WO2013145551A1 - 変倍光学系および撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】良好な性能を維持しつつ、望遠端でも明るい変倍光学系を実現する。 【解決手段】物体側から順に、結像面に対して固定され正屈折力を有する第1レンズ群(G1)、負屈折力を有する第2レンズ群(G2)、結像面に対して固定され正屈折力を有する第3レンズ群(G3)、正屈折力を有する第4レンズ群(G4)からなり、第2レンズ群(G2)を移動させて変倍し、第4レンズ群(G4)を移動させてフォーカスを行う変倍光学系において、第1レンズ群(G1)は、物体側から順に、正レンズ(L11)、正接合レンズ(L1c)からなり、第3レンズ群(G3)は、最も物体側に開口絞り(St)を備え、第4レンズ群(G4)は、物体側から順に、正レンズ(L41)、負レンズ(L42)、正レンズ(L43)からなり、かつ少なくとも1面に非球面を有し、かつ所定の条件式を満足するものとする。

Description

変倍光学系および撮像装置
 本発明は、広角端から望遠端まで開放F値が明るく維持できる変倍光学系および該変倍光学系を備えた撮像装置に関するものである。
 可視域と近赤外域との両方で使用でき、日中だけでなく夜間でも撮像が可能な監視カメラ仕様向けのCCTV(Closed-circuit Television)用ズ-ムレンズ(変倍光学系)として、正負正正の屈折力を有する4群構成のズ-ムレンズが過去に複数提案されている(特許文献1~3等)。この正負正正の屈折力を有する4群構成のズ-ムレンズは、鏡胴・変倍機構の簡素さと共に扱い易い等利点が多く、従来から多く採用されてきた構成である。
 なお、このようなズ-ムレンズは、CCTV用以外に、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子を記録媒体とするビデオカメラや電子スチルカメラ等の撮像装置用としても十分に供せられる。
特開2011-118372号公報 特開平06-230317号公報 特開2011-158630号公報
 一般にズ-ムレンズは、広角端より望遠端の明るさが暗くなる傾向が強い。これは、一般的なズ-ムレンズの場合、変倍に際して入射瞳径がズ-ム比倍されるためである。この問題を解消するために、拡大した入射瞳径に対応した光束を取り込むように構成すると、今度は前玉径が大きくなってコンパクト性を損ねたりコスト高になる他、望遠端の収差補正が困難となってレンズ構成枚数を増やしたり、異常分散硝子の使用が必要となったりして、さらなるコスト高の要因ともなる。
 例えば、特許文献1記載のズ-ムレンズは、広角端での明るさがF1.4台であるのに対し、望遠端での明るさがF2.5台であり、望遠端での明るさが不足している。
 また、特許文献2記載のズ-ムレンズは、望遠端での明るさが広角端での明るさと同等であるが、前玉径が大きいため鏡胴が径大化してしまう。
 また、特許文献3記載のズ-ムレンズは、外径の最も大きな第1レンズ群が変倍時に移動するので、鏡胴が更に径大化し、またメカ構造も複雑化してしまう。
 しかしながら近年、拡大視認できる望遠端で、より明るいズ-ムレンズへの要望が強くなってきた。
 本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、良好な性能を維持しつつ、望遠端でも明るい変倍光学系および該変倍光学系を備えた撮像装置を提供することを目的とするものである。
 本発明の変倍光学系は、物体側から順に、結像面に対して固定され正屈折力を有する第1レンズ群、負屈折力を有する第2レンズ群、結像面に対して固定され正屈折力を有する第3レンズ群、正屈折力を有する第4レンズ群からなり、第2レンズ群を移動させて変倍し、第4レンズ群を移動させてフォーカスを行う変倍光学系であって、第1レンズ群は、物体側から順に、正レンズL1p、負レンズと正レンズからなり正屈折力を有する接合レンズL1cからなり、第3レンズ群は、最も物体側に絞りを備え、第4レンズ群は、物体側から順に、正レンズ、負レンズ、正レンズからなり、かつ少なくとも1面に非球面を有し、下記条件式を満足することを特徴とする。
 3.1<f1/fw<8.0 …(1)
 0.4<f1p/f1c<2.0 …(2)
 0.3<R1c/fw<0.7 …(3)
 1.0≦FNt/FNw<1.4 …(4)
 1.5<FNt<2.3 …(5)
 ただし、f1:第1レンズ群の焦点距離、fw:全系の広角端での焦点距離、f1p:正レンズL1pの焦点距離、f1c:接合レンズL1cの焦点距離、R1c:接合レンズL1cの接合面の曲率半径、FNt:全系の望遠端での開放F値、FNw:全系の広角端での開放F値とする。
 この場合、下記条件式を満足することが好ましい。
 3.5<f1/fw<5.0 …(1-1)
 0.8<f1p/f1c<1.9 …(2-1)
 0.35<R1c/fw<0.5 …(3-1)
 1.0≦FNt/FNw<1.3 …(4-1)
 1.6<FNt<2.0 …(5-1)
 また、第3レンズ群は、物体側から順に、絞り、両凸の正レンズと物体側面が凹でかつ該物体側面の曲率半径の絶対値が像側面より小さい負レンズからなる接合レンズL3c、物体側面が凹でかつ該物体側面の曲率半径の絶対値が像側面より小さい負レンズL3nを少なくとも含み、下記条件式を満足することが好ましい。
 2.2<f3/fw<5.0 …(6)
 0.3<f3c/f3<2.0 …(7) 
 -2.5<f3n/f3<-0.4 …(8)
 50<νdn≦νdp …(9) 
 ただし、f3:第3レンズ群の焦点距離、f3c:接合レンズL3cの焦点距離、f3n:負レンズL3nの焦点距離、νdp:接合レンズL3c中の正レンズのアッベ数、νdn:接合レンズL3c中の負レンズのアッベ数とする。
 この場合、下記条件式を満足することが好ましい。
 2.5<f3/fw<4.0 …(6-1)
 0.4<f3c/f3<1.5 …(7-1) 
 -2.0<f3n/f3<-0.5 …(8-1)
 60<νdn≦νdp …(9-1)
