JP2007333763A - フィルム貼付け装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】FPC(フレキシブル配線基板)が接続された画像表示パネルにフィルムを貼付ける場合であっても、FPCとフィルム貼付け装置とが干渉することなく、フィルムをパネルに効率よく貼付ける。
【解決手段】FPCが接続された画像表示パネルの表示面にフィルムを貼付けるフィルム貼付け装置100であって、パネルを固定して搭載するパネル台220と、フィルムをパネルに押圧して貼付ける貼付けローラ326と、FPCを保持するFPC固定部材230とを備えた。
【選択図】図7

Description

本発明は、プラズマディスプレイパネル等の画像表示パネルに保護フィルム等のフィルムを貼付けるための装置に関する。
画像表示パネルとして代表的なプラズマディスプレイパネル(以下、単に「パネル」と略記する)を用いたプラズマディスプレイ装置は、視野角が広く大画面化が容易であり、かつ自発光型であり画像表示品質が高いこと等から大画面画像表示装置の主流となりつつある。
パネルは、対向配置された前面板と背面板との間に多数の放電セルが形成されている。前面板は、1対の走査電極と維持電極とからなる表示電極対が前面ガラス基板上に互いに平行に複数対形成され、それら表示電極対を覆うように誘電体層および保護層が形成されている。背面板は、背面ガラス基板上に複数の平行なデータ電極と、それらを覆うように誘電体層と、さらにその上にデータ電極と平行に複数の隔壁とがそれぞれ形成され、誘電体層の表面と隔壁の側面とに蛍光体層が形成されている。そして、表示電極対とデータ電極とが立体交差するように前面板と背面板とが対向配置されて密封され、内部の放電空間には、例えばキセノンを含む放電ガスが封入されている。ここで表示電極対とデータ電極との対向する部分に放電セルが形成される。
このようなパネルを用いてプラズマディスプレイ装置を構成するために、パネルには、各電極に駆動電圧を印加するためのフレキシブル配線基板(以下、「FPC」と略記する)が接続される。特にデータ電極を駆動するためのデータドライバ用FPCには、データ電極のそれぞれを駆動するためのデータドライバ用ICチップが搭載されている。また、データドライバ用FPCには、ICチップの出力端子とデータ電極とを接続する出力配線、およびICチップの入力端子と駆動回路部分とを接続する入力配線が形成されており、出力配線の一端部はパネルの複数のデータ電極の電極引出部それぞれに異方導電性接着材等を介して電気的に接続される(例えば、特許文献1参照)。
また、パネルの表示面に、反射防止効果、不要電磁波輻射抑制効果、透過率調整効果、防塵効果等を付与するため、機能フィルムを貼付ける場合がある。従来、プラズマディスプレイ装置は、架台となるシャーシに電磁シールドやパネル保護等の機能を持つ保護板を組み付けて構成されていた。しかし近年は、部品点数や組み立て工数を削減するために、保護フィルムを直接パネル前面に貼付ける構成が主流になりつつある。それにともない、これらのフィルムをパネルに効率よく貼付けるフィルム貼付け装置も提案されている。例えば、特許文献2には、液晶表示装置の光学補償用の複合フィルムを形成する場合等に利用するフィルムの自動貼合わせ装置が開示されている。
特開2005−338706号公報 特開平6−71756号公報
しかしながら、ICチップの搭載されたFPCが接続されたパネルにフィルムを貼付ける場合には、FPCとフィルム貼付け装置とが干渉し、フィルムが貼付けられない、またはフィルムを均一に貼付けることができず皴が発生する、あるいはFPCとパネルとの接着部分が剥離するという恐れがあった。
本発明は、これらの課題に鑑みなされたものであり、FPCが接続されたパネルにフィルムを貼付ける場合であっても、FPCとフィルム貼付け装置とが干渉することなく、フィルムをパネルに効率よく貼付けることが可能なフィルム貼付け装置を提供することを目的とする。
本発明のフィルム貼付け装置は、FPCが接続された画像表示パネルの表示面にフィルムを貼付けるフィルム貼付け装置であって、画像表示パネルを固定して搭載するパネル台と、フィルムを画像表示パネルに押圧して貼付ける貼付けローラと、FPCを保持するFPC固定部材とを備えたことを特徴とする。この構成により、FPCが接続されたパネルにフィルムを貼付ける場合であっても、FPCとフィルム貼付け装置とが干渉することなく、フィルムをパネルに効率よく貼付けることが可能なフィルム貼付け装置を提供することができる。
