JP2011118372A - レンズシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】デイ&ナイトの用途で明るく鮮明な画像を取得できるバリフォーカルレンズシステムを提供する。
【解決手段】正の第1のレンズ群G1と、負の第2のレンズ群G2と、正の第3のレンズ群G3と、正の第4のレンズ群G4とから構成され、レンズ群G1は、アッべ数νd1xが以下の条件を満たす正の屈折力のレンズを含み、レンズ群G2は、アッべ数νd2xが以下の条件を満たす正の屈折力のレンズとアッべ数νd2yおよびνd2zが以下の条件を満たす2枚の負の屈折力のレンズとを含み、レンズ群G3は、複数の正の屈折力のレンズを含み、それら複数の正の屈折力のレンズのアッべ数の平均νd3aおよび40から60℃における屈折率温度係数の和ndtsが以下を満たすレンズシステム10を提供する。
νd1x>80
νd2x、νd2y、νd2z<23
77.5<νd3a<82.5
−12.8×10−6<ndts<−2.4×10−6
【選択図】図1

Description

本発明は、可視光および近赤外光をカバーするのに適したレンズシステムに関するものである。
特許文献1には、F値が明るく、高変倍比で、全変倍範囲にわたり高い光学性能を有したマスターフォーカス方式の4群ズームレンズを提供することが記載されている。そのため、特許文献1に記載のズームレンズは、物体側より順に正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、正の屈折力の第4レンズ群で構成され、第1、第3レンズ群を固定とすることが記載されている。また、第3レンズ群は、1枚の正レンズから成り、少なくともひとつの非球面を有する。第2レンズ群を一方向に移動させて変倍を行い、第4レンズ群を非直線的に移動させて変倍に伴なう像面移動を補正するとともに、物体側へ移動させて、無限遠物体から至近物体への合焦を行なう。第4群は、2枚の正レンズと1枚の負レンズから構成され、ズームレンズは、合計10枚のレンズで構成されることが記載されている。
特許文献2には、高変倍比で、かつ全変倍範囲にわたり、可視光領域から近赤外光領域に至るまで高い光学性能を発揮することが可能なバリフォーカルレンズとすることが記載されている。そのため、特許文献2のレンズは、物体側より順に、正の第1群、負の第2群、正の第3群、正の第4群を配設してなるレンズが記載されている。さらに、広角端から望遠端への変倍時に、第1群、第3群を光軸上で固定とし、第2群を光軸に沿って像側へ移動させて変倍を行い、第4群を独立して光軸に沿って移動させて変倍に伴う像面移動の補正を行うことが記載されている。それぞれ物体側より順に、第1群は負と正の接合レンズ、正レンズからなり、第2群は負レンズ、負と正の接合レンズからなり、第3群は正と負の接合レンズからなり、第4群は正レンズ、負レンズ、正レンズからなり、少なくとも1面が非球面とされることが記載されている。
特開2003−121737号公報 特開2006−3589号公報
正、負、正、正の4群のテレフォトタイプのレンズシステムは監視用途のレンズシステムとして用いられることが多い。近年の撮像素子の高性能化に伴い、監視用途のレンズシステムにも高解像度化への要求が高まっている。高解像度化の1つの要素として、軸上/倍率色収差の良好な補正が重要になっている。監視用途に重要な望遠レンズは広角レンズに比べて軸上色収差が大きくなる傾向がある。さらにデイ&ナイトを実現するためには可視波長域と近赤外波長、たとえば、800〜900nmの波長域までの軸上色収差を極力小さくする必要がある。一方、像の明るさを確保するためにFナンバーを小さくする必要があり、焦点深度を深くすることは難しい。
オートフォーカス機構や電動フォーカス機構を持たず、また、電動ズーム機構も持たないレンズシステムが監視用途では要望されることがあり、そのようなレンズシステムでは、明るく、さらに、軸上色収差が小さいことが要求される。
