分離を行う。
まず、半導体基板100の表面に、例えば熱酸化法等により、例えば厚さ10nmのパッド酸化膜201を形成する(図2(A)参照)。
次に、パッド酸化膜201の表面に、例えばCVD(Chemical Vapor Deposition) 等の薄膜形成技術を用いて、窒化膜を形成する。そして、この窒化膜を、通常のフォトリソグラフィ技術等を用いてパターニングすることにより、窒化膜パターン202を形成する(図2(B)参照)。
さらに、この窒化膜パターン202をマスクとするLOCOS(localized oxidation of silicon)法により、フィールド酸化膜203を形成する(図2(C)参照)。
その後、窒化膜202および酸化膜201を除去することにより、半導体基板100の表面に素子形成領域204が形成される(図2(D)参照)。
(2)次に、以下のようにして、半導体基板100にpウェルを形成する。
まず、例えば熱酸化法等を用いて、素子形成領域204の表面に、ゲート酸化膜108用の絶縁膜301を形成する(図3(A)参照)。
次に、半導体基板100の全面にレジスト膜を塗布し、通常のフォトリソグラフィ技術等を用いてパターニングすることにより、素子形成領域204以外を覆うレジストパターン302を形成する(図3(B)参照)。
さらに、このレジストパターン302をマスクとしたイオン注入により、半導体基板100の表面にpウェル101を形成する(図3(C)参照)。このイオン注入は、半導体基板100に垂直な方向から、例えばBF2 (二フッ化ホウ素)をイオン種として、加速エネルギー80keV、ドーズ量5×1012[1/cm3 ]の条件で行う。これにより、ボロンBのイオンが、絶縁膜301を通過して、半導体基板100内に注入される。
その後、レジストパターン302を除去することにより(図3(D)参照)、pウェル101の形成を完了する。
(3)続いて、以下のようにして、半導体基板100上にゲート電極109を形成する。
最初に、例えば熱CVD(Thermal Chemical Vapor Deposition) 法等を用いて、半導体基板100上に、例えば厚さ150nmのポリシリコン膜401を形成する(図4(A)参照)。
次に、通常のフォトリソグラフィ法等を用いて、レジストパターン402を半導体基板100上に形成し、さらに、このレジストパターン402をマスクとして、ポリシリコン膜401にn型不純物をイオン注入する(図4(B)参照)。イオン種としては、例えばヒ素Asを使用することができる。このイオン注入は、半導体基板100に垂直な方向から、例えば、加速エネルギー15keV、ドーズ量2×1015[1/cm3 ]の条件で行う。
その後、レジストパターン402を除去し、通常のフォトリソグラフィ技術等を用いて新たなレジストパターンを形成し、さらに例えばドライエッチング法を用いてポリシリコン膜401をパターニングすることにより、ゲート電極109が完成する(図4(C)参照)。ゲート電極109の幅(MISFETのゲート長)は、例えば100nmである。
(4)次に、以下のようにして、MISFETのソース・ドレイン構造およびサイドウォールを形成する。
まず、通常のフォトリソグラフィ技術等を用いて、レジストパターン501を半導体基板100上に形成し、このレジストパターン501およびゲート電極109をマスクとしてp型不純物を斜めイオン注入する。この斜めイオン注入は、半導体基板100を回転させながら、例えば、イオン種BF2 、傾斜角度30゜、加速エネルギー20keV、ドーズ量5×1012[1/cm3 ]の条件で行う。これにより、不純物濃度が例えば1×1018[1/cm3 ]の、p型不純物領域502,503が形成される(図4(D)参照)。ここでは、斜めイオン注入を行うので、p型不純物は、ゲート電極109の外縁部内側にまで注入される。
次に、半導体基板100に垂直な方向から、n型不純物をイオン注入する。このイオン注入は、例えば、イオン種としてヒ素Asを使用し、加速エネルギー5keV、ドーズ量1×1015[1/cm3 ]の条件で行う。ここでは、垂直方向にイオン注入を行うので、レジストパターン501およびゲート電極109に覆われていない部分のみにイオンが注入される。これにより、p型不純物領域502,503のうち、レジストパターン501およびゲート電極109にマスクされていない部分が、n型不純物領域504,505になる(図5(A)参照)。n型不純物領域504,505の不純物濃度は、例えば1×1020[1/cm3 ]である。p型不純物領域502,503が形成された領域のうち、n型不純物領域504,505にならなかった部分は、ハロー層106,107の第1、第3領域106a,107aになる(図1参照)。
