JP3810061B2 - ズームレンズ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばデジタルスチルカメラ(以下、単にデジタルカメラという。)に好適に用いられるリアフォーカスタイプのズームレンズに関し、特に6〜8倍程度の変倍比を達成し得る小型のズームレンズに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ビデオカメラ用のズームレンズとして、例えば全系を4群で構成し、第1レンズ群および第3レンズ群を固定とし、第2レンズ群を光軸方向に移動することにより変倍を行い、それに伴う像点位置の移動と合焦(フォーカシング)を第4レンズ群により行うようなリアフォーカスタイプのものが知られている。このようなタイプのズームレンズとしては、例えば特開平11−194269号公報に記載されているような、より変倍比の大きいものが知られている。
【0003】
ところで、近年、デジタルカメラの普及が著しい。デジタルカメラは、CCD(電荷結合素子)などの撮像素子を用いて光学的な画像を電気信号に変換し、それを画像データとして記録するものである。このデジタルカメラに関しては、撮像素子の小型化および高画素化に伴い、その構成にコンパクト性が要求されている。このため、デジタルカメラに搭載される撮影レンズについてもコンパクト性が要求される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のズームレンズは、レンズ全長が長くなりがちで、特にコンパクトなデジタルカメラに搭載するものとしては性能が不十分なものが多い。例えば上述の特開平11−194269号公報記載のズームレンズでは、第2レンズ群における最も物体側のレンズの物体側面を凸面としているため、第2レンズ群の焦点距離が長くなり、変倍時の第2レンズ群の移動量が大きくなってしまう。このため、レンズ全長が長くなり、デジタルカメラ用の撮影レンズとしてはコンパクト性に欠けている。
【0005】
そこで、本願出願人は、特開2001−215408号公報において、5〜6倍程度の変倍比で良好な光学性能を維持しつつ、デジタルカメラ用の撮影レンズとしてのコンパクト性を満足したズームレンズを提案している。しかしながら、この公報記載のレンズでは、第4レンズ群の焦点距離が短いため、特に6倍を超える高い変倍比を得ようとすると、変倍時における像点位置の補正と合焦とを行う際の収差変動が大きくなってしまう。そこで、このような収差変動を抑えつつ、6〜8倍程度のさらに高い変倍比を達成し得る小型のズームレンズの開発が望まれている。
【0006】
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、高い変倍比と広画角とを達成しつつ、変倍時における収差変動を抑え、かつレンズの全長を短縮化し、特にコンパクトなデジタルカメラへの搭載を実現できるズームレンズを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明によるズームレンズは、物体側から順に、全体として正の屈折力を有する第1レンズ群と、全体として負の屈折力を有する第2レンズ群と、少なくとも1面が非球面形状である単レンズによって構成され、かつ全体として正の屈折力を有する第3レンズ群と、少なくとも1面が非球面によって構成されたレンズを含み、かつ全体として正の屈折力を有する第4レンズ群とで構成されている。第1レンズ群と第3レンズ群は、固定群とされている。また、第2レンズ群を光軸方向に移動させることにより変倍を行い、第4レンズ群を光軸方向に移動させることにより、変倍時に発生する像点位置の変動を補正すると共に、物体距離の変化による合焦を行うようになされている。また、第2レンズ群が、物体側に凹面もしくは平面を向けた負レンズと、両凹レンズおよび物体側に凸面を向けた正のメニスカスレンズからなる接合レンズとにより構成されている。また、第4レンズ群が、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負のメニスカスレンズおよび両凸レンズからなる接合レンズと、少なくとも1面が非球面形状の単レンズとを有して構成されている。そして、以下の条件式(1)を満足するように構成されている。
【0008】
3.1<f4/fw<3.6 ……(1)
ただし、f4は、第4レンズ群の焦点距離を示し、fwは、広角端における全系の焦点距離を示す。
【0009】
