JP7263199B2 - 中間ケーシングおよびこれを備える水中ポンプ - Google Patents

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Description

本発明は、中間ケーシングおよびこれを備える水中ポンプに関する。
排水処理施設等のポンプ施設では、気中運転される陸上ポンプが使用される場合が多い。しかし、近年のゲリラ豪雨、津波等によってポンプ施設内が浸水し陸上ポンプが停止することが問題になっている。
これを解消する方法として、陸上ポンプに代えて水中ポンプを使用することが考えられる。しかし、ポンプ施設内のポンプの据え付けスペースは比較的狭く、ポンプの高さも制限されることが一般的である。これに対し、水中の使用が想定される水中ポンプは、縦方向(換言すれば、鉛直方向)での使用を前提として設計されている。縦方向の設置により、水中からのポンプの引き上げ作業が容易になる。また、縦方向の設置により、水中の異物がポンプ上に堆積することを防止することもできる。しかし、縦方向に設置される水中ポンプは、上記の高さ制限を満たすことが困難である。そこで、水中ポンプを横置きにして使用する例が、例えば、特許文献1に記載されている。
ところで、水中ポンプでは、ポンプ部の加圧された取り扱い液がモータ部へ侵入することを防止するために、メカニカルシールが設けられる。メカニカルシールは、潤滑油を含むメカニカルシール室に配置される。しかし、実際には、水中ポンプの運転中、メカニカルシール室に収容される油とポンプ部の取り扱い液の混合液が、微量ではあるが、メカニカルシールを通じて、常にモータ部内に漏れている。メカニカルシールからの漏れ量を検知するため、水中ポンプには浸水検知器が設けられる。
図9に、従来の水中ポンプの具体的構成例を示す。図示の水中ポンプは、設置面Gに対して縦方向に設置することを前提として設計されており、ポンプ部1とモータ部2とから構成されている。ポンプ部1はポンプケーシング3とメカニカルシールカバー4と羽根車5とからなり、羽根車5は回転軸6に固定されている。メカニカルシールカバー4の上部に負荷側ブラケット7が固定されており、負荷側ブラケット7内に、メカニカルシール室8が形成されている。メカニカルシール室8内にメカニカルシール9、10が設けられる。メカニカルシール9、10は、メカニカルシールカバー4および負荷側ブラケット7と回転軸6との間の間隙をシールしている。
モータ部2は、モータフレーム11と、モータフレーム11内に固定されたステータ12と、ステータ12内に設置されるとともに回転軸6に固定されたロータ13とから構成されている。負荷側ブラケット7に隣接して浸水検知器20が設けられている。浸水検知器20内に検知部(図示の例ではフロートスイッチ)21が配置されている。浸水検知器20の内部空間は、連通路22を介して上部のメカニカルシール10のわずかに上方の空間に連通している。
縦置きポンプでは、メカニカルシール室8内の液体(すなわち、油と取り扱い液の混合液)は、メカニカルシール10と負荷側ブラケット7との間の空間に漏れて溜まる。漏れ量が大きくなると、液体は、モータ部2の手前で連通路22を通って浸水検知器20に流入し、そこに溜まる。所定量の液体が溜まると、そのことが検知部21によって検知される。そして、作業員によってメカニカルシール9、10の交換および液体の排出等のメンテナンスが行われる。
特許文献1に記載されるように水中ポンプを横置きで使用することによって、ポンプ施設内の高さ制限を満たすことができる。しかし、例えば図10に示すように、水中ポンプを横置きで使用するために、単に従来の負荷側ブラケットを横向きに配置するだけでは、メカニカルシール室からの混合液は、水平方向に配置される回転軸を伝わって、モータ部に侵入することになる。図10には、設置面Gに対して横置きに設置された水中ポンプのポンプ部30のポンプケーシング32内から負荷側ブラケット34のメカニカルシール室36内へのポンプの取り扱い液の流入、およびメカニカルシール室36からモータ部40内への液体(すなわち、油と取り扱い液の混合液)の流入が、矢印で示されている。
特開2018-115570号
本発明の一実施形態は、水中ポンプを、メカニカルシールからの漏洩液をモータ部に侵入させることなく横置きで運転可能にする、負荷側ブラケット等の中間ケーシングを提供することを課題とする。また、本発明の一実施形態は、従来の水中ポンプに容易に適用可能であり、当該水中ポンプを横置き運転可能にすることができる中間ケーシングを提供することを課題とする。また、本発明の一実施形態は、並列配置される複数の横置き水中ポンプに共用可能な中間ケーシングを提供することを課題とする。
