JP2007328006A - ズームレンズ - Google Patents

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Abstract

【課題】比較的望遠側で変倍可能な小型で高性能のズームレンズを提供する。
【解決手段】物体側より順に、正の屈折力を有する第1群10と、負の屈折力を有する第2群20と、絞りStと、正の屈折力を有する第3群30と、それに続く第4群40とを備えている。広角端から望遠端への変倍の際には、第1群10と第3群30とを光軸上固定とし、第2群20を光軸に沿って像側に移動させることにより変倍を行うと共に、変倍に伴う像面の補正および合焦を、第4群40を光軸に沿って移動させることにより行う。第1群10が、物体側より順に、正の屈折力を有する第11レンズL11と、正の屈折力を有する第12レンズL12と、負の屈折力を有する第13レンズL13とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ビデオカメラや電子スチルカメラ等に用いられるズーム比が3.3倍程度のズームレンズに関し、特に比較的望遠側で使用されるドーム用監視カメラ等に好適な小型のズームレンズに関する。
従来より、ビデオカメラや電子スチルカメラ等に用いられるズームレンズとして、第1群と第3群とを固定群とし、第2群を光軸に沿って移動させることにより変倍を行い、それによる像面の補正を第4群の移動により行う4群方式のズームレンズが知られている。例えば、正の屈折力を有する第1群、負の屈折力を有する第2群、正の屈折力を有する第3群、それに続く第4群から構成される光学系において、第1群が、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負レンズ、物体側に凸面を向けた正レンズ、物体側に凸面を向けた正レンズの3枚のレンズで構成されることにより、広角端から望遠端まで高倍率を確保できるようにしたズームレンズが提案されている(特許文献1,2)。
特開2006−3589号公報 特許第3391342号公報
一方、近年では、監視用カメラの光学系においても、その設置場所等によって、望遠側への要求が高まってきている。また、小型のドームカメラの普及により、光学系の小型化に対する要求も更に強くなっている。このような状況下、特許文献1,2のズームレンズにおいても、その変倍比を小さくすることにより、レンズ全長を短くすることは可能である。しかしながら、このような望遠側を必要とする光学系では、変倍比を小さくしたとしても、ドームカメラ内に収まる程の小型化を図ることは困難であった。従って、特にドーム用監視カメラ等に好適な小型で高性能のズームレンズの実現が望まれている。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、比較的望遠側で変倍可能な、小型で高性能のズームレンズを提供することにある。
本発明によるズームレンズは、物体側より順に、正の屈折力を有する第1群と、負の屈折力を有する第2群と、絞りと、正の屈折力を有する第3群と、それに続く第4群とを備えている。広角端から望遠端への変倍の際には、第1群と第3群とを光軸上固定とし、第2群を光軸に沿って像側に移動させることによって変倍を行い、変倍に伴う像面の補正および合焦を、第4群を光軸に沿って移動させることによって行うようになっている。第1群は、物体側より順に、正の屈折力を有する第11レンズと、正の屈折力を有する第12レンズと、負の屈折力を有する第13レンズとを含んでいる。
本発明によるズームレンズでは、第1群と第3群とを固定群とし、第2群を光軸に沿って移動させることにより変倍が行われ、それによる像面の補正および合焦が第4群を移動させることによって行われる。特に第1群が、物体側から順に、正・正・負のレンズ構成となっていることにより、第1群におけるパワー配置が最適化され、小型化に有利となる。
また、本発明のズームレンズは、要求される仕様等に応じて、小型化、高性能化、低コスト化等の観点から、以下のような構成とすることが好ましい。
第1群では、第12レンズと第13レンズとの合成の屈折力が負になることが好ましい。これにより、レンズ長の短縮化に有利となる。また、第12レンズと第13レンズとが接合レンズを構成していることが好ましい。これにより、組み込み誤差による性能劣化を回避することができる。また、可視域において、より良好な光学性能を得るためには、第1群の少なくとも1枚のレンズが条件式(1)を満足することが好ましい。さらに、可視域から近赤外域まで、より良好な光学性能を得るためには、条件式(2)を満足することが好ましい。ただし、νd はd線(波長587.6nm)に対するアッベ数とする。
νd >50 ・・・・・・(1)
νd >75 ・・・・・・(2)
