JP2007326929A - エポキシ樹脂組成物、当該樹脂組成物を用いたプリプレグ - Google Patents
エポキシ樹脂組成物、当該樹脂組成物を用いたプリプレグ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007326929A JP2007326929A JP2006158174A JP2006158174A JP2007326929A JP 2007326929 A JP2007326929 A JP 2007326929A JP 2006158174 A JP2006158174 A JP 2006158174A JP 2006158174 A JP2006158174 A JP 2006158174A JP 2007326929 A JP2007326929 A JP 2007326929A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- epoxy resin
- mass
- prepreg
- parts
- resin composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Epoxy Resins (AREA)
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
【解決手段】エポキシ樹脂、硬化剤、難燃剤、及び硬化促進剤を含むエポキシ樹脂組成物であって、エポキシ樹脂として(a)リン含有エポキシ樹脂、(b)エポキシ基を有する20℃で液状のゴム、及び(c)軟化点が100℃以上160℃未満のエポキシ樹脂を含有し、硬化剤として(d)フェノール樹脂、及び(e)ジシアンジアミドを含有し、難燃剤として(f)窒素を含む有機リン化合物を主成分としたエポキシ樹脂組成物、及び該エポキシ樹脂組成物を用いたプリプレグ。
【選択図】なし
Description
リジッドフレキ基板の生産方法としては、例えば、1)FPC上にリジッド基板をプリプレグにより張り合わせる方法、2)FPC上にプリプレグを積層し導体配線を形成する方法、3)FPCとFPCをプリプレグで張り合わせる方法、等が採用されている。
リジッドフレキ基板に使用するプリプレグには、リジッド基板に使用するプリプレグで要求される特性の他に、A)微細な導体配線が形成されたFPCと同じ生産工程で使用するために埃の発生要因となるプリプレグからのエポキシ樹脂脱落等による粉落ちを抑制する必要がある。また、B)加熱加圧成型時に樹脂の流動が発生しFPC上に流れた場合、FPCの屈曲性に悪影響を及ぼすために樹脂の流動を極力低減させる必要がある。また、C)FPCのポリイミド、及び微細配線のために極力粗化を抑えた銅との接着性を確保する必要がある。また、D)ハロゲン化合物による難燃化は燃焼時のダイオキシン発生が懸念されるために、ノンハロゲン化合物による難燃化が必要とされている。
一方、上述した粉落ちと加熱加圧時の流動を抑えたプリプレグ用の樹脂組成物としては、固体エポキシ樹脂と液体エポキシ樹脂とゴムと硬化剤を含む組成物が提案されている(特許文献1参照)。しかしながら、D)非ハロゲン化合物による難燃化に対応したものではない。
本発明の二は、本発明の一のエポキシ樹脂組成物とガラスクロスからなるプリプレグである。
本発明の組成物は、エポキシ樹脂として(a)リン含有エポキシ樹脂、(b)エポキシ基を有する20℃で液状のゴム(以下、「液状ゴム」ともいう。)、及び(c)軟化点が100℃以上160℃未満のエポキシ樹脂(以下、「高軟化点エポキシ樹脂」ともいう。)、硬化剤として(d)フェノール樹脂、及び(e)ジシアンジアミド、難燃剤として(f)窒素を含む有機リン化合物を含有する。
(エポキシ樹脂組成物中のハロゲン含有量)
