JP7263199B2 - 中間ケーシングおよびこれを備える水中ポンプ - Google Patents
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Description
図示の水中ポンプは、設置面G上に横置きに設置されることを前提として設計されている。本実施形態において、「横置き」とは、水中ポンプの回転軸が実質的に水平方向に維持される向きを意味する。以下、本実施形態の説明では、「上」「下」等の方向を示す用語は、特に断りのない限り、横置きに設置された水中ポンプの状態に関して用いられる。
する負荷側軸受122のための軸受取付部124が形成されている。軸受取付部124とシール保持部120との間に、突起部126が形成されている。具体的には、突起部126は、負荷側ブラケット107の内表面128から、負荷側ブラケット107の径方向内側に突出している。突起部126の突出長さは、突起部126が回転軸106に接触しないように決められる。
202の空間206へ流入する。本実施形態では、負荷側ブラケット107の横断面において、鉛直方向下部の突起部126aが漏洩液に対する堰として作用し、漏洩液は、下方の貫通通路134aを通して、空間206へ流入する。上方の貫通通路134bは、漏洩液の流入に応じて空間206内の空気等の気体を排出する通気路として機能することができる。
1. 水中ポンプの回転軸を駆動するモータが配置されるモータフレームと回転軸により駆動される羽根車が配置されるポンプケーシングとの間に配置される中間ケーシングであって、
中間ケーシングの内側表面に、
回転軸のための軸受が取り付けられる軸受取付部と、
回転軸をシールするメカニカルシールを保持するシール保持部と、
軸受取付部とシール保持部との間で中間ケーシングの径方向内側に突出する少なくとも1つの突起部と、が形成されており、
中間ケーシングは、さらに、
突起部とシール保持部との間で開口し、中間ケーシングを貫通する少なくとも1つの貫通通路を有する、
中間ケーシング。
2. 上記1.に記載の中間ケーシングであって、
水中ポンプは、横置きに設置される横軸ポンプであり、
突起部は、水中ポンプの運転中にメカニカルシールから漏れ出た液体を、突起部とシール保持部との間の空間に受け入れ可能な位置に形成される、中間ケーシング。
3. 上記1.または2.に記載の中間ケーシングであって、
2つの突起部を有し、2つの突起部は、中間ケーシングの直径方向で互いに対向する位置に形成される、中間ケーシング。
4. 上記1.または2.に記載の中間ケーシングであって、
突起部は、中間ケーシングの周方向に連続して延びる単一の突起部である、中間ケーシング。
5. 上記3.または4.に記載の中間ケーシングであって、
2つの貫通通路を有し、中間ケーシングの横断面において、2つの貫通通路が実質的に並列状態で配置されている、中間ケーシング。
6. 上記1.~5.のいずれかに記載の中間ケーシングを備える、水中ポンプ。
7. 上記6.に記載の水中ポンプであって、
水中ポンプは、さらに、浸水検知器を備え、浸水検知器は、貫通通路が浸水検知器の液体貯留空間に連通するように中間ケーシングに対して位置決めされ、
浸水検知器の検知水位は、突起部の突出長さと関連付けて設定される、水中ポンプ。
8. 上記5.に記載の中間ケーシングを備える水中ポンプであって、
水中ポンプは、さらに、浸水検知器を備え、2つの貫通通路が共に、浸水検知器の液体貯留空間と連通し、2つの貫通通路のうち一方が液体流路として使用され、他方が通気路として使用可能である、水中ポンプ。
G 設置面
1 ポンプ部
2 モータ部
3 ポンプケーシング
4 メカニカルシールカバー
5 羽根車
6 回転軸
7 負荷側ブラケット
8 メカニカルシール室
9、10 メカニカルシール
11 モータフレーム
12 ステータ
13 ロータ
20 浸水検知器
21 検知部
22 連通路
100 水中ポンプ
101 ポンプ部
102 モータ部
103 ポンプケーシング
104 メカニカルシールカバー
105 羽根車
106 回転軸
106a 小径部
106b 大径部
108 メカニカルシール室
109 締結部
110 メカニカルシール
111 モータフレーム
112 ステータ
113 ロータ
114 挿通孔
116 挿通孔
118 シール保持部
120 シール保持部
120a 周面部
120b 端面部
122 負荷側軸受
124 軸受取付部
126、126a、126b 突起部
128 内表面
130 凹部
132 壁部
134、134a、134b 貫通通路
136、136a、136b 開口部
138 外表面
202 浸水検知器
204 筐体部
206 空間
208 検知部
210 開口部
212 取付カバー
214 取付穴
Claims (7)
- 水中ポンプの回転軸を駆動するモータが配置されるモータフレームと前記回転軸により駆動される羽根車が配置されるポンプケーシングとの間に配置される中間ケーシングであって、
前記中間ケーシングの内側表面に、
前記回転軸のための軸受が取り付けられる軸受取付部と、
前記回転軸をシールするメカニカルシールを保持するシール保持部と、
前記軸受取付部と前記シール保持部との間で前記中間ケーシングの径方向内側に突出する少なくとも1つの突起部と、が形成されており、
前記中間ケーシングは、さらに、
前記突起部と前記シール保持部との間で開口し、前記中間ケーシングを貫通する少なくとも1つの貫通通路を有し、
前記水中ポンプは、横置きに設置される横軸ポンプであり、
前記突起部は、前記水中ポンプの運転中に前記メカニカルシールから漏れ出た液体を、前記突起部と前記シール保持部との間の空間に受け入れ可能な位置に形成される、中間ケーシング。 - 請求項1に記載の中間ケーシングであって、
2つの前記突起部を有し、前記2つの突起部は、前記中間ケーシングの直径方向で互いに対向する位置に形成される、中間ケーシング。 - 請求項1に記載の中間ケーシングであって、
前記突起部は、前記中間ケーシングの周方向に連続して延びる単一の突起部である、中間ケーシング。 - 請求項2または3に記載の中間ケーシングであって、
2つの前記貫通通路を有し、前記中間ケーシングの横断面において、前記2つの貫通通
路が実質的に並列状態で配置されている、中間ケーシング。 - 請求項1~4のいずれか一項に記載の中間ケーシングを備える、水中ポンプ。
- 請求項5に記載の水中ポンプであって、
前記水中ポンプは、さらに、浸水検知器を備え、前記浸水検知器は、前記貫通通路が前記浸水検知器の液体貯留空間に連通するように前記中間ケーシングに対して位置決めされ、
前記浸水検知器の検知水位は、前記突起部の突出長さと関連付けて設定される、水中ポンプ。 - 請求項4に記載の中間ケーシングを備える水中ポンプであって、
前記水中ポンプは、さらに、浸水検知器を備え、前記2つの貫通通路が共に、前記浸水検知器の液体貯留空間と連通し、前記2つの貫通通路のうち一方が液体流路として使用され、他方が通気路として使用可能である、水中ポンプ。
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004218576A (ja) | 2003-01-16 | 2004-08-05 | Tsurumi Mfg Co Ltd | 竪型水中電動ポンプの浸水検知機構 |
JP2019113030A (ja) | 2017-12-26 | 2019-07-11 | 株式会社クボタ | 水中ポンプ |
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2019
- 2019-10-02 JP JP2019182083A patent/JP7263199B2/ja active Active
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