JP2007331098A - Mems素子のパッケージ及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】半導体生産工場の一括工程に適用することのできるウェーハレベルパッケージ(wafer level package)を適用するMEMS素子のパッケージ及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明のMEMS素子のパッケージは、キャップウェーハと、該キャップウェーハ上に形成された複数の接合バンプと、該複数の接合バンプの外側部に整列され形成された複数の整列パッドと、該複数の整列パッドが露出するように前記キャップウェーハ上に接合されるMEMS素子用ウェーハとを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体チップのパッケージ技術に関し、特に、MEMS(Micro−Electro−Mechanical Systems)素子のパッケージ及びその製造方法に関する。
通常、MEMS(Micro−Electro−Mechanical Systems、以下、MEMSとする)は、半導体チップ内に内蔵されたセンサー、弁、ギア、反射鏡、駆動器などのような非常に小さい機械装置とコンピュータとを組み合わせる技術であって、「利発な物」と呼ばれている。基本的にMEMS技術は、反射鏡やセンサーのような一部の機械装置が備えられた非常に小さいシリコンチップ上のマイクロ回路を含む。
このようなMEMS技術は、同じレベルのコストで電子部品をマイクロ電子技術によって製造することができるため、大きく注目されている。また、MEMS技術は、次世代融合技術の根幹となっているのみならず、ユビキタス(ubiquitous)の最重要構成技術となっているため、韓国政府の「IT839政策」において一つの柱となっている。このようなMEMS技術は、一回に一個ずつマイクロアクチュエータ及びセンサーを製造する代わりに、シリコンウェーハで一度に数百個ずつ製作することができ、これまで開発されて立証されたシリコンチップの製造技術をそのまま適用することができる。このため、既に構築されているこれまでのウェーハ半導体生産工場をそのまま利用して、シリコンウェーハ上で相当の数のMEMS素子を生産することができる。
現在、MEMS技術は、さらに発展し続けており、このため、製品のクラスを標準化し、製造過程も、製品の設計者がほとんどの電子製品に適用したものと同じ方法を基にしたデザインルールに集中できるようにした。
しかし、MEMS素子、例えば、センサーは、パッケージ費用が30%〜70%に達する程、非常に高いため、パッケージの高性能化及び低費用の実現ができないと、実用化は非常に難しくなると判断される。近年は、このようなセンサーなどの費用節減のために、量産化工程を可能とするウェーハレベルチップスケールパッケージ(Wafer Leveled Chip Scale Package、以下、WLCSPとする)工程を適用する試みが多くなっている。このようなWLCSP工程は、MEMSセンサーの最重要工程であるのみならず、一般のSiP(System in Package)工程においても最重要技術として注目されている。しかし、WLCSP工程を適用するためには、接合(bonding)技術の確立が最重要技術として台頭している。
以下、現在、適用している接合技術について簡単に説明する。
第1に、陽極接合(anodic bonding)法は、シリコンウェーハにパイレックス(pyrex)を接合する方法であって、上昇した温度でガラスの両端に電圧を印加すると、ガラス内部のNaO成分がイオン化されて陰極側には陽イオンのNaが集中し、それに対して、陽極側には相対的に陰イオンのO が電荷層を形成する。このように形成された陰イオンの電荷層とAl電極との間には強い停電力が発生し、界面に化学反応による強い接合が形成される。このようなウェーハレベル工程は、シリコンウェーハにパイレックスを300℃〜500℃の範囲の温度で300V〜1000Vの範囲の電圧を印加した状態で3分〜10分程度加熱と冷却とを繰り返し実施して接合を完成する。このとき、接合強度(bonding force)は、重要な要求事項ではない。
このような方法は、表面粗さ(surface roughness)、ウェーハ曲げ(wafer bowing)、粒子(particle)などによる影響にはそれほど敏感ではなく、接合しようとする基板の間に媒介物質や緩衝層などが挿入されていないため、清潔な環境で簡単に接合することが可能であり、約400℃以下、1000V以下の接合条件で接合が可能という長所がある。また、金属とガラス、ガラスとガラス、シリコンとガラスなど、様々な物質間の接合が可能である。さらに、パッケージ材料としてガラスを用いることによって外部で製作した素子の内部及び動作を視覚的に観察することができるという長所があり、接合した素子の内部には、真空に対するハーメチック特性(空気が通らない特性)を有することによって様々な真空素子のパッケージへの適用が可能である。また、多層構造の接合の提供によって様々な3次元状のMEMS素子の製作技術にも使用が可能であるなど、応用範囲が広い。特にパッケージは、生体親和性(biocompatible)が高いため、様々な医療用センサーへの適用が可能である。
しかし、このような方法の最も大きい短所は、アルカリイオンが増えて、CMOS(Complementary Metal−Oxide Semiconductor)との互換性がよくない点である。特に、このような方法に適用されるガラスは、半導体の生産工程において、タブーとなっているNa成分で構成されていることから、半導体の一括工程ラインにおける適用が不可能であるという短所がある。また、工程を行う際にOの離脱(desorption)によって空洞(cavity)内部の圧力の増加という問題も有する。
第2に、融着接合(fusion bonding)、又は、SDB(Silicon Direct Bonding、以下、SDBとする)法は、接合しようとする2つのシリコンウェーハを整列し、両ウェーハの間に機械的スペーサ(mechanical spacer)を挿入した後、圧力を加えると、ウェーハの真ん中から接合し始める。このような方法は、表面清潔(surface cleanliness)及び粗さが接合特性(bonding quality)に非常に大きな影響を与える。第1の接合技術として説明した陽極接合法は、表面粗さが1μm以下の条件である一方、SDB法は、表面粗さが4nm以下の条件であって、表面粗さは非常に重要な条件となる。