本発明の一態様は、物体側から順に、正の屈折力の第1のレンズ群と、変倍の際に移動する負の屈折力の第2のレンズ群と、正の屈折力の第3のレンズ群と、変倍および焦点調整の際に移動する正の屈折力の第4のレンズ群とから構成されるレンズシステムである。第1のレンズ群は、アッべ数νd1xが以下の条件(1)を満たす正の屈折力のレンズを含む。第2のレンズ群は、アッべ数νd2xが以下の条件(2)を満たす正の屈折力のレンズと、アッべ数νd2yおよびνd2zがそれぞれ以下の条件(2)を満たす2枚の負の屈折力のレンズとを含む。さらに、第3のレンズ群は、複数の正の屈折力のレンズを含み、それら複数の正の屈折力のレンズのアッべ数の平均νd3aおよび40から60℃における屈折率温度係数の和ndtsが以下の条件(3)および(4)をそれぞれ満たす。
νd1x>80・・・(1)
νd2x、νd2y、νd2z<23・・・(2)
77.5<νd3a<82.5・・・(3)
−12.8×10−6<ndts<−2.4×10−6・・・(4)
このレンズシステムにおいては、条件(1)および(2)により色収差を補正するとともに、コンパクトで十分な変倍率を確保できるようにする。また、第3のレンズ群を条件(3)および(4)に基づき、複数枚の低分散の正の屈折力のレンズを含む構成とし、色収差の発生を抑制しながら正の屈折力を確保し、さらに、屈折率温度係数が負のガラス製のレンズを使用することにより、レンズシステム全体の温度によるパワーの変動を抑制するようにしている。
すなわち、多くの光学素材の屈折率温度係数は正(プラス)であり、正のパワーを持つ群と、負のパワーを持つ群との組み合わせで、システムとしての温度変化によるピント変動はキャンセルされることが多い。このレンズシステムにおいては、正、負、正、正の4群であって、第3のレンズ群の屈折率温度係数を負にすることにより、正負のパワーの組み合わせと、正のパワーで正負の温度屈折率係数の組み合わせとにより、さらに、レンズシステムとしての屈折率温度変化を抑制できるようにしている。したがって、オートフォーカス機構や電動フォーカス機構を省略するような撮像装置にも適用可能なレンズシステムを提供できる。
さらに、色収差を良好に補正するために異常分散性をもち、低分散(高アッべ数)のEDガラス、SDガラス、LDガラスあるいはUDガラスなどと称される種類の光学材料によるレンズが用いられ、その中には屈折率温度係数が負で、係数が大きいものがある。したがって、第3のレンズ群を、高アッべ数の複数枚の正のパワーのレンズを含む構成とすることにより、低分散で色収差の補正に効果があり、さらに、負の屈折率温度係数を有し、適度な正のパワーをもったレンズ群として設計できる。さらに、レンズ枚数を複数にすることにより、第3のレンズ群の収差補正能力も向上できる。
第3のレンズ群の複数の正の屈折力のレンズの屈折率温度係数の和ndtsは、さらに以下の条件(5)を満たすことが好ましい。
−8.6×10−6<ndts<−2.4×10−6・・・(5)
第3のレンズ群の複数の正の屈折力のレンズは、屈折率温度係数が負の複数のレンズを含んでいてもよい。第3のレンズ群の複数の正の屈折力のレンズは、屈折率温度係数が正および負のレンズをそれぞれ含むものであってもよい。典型的な第3のレンズ群は2枚の正の屈折力のレンズと、1枚の負の屈折力のレンズとから構成されている。
第2のレンズ群は、正の屈折力のレンズと、2枚の負の屈折力のレンズの一方とによる接合レンズを含むことが望ましい。軸上色収差の補正に有効である。
第1のレンズ群の正の屈折力のレンズのアッべ数νd1は以下の条件(6)を満たすことが望ましい。軸上および倍率色収差の発生をさらに抑制できる。
νd1x>90・・・(6)
さらに、第1のレンズ群は、正の屈折力のレンズと負の屈折力のレンズとによる接合レンズを含むことが好ましい。
このレンズシステムにおいては、第1〜第3のレンズ群により色収差の補正がほぼ良好に行われ、フォーカスを主に担当する第4のレンズ群は、正の屈折力のレンズのみを含む簡易な構成でよい。典型的な第4のレンズ群は、1枚の正の屈折力のレンズにより構成される。
本発明の他の態様の1つは上記のレンズシステムと、撮像素子とを有する撮像装置である。変倍をいったんセットすれば、オートフォーカスなどのフォーカス調整を行わずに、より明るく鮮明な像を得ることが可能となる。したがって、デイ&ナイト対応の監視目的の装置に適している。