また本発明のフィルム貼付け装置のFPC固定部材は、第1の部材と、第2の部材と、第1の部材と第2の部材とを可動的に接続する蝶番とを有し、第1の部材と第2の部材との間にFPCを挟み込んで保持してもよい。
また本発明のフィルム貼付け装置は、第1の部材と第2の部材とを互いに磁気的に吸着させることでFPC固定部材がFPCを挟み込んで保持してもよい。
また本発明のフィルム貼付け装置は、第1の部材と第2の部材の少なくとも一方に磁石を備えてもよい。これらの構成により、簡単にFPCを保持、または解除できるので作業性を向上させることができる。
本発明によれば、FPCが接続されたパネルにフィルムを貼付ける場合であっても、FPCとフィルム貼付け装置とが干渉することなく、フィルムをパネルに効率よく貼付けることが可能なフィルム貼付け装置を提供することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態におけるフィルム貼付け装置について、図面を用いて説明する。
(実施の形態)
図1は本発明の実施の形態に用いるパネルの要部を示す分解斜視図である。パネル10は、ガラス製の前面基板21と背面基板31とを対向配置して、その間に放電空間を形成するように構成されている。前面基板21上には表示電極対28を構成する走査電極22と維持電極23とが互いに平行に対をなして複数形成されている。そして、走査電極22および維持電極23を覆うように誘電体層24が形成され、誘電体層24上には保護層25が形成されている。また、背面基板31上には複数のデータ電極32が形成され、そのデータ電極32を覆うように誘電体層33が形成されている。誘電体層33上には井桁状の隔壁34が設けられている。また、誘電体層33の表面および隔壁34の側面に蛍光体層35が設けられている。そして、走査電極22および維持電極23とデータ電極32とが交差する方向に前面基板21と背面基板31とを対向配置しており、その間に形成される放電空間には、放電ガスとして、例えばネオンとキセノンの混合ガスが封入されている。なお、パネル10の構造は上述したものに限られるわけではなく、例えばストライプ状の隔壁を備えたものであってもよい。
図2は本発明の実施の形態におけるパネル10の電極配列図である。行方向に長いn本の走査電極22およびn本の維持電極23が配列され、列方向に長いm本のデータ電極32が配列されている。そして、1対の走査電極22および維持電極23と1つのデータ電極32とが交差した部分に放電セルが形成され、放電セルは放電空間内にm×n個形成されている。
図3はパネルの外観を模式的に示す平面図であり、図3(a)はパネル10を背面基板31側から見た図、図3(b)は前面基板21側から見た図である。パネル10の前面基板21および背面基板31は矩形状であり長辺と短辺を有している。図3(a)に示すように、前面基板21の短辺右側には走査電極用の電極引出部42が形成されている。電極引出部42のそれぞれはn本の走査電極22のそれぞれに接続されている。また、前面基板21の短辺左側には維持電極用の電極引出部43が形成されている。電極引出部43のそれぞれはn本の維持電極23のそれぞれに接続されている。この電極引出部42、43はそれぞれ複数のブロックに分かれており、各々のブロックには走査電極端子用FPCおよび維持電極端子用FPCが接続される。また図3(b)に示すように、背面基板31の長辺下側にはデータ電極用の電極引出部44が形成されている。電極引出部44のそれぞれはm本のデータ電極32のそれぞれに接続されている。この電極引出部44も複数のブロックに分かれており、各々のブロックにはデータ電極32を駆動するためのデータドライバ用FPCが接続される。