融着接合の接合原理(bonding mechanism)は、4つのステップで行われ、次のとおりである。まず、第1ステップは、常温で300℃まで加熱するステップであって、基板の表面に存在する酸素、水素、OH基、HO分子が互いに結合し、これを介して基板間の水素結合が発生し、初期接合が行われる。第2ステップは、300℃から700℃まで加熱するステップであって、脱水反応によってHO分子が、結合から離脱して外部へと拡散し、主にOH基による水素結合が行われる。また、シリコン基板の弾性的な変形が発生して未接触領域に対する接触を行い始める。第3ステップは、700℃から1000℃まで加熱するステップであって、HO分子のみならず水素も結合から離脱し、外部へと活発に拡散し、このため、酸素原子が接合界面に存在する結合をなす。また、シリコン基板の弾性的な変形がさらに活発となって、さらに強い接合が形成される。最後に第4ステップは、1000℃以上の高温熱処理を行うステップであって、接合界面に存在する元素がシリコンの内部及び外部への拡散を介してほとんど消滅し、これと共にシリコン基板の弾性変形が発生して完全な接合をなす。
このような融着接合は、媒介物質として緩衝層などが挿入されていないため、酸化や拡散などの高温熱処理工程を適用することができ、同じ物質を接合するため、熱膨張係数が一致して熱応力(thermal stress)の影響をほとんど受けないという長所がある。また、様々な構造物が加工されたシリコン基板を接合したり、接合後に様々な工程を経た後、再び機械的加工を行うことができるため、シリコン微細加工(micromachining)を用いるセンサー及びアクチュエータの製作に効果的に活用することができる。
しかし、このような融着接合は、表面粗さ、不均一性、粒子などに非常に敏感である。特に、ウェーハの表面粗さは、オングストロームレベルで(angstrom level)管理しなければならない問題がある。このような問題のため、たとえ1100℃の高温アニールを介して非常に強い共有結合を形成してハーメチックシール(hermetic seeling)を実現しても、半導体の生産工程への適用には非常に困難な面がある。近年は、このような問題を解決するための改善方法として前プラズマ処理を介する低温工程に関する研究が活発に行われている。
第3に、フリットガラス接合(frit glass bonding、シールガラス接合)法は、鉛成分を主に有するガラスパウダーをバインダーと混合してペースト(paste)状にしたものを、スクリーンプリンター、押し出し成形(extrusion)などの様々な方法で接合するためにMEMS製造が行われる位置に置いて約450℃の温度で接合させる方法である。このような方法は、ハーメチックシールが可能であり、様々な真空素子への適用が可能という長所があるが、環境問題のため、タブーとなっている鉛成分を利用し、ウェーハにおいて、チップ以外の領域の占有率が高いため、事実上、半導体生産工場の一括工程への適用は不可能な工程である。
第4に、エポキシ接合(epoxy bonding、有機接合)法は、ポリイミド(polyimide)やエポキシの高分子を中間接合媒介物質として用いて接合するものであって、低温工程が可能という長所がある。しかし、このような方法は、ハーメチックでないし、時間の経過による老化現象(aging effects)により、製作される素子の特性が揺れる移動(drift)特性を示す可能性もあって、現在は、考慮の対象となっていない接合工程である。
上述のように、これまで提案された接合技術、特に、陽極接合法においては、同じシリコンウェーハを用いるという長所があるが、高温熱処理による熱崩壊(thermal degradation)現象を引き起こす可能性があるため、信頼性の高いMEMS素子の特性を確保するためには、熱係数(thermal coefficient)による応力誘発が少なく、低温でも接合可能な新たなウェーハレベル接合技術についての研究が必要である。
これについての接合技術の開発一環として、深いビア(deep via)形成技術、及び金属間接合(metal to metal bonding)、又は、金属とシリコンウェーハとの間の接合(metal to Si bonding)法が提案された。しかし、深いビア形成技術は、次のような問題がある。
まず、深いビア形成技術及び金属間接合工程を連携した接合技術は、MEMSセンサーのウェーハ内に金属層(又は、金属配線)を形成するエッチング工程の際にセンサーの劣化を引き起こし、上部のパッケージの役割を果すキャップウェーハ内に深いビアを形成するエッチング工程の制御が困難な問題がある。このような問題は、均一の電気メッキ(electroplating)の蒸着にも影響を与え、ウェーハ間の接合領域の均一度の確保が困難であることから、接合マージン(bonding margin)が非常に少ないため、歩止まりの確保が非常に難しくなると予想される。また、グラインディング工程の際に〜100μmまでキャップウェーハを加工しなければならないため、同様に製造コストが高くなり、歩止まりの損失も非常に大きくなると予想される。
また、深いビア形成技術、及び金属とシリコンウェーハとの間の接合工程を連携した接合技術は、金属間接合工程と同様、キャップウェーハのビアの深さの制御が困難であり、パッドとセンサーウェーハとの接続問題、ウェーハ間の接合領域の均一度の確保が困難であるという問題があり、このため、接合マージンが非常に少なく、歩止まりの確保が困難であると予想される。また、この技術もグラインディング工程の際に〜100μmまでキャップウェーハを加工しなければならないため、製造コストが高くなり、歩止まりの損失も非常に大きくなると予想される。
本発明は、上記の従来技術の問題を解決するためになされたものであって、その目的は、半導体生産工場の一括工程に適用することのできるウェーハレベルパッケージ(wafer level package)を適用するMEMS素子のパッケージ及びその製造方法を提供することにある。
上記の本発明の目的を達成するための本発明は、キャップウェーハと、該キャップウェーハ上に形成された複数の接合バンプと、該複数の接合バンプの外側部に整列され形成された複数の整列パッドと、該複数の整列パッドが露出するように前記キャップウェーハ上に接合されるMEMS素子用ウェーハとを備えることを特徴とするMEMS素子のパッケージを提供する。
