JP2007328249A - 地図更新システム - Google Patents

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Abstract

【課題】更新に用いた差分更新情報をその後も記憶しておき、地図情報の全更新を行う際に全更新情報より新しいバージョンの差分更新情報に基づいて再度更新を行うことにより、更新時間の短縮と処理負担の軽減を可能とした地図更新システムを提供する。
【解決手段】ナビゲーション装置5が地図配信センタ2から配信された差分更新データ17に基づいてナビ地図データ39の差分更新を行う際に、差分更新に用いた差分更新データ17をナビHDD32に記憶し、その後にナビ地図データ39の全更新を行う際にナビHDD32に記憶した差分更新データの内、全更新データよりバージョンの新しい差分更新データを用いて再度の差分更新を行う(S17)ように構成する。
【選択図】図7

Description

本発明は、ナビゲーション装置等に記憶された地図情報の一部又は全てを差分更新情報又は全更新情報に基づいて新たな地図情報に更新する地図更新システムにおいて、特に、更新に用いた差分更新情報をその後も記憶しておき、地図情報の全更新を行う際に全更新情報より新しいバージョンの差分更新情報に基づいて再度更新を行う地図更新システムに関するものである。
近年、車両の走行案内を行い、運転者が所望の目的地に容易に到着できるようにしたナビゲーション装置が車両に搭載されていることが多い。ここで、ナビゲーション装置とは、GPS受信機などにより車両の現在位置を検出し、その現在位置に対応する地図データをDVD−ROMやHDDなどの記録媒体、又はネットワークを通じて取得して液晶モニタに表示することが可能な装置である。そして、車両の現在位置を含む地図データを記録媒体等から読み出し、地図データに基づいて車両の現在位置の周囲における地図画像を描画して表示装置に表示するとともに、車両位置マーク(ロケーション)を地図画像に重ね合わせて表示し、車両の移動に応じて地図画像をスクロールしたり、地図画像を画面に固定し車両位置マークを移動させることによって、車両が現在どの地点を走行しているのかを一目でわかるようにしている。
ここで、日本全国においては毎年新しい道路(新設道路)が建設されている。また、これに伴って、既存の道路がなくなったり、既存の道路の形状が変更されたりする。従って、ナビゲーション装置に記憶させる地図データはある程度の時間間隔で更新することが必要となる。ここで、地図データの更新は、新しいDVDを購入して古いDVDと交換したり、地図情報配信センタ等から配信された地図データに基づいてHDDの内容を書き換えることによって行われる。その際、特にHDDの内容を書き換える場合に用いられる更新方法は、基本的に以下の2種類の方法からなる。
一の方法としては、道路等に変更があった場合に、その変更部分のみを更新する差分更新データを地図情報配信センタで作成し、各ナビゲーション装置で更新が必要と思われる特定エリア(例えば、登録された自宅周辺エリア)に関連する差分更新データがある場合に、その差分更新データを用いて新たな地図データに更新する方法がある(特開2004−198841号公報)。
他の方法としては、定期的(例えば1年間隔)に全国の地図データを現在の道路状況を反映した新たな地図データへと一括して更新する全更新データを地図情報配信センタで作成し、作成された全更新データを用いて新たな地図データに完全に更新する方法がある。
特開2004−198841号公報(第5頁〜第8頁、図9)
ここで、従来では前記した差分更新データに基づく更新と、全更新データに基づく更新とは基本的に並行して行われていた。即ち、更新が必要と思われる特定エリアについては差分更新データを用いて常に新たな地図データへと更新しつつ、一定期間が経過すると全国の地図データを一括して更新していた。
しかしながら、全国の地図データを一括して更新(以下、全更新という)する為の全更新データは、作成時期と販売時期に大きなずれがあり、全更新を行う時期によっては差分更新データに基づく更新(以下、差分更新という)が行われる前のデータへと戻ってしまう虞がある。図9は全更新と差分更新の更新スケジュールの一例を示した図である。
図9に示すように全更新は1年の内、予め定められた時期である12月末と6月末に、その時点までの道路等の変更に対応した全更新データを作成する。そして、それぞれ4月1日と10月10日に作成した全更新データを発売し、販売店(ディーラ)での地図データの全更新を可能とする。従って、例えば、9月末に利用者が販売店で地図データの全更新を行った場合を例にして説明すると、4月1日に販売された全更新データを使用する為に利用者の所有する地図データは全更新を行うより9ヶ月前の12月末に作成された地図データへと更新される。ここで、図9に示すように差分更新データに基づく差分更新が11月25日、2月18日、5月1日、9月1日の計4回行われていたとすると、12月末に作成された全更新データでは11月25日に行われた差分更新には対応しているが、他の差分更新には対応していない。従って、2月18日、5月1日、9月1日の3回に行われている差分更新をやり直さなければならず、再び差分更新データを地図情報配信センタから取得する必要があった。その結果、通信時間や通信処理に係る処理負担が増加することとなっていた。