 また、第2レンズ群は、物体側から順に、負レンズL2n、両凹の負レンズと正レンズからなる接合レンズL2cからなり、下記条件式を満足することが好ましい。
 0.8<|f2|/fw<1.4 …(10)
 -0.7<β2w<-0.3 …(11)
 0.1<D12w/fw<0.7 …(12)
 ただし、f2:第2レンズ群の焦点距離、β2w:第2レンズ群の広角端での結像倍率、D12w:広角端における第1レンズ群と第2レンズ群の光軸上の間隔とする。
 この場合、下記条件式を満足することが好ましい。
 0.9<|f2|/fw<1.2 …(10-1)
 -0.6<β2w<-0.4 …(11-1)
 0.2<D12w/fw<0.6 …(12-1)
 また、第4レンズ群は、物体側から順に、両凸の正レンズ、像側面が凹でかつ該像側面の曲率半径の絶対値が物体側面より小さい負レンズ、正レンズからなり、下記条件式を満足することが好ましい。
 1.2<f4/fw<2.6 …(13)
 ただし、f4:第4レンズ群の焦点距離とする。
 この場合、下記条件式を満足することが好ましい。
 1.5<f4/fw<2.2 …(13-1)
 本発明の変倍光学系は、上記記載の本発明の変倍光学系を備えたことを特徴とするものである。
 本発明の変倍光学系は、物体側から順に、結像面に対して固定され正屈折力を有する第1レンズ群、負屈折力を有する第2レンズ群、結像面に対して固定され正屈折力を有する第3レンズ群、正屈折力を有する第4レンズ群からなり、第2レンズ群を移動させて変倍し、第4レンズ群を移動させてフォーカスを行う変倍光学系であって、第1レンズ群は、物体側から順に、正レンズL1p、負レンズと正レンズからなり正屈折力を有する接合レンズL1cからなり、第3レンズ群は、最も物体側に絞りを備え、第4レンズ群は、物体側から順に、正レンズ、負レンズ、正レンズからなり、かつ少なくとも1面に非球面を有し、下記条件式を満足するものとしたので、良好な性能を維持しつつ、望遠端でも明るい変倍光学系を実現することが可能となる。
 3.1<f1/fw<8.0 …(1)
 0.4<f1p/f1c<2.0 …(2)
 0.3<R1c/fw<0.7 …(3)
 1.0≦FNt/FNw<1.4 …(4)
 1.5<FNt<2.3 …(5)
 また、本発明の撮像装置は、本発明の変倍光学系を備えているため、望遠端でも明るく、また高画質の映像を得ることができる。
本発明の一実施形態にかかる変倍光学系(実施例1と共通)のレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例2の変倍光学系のレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例3の変倍光学系のレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例4の変倍光学系のレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例5の変倍光学系のレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例6の変倍光学系のレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例7の変倍光学系のレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例8の変倍光学系のレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例1の変倍光学系の各収差図(A~I) 本発明の実施例2の変倍光学系の各収差図(A~I) 本発明の実施例3の変倍光学系の各収差図(A~I) 本発明の実施例4の変倍光学系の各収差図(A~I) 本発明の実施例5の変倍光学系の各収差図(A~I) 本発明の実施例6の変倍光学系の各収差図(A~I) 本発明の実施例7の変倍光学系の各収差図(A~I) 本発明の実施例8の変倍光学系の各収差図(A~I) 本発明の実施形態にかかる撮像装置の概略構成図
 以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態にかかる変倍光学系(実施例1と共通)のレンズ構成を示す断面図である。図1に示す構成例は、後述の実施例1の変倍光学系の構成と共通である。図1においては、左側が物体側、右側が像側である。
 この変倍光学系は、光軸Zに沿って、物体側から順に、結像面に対して固定され正屈折力を有する第1レンズ群G1、負屈折力を有する第2レンズ群G2、結像面に対して固定され正屈折力を有する第3レンズ群G3、正屈折力を有する第4レンズ群G4からなり、第2レンズ群G2を移動させて変倍し、第4レンズ群G4を移動させてフォーカスを行うものである。なお、図1に示す開口絞りStは必ずしも大きさや形状を表すものではなく、光軸Z上の位置を示すものである。
 この変倍光学系を撮像装置に適用する際には、レンズを装着するカメラ側の構成に応じて、光学系と像面Simの間にカバーガラス、プリズム、赤外線カットフィルタやローパスフィルタなどの各種フィルタを配置することが好ましいため、図1では、これらを想定した平行平板状の光学部材PPを第4レンズ群G4と像面Simとの間に配置した例を示している。なお、光学部材PPの厚さや特性については要求性能により考慮されるものであり、位置や厚さや特性について限定するものではない。また、光学部材PPは配置しなくてもよい。
 第1レンズ群G1は、物体側から順に、正レンズL11(請求項におけるL1p)、負レンズL12と正レンズL13からなり正屈折力を有する接合レンズL1cからなる。
 また、第2レンズ群G2は、物体側から順に、負レンズL21(請求項におけるL2n)、両凹の負レンズL22と正レンズL23からなる接合レンズL2cからなる。
 また、第3レンズ群G3は、物体側から順に、開口絞りSt、両凸の正レンズL31と物体側面が凹でかつ物体側面の曲率半径の絶対値が像側面より小さい負レンズL32からなる接合レンズL3c、物体側面が凹でかつ該物体側面の曲率半径の絶対値が像側面より小さい負レンズL33(請求項におけるL3n)からなる。
