JP5182846B2 - Mems素子のパッケージ及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体チップのパッケージ技術に関し、特に、MEMS(Micro−Electro−Mechanical Systems)素子のパッケージ及びその製造方法に関する。
通常、MEMS(Micro−Electro−Mechanical Systems、以下、MEMSとする)は、半導体チップ内に内蔵されたセンサー、弁、ギア、反射鏡、駆動器などのような非常に小さい機械装置とコンピュータとを組み合わせる技術であって、「利発な物」と呼ばれている。基本的にMEMS技術は、反射鏡やセンサーのような一部の機械装置が備えられた非常に小さいシリコンチップ上のマイクロ回路を含む。
このようなMEMS技術は、同じレベルのコストで電子部品をマイクロ電子技術によって製造することができるため、大きく注目されている。また、MEMS技術は、次世代融合技術の根幹となっているのみならず、ユビキタス(ubiquitous)の最重要構成技術となっているため、韓国政府の「IT839政策」において一つの柱となっている。このようなMEMS技術は、一回に一個ずつマイクロアクチュエータ及びセンサーを製造する代わりに、シリコンウェーハで一度に数百個ずつ製作することができ、これまで開発されて立証されたシリコンチップの製造技術をそのまま適用することができる。このため、既に構築されているこれまでのウェーハ半導体生産工場をそのまま利用して、シリコンウェーハ上で相当の数のMEMS素子を生産することができる。
現在、MEMS技術は、さらに発展し続けており、このため、製品のクラスを標準化し、製造過程も、製品の設計者がほとんどの電子製品に適用したものと同じ方法を基にしたデザインルールに集中できるようにした。
しかし、MEMS素子、例えば、センサーは、パッケージ費用が30%〜70%に達する程、非常に高いため、パッケージの高性能化及び低費用の実現ができないと、実用化は非常に難しくなると判断される。近年は、このようなセンサーなどの費用節減のために、量産化工程を可能とするウェーハレベルチップスケールパッケージ(Wafer Leveled Chip Scale Package、以下、WLCSPとする)工程を適用する試みが多くなっている。このようなWLCSP工程は、MEMSセンサーの最重要工程であるのみならず、一般のSiP(System in Package)工程においても最重要技術として注目されている。しかし、WLCSP工程を適用するためには、接合(bonding)技術の確立が最重要技術として台頭している。
以下、現在、適用している接合技術について簡単に説明する。
第1に、陽極接合(anodic bonding)法は、シリコンウェーハに耐熱強化ガラスを接合する方法であって、上昇した温度でガラスの両端に電圧を印加すると、ガラス内部のNaO成分がイオン化されて陰極側には陽イオンのNaが集中し、それに対して、陽極側には相対的に陰イオンのO2−が電荷層を形成する。このように形成された陰イオンの電荷層とAl電極との間には強い停電力が発生し、界面に化学反応による強い接合が形成される。このようなウェーハレベル工程は、シリコンウェーハに耐熱強化ガラスを300℃〜500℃の範囲の温度で300V〜1000Vの範囲の電圧を印加した状態で3分〜10分程度加熱と冷却とを繰り返し実施して接合を完成する。このとき、接合強度(bonding force)は、重要な要求事項ではない。
このような方法は、表面粗さ(surface roughness)、ウェーハ曲げ(wafer bowing)、粒子(particle)などによる影響にはそれほど敏感ではなく、接合しようとする基板の間に媒介物質や緩衝層などが挿入されていないため、清潔な環境で簡単に接合することが可能であり、約400℃以下、1000V以下の接合条件で接合が可能という長所がある。また、金属とガラス、ガラスとガラス、シリコンとガラスなど、様々な物質間の接合が可能である。さらに、パッケージ材料としてガラスを用いることによって外部で製作した素子の内部及び動作を視覚的に観察することができるという長所があり、接合した素子の内部には、真空に対するハーメチック特性(空気が通らない特性)を有することによって様々な真空素子のパッケージへの適用が可能である。また、多層構造の接合の提供によって様々な3次元状のMEMS素子の製作技術にも使用が可能であるなど、応用範囲が広い。特にパッケージは、生体親和性(biocompatible)が高いため、様々な医療用センサーへの適用が可能である。
しかし、このような方法の最も大きい短所は、アルカリイオンが増えて、CMOS(Complementary Metal−Oxide Semiconductor)との互換性がよくない点である。特に、このような方法に適用されるガラスは、半導体の生産工程において、タブーとなっているNa成分で構成されていることから、半導体の一括工程ラインにおける適用が不可能であるという短所がある。また、工程を行う際にOの離脱(desorption)によって空洞(cavity)内部の圧力の増加という問題も有する。
第2に、融着接合(fusion bonding)、又は、SDB(Silicon Direct Bonding、以下、SDBとする)法は、接合しようよする2つのシリコンウェーハを整列し、両ウェーハの間に機械的スペーサ(mechanical spacer)を挿入した後、圧力を加えると、ウェーハの真ん中から接合し始める。このような方法は、表面清潔(surface cleanliness)及び粗さが接合特性(bonding quality)に非常に大きな影響を与える。第1の接合技術として説明した陽極接合法は、表面粗さが1μm以下の条件である一方、SDB法は、表面粗さが4nm以下の条件であって、表面粗さは非常に重要な条件となる。
融着接合の接合原理(bonding mechanism)は、4つのステップで行われ、次のとおりである。まず、第1ステップは、常温で300℃まで加熱するステップであって、基板の表面に存在する酸素、水素、OH基、HO分子が互いに結合し、これを介して基板間の水素結合が発生し、初期接合が行われる。第2ステップは、300℃から700℃まで加熱するステップであって、脱水反応によってHO分子が、結合から離脱して外部へと拡散し、主にOH基による水素結合が行われる。また、シリコン基板の弾性的な変形が発生して未接触領域に対する接触を行い始める。第3ステップは、700℃から1000℃まで加熱するステップであって、HO分子のみならず水素も結合から離脱し、外部へと活発に拡散し、このため、酸素原子が接合界面に存在する結合をなす。また、シリコン基板の弾性的な変形がさらに活発となって、さらに強い接合が形成される。最後に第4ステップは、1000℃以上の高温熱処理を行うステップであって、接合界面に存在する元素がシリコンの内部及び外部への拡散を介してほとんど消滅し、これと共にシリコン基板の弾性変形が発生して完全な接合をなす。