撮像装置およびレンズシステムの概略構成を示す図であり、図1(a)は広角端の配置を示し、図1(b)は望遠端の配置を示す。 図1に示すレンズシステムのレンズデータを示す図。 図1に示すレンズシステムの諸数値を示す図であり、図3(a)は基本データ、図3(b)はズームデータ、図3(c)は非球面データを示す。 レンズシステムの広角端の縦収差を示す図。 レンズシステムの望遠端の縦収差を示す図。 異なる撮像装置およびレンズシステムの概略構成を示す図であり、図6(a)は広角端の配置を示し、図6(b)は望遠端の配置を示す。 図6に示すレンズシステムのレンズデータを示す図。 図6に示すレンズシステムの諸数値を示す図であり、図8(a)は基本データ、図8(b)はズームデータ、図8(c)は非球面データを示す。 図6に示すレンズシステムの広角端の縦収差を示す図。 図6に示すレンズシステムの望遠端の縦収差を示す図。
第1の実施の形態
図面を参照しながら、本発明についてさらに説明する。図1は、本発明のレンズシステムを用いた撮像装置の概略構成を示している。この撮像装置1は、レンズシステム10と、レンズシステム10により結像された画像をデジタルデータに変換する撮像素子2とを含む。撮像素子2の典型的なものはCCD、CMOSなどの半導体撮像素子である。レンズシステム10は、物体側(拡大側)11から順に、正の屈折力の第1のレンズ群G1と、負の屈折力の第2のレンズ群G2と、正の屈折力の第3のレンズ群G3と、正の屈折力の第4のレンズ群G4とから構成されている。図1(a)はレンズシステム10の広角端(WIDE)における配置を示し、図1(b)はレンズシステム10の望遠端(TELE)における配置を示している。このレンズシステム10は、バリフォーカルレンズであり、第1のレンズ群G1および第3のレンズ群G3を固定し、第2のレンズ群G2および第4のレンズ群G4を光軸に沿って移動させることにより広角端と望遠端との間で変倍できる。また、第4のレンズ群G4を移動させることにより焦点調整を行う。
この撮像装置1の用途の1つは、監視目的の撮像装置であり、設置場所に固定したのち、第2のレンズ群G2および第4のレンズ群G4を動かして、設置場所および監視対象に適した倍率と焦点調整を、たとえば、マニュアルで行う。このレンズシステム10は、可視光および近赤外光の波長域(たとえば波長400nm〜900nm)の画像を結像できる能力を備えており、昼夜を通じて監視対象の画像を取得することができる。また、このレンズシステム10は、いったん倍率調整および焦点調整を行えば、昼夜(デイ&ナイト)を通じて監視対象の画像を取得できる。したがって、この装置1は、簡易な構成で、遅延なく解像度の高い画像を取得できるので、固定された監視ポイントの画像取得に限らず、車載センサーなどの多種多様な監視目的に利用できる。レンズシステム10をモーターなどのアクチュエータを備えた変倍機構および焦点調整機構とともに使用することも可能である。
図2に、各レンズのデータを示している。また、図3にレンズシステムの諸数値を示している。レンズデータにおいて、Riは物体側11から順番に並んだ各レンズ(各レンズ面)の曲率半径(mm)、Diは物体側11から順番に並んだ各レンズ面の間の距離(mm)、φiは拡大側11から順番に並んだ各レンズ面の有効径(mm)、ndは拡大側11から順番に並んだ各レンズの屈折率(d線)、νdは拡大側11から順番に並んだ各レンズのアッベ数(d線)を示す。なお、22番目のデータは撮像素子2の像面までの距離を示す。
レンズシステム10は、物体側(拡大側)11から撮像素子(縮小側)2に向かって4つのレンズ群G1、G2、G3およびG4にグループ化された12枚のレンズL11〜L13、L21〜L25、L31〜L33およびL41により構成されている。
最も物体側11の第1のレンズ群G1は、全体が正の屈折力を備えたレンズ群であり、物体側11から順番に物体側11に凸の正のメニスカスレンズL11と、物体側11に凸の負のメニスカスレンズL12と、物体側11に凸の正のメニスカスレンズL13とから構成されている。メニスカスレンズL12およびL13は接合レンズ(バルサム)を構成している。
第2のレンズ群G2は、全体が負の屈折力を備えたレンズ群であり、物体側11から順番に物体側11に凸の正のメニスカスレンズL21と、物体側11に凸の負のメニスカスレンズL22と、両凹の負レンズL23と、両凹の負レンズL24と、両凸の正レンズL25とから構成されている、メニスカスレンズL21およびL22と、負レンズL24および正レンズL25とはそれぞれ接合レンズ(バルサム)を構成している。