本発明は前記従来における問題点を解消するためになされたものであり、地図情報の全更新を行った際に差分更新情報による更新を再度行う必要がある場合であっても、差分更新情報を再び取得する必要なく、更新時間の短縮と処理負担の軽減を可能とした地図更新システムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため本願の請求項1に係る地図更新システムは、地図情報を記憶する地図情報記憶手段(32)と、前記地図情報記憶手段に記憶された地図情報の一部を新たな地図情報に更新する差分更新情報(17)を取得する差分更新情報取得手段(33)と、前記差分更新情報取得手段により取得された前記差分更新情報に基づいて前記地図情報を更新する差分更新手段(33)と、前記地図情報記憶手段に記憶された地図情報の全てを新たな地図情報に更新する全更新情報(18)を取得する全更新情報取得手段(33)と、前記全更新情報取得手段により取得された前記全更新情報に基づいて前記地図情報を全更新する全更新手段(33)と、を有する地図更新システム(1)において、前記差分更新情報を記憶する差分更新情報記憶手段と(32)、前記全更新手段による全更新が行われる際に、全更新に用いられる全更新情報と前記差分更新情報記憶手段に記憶された差分更新情報とのバージョンを比較する比較手段(33)と、前記比較手段によってバージョンが新しいと判定された前記差分更新情報を前記差分更新情報記憶手段より抽出する情報抽出手段(33)と、前記情報抽出手段によって抽出された前記差分更新情報に基づいて地図情報を更新する再更新手段(33)と、を有することを特徴とする。
また、請求項2に係る地図更新システムは、請求項1に記載の地図更新システム(1)であって、前記差分更新情報(17)が作成された作成時期又は前記差分更新情報が取得された取得時期を記憶する時期記憶手段(32)と、前記作成時期又は取得時期から所定期間経過したか否かを判定する期間経過判定手段(33)と、前記期間経過判定手段によって所定期間経過したと判定された場合に、経過したと判定された前記差分更新情報を前記差分更新情報記憶手段(32)から削除する経過情報削除手段(33)と、を有することを特徴とする。
前記構成を有する請求項1に係る地図更新システムでは、地図情報記憶手段に記憶された地図情報の一部を新たな地図情報に更新する差分更新情報を記憶しておき、地図情報の全更新が行われる際に、全更新に用いられる全更新情報と記憶された差分更新情報とのバージョンを比較し、全更新情報よりバージョンが新しい差分更新情報に基づいて地図情報を更新するので、地図情報の全更新を行った際に差分更新情報による更新を再度行う必要がある場合に、差分更新情報を再び取得する必要なく該当する差分更新情報のみを用いて最適な地図情報に更新することが可能となる。従って、更新時間の短縮と処理負担の軽減が可能となる。
また、請求項2に係る地図更新システムでは、差分更新情報が作成された作成時期又は差分更新情報が取得された取得時期から所定期間経過したか否かを判定し、所定期間経過したと判定された場合に、経過したと判定された差分更新情報を削除するので、不要となった古い差分更新情報を削除することにより十分な記憶領域を確保することが可能となる。その結果、差分更新情報の検索や抽出に係る処理速度が向上する。
以下、本発明に係る地図更新システムについて具体化した一実施形態に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。
先ず、本実施形態に係る地図更新システム1の概略構成について図1及び図2を用いて説明する。図1は本実施形態に係る地図更新システム1を示した概略構成図、図2は本実施形態に係る地図更新システム1の各構成を示したブロック図である。
図1に示すように本実施形態に係る地図更新システム1は、地図配信センタ2と、販売店3と、車両4に設置されるナビゲーション装置5(図4参照)とから基本的に構成されている。
ここで、地図配信センタ2は古いバージョンの地図データを新たなバージョンの地図データへと更新する為の更新データの作成、及び作成したデータの配信を行う配信センタである。また、販売店3は地図配信センタ2から配信された更新データを保存し、来店した利用者に対してそれらの更新データを供給する供給施設である。また、ナビゲーション装置5は全国の道路を走行又は駐車されている車両4に設置され、格納する地図データに基づいて自車位置周辺の地図を表示したり設定された目的地までの経路の探索及び案内を行う車載機である。
そして、地図配信センタ2と販売店3は、衛星通信等のネットワーク7を介して双方向に通信可能に構成されており、両者間で全更新データ等の各種情報を送受信する。ここで、全更新データとは、地図配信センタ2で作成されナビゲーション装置5に記憶された地図データの全エリアを一括して更新(以下、全更新という)する為の更新データである。