このような融着接合は、媒介物質として緩衝層などが挿入されていないため、酸化や拡散などの高温熱処理工程を適用することができ、同じ物質を接合するため、熱膨張係数が一致して熱応力(thermal stress)の影響をほとんど受けないという長所がある。また、様々な構造物が加工されたシリコン基板を接合したり、接合後に様々な工程を経た後、再び機械的加工を行うことができるため、シリコン微細加工(micromachining)を用いるセンサー及びアクチュエータの製作に効果的に活用することができる。
しかし、このような融着接合は、表面粗さ、不均一性、粒子などに非常に敏感である。特に、ウェーハの表面粗さは、オングストロームレベルで(angstrom level)管理しなければならない問題がある。このような問題のため、たとえ1100℃の高温アニールを介して非常に強い共有結合を形成してハーメチックシール(hermetic seeling)を実現しても、半導体の生産工程への適用には非常に困難な面がある。近年は、このような問題を解決するための改善方法として前プラズマ処理を介する低温工程に関する研究が活発に行われている。
第3に、フリットガラス接合(frit glass bonding、シールガラス接合)法は、鉛成分を主に有するガラスパウダーをバインダーと混合してペースト(paste)状にしたものを、スクリーンプリンター、押し出し成形(extrusion)などの様々な方法で接合するためにMEMS製造が行われる位置に置いて約450℃の温度で接合させる方法である。このような方法は、ハーメチックシールが可能であり、様々な真空素子への適用が可能という長所があるが、環境問題のため、タブーとなっている鉛成分を利用し、ウェーハにおいて、チップ以外の領域の占有率が高いため、事実上、半導体生産工場の一括工程への適用は不可能な工程である。
第4に、エポキシ接合(epoxy bonding、有機接合)法は、ポリイミド(polyimide)やエポキシの高分子を中間接合媒介物質として用いて接合するものであって、低温工程が可能という長所がある。しかし、このような方法は、ハーメチックでないし、時間の経過による老化現象(aging effects)により、製作される素子の特性が揺れる移動(drift)特性を示す可能性もあって、現在は、考慮の対象となっていない接合工程である。
上述のように、これまで提案された接合技術、特に、陽極接合法においては、同じシリコンウェーハを用いるという長所があるが、高温熱処理による熱崩壊(thermal degradation)現象を引き起こす可能性があるため、信頼性の高いMEMS素子の特性を確保するためには、熱係数(thermal coefficient)による応力誘発が少なく、低温でも接合可能な新たなウェーハレベル接合技術についての研究が必要である。
これについての接合技術の開発一環として、深いビア(deep via)形成技術、及び金属間接合(metal to metal bonding)、又は、金属とシリコンウェーハとの間の接合(metal to Si bonding)法が提案された。しかし、深いビア形成技術は、次のような問題がある。
まず、深いビア形成技術及び金属間接合工程を連携した接合技術は、MEMSセンサーのウェーハ内に金属層(又は、金属配線)を形成するエッチング工程の際にセンサーの劣化を引き起こし、上部のパッケージの役割を果すキャップウェーハ内に深いビアを形成するエッチング工程の制御が困難な問題がある。このような問題は、均一の電気メッキ(electroplating)の蒸着にも影響を与え、ウェーハ間の接合領域の均一度の確保が困難であることから、接合マージン(bonding margin)が非常に少ないため、歩止まりの確保が非常に難しくなると予想される。また、グラインディング工程の際に〜100μmまでキャップウェーハを加工しなければならないため、同様に製造コストが高くなり、歩止まりの損失も非常に大きくなると予想される。
また、深いビア形成技術、及び金属とシリコンウェーハとの間の接合工程を連携した接合技術は、金属間接合工程と同様、キャップウェーハのビアの深さの制御が困難であり、パッドとセンサーウェーハとの接続問題、ウェーハ間の接合領域の均一度の確保が困難であるという問題があり、このため、接合マージンが非常に少なく、歩止まりの確保が困難であると予想される。また、この技術もグラインディング工程の際に〜100μmまでキャップウェーハを加工しなければならないため、製造コストが高くなり、歩止まりの損失も非常に大きくなると予想される。
本発明は、上記の従来技術の問題を解決するためになされたものであって、その目的は、半導体生産工場の一括工程に適用することのできるウェーハレベルパッケージ(wafer level package)を適用するMEMS素子のパッケージ及びその製造方法を提供することにある。
記目的を達成するための本発明によるMEMS素子のパッケージは、キャップウェーハと、該キャップウェーハ上に形成された複数の接合バンプと、該複数の接合バンプの外側部に整列され形成された複数の整列バンプと、該複数の整列バンプと対応する部位に複数の第1外部パッドが形成され、前記キャップウェーハと接合する際に前記整列バンプと前記第1外部パッドとが接合されたMEMS素子用ウェーハと、前記複数の接合バンプを取り囲むように該複数の接合バンプと前記整列バンプとの間に形成されたシールラインとを備えることを特徴とする。