本発明の一実施形態によれば、水中ポンプの回転軸を駆動するモータが配置されるモータフレームと回転軸により駆動される羽根車が配置されるポンプケーシングとの間に配置される中間ケーシングが提供される。中間ケーシングの内側表面には、回転軸のための軸受が取り付けられる軸受取付部と、回転軸をシールするメカニカルシールを保持するシール保持部と、軸受取付部とシール保持部との間で中間ケーシングの径方向内側に突出する少なくとも1つの突起部と、が形成されている。中間ケーシングは、さらに、突起部とシール保持部との間で開口し、中間ケーシングを貫通する少なくとも1つの貫通通路を有する。
本発明の一実施形態による中間ケーシングを備える水中ポンプの断面図である。 本発明の一実施形態による中間ケーシングの例を示す端面図である。 図2のX-X方向に沿う中間ケーシングの断面図である。 図2のY-Y方向に沿う中間ケーシングの断面図である。 図1の部分拡大説明図である。 浸水検知器を、その取付カバーと共に示す断面図である。 浸水検知器が取り付けられた中間ケーシングの横断面図である。 並列配置される2台の水中ポンプの中間ケーシングを示す図である。 従来の水中ポンプの例を示す断面図である。 横置きされた従来の水中ポンプを説明する図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明はあくまでも一例を示すものであって、本願発明の技術的範囲を以下の実施形態に限定する趣旨ではない。
図1に、本発明の一実施形態による中間ケーシングを備える水中ポンプの一例を示す。
図示の水中ポンプは、設置面G上に横置きに設置されることを前提として設計されている。本実施形態において、「横置き」とは、水中ポンプの回転軸が実質的に水平方向に維持される向きを意味する。以下、本実施形態の説明では、「上」「下」等の方向を示す用語は、特に断りのない限り、横置きに設置された水中ポンプの状態に関して用いられる。
水中ポンプ100は、ポンプ部101とモータ部102とから構成されている。ポンプ部101はポンプケーシング103とメカニカルシールカバー104と羽根車105とからなり、羽根車105は回転軸106に固定されている。メカニカルシールカバー104に負荷側ブラケット(換言すれば、中間ケーシング)107が固定されている。メカニカルシール室108が、メカニカルシールカバー104と負荷側ブラケット107とによって形成されている。メカニカルシール室108内にメカニカルシール110が設けられる。メカニカルシール110は、負荷側ブラケット107と回転軸106との間の間隙をシールしている。メカニカルシール110は、また、メカニカルシールカバー104と回転軸106との間の間隙をシールしている。
負荷側ブラケット107とメカニカルシールカバー104は、それぞれ、羽根車105を駆動する回転軸106を通す挿通孔114、116を有している。メカニカルシールカバー104は、挿通孔116の外側に、メカニカルシール110を保持するシール保持部118を有する。また、負荷側ブラケット107は、挿通孔114の外側に、メカニカルシール110を保持するシール保持部120と、回転軸106を軸支する負荷側軸受122が取り付けられる軸受取付部124と、を有する。
モータ部102は、モータフレーム111と、モータフレーム111内に固定されたステータ112と、ステータ112内に設置されるとともに回転軸106に固定されたロータ113とから構成されている。なお、負荷側ブラケット107には、後述する図示されない浸水検知器202が取り付けられている。
水中ポンプ100の運転中、ポンプケーシング103内の取り扱い液が、メカニカルシール110を通ってメカニカルシール室108に侵入する。取り扱い液は、メカニカルシール室108内の潤滑油に混入する。混合液は、メカニカルシール110を通って、メカニカルシール室108からシール保持部120の外側に漏洩する。取り扱い液および混合液の流れが、図1に矢印で示されている。
後述するように、本実施形態では、軸受取付部124とシール保持部120との間に、突起部126が形成されている。
図2は、負荷側ブラケット107の端面図であり、負荷側ブラケット107を図1の右側(換言すれば、ポンプケーシング103側)から見た図である。図3は、図2のX-X線に沿う負荷側ブラケット107の断面図であり、図4は、図2のY-Y線に沿う負荷側ブラケット107の断面図である。理解の容易のため、図2~図4には、負荷側ブラケット107の挿通孔114を通る回転軸106(先端の小径部106aおよびこれに隣接する大径部106bを含む)も示されている。