 また、第4レンズ群G4は、物体側から順に、両凸の正レンズL41、像側面が凹でかつ該像側面の曲率半径の絶対値が物体側面より小さい負レンズL42、正レンズL43からなり、さらに第4レンズ群G4の最も物体側の正レンズL41は非球面レンズとしている。
 本発明では、可視域から近赤外域までの通常より広い波長域で、特に軸上色収差を良好に補正する必要があるため、異常分散硝子の使用はさけられない。異常分散硝種は材料・加工ともにコストが高く、できるだけ外径・中心厚を小さくする配慮が必要である。
 そのため、第1レンズ群G1を上記の構成とすることにより、従来の負レンズ先行の負正正の3枚構成の第1レンズ群と比較して、より中心光束の絞り位置での径が小さくなり、望遠端の明るさを明るくする余裕ができる。
 また、本発明のような4群構成の変倍光学系は、概ね第1レンズ群G1から~第3レンズ群G3までが変倍アフォーカル系、第4レンズ群がマスターレンズ群の役割を担い、全系の焦点距離は変倍アフォーカル系の倍率に第4レンズ群の焦点距離を掛けたものとなる。
 従って、所要のバックフォーカスを確保しつつ、鏡胴本体の外径を左右する絞り径や第3レンズ群G3の外径を必要最低限に抑えられる程度に第4レンズ群G4の焦点距離を短くし、変倍アフォーカル系倍率を広角端から所定量大きくして望遠寄りにシフトし、所望の焦点距離が得られるように構成している。
 この事は、正屈折力を有する第1レンズ群G1、負屈折力を有する第2レンズ群G2、正屈折力を有する第3レンズ群G3までのほぼアフォーカルな構成において、広角端から第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間隔を離し、第2レンズ群G2を開口絞りStに近づけ、広角端での軸外光線高さや望遠端での中心光束のマージナル光線高さを小さく抑えることで達成できる。
 この場合に広角側で軸外光束が外側に拡がるが、広角端と望遠端との画角範囲を調整する事で望遠端での中心光束径と同等になるようにすることができる。また、上記アフォーカル倍率を大きめにシフトする事は、第2レンズ群G2が開口絞りに近くなる事に繋がり、第2レンズ群G2のレンズの有効径、開口絞り径をも小さくする事になる。逆に言えば望遠端を明るくできる要因にもなる。
 また、第4レンズ群G4を上記の構成とすることにより、簡易な構成ながら、広角側でF値がF1.5~F1.8程度、望遠側でもF1.7~F1.9程度と全域で明るさを維持しながら画面全域に渡って均一で、高性能な画質が得られる。
 本発明の主目的である、望遠端で明るいF値を確保する為の性能上の配慮では、全系に対する第1レンズ群G1の屈折力配分と共に、望遠端で最も中心光束径の大きくなる第1レンズ群G1内のレンズ構成に対する屈折力配分が重要である。本発明では、物体側から順に、正レンズL11(請求項におけるL1p)、負レンズL12と正レンズL13からなり正屈折力を有する接合レンズL1cからなる構成とし、さらに下記条件式(1)~(5)を満たすように構成されている。
 3.1<f1/fw<8.0 …(1)
 0.4<f1p/f1c<2.0 …(2)
 0.3<R1c/fw<0.7 …(3)
 1.0≦FNt/FNw<1.4 …(4)
 1.5<FNt<2.3 …(5)
 ただし、f1:第1レンズ群G1の焦点距離、fw:全系の広角端での焦点距離、f1p:正レンズL11(L1p)の焦点距離、f1c:接合レンズL1cの焦点距離、R1c:接合レンズL1cの接合面の曲率半径、FNt:全系の望遠端での開放F値、FNw:全系の広角端での開放F値とする。
 条件式(1)は、全系に対する第1レンズ群G1の屈折力配分を規定したものである。この条件式(1)の下限を下回ると、第1レンズ群G1の屈折力が増し開口絞り径を小さくできる分望遠側の明るさを明るくできるが、全系の焦点距離が短くなると共に過剰の球面収差や像面倒れが発生する。この時広角側では球面収差より過剰な像面倒れの影響が強く、逆に望遠側では過剰な球面収差の影響が勝り全画面域での結像性能を均一かつ良好に維持できない。また、条件式(1)の上限を上回ると、第1レンズ群G1の屈折力が弱くなり、開口F値が暗くなる。又、特に望遠端で補正不足の球面収差や像面湾曲を発生させ、同様に全域での結像性能を均一化できない。
 条件式(2)は、第1レンズ群G1を構成する物体側の正レンズL11(L1p)と像側の接合レンズL1cとの屈折力配分に関するものである。望遠端で開口F値を明るくするためには、収差補正上、正レンズL11(L1p)、接合レンズL1c各々の屈折力はある程度の均等化が望ましい。この条件式(2)の下限を下回ると、物体側正レンズL11(L1p)の屈折力が強くなりすぎ、特に望遠側で球面収差及び像面倒れが共に補正不足となり性能劣下が著しい。これを解消するために、後続の正接合レンズL1cの接合面の負屈折力を強めようとして、負レンズL12と正レンズL13との屈折率差を更に大きしたり、接合面を分離したりしても、コストが高くなったり、組立上高精度が必要となるため好ましくない。また、条件式(2)の上限を上回ると、逆に補正過剰の球面収差、像面湾曲を発生させて、特に望遠側での結像性能が悪化してしまう。
 条件式(3)は、接合レンズL1cの接合面の曲率半径R1cと広角端の全系焦点距離fwとの関係を示すものである。この条件式(3)の下限を下回るとこの接合面での負屈折力が過剰となり、特に望遠側で球面収差、像面湾曲、色収差を劣化させる。また曲率半径がレンズ外径に比べ小さくなりすぎてレンズ加工が難しくなる。また、条件式(3)の上限を上回ると、逆にこの接合面での負屈折力が不足し、二次スペクトルが大きくなりすぎて、色滲み、倍率色収差がともに大きくなって、特に望遠側での結像性能に悪影響する。