また、上記目的を達成するための本発明によるMEMS素子のパッケージ製造方法は、第1整列マークが形成され、第1整列マークに隣接するように第1外部パッドが形成されたMEMS素子用ウェーハを準備するステップと、前記第1整列マークと対応する部位に第2整列マークが形成され、複数の接合バンプ、及び前記複数の接合バンプと内部配線とを介してそれぞれ互いに接続された複数の整列バンプが前記第2外部パッドと対応する部位に形成されたキャップウェーハを準備するステップと、前記複数の接合バンプを取り囲むように該複数の接合バンプと前記整列バンプとの間にシールラインを形成するステップと、前記第1整列マーク及び第2整列マークが互いに対応するように前記MEMS素子用ウェーハと前記キャップウェーハとを接合させて前記第1外部パッドと前記整列バンプとを接合させるステップと、前記第1整列マークを基準として前記キャップウェーハを分離させるステップと、前記第2整列マークを基準として前記MEMS素子用ウェーハを分離させるステップとを含むことを特徴とする。
以下、添付された図面を参照して本発明の好ましい実施形態をさらに詳細に説明する。
また、図面において、層及び領域の厚さは、明確性を期するために誇張されているものであり、層が他の層又は基板上にあると言及された場合、それは、他の層又は基板上に直接形成されるか、又はその間に第3の層が介在し得るものである。
なお、明細書全体にわたり、同じ図面符号(参照番号)で表示された部分は、同じ構成要素を示している。
実施形態
図1は、本発明の好ましい実施形態に係るMEMS素子のパッケージ構造を示す平面図であって、図2は、図1に示すI−I’の切り取り線に沿って示す断面図である。ここでは、説明の便宜上、様々なMEMS素子のうち、センサー(加速度、角速度、音響センサー、地磁気、F−Barなど)を示したが、これは、あくまでも一例であって、様々な素子に適用することができる。
図1及び図2に示すように、本発明の実施形態に係るMEMS素子のパッケージは、キャップウェーハ200(以下、第1基板とする)と、第1基板200の中央部を取り囲むように形成された複数の接合バンプ(bonding bump)BB1〜BB8と、接合バンプBB1〜BB8の外側部に整列し、接合バンプBB1〜BB8と内部配線とを介して電気的に接続された複数の整列バンプ(array bump)AB〜AB8と、第1基板200と接合されるMEMS素子用ウェーハ100(以下、第2基板という)と、第2基板100上に形成され、第1基板200に形成された複数の整列バンプAB1〜AB8とそれぞれ電気的に接続された複数の外部パッドOP1〜OP8とを備える。また、本発明の実施形態に係るMEMS素子のパッケージは、複数の接合バンプBB1〜BB8を取り囲むように第1基板200上に形成されたシールラインSL、及びシールラインSLと対応するように第2基板100上に形成されたハーメチックシール用隔壁HSをさらに備える。
図3及び図4を関連付けて具体的に説明すると次のとおりである。
まず、第1基板200は、複数の接合バンプBB1〜BB8とそれぞれ接続された複数の内部パッド1〜8と、複数の内部配線M1を介して複数の内部パッド1〜8とそれぞれ接続された複数の外部パッド1’〜8’とを備える。このとき、複数の内部パッド1〜8、外部パッド1’〜8’及び内部配線M1は、同一層上で同じ金属配線工程を介して同時に形成される。また、第1基板200は、複数の内部パッド1〜8及び複数の接合バンプBB1〜BB8を電気的に互いにそれぞれ接続する複数のビアプラグV1〜V8(以下、第1プラグとする)と、複数の外部パッド1’〜8’と整列バンプAB1〜AB8とを電気的にそれぞれ接続する複数のビアプラグV1’〜V8’(以下、第2プラグとする)とを備える。このとき、複数の第1プラグV1〜V8及び第2プラグV1’〜V8’は、シングルダマシン(single damascene)工程を介して同一層上で同時に形成される。また、図面符号21及び24Bは、シリコン酸化層及びパターニングされた絶縁層をそれぞれ示す。
複数の接合バンプBB1〜BB8は、シールラインSLによって取り囲まれるように第1基板200上に、例えば、合計8個が形成される。4個は、シールラインSLの各隅部に1つずつ形成され、残りの4個は、シールラインSLの各隅の間に1つずつ形成される。このような複数の接合バンプBB1〜BB8は、第1基板200と第2基板100とを接合する際に第2基板100に形成された複数の内部パッドIP1〜IP8とそれぞれ電気的に接続される。ここで、接合バンプBB1〜BB8の数、及び形成される位置は制限されず、設計によって調整することができる。
シールラインSLは、第1基板200と第2基板100とを接合する際にハーメチックシールを実現するためのものであって、複数の接合バンプBB1〜BB8を取り囲むように形成される。このようなシールラインSLは、接合する際に第2基板100のハーメチックシール用隔壁HSと接合される。
複数の整列バンプAB1〜AB8は、第2基板100に形成された複数の外部パッドOP1〜OP8とそれぞれ対応するように四角い囲い垣状を有するシールラインSLの4面のうちのいずれか1つの面の外側部に一列に形成されるか、又は、設計によってはシールラインSLの各面に適正個数に分散して形成し得る。そして、整列バンプAB1〜AB8は、第1基板200と第2基板100とが接合するとき、第2基板100に形成された複数の外部パッドOP1〜OP8とそれぞれ接着する。
第2基板100は、SOI(Silicon On Insulator)基板11、酸化膜系の絶縁膜12、低抵抗シリコン層パターン13C及びシリコン層パターン13C上にそれぞれ形成された金属パッド18で構成される。
シリコン層パターン13Cは、エピタキシャル層(epi−layer)であって、互いに分割して形成された流動部(Moving Part,MP)、固定部で複数の内部パッドIP1〜IP8を支持する支持層、及びハーメチックシール用隔壁HSとして機能し、これらの間には、空洞(cavity)17が形成される。また、ハーメチックシール用隔壁HSの外側、すなわち、第1基板200の整列バンプAB1〜AB8と対応する部位には、外部パッドOP1〜OP8を支持する支持層が形成される。
流動部MPは、くしの歯(the teeth of a comb)状に形成され、図2〜図4に示すように、複数のパターンが互いに分割して第2基板100と分離されているが、事実上、固定部によって支持される。
内部パッドIP1〜IP8は、第1基板200と第2基板100とが接合するとき、第1基板200に形成される接合バンプBB1〜BB8と接触するために第1基板200の内部パッド1〜8と互いに対応するように形成される。
ハーメチックシール用隔壁HSは、第1基板200と第2基板100とが接合するとき、第1基板200のシールラインSLと接合されて第1基板200及び第2基板100の接合を介して形成されるパッケージ内部をシールさせる。