本発明によるズームレンズでは、特に、第2レンズ群が、物体側に凹面もしくは平面を向けた負レンズと、両凹レンズおよび物体側に凸面を向けた正のメニスカスレンズからなる接合レンズとにより構成されていることにより、高い変倍比(例えば6倍を超える変倍比)と広画角とを達成しつつ、レンズ全長の短縮化が図られる。これにより、コンパクトなデジタルカメラへの搭載が実現される。
【0010】
また特に、変倍時における像点位置の補正と合焦とを行うための第4レンズ群の焦点距離に関して条件式(1)が満足されていることにより、像点位置の補正と合焦とを行う際の収差変動が少なく抑えられる。
【0011】
また、第4レンズ群が、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負のメニスカスレンズ、および両凸レンズからなる接合レンズと、少なくとも1面が非球面形状の単レンズとを有して構成されていることにより、特に変倍時および合焦時における光学性能の変動が抑えられる。
【0012】
また、第3レンズ群を構成する単レンズは、プラスチックレンズであることが好ましい。さらに、第4レンズ群が、少なくとも1枚のプラスチックレンズを含んで構成されていることが好ましい。
【0013】
第3レンズ群または第4レンズ群にプラスチックレンズを使用することにより、レンズ製造のコストが抑えられる。第3レンズ群または第4レンズ群において、特に、非球面形状のレンズにプラスチックレンズを用いることにより、非球面加工をし易くなるので、製造性の点で有利となる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0015】
図1は、本発明の一実施の形態に係るズームレンズの一構成例を示している。また、図2は、本実施の形態に係るズームレンズの他の構成例を示している。図1および図2に示した構成例は、それぞれ、後述の第1および第2の数値実施例(図3〜図8)のレンズ構成に対応している。図1および図2では、広角端におけるレンズ配置を示している。なお、図1および図2において、符号Zobjで示す側が物体側、すなわち、撮影用の被写体が存在する側である。また、符号Zimgで示す側が結像側(像面側)である。また、符号Riは、絞りStも含めて最も物体側の構成要素の面を1番目として、像面側に向かうに従い順次増加するi番目の構成要素の面の曲率半径を示す。符号Diは、i番目の面とi+1番目の面との光軸上の面間隔を示す。
【0016】
図1および図2に示した本実施の形態に係るズームレンズ1A,1B(以下、1A,1Bを総称して1と記す。)は、特にコンパクトなデジタルカメラに搭載して好適なものである。
【0017】
このズームレンズ1は、光軸Z1に沿って、物体側より順に、第1レンズ群G1〜第4レンズ群G4を備えている。第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間には、開口絞りStが設けられている。このズームレンズ1の結像面(撮像面)には、CCDなどの撮像素子が配置される。CCDの撮像面付近には、撮像面を保護するためのカバーガラスL11が配置されている。
【0018】
このズームレンズ1は、第1レンズ群G1と第3レンズ群G3とが固定群となっている。また、第2レンズ群G2を光軸Z1方向に移動させることにより変倍が行われるようになっている。また、第4レンズ群G4を光軸Z1方向に移動させることにより、変倍時に発生する像点位置の変動を補正すると共に、物体距離の変化による合焦を行うようになっている。
【0019】
第1レンズ群G1は、全体として正の屈折力を有している。この第1レンズ群G1は、物体側から順に、例えば第1レンズL1〜第3レンズL3を配設した構成となっている。第1レンズL1は、例えば物体側に凸面を向けた負のメニスカスレンズとなっている。第2レンズL2は、例えば両凸レンズで構成される。第1レンズL1と第2レンズL2は、接合レンズを構成している。第3レンズL3は、例えば物体側に凸面を向けた正のメニスカスレンズによって構成される。
【0020】
第2レンズ群G2は、全体として負の屈折力を有している。この第2レンズ群G2は、物体側から順に、物体側に凹面もしくは平面を向けた負レンズ(第4レンズL4)と、両凹レンズ(第5レンズL5)と、物体側に凸面を向けた正のメニスカスレンズ(第6レンズL6)とを配設した構成となっている。第5レンズL5と第6レンズL6は、接合レンズを構成している。
【0021】
第3レンズ群G3は、全体として正の屈折力を有している。この第3レンズ群G3は、少なくとも1面が非球面形状である単レンズ(第7レンズL7)によって構成されている。第3レンズ群を構成する単レンズは、製造性を考慮して、プラスチックレンズであることが望ましい。