また、本発明の目的を達成するための他の本発明は、開放ライン用第1トレンチが形成されたMEMS素子用ウェーハを準備するステップと、複数の接合バンプ、及び前記第1トレンチと対応する部位に前記接合バンプと内部配線とを介して互いに接続された複数の整列パッドが形成されたキャップウェーハを準備するステップと、前記第1トレンチと前記複数の整列パッドとが対応するように前記MEMS素子用ウェーハと前記キャップウェーハとを接合させるステップと、前記MEMS素子用ウェーハの背面をグラインディングして前記複数の整列パッドが露出する開放ラインを形成するステップと、前記MEMS素子用ウェーハと前記キャップウェーハとを切断するステップとを含むことを特徴とするMEMS素子のパッケージ製造方法を提供する。
以下、添付された図面を参照して本発明の好ましい実施形態をさらに詳細に説明する。
また、図面において、層及び領域の厚さは、明確性を期するために誇張されているものであり、層が他の層又は基板上にあると言及された場合、それは、他の層又は基板上に直接形成されるか、又はその間に第3の層が介在し得るものである。
なお、明細書全体にわたり、同じ図面符号(参照番号)で表示された部分は、同じ構成要素を示している。
実施形態
図1は、本発明の好ましい実施形態に係るMEMS素子のパッケージ構造を示す平面図であって、図2は、図1に示すI−I’の切り取り線に沿って示す断面図である。ここでは、様々なMEMS素子のうち、センサー(加速度、角速度、音響センサー、地磁気、F−Barなど)を示した。
図1及び図2に示すように、本発明の実施形態に係るMEMS素子のパッケージは、キャップウェーハ200(以下、第1基板とする)と、第1基板200の中央部を取り囲むように形成された複数の接合バンプ(bonding bump)BB1〜BB8と、複数の接合バンプBB1〜BB8の外側部に整列した複数の整列パッド(array pad)AP1〜AP8と、複数の整列パッドAP1〜AP8が露出するように第1基板200と接合されるMEMS素子用ウェーハ100(以下、第2基板とする)とを備える。また、複数の接合バンプBB1〜BB8を取り囲むように複数の接合バンプBB1〜BB8と複数の整列パッドAP1〜AP8との間に形成されたシールライン(sealing line)SLを更に含む。
図3及び図4を関連付けて具体的に説明すると次のとおりである。
まず、第1基板200は、複数の接合バンプBB1〜BB8とそれぞれ接続された複数の内部パッド1〜8と、複数の内部配線M1を介して複数の内部パッド1〜8とそれぞれ接続された複数の外部パッド1’〜8’とを備える。このとき、複数の内部パッド1〜8、外部パッド1’〜8’及び内部配線M1は、同一層上で同じ金属配線工程を介して同時に形成される。また、第1基板200は、複数の内部パッド1〜8及び複数の接合バンプBB1〜BB8を電気的に互いにそれぞれ接続する複数のビアプラグV1〜V8(以下、第1プラグとする)と、複数の外部パッド1’〜8’と整列パッドAP1〜AP8とを電気的に互いにそれぞれ接続する複数のビアプラグV1’〜V8’(以下、第2プラグとする)とを備える。このとき、複数の第1プラグV1〜V8及び第2プラグV1’〜V8’は、シングルダマシン(single damascene)工程を介して同一層上で同時に形成される。また、図面符号21及び24Bは、シリコン酸化層及びパターニングされた絶縁層をそれぞれ示す。
複数の接合バンプBB1〜BB8は、シールラインSLによって取り囲まれるように第1基板200上に、例えば、合計8個が形成される。4個は、シールラインSLの各隅部に1つずつ形成され、残りの4個は、シールラインSLの各隅の間に1つずつ形成される。このような複数の接合バンプBB1〜BB8は、第1基板200及び第2基板100を接合する際に第2基板100の接合バンプBB1〜BB8に対応するように形成された複数の内部パッド1〜8とそれぞれ電気的に接続される。ここで、接合バンプBB1〜BB8の数、及び位置は制限されず、設計によって調整することができる。
シールラインSLは、第1基板200と第2基板100とを接合する際にハーメチックシールを実現するためのものであって、複数の接合バンプBB1〜BB8を取り囲むように形成される。このようなシールラインSLは、接合する際に第2基板100のハーメチックシール用隔壁HSと接合される。
上記のように、複数の接合バンプBB1〜BB8及びシールラインSLは、それぞれUBM(Under Bump Metallization)工程を介して形成することができる。このとき、複数の接合バンプBB1〜BB8及びシールラインSLは、それぞれTi,TiW,Ni,Cu,W,Au,Pt,Ag,Al,NiV及びCrVのうちの選択されたいずれか1つの物質で形成されるか、これらの物質のうちの選択されたいずれか1つの物質上にAu,Cu及びNiのうちの選択されたいずれか1つの物質を積層した積層構造で形成する。また、複数の接合バンプBB1〜BB8及びシールラインSLは、それぞれUBM層/Cu/はんだキャップ(solder cap)、又は、UBM層/Au/はんだキャップ構造で形成することもできる。このとき、UBM層は、Ti,TiW,Ni,Cu,W,Au,Pt,Ag,Al,NiV及びCrVのうちの選択されたいずれか1つの物質で形成するか、又は、これらの物質のうちの選択されたいずれか1つの物質上にAu,Cu及びNiのうち、選択されたいずれか1つの物質を積層した構造で形成することもできる。また、複数の接合バンプBB1〜BB8及びシールラインSLは、それぞれAu,Cu及びNiのうちの選択されたいずれか1つの物質で形成することができる。
複数の整列パッドAP1〜AP8は、外部装置とのワイヤー接合(wire bonding)のためのパッドとして機能しており、ワイヤー接合を介して外部装置、例えば、PCBと電気的に接続される。このような複数の整列パッドAP1〜AP8は、四角囲い状を有するシールラインSLの4面のうちのいずれか1つの面の外側部に一列に形成される。そして、第1基板200と第2基板100とが接合するとき、第2基板100によって覆われず、露出する。
第2基板100は、SOI(Silicon On Insulator)基板11、2次パターニングされた酸化膜系の絶縁膜12B及び3次パターニングされた低抵抗シリコン層13Cで構成される。ここで、シリコン層13Cは、エピタキシャル層(epi−layer)であって、互いに分割し、複数のパターンで形成される流動部(Moving Part)MP、固定部であって、複数の内部パッドIP1〜IP8、ハーメチックシール用隔壁HSとして機能する。
流動部MPは、図2〜図4に示すように、複数のパターンが互いに分割して第2基板100と分離されているが、事実上、固定部として機能する内部パッドIP1〜IP8によって支持される。