外部パッドOP1〜OP8は、外部装置とのワイヤー接合(wire bonding)31のためのパッドとして機能しており、ワイヤー接合を介して外部装置、例えば、PCBと電気的に接続される。
上記のように、複数の接合バンプBB1〜BB8、シールラインSL、複数の整列バンプAB1〜AB8及び外部パッドOP1〜OP8は、それぞれUBM(Under Bump Metallization)工程を介して形成することができる。このとき、複数の接合バンプBB1〜BB8、シールラインSL、整列バンプAB1〜AB8及び外部パッドOP1〜OP8は、それぞれTi,TiW,Ni,Cu,W,Au,Pt,Ag,Al,NiV及びCrVのうちの選択されたいずれか1つの物質で形成するか、又は、これら物質のうちの選択されたいずれか1つの物質の上にAu,Cu及びNiのうちの選択されたいずれか1つの物質が積層された積層構造で形成する。また、複数の接合バンプBB1〜BB8、シールラインSL及び整列バンプAB1〜AB8は、それぞれUBM層/Cu/はんだキャップ(solder cap)、又は、UBM層/Au/はんだキャップ構造で形成することもできる。このとき、UBM層は、Ti,TiW,Ni,Cu,W,Au,Pt,Ag,Al,NiV、及びCrVのうちの選択されたいずれか1つの物質で形成するか、又は、これら物質のうちの選択されたいずれか1つの物質上にAu、Cu及びNiのうちの選択されたいずれか1つの物質が積層された構造に形成することもできる。また、複数の接合バンプBB1〜BB8、シールラインSL、整列バンプAB1〜AB8、及び外部パッドOP1〜OP8は、それぞれAu,Cu及びNiのうちの選択されたいずれか1つの物質で形成することができる。
以下、図1〜図4を介して説明した本発明のMEMS素子のパッケージ製作方法を説明する。
図5は、本発明のMEMS素子のパッケージ製作方法を示すフローチャートである。ここで、同図は、まず、MEMS素子を製作し、キャップウェーハを製作する工程順で行われたが 、これは、説明の便宜上のものであって、その逆又は同時に行うことも可能である。
同図を参照すれば、次のとおりである。
MEMSセンサーの製作工程は、次のような方法で行われる。
MEMSセンサーの製作工程
様々な種類のMEMSセンサーの構成要素(例えば、加速度、角速度、音響センサー、地磁気、F−Barなど)を形成するパターニング工程及びリリース(release)工程を行う(S51,S52)。続いて、金属パッド工程を行って外部パッドOP1〜OP8を形成する(S53)。ステップ「S51」〜「S53」の過程を図6A〜図6Iと関連付けて具体的に説明する。
まず、図6Aに示すように、低抵抗のSOI基板11絶縁膜(酸化膜系の膜)12及びシリコン層13を形成する。続いて、図6Bに示すように、シリコン層13上にハードマスク(hard mask)14を形成する。続いて、図6Cに示すように、ハードマスク14上に感光膜パターンPMを形成した後、該感光膜パターンPMをエッチングマスクとして用いたエッチング工程を行って複数のトレンチ15を形成する。このとき、複数のトレンチ15のうち、図面上において、一番左側に形成されたトレンチは、整列マーク用トレンチであって、図16Dに示す整列マークAMと対応する。また、一番左側に形成されたトレンチに隣接するように形成されたトレンチは、外部パッドOP1〜OP8を支持する支持層を画定するものであり、その他のトレンチは、センサー構造物層(MEMSセンサーの流動部)を画定するためのものである。図面符号13Aは、1次パターニングされたシリコン層を示す。
続いて、図6Dに示すように、感光膜パターンPMを除去した後、トレンチ15を含む全体構造の上面の段差に沿って保護膜16を蒸着する。続いて、図6Eに示すように、保護膜16をエッチングして各トレンチ15(図6C参照)の内側壁にそれぞれスペーサ状の保護膜パターン16Aを形成する。
続いて、図6Fに示すように、エッチング工程を行ってトレンチ15(図6C参照)を絶縁膜12上が露出するまで拡張させる。これによって、整列マークAM用トレンチ15A、MEMSセンサーの固定部及び流動部を画定する複数のトレンチ15Aが形成される。図面符号13Bは、2次パターニングされたシリコン層を示す。
続いて、図6Gに示すように、保護膜16をエッチングバリア層として用いて、通称シリコンリリース(silicon release)工程と呼ばれるウェットエッチング工程を行って、トレンチ15Aの底部を水平方向にエッチングする。これによって、空洞17が形成される。
続いて、図6Hに示すように、ハードマスクパターン14A及び保護膜パターン16A(図6G参照)を除去してセンサー構造物、すなわち、流動部MP、複数の内部パッドIP1〜IP8用構造物、ハーメチックシール用隔壁HS、外部パッドOP1〜OP8を支持する構造物を形成する。続いて、図6Iに示すように、各構造物13C上に金属蒸着処理を行って金属パッド18を形成する。このとき、金属蒸着処理は、上述のように、UBM層・金属層が積層された構造又は金属層の断層構造として形成することができる。このとき、前記UBM層は、TiW/Au,Ti,TiW,Ni,Cu,W,Au,Pt,Ag,Al,NiV及びCrVのうちの選択されたいずれか1つで形成することができ、また、前記金属層は、Au,Cu,Niなどで形成できる。これによって、外部パッドOP1〜OP8が形成される。
キャップウェーハの製作工程
まず、シリコン酸化層(SiO)21が形成された第1基板200上に複数の内部パッド1〜8、外部パッド1’〜8’、及び内部配線M1を形成する(S54)。ステップ「S54」の過程を図7、図8A〜図8Dと関連付けて具体的に説明する。ここで、図7は、平面図であって、図8A〜図8Dは、図7に示すII−II’の切り取り線に沿って示す断面図である。
図8Aに示すように、シリコン酸化層21が形成された第1基板200上に導電性物質としてアルミニウム(Al,以下、Alという)層22を形成する。続いて、図8Bに示すように、Al層22上に感光膜を塗布した後、フォトマスクを用いる露光及び現像工程を行って感光膜パターンPMを形成する。続いて、図8Cに示すように、感光膜パターンPMをエッチングマスクとして用いたエッチング工程を行ってAl層22(図8B参照)をエッチングする。これによって、内部パッド1〜8と外部パッド1’〜8’と、このパッド(1〜8,1’〜8’)を互いに接続する内部配線M1とでそれぞれ機能する複数のパターン22Aが形成される。続いて、図8Dに示すように、感光膜パターンPMを除去する。