第3のレンズ群G3は、全体が正の屈折力を備えたレンズ群であり、物体側11から両凸の正レンズL31と、同じく両凸の正レンズL32と、物体側11に凸の負のメニスカスレンズL33により構成されている。また、第3のレンズ群G3の物体側11に絞りSが配置されている。
第4のレンズ群G4は、全体が正の屈折力を備えたレンズ群であり、両凸の正レンズL41により構成されている。
レンズシステム10は、第2のレンズ群G2および第4のレンズ群G4が移動することにより変倍し、距離D5、D13、D20およびD22が変化する。また、第3のレンズ群G3の最も物体側の正レンズL31の両面S15およびS16が非球面である。非球面は、Xを光軸方向の座標、Yを光軸と垂直方向の座標、光の進行方向を正とし、Rを近軸曲率半径とし、図3(c)の係数K、A、B、C、D、E、Fを用いて次式で表される。以下においても同様である。
X=(1/R)Y2/[1+{1−(1+K)(1/R)221/2
+AY4+BY6+CY8+DY10+EY12+FY14
第1のレンズ群G1は、アッべ数(νd1x、本例においてはνd13)が95の正のパワーのレンズL13を含み、この正レンズL13がアッべ数34.7の負のパワーのレンズL12と接合レンズを構成している。レンズL13は、たとえば、株式会社オハラのEDレンズ素材であるS−FPL53を用いたレンズである。したがって、このレンズシステム10は上述した条件(1)および(6)を満たしている。なお、市販されているレンズ素材のアッべ数を勘案するとアッべ数(νd1x、本例においてはνd13)の上限は95程度であるが、レンズL13は、さらにアッべ数が高いものであってもよい。
第2のレンズ群G2のレンズL21〜L25のそれぞれのアッべ数は、18.9、22.8、22.8、42.8および18.9であり、アッべ数(νd2x、本例においてはνd21および/またはνd25)が23以下の正のパワーのレンズL21およびL25と、アッべ数(νd2yおよびνd2z、本例においてはνd22およびνd23)が23以下の負のパワーのレンズL22およびL23とを含む。そして、レンズL21およびL22は接合レンズを構成している。したがって、このレンズシステム10は上述した条件(2)を満たしている。なお、市販されているレンズ素材のアッべ数を勘案するとアッべ数(νd2x、νd2y、νd2z、本例においては、νd21、νd22、νd23およびνd25)の下限は17程度である。
第3のレンズ群G3の正レンズL31およびL32のアッべ数はそれぞれ64.1および95.0である。したがって、第3のレンズ群の正レンズのアッべ数の平均(νd3a)は79.6であり、上述した条件(3)を満たす。
第3のレンズ群G3の正レンズL31は株式会社オハラのレンズ素材L−BSL7を用いたレンズであり、40〜60℃の屈折率温度係数ndt(フラウンホーファーのd線の相対的な屈折率温度変化係数dn/dt(relative)(/℃)以下同様)は、4.7×10−6である。また、正レンズL32は株式会社オハラのレンズ素材L−FPLL53を用いたレンズであり、40〜60℃の屈折率温度係数ndt(d線)は、−7.0×10−6である。したがって、第3のレンズ群の正レンズの屈折率温度係数の和ndtsは−2.3×10−6であり、上述した条件(4)および(5)を満たす。
このレンズシステム10は、焦点距離が15.45〜53.35mmの間で変動可能な変倍率3.45のバリフォーカルレンズであり、使用するセンサー(撮像素子)2は1/3インチサイズである。したがって、このレンズシステム10は、フィルムカメライメージサイズ(35mm)で換算すると108mm〜380mmの焦点距離範囲を持つ望遠を中心としたバリフォーカルレンズである。さらに、図4および5に、広角端および望遠端における縦収差図を示すように、可視光だけではなく近赤外光においても諸収差が良好に補正されており、広角端および望遠端において、可視光および近赤外光の鮮明な画像を得ることができる。なお、球面収差は、波長435.83nm(太実線)と、486.13nm(破線)と、546.07nm(一点鎖線)と、587.56nm(二点鎖線)と、656.27nm(長破線)と、800.00nm(長一点鎖線)と、850.00nm(長二点鎖線)と、900.00nm(細実線)とを示している。また、非点収差においては、タンジェンシャル光線(T)およびサジタル光線(S)の収差をそれぞれ示している。