【0022】
第4レンズ群G4は、全体として正の屈折力を有している。この第4レンズ群G4は、少なくとも1面が非球面によって構成されたレンズを含んで構成されている。すなわち、第4レンズ群G1は例えば、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負のメニスカスレンズ(第8レンズL8)および両凸レンズ(第9レンズL9)からなる接合レンズと、少なくとも1面が非球面形状の単レンズ(第10レンズL10)とを有して構成される。第10レンズL10は、例えばメニスカスレンズの構成となっている。第10レンズL10は、像側に凸面を向けたメニスカス形状(図1)であってもよいし、物体側に凸面を向けたメニスカス形状(図2)となっていてもよい。
【0023】
第4レンズ群G4は、製造性を考慮して、少なくとも1枚のプラスチックレンズを含んで構成されていることが望ましい。この場合、特に非球面形状を有する第10レンズL10をプラスチックレンズで構成することが望ましい。
【0024】
本ズームレンズ1は、以下の条件式(1)を満足するように構成されている。式(1)において、f4は、第4レンズ群G4の焦点距離を示し、fwは、広角端における全系の焦点距離を示す。
3.1<f4/fw<3.6 ……(1)
【0025】
次に、以上のような構成のズームレンズ1によってもたらされる光学的な作用および効果について説明する。
【0026】
このズームレンズ1では、第1レンズ群G1と第3レンズ群G3とを固定とし、第2レンズ群G2を光軸Z1方向に移動させることにより変倍が行われる。第2レンズ群G2は、広角端から望遠端への変倍に際し、像側に移動する。第4レンズ群G4は、第2レンズ群G2の移動に伴い光軸Z1方向に移動することにより、変倍時に発生する像点位置の変動を補正すると共に、物体距離の変化による合焦を行う。第4レンズ群G4は、広角端から望遠端への変倍に際し、例えば物体側に凸の軌跡を描くように移動する。
【0027】
このズームレンズ1では、特に、第2レンズ群G2が、物体側に凹面もしくは平面を向けた負レンズ(L4)と、両凹レンズ(L5)および物体側に凸面を向けた正のメニスカスレンズ(L6)からなる接合レンズとにより構成されていることにより、例えば6倍を超える高い変倍比と広画角とを達成しつつ、レンズ全長の短縮化を図ることができる。これにより、コンパクトなデジタルカメラへの搭載が実現される。
【0028】
また特に、変倍時における像点位置の補正と合焦とを行うための第4レンズ群G4の焦点距離に関して条件式(1)が満足されていることにより、像点位置の補正と合焦とを行う際の収差変動が少なく抑えられる。すなわち、変倍時においては、広角端から望遠端に行くに従い、像点位置の補正のために第4レンズ群G4の移動距離が大きくなるが、第4レンズ群G4の焦点距離に関して条件式(1)を満足することで、第4レンズ群G4の移動に伴う収差変動を少なく抑えることができる。特に、条件式(1)の下限を下回ると、第4レンズ群G4の焦点距離が短く、パワーが強くなり過ぎ、変倍時および合焦時における収差変動が大きくなってしまう。また、上限を超えると、第4レンズ群G4の焦点距離が長く、パワーが弱くなり過ぎ、変倍時および合焦時における第4レンズ群G4の移動距離が大きくなり、レンズ全長が長くなるため、好ましくない。
【0029】
また、第4レンズ群G4が、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負のメニスカスレンズ(L8)、および両凸レンズ(L9)からなる接合レンズと、少なくとも1面が非球面形状の単レンズ(L10)とを有して構成されていることにより、特に変倍時および合焦時における光学性能の変動が抑えられる。
【0030】
さらに、第3レンズ群G3または第4レンズ群G4にプラスチックレンズを使用することにより、レンズ製造のコストが抑えられる。第3レンズ群G3または第4レンズ群G4において、特に、非球面形状のレンズにプラスチックレンズを用いることにより、非球面加工をし易くなるので、製造性の点で有利となる。なお、一般に、プラスチックレンズは、温度および湿度などの環境の変化によって焦点距離などの光学性能が変化しやすく、その傾向は屈折力が強いほど顕著になる。このため、プラスチックレンズを用いるレンズは、比較的パワーを小さくしておくことが望ましい。これにより、環境の変化による光学性能の劣化を抑えることができる。
【0031】
また、絞りStに近い位置にある第3レンズ群G3を非球面形状にすることにより、特に球面収差の補正を行い易くなる。また、第4レンズ群G4において、最も像側に配置された第10レンズL10の像側の面を非球面形状にすることにより、特に像面湾曲および歪曲収差の補正を行い易くなる。
