JP2007332825A - 水中ポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化及び軽量化が可能で、モータ内部への漏水や漏水検知器の点検及び点検口の配置が容易で、更にモータ軸封部にメカニカルシールを用いた場合、メカニカルシールの潤滑油を点検する潤滑油点検室並び該潤滑油を注入する潤滑油注油口の配置及び潤滑油の点検が容易な水中ポンプを提供すること。
【解決手段】ポンプケーシング2内にポンプ羽根車6及び該ポンプ羽根車を駆動するモータ3を備えたポンプにおいて、ケーシング2内に上流側からモータ3、軸受4、及び軸封部5と順に軸方向に配置し、ポンプ羽根車6を取付けたハブ7の内部に軸封部5及び軸受4又はそのいずれかを配置した。
【選択図】図4

Description

本発明は、ポンプゲート等に用いられる水中ポンプに関し、特にポンプの小型軽量化、浸水点検、軸封部の潤滑油の点検が容易にできる水中ポンプを提供することを目的とする。
従来、ポンプゲート設備等に使用される水中ポンプは、ケーシング内にポンプ羽根車、該ポンプ羽根車を駆動するモータ、軸封部が軸方向に直列に配列され、更にケーシングの上流端に吸込カバーを設けた構造である(特許文献1、2参照)。そして吸込側水路の低い水位まで排水ができるように、ポンプ羽根車部分のケーシングを下方に傾斜させず、該ケーシングを羽根車部より上流側に伸ばし、その端部に上流側下方に傾斜させた吸込カバーを取り付けた構造となっている。そのためポンプをポンプゲート設備のゲート扉体に取り付けた場合、ポンプケーシングや吸込カバーが上流側に大きく突き出る要因、即ちポンプの全長が長くなる要因の一つとなっているという問題がある。
そこで本出願人は、先に図1及び図2に示すように、ポンプケーシング101内に上流側から軸方向にモータ部102、軸受部103、軸封部104、及びポンプ羽根車105を順に直列に配置すると共に、モータ部102のケーシングをポンプケーシング101の上流側端から大きく突き出させて配置し、更にポンプケーシング101の上流側端に吸込みカバー106を取付けた構成の横軸ポンプを開発し、特許出願(特願2005−215090号)している。ポンプにこのような構成を採用することにより、ポンプケーシング101の軸方向の寸法が小さくでき、ポンプの小型化及び軽量化が可能となる。なお、図1及び図2において、120はポンプゲートの扉体、121はポンプを扉体120に取付けるための支持部材である。
特開2002−303292号公報 特開2003−3450号公報
上記図1及び図2に示す構成のポンプにおいても、軸受部103、軸封部104及び羽根車105を取付けたハブ107が軸方向に直列に配置していることから、これらの部材の寸法を加算した分だけ軸方向の寸法が必要となり、小型化及び軽量化の支障となっていた。
また、モータをポンプと一体にした水中ポンプにおいて、モータへの浸水は重大な事故を招く結果となるので、モータ部102の軸の軸封部104には確実なシールが求められる。そのため図1及び図2のポンプにおいて、軸受ブラケット108に浸水溜り部(浸水点検室)109を設けると共に、該浸水溜り部109に浸水検知器110を設け、該軸封部104の水漏れを検知するようにしている。しかしながらこの構造では、例えば、浸水検知器が検知(動作)した場合、浸水検知器の故障か軸封部の故障かを検証するのにポンプを分解しないと、浸水検出器110の点検ができないという問題があった。
上記ポンプを分解しないと、浸水検知器が点検できないという問題は、図3に示すような構成のポンプピット220内に配置された水中ポンプにおいても同様である。図3に示す水中モータポンプ200は、中間ケーシング201内に浸水溜り室202を設け、該浸水溜り室202に浸水検知器203を配置している。この浸水検知器203を点検するにはポンプを分解しなければならない。なお、図3において、204はモータ、211は軸封部、212は潤滑油収容室(潤滑油溜り室)、205はポンプ羽根車(インペラ)、206はポンプケーシング、207は主軸、209は吸込みベル、210は吐出配管である。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、小型化及び軽量化が可能で、モータ内部への漏水や漏水検知器の点検及び点検口の配置が容易で、更にモータ軸封部にメカニカルシールを用いた場合、メカニカルシールの潤滑油を点検する潤滑油点検室並び該潤滑油を注入する潤滑油注油口の配置及び潤滑油の点検が容易な水中ポンプを提供することを目的とする。