第2群は、物体側より順に、負の屈折力を有する第21レンズと、両凹形状の第22レンズおよび正の屈折力を有する第23レンズによる接合レンズとを備えていることが好ましい。接合レンズを備えていることにより、組み込み誤差による性能劣化を回避することができる。また、第21レンズの物体側もしくは第23レンズの像側に、正または負のレンズを追加した構成としてもよい。これにより、変倍に伴う収差変動の低減に有利となる。さらに、第23レンズは、以下の条件式を満足することが好ましい。これにより、第2群の移動量が抑えられ、小型化に有利となる。ただし、N23は第23レンズのd線に対する屈折率とする。
N23>1.75 ・・・・・・(3)
第3群は、少なくとも1枚の正の屈折力を有するレンズと少なくとも1枚の負の屈折力を有するレンズとを備えていることが好ましい。これにより、第3群で発生する軸上色収差の補正に有利となり、口径比を大きくすることができる。この場合、例えば、物体側より順に、正の屈折力を有する第31レンズと、物体側に凹面を向けた負の屈折力を有する第32レンズとの2枚の単レンズにより構成することができる。このように構成した場合には、小型化および低コスト化の点で有利となる。あるいは、物体側より順に、正の屈折力を有する第31レンズと負の屈折力を有する第32レンズとの接合レンズにより構成するようにしてもよい。このように構成した場合には、組み込み誤差による性能劣化を回避することができる点で有利となる。また、第3群を構成する正の屈折力を有するレンズの少なくとも1面が非球面であることが好ましい。これにより、小型化を維持しつつ、口径比を大きくすることができる。
第4群は、正の屈折力を有することが好ましい。また、物体側より順に、物体側に凹面を向けた負の屈折力を有する第41レンズと、正の屈折力を有する第42レンズと、正の屈折力を有する第43レンズとを備え、正の屈折力を有するレンズの少なくとも1面が非球面であることが好ましい。これにより、収差補正に有利になると共に、口径比を大きくすることができる。このとき、第43レンズの少なくとも1面が非球面であることが、より好ましい。また、第4群は、少なくとも1枚のレンズが以下の条件式(4)を満足することが好ましい。これにより、広角端から望遠端の全変倍域における軸上色収差の増大を防止することができる。
νd >75 ・・・・・・(4)
本発明のズームレンズによれば、第1群と第3群とを固定群とし、第2群を光軸に沿って移動することにより変倍を行い、それによる像面の補正を第4群により行う4群方式のズームレンズにおいて、特に第1群におけるレンズのパワー配置を適切に設定するようにしたので、比較的望遠側での変倍に適し、ドーム用監視カメラ等に好適に用いられる小型で高性能のズームレンズを実現できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係るズームレンズの第1の構成例を示している。この構成例は、後述の数値実施例1(図9、図10(A),図10(B))のレンズ構成に対応している。図2は、第2の構成例を示しており、後述の数値実施例2(図11、図12(A),図12(B))のレンズ構成に対応している。図3は、第3の構成例を示しており、後述の数値実施例3(図13、図14(A),図14(B))のレンズ構成に対応している。図4は、第4の構成例を示しており、後述の数値実施例4(図15、図16(A),図16(B))のレンズ構成に対応している。図5は、第5の構成例を示しており、後述の数値実施例5(図17、図18(A),図18(B))のレンズ構成に対応している。図6は、第6の構成例を示しており、後述の数値実施例6(図19、図20(A),図20(B))のレンズ構成に対応している。図7は、第7の構成例を示しており、後述の数値実施例7(図21、図22(A),図22(B))のレンズ構成に対応している。図8は、第8の構成例を示しており、後述の数値実施例8(図23、図24(A),図24(B))のレンズ構成に対応している。
図1〜図8において、符号Riは、最も物体側の構成要素の面を1番目として、像側(結像側)に向かうに従い順次増加するようにして符号を付したi番目の面の曲率半径(mm)を示す。符号Diは、i番目の面とi+1番目の面との光軸Z1上の面間隔(mm)を示す。この符号Diについては、変倍に伴って変化する部分についてのみ示す。
このズームレンズは、ビデオカメラや電子スチルカメラ等に用いられ、特に小型のドーム用監視カメラ等に好適に用いられるものである。このズームレンズは、光軸Z1に沿って物体側から順に、正の屈折力を有する第1群10と、負の屈折力を有する第2群20と、絞りStと、正の屈折力を有する第3群30と、それに続く第4群40とを備えている。結像面には、図示しないCCD(Charge Coupled Device :電荷結合素子)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor )等の撮像素子が配置される。第4群40と撮像素子との間には、レンズを装着するカメラ側の構成に応じて、例えば撮像面保護用のカバーガラスや赤外線カットフィルタ等の平板状の光学部材GCが配置されている。