 条件式(4)は、本発明の目的である望遠端での明るさが開放F値で暗くなりすぎない事を規定したものである。本発明のような第1レンズ群G1および第3レンズ群G3が固定式の変倍構成の場合、小絞りにすれば変倍によらず明るさを規定するF値はほぼ一定である。絞り開放でF値が暗くなるのは、レンズ系内の一部有効径が小さくてカバーしきれていないからである。本発明のような構成では、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4との間がほぼアフォーカルであり、開口絞りStを含む第3レンズ群G3が像面に対して固定で有るため、変倍によっても中心光束径はほとんど変わらず、バックフォーカスが余り変化しないのでF値もほぼ一定になる。ところが、第1レンズ群G1および第2レンズ群G2では、変倍のための第2レンズ群G2の移動に伴って入射瞳径も変化するので、有効径も変化する。中心光束径は望遠端で大きく、広角側では軸外光線の有効径が大きく、一般的には広角側での軸外光線の有効径と広角端での中心光束の有効径でレンズ外径が規定される。従来、望遠端のF値は、広角端での有効径に依存して決まる事が多かった。なお、以前から可変絞りによる明るさ一定のズームレンズが開発される事もあるが、機構が複雑であり、またレンズ系も大型化するため、コストに見合う仕様とは見なされなかった。
 本発明では、広角側と望遠側との画角変化を考慮し、望遠端でも差程開放F値が変化しない構成としている。条件式(4)はこの効果を規定したものであり、条件式(4)の下限を下回ると、望遠端の明るさF値は広角端のそれより明るくなるが、第1レンズ群G1のレンズ有効径が大きくなりすぎたり、結像性能が悪化したり問題となる。また、望遠側より広角端で開放F値を暗くなる様に絞り機構で制御することも可能であるが、性能上でも周辺光量上も特段の必要性がなく大意をなさない。また、条件式(4)の上限を上回ると、望遠端でのF値が暗すぎたり、広角端の周辺光量が少なすぎたりする等の問題となる。
 条件式(5)は、望遠端で開放F値が目的の仕様範囲内にあることを併せて規定したものである。この条件式(5)の下限を下回ると、望遠端での開放F値が明るくなりすぎ、結像性能を維持する為に構成枚数を増やす必要が生じ、レンズ系の大型化、コスト高になる。また、条件式(5)の上限を上回ると、市場からの要求仕様を満足できなくなり、広角端からやや暗い変倍光学系となってしまう。
 なお、下記条件式(1-1)~(5-1)を満足することで、より高性能な変倍光学系とすることができる。
 3.5<f1/fw<5.0 …(1-1)
 0.8<f1p/f1c<1.9 …(2-1)
 0.35<R1c/fw<0.5 …(3-1)
 1.0≦FNt/FNw<1.3 …(4-1)
 1.6<FNt<2.0 …(5-1)
 また、本実施形態にかかる変倍光学系は、下記条件式(6)~(9)を満たすことが好ましい。
 2.2<f3/fw<5.0 …(6)
 0.3<f3c/f3<2.0 …(7) 
 -2.5<f3n/f3<-0.4 …(8)
 50<νdn≦νdp …(9) 
 ただし、f3:第3レンズ群G3の焦点距離、f3c:接合レンズL3cの焦点距離、f3n:負レンズL33(L3n)の焦点距離、νdp:接合レンズL3c中の正レンズL31のアッベ数、νdn:接合レンズL3c中の負レンズL32のアッベ数とする。
 条件式(6)は、全系に対する第3レンズ群G3の屈折力配分を規定したものである。前述した通り本発明のような4群構成の変倍光学系では、正屈折力を有する第1レンズ群G1、負屈折力を有する第2レンズ群G2、正屈折力を有する第3レンズ群G3までがほぼアフォーカルな構成になる事を基本にしている。このため、結像面に対して固定している第3レンズ群G3の屈折力を変えれば第1レンズ群G1および第2レンズ群G2の屈折力も変化する。第3レンズ群G3の屈折力が大きくなれば、第1レンズ群G1および第2レンズ群G2の屈折力もその絶対値で大きくなる必要がある。この条件式(6)の下限を下回ると第3レンズ群G3の屈折力が大きくなり、第1レンズ群G1および第2レンズ群G2の屈折力の絶対値を大きくする必要があり、第2レンズ群G2の変倍時の移動量が小さくなって光学系全体の小型化には有効だが、変倍時の収差変動が大きくなりすぎて全変倍域で良好な結像性能を維持できなくなる。また、条件式(6)の上限を上回ると、結像性能は良くなるが、第2レンズ群G2の変倍域での移動量が大きくなり、光学系全体が大型化して、全長が大きくなったり、レンズ系が径大化したりしてコンパクト性を損ねてしまう。
 条件式(7)は、第3レンズ群G3に対する正接合レンズL3cの屈折力配分を規定したものであり、主として球面収差と軸上色収差とを、全系を通じて共に良好に維持する為の条件である。この条件式(7)の下限を下回ると、正接合レンズL3cの屈折力が大きくなり過ぎて、第3群の屈折力を維持するために負レンズL33(L3n)の負屈折力もその絶対値が大きくなって第3レンズ群G3として望遠比の小さいレンズ系となり、全系のバックフォ-カスを小さくし過ぎたり、軸外光の発散作用を助長し画面全体で像面湾曲の平坦性を悪くしたりして弊害が大きい。また、条件式(7)の上限を上回ると、正接合レンズL3cの正屈折力が弱くなりすぎ、全系のバックフォ-カスを大きくし過ぎたり、軸外周辺光束の第4レンズ群G4での光線高さがより大きくなって結局、第3レンズ群G3および第4レンズ群G4のレンズ有効径を大きくし過ぎて光学系全体の小型化を損ねたり、望遠端で明るい開放F値を維持することができなくなる。
 条件式(8)は、第3レンズ群G3に対する負レンズL33(L3n)の屈折力配分を規定したものである。この条件式(8)の上限を上回ると、負レンズL33(L3n)の負屈折力が強くなりすぎ、正接合レンズL3cの正屈折力を大きくしなければならず、第3レンズ群G3の望遠比が更に小さくなって前述したような弊害が生じ問題となる。また、条件式(8)の下限を下回ると、正接合レンズL3cの正屈折力を小さくしなければならず、上述と同様の弊害がある。
 条件式(9)は、接合レンズL3cで使用される、正負レンズ硝材のアッベ数に関するものである。この条件式(9)の下限を下回ると、近赤外域での部分分散比の差の大きな材料の組み合わせとなり、近赤外域の可視域との軸上色収差が許容できない量となる。また、条件式(9)の上限を上回ると色消し条件を満たさない。この場合には、接合面の曲率半径の向きを反転する必要があるが、このとき第3レンズ群G3で負レンズが先行する構成となり全系の球面収差は過剰となり性能のバランスを悪化させてしまい、後続のレンズ系に影響を与えるため好ましくない。