上気課題を解決するため請求項1に記載の発明は、ポンプケーシング内にポンプ羽根車及び該ポンプ羽根車を駆動するモータを備えたポンプにおいて、前記ケーシング内に上流側から前記モータ、軸受、及び軸封部と順に軸方向に配置し、
前記ポンプ羽根車を取付けたハブの内部に前記軸封部及び前記軸受又はそのいずれかを配置したことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の水中ポンプにおいて、前記モータ内部への浸水を点検するための浸水点検室をモータケーシング外に設けると共に、該浸水点検室と前記モータケーシング内部を連通する浸水流路を設けたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の水中ポンプにおいて、前記浸水点検室内に浸水を検知する浸水検知器を設けたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の水中ポンプにおいて、前記軸封部にメカニカルシールを用い、該メカニカルシールの潤滑油の点検を行う潤滑油点検室及び該潤滑油を注油する潤滑油注油口を前記モータケーシング外に設けると共に、該潤滑油点検室及び該潤滑油注油口を前記モータケーシング内部の前記メカニカルシールの潤滑油を収容する潤滑油収容室に連通する潤滑油流路を設けたことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、ポンプ及び該ポンプを駆動するモータを備え、ポンプケーシングとモータケーシングを一体的に連結すると共に、前記ポンプ取扱水の前記モータケーシング内への浸入を防止する軸封部を設けた水中ポンプにおいて、前記モータケーシング内部への浸水を点検するための浸水点検室をモータケーシングの外部に設けると共に、該浸水点検室と前記モータケーシング内部を連通する浸水流路を設け、前記浸水点検室に漏水検知器を設けたことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、ポンプ及び該ポンプを駆動するモータを備え、ポンプケーシングとモータケーシングを一体的に連結すると共に、前記ポンプ取扱水の前記モータケーシング内への浸水を防止する軸封部を設けた水中ポンプにおいて、前記軸封部分にメカニカルシールを用い、該メカニカルシールの潤滑油を点検する潤滑油点検室及び該潤滑油を注油する潤滑油注油口を前記モータケーシング外に設けると共に、該潤滑油点検室及び該潤滑油注油口と前記モータケーシング内の潤滑油収容室を連通する潤滑油流路を設けたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、ポンプ羽根車を取付けたハブの内部に軸封部及び軸受又はそのいずれかを配置したので、ハブの内部に配置した軸封部及び軸受又はそのいずれかの軸方向の寸法分、ポンプの軸方向の長さを小さくでき、その分小型化及び軽量化ができる。
上記のように、ハブの内部に軸封部及び軸受又はそのいずれかを配置することにより、モータケーシング内に設けた浸水溜り室に浸水検知器を設けることが困難となると共に、浸水検知器を設けた場合でも、該浸水検知器の故障か軸封部の故障かを検証するためには、ポンプを分解しなければならない。そこで請求項2に記載の発明では、浸水点検室をモータケーシング外に設けると共に、該浸水点検室とモータケーシング内部を連通する浸水流路を設けたので、浸水の点検が容易となる。
請求項3に記載の発明によれば、浸水点検室内に浸水検知器を設けたのでモータケーシング内部への浸水をモータケーシングの外部で検知できると共に、浸水検知器の取付け、取外しが容易となる。
軸封部にメカニカルシールを用い、該メカニカルシールをハブの内部に配置した場合、潤滑油の点検及び潤滑油の注油が困難となる。そこで請求項4に記載の発明では、潤滑油点検室及び該潤滑油を注油する潤滑油注油口をモータケーシングの外部に設け、該潤滑油点検室及び該潤滑油注油口とモータケーシング内の潤滑油収容室を連通する潤滑油流路を設けたので、モータケーシングの外部から容易に潤滑油点検及び潤滑油の注油ができる。
請求項5に記載の発明によれば、モータケーシング内部への浸水を点検するための浸水点検室をモータケーシングの外部に設けると共に、該浸水点検室と前記モータケーシング内部を連通する浸水流路を設け、浸水点検室に漏水検知器を設けたので、浸水の点検が容易になると共に、浸水検知器の取付け、取外しが容易となる。
請求項6に記載の発明によれば、メカニカルシールの潤滑油を点検する潤滑油点検室及び該潤滑油を注油する潤滑油注油口を前記モータケーシング外に設け、潤滑油点検室及び該潤滑油注油口とモータケーシング内の潤滑油収容室を連通する潤滑油流路を設けたので、モータケーシング外から容易に潤滑油点検及び潤滑油の注油ができる。