負荷側ブラケット107は、概ね円筒状の外形を有し、メカニカルシールカバー104に締結部109を介して固定されるように構成されている。上記したように、負荷側ブラケット107には、回転軸106が挿通される挿通孔114が形成され、挿通孔114の外側に、回転軸106の周囲に設けられるメカニカルシール110を保持するシール保持部120が形成される。シール保持部120は、回転軸106に面してその周方向に延びる周面部120aと、周面部120aに隣接し、これに交差するように配置される端面部120bとを含む。また、シール保持部120から離間した位置に、回転軸106を軸支
する負荷側軸受122のための軸受取付部124が形成されている。軸受取付部124とシール保持部120との間に、突起部126が形成されている。具体的には、突起部126は、負荷側ブラケット107の内表面128から、負荷側ブラケット107の径方向内側に突出している。突起部126の突出長さは、突起部126が回転軸106に接触しないように決められる。
図5は、突起部126周辺の構成を示す、図1の部分拡大図である。上記のように、突起部126は、軸受取付部124とシール保持部120との間で、回転軸106に接触しない突出長さで、負荷側ブラケット107の内表面128から径方向内側に突出する。これにより、水中ポンプ100が運転している間、突起部126は、メカニカルシール110からの漏洩液に対する堰として作用する。漏洩液は、突起部126により堰き止められて、突起部126とシール保持部120との間に形成される凹部または溝130に溜まり、負荷側軸受122に到達することがない。これにより、従来の水中ポンプを横置きにした場合の漏洩液のモータ部への侵入のおそれをなくすことができる。
なお、突起部126の周方向の長さおよび数は特に限られない。突起部126は、負荷側ブラケット107の内表面128の周方向の一部にのみ設けられてもよいし、周方向全体に連続して延びる単一の環状の形態を有してもよい。また、突起部126が周方向の一部に設けられる場合、突起部126は、負荷側ブラケット107の直径方向の互いに対向する位置(換言すれば、図2の破線で示されるように負荷側ブラケット107の中心軸線C周りに実質的に180度ずれた位置)に形成されることが好ましい。また、漏洩液が凹部130に流入するように、負荷側ブラケット107は、少なくとも一つの突起部126(図2では126a)が、鉛直方向下部に位置する向きで設置される。
さらに、本実施形態では、負荷側ブラケット107は、壁部132(図2を参照)を貫通する貫通通路134(134a、134b)を有している。貫通通路134は、負荷側ブラケット107の内側で、突起部126とシール保持部120との間で開口する。開口部136(136a、136b)が、図3および図4に実線で示されている。また、貫通通路134は、負荷側ブラケット107の外部へと延びるように負荷側ブラケット107の外表面138で開口している。なお、後述する理由で、本実施形態では、2つの貫通通路134a、134bが、図2のような並列状態で形成されている。しかし、貫通通路134の数は限られず、単一の貫通通路134が設けられてもよい。
また、本実施形態では、負荷側ブラケット107の外側に浸水検知器202が設けられる。図6は、浸水検知器202を単体で示す上下方向断面図である。図7は、浸水検知器202が取り付けられた負荷側ブラケット107の横断面(換言すれば、水中ポンプ100の回転軸106に交差する断面)を示す図である。図8は、互いに並列配置された2台の水中ポンプ100の負荷側ブラケット107および浸水検知器202を示す。
浸水検知器202は、筐体部204によって画定され、検知対象の液体が貯留され、検知部208が配置される空間206を有する。既知のいかなる浸水検知器の構成も、本実施形態に使用することができる。
図7に示すように、筐体部204は、後面(負荷側ブラケット107側)が、開口部210を通して部分的に開放されており、開口部210の周囲に、浸水検知器202を負荷側ブラケット107に固定するための、図6に示す取付カバー212を有している。取付カバー212は、締結具を受け入れ可能な取付穴214を有する。
貫通通路134(134a、134b)は、開口部210を通して空間206に連通している。鉛直方向下部の貫通通路134aを通して、凹部130内の漏洩液が浸水検知器