図4は本発明の実施の形態に用いるデータドライバ用FPCの詳細を示す図であり、図4(a)は平面図、図4(b)は側面図である。FPC50は、フレキシブルな屈曲性を有するポリイミド樹脂フィルム等からなるベースフィルム52上に複数本のデータ電極32を駆動するためのICチップが搭載され、ICチップを覆うようにエポキシ樹脂等の樹脂54を充填し、機械的なダメージからICチップを保護している。また、ICチップの樹脂54で覆われていない反対側には、ICチップの放熱のための金属板56が設けられている。この金属板56には、ICチップが嵌り込むくぼみが設けられており、そのくぼみにICチップが配設されるとともに、熱伝導性コンパウンドや熱伝導性接着剤等の熱伝導性部材が充填されている。また、この金属板56には、プラズマディスプレイ装置のシャーシ部材等に固定するためのねじ穴が設けられている。
またFPC50の一方の端子部58には銅箔等からなる複数の出力配線が形成されており、データ電極用の電極引出部44のそれぞれに異方導電性接着材等により接続される。FPC50のもう一方の端子部59には入力配線が形成されており、データドライバ回路の駆動回路基板に接続される。
図5は本発明の実施の形態に用いるデータドライバ用FPCが接続されたパネルを示す図であり、図5(a)はその平面図である。図5(a)には、長辺の下側に設けられたデータ電極用の電極引出部44に複数のデータドライバ用FPC50を取付けた例を示している。また、FPC50は図4に示したように、フレキシブルな屈曲性を有するベースフィルム52上に金属板56が設けられているため、パネル10に取付けただけで固定していない状態でパネルを裏返すと、図5(b)に示すように、FPC50が垂下してぶらぶらと動くため、その取扱いに注意を要する。
図6は本発明の実施の形態に用いるフィルムの断面を示す図である。フィルム80は、近赤外線の吸収、反射防止等の機能を持つ光学的機能フィルム82、電磁波を吸収するEMIフィルタ84、パネル10を保護するための衝撃吸収フィルム86が積層されて形成されている。さらに、パネル10に貼付ける面には接着層が設けられ、その接着層を保護するために接着面保護フィルム88を備えている。フィルム80は、例えば、ポリエチレンテレフタレート、アクリル樹脂、シリコン系樹脂等の透明樹脂を積層して構成されており、その厚みは1.3mmである。
図7および図8は本発明の実施の形態におけるフィルム貼付け装置の構成を示す図であり、図7は斜視図、図8(a)は上部から見た上面図、図8(b)は正面図である。
フィルム貼付け装置100は、パネル10を搭載するパネル搭載部200と、パネル10に貼付けるフィルム80を搭載するフィルム搭載部300とを備えている。
パネル搭載部200は、回転軸210を有し回転可能なパネル台220と、回転軸210を支持するパネル台支持フレーム250とを備えている。パネル台支持フレーム250にはパネル台220を回転させるためのモータ(図示せず)が取付けられている。パネル台220にはパネル10を吸着固定するための多数の吸着孔222が設けられ、それぞれの吸着孔222は排気チューブ(図示せず)を用いて真空ポンプ(図示せず)に接続されている。また、パネル台220上にはパネル10に接着されたFPC50を保持、固定するためのFPC固定部材230がビス等により取付けられている。FPC固定部材230は必要に応じて着脱可能であり、またパネルの画面サイズにより取付け位置を変更することができる。本実施の形態においては、図5に示したようにパネル10の長辺側のそれぞれにFPC50が取付けられたパネル10に対応できるようにFPC固定部材230が設けられている。
フィルム搭載部300は、フィルム80を載せるフィルム台310と、フィルム台310を傾斜させるためのアクチュエータ322を備えた傾斜台320と、フィルム台310をパネル台220の下まで移動させるためのボール螺旋332およびそれを駆動するモータ(図示せず)を備えた移動機構とを備えている。フィルム台310にはフィルム80を真空吸着するための多数の吸着孔312が設けられ、それぞれの吸着孔312には排気チューブ(図示せず)が接続されている。さらにフィルム台310の端部にはパネル10の表面をクリーニングするための粘着層を備えたクリーニングローラ324とフィルム80をパネル10表面に押圧して貼付けるための貼付けローラ326が設けられている。クリーニングローラ324は上下に移動できるように可動機構を有する。貼付けローラ326の有効部分の長さは貼付けるフィルム80の幅よりわずかに長く設定されており、また貼付けるフィルム80の幅に合ったローラに簡単に着脱可能な構成となっている。クリーニングローラ324も同様に、パネル10の幅に合ったローラに簡単に着脱可能な構成となっている。