上記構成において、広角端から望遠端への変倍を行う際には、第1群10と第3群30とを固定とし、第2群20を光軸Z1に沿って像側に動かすことによって変倍を行うと共に、それによる像面の補正および合焦を第4群40を光軸Z1に沿って移動させることにより行う。このとき、第2群20と第4群40は、図1〜図8に実線で示した軌跡を描くように移動する。なお、図1〜図8において、Wは広角端でのレンズ位置、Tは望遠端でのレンズ位置を示す。
第1群10は、物体側より順に、正の屈折力を有する第11レンズL11と、正の屈折力を有する第12レンズL12と、負の屈折力を有する第13レンズL13とを備えている。第12レンズL12および第13レンズL13は、接合レンズを構成していてもよく、それぞれ単レンズであってもよい。なお、第1〜第8の構成例では、第11レンズL11および第12レンズL12は両凸形状、第13レンズL13は両凹形状となっている。また、第2の構成例では、第12レンズL12および第13レンズL13は、いずれも単レンズとなっている。第2の構成例以外の構成例では、第12レンズL12および第13レンズL13が接合レンズを構成している。
また、第1群10は、少なくとも1枚のレンズが以下の条件式を満足することが好ましい。ただし、νd はd線(波長587.6nm)に対するアッベ数とする。
νd >50 ・・・・・・(1)
さらに、第1群10は、少なくとも1枚のレンズが以下の条件式を満足することがより好ましい。
νd >75 ・・・・・・(2)
第2群20は、物体側より順に、負の屈折力を有する第21レンズL21と、両凹形状の第22レンズL22および正の屈折力を有する第23レンズL23による接合レンズとを備えていることが好ましい。また、第21レンズL21の物体側もしくは第23レンズL23の像側に、正または負のレンズを追加するようにしてもよい。なお、第5の構成例では、第23レンズL23の像側に、正の屈折力を有する第24レンズL24を備えた3群4枚構成となっている。第5の構成例以外の構成例では、第21レンズL21と、第22レンズL22および第23レンズL23による接合レンズとからなる2群3枚構成となっている。また、第1〜第8の構成例では、第21レンズL21は物体側に凸面を向けた負のメニスカスレンズ、第23レンズL23は物体側に凸面を向けた正のメニスカスレンズとなっている。
また、第23レンズL23は、以下の条件式を満足することが好ましい。ただし、N23は第23レンズL23のd線に対する屈折率とする。
N23>1.75 ・・・・・・(3)
第3群30は、少なくとも1枚の正の屈折力を有するレンズと、少なくとも1枚の負の屈折力を有するレンズとを備えていることが好ましい。例えば、物体側より順に、正の屈折力を有する第31レンズL31と、物体側に凹面を向けた負の屈折力を有する第32レンズL32とから構成されるようにしてもよい。このとき、第31レンズL31および第32レンズL32を、それぞれ単レンズとしてもよく、第31レンズL31および第32レンズL32を接合レンズの構成としてもよい。また、第3群30のうち、正の屈折力を有するレンズの少なくとも1面が非球面であることが好ましい。
なお、第3群30は、第6の構成例では、物体側より順に、両凸形状の第31レンズL31と、両凸形状の第32レンズL32と、両凹形状の第33レンズL33とからなる3枚構成となっている。第7の構成例では、物体側より順に、両凸形状の第31レンズL31と、両凹形状の第32レンズL32と、物体側に凹面を向けた負の屈折力を有する第33レンズL33とからなる3枚構成となっている。第8の構成例では、物体側から順に、両凸形状の第31レンズL31および両凹形状の第32レンズL32による接合レンズから構成されている。第6〜第8の構成例以外の構成例では、物体側から順に、両凸形状の第31レンズL31と、両凹形状の第32レンズL32との2枚の単レンズにより構成されている。
第4群40は、正の屈折力を有していることが望ましい。また、物体側より順に、物体側に凹面を向けた負の屈折力を有する第41レンズL41と、正の屈折力を有する第42レンズL42と、正の屈折力を有する第43レンズL43とを備え、正の屈折力を有するレンズの少なくとも1面が非球面であることが好ましい。特に、第43レンズL43の少なくとも1面が非球面であることが好ましい。なお、第1〜第8の構成例では、第41レンズL41は物体側に凹面を向けた負のメニスカスレンズであり、第42レンズL42および第43レンズL43は、両凸レンズとなっている。