202の空間206へ流入する。本実施形態では、負荷側ブラケット107の横断面において、鉛直方向下部の突起部126aが漏洩液に対する堰として作用し、漏洩液は、下方の貫通通路134aを通して、空間206へ流入する。上方の貫通通路134bは、漏洩液の流入に応じて空間206内の空気等の気体を排出する通気路として機能することができる。
浸水検知器202の検知水位は、鉛直方向下部の突起部126(図7の126a)の高さよりも下方の位置に設定することができる。これにより、漏洩液が突起部126を越えてモータ部102に侵入することを防止することができる。
上記したように、本実施形態の負荷側ブラケット107は、鉛直方向上下に位置決めされる突起部126(126a、126b)と各突起部126に対応して鉛直方向上下に並列状態で位置決めされる2つの貫通通路134(134a、134b)を有している。これにより、水中ポンプ100が設置されたとき、いずれか一方の突起部126および貫通通路134の組を鉛直方向下部に配置し、他方の突起部126および貫通通路134の組を鉛直方向上部に配置することができる。ポンプ施設では、例えば2台の水中ポンプ100を備えるユニット構造を採用する場合がある。その場合、本実施形態の負荷側ブラケット107は、図8に示すように左右反転させることによって、2台の水中ポンプ100に対して左右対称の位置に設置することができる。例えば、負荷側ブラケット107が単一の突起部126および単一の貫通通路134(例えば、図7の126aおよび134aのみ)を有すると仮定する。この場合、負荷側ブラケット107を左右反転させると、単一の突起部126aおよび単一の貫通通路134aが鉛直方向上部に位置してしまうので、漏洩液を突起部126aにより堰き止めて浸水検知器202に流すことができない。これに対し、本実施形態の構成では、図7の負荷側ブラケット107を、図8の右側の負荷側ブラケット107のように左右反転させると、右側の負荷側ブラケット107には、鉛直方向下部に位置する突起部126bおよび貫通通路134bが存在する。従って、漏洩液を突起部126bにより堰き止めて、浸水検知器202に流すことができる。また、鉛直方向上部の貫通通路134aは、空間206に漏洩液が流入した際に空間206から排出される空気が通る通気路として使用することができる。このように、本実施形態の負荷側ブラケット107は、並列配置される複数の水中ポンプ100で共用化することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。上記実施形態では、中間ケーシングの例として負荷側ブラケット107を説明したが、中間ケーシングは負荷側ブラケット107に限られない。中間ケーシングは、水中ポンプのモータが配置されるモータフレームと、羽根車が配置されるポンプケーシングとの間に配置されるケーシング部材であればよい。
本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその均等物が含まれることはもちろんである。また、上述した課題の少なくとも一部を解決できる範囲、または、効果の少なくとも一部を奏する範囲において、特許請求の範囲および明細書に記載された各構成要素の任意の組み合わせ、または、省略が可能である。
本発明は、以下の態様を含む。
1. 水中ポンプの回転軸を駆動するモータが配置されるモータフレームと回転軸により駆動される羽根車が配置されるポンプケーシングとの間に配置される中間ケーシングであって、
中間ケーシングの内側表面に、
回転軸のための軸受が取り付けられる軸受取付部と、
回転軸をシールするメカニカルシールを保持するシール保持部と、
軸受取付部とシール保持部との間で中間ケーシングの径方向内側に突出する少なくとも1つの突起部と、が形成されており、
中間ケーシングは、さらに、
突起部とシール保持部との間で開口し、中間ケーシングを貫通する少なくとも1つの貫通通路を有する、
中間ケーシング。
2. 上記1.に記載の中間ケーシングであって、
水中ポンプは、横置きに設置される横軸ポンプであり、
突起部は、水中ポンプの運転中にメカニカルシールから漏れ出た液体を、突起部とシール保持部との間の空間に受け入れ可能な位置に形成される、中間ケーシング。
3. 上記1.または2.に記載の中間ケーシングであって、
2つの突起部を有し、2つの突起部は、中間ケーシングの直径方向で互いに対向する位置に形成される、中間ケーシング。
4. 上記1.または2.に記載の中間ケーシングであって、
突起部は、中間ケーシングの周方向に連続して延びる単一の突起部である、中間ケーシング。
5. 上記3.または4.に記載の中間ケーシングであって、