図9は、本発明の実施の形態におけるFPC固定部材230の詳細とその作用を示す上面図および側面図であり、図9(a)、図9(b)はFPC固定部材230にFPC50を固定する前の状態を示し、図9(c)はFPC固定部材230にFPC50を固定した状態を示している。FPC固定部材230は、図9(a)に示すように、パネル台220に取付けるねじ穴231を有する第1の部材232と、FPC50を第1の部材232との間に挟み込んで固定する第2の部材234と、第1の部材232と第2の部材234とを可動的に接続する蝶番236とからなり、第1の部材232および第2の部材234のそれぞれには複数の磁石239を備え、第2の部材234を第1の部材232に磁気的に吸着させる。
FPC固定部材230を用いてFPC50を固定するためには、図9(b)に示すように、まずFPC固定部材230の第1の部材232の磁石239の間にそれぞれのFPC50が位置するようにパネル10をパネル台220に搭載する。次に図9(c)に示すように、FPC固定部材230の第2の部材234を蝶番236で折り返して、第1の部材232に重ねる。すると、第1の部材232および第2の部材234に設けられた磁石239により第1の部材232と第2の部材234とが吸着され、それらの間にFPC50が挟み込まれて固定される。
次に、本実施の形態におけるフィルム貼付け装置100の動作について図9および図10を用いて説明する。なお、図10は本発明の実施の形態におけるフィルム貼付け装置100の動作説明図であり、動作を説明するために、パネル台220、パネル10、フィルム台310、フィルム80、接着面保護フィルム88、クリーニングローラ324および貼付けローラ326のみを示し、それ以外の構成要素は省略している。
まず、パネル台220上にパネル10を搭載する。パネル10を搭載するには、図9(b)に示したように、FPC固定部材230の第1の部材232の磁石239の間にそれぞれのFPC50が位置するようにパネル10をパネル台220に搭載する。そして、真空ポンプを作動させてパネル10をパネル台220に吸着固定する。そして図9(c)に示したように、パネル10に接続されたFPC50のそれぞれをFPC固定部材230の第1の部材232と第2の部材234とで挟み込んで固定する。このときの様子を図10(a)に示す。その後、パネル台220を180度反転させ、パネル10の表面を下側に向ける。
次に、フィルム80の端部が貼付けローラ326に位置するようにフィルム80をフィルム台310に搭載し、真空ポンプを作動させてフィルム80を吸着固定する。そしてフィルム80の接着面保護フィルム88をはがす。このときの様子を図10(b)に示す。
次に、図10(c)に示すように、クリーニングローラ324を上昇させ、パネル10の表面に当接させる。そしてボール螺旋332を回転させてフィルム台310をパネル台220の下まで移動させる。するとクリーニングローラ324がパネル10の表面を転がるので、クリーニングローラ324の粘着層にパネル10の表面の塵が付着する。こうして、パネル10の表面をクリーニングする。このとき、FPC50はパネル台220上に取付けられたFPC固定部材230により固定されているので、FPC50が垂下することなく、クリーニングローラ324と干渉することがない。
次に、図10(d)に示すように、クリーニングローラ324を下降させるとともにフィルム台310を傾斜させ、貼付けローラ326をパネル10の表面に押し当てる。するとフィルム80の端部が貼付けローラ326とパネル10との間に挟み込まれる。そしてフィルム80の吸着固定を解除する。このときの様子を図10(e)に示す。そして、ボール螺旋332を逆方向に回転させ、フィルム台310をパネル台220の下から引出す。すると、図10(f)に示すように、フィルム80は貼付けローラ326に加圧されながらパネル10の表面に貼付けられる。このときも、FPC50はFPC固定部材230により固定されており、FPC50が貼付けローラ326およびフィルム台310と干渉することがない。
その後、パネル台220を180度反転させ、再びパネル10の表面を上側に向ける。そして、FPC固定部材230の第2の部材234を開きFPC50の固定を解除するとともに、パネル10の吸着固定を解除してパネル10を取り外す。