本発明の組成物に使用するエポキシ樹脂は少なくとも上記3種のエポキシ樹脂を含む混合物であるが、それぞれにおけるハロゲン原子含有量が0.5質量%未満であることが好ましい。一般的なエポキシ樹脂は原料に塩素を有するエピクロルヒドリンを使用するため、微量の塩素が樹脂中に残留する。従って、水洗などにより樹脂中のハロゲン原子を0.5質量%未満に調整したエポキシ樹脂を選択して使用することが好ましい。また、硬化剤、難燃剤、熱可塑性樹脂等についてもハロゲン原子含有量が0.5質量%未満のものを使用することが好ましい。
本発明の組成物においては、硬化物を難燃化するために、(a)リン含有エポキシ樹脂と(f)窒素を含む有機リン化合物の配合が必要である。リンは難燃性を付与する原子でありリンをエポキシ樹脂に配合することでエポキシ樹脂の難燃性は向上する。リン含有エポキシ樹脂はエポキシ樹脂組成物の硬化物において架橋骨格に取り込まれることで成分の溶出がなく、樹脂のガラス転移点低下等の悪影響が少ない。しかし、有効な難燃性を得るためには、エポキシ樹脂組成物の全有機物合計に対して通常は3〜5質量%以上のリン含有量が必要であった。本発明の組成物では、リン原子とともにリン原子と難燃相乗効果のある窒素原子を(f)窒素を含む有機リン化合物を、(a)リン含有エポキシ樹脂に加えて含有するため、組成物中の全有機物合計に対して1.2〜2.5質量%のリン含有率で有効な難燃性を得ることができる。その結果、難燃性を付与する成分の必要量が低減でき、エポキシ樹脂、硬化剤に接着性、ブリスター抑制機能を考慮した成分の導入自由度が向上する。
また、本発明の組成物で使用する(f)窒素を含む有機リン化合物は、1分子内にリン原子と窒素原子を有する化合物であり、エポキシ樹脂と反応する有機官能基を有さないもの、ジシアンジアミドのアミノ基と反応する不飽和2重結合基を有するもの、およびエポキシ基と反応する有機官能基、例えばアミノ基、またはフェノール基を有するものが使用可能である。特に(f)窒素を含む有機リン化合物として、リン原子と窒素原子をほぼ同モル量含有し、縮合リン酸エステルに比較して耐加水分解性に優れる、ホスファゼン化合物、例えばフェノキシシクロホスファゼン、を使用することが好ましい。本発明における(f)窒素を含む有機リン化合物の配合量としては、組成物中の有機物合計に対して、(a)リン含有エポキシから供給されるリンも含めてリン含有率が1.2質量%以上2.5質量%以下であることが好ましい。該組成物中の有機物合計に対して、リン含有率が1.2質量%以上であれば難燃性が向上し、2.5質量%以下であれば特性への副作用が少ない。
本発明では、(b)液状ゴムと、(c)高軟化点エポキシ樹脂という、それぞれの軟化点が大きく異なる2種類のエポキシ樹脂を配合する必要がある。流動性を有し被着体を濡らしやすい液状ゴムと、プリプレグによる接着の加熱加圧成型時に溶融しにくく流動を抑制する軟化点の高いエポキシ樹脂とを配合することで、低流動であるにもかかわらず、エポキシ基を有する液状ゴムがプリプレグからしみ出してポリイミド、銅などの被着体との濡れが確保され、接着力が発現する。
(b)液状ゴムは、融点が20℃未満であり、1分子内に2個以上のエポキシ基を有しているものである。具体的には、液状ポリブタジエンの末端エポキシ化物、液状ポリブタジエンの分子内エポキシ化物、液状イソプレンゴムのエポキシ化物、等が例示される。特に、柔軟性に優れ、かつエポキシ基の含有量が高い液状ポリブタジエンの分子内エポキシ化物(エポキシ化ポリブタジエン)を使用することが好ましい。液状ゴムの融点が20℃未満の場合、しみ出し効果が大きく有効な接着力を得ることが可能となる。
本発明の組成物における(b)液状ゴムの配合量としては、エポキシ樹脂の合計100質量部に対して、2質量部以上15質量部以下であることが好ましい。しみ出しによる濡れを得るために2質量部以上が好ましく、プリプレグとしての低流動性を確保するために15質量部以下の配合比が好ましい。
本発明の組成物における高軟化点エポキシ樹脂の配合量としては、エポキシ樹脂の合計100質量部に対して、5質量部以上30質量部以下であることが好ましい。加熱加圧成型時の流動抑制効果を得るためには5質量部以上の配合が好ましく、ガラスクロスへの樹脂含浸確保には高軟化点であるために含浸しにくい本成分を30質量部以下の配合にすることが好ましい。