 なお、下記条件式(6-1)~(9-1)を満足することで、より高性能な変倍光学系とすることができる。
 2.5<f3/fw<4.0 …(6-1)
 0.4<f3c/f3<1.5 …(7-1) 
 -2.0<f3n/f3<-0.5 …(8-1)
 60<νdn≦νdp …(9-1)
 本発明の変倍光学系では、可視域から近赤外域にかけて、軸上色収差や、軸外における倍率色収差や各波長でのコマ収差のズレ等、全変倍域においてこれらの変動を極力押さえることが好ましい。さらに望遠端で開口F値を一定水準の明るさにするためは、広角端から望遠寄りの結像倍率にする必要がある。
 従って、本発明では、第2レンズ群G2を、物体側から順に、負レンズL21(請求項におけるL2n)、両凹の負レンズL22と正レンズL23からなる接合レンズL2cからなる構成とし、さらに下記条件式(10)~(12)を満たすことが好ましい。
 0.8<|f2|/fw<1.4 …(10)
 -0.7<β2w<-0.3 …(11)
 0.1<D12w/fw<0.7 …(12)
 ただし、f2:第2レンズ群G2の焦点距離、β2w:第2レンズ群G2の広角端での結像倍率、D12w:広角端における第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の光軸上の間隔とする。
 条件式(10)は、第2レンズ群G2の負屈折力の全系に及ぼす影響に制限を課したもので、条件式(10)の下限を下回ると、所定の変倍比に対して第2レンズ群G2の移動量が小さくなるため、光学系の全長を短くでき、かつ第1レンズ群G1のレンズ外径を小さくできる等、光学系の小型化には有効だが、第1レンズ群G1および第3レンズ群G3の正屈折力が増大し、収差変動が大きくなりすぎて、変倍全域での結像性能を一様かつ良好に維持できなくなる。また、条件式(10)の上限を上回ると、広角端から望遠端までの移動量が大きくなりすぎて、光学系の全長が大きくなったり、第1レンズ群G1のレンズが径大化したりするため好ましくない。第2レンズ群G2のレンズ構成において条件式(10)の範囲内で有れば、コンパクト性を損ねる事なしに、球面収差、像面湾曲、色収差等変動が押さえられ、画面全域にわたり、ほぼ均一な性能が維持される。
 条件式(11)は、広角端における第2レンズ群G2の第1レンズ群G1に対する結像倍率に関する条件である。前述の通り、本発明は、望遠端の開放F値を明るくするために、第1レンズ群G1から第3レンズ群G3までをほぼアフォーカルな構成とし、望遠側に寄せている。この事象を条件式にしたものである。この条件式(11)の下限を下回ると、結像倍率は大きくなり、第4レンズ群G4の焦点距離を小さくできる分明るくできるが、第1レンズ群G1から第3レンズ群G3までの各々の屈折力が大きくなって、収差変動が大きくなり、全系の結像性能を均一かつ良好に補正できなくなる。また、条件式(11)の上限を上回ると結像倍率が小さくなって、第4レンズ群G4の焦点距離を大きくしなければならないため、開口絞り径が更に大きくなり光学系が大型化するため好ましくない。
 条件式(12)も同様で、下限を下回ると広角端での結像倍率の絶対値は小さくなり、変倍アフォ-カル系の倍率は小さくなって、第4レンズ群G4の焦点距離を大きくしなければならないので、開口絞り径は大きくなり、開口絞り径、第3レンズ群G3、第4レンズ群G4等が大型化してしまう。また、条件式(12)の上限を上回ると、変倍アフォ-カル系の倍率が大きくできる分開放F値を明るくできるが、収差変動が大きくなり、全系の結像性能が悪化する。
 なお、下記条件式(10-1)~(12-1)を満足することで、より高性能な変倍光学系とすることができる。
 0.9<|f2|/fw<1.2 …(10-1)
 -0.6<β2w<-0.4 …(11-1)
 0.2<D12w/fw<0.6 …(12-1)
 また、本実施形態にかかる変倍光学系は、下記条件式(13)を満たすことが好ましい。
 1.2<f4/fw<2.6 …(13)
 ただし、f4:第4レンズ群G4の焦点距離とする。
 条件式(13)は、全系に対する第4レンズ群G4の屈折力配分を規定したものである。この条件式(13)の下限を下回ると、第1レンズ群G1から第3レンズ群G3までのアフォ-カル変倍系をさらに大きい方にシフトしなければならず、各レンズ群の屈折力を各々大きくしなければならなくなって、前述したように全系にわたり結像性能を均一かつ良好に維持できない。さらに、全系のバックフォ-カスが短くなり、第4レンズ群G4の構成では対応できなくなる。また、条件式(13)の上限を上回ると、第4レンズ群G4の屈折力が弱くなるので好ましいが、絞り開口径も大きくなり、開放F値を暗くするか、レンズ系を大型化するかしなければならず、本発明の目的にそぐわなくなる。
 なお、下記条件式(13-1)を満足することで、より高性能な変倍光学系とすることができる。
 1.5<f4/fw<2.2 …(13-1)
 本変倍光学系において、最も物体側に配置される材料としては、具体的にはガラスを用いることが好ましく、あるいは透明なセラミックスを用いてもよい。
 また、本変倍光学系が厳しい環境において使用される場合には、保護用の多層膜コートが施されることが好ましい。さらに、保護用コート以外にも、使用時のゴースト光低減等のための反射防止コートを施すようにしてもよい。
 また、図1に示す例では、変倍光学系と像面Simとの間に光学部材PPを配置した例を示したが、ローパスフィルタや特定の波長域をカットするような各種フィルタ等を配置する代わりに、各レンズの間にこれらの各種フィルタを配置してもよく、あるいは、いずれかのレンズのレンズ面に、各種フィルタと同様の作用を有するコートを施してもよい。