上記図8A〜図8Dに示す工程を全て完了すると、図7に示すように、内部パッド1〜8と、外部パッド1’〜8’と、このパッドら(1〜8,1’〜8’)を互いに接続する内部配線M1とが形成される。このとき、内部パッド1〜8が形成される位置は、図9に示すMEMSセンサーダイ(die)の内部パッドIP1〜IP8とそれぞれ対応する部位となり、図10に示すように、第1基板200と第2基板100とが接合するとき、互いが対応するように接合される。また、外部パッド1’〜8’が形成される位置は、図9に示すMEMSセンサーの外部パッドOP1〜OP8とそれぞれ対応する部位となり、図10に示すように、第1基板200と第2基板100とが接合する際、互いが対応するように接合される。
次の工程として、第1プラグV1〜V8及び第2プラグV1’〜V8’を形成する(S55)。ステップ「S55」の過程を図11、図12A〜図12Dと関連付けて具体的に説明する。ここで、図11は、平面図であって、図12A〜図12Dは、図11に示すIII−III’の切り取り線に沿って示す断面図である。
図12Aに示すように、内部パッド1〜8と、外部パッド1’〜8’と、内部配線M1とが形成された全体構造の上部を覆うように絶縁膜24を蒸着する。このとき、絶縁膜24は、酸化膜系の物質で形成することができる。例えば、BPSG(Boron Phosphorus Silicate Glass),PSG(Phosphorus Silicate Glass),TEOS(Tetra Ethyle Ortho Silicate),SOG(Spin On Glass),SOD(Spin On Dielectric)膜で形成することができる。続いて、図12Bに示すように、CMP(Chemical Mechanical Polishing)工程を行って絶縁膜24(図12A参照)を平坦化した後、平坦化された絶縁膜24A上に感光膜パターンPMを形成する。続いて、図12Cに示すように、感光膜パターンPMをエッチングマスクとして用いるエッチング工程を行って内部パッド1〜8と外部パッド1’〜8’とがそれぞれ露出するビア(via)(矢印参照)を形成する。ここで、図面符号「24B」は、平坦化した絶縁膜24A内にビアが形成された状態の絶縁膜を示す。続いて、図12Dに示すように、感光膜パターンPMを除去する。ビアが埋め込まれるようにタングステン(W)を蒸着した後、CMP工程を行ってパッド1〜8,1’〜8’とそれぞれ接続される第1プラグV1〜V8及び第2プラグV1’〜V8’を形成する。
上記図12A〜図12Dに示す工程が全て完了すると、図11に示すようにパッド1〜8,1’〜8’とそれぞれ接続される第1プラグV1〜V8及び第2プラグV1’〜V8’が形成される。このとき、第1プラグV1〜V8が形成される位置は、図13及び図14に示すように、第1基板200と、第2基板100とが接合するとき、MEMSセンサーダイの内部パッドIP1〜IP8とそれぞれ対応する部位となる。
次の工程として、接合バンプBB1〜BB8、整列バンプAB1〜AB8及びシールラインSLを形成する(S56)。ステップ「S56」の過程を図15、図16A〜図16Dと関連付けて具体的に説明する。ここで、図15は、平面図であって、図16A〜図16Dは、図15に示すIV−IV’の切り取り線に沿って示す断面図である。
図16Aに示すように、整列バンプAB1〜AB8を含む全体構造の上面の段差に沿ってシード層(seed layer)27を形成する。続いて、図16Bに示すように、感光膜パターンPMを形成する。続いて、図16Cに示すように、感光膜パターンPMを用いる電気メッキ工程を行って接合バンプBB1〜BB8、整列バンプAB1〜AB8、及びシールラインSL用の金属層29を形成する。このとき、金属層29は、UBM(Under Bump Metallization)工程を用いてTiW/Au,Ti,TiW,Ni,Cu,W,Au,Pt,Ag,Al,NiV,CrVのうちの選択されたいずれか1つで形成することができ、これら物質にAu,Cu,Niなどが積層された構造にも可能である。
続いて、図16Dに示すように、感光膜パターンPMを除去した後、シード層27をエッチングして接合バンプBB1〜BB8、整列バンプAB1〜AB8、及びシールラインSLを形成する。続いて、ソーイング(sawing)工程を介して整列バンプAB1〜AB8の外側に露出する絶縁膜(24B)及びシリコン酸化層21の一部をエッチングして整列マークAM用溝30を形成する。このとき、整列マークAMを形成する理由は、後続の第2基板100との接合工程の際に整列バンプAB1〜AB8と外部パッドOP1〜OP8とを互いに整列させるためである。
一方、図16Dに示すように、接合バンプBB1〜BB8、整列バンプAB1〜AB8及びシールラインSLは、高さの変動を最小化するために同じ幅で形成することができる。また、接合バンプBB1〜BB8及びシールラインSLの面積は、第1基板200の全体面積対比が7%〜35%程度となるように形成することが好ましいが、その理由は、第1基板200と第2基板100との間の接合強度が、接合バンプBB1〜BB8とシールラインSLとからの影響が大きいからである。すなわち、第1基板200と第2基板100との接合後に行われる後続バックグラインディング(back grinding)処理の際、この2つの基板1,2の間の充分な接合強度を保持するためである。例えば、接合バンプBB1〜BB8及びシールラインSLの厚さは、MEMSセンサーの流動部MPが内蔵される空間を確保するために10μm〜30μmの範囲内で形成することが好ましく、その幅は、接着強度を考慮して10μm〜100μmの範囲内で形成することが好ましい。
上記図16A〜図16Dに示す工程を全て完了すると、図15、図17及び図18に示すように、接合バンプBB1〜BB8が、それぞれ第1プラグV1〜V8と接続するように形成される。そして、シールラインSLが接合バンプBB1〜BB8を取り囲むように形成され、シールラインSLの外側に整列バンプAB1〜AB8が形成される。
一方、パッケージ工程は、次のような方法で行われる。
パッケージ工程
図5及び図19Aに示すように、前記キャップウェーハ製作工程とMEMSセンサー製作工程とを介してそれぞれ製作された第1基板200及び第2基板100を互いに対向する方向に位置させた後、接合させる(S58)。このとき、第1基板200及び第2基板100は、イメージ(image)投影方式で互いに整列させた後、接合を行う。