また、第4群40において、少なくとも1枚のレンズが以下の条件式を満足することが好ましい。
νd >75 ・・・・・・(4)
次に、以上のように構成されたズームレンズの作用および効果を説明する。
このズームレンズでは、第1群10と第3群30とを固定群とし、第2群20を光軸に沿って移動することにより変倍が行われ、それによる像面の補正が第4群40により行われる。特に、第1群10において、物体側より順に、正・正・負のレンズ構成とすることにより、第1群10におけるパワー配置が最適化され、レンズ長の短縮化が図られる。これは、第1群10の像側の2枚のレンズ(第12レンズL12、第13レンズL13)を合成して1枚の負レンズとして考えることにより説明できる。このように考えると、第1群10は、物体側より順に、1枚の正レンズと1枚の負レンズとから構成されているとみなすことができる。図44(A)に、このときの第1群10の合成焦点距離f1と、レンズ長についての関係を模式的に示す。また、図44(B)には、従来のズームレンズ(特許文献1,2)の第1群のレンズ構成(負・正・正)において、物体側の2枚のレンズを合成することにより、第1群が2枚の正レンズで構成されているとみなした場合の模式図を示す。図44(A)および図44(B)に示したように、合成焦点距離f1が同じならば、本実施の形態に係るズームレンズの方が、従来のズームレンズに比べて、長さLの分だけ、短縮化できることがわかる。また、第1群10の像側の2枚のレンズ、第12レンズL12と第13レンズL13とを接合レンズとすることにより、組み込み誤差による性能劣化を回避することができる。
また、このズームレンズでは、第22レンズL22および第23レンズL23による接合レンズを用いることにより、組み込み誤差による性能劣化を回避することができる。さらに、第23レンズL23の像側もしくは第21レンズL21の物体側に、正または負の屈折力を有するレンズを追加するような構成とした場合には、第2群20で発生する諸収差の抑制に有利になると共に、変倍に伴う収差変動が低減される。
また、このズームレンズでは、第3群30を、少なくとも1枚の正レンズと、少なくとも1枚の負レンズとから構成することにより、第3群で発生する軸上色収差が補正される。また、2枚以上のレンズ構成とすることにより、口径比を大きくすることができる。
特に、第3群30を、物体側より順に、正の屈折力を有する第31レンズL31と、物体側に凹面を向けた負の屈折力を有する第32レンズL32との2枚の単レンズにより構成した場合には、第3群で発生する軸上色収差を補正しつつ、小型化および低コスト化に有利となる。また、このとき、第31レンズL31の少なくとも1面を非球面とすることにより、小型化を図りつつ、口径比を大きくすることが可能となる。
あるいは、第3群30を、物体側より順に、正の屈折力を有する第31レンズL31および負の屈折力を有する第32レンズL32による接合レンズにより構成するようにしてもよい。これにより、組み込み誤差による性能劣化を回避することができる。
また、このズームレンズでは、第4群40の最も物体側に、物体側に凹面を向けた負の屈折力を有する第41レンズL41を備えていることにより、第4群40に入射する光線は跳ね上げられることとなる。これにより、第3群30から射出する光束径を小さく抑えることができるため、第4群40に入射する光束の収差量を低減することができる。また、この第41レンズL41の後(像側)に、正の屈折力を有する第42レンズL42を配置することにより、第4群で発生する軸上色収差を補正することができる。さらに、正の屈折力を有するレンズの少なくとも1面を非球面とし、この非球面を有する正レンズで光束を収束させることにより、高い光学性能を維持しつつ、口径比を大きくすることができる。従って、より像側に配置された正の屈折力を有するレンズの少なくとも1面を非球面とすることが効果的である。
条件式(1),(2),(4)は、d線に対するアッベ数に関する式である。第1群10が条件式(1)を満足することにより、特に可視域における収差の補正に有利となる。この条件式(1)を下回ると、望遠端の軸上色収差が増大し光学性能の低下を招くため、好ましくない。さらに、第1群10が条件式(2)を満足することにより、可視域から近赤外域までの収差の補正に有利となる。この条件式(2)を下回ると、近赤外域における軸上色収差が増大し、近赤外域の光学性能の低下を招くため、好ましくない。また、第4群40において、条件式(4)を下回ると、広角端から望遠端までの全変倍域において、軸上色収差が増大し、可視域から近赤外域光学性能の低下を招くため、好ましくない。
条件式(3)は、第2群20の第23レンズL23の屈折率に関する式である。この条件式(3)を下回ると、変倍に伴う第2群の移動量が増大し、小型化が困難となるため、好ましくない。