続いて、例えばCVD法等を用いて、半導体基板100の全面に窒化シリコン膜を形成し、さらにドライエッチングを行うことにより、サイドウォール110,111を形成する(図5(B)参照)。
次に、半導体基板100に垂直な方向から、n型不純物をイオン注入する。このイオン注入は、例えば、イオン種としてヒ素Asを使用し、加速エネルギー50keV、ドーズ量5×1015[1/cm3 ]の条件で行う。ここでは、垂直方向にイオン注入を行うので、n型不純物領域504,505は、レジストパターン501、ゲート電極109およびサイドウォール110,111に覆われていない部分のみに注入される。これにより、n型不純物領域504,505のうち、レジストパターン501、ゲート電極109およびサイドウォール110,111にマスクされていない部分が、ドレイン領域102およびソース領域103になる(図5(C)参照)。これら領域102,103の不純物濃度は、例えば5×1020[1/cm3 ]である。n型不純物領域504,505が形成された領域のうち、ドレイン領域102およびソース領域103にならなかった部分は、エクステンション層104,105になる。
さらに、半導体基板100に、p型不純物を斜めイオン注入する。この斜めイオン注入は、半導体基板100を回転させながら、例えば、イオン種BF2 、傾斜角度30゜、加速エネルギー80keV、ドーズ量2×1013[1/cm3 ]の条件で行う。ここでは、斜めイオン注入を行うので、p型不純物は、ゲート電極109の外縁部内側にまで注入される。これにより、ハロー層106,107の第2、第4領域106b,107bが形成される(図5(D)参照)。第2、第4領域106b,107bの不純物濃度は、例えば2×1018[1/cm3 ]である。
(5)その後、以下のようにして、MISFETを完成させる。
まず、例えばスパッタリング法等の薄膜形成技術を用いて、半導体基板100の全面にコバルトCoの膜601を形成する(図6(A)参照)。
そして、この半導体基板100に対して、例えば600℃、30秒間の熱処理を施す。これにより、ドレイン領域102、ソース領域103およびゲート電極109のシリコンとコバルト膜601とが反応して、コバルトシリサイドが形成される。そして、例えばウエットエッチングを用いて未反応のコバルトを除去することにより、コバルトシリサイド電極602,603,604を得る(図6(B)参照)。
次に、半導体基板100の全面に、例えば減圧CVD法等を用いてTEOS(Tetra Ethyl Ortho Silicate) 膜605を形成する(図6(C)参照)。
そして、通常のフォトリソグラフィー技術等を用いて、電極602,603,604を露出するコンタクトホールをNSG膜605に形成し、さらに、通常の堆積技術およびフォトリソグラフィ技術等を用いて層間配線層および配線パターン607,608,609を形成することにより、MISFETを完成させる(図6(D)参照)。
上述のように、MISFETでは、ハロー層の不純物濃度が高いほど、ドレイン領域でバンド間リーク電流が増大する(図9の符号a参照)。そして、このリーク電流は、主として、ドレイン側のエクステンション層104の側面領域で発生する。これに対して、この実施形態では、ドレイン側のハロー層(すなわち第1ハロー層)106のうち、第1エクステンション層104の側面と接する領域(すなわち第1領域106a)の不純物濃度を低くした。したがって、この実施形態によれば、バンド間リーク電流を低く抑えることができる。
さらに、上述のように、MISFETでは、ハロー層の不純物濃度を低くすると、エクステンション層の下面やドレイン領域の側面からチャネル領域へ伸びる電界が増大して、短チャネル効果が顕著となる(図9の符号b,c参照)。これに対して、この実施形態では、ドレイン側のハロー層(すなわち第1ハロー層)106のうち、第1エクステンション層104の下面およびドレイン領域102の側面と接する領域(すなわち第2領域106b)の不純物濃度を高くした。したがって、この実施形態によれば、エクステンション層の下面やドレイン領域の側面からチャネル領域へ伸びる電界を抑制して、短チャネル効果を低減することができる。
また、この実施形態に係るMISFETの製造方法によれば、ハロー層106を形成するためのイオン注入工程を2回に分けるだけでよいので(図4(D)および図5(D)参照)、リーク電流が小さく且つ短チャネル効果が少ないMISFETを簡単な製造プロセスで作製することができる。
加えて、この実施形態によれば、ソース側のハロー層(すなわち、第2ハロー層)107の濃度構成を第1ハロー層106の濃度構成と同じにしたので、これらのハロー層106,107を同じプロセスで同時に形成することができ、したがって製造工程数の増大を抑えてコスト削減を図ることができる。
第2の実施形態
以下、第2の実施形態について、この発明をn型MISFETに適用した場合を例に採って説明する。