このレンズシステム10においては、まず、正のパワーの第1のレンズ群G1において、正のパワーのレンズL13に低分散、すなわち、高アッべ数(νd1x)のレンズを採用し、色収差の発生を抑制するとともに高アッベ数の正のパワーのレンズL13と比較的低アッぺ数の負のパワーのレンズL12とを組み合わせて軸上色収差が効率よく補正できるようにしている。
一方、負のパワーで変倍の機能を有する第2のレンズ群G2においては、低アッベ数のレンズ(νd2x、νd2yおよびνd2z、この例ではνd21、νd22、νd23およびνd25)を採用し、第2のレンズ群G2を構成する各レンズL21〜L25が、変倍と、変倍に伴う諸収差の発生を補正するのに十分なパワーを持つようにしている。また、高分散のレンズであることを利用し、さらに、レンズL21〜L25のうちのL21、L22、L24およびL25により2組の接合レンズを構成し、軸上色収差のみならず、各レンズ群で発生する色収差を補正する能力も確保できるようにしている。
正のパワーの第3のレンズ群G3においては、複数枚の低分散の(すなわち、アッベ数の平均値νd3aが高い)正の屈折力のレンズL31およびL32を含む構成とし、色収差の発生を抑制しながら正の屈折力を確保し、さらに、屈折率温度係数を負とすることにより、レンズシステム10の温度によるパワーの変動を抑制するようにしている。
普通に選択される光学素材の屈折率温度係数は正(プラス)であり、正のパワーを持つレンズ群G1および/またはG4と、負のパワーを持つレンズ群G2との組み合わせで、レンズシステム10としての屈折率温度変化はある程度キャンセルされる。しかしながら、広い波長域において軸上色収差の温度変化を所定の範囲に収めるには十分とは言えない。特に、40度以上の高温が予想される用途、たとえば屋外設置を予定している場合は、設置環境の温度変化幅が大きい可能性がある。
このレンズシステム10においては、正、負、正、正の4群G1〜G4であることを利用し、第3のレンズ群G3の屈折率温度係数の和ndtsを負にすることにより、正負のパワーの組み合わせ、たとえば、第1のレンズ群G1と第2のレンズ群G2と、正のパワーで正負の温度屈折率係数の組み合わせ、たとえば、第3のレンズ群G3と第4のレンズ群G4とにより、さらに、レンズシステム10の屈折率温度変化を抑制できる。したがって、このレンズシステム10が設置される環境温度の変化によるピント変動を抑制でき、それに起因する軸上色収差をさらに精度よく補正できる。このため、撮像装置1においては、オートフォーカス機構や電動フォーカス機構を省略しても、可視光および近赤外光により鮮明な像を得ることができる。
さらに、第3のレンズ群G3では、低分散、高アッベ数(高平均アッべ数νd3a)の2枚の正レンズL31およびL32を用い、色収差の発生を抑制する。それとともに、第3のレンズ群G3では、比較的低屈折力で高アッベ数のレンズを用い、負の屈折率温度変化のレンズ群であって、レンズシステム10の屈折率温度変化の補正に寄与できる程度のパワーが得られるようにしている。
異常分散性をもち、低分散(高アッべ数)のEDガラス、SDガラス、LDガラスあるいはUDガラスなどと称される種類の光学材料の中には屈折率温度係数が負で、係数が大きいものがある。たとえば、株式会社オハラのS−FPL53、S−FSL5、HOYA株式会社のFCD1、FCD10、株式会社住田光学ガラスのK−GFK68、K−GFK70、K−PFK85などを挙げることができる。したがって、第3のレンズ群G3を、高アッべ数の複数枚の正のパワーのレンズを含む構成とすることにより、低分散で色収差の補正に効果があり、さらに、負の屈折率温度係数を有し、適度な正のパワーをもったレンズ群として設計できる。さらに、レンズ枚数を複数にすることにより、第3のレンズ群の収差補正能力も向上できる。