以上説明したように、本実施の形態に係るズームレンズによれば、4群方式のズームレンズにおいて、特に第1群10におけるパワー配置を適切に設定して構成するようにしたので、収差性能を保持しつつ、レンズ全長の短縮化を図ることができる。これにより、ドーム用監視カメラ等に好適に用いられる小型で高性能のズームレンズ系を実現できる。
次に、本実施の形態に係るズームレンズの具体的な数値実施例1〜8について、実施例1を基本にしてまとめて説明する。
実施例1として、図1に示したズームレンズの構成に対応する具体的なレンズデータを、図9,図10(A),図10(B)に示す。図9は基本的なレンズデータ、図10(A)は非球面に関するデータ、図10(B)はズーミングに伴って変動するデータを示すものである。
図9では、面番号Siの欄には、最も物体側の構成要素の面を1番目として、像側に向かうに従い順次増加するようにして符号を付したi番目(i=1〜23)の面の番号を示している。曲率半径Riの欄には、図1において付した符号Riに対応させて、物体側からi番目の面の曲率半径の値(mm)を示す。面間隔Diの欄についても、同様に物体側からi番目の面Siとi+1番目の面Si+1との光軸上の間隔(mm)を示す。Ndj,νdjの欄には、それぞれ、物体側からj番目(j=1〜12)の光学要素のd線(波長587.6nm)に対する屈折率およびアッベ数の値を示す。また、面番号の左側に付された記号「*」は、そのレンズ面が非球面形状であることを示す。なお、変倍に伴って第2群20および第4群40が光軸上を移動するため、これらの各群の前後の面間隔D5,D10,D15,D21の値は可変となっている。また、実施例1に係るズームレンズでは、第20面および第21面(第4群40の第43レンズL43の両面)が非球面形状となっている。これら非球面の曲率半径Riとしては、光軸近傍の曲率半径の値を示す。
図10(B)には、可変の面間隔D5,D10,D15,D21についての広角端および望遠端における値を、ズームに関するデータとして示す。また、図10(B)には、広角端および望遠端における全系の近軸焦点距離f(mm)、Fナンバー(FNO.)、および画角2ω(ω:半画角)の値についても示す。
図10(A)では、非球面データとして示した数値において、記号“E”は、その次に続く数値が10を底とした“べき指数”であることを示し、その10を底とした指数関数で表される数値が“E”の前の数値に乗算されることを示す。例えば、「1.0E−02」であれば、「1.0×10-2」であることを示す。
非球面データとしては、以下の式(A)によって表される非球面形状の式における各係数Ai ,Kの値を記す。Zは、光軸から高さhの位置にある非球面上の点から、非球面の頂点の接平面(光軸に垂直な平面)に下ろした垂線の長さ(mm)を示す。実施例1に係るズームレンズは、各非球面が非球面係数Ai として第3次〜第20次の係数A3 〜A20 を有効に用いて表されている。
Z=C・h2 /{1+(1−K・C2 ・h2 1/2 }+ΣAi ・hi ……(A)
(i=3〜n,n:3以上の整数)
ただし、
Z:非球面の深さ(mm)
h:光軸からレンズ面までの距離(高さ)(mm)
K:円錐定数
C:近軸曲率=1/R
(R:近軸曲率半径)
i :第i次の非球面係数
上記実施例1と同様にして、実施例2に係るズームレンズのレンズデータを、図11,図12(A),図12(B)に示す。同様に、実施例3に係るズームレンズのレンズデータを図13,図14(A),図14(B)に示す。同様に、実施例4に係るズームレンズのレンズデータを図15,図16(A),図16(B)に示す。同様に、実施例5に係るズームレンズのレンズデータを図17,図18(A),図18(B)に示す。同様に、実施例6に係るズームレンズのレンズデータを図19,図20(A),図20(B)に示す。同様に、実施例7に係るズームレンズのレンズデータを図21,図22(A),図22(B)に示す。同様に、実施例8に係るズームレンズのレンズデータを図23,図24(A),図24(B)に示す。
なお、実施例1と同様、実施例2〜8のいずれにおいても、第4群40の第43レンズL43の両面は非球面形状となっている。実施例3については、上記に加え、第3群30の第1レンズL31の両面も非球面形状となっている。
図25には、上述の条件式(1)〜(4)に関する値を、各実施例についてまとめたものを示す。図25に示したように、実施例1〜3および実施例5〜8に係るズームレンズは、各条件式の数値範囲内となっている。なお、実施例4については、条件式(1),(2)のみを満たし、条件式(2),(4)は満たしていない。