図7は、この実施形態に係るMISFETの構造を概略的に示す断面図である。図7に示したように、この実施形態のMISFET700は、第1ハロー層106がドレイン領域102の下面を覆う第5領域106cを含み、且つ、第2ハロー層107がソース領域103の下面を覆う第6領域107cを含む点で、上述の第1の実施形態と異なる。
第5領域106cおよび第6領域107cの不純物濃度は、通常はソース領域の2分の1以下とすること望ましく、例えば1×1017〜2×1018[1/cm3 ]である。
図8は、この実施形態に係るMISFETの製造方法を説明するための断面図である。
この実施形態に係るMISFETの製造工程では、上記第1の実施形態に係る製造工程(1)〜(4)(図1〜図5参照)を行った後で、半導体基板100に垂直な方向から、p型不純物をイオン注入する。このイオン注入は、例えば、イオン種としてBF2 を使用し、加速エネルギー120keV、ドーズ量5×1012[1/cm3 ]の条件で行う。図8に示したように、ここでは、垂直方向にイオン注入を行うので、p型不純物は、レジストパターン501、ゲート電極109およびサイドウォール110,111に覆われていない部分のみに注入される。これにより、第5領域106cおよび第6領域107cが形成される。その後、第1の実施形態の製造工程(5)を行う。
サイドウォール110,111の幅が十分に広い場合は、ドレイン領域102およびソース領域103の下面からチャネル形成領域112に伸びる電界は発生し難い。しかし、半導体集積回路の微細化のためにサイドウォール110,111の幅を狭く形成した場合には、ドレイン領域102およびソース領域103の下面からチャネル形成領域112に伸びる電界が発生し易くなり、短チャネル効果が顕著となる場合がある。このため、サイドウォール110,111の幅が狭い場合には、ドレイン領域102およびソース領域103の下面にもハロー層を形成することが望ましい。
上述のように、電界の発生を抑えて短チャネル効果を低減するためには、ハロー層の不純物濃度を高くすることが望ましい。しかしながら、ドレイン領域102およびソース領域103の下面にもハロー層を形成する場合にハロー層の不純物濃度を高くすると、n型高濃度不純物領域であるドレイン・ソース領域102,103とp型高濃度不純物領域であるハロー層(第5、第6領域106c,107c)とが接することになり、pn接合面における接合容量が増大して、MISFETの動作速度が低下する要因になる。これに対して、この実施形態に係るハロー層106,107では、第5、第6領域106c,107cの不純物濃度を第3、第4領域106b,107bの不純物濃度よりも十分に低くしたので、ドレイン・ソース領域102,103とハロー層106,107との接合容量が小さく、且つ、短チャネル効果が少ないMISFETを、得ることができる。
また、この実施形態に係るMISFETの製造方法によれば、第1の実施形態に係る製造工程に第5、第6領域106c,107cの形成工程を追加するだけでよいので、ドレイン・ソース領域102,103とハロー層106,107との接合容量が小さく且つ短チャネル効果が少ないMISFETを簡単な製造プロセスで作製することができる。
上述の第1、第2の実施形態では、この発明をn型MISFETの構造および製造工程に適用した場合を例に採って説明したが、この発明は、どのようなタイプの電界効果トランジスタであっても適用できる。
第1の実施形態に係る電界効果トランジスタの構造を概略的に示す断面図である。 第1の実施形態に係る電界効果トランジスタの製造方法を説明するための断面工程図である。 第1の実施形態に係る電界効果トランジスタの製造方法を説明するための断面工程図である。 第1の実施形態に係る電界効果トランジスタの製造方法を説明するための断面工程図である。 第1の実施形態に係る電界効果トランジスタの製造方法を説明するための断面工程図である。 第1の実施形態に係る電界効果トランジスタの製造方法を説明するための断面工程図である。 第2の実施形態に係る電界効果トランジスタの構造を概略的に示す断面図である。 第2の実施形態に係る電界効果トランジスタの製造方法を説明するための断面工程図である。 背景技術を説明するための概念的断面図である。 背景技術を説明するための概念図である。 背景技術を説明するための概念図である。 背景技術を説明するための概念図である。 背景技術を説明するための概念図である。
符号の説明
100 半導体基板
101 pウェル
102 ドレイン領域
103 ソース領域
104 第1エクステンション層
105 第2エクステンション層
106 第1ハロー層
107 第2ハロー層
108 ゲート絶縁膜
109 ゲート電極
110,111 サイドウォール