以下、本願発明の実施の形態例を図面に基づいて説明する。図4は本発明に係るポンプの構造を示す断面図である。図示するように、本ポンプ1は、ポンプケーシング2内にモータ3、軸受4、軸封部5及びポンプ羽根車6を配置した構造である。モータ3、軸受4及び軸封部5は、上流側から軸方向に順に配置され、軸受4及び軸封部5はポンプ羽根車6が取付けられたハブ7の内部に配置されている(ここでは軸受4の一部はハブ7の上流側端部からはみ出している)。
モータ3はモータケーシング8内に固定子9が挿入固定され、該固定子9内に主軸10に固定された電機子11が回転自在に配置された構成である。主軸10の先端にはハブ7がナット12で締め付け固定され、該ハブ7の先端部はカバー14で覆われている。ポンプケーシング2はモータ側2aとポンプ側2bからなり、両者は一体的に締結されている。軸受4は軸受ブラケット15を介してモータケーシング8に取付けられ、主軸10を回転自在に支持する。軸封部5は軸封ブラケット16を介してモータケーシング8の端部に取付けられている。なお、ここでは軸封部5はメカニカルシールで構成され、該メカニカルシールの潤滑油は軸封ブラケット16に設けられた潤滑油収容室(潤滑油溜り室)16a内に収容されている。
モータケーシング8の外周とポンプケーシング2のモータ側2aの内周面の間には整流板17が配置されている。ハブ7の先端部を覆うカバー14の外周とポンプケーシング2のポンプ側2bの内周面の間にはガイドベーン18が配置されている。また、モータケーシング2の上流側端部には吸込カバー19が取付けられている。また、モータケーシング8の上流側端部には吸込カバー19を貫通して、ケーブル端子部20が設けられている。ポンプケーシング2の吐出口には逆流防止用のフラップ弁21がヒンジ軸22を介して回動自在に設けられている。
上記構成のポンプ1のポンプケーシング2は支持部材121を介してポンプゲートの扉体120に取付けられている。ポンプゲートの扉体120で水路を閉じ、モータ3を起動することにより、ハブ7と共にポンプ羽根車6が回転する。これにより吸込カバー19の吸込口19aから吸い込まれた水は、ポンプケーシング2の内周面とモータケーシング8の外周面で形成された水路を通って、フラップ弁21を押し開け、吐出される。
上記のように、軸受4及び軸封部5をハブ7の内部に配置することにより、軸受4及び軸封部5の軸方向の寸法分、ポンプ1の軸方向の長さを小さくできるから、ポンプ1の小型化、軽量化が可能となる。なお、上記例では、軸受4及び軸封部5の両者をハブ7の内部に配置する例を示したが、どちらか一方でもよい。その場合はどちらか一方の軸方向の寸法分だけポンプ1の軸方向の長さを小さくできる。
軸封部5を設けることにより、ポンプ取扱水がモータケーシング8内に浸水するのを防止しているが、この軸封部5の軸封性能等の劣化により浸水がある。そしてその浸水した水は軸受ブラケット15と軸封ブラケット16との間に形成された浸水溜り室23に流入し貯留される。従って、浸水溜り室23に浸水検知器を設けることにより、浸水を検知できるが、狭いハブ7内に軸受4及び軸封部5を配置した場合、浸水検知器を取付けることが困難となる。また浸水検知器26を取付けたとしても、浸水検知器26に故障等の不具合が発生した場合、ポンプを分解しない限り、浸水検知器26を点検できないという問題がある。
そこで、図5に示すように、モータ内部への浸水を点検するための浸水点検室(浸水タンク)24をモータケーシング8の外部に設け、該モータケーシング8と浸水溜り室23を連通する浸水流路25を設ける。これにより、軸封部5に浸水(水漏れ)が発生すると、この浸水した水は浸水溜り室23及び浸水流路25を通って、浸水点検室24内に流入するから、ポンプを分解することなしに、浸水を容易に点検できる。また、該浸水点検室24内に浸水検知器26を配置し、その出力をモータケーシング8内に配線した出力信号線27を通してケーブル端子部20に導くことにより、モータ3への浸水を容易に検出できると共に、浸水検知器26の設置も容易となる。また、浸水点検室24内に水の流入があっても浸水検知器26が浸水を検知しない場合は、浸水検知器26の故障であることが極めて高いから、ポンプを分解せずに浸水検知器26の検証が可能となる。
なお、上記例では、浸水点検室(浸水タンク)24をモータケーシング8の外側面に設けたが、モータケーシング8の外であれば、例えばポンプケーシング2の外側面に設け、この浸水点検室24内とモータケーシング8内の浸水溜り室内を浸水流路で連通してもよい。これによりポンプケーシング外側から軸封部5の浸水(水漏れ)の点検を行うことができると共に、浸水検知器の取付けもできる。