【0032】
このように、本実施の形態に係るズームレンズ1によれば、高い変倍比と広画角とを達成しつつ、変倍時における収差変動を抑え、かつレンズの全長を短縮化し、特にコンパクトなデジタルカメラに最適な性能を得ることができる。
【0033】
[実施例](実施例1,2)
次に、本実施の形態に係るズームレンズ1の具体的な数値実施例について説明する。以下では、第1および第2の数値実施例(実施例1,2)についてまとめて説明する。
【0034】
図3〜図8は、図1および図2に示したズームレンズ1A,1Bに対応する具体的な数値実施例としてのレンズデータを示している。図3〜図5に示した実施例1のレンズデータは、図1に示したズームレンズ1Aの構成に対応し、図6〜図8に示した実施例2のレンズデータは、図2に示したズームレンズ1Bの構成に対応する。図3および図6はそれぞれ、実施例1,2のレンズデータのうち基本的なデータ部分を示し、図4および図7は、非球面形状に関するデータを示す。図5および図8は、各実施例のズームレンズについての可変面間隔に関するデータを示している。
【0035】
実施例1のズームレンズと実施例2のズームレンズとで、構成上大きく異なるのは、第4レンズ群G4の最も像側に配置された第10レンズL10の部分である。実施例1では、第10レンズL10が像側に凸面を向けたメニスカス形状となっている。実施例1では、第10レンズL10が像側に凸面を向けたメニスカス形状となっている。一方、実施例2では、第10レンズL10が物体側に凸面を向けたメニスカス形状となっている。また、後述するように、実施例1では、第10レンズL10の像側の面(第18面)のみが非球面形状であるのに対し、実施例2では、第10レンズL10の両面(第18,19面)が非球面形状となっている。
【0036】
図3および図6のレンズデータにおける面番号Siの欄には、各実施例のズームレンズについて像面側に向かうに従い順次増加する構成要素の面の番号を示している。曲率半径Riの欄には、図1および図2に示した符号Riに対応させて、絞りStも含めて物体側からi番目の構成要素の面の曲率半径の値を示す。曲率半径Riの値が∞の部分は、平面であることを示す。面間隔Diの欄についても、図1および図2に示した符号Diに対応させて、物体側からi番目の面Siとi+1番目の面Si+1との光軸上の間隔を示す。曲率半径Riおよび面間隔Diの値の単位はミリメートル(mm)である。Ndj,νdjの欄には、それぞれ、物体側からj番目のレンズ要素のd線(波長587.6nm)に対する屈折率およびアッベ数の値を示す。また、fは、全系の焦点距離(mm)を示す。ωは、半画角を示す。図3および図6に示したように、実施例1のズームレンズの焦点距離の範囲は、7.99〜58.97、実施例2のズームレンズの焦点距離の範囲は、7.99〜58.97であり、変倍比が約7.38倍となっている。
【0037】
図4および図7に示した非球面データは、以下の式(A)によって表される非球面多項式における定数または係数である。式(A)の非球面多項式は、光軸Z1に直交する方向にY軸をとって非球面の形状を表したものである。非球面は、式(A)で表される曲線を光軸Z1の周りに回転して得られる曲面である。Yは、光軸Z1からレンズ面までの距離(高さ)に相当する。Zの値は、光軸Z1から高さYの位置にある非球面上の点から、非球面の頂点の接平面(光軸に垂直な平面)に下ろした垂線の長さ、すなわち非球面の深さを示す。Cは、光軸近傍におけるレンズ面の近軸曲率半径Rの逆数(1/R)である。また、KAは、離心率(または円錐定数)を表し、A4,A6,A8,A10は、それぞれ4次,6次,8次,10次の非球面係数を表す。
【0038】
Z=[CY2/{1+(1−KA・C2・Y21/2}]
+A44+A66+A88+A1010 ……(A)
ただし、
Z:非球面の深さ(mm)
Y:高さ(mm)
KA:離心率
C=1/R:近軸曲率
(R:近軸曲率半径)
【0039】
図4および図7に示したように、実施例1のズームレンズは、第3レンズ群G3を構成する第7レンズL7の両面(第12面、13面)と、第4レンズ群G4における最も像側に配置された第10レンズL10の像側の面(第18面)とが非球面形状となっている。一方、実施例2のズームレンズは、第3レンズ群G3を構成する第7レンズL7の両面(第12面、13面)と、第4レンズ群G4における最も像側に配置された第10レンズL10の両面(第17面、18面)とが非球面形状となっている。実施例1,2のズームレンズにおいて、非球面形状を有する第7レンズL7および第10レンズL10は、プラスチックレンズで構成されている。