続いて、図19Bに示すように、第1基板200に対し、バックグラインディング工程を行って、第1基板200の背面をグラインディングする(S59)。このとき、第1基板200に形成された整列マークAMが完全に貫通されるようにバックグラインディングを行って整列マークAMを境界に自動的に整列バンプAB1〜AB8の外側部の構造物を分離させるか、整列マークAMが表れるように行った後、別途のソーイング工程を行って、構造物を分離させることもできる。また、ソーイング工程のみで構造物を分離させることもできる。
続いて、図19Cに示すように、第2基板100の整列マークAMに対し、ソーイング工程を行って外部パッドOP1〜OP8支持物13Cの外側に位置した構造物を分離させる(S60)。このとき、第2基板100に対してもバックグラインディング工程を行うこともできる。
続いて、図19Dに示すように、外部パッドOP1〜OP8と接続されるワイヤー接合31を含むパッケージ工程を行って工程を完了する(S61)。このとき、パッケージ工程は、ワイヤー接合工程の代わりに はんだ付け(soldering)工程、バンプ工程、及びプラスチックモールド処理で行うことができる。
以上で説明したように、本発明によって、次のような効果を得ることができる。
第1に、本発明によると、多層構造のAl金属配線形成技術を用いてキャップウェーハに内部パッド1〜8、外部パッド1’〜8’及び内部配線M1を形成することによって、これまでの深いビア(deep via)を用いる配線形成処理の際に表れ得る接合バンプBB1〜BB8に対する高さ変動(height variation)を低減させて接合歩止まりを向上させることができるという効果がある。
第2に、本発明によると、キャップウェーハにDLM(Dual Layer Metalazation)工程を用いて下部配線として内部パッド1〜8、外部パッド1’〜8’及び内部配線M1を形成した後、その上にビアプラグを介して電気的に接続したバンプを形成し、このように形成されたバンプを接合バンプBB1〜BB8、シールラインSL及び整列バンプAB1〜AB8として用いることによって配線レイアウトに対する自由度を高めることができ、さらに、チップサイズの定形化を図ることができるという効果がある。
第3に、本発明によると、接合物質として用いる接合バンプBB1〜BB8の高さを利用してMEMS素子の流動部MPが必要とする空間を確保することによって、空洞(cavity)製作のための別途の工程の省略ができるため、工程の単純化を図ることができるという効果がある。
第4に、本発明によると、MEMSセンサーのウェーハでない平らなキャップウェーハに金属配線工程を介して配線(パッド、内部配線)を形成することによって、配線のみならず、ロジックチップ(センサードライバーIC、NVM(Non−Volatile Memory)などの搭載可能)製作工程をキャップウェーハ製作工程で行うことができ、これを介してMEMSセンサーの高集積化を図ることができる。
さらに、本発明は、これまでの方法では適用しにくい半導体生産工程の一括ラインにおける適用が可能であり、このため、量産性及び製造コストを節減することができ、センサー素子のみならず、ウェーハレベル工程、3D集積工程、SiP工程にも適用することが可能であるという効果がある。
尚、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明に係る技術的思想の範囲内から逸脱しない範囲内で様々な変更が可能であり、それらも本発明の技術的範囲に属する。
本発明の実施形態に係るMEMS(Micro−Electro Mechanical Systems)素子のパッケージ構造を示す平面図である。 図1に示すI−I’の切り取り線に沿って示す断面図である。 図2に示すキャップウェーハを示す断面図である。 図2に示すMEMSセンサーを示す断面図である。 本発明の実施形態に係るMEMS素子のパッケージ製造方法を示すフローチャートである。 図5に示すステップ「S51」〜「S53」を説明するために示す断面図である。 図5に示すステップ「S51」〜「S53」を説明するために示す断面図である。 図5に示すステップ「S51」〜「S53」を説明するために示す断面図である。 図5に示すステップ「S51」〜「S53」を説明するために示す断面図である。 図5に示すステップ「S51」〜「S53」を説明するために示す断面図である。 図5に示すステップ「S51」〜「S53」を説明するために示す断面図である。 図5に示すステップ「S51」〜「S53」を説明するために示す断面図である。 図5に示すステップ「S51」〜「S53」を説明するために示す断面図である。 図5に示すステップ「S51」〜「S53」を説明するために示す断面図である。 図5に示すステップ「S54」を説明するために示す平面図である。 図7に示すII−II’の切り取り線に沿って示す工程を説明するための断面図である。 図7に示すII−II’の切り取り線に沿って示す工程を説明するための断面図である。 図7に示すII−II’の切り取り線に沿って示す工程を説明するための断面図である。 図7に示すII−II’の切り取り線に沿って示す工程を説明するための断面図である。 図7に示すキャップウェーハに対応するMEMSセンサーを示す平面図である。 図7に示すキャップウェーハと図9に示すMEMSセンサーとを組み合わせた状態を示す平面図である。 図5に示すステップ「S55」を説明するために示す平面図である。 図11に示すIII−III’の切り取り線に沿って示す工程を説明するための断面図である。 図11に示すIII−III’の切り取り線に沿って示す工程を説明するための断面図である。 図11に示すIII−III’の切り取り線に沿って示す工程を説明するための断面図である。 図11に示すIII−III’の切り取り線に沿って示す工程を説明するための断面図である。 図11に示すキャップウェーハに対応するMEMSセンサーを示す平面図である。 図11に示すキャップウェーハと図13に示すMEMSセンサーとの組み合わせ状態を示す平面図である。 図5に示すステップ「S56」を説明するために示す平面図である。 図15に示すIV−IV’の切り取り線に沿って示す工程を説明するための断面図である。 図15に示すIV−IV’の切り取り線に沿って示す工程を説明するための断面図である。 図15に示すIV−IV’の切り取り線に沿って示す工程を説明するための断面図である。 図15に示すIV−IV’の切り取り線に沿って示す工程を説明するための断面図である。 図15に示すキャップウェーハに対応するMEMSセンサーを示す平面図である。 図15に示すキャップウェーハと図17に示すMEMSセンサーとを組み合わせた状態を示す平面図である。 図5に示すステップ「S58」〜「S61」を説明するために示す断面図である。 図5に示すステップ「S58」〜「S61」を説明するために示す断面図である。 図5に示すステップ「S58」〜「S61」を説明するために示す断面図である。 図5に示すステップ「S58」〜「S61」を説明するために示す断面図である。