図26(A)〜図26(C)には、実施例1に係るズームレンズにおける広角端での球面収差、非点収差、およびディストーション(歪曲収差)を示す。図27(A)〜図27(C)には、望遠端における同様の各収差を示す。各収差図には、d線(波長587.6nm)を基準波長とした収差を示す。球面収差図には、近赤外域の波長880nm線についての収差も示す。非点収差図において、実線はサジタル方向、破線はタンジェンシャル方向の収差を示す。FNO.はF値、ωは半画角を示す。
同様に、実施例2に係るズームレンズについての諸収差を、図28(A)〜図28(C)(広角端)および図29(A)〜図29(C)(望遠端)に示す。同様に、実施例3に係るズームレンズについての諸収差を、図30(A)〜図30(C)(広角端)および図31(A)〜図31(C)(望遠端)に示す。同様に、実施例4に係るズームレンズについての諸収差を、図34(A)〜図34(C)(広角端)および図35(A)〜図35(C)(望遠端)に示す。同様に、実施例5に係るズームレンズについての諸収差を、図36(A)〜図36(C)(広角端)および図37(A)〜図37(C)(望遠端)に示す。同様に、実施例6に係るズームレンズについての諸収差を、図38(A)〜図38(C)(広角端)および図39(A)〜図39(C)(望遠端)に示す。同様に、実施例7に係るズームレンズについての諸収差を、図40(A)〜図40(C)(広角端)および図41(A)〜図41(C)(望遠端)に示す。同様に、実施例8に係るズームレンズについての諸収差を、図42(A)〜図42(C)(広角端)および図43(A)〜図43(C)(望遠端)に示す。
また、実施例4に係るズームレンズについては、上記の可視域および近赤外域での諸収差(図34(A)〜図34(C)および図35(A)〜図35(C))に加えて、可視域のみにおける諸収差についても、図32(A)〜図32(C)(広角端)および図33(A)〜図33(C)(望遠端)に示す。これらの収差図は、球面収差図における波長880nm線に対する収差に代えてg線(波長435.8nm)およびC線(波長656.3nm)に対する収差を用いていることを除き、上記実施例1の場合と同様にして示している。
以上の各数値データおよび各収差図から分かるように、各実施例について、諸収差が良好に補正され、ドーム用監視カメラ等に好適に用いられる小型で高性能のズームレンズが実現できている。また、実施例4の結果から分かるように、第1群10の少なくとも1枚のレンズが条件式(1)を満足していることにより、特に可視域において高い光学性能を確保することができる。従って、実施例4は、可視域のみでの使用に適している。さらに、実施例4以外の実施例の結果から分かるように、第1群10の少なくとも1枚のレンズが条件式(2)を満足していることにより、可視域から近赤外域まで高い光学性能を確保することができる。
なお、本発明は、上記実施の形態および各実施例に限定されず種々の変形実施が可能である。例えば、各レンズ成分の曲率半径、面間隔および屈折率の値などは、上記各数値実施例で示した値に限定されず、他の値をとり得る。
本発明の一実施の形態に係るズームレンズの第1の構成例を示すものであり、実施例1に対応するレンズ断面図である。 本発明の一実施の形態に係るズームレンズの第2の構成例を示すものであり、実施例2に対応するレンズ断面図である。 本発明の一実施の形態に係るズームレンズの第3の構成例を示すものであり、実施例3に対応するレンズ断面図である。 本発明の一実施の形態に係るズームレンズの第4の構成例を示すものであり、実施例4に対応するレンズ断面図である。 本発明の一実施の形態に係るズームレンズの第5の構成例を示すものであり、実施例5に対応するレンズ断面図である。 本発明の一実施の形態に係るズームレンズの第6の構成例を示すものであり、実施例6に対応するレンズ断面図である。 本発明の一実施の形態に係るズームレンズの第7の構成例を示すものであり、実施例7に対応するレンズ断面図である。 本発明の一実施の形態に係るズームレンズの第8の構成例を示すものであり、実施例8に対応するレンズ断面図である。 実施例1に係るズームレンズの基本的なレンズデータを示す図である。 実施例1に係るズームレンズのその他のレンズデータを示す図であり、(A)は非球面に関するデータ、(B)はズームに関するデータを示す。 実施例2に係るズームレンズの基本的なレンズデータを示す図である。 実施例2に係るズームレンズのその他のレンズデータを示す図であり、(A)は非球面に関するデータ、(B)はズームに関するデータを示す。 実施例3に係るズームレンズの基本的なレンズデータを示す図である。 実施例3に係るズームレンズのその他のレンズデータを示す図であり、(A)は非球面に関するデータ、(B)はズームに関するデータを示す。 実施例4に係るズームレンズの基本的なレンズデータを示す図である。 実施例4に係るズームレンズのその他のレンズデータを示す図であり、(A)は非球面に関するデータ、(B)はズームに関するデータを示す。 実施例5に係るズームレンズの基本的なレンズデータを示す図である。 