本発明の組成物においては、硬化剤として(d)フェノール樹脂と(e)ジシアンジアミドを使用する。(d)フェノール樹脂で硬化させたエポキシ樹脂は(e)ジシアンジアミドで硬化させたエポキシ樹脂に比較して金属との接着性が劣るが、硬化物の吸湿性が少なくFPCのブリスター現象を抑制できる。一方、(e)ジシアンジアミドで硬化したエポキシ樹脂は、(d)フェノール樹脂で硬化したエポキシ樹脂に比較して金属との接着性に優れるが、硬化物の吸湿性が多い。本発明では、(d)フェノール樹脂と(e)ジシアンジアミドの2種類の硬化剤を使用することで、吸湿性が少なく、金属との接着性に優れる硬化物を得ることが可能である。
(d)フェノール樹脂は、1分子内にフェノール水酸基を2個以上有する樹脂が使用できる。例えば、フェノール化合物と、アルデヒド類又は架橋モノマーの縮合反応により得られるフェノールノボラック樹脂や、パラビニルフェノール、単独又は架橋性モノマーとの重合により得られる樹脂が挙げられる。エポキシ樹脂の硬化剤として(d)フェノール樹脂を配合した場合は、アミン化合物、または(e)ジシアンジアミドを配合した場合に比較して金属との接着性が劣るが、硬化物の吸湿性が低く、FPCのブリスター現象を抑制できる。
本発明の組成物における(d)フェノール樹脂の配合量は、エポキシ樹脂のエポキシ基の当量数からジシアンジアミドの活性水素当量数の4倍を引いた当量数の、80%以上100%未満のフェノール水酸基当量数になるように配合することが好ましい。
本発明の組成物において、プリプレグ切断時の粉落ち抑制や、接着性改良のために、熱可塑性樹脂を添加することもできる。特に、熱可塑性樹脂としてエポキシ樹脂と相溶性の良い(g)フェノキシ樹脂を、エポキシ樹脂の合計100質量部に対して、1質量部以上10質量部以下配合することが好ましい。
また、本発明の組成物において、前述した(a)、(b)、(c)以外のエポキシ樹脂を配合することも可能である。特に、(h)イソシアネート変性エポキシ樹脂は、接着性、難燃性等に悪影響を及ぼさずに硬化物のガラス転移温度を向上させることができるため、配合することが好ましく、配合量としてはエポキシ樹脂の合計100質量部に対して5質量部以上50質量部以下が好ましい。イソシアネート変性エポキシ樹脂としては、ビスフェノールA型エポキシ樹脂やビスフェノールF型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂等の1分子内に2個以上のエポキシ基を有するエポキシ樹脂と、メタフェニレンジイソシアネート、トリレンジイソシアネート等の1分子内に2個以上のイソシアネート基を有する化合物を反応させたエポキシ樹脂が例示される。
また本発明の組成物に、エポキシ樹脂と硬化剤の反応を促進する硬化促進剤を添加してもよい。好ましい硬化促進剤としては、イミダゾール化合物、3級アミン化合物、トリフェニルホスフィンが挙げられる。さらに、本発明の組成物に、シランカップリング剤、無機物粒子などを加えることも可能である。
本発明のプリプレグは、ガラスクロスに本発明の組成物を有機溶剤に溶解、又は分散させた樹脂溶液(以下、「樹脂ワニス」という。)を含浸させた後、加熱により樹脂ワニス中の溶剤を乾燥し、該組成物をBステージ化することで製造することができる。
樹脂ワニスを作るための有機溶剤は、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、等のケトン系溶剤、トルエン、キシレン、等の芳香族溶剤、2−メトキシエタノール、プロピレングリコールモノメチルエーテル、等のエーテル系溶剤、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、等の含窒素系溶剤が例示される。樹脂ワニス中の有機溶剤の含有量は、ガラスクロスへの樹脂ワニス含浸を考慮して、25質量%以上75質量%未満が好ましい。