以上のように、FPC固定部材230を用いてFPC50を固定した後、フィルムを貼付けることにより、FPCとフィルム貼付け装置とが干渉することなく、フィルムを均一に、かつ効率よくパネルに貼付けることができる。
なお、本実施の形態においては、パネルの長辺下側にのみデータドライバ用FPCが接続されているものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、パネルの長辺上側にFPCが接続されていてもよく、長辺上側および長辺下側ともに接続されていてもよい。この場合には、パネル台のFPCに対応する位置にFPC固定部材を取付けることにより、FPCがクリーニングローラや貼付けローラ、フィルム台と干渉することなく、フィルムを均一に、かつ効率よくパネルに貼付けることができる。
また、パネルの短辺側にFPCが接続されたパネルに対しても、必要に応じてFPC固定部材を取付けることにより、FPCがフィルム貼付け装置と干渉することなく、フィルムを均一に、かつ効率よくパネルに貼付けることができる。
また本実施の形態においては、FPC固定部材を蝶番で接続された第1の部材と第2の部材とで構成し、第1の部材および第2の部材のそれぞれに磁石を備えた構成について説明したが、第1の部材にのみ、または第2の部材にのみ磁石を備えた構成であってもよい。さらに、磁石を用いなくてもFPCの固定は可能であるが、磁石を用いることにより簡単にFPCを保持、または解除できるので作業性を向上させることができる。
本発明のフィルム貼付け装置は、FPCを接続されたパネルにフィルムを貼付ける場合であっても、FPCとフィルム貼付け装置とが干渉することなく、フィルムをパネルに効率よく貼付けることができるので、パネル等の画像表示パネルに保護フィルム等のフィルムを貼付けるための装置等として有用である。
本発明の実施の形態に用いるパネルの要部を示す分解斜視図 同パネルの電極配列図 同パネルの外観を模式的に示す平面図 本発明の実施の形態に用いるデータドライバ用FPCの詳細を示す図 同データドライバ用FPCを接続されたパネルを示す図 本発明の実施の形態に用いるフィルムの断面図 本発明の実施の形態におけるフィルム貼付け装置の斜視図 (a)は同フィルム貼付け装置の上面図、(b)は同フィルム貼付け装置の正面図 本発明の実施の形態におけるFPC固定部材の詳細とその作用を示す図 本発明の実施の形態におけるフィルム貼付け装置の動作説明図
符号の説明
10 パネル
21 前面基板
22 走査電極
23 維持電極
31 背面基板
32 データ電極
42,43,44 電極引出部
50 FPC
80 フィルム
100 フィルム貼付け装置
200 パネル搭載部
210 回転軸
220 パネル台
230 FPC固定部材
231 ねじ穴
232 第1の部材
234 第2の部材
236 蝶番
239 磁石
300 フィルム搭載部
310 フィルム台
320 傾斜台
324 クリーニングローラ
326 貼付けローラ
332 ボール螺旋

Claims (4)

  1. フレキシブル配線基板が接続された画像表示パネルの表示面にフィルムを貼付けるフィルム貼付け装置であって、
    前記画像表示パネルを固定して搭載するパネル台と、
    前記フィルムを前記画像表示パネルに押圧して貼付ける貼付けローラと、
    前記フレキシブル配線基板を保持するフレキシブル配線基板固定部材と
    を備えたことを特徴とするフィルム貼付け装置。
  2. 前記フレキシブル配線基板固定部材は、第1の部材と、第2の部材と、前記第1の部材と前記第2の部材とを可動的に接続する蝶番とを有し、前記第1の部材と前記第2の部材との間に前記フレキシブル配線基板を挟み込んで保持することを特徴とする請求項1に記載のフィルム貼付け装置。
  3. 前記第1の部材と前記第2の部材とを互いに磁気的に吸着させることで、前記フレキシブル配線基板固定部材は前記フレキシブル配線基板を挟み込んで保持することを特徴とする請求項2に記載のフィルム貼付け装置。
  4. 前記第1の部材と前記第2の部材の少なくとも一方に磁石を有することを特徴とする請求項3に記載のフィルム貼付け装置。
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