Claims (6)

  1. 基板表面に第1導電型高濃度不純物で形成された第1高濃度不純物領域および第2高濃度不純物領域と、
    前記第1高濃度不純物領域のチャネル形成領域側に、該第2高濃度不純物領域よりも低濃度の第1導電型不純物で形成された第1エクステンション層と、
    前記第2高濃度不純物領域のチャネル形成領域側に、該第1高濃度不純物領域よりも低濃度の第1導電型不純物で形成された第2エクステンション層と、
    前記第1エクステンション層のチャネル形成領域側の側面を覆う第1領域と、該第1エクステンション層の下面および前記第1高濃度不純物領域のチャネル形成領域側の側面を覆う第2領域とを含む、第2導電型不純物で形成された第1ハロー層と、
    前記第2エクステンション層のチャネル形成領域側の側面を覆う第3領域と、該第2エクステンション層の下面および前記第2高濃度不純物領域のチャネル形成領域側の側面を覆う第4領域とを含む、第2導電型不純物で形成された第2ハロー層と、
    を有し、
    前記第1領域の不純物濃度が前記第2領域の不純物濃度よりも低いことを特徴とする電界効果トランジスタ。
  2. 前記第1領域の不純物濃度が前記第2領域の不純物濃度の2分の1以下であることを特徴とする請求項1に記載の電界効果トランジスタ。
  3. 前記第3領域の不純物濃度が前記第1領域の不純物濃度と同一であり、且つ、前記第4領域の不純物濃度が前記第2領域の不純物濃度と同一であることを特徴とする請求項1または2に記載の電界効果トランジスタ。
  4. 前記第1ハロー層が、前記第2領域よりも低濃度の第2導電型不純物で前記第1高濃度不純物領域の下面を覆うように形成された第5領域を含み、且つ、
    前記第2ハロー層が、前記第4領域よりも低濃度の第2導電型不純物で前記第1高濃度不純物領域の下面を覆うように形成された第6領域を含む、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電界効果トランジスタ。
  5. 基板表面に第1導電型高濃度不純物で形成された第1高濃度不純物領域および第2高濃度不純物領域と、
    前記第1高濃度不純物領域のチャネル形成領域側に、該第2高濃度不純物領域よりも低濃度の第1導電型不純物で形成された第1エクステンション層と、
    前記第2高濃度不純物領域のチャネル形成領域側に、該第1高濃度不純物領域よりも低濃度の第1導電型不純物で形成された第2エクステンション層と、
    前記第1エクステンション層のチャネル形成領域側の側面を覆う第1領域と、該第1エクステンション層の下面および前記第1高濃度不純物領域のチャネル形成領域側の側面を覆う第2領域とを含む、第2導電型不純物で形成された第1ハロー層と、
    前記第2エクステンション層のチャネル形成領域側の側面を覆う第3領域と、該第2エクステンション層の下面および前記第2高濃度不純物領域のチャネル形成領域側の側面を覆う第4領域とを含む、第2導電型不純物で形成された第2ハロー層と、
    を有する電界効果トランジスタの製造方法であって、
    前記基板の表面上にゲート電極を形成する第1工程と、
    前記ゲート電極をマスクとして第2導電型イオンを斜めに注入することにより、前記第1、第3領域のための第2導電型低濃度不純物領域を形成する第2工程と、
    前記ゲート電極をマスクとして第1導電型イオンを垂直に注入することにより、前記第1、第2エクステンション層のための第1導電型低濃度不純物領域を形成する第3工程と、
    前記ゲート電極の側面にサイドウォールを形成する第4工程と、
    前記ゲート電極および前記サイドウォールをマスクとして第1導電型イオンを垂直に注入することにより、前記第1高濃度不純物領域および前記第2高濃度不純物領域を形成する第5工程と、
    前記ゲート電極および前記サイドウォールをマスクとして第2導電型イオンを斜めに注入することにより、前記第1、第3領域よりも高い不純物濃度の前記第2、第4領域を形成する第6工程と、
    を含む電界効果トランジスタの製造方法。
  6. 前記第6工程後に、前記ゲート電極および前記サイドウォールをマスクとして第2導電型イオンを垂直に注入することにより、前記第2領域よりも低濃度の第2導電型不純物で前記第1高濃度不純物領域の下面を覆う第5領域と、前記第4領域よりも低濃度の第2導電型不純物で前記第1高濃度不純物領域の下面を覆う第6領域とを形成する第7工程をさらに含むことを特徴とする請求項5に記載の電界効果トランジスタの製造方法。
JP2006167012A 2006-06-16 2006-06-16 電界効果トランジスタおよびその製造方法 Pending JP2007335704A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006167012A JP2007335704A (ja) 2006-06-16 2006-06-16 電界効果トランジスタおよびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006167012A JP2007335704A (ja) 2006-06-16 2006-06-16 電界効果トランジスタおよびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007335704A true JP2007335704A (ja) 2007-12-27