また、ガラスクロスに該樹脂ワニスを含浸させた後、溶剤を加熱乾燥させ、及び樹脂をBステージ状態化させる方法としては、公知の方法、例えば熱風または電磁波、が使用可能である。加熱乾燥時の温度は、組成物に配合したc)高軟化点エポキシ樹脂の軟化点よりも高い温度に加熱することでプリプレグの表面が平坦に仕上がるために、110℃以上で加熱乾燥することが好ましく、組成物の蒸発、揮発、熱分解、熱劣化を抑制するため、200℃以下にすることが好ましい。また、その加熱時間は20秒以上20分未満が好ましく、より好ましくは30秒以上15分未満である。また、一連の工程で作ったプリプレグの流動性を調整するために、プリプレグをバッチ式オーブンなどで加熱することや、再度連続加熱装置で連続的に加熱することも可能である。また、樹脂ワニスをガラスクロスに含浸させる前に有機溶剤をガラスクロスにあらかじめ含浸する方法等の前処理を行うことも可能である。
本発明のプリプレグに使用するガラスクロスは、Eガラス、Cガラス、Dガラス、Sガラス等のいずれのガラスクロスでも良い。また、ガラスクロスとしては、織り密度は10〜200本/25mm、好ましくは15〜100本/25mmであり、質量は5〜400g/m2 、好ましくは8〜300g/m2 であり、織り方は平織り、朱子織り、綾織り、ななこ織り等が使用できる。また、たて糸とよこ糸の双方または一方がテクスチャード加工を施されたガラス糸で製織されたガラスクロスであっても良い。また、製織に必要な集束剤が付着している段階のガラスクロスや集束剤を除去した段階のガラスクロス、あるいは公知の表面処理法でシランカップリング剤などが既に処理されている段階のガラスクロスのいずれでも良い。また、柱状流、高周波振動法による水流で開繊、扁平化等の物理加工を施したガラスクロスであっても良い。
[リン含有エポキシ樹脂の合成]
ビスフェノールF型エポキシ樹脂(大日本インキ株式会社製、製品名:エピクロン830、エポキシ当量:173)100質量部と、2−(6−オキシド−6H−ベンズ〈c,e〉オキサホスホリン−6−イル)−1,4−ベンゼンジオール(三光株式会社製、商品名:HCA−HQ、水酸基当量:162)(以下「ODOPB」という。)37.6質量部をトリフェニルホスフィン(試薬)0.01質量部を触媒として、190℃で8時間加熱し、ODPBが有するフェノール基とビスフェノールF型エポキシ樹脂のエポキシ基が反応した、リン含有量:2.6質量%、エポキシ当量:441のリン含有エポキシ樹脂を得た。
〈樹脂ワニス調整〉
表1、表2、表3に示す配合で固形分が50質量%の樹脂ワニスを調整した。有機溶剤としては、メチルエチルケトン50質量%と2−メトキシエタノール50質量%の混合溶媒を用いた。
〈プリプレグ作成〉
樹脂ワニスのそれぞれをバスに溜め、厚さ30ミクロンのガラスクロス(旭シュエーベル株式会社製:1037/AS891MSW)を浸漬させながら連続的に通過させ、120ミクロン幅のスリットで余剰の樹脂ワニスを掻き落とした後、165℃に調整した連続乾燥炉で2分間乾燥させ、本発明のプリプレグを得た。
表4、表5、表6に示す配合で固形分が50質量%の樹脂ワニス及びプリプレグを、実施例と同じ方法で作成した。
〔配合物詳細〕
実施例1〜24、及び比較例1〜20に使用した配合物の詳細は表7の通りである。
〔エポキシ樹脂組成物中のリン含有率〕
実施例、及び比較例では、無機物を配合していないため、リン含有エポキシ樹脂、フェノキシシクロホスファゼン、縮合リン酸エステルから供給されたリン重量のエポキシ樹脂組成物合計重量に対する比率とした。
3MPaの圧力をかけながら、30℃から180℃まで4℃/分の速度で加熱し、180℃で1時間保持後、30分で30℃まで温度を下げる条件の熱板成型した25cm角のプリプレグの端部を光学顕微鏡で観察し、プリプレグ端部から外側に流動した樹脂の幅を測定した。
〔ボイド残留評価〕
樹脂流動幅を評価した成型後のプリプレグの中央部を倍率10倍の光学顕微鏡で観察し、一視野におけるプリプレグ成型物に残留するボイド(気泡)の有無を確認した。ボイドがないものを「○」、ボイドが確認されたものを「×」で表記した。
プリプレグをカッターナイフで切断した端面を光学顕微鏡で観察し、プリプレグの樹脂がプリプレグから粉状に剥がれているか否かを観察し、剥がれていないものを「○」、剥がれているものを「×」で表記した。