符号の説明
11 SOI基板
12 絶縁膜
13 シリコン層
13A 1次パターニングされたシリコン層
13B 2次パターニングされたシリコン層
13C 3次パターニングされたシリコン層
14 ハードマスク
14A ハードマスクパターン
15 トレンチ
15A 拡張されたトレンチ
16 保護膜
16A 保護膜パターン
17 空洞
21 シリコン酸化層
22 Al層
22A 1次パターニングされたAl層
24 絶縁膜
24A 平坦化された絶縁膜
24B パターニングされた絶縁膜
27 シード層
29 パターン
30 整列マーク用の溝
100 MEMSセンサーウェーハ(第2基板)
200 キャップウェーハ(第1基板)
AB1〜AB8 整列バンプ
AM 整列マーク
BB1〜BB8 接合バンプ
HS ハーメチックシール用隔壁
M1 内部配線
MP 流動部
PM 感光膜パターン
SL シールライン
V1〜V8 第1プラグ
V1’〜V8’ 第2プラグ
1〜8、IP1〜IP8 内部パッド
1’〜8’ 外部パッド

Claims (28)

  1. キャップウェーハと、
    該キャップウェーハ上に形成された複数の接合バンプと、
    該複数の接合バンプの外側部に整列され形成された複数の整列バンプと、
    該複数の整列バンプと対応する部位に複数の第1外部パッドが形成され、前記キャップウェーハと接合する際に前記整列バンプと前記第1外部パッドとが接合されたMEMS素子用ウェーハと
    前記複数の接合バンプを取り囲むように該複数の接合バンプと前記整列バンプとの間に形成されたシールラインとを備えることを特徴とするMEMS素子のパッケージ。
  2. 前記接合バンプ及び前記シールラインが、同一層上に形成されることを特徴とする請求項に記載のMEMS素子のパッケージ。
  3. 前記キャップウェーハが、
    複数の内部パッドと、
    複数の第2外部パッドと、
    前記複数の内部パッドと前記複数の第2外部パッドとをそれぞれ電気的に接続する複数の内部配線と、
    前記複数の内部パッド、前記複数の第2外部パッド及び前記複数の内部配線を覆う絶縁膜と、
    該絶縁膜内に形成され前記複数の内部パッドと前記複数の接合バンプとをそれぞれ接続する複数の第1プラグと、
    前記絶縁膜内に形成されて前記複数の第2外部パッドと前記複数の整列バンプとをそれぞれ接続する複数の第2プラグとを備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のMEMS素子のパッケージ。
  4. 前記複数の内部パッド、前記複数の第2外部パッド及び前記内部配線が、同一層上に形成されることを特徴とする請求項に記載のMEMS素子のパッケージ。
  5. 前記複数の第1プラグ及び第2プラグが、同一層上に形成されることを特徴とする請求項3又は4に記載のMEMS素子のパッケージ。
  6. 前記MEMS素子用ウェーハが、
    SOI基板と、
    該SOI基板の絶縁膜上に形成された前記第1外部パッド及び内部パッドをそれぞれ支持する複数の第1支持層及び第2支持層と、
    前記複数の第1支持層及び第2支持層と分離され、前記シールラインと接合される隔壁と、
    前記複数の第1支持層上に形成され、前記整列バンプと接合される前記第1外部パッドと、
    前記複数の第2支持層上に形成された前記内部パッドと、
    前記複数の第2支持層によって支持される流動部とを備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のMEMS素子のパッケージ。
  7. 前記複数の第1支持層と、前記第2支持層と、前記隔壁と、前記流動部とが、同じ物質で形成されることを特徴とする請求項に記載のMEMS素子のパッケージ。
  8. 前記複数の第1支持層と、前記第2支持層と、前記隔壁と、前記流動部とが、シリコン層で形成されることを特徴とする請求項6又は7に記載のMEMS素子のパッケージ。
  9. 前記隔壁が、前記シールラインと接着されることを特徴とする請求項6乃至8のいずれかに記載のMEMS素子のパッケージ。
  10. 前記キャップウェーハ及び前記MEMS素子用ウェーハが、前記シールライン及び前記隔壁によって間隔が保持されることを特徴とする請求項6乃至9のいずれかに記載のMEMS素子のパッケージ。
  11. 前記複数の接合バンプが、前記シールラインと同じ高さに形成されることを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載のMEMS素子のパッケージ。
  12. 前記第1外部パッドが、Ti,TiW,Ni,Cu,W,Au,Pt,Ag,Al,NiV及びCrVのうちの選択されたいずれか1つの物質で形成されるか、又は、これら物質のうちの選択されたいずれか1つの物質の上にAu,Cu及びNiのうちの選択されたいずれか1つの物質が積層された積層構造で形成されることを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載のMEMS素子のパッケージ。
  13. 前記第1外部パッドが、UBM層/Cu/はんだキャップ又はUBM層/Au/はんだキャップ構造で形成されることを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載のMEMS素子のパッケージ。
  14. 前記UBM層が、Ti,TiW,Ni,Cu,W,Au,Pt,Ag,Al,NiV及びCrVのうちの選択されたいずれか1つの物質で形成されるか、又は、これら物質のうちの選択されたいずれか1つの物質上にAu,Cu及びNiのうちの選択されたいずれか1つの物質が積層された構造で形成されることを特徴とする請求項13に記載のMEMS素子のパッケージ。