実施例5に係るズームレンズのその他のレンズデータを示す図であり、(A)は非球面に関するデータ、(B)はズームに関するデータを示す。 実施例6に係るズームレンズの基本的なレンズデータを示す図である。 実施例6に係るズームレンズのその他のレンズデータを示す図であり、(A)は非球面に関するデータ、(B)はズームに関するデータを示す。 実施例7に係るズームレンズの基本的なレンズデータを示す図である。 実施例7に係るズームレンズのその他のレンズデータを示す図であり、(A)は非球面に関するデータ、(B)はズームに関するデータを示す。 実施例8に係るズームレンズの基本的なレンズデータを示す図である。 実施例8に係るズームレンズのその他のレンズデータを示す図であり、(A)は非球面に関するデータ、(B)はズームに関するデータを示す。 条件式に関する値を各実施例についてまとめて示した図である。 実施例1に係るズームレンズの広角端における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーションを示す。 実施例1に係るズームレンズの望遠端における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーションを示す。 実施例2に係るズームレンズの広角端における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーションを示す。 実施例2に係るズームレンズの望遠端における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーションを示す。 実施例3に係るズームレンズの広角端における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーションを示す。 実施例3に係るズームレンズの望遠端における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーションを示す。 実施例4に係るズームレンズの広角端における諸収差(可視域)を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーションを示す。 実施例4に係るズームレンズの望遠端における諸収差(可視域)を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーションを示す。 実施例4に係るズームレンズの広角端における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーションを示す。 実施例4に係るズームレンズの望遠端における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーションを示す。 実施例5に係るズームレンズの広角端における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーションを示す。 実施例5に係るズームレンズの望遠端における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーションを示す。 実施例6に係るズームレンズの広角端における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーションを示す。 実施例6に係るズームレンズの望遠端における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーションを示す。 実施例7に係るズームレンズの広角端における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーションを示す。 実施例7に係るズームレンズの望遠端における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーションを示す。 実施例8に係るズームレンズの広角端における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーションを示す。 実施例8に係るズームレンズの望遠端における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーションを示す。 ズームレンズ系の第1群の合成焦点距離とレンズ長についての模式図であり、(A)は本発明の一実施の形態、(B)は従来技術についての図である。
符号の説明
10…第1群、20…第2群、30…第3群、40…第4群、GC…光学部材、St…絞り、Ri…物体側から第i番目のレンズ面の曲率半径、Di…物体側から第i番目と第i+1番目のレンズ面との面間隔、Z1…光軸。

Claims (16)