また、販売店3は販売店PC(Personal Computer)20に接続された記憶媒体である販売店HDD(Hard Disk Drive)6が取り外し可能に構成されている。そして、取り外した販売店HDD6を新たにナビゲーション装置5とIEEE1394(Institute of Electrical and Electronic Engineers 1394)規格等で接続することにより、販売店3とナビゲーション装置5は、全更新データ等の各種情報の受け渡しが可能となるように構成されている。
一方、地図配信センタ2とナビゲーション装置5は携帯電話機や無線LANカード等の通信機器を用いて双方向に通信可能に構成されており、両者間で差分更新データ等の各種情報を送受信する。ここで、差分更新データとは、地図配信センタ2で作成されナビゲーション装置5に記憶された地図データの特定エリアのみを更新(以下、差分更新という)する為の更新データである。
尚、地図配信センタ2とナビゲーション装置5との間の通信は、CD−R等の記録メディアを介して行っても良い。その場合には、地図配信センタ2とインターネット回線等を介して接続された利用者のPCに必要な情報を一旦ダウンロードする。その後にダウンロードした情報をCD−Rに記録し、ナビゲーション装置5に読み取らせることによって、差分更新データの取得が可能となる。
そして、ナビゲーション装置5は地図配信センタ2又は販売店3から取得した全更新データ及び差分更新データを用いて格納された地図データの全更新及び差分更新を行うことが可能に構成されている。更に、ナビゲーション装置5は格納された地図データに基づいて経路の探索や案内をすることが可能となる。尚、ナビゲーション装置5の構成に関しては後に図4を用いて詳細に説明する。
続いて、地図更新システム1を構成する地図配信センタ2について図2を用いてより詳細に説明する。
地図配信センタ2は、図2に示すようにサーバ10と、サーバ10に接続された情報記録部としてのセンタ側地図情報DB14と、バージョン管理DB19と、センタ側通信装置15とを備える。また、サーバ10は、サーバ10の全体の制御を行う演算装置及び制御装置としてのCPU11、並びにCPU11が各種の演算処理を行うに当たってワーキングメモリとして使用されるRAM12、古いバージョンの地図データと新しいバージョンの地図データに基づいて全更新データや差分更新データを作成する更新データ作成処理、作成した全更新データや差分更新データを販売店3やナビゲーション装置5に対して配信する地図データ配信処理等を行うための各種の制御プログラムが記録されたROM13等の内部記憶装置を備えている。尚、CPU11に代えてMPU等を使用することもできる。
また、センタ側地図情報DB14には、外部からの入力データや入力操作に基づいて作成され、ナビゲーション装置5に記憶された地図データを更新する際の基本となる地図データである基本地図データ16がバージョン毎に区分されて記憶されている。ここで、バージョンとは地図データが作成された時期を特定する為の作成時期情報であり、バージョンを参照することによって地図データが作成された時期を特定することが可能となっている。また、センタ側地図情報DB14には、基本地図データ16に基づいてサーバ10により作成され、ナビゲーション装置5に格納された地図データの一部を新たなバージョンの地図データへと差分更新する為の差分更新データ17や、同じく基本地図データ16に基づいてサーバ10により作成され、ナビゲーション装置5に格納された全地図データを新たなバージョンの地図データに全更新する為の全更新データ18についてもそれぞれバージョン毎に区分されて記憶されている。
尚、基本地図データ16、差分更新データ17及び全更新データ18の詳細については後述する。
そして、バージョン管理DB19には、各ナビゲーション装置5に格納されている地図データのバージョンに関する情報が記録されている。ここで、地図データは経路案内及び地図表示に必要な各種情報が記録されており、例えば、地図を表示するための地図表示データ、各交差点に関する交差点データ、ノード点に関するノードデータ、道路(リンク)に関するリンクデータ、経路を探索するための探索データ、施設に関する施設データ、地点を検索するための検索データ等から構成されている。
そして、本実施形態に係る地図更新システム1では上記地図データを2.5km四方のエリア毎にバージョン管理を行う。また、同じ2.5km四方のエリアであっても道路規格毎に更に3タイプに区分してバージョン管理を行う。ここで、図3は本実施形態に係る地図更新システム1の地図データのバージョン管理の仕組みを説明した説明図である。
図3に示すように、バージョンの管理を行うに際しては、2.5km四方のエリア毎に区画ID(図3では16のエリアに対してA1〜D4)を設定し、更に各エリアを道路規格で区分した3つの配信道路区分毎にバージョンを対応付けて管理している。具体的には、都市間高速道路、都市高速道路、有料道路、1桁,2桁台の国道については、配信道路区分が「全国」に分類される。また、3桁台の国道、主要な地方道路、県道、一般道路については、配信道路区分が「一般」に分類される。また、細街路については、配信道路区分が「細街路」に分類される。従って、同一のエリアであっても対象となる道路種類によって3つの地図データのバージョンを備えることとなる。