【0040】
実施例1,2のズームレンズは、第2レンズ群G2および第4レンズ群G4が、変倍の際に移動するようになっている。このため、第2レンズ群G2および第4レンズ群G4の前後の面間隔D5,D10,D13,D18の値は、変倍に伴い変化する。図5は、この変倍のために変化する、実施例1のズームレンズについての可変面間隔D5,D10,D13,D18のデータを、広角端(焦点距離f=7.99mm)、中間域(焦点距離f=21.73mm)および望遠端(焦点距離f=58.97mm)のそれぞれについて示している。同様に、図8は、実施例2のズームレンズについての可変面間隔D5,D10,D13,D18のデータを、広角端(焦点距離f=5.20mm)、中間域(焦点距離f=14.15mm)および望遠端(焦点距離f=38.39mm)のそれぞれについて示している。
【0041】
図9は、上述の条件式(1)に対応する値を各実施例について示したものである。図9に示したように、各実施例の値が、条件式(1)の範囲内となっている。
【0042】
図10〜図12、および図13〜図15は、各実施例のズームレンズについての諸収差を示している。より詳しくは、図10〜図12はそれぞれ、実施例1のズームレンズについての広角端、中間焦点距離状態(中間域)および望遠端における収差を示す。図13〜図15はそれぞれ、実施例2のズームレンズについての広角端、中間域および望遠端における収差を示す。
【0043】
図10〜図15において、(A)は球面収差を示し、(B)は非点収差を示し、(C)はディストーション(歪曲収差)を示し、(D)は倍率色収差を示している。非点収差を示す図において、実線はサジタル像面に対する収差を示し、破線はタンジェンシャル(メリジオナル)像面に対する収差を示している。球面収差は、d線(波長587.6nm),F線(波長486.1nm),C線(波長656.3nm)についての値を示す。図10〜図15の各収差図において、特に波長を明記していないものは、d線に対する収差を示す。各収差図において、Fnoは、Fナンバーを、ωは半画角を示す。
【0044】
以上のレンズデータおよび収差図からわかるように、各実施例について、高い変倍比と広画角とが達成されている。また、変倍時における収差変動が抑えられ、かつレンズの全長の短縮化が図られている。
【0045】
なお、本発明は、上記実施の形態および各実施例に限定されず種々の変形実施が可能である。例えば、各レンズ成分の曲率半径R、面間隔Dおよび屈折率Nおよびアッベ数νの値などは、上記各数値実施例で示した値に限定されず、他の値をとり得る。
【0046】
また、上記各実施例では、第4レンズ群G4のうち、最も像面側のレンズL10に非球面を用いるようにしたが、他のレンズ部分を非球面形状にしてもよい。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1ないしのいずれか1項に記載のズームレンズによれば、第2レンズ群を、物体側に凹面もしくは平面を向けた負レンズと、両凹レンズおよび物体側に凸面を向けた正のメニスカスレンズからなる接合レンズとにより構成するようにしたので、高い変倍比と広画角とを達成しつつ、レンズ全長の短縮化を図ることができる。また、変倍時における像点位置の補正と合焦とを行うための第4レンズ群の焦点距離に関して条件式(1)を満足するようにしたので、像点位置の補正と合焦とを行う際の収差変動を少なく抑えることができる。これにより、高い変倍比と広画角とを達成しつつ、変倍時における収差変動を抑え、かつレンズの全長を短縮化し、特にコンパクトなデジタルカメラへの搭載を実現できる。
【0048】
特に、請求項記載のズームレンズによれば、非球面を有する第3レンズ群の単レンズにプラスチックレンズを用いるようにしたので、非球面加工をし易くなり、製造性の点で有利となる。これにより、レンズ製造のコストを抑えることができる。
【0049】