内部パッドIP1〜IP8は、第1基板200と第2基板100とが接合するとき,第1基板200に形成される接合バンプBB1〜BB8と接触するために内部パッド1〜8と互いに対応するよう形成される。
ハーメチックシール用隔壁HSは、第1基板200と第2基板100とが接合するとき、第1基板200のシールラインSLと接合され、第1基板200と第2基板100との接合を介して形成されるパッケージ内部をシールさせる。
以下、図1〜図4を介して説明した本発明のMEMS素子のパッケージ製作方法を説明する。
図5は、本発明のMEMS素子のパッケージ製作方法を示すフローチャートである。ここで、同図は、まず、キャップウェーハを製作し、MEMS素子を製作する工程順で行われたが 、これは、説明の便宜上のものであって、その逆又は同時に行うことも可能である。
同図を参照すれば、次のとおりである。
キャップウェーハの製作工程
まず、シリコン酸化層(SiO)21が形成された第1基板200上に複数の内部パッド1〜8、外部パッド1’〜8’、及び内部配線M1を形成する(S51)。ステップ「S51」の過程を図6、図7A〜図7Dと関連付けて具体的に説明する。ここで、図6は、平面図であって、図7A〜図7Dは、図6に示すII−II’の切り取り線に沿って示す断面図である。
図7Aに示すように、シリコン酸化層21が形成された第1基板200上に導電性物質としてアルミニウム(Al,以下、Alという)層22を形成する。続いて、図7Bに示すように、Al層22上に感光膜を塗布した後、フォトマスク(photomask)を用いた露光及び現像工程を行って第1感光膜パターンPM1を形成する。続いて、図7Cに示すように、第1感光膜パターンPM1をエッチングマスクとして用いるエッチング工程を行い、Al層22(図7B参照)をエッチングする。これによって、内部パッド1〜8と外部パッド1’〜8’と、このパッド(1〜8,1’〜8’)を互いに接続する内部配線M1とでそれぞれ機能する複数のパターン22Aが形成される。続いて、図7Dに示すように、第1感光膜パターンPM1を除去する。
上記図7A〜図7Dに示す工程を全て完了すると、図6に示すように、内部パッド1〜8と、外部パッド1’〜8’と、このパッドら(1〜8,1’〜8’)を互いに接続する内部配線M1とが形成される。このとき、内部パッド1〜8が形成される位置は、図8に示すMEMSセンサーダイ(die)の内部パッドIP1〜IP8とそれぞれ対応する部位となり、図9に示すように、第1基板200と第2基板100とが接合するとき、互いに対応するように接合される。
次の工程として、第1プラグV1〜V8及び第2プラグV1’〜V8’を形成する(S52)。ステップ「S52」の過程を図10、図11A〜図11Dと関連付けて具体的に説明する。ここで、図10は、平面図であって、図11A〜図11Dは、図10に示すIII−III’の切り取り線に沿って示す断面図である。
図11Aに示すように、内部パッド1〜8と、外部パッド1’〜8’と、内部配線M1とが形成された全体構造の上部を覆うように絶縁膜24を蒸着する。このとき、絶縁膜24は、酸化膜系の物質で形成することができる。例えば、BPSG(Boron Phosphorus Silicate Glass),PSG(Phosphorus Silicate Glass),TEOS(Tetra Ethyle Ortho Silicate),SOG(Spin On Glass),SOD(Spin On Dielectric)膜で形成することができる。続いて、図11Bに示すように、CMP(Chemical Mechanical Polishing)工程を行って絶縁膜24(図11A参照)を平坦化した後、平坦化された絶縁膜24A上に第2感光膜パターンPM2を形成する。続いて、図11Cに示すように、第2感光膜パターンPM2をエッチングマスクとして用いるエッチング工程を行って内部パッド1〜8と外部パッド1’〜8’とがそれぞれ露出するビア(via)(矢印参照)を形成する。続いて、図11Dに示すように、第2感光膜パターンPM2を除去した後、ビアが埋め込まれるようにタングステン(W)を蒸着した後、CMP工程を行ってパッド(1〜8,1’〜8’)とそれぞれ接続される第1プラグV1〜V8及び第2プラグV1’〜V8’を形成する。ここで、「24B」は、平坦化された絶縁膜24A内にビアが形成された状態の絶縁膜を示す。
上記図11A〜図11Dに示す工程が全て完了すると、図10に示すようにパッド1〜8,1’〜8’とそれぞれ接続される第1プラグV1〜V8及び第2プラグV1’〜V8’が形成される。このとき、第1プラグV1〜V8が形成される位置は、図12及び図13に示すように、第1基板200と、第2基板100とが接合するとき、内部パッドIP1〜IP8とそれぞれ対応する部位となり、第2プラグV1’〜V8’が形成される位置は、第2基板100によって覆われない部位となる。
次の工程として、整列パッドAP1〜AP8を形成する(S53)。ステップ「S53」の過程を図14、図15A〜図15Cと関連付けて具体的に説明する。ここで、図14は平面図であって、図15A〜図15Cは、図14に示すIV−IV’の切り取り線に沿って示す断面図である。
図15Aに示すように、第1プラグV1〜V8及び第2プラグV1’〜V8’が形成された全体構造上にAl層26を形成する。このとき、Al層26は、1500Å〜10000Åの範囲の厚さに形成する。続いて、図15Bに示すように、第3感光膜パターンPM3を形成する。続いて、図15Cに示すように、第3感光膜パターンPM3をエッチングマスクとして利用するエッチング工程を行い、第2プラグV1’〜V8’上にそれぞれ複数の整列パッドAP1〜AP8用パターン26Aを形成する。このとき、パターン26Aを形成するエッチング工程は、第1プラグV1〜V8が形成された領域における段差が発生しないという工程条件で行わなければならず、シールラインSLが形成された領域においても不均一な段差が発生しない工程条件に設定しなければならない。このとき、段差を形成させない方法の1つとして整列パッドAP1〜AP8をエッチング工程によって形成せず、通称リフトアップ(lift−up)法であるシングルダマシン工程で形成することができる。このとき、リフトアップ法は、Al金属を蒸着する前に整列パッドAP1〜AP8が形成される領域に開口部を有する感光膜パターンを形成した後、前記開口部が埋め込まれるようにAl金属を蒸着した後、感光膜パターンを除去する過程で行われる。
上記図15A〜図15Cに示す工程を全て完了すると、図14に示すように第2プラグV1’〜V8’とそれぞれ接続される複数の整列パッドAP1〜AP8が形成される。このとき、整列パッドAP1〜AP8が形成される位置は、図17に示すように、第1基板200と第2基板100とが接合するとき、第2基板100によって覆われない外側の部位である。