一方、条件(3)に示す範囲の低分散、高アッベ数であることのみを第3のレンズ群G3のレンズの選択基準とすると色収差の補正には効果的であるが、負の屈折率温度係数が大きくなりすぎて、過剰に補正する可能性がある。異常分散性をもち、低分散(高アッべ数)の光学材料の中には屈折率温度係数が正のものもある。たとえば、株式会社オハラのL−BAL35、L−BSL7、HOYA株式会社のM−PCD51、株式会社住田光学ガラスのK−PMK30などを挙げることができる。したがって、この第3のレンズ群G3においては、高アッベ数で負の屈折率温度係数を持つ正レンズL32と、高アッベ数で正の屈折率温度係数を持つ正レンズL31とを組み合わせることにより、条件(4)または(5)に示す適切な範囲の負の屈折率温度係数を持ち、さらに、ある程度のパワーを備えた第3のレンズ群G3を構成している。また、高アッベ数の正のパワーのレンズL31およびL32と、低アッベ数の負のパワーのレンズL33との組み合わせは、色収差の補正に効果がある。
このように、本レンズシステム10は、バリフォーカルの望遠タイプのレンズシステムであり、色収差、特に望遠タイプで補正が要望される軸上色収差が広範囲の波長域にわたり極めて良好に補正されている。このため、焦点深度を深くしなくてもピントずれを抑制できるので、Fナンバーが広角端で1.44と小さく明るいレンズシステムにすることができる。したがって、広い波長範囲の鮮明で明るい画像を取得できるレンズシステム10を提供できる。
さらに、このレンズシステム10では、特に、第1から第3のレンズ群G1〜G3が変倍および温度変化などにともなう色収差の補正機能を担っており、第4のレンズ群G4は中程度のアッベ数を備えた屈折率の大きな正レンズL41のみの構成とすることができる。したがって、変倍後、さらにフォーカス調整のために移動するレンズ群の構成を簡易にすることができる。また、このレンズシステム10は変倍およびフォーカスを固定した用途にも適しているが、たとえば、変倍後、オートフォーカスで第4のレンズ群G4を動かしてデイ&ナイトの画像を取得するシステムにも適している。
第2の実施の形態
図6に、本発明の異なるレンズシステムを用いた撮像装置の概略構成を示している。この撮像装置1も、正負正正の4群構成のレンズシステム10と、レンズシステム10により結像された画像をデジタルデータに変換する撮像素子2とを含む。図6(a)はレンズシステム10の広角端(WIDE)における配置を示し、図6(b)はレンズシステム10の望遠端(TELE)における配置を示している。このレンズシステム10も、バリフォーカルレンズであり、正のパワーの第1のレンズ群G1および第3のレンズ群G3を固定し、負のパワーの第2のレンズ群G2および正のパワーの第4のレンズ群G4を光軸に沿って移動させることにより広角端と望遠端との間で変倍できる。また、第4のレンズ群G4を移動させることにより焦点調整を行う。
図7に、各レンズのデータを示している。また、図8にレンズシステムの諸数値を示している。このレンズシステム10も、物体側(拡大側)11から撮像素子(縮小側)2に向かって4つのレンズ群G1、G2、G3およびG4にグループ化された12枚のレンズL11〜L13、L21〜L25、L31〜L33およびL41により構成されている。各レンズの形状は、第4のレンズ群G4のレンズL41が物体側11に凸の正のメニスカスレンズであることを除き、第1の実施形態のレンズシステムと共通である。したがって、詳しい説明は省略する。
このレンズシステム10の第1のレンズ群G1も、アッべ数(νd1x、本例ではνd13)が95の正のパワーのレンズL13を含み、この正レンズL13がアッべ数34.7の負のパワーのレンズL12と接合レンズを構成している。レンズL13は、たとえば、株式会社オハラのEDレンズ素材であるS−FPL53を用いたレンズである。したがって、このレンズシステム10は上述した条件(1)および(6)を満たしている。
第2のレンズ群G2のレンズL21〜L25のそれぞれのアッべ数は、17.9、18.9、22.8、45.7および17.9であり、アッべ数(νd2x、本例においてはνd21および/またはνd25)が23以下の正のパワーのレンズL21およびL25と、アッべ数(νd2yおよびνd2z、本例においてはνd22およびνd23)が23以下の負のパワーのレンズL22およびL23とを含む。そして、レンズL21およびL22は接合レンズを構成している。したがって、このレンズシステム10は上述した条件(2)を満たしている。
第3のレンズ群G3の正レンズL31およびL32のアッべ数はそれぞれ67.0および95.0である。したがって、第3のレンズ群の正レンズのアッべ数の平均(νd3a)は81.0であり、上述した条件(3)を満たす。なお、正レンズL31の両面S15およびS16は非球面である。