〔特性測定用積層板作成〕
8枚のプリプレグを重ねたものを厚さ18ミクロンの銅箔で挟み、圧力3MPaの圧力をかけながら、30℃から180℃まで4℃/分の速度で加熱し、180℃で1時間保持後、30分で30℃まで温度を下げる条件で熱板成型して、両面銅張り積層板を作成し、エッチングにより銅箔を全面除去した。
特性測定用積層板をUL規格における94V−0垂直燃焼試験を実施し、合格する難燃性を有するものを「○」、不合格相当の難燃性であるものを「×」で表記した。
〔ガラス転移点測定〕
特性測定用積層板のガラス転移点(Tg)を動的粘弾性測定装置(ARSレオメーター、ティー・エイ・インスツルメント・ジャパン株式会社製)を用いて、10Hz周波数にて測定した。
〔吸湿率〕
特性測定用積層板について、130℃で3時間加熱後の重量ア)と、その後40℃、相対湿度95%で96時間暴露した後の重量イ)を測定し、重量ア)に対する、重量ア)と重量イ)の差を百分率で示した。
片面銅張りポリイミド基板(ポリイミド厚さ25ミクロン、銅厚さ18ミクロン)の銅表面に1ミクロンのマイクロエッチングを施した。該ポリイミド基板の銅面と、厚さ2mmの黒化処理銅張り積層板でプリプレグをはさみ、30℃から180℃まで4℃/分の速度で加熱し、180℃で1時間保持後、30分で30℃まで温度を下げる条件の熱板成型で接着し、ポリイミド基板の銅面とプリプレグ間の90度剥離強度を、JIS−C−6481の銅張り積層板用の評価方法に準拠して測定した。
〔ポリイミドとの接着力〕
片面銅張りポリイミド基板(ポリイミド厚さ25ミクロン、銅厚さ18ミクロン)のポリイミド面と、厚さ2mmの黒化処理銅張り積層板でプリプレグをはさみ、30℃から180℃まで4℃/分の速度で加熱し、180℃で1時間保持後、30分で30℃まで温度を下げる条件の熱板成型で接着し、ポリイミド基板の銅面とプリプレグ間の90度剥離強度を、JIS−C−6481の銅張り積層板用の評価方法に準拠して測定した。
ブリスター抑制機能を以下の方法により評価した。
〈基板作成〉
両面銅張りポリイミド基板(ポリイミド厚さ25ミクロン、銅厚さ18ミクロン)の銅表面に1ミクロンのマイクロエッチングを施し、片面銅張りポリイミド基板(ポリイミド厚さ25ミクロン、銅厚さ18ミクロン)のポリイミド面と、両面銅張りポリイミド基板とでプリプレグをはさみ、30℃から180℃まで4℃/分の速度で加熱し、180℃で1時間保持後、30分で30℃まで温度を下げる条件の熱板成型で接着し、片面銅張りポリイミド基板の銅をエッチングにより全面除去した。
〈基板吸湿〉
作成した基板を4cm角に切断し、130℃で3時間乾燥させたあと、40℃、相対湿度95%で96時間暴露した。
〈ハンダ耐熱性試験〉
吸湿した基板を銅箔が全面除去された面を上にして、溶融ハンダ上に1分間浮かべ、フクレ等を観察した。溶融ハンダ温度は220℃から10℃ずつ高い温度で調整し、それぞれの温度で各5枚について試験し、5枚のサンプルでフクレ等の欠点が生じない最高温度を示し、220℃でもフクレが発生したものは「NG」で表記した。
表1、表2、表3の実施例について説明する。
実施例1から16は、エポキシ樹脂組成物中のリン含有量を1.5質量%にし、(a)リン含有エポキシ樹脂、(b)液状ゴムとしてエポキシ化ポリブタジエン、(c)高軟化点エポキシ樹脂として軟化点が145℃のビスフェノールA型エポキシ樹脂、(d)フェノール樹脂としてビフェニルノボラック、(e)ジシアンジアミド、(f)窒素を含む有機リン化合物としてフェノキシシクロホスファゼンを使用し、各配合比の最大値と最小値とに設定された組成物である。
さらに、実施例3〜16については、エポキシ樹脂の合計を100質量部にするために本発明の必須成分であるエポキシ樹脂(a)から(c)以外に、軟化点65℃のビスフェノールA型エポキシ樹脂を配合した組成物である。