次の工程として、接合バンプBB1〜BB8及びシールラインSLを形成する(S54)。ステップ「S54」の過程を図18、図19A〜図19Dと関連付けて具体的に説明する。ここで、図18は、平面図であって、図19A〜図19Dは、図18に示すV−V’の切り取り線に沿って示す断面図である。
図19Aに示すように、整列パッドAP1〜AP8を含む全体構造の上面の段差に沿ってシード層27を形成する。続いて、図19Bに示すように、第4感光膜パターンPM4を形成する。続いて、図19Cに示すように、第4感光膜パターンPM4を用いる電気メッキ法を行って接合バンプBB1〜BB8及びシールラインSL用金属層29を形成する。続いて、図19Dに示すように、第4感光膜パターンPM4を除去した後、シード層27をエッチングして接合バンプBB1〜BB8及びシールラインSLを形成する。
このとき、接合バンプBB1〜BB8及びシールラインSLは、高さの変動を最小化するために、同じ幅に形成することが好ましい。もし、接合強度を高めるためにシールラインSLの幅をさらに大きく形成する必要がある場合、シールラインSLを、幅の広い単一金属配線を用いて形成するより、接合バンプBB1〜BB8の幅を有するN(Nは整数)倍数の金属配線で形成することが有利であり、このとき、配線間の距離は、パターンの密度を鑑み、段差を低減する方向で決定することが好ましい。また、接合バンプBB1〜BB8及びシールラインSLの面積は、第1基板200の全体面積対比7%〜35%程度になるように形成することが好ましいが、その理由は、第1基板200と第2基板100との間の接合強度が、接合バンプBB1〜BB8及びシールラインSLの面積の影響を大きく受けるからである。すなわち、第1基板200と第2基板100との接合後に行われる後続のバックグラインディング(back grinding)処理の際、この2つの基板(100,200)の間の充分な接合強度を保持するためには、ある程度の面積を確保しなければならない。例えば、接合バンプBB1〜BB8及びシールラインSLの厚さは、MEMSセンサーの流動部MPが内蔵される空間の確保のために、10μm〜30μmの範囲内で形成することが好ましく、その幅は、接着強度を鑑みて10μm〜100μmの範囲内で形成することが好ましい。また、整列パッドAP1〜AP8との段差を少なくとも10μm以上とするようにすることが好ましいが、その理由は、後続のワイヤボンディングの際の工程自由度を確保するためである。
上記図19A〜図19Dに示す工程を全て完了すると、図18、図20及び図21に示すように、接合バンプBB1〜BB8がそれぞれ第1プラグV1〜V8と接続するように形成される。そして、シールラインSLが接合バンプBB1〜BB8を取り囲むように形成される。
一方、MEMSセンサーの製作工程は、次のような方法で行われる。
MEMSセンサーの製作工程
整列パッドAP1〜AP8と対応する部位に開放ラインを形成した後、センサーを形成する(S55,S56)。ステップ「S55」及び「S56」の過程を図22A〜図22Jと関連付けて具体的に説明する。ここでは、低抵抗のSOI基板を利用してセンサーボディーを電極として用いる構造を例に説明するが、ノーマルウェーハにおいてもセンサー部位に金属電極の蒸着を介して同じ方法でウェーハレベルパッケージを行うこともできる。
まず、図22Aに示すように、低抵抗のSOI基板11上に絶縁膜12及びシリコン層13を形成する。続いて、図22Bに示すように、シリコン層13上に窒化膜系のハードマスク14を形成する。続いて、図22Cに示すように、ハードマスク14上に感光膜パターンPMを形成する。続いて、図22Dに示すように、感光膜パターンPM(図22C参照)を用いるエッチング工程を行い、ハードマスクパターン14Aを形成した後、感光膜パターンPMを除去する。
続いて、図22Eに示すように、ソーイング(sawing)工程を行って、整列パッドAP1〜AP8と対応する部位に開放ラインを画定する第1トレンチ15を30μm〜200μmの範囲の幅に形成する。図面符号11A、12A及び13は、それぞれパターニングされたSOI基板、絶縁膜、及びシリコン層を示す。このようなソーイング工程は、図22Eに示すように、ハードマスクパターン14Aの形成後に行うこともできるが、工程によってリリース工程の前ステップである図22Hのステップで行うこともできる。このとき、ソーイング工程は、図22Dのハードマスクパターン14Aを形成するドライエッチング工程において、別途の整列マークを用いる。一方、第1トレンチ15は、ドライ又はウェットエッチング工程を用いることによっても形成できるが、この場合は、別途のマスク(第1トレンチ15の部位のみ開放したマスク)を用いて形成する。
続いて、図22Fに示すように、ハードマスクパターン14Aをエッチングマスクとして用いるエッチング工程を行い、センサー構造物層(MEMSセンサーの流動部)を形成する複数の第2トレンチ16を形成する。図面符号13Bは、3次パターニングされたシリコン層を示す。
続いて、図22Gに示すように、第2トレンチ16を含む全体構造の上面の段差に沿って保護膜17を蒸着する。続いて、図22Hに示すように、エッチング工程を行って第1トレンチ15をさらに深く拡張して開放ライン15Aを画定する。このとき、第2トレンチ16も絶縁膜12Aの上面まで深く拡張される。図面符号16A及び17Aは、パターニングされた第2トレンチ(すなわち、拡張された第2トレンチ)及び保護膜パターンをそれぞれ示す。この過程を介して開放ライン15Aは100μm〜400μmの範囲の深さを有するように形成される。一方、図22Hにおいて、エッチング工程の代りにソーイング工程によって開放ライン15Aを画定することもできる。
続いて、図22Iに示すように、保護膜パターン17Aをエッチングバリア層として用いて、通称シリコンリリース工程と呼ばれるウェットエッチング工程を行って開放ライン15Aの底部及び前記拡張された第2トレンチ16A(図22H参照)の底部を水平方向にエッチングする。図面符号11C、15B及び18は、前記ウェットエッチング後に得られるSOI基板の結果物及び空洞をそれぞれ示す。これによって、開放ライン15A及び第2トレンチ16Aの底部は、幅が拡張されると同時に、流動部MP(図22J参照)が形成される。続いて、図22Jに示すように、ハードマスクパターン14A及び保護膜パターン17Aを除去してセンサー構造物、すなわち、流動部MP及び複数の内部パッドIP1〜IP8を形成する。