第3のレンズ群G3の正レンズL31はHOYA株式会社のレンズ素材M−PCD51を用いたレンズであり、40〜60℃の屈折率温度係数ndt(d線のdn/dt(relative)(/℃))は、0.7×10−6である。また、正レンズL32は株式会社オハラのレンズ素材L−FPLL53を用いたレンズであり、40〜60℃の屈折率温度係数ndt(d線)は、−7.0×10−6である。したがって、第3のレンズ群の正レンズの屈折率温度係数の和ndtsは−6.3×10−6であり、上述した条件(4)および(5)を満たす。
このレンズシステム10も、焦点距離が15.45〜53.35mmの間で変動可能な変倍率3.45のバリフォーカルレンズであり、フィルムカメライメージサイズで換算すると108mm〜380mmの焦点距離範囲を持つ望遠を中心としたバリフォーカルレンズである。さらに、図9および10に、広角端および望遠端における縦収差図を示すように、可視光だけではなく近赤外光においても諸収差が良好に補正されており、広角端および望遠端において、可視光および近赤外光の鮮明な画像を得ることができる。
このレンズシステム10も、バリフォーカルの望遠タイプのレンズシステムであり、色収差、特に望遠タイプで補正が要望される軸上色収差が広範囲の波長域にわたり極めて良好に補正されている。したがって、本発明により、望遠バリフォーカルレンズであって、可視光領域から近赤外光領域における各変倍領域にわたり、小さい軸上色収差と高い解像度が得られ、かつ温度環境変化によるピント変動量が小さく、Fナンバーの小さいレンズシステム10を提供できる。
このため、このレンズシステム10を用いることにより広範囲の波長域の鮮明で明るい画像を取得でき、デイ&ナイトの用途で、監視目的などに適した撮像装置1を提供できる。
1 撮像装置、 2 撮像素子
10 レンズシステム

Claims (9)

  1. 物体側から順に、正の屈折力の第1のレンズ群と、変倍の際に移動する負の屈折力の第2のレンズ群と、正の屈折力の第3のレンズ群と、変倍および焦点調整の際に移動する正の屈折力の第4のレンズ群とから構成され、
    前記第1のレンズ群は、アッべ数νd1xが以下の条件を満たす正の屈折力のレンズを含み、
    前記第2のレンズ群は、アッべ数νd2xが以下の条件を満たす正の屈折力のレンズと、アッべ数νd2yおよびνd2zがそれぞれ以下の条件を満たす2枚の負の屈折力のレンズとを含み、
    前記第3のレンズ群は、複数の正の屈折力のレンズを含み、それら複数の正の屈折力のレンズのアッべ数の平均νd3aおよび40から60℃における屈折率温度係数の和ndtsが以下の条件を満たすレンズシステム。
    νd1x>80
    νd2x、νd2y、νd2z<23
    77.5<νd3a<82.5
    −12.8×10−6<ndts<−2.4×10−6
  2. 請求項1において、前記第3のレンズ群の前記複数の正の屈折力のレンズの前記屈折率温度係数の和ndtsは以下の条件を満たす、レンズシステム。
    −8.6×10−6<ndts<−2.4×10−6
  3. 請求項1または2において、前記第3のレンズ群の前記複数の正の屈折力のレンズは、屈折率温度係数が正および負のレンズをそれぞれ含む、レンズシステム。
  4. 請求項1ないし3のいずれかにおいて、前記第3のレンズ群は、2枚の正の屈折力のレンズと、1枚の負の屈折力のレンズとから構成されている、レンズシステム。
  5. 請求項1ないし4のいずれかにおいて、前記第2のレンズ群は、前記正の屈折力のレンズと、前記2枚の負の屈折力のレンズの一方とによる接合レンズを含む、レンズシステム。
  6. 請求項1ないし5のいずれかにおいて、前記アッべ数νd1xは以下の条件を満たす、レンズシステム。
    νd1x>90
  7. 請求項1ないし6のいずれかにおいて、前記第1のレンズ群は、前記正の屈折力のレンズと負の屈折力のレンズとによる接合レンズを含む、レンズシステム。
  8. 請求項1ないし7のいずれかにおいて、前記第4のレンズ群は、正の屈折力のレンズのみを含む、レンズシステム。
  9. 請求項1ないし8のいずれかに記載のレンズシステムと、
    撮像素子とを有する、撮像装置。
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