  1. 物体側より順に、正の屈折力を有する第1群と、負の屈折力を有する第2群と、絞りと、正の屈折力を有する第3群と、それに続く第4群とを備え、
    広角端から望遠端への変倍の際には、前記第1群と前記第3群とを光軸上固定とし、前記第2群を光軸に沿って像側に移動させることにより変倍を行うと共に、前記変倍に伴う像面の補正および合焦を、前記第4群を光軸に沿って移動させることによって行うようになされ、
    前記第1群が、物体側より順に、正の屈折力を有する第11レンズと、正の屈折力を有する第12レンズと、負の屈折力を有する第13レンズとを含む
    ことを特徴とするズームレンズ。
  2. 前記第12レンズおよび前記第13レンズの合成の屈折力が負である
    ことを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
  3. 前記第4群は、正の屈折力を有する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のズームレンズ。
  4. 前記第12レンズおよび前記第13レンズは接合レンズである
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  5. 前記第1群は、少なくとも1枚のレンズが以下の条件式を満足する
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のズームレンズ。
    νd >50 ・・・・・・(1)
    ただし、
    νd :d線(波長587.6nm)に対するアッベ数
    とする。
  6. 前記第1群は、少なくとも1枚のレンズが以下の条件式を満足する
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のズームレンズ。
    νd >75 ・・・・・・(2)
    ただし、
    νd :d線(波長587.6nm)に対するアッベ数
    とする。
  7. 前記第2群は、物体側より順に、負の屈折力を有する第21レンズと、両凹形状の第22レンズおよび正の屈折力を有する第23レンズによる接合レンズとを含む
    ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  8. 前記第2群の、前記第21レンズの物体側あるいは前記第23レンズの像側に、正または負の屈折力を有するレンズをさらに備えた
    ことを特徴とする請求項7に記載のズームレンズ。
  9. 前記第23レンズは、以下の条件式を満足する
    ことを特徴とする請求項7または8に記載のズームレンズ。
    N23>1.75 ・・・・・・(3)
    ただし、
    N23:第23レンズのd線(波長587.6nm)に対する屈折率
    とする。
  10. 前記第3群は、少なくとも1枚の正の屈折力を有するレンズと、少なくとも1枚の負の屈折力を有するレンズとを含む
    ことを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  11. 前記第3群は、物体側より順に、正の屈折力を有する第31レンズと、物体側に凹面を向けた負の屈折力を有する第32レンズとの2枚の単レンズよりなる
    ことを特徴とする請求項10に記載のズームレンズ。
  12. 前記第3群は、物体側より順に、正の屈折力を有する第31レンズと負の屈折力を有する第32レンズとの接合レンズよりなる
    ことを特徴とする請求項10に記載のズームレンズ。
  13. 前記第3群における正の屈折力を有するレンズの少なくとも1面が非球面である
    ことを特徴とする請求項10に記載のズームレンズ。
  14. 前記第4群は、物体側より順に、物体側に凹面を向けた負の屈折力を有する第41レンズと、正の屈折力を有する第42レンズと、正の屈折力を有する第43レンズとを備え、
    前記第4群の正の屈折力を有するレンズの少なくとも1面が非球面である
    ことを特徴とする請求項1ないし13のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  15. 前記第43レンズは、少なくとも1面が非球面である
    ことを特徴とする請求項14に記載のズームレンズ。
  16. 前記第4群は、少なくとも1枚のレンズが以下の条件式を満足する
    ことを特徴とする請求項1ないし15のいずれか1項に記載のズームレンズ。
    νd >75 ・・・・・・(4)
    ただし、
    νd :d線(波長587.6nm)に対するアッベ数
    とする。
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