一方、図示してはいないが、接合バンプBB1〜BB8と第1基板200のシリコン層との間の接着力、及び反応性を調節するために製作したMEMSセンサーウェーハ上に接着促進剤(adhesion promoter)を蒸着することもできる。このとき、接着促進剤としては、接合バンプBB1〜BB8の物質と反応して接合を引き起こすことができる物質で形成する。例えば、金属物質として、TiW/Au,Ti/Al,Ti/TiN/Al,TiN/Alなどで形成することができる。また、接着促進剤蒸着工程の際、ステップカバレッジがよくないスパッタ(sputter)法を用いて電極ボディー上に電気的な短絡が起らないようにすることが好ましい。一方、キャップウェーハは、上部が平担化された状態に製作されるため、接着促進剤をキャップウェーハに蒸着する場合は、電気的な短絡が発生し得る。
一方、パッケージ工程は、次のような方法で行われる。
パッケージ工程
図5及び図23Aに示すように、前記キャップウェーハ製作工程とMEMSセンサー製作工程とを介してそれぞれ製作された第1基板200及び第2基板100を互いに対向する方向に位置させた後、接合させる(S57)。このとき、第1基板200及び第2基板100は、イメージ(image)投影方式で互いに整列させた後、接合を行う。
続いて、図23Bに示すように、第2基板100に対し、バックグラインディング工程を行って、第2基板100の背面をグラインディングする(S58)。これによって、同図の「B」に示すように開放ライン15B(図23A参照)が完全に開放されて第1基板200に形成された整列パッドAP1〜AP8が露出する。一方、バックグラインディング工程は、第1基板200に対しても行うことができるが、その理由は、工程を行う際にチップ全体の厚さを最大限薄くするためである。この場合、第1基板200に対してバックグラインディング工程を行い、一定の厚さの分低減させた後、残りの厚さの低減は、第2基板100のバックグラインディング工程を介して確保する。
続いて、図23Cに示すように、ダイシング(dicing)工程を行って、第1基板200及び第2基板100を切断する(S59)。このとき、ダイシング工程を行う地点は、図23Bに点線で示す「A」部位であって、この処理を行うことによって同図に示す「C」部位が除去される。
続いて、図23Dに示すようにチップを180゜回転させて第1基板200を下部に位置させ、第2基板100を上部に位置させた後、第2基板100によって覆われず、露出する整列パッドAP1〜AP8に金(Au)でワイヤー接合を行うことによって最終結果物を製作する。続いて、パッケージ工程を行って、工程を完了する(S60)。
以上で説明したように、本発明によって、次のような効果を得ることができる。
第1に、本発明によると、多層構造のAl金属配線形成技術を用いたキャップウェーハに内部パッド1〜8、外部パッド1’〜8’及び内部配線M1を形成することによって、これまでの深いビア(deep via)を用いる配線形成処理の際に表れ得る接合バンプBB1〜BB8に対する高さ変動(height variation)を低減させて接合歩止まりを向上させることができるという効果がある。
第2に、本発明によると、キャップウェーハにDLM(Dual Layer Metalazation)工程を用いて下部配線として内部パッド1〜8、外部パッド1’〜8’及び内部配線M1を形成した後、その上にビアプラグを介して電気的に接続した上部配線として形成し、このように形成された上部配線を整列パッドAP1〜AP8として用いることによって配線レイアウトに対する自由度を高めることができ、ハーメチックシールが可能で、さらには、チップサイズの定形化を図ることができるという効果がある。
第3に、本発明によると、接合物質として用いる金属バンプBB1〜BB8の高さを利用してMEMS素子の流動部MPが必要とする空間を確保することによって、空洞(cavity)製作のための別途の工程の省略ができるため、工程の単純化を図ることができるという効果がある。
第4に、本発明によると、MEMSセンサーのウェーハでない平らなキャップウェーハに金属配線工程を介して配線(パッド、内部配線)を形成することによって、配線のみならず、ロジックチップ製作工程をキャップウェーハ製作工程で行うことができ、これを介してMEMSセンサーの高集積化を図ることができる。
第5に、本発明によると、MEMSセンサーウェーハにソーイング工程を用いて、開放ライン用トレンチを形成した後、バックグラインディング工程の際に、自動的に前記トレンチを完全開放させてキャップウェーハの整列パッドが露出する開放ラインを形成することによって、これまでの工程同様、MEMSセンサーのウェーハの背面に別途の整列マーク工程を必要としないという効果がある。
第6に、本発明によると、MEMSセンサーウェーハの全面にソーイング工程を用いてキャップウェーハの整列パッドAP1〜AP8に対応する部位に深いトレンチ(開放ラインを形成するトレンチ)を予め形成した後、MEMSセンサーウェーハに対するダイシング工程を行うことによって前記ダイシング工程の際、発生することができる整列パッドAP1〜AP8の損傷を低減させることができるという効果がある。
尚、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明に係る技術的思想の範囲内から逸脱しない範囲内で様々な変更が可能であり、それらも本発明の技術的範囲に属する。
本発明の実施形態に係るMEMS(Micro−Electro−Mechanical Systems)素子のパッケージ構造を示す平面図である。 図1に示すI−I’の切り取り線に沿って示す断面図である。 図2に示すキャップウェーハを示す断面図である。 図2に示すMEMSセンサーを示す断面図である。 本発明の実施形態に係るMEMS素子のパッケージの製造方法を示すフローチャートである。 図5に示すステップ「S51」を説明するために示す平面図である。 図6に示すII−II’の切り取り線に沿って示す工程を説明するための断面図である。 図6に示すII−II’の切り取り線に沿って示す工程を説明するための断面図である。 図6に示すII−II’の切り取り線に沿って示す工程を説明するための断面図である。 図6に示すII−II’の切り取り線に沿って示す工程を説明するための断面図である。 図6に示すキャップウェーハに対応するMEMSセンサーを示す平面図である。 図6に示すキャップウェーハと図8に示すMEMSセンサーとの組み合わせ状態を示す平面図である。 図5に示すステップ「S52」を説明するために示す平面図である。 図10に示すIII−III’の切り取り線に沿って示す工程を説明するための断面図である。 