また、軸封部5にメカニカルシールを用いた場合、その潤滑油を上記のように軸封ブラケット16に設けた潤滑油収容室16a内に収容しているが、該潤滑油収容室16aに潤滑油が十分あるか点検するにはポンプを分解するとか、該潤滑油収容室16aに潤滑油を注油するための注油口から点検具を挿入して検知するしかない。しかしなから、軸受4や軸封部5をハブ7内に配置した場合は、この注入口を設けることも困難である上、点検具を挿入するのも困難である。
そこで本実施形態では、図6に示すように、モータケーシング8の端部に潤滑油点検室28を設け、該潤滑油点検室28の内部と、軸封ブラケット16に設けた潤滑油収容室16aの内部を潤滑油流路29で連通した。これにより、潤滑油点検室28内の潤滑油レベルLは潤滑油収容室16aの潤滑油レベルを示すので、潤滑油点検室28内の潤滑油レベルを監視することにより、現在の潤滑油収容室16aの潤滑油レベルを確認できる。また、潤滑油点検室28には潤滑油を注油する潤滑油注油口30が設けているので、潤滑油収容室16a内の潤滑油の量が減少したら、該潤滑油注油口30を通して潤滑油を注油でき、注油も容易となる。
なお、上記例では、潤滑油点検室28をモータケーシング8の端部に設けたが、モータケーシング8の外であれば、例えばポンプケーシング2の外側面に設け、この潤滑油点検室の内部とポンプケーシング内の潤滑油収容室16aの内部を潤滑油流路で連通させてもよい。これによりポンプケーシング外側から潤滑油の点検を行うことができる。
なお、図5、図6では、水中ポンプ1に浸水点検室24、潤滑油点検室28をそれぞれ設けた例を示したが、1台の水中ポンプに浸水点検室24及び潤滑油点検室28の両方を設け、浸水と潤滑油の両者の監視ができるようにしてもよいことは当然である。
図3に示す水中ポンプにおいては、軸封部211からの浸水があれば、その水は浸水溜り室202に流入するから、浸水溜り室202に浸水検知器203を設けておけば、ポンプ取扱水のモータへの浸水は容易に検知できる。しかしながら、浸水検知器203が故障等で浸水を検知できない場合は、ポンプを分解して、浸水検知器203や軸封部211の状態を調べなければならない。
そこで、本実施形態例では、図7に示すように、ポンプピット31に設置した水中ポンプ50の中間ケーシング32の外側に浸水点検室33を設け、該浸水点検室33の内部と浸水溜り室34の内部を浸水流路35で連通している。これにより、軸封部36からの浸水溜り室34に流入すると、この水は浸水点検室33に流入するから、浸水溜り室34への浸水を中間ケーシング32外側から容易に監視することができる。この浸水点検室33に浸水検知器48を取付けておけば、自動的に浸水溜り室34への浸水を検知できる。
従来例では、浸水検知器203が動作してもポンプを分解して軸封部211の状態を点検しなければ、軸封部の故障等による浸水の発生による浸水検知器の動作なのか、浸水検知器の故障による動作なのか検証ではない。また、浸水検知器が故障で浸水があっても不動作の場合はモータの事故に結びつく。本実施形態によれば、浸水点検室33内の浸水を容易に監視できると共に、浸水点検室33内に浸水が無いのに浸水検知器48が動作すれば、浸水検知器48の故障による誤動作の可能性が極めて高いから、浸水検知器48を交換すればよい。
上記水中ポンプ(水中モータポンプ)50において、モータ37を起動すると、主軸47に取付けたポンプインペラ(ポンプ羽根車)38が回転する。ポンプインペラ38の回転により、吸込みベル39の吸込口39aから吸込まれた水はポンプケーシング40内を通って吐出管41から吐出される。
図7に示す構成の水中ポンプ50で軸封部36にメカニカルシールを使用した場合、その潤滑油は中間ケーシング32内の軸封ブラケット42に設けられた潤滑油収容室43に収容されている。この潤滑油収容室43内の潤滑油の量は外部から監視できない。そこで図8に示すように、中間ケーシング32の外側に潤滑油点検室44を設け、該潤滑油点検室44の内部と、潤滑油収容室43の内部を潤滑油流路45で接続した。これにより、潤滑油点検室44内の潤滑油レベルは潤滑油収容室43の潤滑油レベルを示すので、潤滑油点検室44内の潤滑油レベルを監視することにより、現在の潤滑油収容室43の潤滑油レベルを確認できる。また、潤滑油点検室44には潤滑油を注油する潤滑油注油口46が設けているので、潤滑油収容室43内の潤滑油の量が減少したら、該潤滑油注油口46を通して潤滑油を注油できる。