Family

ID=38934866

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006167012A Pending JP2007335704A (ja) 2006-06-16 2006-06-16 電界効果トランジスタおよびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007335704A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008305876A (ja) * 2007-06-06 2008-12-18 Nec Corp 半導体装置の製造方法
US20110156173A1 (en) * 2009-12-28 2011-06-30 Fujitsu Semiconductor Limited Semiconductor device and method of manufacturing the same
JP2013247347A (ja) * 2012-05-29 2013-12-09 Canon Inc 半導体装置及びその製造方法
KR20160013473A (ko) * 2014-07-25 2016-02-04 삼성디스플레이 주식회사 표시장치용 백플레인 및 그 제조 방법
CN105702582A (zh) * 2014-11-27 2016-06-22 中芯国际集成电路制造(上海)有限公司 晶体管的形成方法

Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06196689A (ja) * 1992-12-25 1994-07-15 Fujitsu Ltd 絶縁ゲート電界効果半導体装置およびその製造方法
JPH06216150A (ja) * 1993-01-14 1994-08-05 Toshiba Corp 半導体装置
JPH06275824A (ja) * 1993-03-19 1994-09-30 Sharp Corp 電界効果トランジスタおよびその製造方法
JPH09246553A (ja) * 1995-10-24 1997-09-19 Texas Instr Inc <Ti> 短チャンネルトランジスタおよびその作成方法
JPH09252127A (ja) * 1996-03-18 1997-09-22 Fujitsu Ltd 半導体装置及びその製造方法
JPH11266011A (ja) * 1998-03-17 1999-09-28 Sharp Corp 半導体装置及びその製造方法
JP2000196079A (ja) * 1998-12-15 2000-07-14 United Microelectronics Corp Mos半導体の製造方法
JP2001036082A (ja) * 1999-05-14 2001-02-09 Matsushita Electronics Industry Corp 半導体装置及びその製造方法
JP2001267562A (ja) * 2000-03-15 2001-09-28 Hitachi Ltd 半導体装置及びその製造方法
JP2003059941A (ja) * 2001-08-08 2003-02-28 Seiko Epson Corp Mos型トランジスタ及びその製造方法
JP2004172631A (ja) * 2004-01-13 2004-06-17 Sharp Corp 半導体装置
JP2005038930A (ja) * 2003-07-16 2005-02-10 Sharp Corp トランジスタのシミュレータ、そのパラメータ抽出装置、シミュレート方法、パラメータ抽出方法、並びに、そのプログラムおよび記録媒体
JP2007173421A (ja) * 2005-12-21 2007-07-05 Nec Corp 半導体装置及びその製造方法