特に、請求項記載のズームレンズによれば、第4レンズ群を、少なくとも1枚のプラスチックレンズを含んで構成するようにしたので、レンズ製造のコストを抑えることができる。特に、非球面形状のレンズにプラスチックレンズを用いることにより、非球面加工をし易くなり、製造性の点で有利となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るズームレンズの一構成例を示すものであり、第1の数値実施例に対応するレンズ断面図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係るズームレンズの他の構成例を示すものであり、第2の数値実施例に対応するレンズ断面図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係るズームレンズの第1の数値実施例(実施例1)としてのレンズデータのうち、基本的なデータ部分を示す説明図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係るズームレンズの第1の数値実施例としてのレンズデータのうち、非球面に関するデータ部分を示す説明図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係るズームレンズの第1の数値実施例としてのレンズデータのうち、可変面間隔に関するデータ部分を示す説明図である。
【図6】本発明の一実施の形態に係るズームレンズの第2の数値実施例(実施例2)としてのレンズデータのうち、基本的なデータ部分を示す説明図である。
【図7】本発明の一実施の形態に係るズームレンズの第2の数値実施例としてのレンズデータのうち、非球面に関するデータ部分を示す説明図である。
【図8】本発明の一実施の形態に係るズームレンズの第2の数値実施例としてのレンズデータのうち、可変面間隔に関するデータ部分を示す説明図である。
【図9】第1および第2の数値実施例に係るズームレンズが満たす条件値のデータを示す説明図である。
【図10】実施例1のズームレンズにおける広角端での球面収差、非点収差、ディストーション、および倍率色収差を示す収差図である。
【図11】実施例1のズームレンズにおける中間焦点距離状態での球面収差、非点収差、ディストーション、および倍率色収差を示す収差図である。
【図12】実施例1のズームレンズにおける望遠端での球面収差、非点収差、ディストーション、および倍率色収差を示す収差図である。
【図13】実施例2のズームレンズにおける広角端での球面収差、非点収差、ディストーション、および倍率色収差を示す収差図である。
【図14】実施例2のズームレンズにおける中間焦点距離状態での球面収差、非点収差、ディストーション、および倍率色収差を示す収差図である。
【図15】実施例2のズームレンズにおける望遠端での球面収差、非点収差、ディストーション、および倍率色収差を示す収差図である。
【符号の説明】
G1〜G4…第1〜第4レンズ群、L1〜L10…第1〜第10レンズ、L11…カバーガラス、St…絞り、Z1…光軸、1(1A,1B)…ズームレンズ。

Claims (3)

  1. 物体側から順に、
    全体として正の屈折力を有する第1レンズ群と、
    全体として負の屈折力を有する第2レンズ群と、
    少なくとも1面が非球面形状である単レンズによって構成され、かつ全体として正の屈折力を有する第3レンズ群と、
    少なくとも1面が非球面によって構成されたレンズを含み、かつ全体として正の屈折力を有する第4レンズ群と
    で構成され、
    前記第1レンズ群と前記第3レンズ群とを固定群とし、
    前記第2レンズ群を光軸方向に移動させることにより変倍を行い、
    前記第4レンズ群を光軸方向に移動させることにより、変倍時に発生する像点位置の変動を補正すると共に、物体距離の変化による合焦を行う
    ようになされたズームレンズであって、
    前記第2レンズ群が、物体側に凹面もしくは平面を向けた負レンズと、両凹レンズおよび物体側に凸面を向けた正のメニスカスレンズからなる接合レンズとにより構成されると共に、
    前記第4レンズ群が、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負のメニスカスレンズおよび両凸レンズからなる接合レンズと、少なくとも1面が非球面形状の単レンズとを有して構成され、
    かつ、以下の条件式(1)を満足するように構成されている
    ことを特徴とするズームレンズ。
    3.1<f4/fw<3.6 ……(1)
    ただし、
    f4は、第4レンズ群の焦点距離を示し、fwは、広角端における全系の焦点距離を示す。
  2. 前記第3レンズ群を構成する単レンズが、プラスチックレンズである
    ことを特徴とする請求項1記載のズームレンズ。
  3. 前記第4レンズ群が、少なくとも1枚のプラスチックレンズを含んで構成されている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のズームレンズ。
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