 次に、本発明の変倍光学系の数値実施例について説明する。実施例1の変倍光学系のレンズ構成を示す断面図を図1に、実施例2の変倍光学系のレンズ構成を示す断面図を図2に、実施例3の変倍光学系のレンズ構成を示す断面図を図3に、実施例4の変倍光学系のレンズ構成を示す断面図を図4に、実施例5の変倍光学系のレンズ構成を示す断面図を図5に、実施例6の変倍光学系のレンズ構成を示す断面図を図6に、実施例7の変倍光学系のレンズ構成を示す断面図を図7に、実施例8の変倍光学系のレンズ構成を示す断面図を図8に示す。
 なお、図1~図8においては、光学部材PPも合わせて示しており、左側が物体側、右側が像側であり、図示されている開口絞りStや光束制御面Fは必ずしも大きさや形状を表すものではなく、光軸Z上の位置を示すものである。
 実施例1の変倍光学系のレンズデータを表1に、移動面の間隔に関するデータを表2に、諸元に関するデータを表3、非球面に関するデータを表4に示す。また、実施例2の変倍光学系のレンズデータを表5に、移動面の間隔に関するデータを表6に、諸元に関するデータを表7、非球面に関するデータを表8に示す。また、実施例3の変倍光学系のレンズデータを表9に、移動面の間隔に関するデータを表10に、諸元に関するデータを表11、非球面に関するデータを表12に示す。また、実施例4の変倍光学系のレンズデータを表13に、移動面の間隔に関するデータを表14に、諸元に関するデータを表15、非球面に関するデータを表16に示す。また、実施例5の変倍光学系のレンズデータを表17に、移動面の間隔に関するデータを表18に、諸元に関するデータを表19、非球面に関するデータを表20に示す。また、実施例6の変倍光学系のレンズデータを表21に、移動面の間隔に関するデータを表22に、諸元に関するデータを表23、非球面に関するデータを表24に示す。また、実施例7の変倍光学系のレンズデータを表25に、移動面の間隔に関するデータを表26に、諸元に関するデータを表27、非球面に関するデータを表28に示す。また、実施例8の変倍光学系のレンズデータを表29に、移動面の間隔に関するデータを表30に、諸元に関するデータを表31、非球面に関するデータを表32に示す。
 以下では、表中の記号の意味について、実施例1のものを例にとり説明するが、実施例2~8についても基本的に同様である。
 表1のレンズデータにおいて、Siの欄には最も物体側の構成要素の面を1番目として像側に向かうに従い順次増加するi番目(i=1、2、3、…)の面番号を示し、Riの欄にはi番目の面の曲率半径を示し、Diの欄にはi番目の面とi+1番目の面との光軸Z上の面間隔を示している。また、Ndiの欄にはi番目の面とi+1番目の面との間の媒質のd線(波長587.6nm)に対する屈折率を示し、νdjの欄には最も物体側の光学要素を1番目として像側に向かうに従い順次増加するj番目(j=1、2、3、…)の光学要素のd線に対するアッベ数を示している。
 なお、曲率半径の符号は、面形状が物体側に凸の場合を正、像側に凸の場合を負としている。レンズデータには、開口絞りSt、光学部材PP、像面も含めて示している。開口絞りStに相当する面の面番号の欄には面番号とともに(絞り)という語句を記載しており、同様に、像面に相当する面の面番号の欄には面番号とともに(像面)という記号を記載している。また、表1のレンズデータにおいて、変倍およびフォーカス時に間隔が変化する面間隔の欄にはそれぞれdn(nは面番号)と記載している。
 表2の移動面の間隔に関するデータに、広角端(W)、中間画角(M)、望遠端(T)それぞれにおける、面間隔dn(nは面番号)の値を示す。
 表3の諸元に関するデータに、広角端(W)、中間画角(M)、望遠端(T)それぞれにおける、焦点距離f´、FナンバーFNOおよび全画角2ωの値を示す。
 レンズデータ、移動面の間隔に関するデータ、および諸元に関するデータにおいて、角度の単位としては度を用い、長さの単位としてはmmを用いているが、光学系は比例拡大又は比例縮小しても使用可能なため他の適当な単位を用いることもできる。
 また、表1のレンズデータでは、非球面の面番号に*印を付しており、非球面の曲率半径として近軸の曲率半径の数値を示している。表4の非球面データには、非球面の面番号と、これら非球面に関する非球面係数を示す。非球面係数は、以下の式(A)で表される非球面式における各係数κ、Am(m=4、6、8、10、12、14、16、18)の値である。
   Zd=C・h/{1+(1-κ・C・h1/2}+ΣAm・h … (A)
   ただし、
Zd:非球面深さ(高さhの非球面上の点から、非球面頂点が接する光軸に垂直な平面に下ろした垂線の長さ)
h:高さ(光軸からのレンズ面までの距離)
C:近軸曲率半径の逆数
κ、Am:非球面係数(m=4、6、8、10、12、14、16、18)
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000001
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000002
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000003
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000004
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000005
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000006
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000007
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000008
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000009
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000010