Patent Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06196689A (ja) * 1992-12-25 1994-07-15 Fujitsu Ltd 絶縁ゲート電界効果半導体装置およびその製造方法
JPH06216150A (ja) * 1993-01-14 1994-08-05 Toshiba Corp 半導体装置
JPH06275824A (ja) * 1993-03-19 1994-09-30 Sharp Corp 電界効果トランジスタおよびその製造方法
JPH09246553A (ja) * 1995-10-24 1997-09-19 Texas Instr Inc <Ti> 短チャンネルトランジスタおよびその作成方法
JPH09252127A (ja) * 1996-03-18 1997-09-22 Fujitsu Ltd 半導体装置及びその製造方法
JPH11266011A (ja) * 1998-03-17 1999-09-28 Sharp Corp 半導体装置及びその製造方法
JP2000196079A (ja) * 1998-12-15 2000-07-14 United Microelectronics Corp Mos半導体の製造方法
JP2001036082A (ja) * 1999-05-14 2001-02-09 Matsushita Electronics Industry Corp 半導体装置及びその製造方法
JP2001267562A (ja) * 2000-03-15 2001-09-28 Hitachi Ltd 半導体装置及びその製造方法
JP2003059941A (ja) * 2001-08-08 2003-02-28 Seiko Epson Corp Mos型トランジスタ及びその製造方法
JP2005038930A (ja) * 2003-07-16 2005-02-10 Sharp Corp トランジスタのシミュレータ、そのパラメータ抽出装置、シミュレート方法、パラメータ抽出方法、並びに、そのプログラムおよび記録媒体
JP2004172631A (ja) * 2004-01-13 2004-06-17 Sharp Corp 半導体装置
JP2007173421A (ja) * 2005-12-21 2007-07-05 Nec Corp 半導体装置及びその製造方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008305876A (ja) * 2007-06-06 2008-12-18 Nec Corp 半導体装置の製造方法
US20110156173A1 (en) * 2009-12-28 2011-06-30 Fujitsu Semiconductor Limited Semiconductor device and method of manufacturing the same
US8637938B2 (en) 2009-12-28 2014-01-28 Fujitsu Semiconductor Limited Semiconductor device with pocket regions and method of manufacturing the same
US9018067B2 (en) 2009-12-28 2015-04-28 Fujitsu Semiconductor Limited Semiconductor device with pocket regions and method of manufacturing the same
JP2013247347A (ja) * 2012-05-29 2013-12-09 Canon Inc 半導体装置及びその製造方法
KR20160013473A (ko) * 2014-07-25 2016-02-04 삼성디스플레이 주식회사 표시장치용 백플레인 및 그 제조 방법
KR102223678B1 (ko) * 2014-07-25 2021-03-08 삼성디스플레이 주식회사 표시장치용 백플레인 및 그 제조 방법
CN105702582A (zh) * 2014-11-27 2016-06-22 中芯国际集成电路制造(上海)有限公司 晶体管的形成方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4469677B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP3495869B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP3049492B2 (ja) Mosfet及びその製造方法
US8889022B2 (en) Methods of forming asymmetric spacers on various structures on integrated circuit products
JP2004241755A (ja) 半導体装置
JP2006148077A (ja) 延伸スペーサを利用した半導体デバイスおよびその形成方法
JP5125036B2 (ja) 半導体装置の製造方法
US8319279B2 (en) Semiconductor device
JP4305610B2 (ja) 半導体素子の製造方法
JP2015056619A (ja) 半導体装置
JP2007335704A (ja) 電界効果トランジスタおよびその製造方法
JP2007251146A (ja) 半導体装置
US7514747B2 (en) Silicon-on-insulator semiconductor device
US20110284935A1 (en) Semiconductor device and method for manufacturing the same
KR100596444B1 (ko) 반도체 소자 및 그의 제조방법
US20090114957A1 (en) Semiconductor device and method of manufacturing the same
JP2009267027A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP3905098B2 (ja) 半導体装置の製造方法
CN118231414B (zh) Pdsoi晶体管及其制造方法
JP2003249567A (ja) 半導体装置
JP2008098205A (ja) 半導体装置及び半導体装置の製造方法
JP2008235567A (ja) 半導体装置の製造方法および半導体装置
JP2007287791A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2006196736A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2007258568A (ja) 半導体装置の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080919

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20081210

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20090223

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110907

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110913

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111114

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20111206