例えば、図3に示すエリアA1では、配信道路区分が「全国」の地図データのバージョンは「1」であり、配信道路区分が「一般」の地図データのバージョンは「0」であり、配信道路区分が「細街路」の地図データのバージョンは「1」となっている。
また、センタ側通信装置15は販売店3やナビゲーション装置5とネットワーク7、8を介して通信を行う為の通信装置である。ここで、ネットワーク7、8としては、例えばLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、イントラネット、携帯電話回線網、電話回線網、公衆通信回線網、専用通信回線網、インターネット等の通信回線網等の通信系を使用することができる。そして、放送衛星によるCS放送、BS放送、地上波ディジタルテレビ放送、FM多重放送等を利用する通信系を使用することもできる。更に、高度道路交通システム(ITS)において利用されるノンストップ自動料金支払いシステム(ETC)、狭域通信システム(DSRC)等の通信系を使用することもできる。
一方、販売店3は、図2に示すように販売店PC20と、販売店PC20に接続された情報記録部としての販売店HDD6と、販売店側通信装置21とを備える。そして、販売店PC20は、地図配信センタ2との間で全更新データの取得に必要なライセンス情報や課金情報の通信及び管理を行う制御部である。
また、販売店HDD6には、地図配信センタ2から配信された全更新データ18が格納されている。更に、販売店HDD6は販売店PC20と取り外し可能に構成されており、取り外した販売店HDD6をナビゲーション装置5に接続することによって販売店HDD6に格納された全更新データ18をナビゲーション装置5との間で受け渡し可能に構成する。それによって、ナビゲーション装置5は後述のように販売店HDD6に記憶された全更新データ18に基づいて地図データの全更新を行うことが可能となる。
また、販売店側通信装置21は地図配信センタ2と上述したネットワーク7を介して通信を行う為の通信装置である。
次に、本実施形態に係る地図更新システム1を構成するナビゲーション装置5の概略構成について図4を用いて説明する。図4は本実施形態に係るナビゲーション装置5の構成を示したブロック図である。
図4に示すように本実施形態に係るナビゲーション装置5は、自車の現在位置を検出する現在地検出処理部31と、ナビHDD(地図情報記憶手段、差分更新情報記憶手段、時期記憶手段)32と、入力された情報に基づいて、各種の演算処理を行うナビゲーション制御部(差分更新情報取得手段、差分更新手段、全更新情報取得手段、全更新手段、再更新手段、情報削除手段、比較手段、情報抽出手段、期間経過判定手段、経過情報削除手段)33と、操作者からの操作を受け付ける操作部34と、操作者に対して地図等の情報を表示する液晶ディスプレイ35と、経路案内に関する音声ガイダンスを出力するスピーカ36と、VICSセンタ等の交通情報センタや地図配信センタ2との間で通信を行う通信装置37と、から構成されている。また、ナビゲーション制御部33には自車の走行速度を検出する車速センサ38が接続される。更に、販売店HDD6を接続する為の接続インターフェイスも備える。
以下に、ナビゲーション装置5を構成する各構成要素について説明すると、現在地検出処理部31は、GPS41、地磁気センサ42、距離センサ43、ステアリングセンサ44、方位検出部としてのジャイロセンサ45、高度計(図示せず)等からなり、現在の自車の位置、方位、目標物(例えば、交差点)までの距離等を検出することが可能となっている。
具体的には、GPS41は、人工衛星によって発生させられた電波を受信することにより、地球上における自車の現在地及び現在時刻を検出し、地磁気センサ42は、地磁気を測定することによって自車方位を検出し、距離センサ43は、道路上の所定の位置間の距離等を検出する。ここで、距離センサ43としては、例えば、自車の車輪(図示せず)の回転速度を測定し、測定した回転速度に基づいて距離を検出するセンサ、加速度を測定し、測定した加速度を2回積分して距離を検出するセンサ等を使用することができる。
また、ステアリングセンサ44は自車の舵(だ)角を検出する。ここで、ステアリングセンサ44としては、例えば、ステアリングホイール(図示せず)の回転部に取り付けられた光学的な回転センサ、回転抵抗センサ、車輪に取り付けられた角度センサ等が使用される。
そして、ジャイロセンサ45は自車の旋回角を検出する。ここで、ジャイロセンサ45としては、例えば、ガスレートジャイロ、振動ジャイロ等が使用される。また、ジャイロセンサ45によって検出された旋回角を積分することにより、自車方位を検出することができる。
また、ナビHDD32には、ナビゲーション装置5の走行案内や経路探索に使用されるナビ地図データ39、差分更新データ17の他、所定のプログラム等が記憶される。ここで、本実施形態に係る地図更新システム1ではナビHDD32に対して地図配信センタ2から配信された差分更新データ17を作成された日から最大1年間記録する。尚、本実施形態においては、ナビ地図データ39及び差分更新データ17を記憶する外部記憶装置及び記憶媒体としてハードディスクが使用されるが、ハードディスクのほかに、フレキシブルディスク等の磁気ディスクを外部記憶装置として使用することができる。また、メモリーカード、磁気テープ、磁気ドラム、CD、MD、DVD、光ディスク、MO、ICカード、光カード等を外部記憶装置として使用することもできる。更に、ナビ地図データ39と差分更新データ17をそれぞれ異なる記憶媒体に記憶させるようにしても良い。