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000011
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000012
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000013
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000014
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000015
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000016
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000017
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000018
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000019
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000020
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000021
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000022
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000023
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000024
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000025
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000026
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000027
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000028
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000029
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000030
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000031
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000032
 実施例1~8の変倍光学系の条件式(1)~(13)に対応する値を表33に示す。なお、全実施例ともd線を基準波長としており、下記の表33に示す値はこの基準波長におけるものである。
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000033
 実施例1の撮像レンズの各収差図を図9(A)~(I)に示す。図9(A)~(C)はそれぞれ広角端(W)の球面収差、像面湾曲、歪曲収差を示し、図9(D)~(F)はそれぞれ中間画角(M)の球面収差、像面湾曲、歪曲収差を示し、図9(G)~(I)はそれぞれ望遠端(T)の球面収差、像面湾曲、歪曲収差を示す。
 球面収差、像面湾曲、歪曲収差を表す各収差図には、d線(波長587.6nm)を基準波長とした収差を示す。球面収差図にはd線(波長587.6nm)、C線(波長656.3nm)、g線(波長435.8nm)についての収差をそれぞれ実線、一点鎖線、破線で示す。像面湾曲図にはサジタル方向、タンジェンシャル方向の収差をそれぞれ実線と破線で示す。
 同様に、実施例2の撮像レンズの各収差図を図10(A)~(I)に、実施例3の撮像レンズの各収差図を図11(A)~(I)に、実施例4の撮像レンズの各収差図を図12(A)~(I)に、実施例5の撮像レンズの各収差図を図13(A)~(I)に、実施例6の撮像レンズの各収差図を図14(A)~(I)に、実施例7の撮像レンズの各収差図を図15(A)~(I)に、実施例8の撮像レンズの各収差図を図16(A)~(I)に示す。
 以上のデータから、実施例1~8の変倍光学系は全て条件式(1)~(13)を満たしており、良好な性能を維持しつつ、望遠端でも明るい変倍光学系であることが分かる。
 次に、本発明の実施形態にかかる撮像装置について説明する。図17に、本発明の実施形態の撮像装置の一例として、本発明の実施形態の変倍光学系を用いた撮像装置の概略構成図を示す。なお、図17では、変倍光学系1が備える第1レンズ群G1から第4レンズ群G4を概略的に示している。
 ビデオカメラ10は、変倍光学系1と、変倍光学系1の像側に配置されたローパスフィルタおよび赤外線カットフィルタ等の機能を有するフィルタ6と、フィルタ6の像側に配置された撮像素子7と、信号処理回路8とを備えている。撮像素子7は変倍光学系1により形成される光学像を電気信号に変換するものであり、例えば、撮像素子7としては、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等を用いることができる。撮像素子7は、その撮像面が変倍光学系1の像面に一致するように配置される。
 可視域撮像と近赤外域撮像との切換はフィルタ6(赤外線カットフィルタ)の着脱で行い、撮像素子7は移動させないのが一般的で、本実施形態のビデオカメラ10においてもそのような態様としており、該波長域による軸上色収差のズレを極力なくすように構成している。
 変倍光学系1により撮像された像は撮像素子7の撮像面上に結像し、その像に関する撮像素子7からの出力信号が信号処理回路8にて演算処理され、表示装置9に像が表示される。