  15. 第1整列マークが形成され、第1整列マークに隣接するように第1外部パッドが形成されたMEMS素子用ウェーハを準備するステップと、
    前記第1整列マークと対応する部位に第2整列マークが形成され、複数の接合バンプ、及び前記複数の接合バンプと内部配線とを介してそれぞれ互いに接続された複数の整列バンプが前記第2外部パッドと対応する部位に形成されたキャップウェーハを準備するステップと、
    前記複数の接合バンプを取り囲むように該複数の接合バンプと前記整列バンプとの間にシールラインを形成するステップと、
    前記第1整列マーク及び第2整列マークが互いに対応するように前記MEMS素子用ウェーハと前記キャップウェーハとを接合させて前記第1外部パッドと前記整列バンプとを接合させるステップと、
    前記第1整列マークを基準として前記キャップウェーハを分離させるステップと、
    前記第2整列マークを基準として前記MEMS素子用ウェーハを分離させるステップとを含むことを特徴とするMEMS素子のパッケージ製造方法。
  16. 前記MEMS素子用ウェーハを準備するステップが、
    SOI基板の絶縁膜上にシリコン層を形成するステップと、
    該シリコン層内に前記第1整列マーク用トレンチを含む複数のトレンチを形成するステップと、
    該トレンチの底部を拡張させて互いに分離された前記第1外部パッド及び内部パッドをそれぞれ支持する複数の第1支持層及び第2支持層、隔壁、並びに流動部を形成するステップと、
    前記第1支持層、前記第2支持層、前記隔壁、及び前記流動部の上にそれぞれ金属パッドを蒸着するステップとを含むことを特徴とする請求項15に記載のMEMS素子のパッケージ製造方法。
  17. 前記金属パッドが、Ti,TiW,Ni,Cu,W,Au,Pt,Ag,Al,NiV及びCrVのうちの選択されたいずれか1つの物質で形成されるか、又は、これら物質のうちの選択されたいずれか1つの物質上にAu,Cu及びNiのうちの選択されたいずれか1つの物質が積層された積層構造に形成されることを特徴とする請求項16に記載のMEMS素子のパッケージ製造方法。
  18. 前記金属パッドが、UBM層/Cu/はんだキャップ(solder cap)又はUBM層/Au/はんだキャップ構造で形成されることを特徴とする請求項16に記載のMEMS素子のパッケージ製造方法。
  19. 前記UBM層が、Ti,TiW,Ni,Cu,W,Au,Pt,Ag,Al,NiV及びCrVのうちの選択されたいずれか1つの物質で形成されるか、又は、これら物質のうちの選択されたいずれか1つの物質上にAu,Cu及びNiのうちの選択されたいずれか1つの物質が積層された構造としても形成されることを特徴とする請求項18に記載のMEMS素子のパッケージ製造方法。
  20. 前記キャップウェーハを準備するステップが、
    シリコン酸化層上に複数の内部パッドと複数の第2外部パッド、及び前記複数の内部パッドと前記複数の第2外部パッドとをそれぞれ接続する複数の内部配線を形成するステップと、
    前記複数の内部パッド、前記複数の第2外部パッド、及び前記複数の内部配線を覆うように絶縁膜を形成するステップと、
    前記複数の内部パッドと前記複数の第2外部パッドとがそれぞれ露出する複数の第1ビア及び第2ビアを形成するステップと、
    前記複数の第1ビア及び第2ビアがそれぞれ埋め込まれるように前記複数の接合バンプと前記複数の整列バンプとそれぞれ接続される複数の第1プラグ及び第2プラグを形成するステップと、
    前記複数の第1プラグ及び第2プラグとそれぞれ接続されるように前記接合バンプ及び前記整列バンプを形成すると同時に、前記接合バンプと前記整列バンプとの間にシールラインを形成するステップと、
    前記複数の内部パッド、前記複数の第2外部パッド、及び前記複数の内部配線を覆うように形成された前記絶縁膜を前記整列バンプと隣接するようにエッチングして前記第2整列マークを形成するステップとを含むことを特徴とする請求項15に記載のMEMS素子のパッケージ製造方法。
  21. 前記接合バンプ、前記整列バンプ及び前記シールラインが、それぞれTi,TiW,Ni,Cu,W,Au,Pt,Ag,Al,NiV及びCrVのうちの選択されたいずれか1つの物質で形成されるか、又は、これら物質のうちの選択されたいずれか1つの物質上にAu,Cu及びNiのうちの選択されたいずれか1つの物質が積層された積層構造に形成されることを特徴とする請求項20に記載のMEMS素子のパッケージ製造方法。
  22. 前記接合バンプ、前記整列バンプ及び前記シールラインのそれぞれが、UBM層/Cu/はんだキャップ(solder cap)、又は、UBM層/Au/はんだキャップ構造に形成されることを特徴とする請求項20に記載のMEMS素子のパッケージ製造方法。
  23. 前記UBM層が、Ti,TiW,Ni,Cu,W,Au,Pt,Ag,Al,NiV及びCrVのうちの選択されたいずれか1つの物質で形成されるか、これら物質のうちの選択されたいずれか1つの物質上にAu,Cu及びNiのうちの選択されたいずれか1つの物質が積層された構造に形成されることを特徴とする請求項22に記載のMEMS素子のパッケージ製造方法。
  24. 前記接合バンプが、10μm〜30μmの範囲の厚さ、10μm〜100μmの範囲の幅に形成されることを特徴とする請求項20に記載のMEMS素子のパッケージ製造方法。
  25. 前記第1整列マークを基準として前記キャップウェーハを分離させるステップが、前記キャップウェーハの背面をグラインディングするバックグラインディング工程で行われることを特徴とする請求項15に記載のMEMS素子のパッケージ製造方法。
  26. 前記第1整列マークを基準として前記キャップウェーハを分離させるステップが、ソーイング工程を用いて行われることを特徴とする請求項15に記載のMEMS素子のパッケージ製造方法。
  27. 前記第2整列マークを基準として前記MEMS素子用ウェーハを分離させるステップが、前記MEMS素子用ウェーハの背面をグラインディングするバックグラインディング工程で行われることを特徴とする請求項15に記載のMEMS素子のパッケージ製造方法。
  28. 前記第2整列マークを基準として前記MEMS素子用ウェーハを分離させるステップが、ソーイング工程を用いて行われることを特徴とする請求項15に記載のMEMS素子のパッケージ製造方法。
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