実施例21は、実施例17の(a)から(f)以外の成分として配合したビスフェノールA型エポキシ樹脂を(h)イソシアネート変性エポキシ樹脂に置き換えたものである。実施例22は実施例21に(g)フェノキシ樹脂を、エポキシ基を有する樹脂の合計100質量部に対して、5質量部配合したものである。実施例23、24は、実施例17と(a)から(e)の配合は同じで、エポキシ樹脂組成物中のリン含有量を最大値の2.5質量%と最小値の1.2質量%になるように、フェノキシシクロホスファゼンの配合量を設定したものである。
比較例1、2はエポキシ樹脂組成物中のリン含有量を1.5質量%にし、実施例17と(b)から(f)の設定を同じにして、(a)リン含有エポキシ樹脂の配合量について、最小値、及び最大値の範囲から外れたエポキシ樹脂組成物である。比較例3は比較例2と同じ(a)から(e)の配合でエポキシ樹脂組成物中のリン含有量を2.5質量%になるようにフェノキシシクロホスファゼンの配合量を設定したものである。比較例4、5、6は、実施例17と(a)、及び(c)から(f)の設定を同じにして、(b)液状ゴムの配合量について、最小値、及び最大値の範囲から外れたエポキシ樹脂組成物であり、比較例6に関しては硬化促進剤の量を調整して樹脂流動幅を0.10mm以下にしたものである。比較例7、8、9は、実施例17と(a)、(b)及び(d)から(f)の設定を同じにして、(c)軟化点が100℃以上160℃未満のエポキシ樹脂の配合量について、最小値、及び最大値の範囲から外れたエポキシ樹脂組成物であり、比較例8に関しては硬化促進剤の量を調整して樹脂流動幅を0.10mm以下にしたものである。
表4、表5、表6によれば、比較例1の(a)リン含有エポキシ樹脂の配合量について、最小値から外れたエポキシ樹脂組成物によるプリプレグは、銅、ポリイミドとの接着力、ハンダ耐熱性が大きく低下することが確認された。比較例2の(a)リン含有エポキシ樹脂の配合量について、最大値から外れたエポキシ樹脂組成物によるプリプレグは、難燃性が不十分であることが確認された。比較例3のリン含有エポキシ樹脂の配合量について、最大値から外れ、リン含有量をエポキシ樹脂組成物中のリン含有量を2.5重量%にしたエポキシ樹脂組成物によるプリプレグは、銅、ポリイミドとの接着力、ハンダ耐熱性が大きく低下することが確認された。比較例4の(b)エポキシ基を有する液状ゴムの配合量について最小値から外れたエポキシ樹脂組成物によるプリプレグは、銅、ポリイミドとの接着力、ハンダ耐熱性が大きく低下することが確認された。
Claims (7)
- エポキシ樹脂、硬化剤、難燃剤、及び硬化促進剤を含むエポキシ樹脂組成物であって、エポキシ樹脂として(a)リン含有エポキシ樹脂、(b)エポキシ基を有する20℃で液状のゴム、及び(c)軟化点が100℃以上160℃未満のエポキシ樹脂を含有し、硬化剤として(d)フェノール樹脂、及び(e)ジシアンジアミドを含有し、難燃剤として(f)窒素を含む有機リン化合物を含有し、その配合比がエポキシ樹脂の合計100質量部に対して、(a)リン含有エポキシ樹脂が15質量部以上55質量部以下であり、(b)エポキシ基を有する20℃で液状のゴムが2質量部以上15質量部以下であり、(c)軟化点が100℃以上160℃未満のエポキシ樹脂が5質量部以上30質量部以下であり、(e)ジシアンジアミドが0.05質量部以上0.5質量部以下であり、エポキシ樹脂組成物中の有機物合計に対してリン含有率が1.2質量%以上2.5質量%以下であることを特徴とするエポキシ樹脂組成物。
- (d)フェノール樹脂がフェノール水酸基当量で150以上400未満のフェノールノボラック樹脂であることを特徴とする請求項1に記載のエポキシ樹脂組成物。
- (f)窒素を含む有機リン化合物がホスファゼン化合物であることを特徴とする請求項1又は2のいずれか一項に記載のエポキシ樹脂組成物。
- (b)エポキシ基を有する20℃で液状のゴムが、ポリブタジエンの分子内エポキシ化物であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のエポキシ樹脂組成物。
- 更に、熱可塑性樹脂として(g)フェノキシ樹脂を、エポキシ樹脂の合計100質量部に対して、1質量部以上10質量部以下含有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のエポキシ樹脂組成物。