図10に示すIII−III’の切り取り線に沿って示す工程を説明するための断面図である。 図10に示すIII−III’の切り取り線に沿って示す工程を説明するための断面図である。 図10に示すIII−III’の切り取り線に沿って示す工程を説明するための断面図である。 図10に示すキャップウェーハに対応するMEMSセンサーを示す平面図である。 図10に示すキャップウェーハと図12に示すMEMSセンサーとを組み合わせた状態を示す平面図である。 図5に示すステップ「S53」を説明するために示す平面図である。 図14に示すIV−IV’の切り取り線に沿って示す工程を説明するための断面図である。 図14に示すIV−IV’の切り取り線に沿って示す工程を説明するための断面図である。 図14に示すIV−IV’の切り取り線に沿って示す工程を説明するための断面図である。 図14に示すキャップウェーハに対応するMEMSセンサーを示す平面図である。 図14に示すキャップウェーハと図16に示すMEMSセンサーとを組み合わせた状態を示す平面図である。 図5に示すステップ「S54」を説明するために示す断面図である。 図18に示すV−V’の切り取り線に沿って示す工程を説明するための断面図である。 図18に示すV−V’の切り取り線に沿って示す工程を説明するための断面図である。 図18に示すV−V’の切り取り線に沿って示す工程を説明するための断面図である。 図18に示すV−V’の切り取り線に沿って示す工程を説明するための断面図である。 図18に示すキャップウェーハに対応するMEMSセンサーを示す平面図である。 図18に示すキャップウェーハと図20に示すMEMSセンサーとを組み合わせた状態を示す平面図である。 図5に示すステップ「S55」及び「S56」を説明するために示す断面図である。 図5に示すステップ「S55」及び「S56」を説明するために示す断面図である。 図5に示すステップ「S55」及び「S56」を説明するために示す断面図である。 図5に示すステップ「S55」及び「S56」を説明するために示す断面図である。 図5に示すステップ「S55」及び「S56」を説明するために示す断面図である。 図5に示すステップ「S55」及び「S56」を説明するために示す断面図である。 図5に示すステップ「S55」及び「S56」を説明するために示す断面図である。 図5に示すステップ「S55」及び「S56」を説明するために示す断面図である。 図5に示すステップ「S55」及び「S56」を説明するために示す断面図である。 図5に示すステップ「S55」及び「S56」を説明するために示す断面図である。 図5に示すステップ「S57」〜「S59」を説明するために示す断面図である。 図5に示すステップ「S57」〜「S59」を説明するために示す断面図である。 図5に示すステップ「S57」〜「S59」を説明するために示す断面図である。 図5に示すステップ「S57」〜「S59」を説明するために示す断面図である。
符号の説明
1〜8,IP1〜IP8 内部パッド
1’〜8’ 外部パッド
11 SOI基板
12 絶縁膜
13 シリコン層
14 ハードマスク
15 第1トレンチ
16 第2トレンチ
17 保護膜
18 空洞
21 シリコン酸化層
22 Al層
24 絶縁膜
26 Al層
27 シード層
29 パターン
100 MEMSセンサーウェーハ(第2基板)
200 キャップウェーハ(第1基板)
12A 1次パターニングされた絶縁膜
12B 2次パターニングされた絶縁膜
13A 1次パターニングされたシリコン層
13B 2次パターニングされたシリコン層
13C 3次パターニングされたシリコン層
14A ハードマスクパターン
15B 拡張された開放ライン
16A 拡張された第2トレンチ
17A 保護膜パターン
22A 1次パターニングされたAl層
24A 平坦化された絶縁膜
24B パターニングされた絶縁膜
26A 整列パッド用パターン
AP1〜AP8 整列パッド
BB1〜BB8 接合バンプ
HS ハーメチックシール用隔壁
M1 内部配線
MP 流動部
PM 感光膜パターン
PM1 第1感光膜パターン
PM2 第2感光膜パターン
PM3 第3感光膜パターン
PM4 第4感光膜パターン
SL シールライン
V1〜V8 第1プラグ
V1’〜V8’ 第2プラグ

Claims (32)

  1. キャップウェーハと、
    該キャップウェーハ上に形成された複数の接合バンプと、
    該複数の接合バンプの外側部に整列され形成された複数の整列パッドと、
    該複数の整列パッドが露出するように前記キャップウェーハ上に接合されるMEMS素子用ウェーハと
    を備えることを特徴とするMEMS素子のパッケージ。
  2. 前記複数の接合バンプを取り囲むように該複数の接合バンプと前記整列パッドとの間に形成されたシールラインを更に備えることを特徴とする請求項1に記載のMEMS素子のパッケージ。
  3. 前記接合バンプ及び前記シールラインが、同一層上に形成されたことを特徴とする請求項2に記載のMEMS素子のパッケージ。
  4. 前記キャップウェーハが、
    複数の内部パッドと、
    複数の外部パッドと、
    前記複数の内部パッドと前記複数の外部パッドとをそれぞれ電気的に接続する複数の内部配線と、
    前記複数の内部パッド、前記複数の外部パッド及び前記複数の内部配線を覆う絶縁膜と、
    該絶縁膜内に形成され、前記複数の内部パッドと前記複数の接合バンプとをそれぞれ接続する複数の第1プラグと、
    前記絶縁膜内に形成され、複数の外部パッドと前記複数の整列パッドとをそれぞれ接続する複数の第2プラグと
    を備えることを特徴とする請求項2に記載のMEMS素子のパッケージ。
  5. 前記複数の内部パッド、前記複数の外部パッド及び前記内部配線が、同一層
    上に形成されることを特徴とする請求項4に記載のMEMS素子のパッケージ。
  6. 前記複数の第1プラグ及び第2プラグが、同一層上に形成されることを特徴とする請求項4に記載のMEMS素子のパッケージ。
  7. 前記MEMS素子用ウェーハが、
    SOI基板と、
    該SOI基板上に形成された絶縁膜と、
    該絶縁膜上に形成された複数の内部パッドと、
    該複数の内部パッドと分離されて、前記シールラインと接合する隔壁と、
    前記複数の内部パッドによって支持される流動部と
    を備えることを特徴とする請求項2に記載のMEMS素子のパッケージ。
  8. 前記複数の内部パッドが、前記複数の接合バンプとそれぞれ接着されることを特徴とする請求項7に記載のMEMS素子のパッケージ。