ここで、ナビ地図データ39は前記した基本地図データ16と同様に経路案内及び地図表示に必要な各種情報が記録されており、例えば、地図を表示するための地図表示データ、各交差点に関する交差点データ、ノード点に関するノードデータ、道路(リンク)に関するリンクデータ、経路を探索するための探索データ、施設に関する施設データ、地点を検索するための検索データ等から構成されている。
そして、ナビ地図データ39は、全国の全エリアの地図データを一括で更新する全更新、又は特定のエリアのみの地図データを更新する差分更新のいずれかによって更新される。尚、全更新及び差分更新の具体的な更新処理については後にフローチャートを用いて詳細に説明する。
また、ナビゲーション装置5を構成するナビゲーション制御部33は、ナビゲーション装置5の全体の制御を行う演算装置及び制御装置としてのCPU51、並びにCPU51が各種の演算処理を行うに当たってワーキングメモリとして使用されるとともに、経路が探索されたときの経路データ等が記憶されるRAM52、制御用のプログラムのほか、ナビHDD32のナビ地図データ39に基づいて経路の探索や案内を行う経路案内処理プログラム、差分更新データに基づいてナビ地図データ39の差分更新を行う地図データ差分更新処理プログラム(図5)、全更新データに基づいてナビ地図データ39の全更新を行う地図データ全更新処理プログラム(図7)等が記録されたROM53、ROM53から読み出したプログラムを記録するフラッシュメモリ54等の内部記憶装置を備えている。尚、前記RAM52、ROM53、フラッシュメモリ54等としては半導体メモリ、磁気コア等が使用される。そして、演算装置及び制御装置としては、CPU51に代えてMPU等を使用することも可能である。
続いて、前記構成を有する地図更新システム1においてナビゲーション装置5のナビゲーション制御部33及び地図配信センタ2のサーバ10が実行する地図データ差分更新処理プログラムについて図5に基づき説明する。図5は本実施形態に係る地図データ差分更新処理プログラムのフローチャートである。ここで、地図データ差分更新処理プログラムは、地図配信センタ2から新たに配信された差分更新データに基づいて、ナビゲーション装置5の有するナビ地図データ39の特定エリアを新たなバージョンの地図データに更新するプログラムである。尚、以下の図5にフローチャートで示されるプログラムは、ナビゲーション装置5が備えているRAM52やROM53、又は地図配信センタ2が備えているRAM12やROM13に記憶されており、CPU51或いはCPU11により所定間隔で繰り返し実行される。
先ず、図5に基づいてナビゲーション装置5のCPU51が実行する地図データ差分更新処理プログラムについて説明する。先ず、ステップ(以下、Sと略記する)1において、CPU51は差分更新の開始条件であるアクセサリがONされたこと、操作部34を用いて自宅の登録(変更を含む)が行われたこと、又は操作部34を用いて経路探索の目的地が設定されたことのいずれかを満たしたか否かを判定する。そして、上記いずれの条件も満たしていないと判定された場合(S1:NO)には処理プログラムを終了する一方、上記いずれかの条件を満たしたと判定された場合(S1:YES)にはS2へと移行する。
S2で、CPU51は地図配信センタ2へと地図更新実行の為のナビゲーション情報を送信する。ここで、ナビゲーション情報として送信される情報としては、ナビゲーション装置5を特定する識別ID、登録された自宅の座標、及び目的地が設定されている場合には目的地の座標がある。
次に、S3でCPU51は地図配信センタ2から送信された差分更新データ17を通信装置37を介して受信する。尚、受信した差分更新データ17には差分更新データ17のバージョンを特定する為のバージョン情報が含まれている。更に、S4では前記S3で受信した差分更新データ17を用いてナビHDD32に格納されたナビ地図データ39の差分更新処理を行う。尚、上記S3が差分更新情報取得手段の処理に相当し、S4が差分更新手段の処理に相当する。
以下に、本実施形態に係る地図更新システム1で行われる差分更新処理について説明する。先ず、アクセサリがONされたタイミングで行われる差分更新では、特に配信道路区分が「全国」に区分された全国エリアの地図データ(図3参照)と、配信道路区分の種類に係わらず自宅中心とした100km四方のエリアの地図データ(図6参照)が更新対象となる。
また、自宅が登録(変更を含む)されたタイミングで行われる差分更新では、特に配信道路区分が「全国」に区分された全国エリアの地図データ(図3参照)と、配信道路区分の種類に係わらず自宅中心とした100km四方のエリアの地図データ(図6参照)が更新対象となる。