2つの貫通通路を有し、中間ケーシングの横断面において、2つの貫通通路が実質的に並列状態で配置されている、中間ケーシング。
6. 上記1.~5.のいずれかに記載の中間ケーシングを備える、水中ポンプ。
7. 上記6.に記載の水中ポンプであって、
水中ポンプは、さらに、浸水検知器を備え、浸水検知器は、貫通通路が浸水検知器の液体貯留空間に連通するように中間ケーシングに対して位置決めされ、
浸水検知器の検知水位は、突起部の突出長さと関連付けて設定される、水中ポンプ。
8. 上記5.に記載の中間ケーシングを備える水中ポンプであって、
水中ポンプは、さらに、浸水検知器を備え、2つの貫通通路が共に、浸水検知器の液体貯留空間と連通し、2つの貫通通路のうち一方が液体流路として使用され、他方が通気路として使用可能である、水中ポンプ。
本発明は、水中ポンプに広く適用することができる。
C 中心軸線
G 設置面
1 ポンプ部
2 モータ部
3 ポンプケーシング
4 メカニカルシールカバー
5 羽根車
6 回転軸
7 負荷側ブラケット
8 メカニカルシール室
9、10 メカニカルシール
11 モータフレーム
12 ステータ
13 ロータ
20 浸水検知器
21 検知部
22 連通路
100 水中ポンプ
101 ポンプ部
102 モータ部
103 ポンプケーシング
104 メカニカルシールカバー
105 羽根車
106 回転軸
106a 小径部
106b 大径部
108 メカニカルシール室
109 締結部
110 メカニカルシール
111 モータフレーム
112 ステータ
113 ロータ
114 挿通孔
116 挿通孔
118 シール保持部
120 シール保持部
120a 周面部
120b 端面部
122 負荷側軸受
124 軸受取付部
126、126a、126b 突起部
128 内表面
130 凹部
132 壁部
134、134a、134b 貫通通路
136、136a、136b 開口部
138 外表面
202 浸水検知器
204 筐体部
206 空間
208 検知部
210 開口部
212 取付カバー
214 取付穴

Claims (7)

  1. 水中ポンプの回転軸を駆動するモータが配置されるモータフレームと前記回転軸により駆動される羽根車が配置されるポンプケーシングとの間に配置される中間ケーシングであって、
    前記中間ケーシングの内側表面に、
    前記回転軸のための軸受が取り付けられる軸受取付部と、
    前記回転軸をシールするメカニカルシールを保持するシール保持部と、
    前記軸受取付部と前記シール保持部との間で前記中間ケーシングの径方向内側に突出する少なくとも1つの突起部と、が形成されており、
    前記中間ケーシングは、さらに、
    前記突起部と前記シール保持部との間で開口し、前記中間ケーシングを貫通する少なくとも1つの貫通通路を有し、
    前記水中ポンプは、横置きに設置される横軸ポンプであり、
    前記突起部は、前記水中ポンプの運転中に前記メカニカルシールから漏れ出た液体を、前記突起部と前記シール保持部との間の空間に受け入れ可能な位置に形成される、中間ケーシング。
  2. 請求項に記載の中間ケーシングであって、
    2つの前記突起部を有し、前記2つの突起部は、前記中間ケーシングの直径方向で互いに対向する位置に形成される、中間ケーシング。
  3. 請求項に記載の中間ケーシングであって、
    前記突起部は、前記中間ケーシングの周方向に連続して延びる単一の突起部である、中間ケーシング。
  4. 請求項またはに記載の中間ケーシングであって、
    2つの前記貫通通路を有し、前記中間ケーシングの横断面において、前記2つの貫通通
    路が実質的に並列状態で配置されている、中間ケーシング。
  5. 請求項1~のいずれか一項に記載の中間ケーシングを備える、水中ポンプ。
  6. 請求項に記載の水中ポンプであって、
    前記水中ポンプは、さらに、浸水検知器を備え、前記浸水検知器は、前記貫通通路が前記浸水検知器の液体貯留空間に連通するように前記中間ケーシングに対して位置決めされ、
    前記浸水検知器の検知水位は、前記突起部の突出長さと関連付けて設定される、水中ポンプ。
  7. 請求項に記載の中間ケーシングを備える水中ポンプであって、
    前記水中ポンプは、さらに、浸水検知器を備え、前記2つの貫通通路が共に、前記浸水検知器の液体貯留空間と連通し、前記2つの貫通通路のうち一方が液体流路として使用され、他方が通気路として使用可能である、水中ポンプ。
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