  9. 前記流動部が、前記隔壁間に形成されることを特徴とする請求項7に記載のMEMS素子のパッケージ。
  10. 前記複数の内部パッド、前記隔壁及び前記流動部が、同一物質で形成されることを特徴とする請求項7に記載のMEMS素子のパッケージ。
  11. 前記複数の内部パッド、前記隔壁及び前記流動部が、シリコン層で形成されることを特徴とする請求項10に記載のMEMS素子のパッケージ。
  12. 前記キャップウェーハ及び前記MEMS素子用ウェーハが、前記シールライン及び前記隔壁によって間隔が保持されることを特徴とする請求項7に記載のMEMS素子のパッケージ。
  13. 前記複数の内部パッドが、接着促進剤を介して前記複数の接合バンプとそれぞれ接着されることを特徴とする請求項7に記載のMEMS素子のパッケージ。
  14. 前記隔壁が、接着促進剤を介して前記シールラインと接着されることを特徴とする請求項7に記載のMEMS素子のパッケージ。
  15. 前記接着促進剤が、TiW/Au,Ti/Al,Ti/TiN/Al及びTiN/Alのうちの選択されたいずれか1つで構成されることを特徴とする請求項13又は14に記載のMEMS素子のパッケージ。
  16. 前記複数の接合バンプが、前記シールラインと同じ高さで形成されることを特徴とする請求項1に記載のMEMS素子のパッケージ。
  17. 前記複数の接合バンプが、前記複数の整列パッドより厚く形成されることを特徴とする請求項16に記載のMEMS素子のパッケージ。
  18. 前記複数の接合バンプ及び前記シールラインを含む総密度が、前記キャップウェーハ全体の面積対比7%〜35%の範囲の密度で形成されることを特徴とする請求項2に記載のMEMS素子のパッケージ。
  19. 開放ライン用第1トレンチが形成されたMEMS素子用ウェーハを準備するステップと、
    複数の接合バンプ、及び前記第1トレンチと対応する部位に前記接合バンプと内部配線とを介して互いに接続された複数の整列パッドが形成されたキャップウェーハを準備するステップと、
    前記第1トレンチと前記複数の整列パッドとが対応するように前記MEMS素子用ウェーハと前記キャップウェーハとを接合させるステップと、
    前記MEMS素子用ウェーハの背面をグラインディングして前記複数の整列パッドが露出する開放ラインを形成するステップと、
    前記MEMS素子用ウェーハと前記キャップウェーハとを切断するステップと
    を含むことを特徴とするMEMS素子のパッケージ製造方法。
  20. 前記MEMS素子用ウェーハを準備するステップが、
    SOI基板上に絶縁膜を形成するステップと、
    該絶縁膜上にシリコン層を形成するステップと、
    該シリコン層内に前記第1トレンチを形成するステップと、
    前記シリコン層内に前記第1トレンチより浅い深さに第2トレンチを形成するステップと、
    前記第1トレンチ及び第2トレンチの底部を拡張させて前記複数の接合バンプとそれぞれ対応する複数の内部パッド、複数の隔壁、及び流動部を形成するステップと
    を含むことを特徴とする請求項19に記載のMEMS素子のパッケージ製造方法。
  21. 前記第2トレンチが、前記絶縁膜が露出するように形成されることを特徴とする請求項20に記載のMEMS素子のパッケージ製造方法。
  22. 前記第1トレンチを形成するステップが、ソーイング工程で行われることを特徴とする請求項20に記載のMEMS素子のパッケージ製造方法。
  23. 前記第1トレンチを形成するステップが、エッチング工程で行われることを特徴とする請求項20に記載のMEMS素子のパッケージ製造方法。
  24. 前記キャップウェーハを準備するステップが、
    シリコン酸化層上に複数の内部パッド、複数の外部パッド、及び前記複数の内部パッドと、前記複数の外部パッドとを互いに接続する複数の内部配線を形成するステップと、
    前記複数の内部パッド、前記複数の外部パッド、及び前記複数の内部配線を覆うように絶縁膜を形成するステップと、
    前記複数の内部パッドと前記複数の外部パッドとがそれぞれ露出する複数の第1ビア及び第2ビアを形成するステップと、
    前記複数の第1ビア及び第2ビアがそれぞれ埋め込まれるように前記複数の接合バンプ及び前記複数の整列パッドとそれぞれ接続される複数の第1プラグ及び第2プラグを形成するステップと、
    前記複数の第2プラグ上にそれぞれ前記複数の整列パッドを形成すると同時に前記複数の整列パッドを取り囲むように前記複数の整列パッドと前記複数の接合バンプとの間にシールラインを形成するステップと、
    前記複数の第1プラグ上にそれぞれ前記複数の接合バンプを形成するステップと
    を含むことを特徴とする請求項20に記載のMEMS素子のパッケージ製造方法。
  25. 前記複数の接合バンプが、前記複数の整列パッドより厚く形成されることを特徴とする請求項24に記載のMEMS素子のパッケージ製造方法。
  26. 前記複数の接合バンプが、Au,Ni及びCuのうちの選択されたいずれか1つで形成されることを特徴とする請求項24に記載のMEMS素子のパッケージ製造方法。
  27. 前記第1トレンチが、30μm〜200μmの範囲の幅に形成されることを特徴とする請求項24に記載のMEMS素子のパッケージ製造方法。
  28. 前記第1トレンチが、100μm〜400μmの範囲の深さに形成されることを特徴とする請求項24に記載のMEMS素子のパッケージ製造方
    こと。
  29. 前記接合バンプが、10μm〜30μmの範囲の厚さ、10μm〜100μmの範囲の幅に形成されることを特徴とする請求項24に記載のMEMS素子のパッケージ製造方法。
  30. 前記MEMS素子用ウェーハと前記キャップウェーハとを接合させるステップが、前記MEMS素子用ウェーハ上に接着促進剤を形成させて接着することを特徴とする請求項24に記載のMEMS素子のパッケージ製造方法。
  31. 前記接着促進剤が、TiW/Au,Ti/Al,Ti/TiN/Al及びTiN/Alのうちの選択されたいずれか1つで形成されることを特徴とする請求項30に記載のMEMS素子のパッケージ製造方法。
  32. 前記MEMS素子用ウェーハと前記キャップウェーハとを接合させるステップが、複数の接合バンプと前記MEMS素子のウェーハとに形成される複数の内部パッドが接着され、前記隔壁及び前記シールラインがそれぞれ接着されるように行われることを特徴とする請求項24に記載のMEMS素子のパッケージ製造方法。
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