また、目的地が設定されたタイミングで行われる差分更新では、特に配信道路区分が「全国」に区分された全国エリアの地図データ(図3参照)と、配信道路区分の種類に係わらず目的地中心とした10km四方のエリアの地図データ(図6参照)が更新対象となる。
そして、更新対象となったいずれかのエリア内で配信道路区分に対応する道路の新設、変更等があった場合には地図配信センタ2から送信された差分更新データに基づいて該当エリアの地図データが新たなバージョンの地図データへと更新される。
次に、S5では前記S3で地図配信センタ2から受信し、前記S4で差分更新処理に用いた差分更新データ17をナビHDD32に記録する。続いて、S6ではナビHDD32に記憶された差分更新データ17の内、地図配信センタ2で作成された日から1年以上経過した差分更新データ17があるか否かを判定する。ここで、差分更新データ17の作成日を特定するデータはその差分更新データ17内に予め含まれており、現在の日時はGPS41によって検出される。尚、上記S6が期間経過判定手段の処理に相当する。
そして、1年以上経過した差分更新データ17があると判定された場合(S6:YES)には、該当する差分更新データ17をナビHDD32から削除する(S7)。一方、1年以上経過した差分更新データ17がないと判定された場合(S6:NO)には、データの削除を行うことなく当該地図データ差分更新処理プログラムを終了する。
尚、前記S6及びS7では地図配信センタ2で作成された日から1年以上経過した差分更新データ17を削除するようにしているが、ナビゲーション装置5で取得された日から1年以上経過した差分更新データ17を削除するようにしても良い。その場合には、ナビゲーション装置5で差分更新データ17を取得した日付をナビHDD32に別途記録する必要がある。尚、上記S7が経過情報削除手段の処理に相当する。
次に、地図配信センタ2のCPU11が実行する地図データ差分更新処理プログラムについて説明する。先ず、S101において、CPU11は、ナビゲーション装置5から地図更新実行の為のナビゲーション情報を受信する。ここで、ナビゲーション装置5からのナビゲーション情報は、ナビゲーション装置5の電源が投入された場合や自宅の登録があった場合、目的地の設定が行われた場合に送信される。
次に、S102においてCPU11は、現在、ナビゲーション装置5のナビHDD32に記憶されているナビ地図データ39のバージョンを取得する。具体的には、バージョン管理DB19を参照し、前記S101でナビゲーション情報として受信した識別IDから更新対象となるナビゲーション装置5を特定し、特定したナビゲーション装置5のナビ地図データ39のバージョンをエリア毎にバージョン管理DB19から抽出する。
その後、S103でCPU11はナビゲーション情報を送信してきたナビゲーション装置5の更新対象エリアにおいて、現在ナビゲーション装置5が有する地図データのバージョンと地図配信センタ2が有する地図データの最新バージョンとを比較し、更新するエリアがあるか否かを判定する(S104)。尚、更新対象エリアは前記したようにナビゲーション装置5が地図データの差分更新処理を開始した条件と登録された自宅位置、設定された目的地位置によって異なる。
そして、更新するエリアがあると判定された場合(S104:YES)には、そのエリアを更新する為に必要となる全ての差分更新データ17をセンタ側地図情報DB14から抽出する(S105)。そして、抽出された差分更新データ17をナビゲーション装置5へと送信する(S106)。尚、送信される差分更新データ17には差分更新データ17のバージョンを特定する為のバージョン情報が含まれている。
一方、更新するエリアがないと判定された場合(S104:NO)には、差分更新データ17をナビゲーション装置5へと送信することなく処理を終了する。
次に、本実施形態に係るナビゲーション装置5のナビゲーション制御部33が実行する地図データ全更新処理プログラムについて図7に基づき説明する。図7は本実施形態に係る地図データ全更新処理プログラムのフローチャートである。ここで、地図データ全更新処理プログラムは、販売店HDD6から供給された全更新データに基づいて、ナビゲーション装置5の有するナビ地図データ39の全エリアを特定のバージョンの地図データに更新するプログラムである。尚、以下の図7にフローチャートで示されるプログラムは、ナビゲーション装置5が備えているRAM52やROM53に記憶されており、イグニションがONされた後にCPU51により所定間隔で繰り返し実行される。
先ず、S11でCPU51は操作部34を用いて地図データの全更新を開始する操作が行われたか否かを判定する。そして、全更新を開始する操作が行われたと判定された場合(S11:YES)には、更に、ナビゲーション装置5に対して販売店HDD6が接続されているか否かを判定する(S12)。
その結果、ナビゲーション装置5に対して販売店HDD6が接続されていると判定された場合(S12:YES)にはS13へと移行し、地図データの全更新を開始する。一方、全更新を開始する操作が行われていないと判定された場合(S11:NO)や、ナビゲーション装置5に対して販売店HDD6が接続されていないと判定された場合(S12:NO)には、地図データの全更新を開始することなく地図データ全更新処理プログラムを終了する。