 なお、図17には、1つの撮像素子7を用いた、いわゆる単板方式の撮像装置を図示しているが、本発明の撮像装置としては、変倍光学系1と撮像素子7の間にR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)等の各色に分ける色分解プリズムを挿入し、各色に対応する3つの撮像素子を用いた、いわゆる3板方式のものでもよい。
 以上、実施形態および実施例を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施形態および実施例に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、各レンズ成分の曲率半径、面間隔、屈折率、アッベ数、非球面係数等の値は、上記各数値実施例で示した値に限定されず、他の値をとり得るものである。

Claims (9)

  1.  物体側から順に、結像面に対して固定され正屈折力を有する第1レンズ群、負屈折力を有する第2レンズ群、結像面に対して固定され正屈折力を有する第3レンズ群、正屈折力を有する第4レンズ群からなり、前記第2レンズ群を移動させて変倍し、前記第4レンズ群を移動させてフォーカスを行う変倍光学系であって、
     前記第1レンズ群は、物体側から順に、正レンズL1p、負レンズと正レンズからなり正屈折力を有する接合レンズL1cからなり、
     前記第3レンズ群は、最も物体側に絞りを備え、
     前記第4レンズ群は、物体側から順に、正レンズ、負レンズ、正レンズからなり、かつ少なくとも1面に非球面を有し、
     下記条件式を満足する
     ことを特徴とする変倍光学系。
     3.1<f1/fw<8.0 …(1)
     0.4<f1p/f1c<2.0 …(2)
     0.3<R1c/fw<0.7 …(3)
     1.0≦FNt/FNw<1.4 …(4)
     1.5<FNt<2.3 …(5)
    ただし、
     f1:前記第1レンズ群の焦点距離
     fw:全系の広角端での焦点距離
     f1p:前記正レンズL1pの焦点距離
     f1c:前記接合レンズL1cの焦点距離
     R1c:前記接合レンズL1cの接合面の曲率半径
     FNt:全系の望遠端での開放F値
     FNw:全系の広角端での開放F値
    とする。
  2.  下記条件式を満足する
     ことを特徴とする請求項1記載の変倍光学系。
     3.5<f1/fw<5.0 …(1-1)
     0.8<f1p/f1c<1.9 …(2-1)
     0.35<R1c/fw<0.5 …(3-1)
     1.0≦FNt/FNw<1.3 …(4-1)
     1.6<FNt<2.0 …(5-1)
  3.  前記第3レンズ群は、物体側から順に、絞り、両凸の正レンズと物体側面が凹でかつ該物体側面の曲率半径の絶対値が像側面より小さい負レンズからなる接合レンズL3c、物体側面が凹でかつ該物体側面の曲率半径の絶対値が像側面より小さい負レンズL3nを少なくとも含み、
     下記条件式を満足する
     ことを特徴とする請求項1または2記載の変倍光学系。
     2.2<f3/fw<5.0 …(6)
     0.3<f3c/f3<2.0 …(7) 
     -2.5<f3n/f3<-0.4 …(8)
     50<νdn≦νdp …(9) 
    ただし、
     f3:前記第3レンズ群の焦点距離
     f3c:前記接合レンズL3cの焦点距離
     f3n:前記負レンズL3nの焦点距離
     νdp:前記接合レンズL3c中の前記正レンズのアッベ数
     νdn:前記接合レンズL3c中の前記負レンズのアッベ数
    とする。
  4.  下記条件式を満足する
     ことを特徴とする請求項3記載の変倍光学系。
     2.5<f3/fw<4.0 …(6-1)
     0.4<f3c/f3<1.5 …(7-1) 
     -2.0<f3n/f3<-0.5 …(8-1)
     60<νdn≦νdp …(9-1)
  5.  前記第2レンズ群は、物体側から順に、負レンズL2n、両凹の負レンズと正レンズからなる接合レンズL2cからなり、
     下記条件式を満足する
     ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の変倍光学系。
     0.8<|f2|/fw<1.4 …(10)
     -0.7<β2w<-0.3 …(11)
     0.1<D12w/fw<0.7 …(12)
    ただし、
     f2:前記第2レンズ群の焦点距離
     β2w:前記第2レンズ群の広角端での結像倍率
     D12w:広角端における前記第1レンズ群と前記第2レンズ群の光軸上の間隔
    とする。
  6.  下記条件式を満足する
     ことを特徴とする請求項5記載の変倍光学系。
     0.9<|f2|/fw<1.2 …(10-1)
     -0.6<β2w<-0.4 …(11-1)
     0.2<D12w/fw<0.6 …(12-1)
  7.  前記第4レンズ群は、物体側から順に、両凸の正レンズ、像側面が凹でかつ該像側面の曲率半径の絶対値が物体側面より小さい負レンズ、正レンズからなり、
     下記条件式を満足する
     ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項記載の変倍光学系。
     1.2<f4/fw<2.6 …(13)
    ただし、
     f4:前記第4レンズ群の焦点距離
    とする。
  8.  下記条件式を満足する
     ことを特徴とする請求項7記載の変倍光学系。
     1.5<f4/fw<2.2 …(13-1)
  9.  請求項1から8のいずれか1項に記載の変倍光学系を備えたことを特徴とする撮像装置。
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