なお、図7、図8に示す例では、水中ポンプ50に浸水点検室33、潤滑油点検室44をそれぞれ設けた例を示しているが、一台の水中モータポンプ50に浸水点検室33及び潤滑油点検室44の両方を設け、浸水と潤滑油の両者を監視するようにしてもよいことは当然である。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。なお直接明細書及び図面に記載のない何れの形状・構造・材質であっても、本願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明の技術的思想の範囲内である。
従来のポンプの構造例を示す断面図である。 従来のポンプの構造例を示す断面図である。 従来のポンプの構造例を示す断面図である。 本発明に係るポンプの構造例を示す断面図である。 本発明に係るポンプの構造例を示す断面図である。 本発明に係るポンプの構造例を示す断面図である。 本発明に係るポンプの構造例を示す断面図である。 本発明に係るポンプの構造例を示す断面図である。
符号の説明
1 ポンプ
2 ポンプケーシング
3 モータ
4 軸受
5 軸封部
6 ポンプ羽根車
7 ハブ
8 モータケーシング
9 固定子
10 主軸
11 電機子
12 ナット
14 カバー
15 軸受ブラケット
16 軸封ブラケット
17 整流板
18 ガイドベーン
19 吸込カバー
20 ケーブル端子部
21 フラップ弁
22 ヒンジ軸
23 浸水溜り室
24 浸水点検室
25 浸水流路
26 浸水検知器
27 出力信号線
28 潤滑油点検室
29 潤滑油流路
30 潤滑油注油口
31 ポンプピット
32 中間ケーシング
33 浸水点検室
34 浸水溜り室
35 浸水流路
36 軸封部
37 モータ
38 ポンプインペラ(ポンプ羽根車)
39 吸込みベル
40 ポンプケーシング
41 吐出管
42 軸封ブラケット
43 潤滑油収容室
44 潤滑油点検室
45 潤滑油流路
46 潤滑油注油口
47 主軸
48 浸水検知器
50 水中ポンプ(水中モータポンプ)

Claims (6)

  1. ポンプケーシング内にポンプ羽根車及び該ポンプ羽根車を駆動するモータを備えた水中ポンプにおいて、
    前記ポンプケーシング内に上流側から前記モータ、軸受、及び軸封部と順に軸方向に配置し、
    前記ポンプ羽根車を取付けたハブの内部に前記軸封部及び前記軸受又はそのいずれかを配置したことを特徴とする水中ポンプ。
  2. 請求項1に記載の水中ポンプにおいて、
    前記モータ内部への浸水を点検するための浸水点検室をモータケーシング外に設けると共に、該浸水点検室と前記モータケーシング内部を連通する浸水流路を設けたことを特徴とする水中ポンプ。
  3. 請求項2に記載の水中ポンプにおいて、
    前記浸水点検室内に浸水を検知する浸水検知器を設けたことを特徴とする水中ポンプ。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の水中ポンプにおいて、
    前記軸封部にメカニカルシールを用い、該メカニカルシールの潤滑油の点検を行う潤滑油点検室及び該潤滑油を注油する潤滑油注油口を前記モータケーシング外に設けると共に、該潤滑油点検室及び該潤滑油注油口を前記モータケーシング内部の前記メカニカルシールの潤滑油を収容する潤滑油収容室に連通する潤滑油流路を設けたことを特徴とする水中ポンプ。
  5. ポンプ及び該ポンプを駆動するモータを備え、ポンプケーシングとモータケーシングを一体的に連結すると共に、前記ポンプ取扱水の前記モータケーシング内への浸水を防止する軸封部を設けた水中ポンプにおいて、
    前記モータケーシング内部への浸水を点検するための浸水点検室をモータケーシングの外部に設けると共に、該浸水点検室と前記モータケーシング内部を連通する浸水流路を設け、前記浸水点検室に漏水検知器を設けたことを特徴とする水中ポンプ。
  6. ポンプ及び該ポンプを駆動するモータを備え、ポンプケーシングとモータケーシングを一体的に連結すると共に、前記ポンプ取扱水の前記モータケーシング内への浸水を防止する軸封部を設けた水中ポンプにおいて、
    前記軸封部分にメカニカルシールを用い、該メカニカルシールの潤滑油を点検する潤滑油点検室及び該潤滑油を注油する潤滑油注油口を前記モータケーシング外に設けると共に、該潤滑油点検室及び該潤滑油注油口と前記モータケーシング内の潤滑油収容室を連通する潤滑油流路を設けたことを特徴とする水中ポンプ。
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