そして、S13でCPU51はナビHDD32に格納されたナビ地図データ39の全更新処理を行う。具体的には接続された販売店HDD6から全更新データ18を読み出すことにより取得し、取得した全更新データ18を用いてナビ地図データ39の全エリアを一括して全更新データ18に対応するバージョン(具体的には全更新データが作成された時点において各エリアで最も新しいバージョン)の地図データへと更新する。ここで、全更新データ18には全更新データ18のバージョンを特定する為のバージョン情報が含まれている。尚、上記S13が全更新情報取得手段及び全更新手段の処理に相当する。
その後、S14でCPU51は全更新処理で用いた全更新データと、前記S5でナビHDD32に記憶された更新済みの差分更新データ17とのバージョンを比較する。
ここで、全国の地図データを一括して更新する為の全更新データは、作成時期と販売時期に大きなずれがあり、全更新(S13)を行う時期によっては特定のエリアについて前記S4の差分更新処理が行われる前の古いバージョンのデータへと戻ってしまう虞がある。例えば、図9に示すスケジュールで地図配信センタ2により全更新データの作成及び販売がなされる場合に、9月末に利用者が販売店3で地図データの全更新を行ったとすると、利用者の所有する地図データは全更新を行うより9ヶ月前の12月末に作成された地図データへと更新される。ここで、図9に示すように差分更新データに基づく差分更新が11月25日、2月18日、5月1日、9月1日の計4回行われていたとすると、12月末に作成された全更新データでは11月25日に行われた差分更新には対応しているが、他の差分更新には対応していない。従って、2月18日、5月1日、9月1日の3回に行われている差分更新の対象エリアについては古いバージョンの地図データへと戻ってしまう。
上記問題点について図8を用いてより詳細に説明する。図8は全更新前のナビ地図データ39と全更新後のナビ地図データ39の各エリアのバージョンを示した模式図である。
図8に示すように全更新前のナビ地図データ39がエリアAについてはバージョン1、エリアBについてはバージョン2、エリアCについてはバージョン3、エリアDについてはバージョン2、エリアEについてはバージョン3、エリアFについてはバージョン2まで差分更新されている場合であっても、エリアC及びエリアEについての差分更新が全更新データ作成後に行われたものでバージョン2までしか全更新データが対応していないとすると、全更新後のエリアC及びエリアEの地図データのバージョンはバージョン2に戻ってしまうこととなる。そこで、エリアC及びエリアEの地図データについては再度差分更新データ17により更新する必要がある。
ここで、本実施形態に係る地図更新システム1では前記したようにナビゲーション装置5でナビ地図データ39の差分更新を行った後に、差分更新に用いた差分更新データ17を作成日から最大で一年間記憶する(S4〜S7)ように構成されている。尚、最大で一年間としたのは、前回の全更新データ18が地図配信センタ2で作成されてから次回の全更新データ18が販売されるまでの期間が最大で一年未満となっており、作成日から一年経過した差分更新データ17の更新内容は既に現在販売されている全更新データ18の更新内容に反映されているからである。
そして、S15でCPU51は、前記S14で全更新データと差分更新データ17とを比較した結果、全更新データ18よりバージョンの新しい差分更新データ17がナビHDD32に記憶されているか否かを判定する。尚、上記S15が比較手段の処理に相当する。
その結果、全更新データ18よりバージョンの新しい差分更新データ17がナビHDD32に記憶されていると判定された場合(S15:YES)には、その差分更新データ17をナビHDD32から抽出する(S16)。そして、抽出した差分更新データ17を用いてナビ地図データ39の差分更新処理が行われる(S17)。その後、S18でCPU11は、前記S17でそれまで記憶されていた差分更新データ17をナビHDD32から削除する。尚、上記S16が情報抽出手段の処理に相当し、S17が再更新手段の処理に相当する。
一方、全更新データ18よりバージョンの新しい差分更新データ17がナビHDD32に記憶されていないと判定された場合(S15:NO)には、差分更新を行う必要がないので当該地図データ全更新処理プログラムを終了する。
以上詳細に説明した通り、本実施形態に係る地図更新システム1では、ナビゲーション装置5が地図配信センタ2から配信された差分更新データ17に基づいてナビ地図データ39の差分更新(S4)を行う際に、差分更新に用いた差分更新データ17をナビHDD32に記憶し(S5)、その後にナビ地図データ39の全更新を行う際にナビHDD32に記憶した差分更新データの内、全更新データよりバージョンの新しい差分更新データを用いて再度の差分更新(S17)を行うので、ナビ地図データ39の全更新を行った際に差分更新データによる更新を再度行う必要がある場合であっても、差分更新データを再び地図配信センタ2から取得する必要なく最適な地図データに更新することが可能となる。従って、更新時間の短縮と処理負担の軽減が可能となる。
また、更新後にはそれまで記憶されていた差分更新データをナビHDD32から削除する(S18)ので、不要となった差分更新データ17をその都度削除することによりナビHDD32に十分な記憶領域を確保することが可能となる。その結果、差分更新データ17の検索や抽出に係る処理速度が向上する。
更に、差分更新データが作成された作成日から一年経過したか否かを判定し(S6)、一年経過したと判定された場合に、経過したと判定された差分更新データ17をナビHDD32から削除する(S7)ので、全更新データ18に更新内容が反映された古い差分更新データ17を削除することによりナビHDD32に十分な記憶領域を確保することが可能となる。その結果、差分更新データの検索や抽出に係る処理速度が向上する。
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
例えば、本実施形態ではナビゲーション装置5が有するナビ地図データ39の全更新を行う際に、販売店HDD6を販売店PC20から取り外してナビゲーション装置5に接続することにより行うが、ナビゲーション装置5からナビHDD32を取り外して販売店PC20に接続することによりナビ地図データ39の全更新を行うようにしても良い。尚、その場合には前記S11〜S18の処理は販売店PC20で行うように制御する。
また、本実施形態では差分更新データ17が作成された日又はナビゲーション装置5が差分更新データ17を取得した日から1年間経過すると差分更新データ17をナビHDD32から削除するように構成されているが、その削除するまでの所定期間は地図配信センタ2での全更新データの作成及び販売スケジュールに合わせて適宜変更することが可能である。例えば、前回の全更新データ18が地図配信センタ2で作成されてから次回の全更新データ18が販売されるまでの期間が最大で2年未満の場合には、差分更新データ17が作成された日又はナビゲーション装置5が差分更新データ17を取得した日から2年間経過するとナビHDD32から差分更新データ17を削除するように構成するのが望ましい。
また、本実施形態ではナビゲーション装置5の有する地図データを更新する場合を例にして説明したが、ナビゲーション装置5以外であっても地図データを有する装置であれば、その地図データの更新に適用することが可能である。
本実施形態に係る地図更新システムを示した概略構成図である。 本実施形態に係る地図更新システムの各構成を示したブロック図である。 本実施形態に係る地図更新システムの地図データのバージョン管理の仕組みを説明した説明図である。 本実施形態に係るナビゲーション装置の構成を示したブロック図である。 本実施形態に係る地図データ差分更新処理プログラムのフローチャートである。 差分更新を行う際の更新対象エリアを示した図である。 本実施形態に係る地図データ全更新処理プログラムのフローチャートである。 全更新前のナビ地図データと全更新後のナビ地図データの各エリアのバージョンを示した模式図である。 全更新と差分更新の更新スケジュールの一例を示した図である。
符号の説明
1 地図更新システム
2 地図配信センタ
3 販売店
5 ナビゲーション装置
10 サーバ
14 センタ側地図情報DB
17 差分更新データ
18 全更新データ
32 ナビHDD
33 ナビゲーション制御部
39 ナビ地図データ

Claims (2)

  1. 地図情報を記憶する地図情報記憶手段と、
    前記地図情報記憶手段に記憶された地図情報の一部を新たな地図情報に更新する差分更新情報を取得する差分更新情報取得手段と、
    前記差分更新情報取得手段により取得された前記差分更新情報に基づいて前記地図情報を更新する差分更新手段と、
    前記地図情報記憶手段に記憶された地図情報の全てを新たな地図情報に更新する全更新情報を取得する全更新情報取得手段と、
    前記全更新情報取得手段により取得された前記全更新情報に基づいて前記地図情報を全更新する全更新手段と、を有する地図更新システムにおいて、
    前記差分更新情報を記憶する差分更新情報記憶手段と、
    前記全更新手段による全更新が行われる際に、全更新に用いられる全更新情報と前記差分更新情報記憶手段に記憶された差分更新情報とのバージョンを比較する比較手段と、
    前記比較手段によってバージョンが新しいと判定された前記差分更新情報を前記差分更新情報記憶手段より抽出する情報抽出手段と、
    前記情報抽出手段によって抽出された前記差分更新情報に基づいて地図情報を更新する再更新手段と、を有することを特徴とする地図更新システム。
  2. 前記差分更新情報が作成された作成時期又は前記差分更新情報が取得された取得時期を記憶する時期記憶手段と、
    前記作成時期又は取得時期から所定期間経過したか否かを判定する期間経過判定手段と、
    前記期間経過判定手段によって所定期間経過したと判定された場合に、経過したと判定された前記差分更新情報を前記差分更新情報記憶手段から削除する経過情報削除手段と、を有することを特徴とする請求項1に記載の地図更新システム。
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