- エポキシ樹脂として(h)イソシアネート変性エポキシ樹脂をエポキシ樹脂の合計100質量部に対して、5質量部以上50質量部含有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のエポキシ樹脂組成物。
- 請求項1〜6のいずれか一項に記載のエポキシ樹脂組成物とガラスクロスからなるプリプレグ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006158174A JP2007326929A (ja) | 2006-06-07 | 2006-06-07 | エポキシ樹脂組成物、当該樹脂組成物を用いたプリプレグ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006158174A JP2007326929A (ja) | 2006-06-07 | 2006-06-07 | エポキシ樹脂組成物、当該樹脂組成物を用いたプリプレグ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007326929A true JP2007326929A (ja) | 2007-12-20 |
Family
ID=38927621
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006158174A Pending JP2007326929A (ja) | 2006-06-07 | 2006-06-07 | エポキシ樹脂組成物、当該樹脂組成物を用いたプリプレグ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007326929A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010248379A (ja) * | 2009-04-16 | 2010-11-04 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | プレス成形用プリプレグ、及びそれを用いた成形品の製造方法 |
GB2472423A (en) * | 2009-08-05 | 2011-02-09 | Gurit | Fire-retardant composite materials |
WO2011132408A1 (ja) | 2010-04-23 | 2011-10-27 | パナソニック電工株式会社 | エポキシ樹脂組成物、プリプレグ、金属張積層板およびプリント配線板 |
JP2012144672A (ja) * | 2011-01-14 | 2012-08-02 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | エポキシ樹脂組成物、プリプレグおよび繊維強化複合材料 |
JP2012167180A (ja) * | 2011-02-14 | 2012-09-06 | Daicel Corp | 繊維強化複合材料用熱硬化性エポキシ樹脂組成物 |
WO2013011677A1 (ja) * | 2011-07-19 | 2013-01-24 | パナソニック株式会社 | 樹脂組成物、樹脂ワニス、プリプレグ、金属張積層板、及びプリント配線板 |
KR101239515B1 (ko) | 2011-02-07 | 2013-03-05 | 이테크 코포레이션 | 할로겐 프리 에폭시 수지 조성물과, 그것을 이용한 프리프레그 및 기판 |
KR101325985B1 (ko) * | 2012-01-12 | 2013-11-07 | 도레이첨단소재 주식회사 | 비할로겐계 난연성 접착제 조성물 및 이를 이용한 커버레이 필름 |
JP2016008303A (ja) * | 2014-06-26 | 2016-01-18 | 旭化成イーマテリアルズ株式会社 | エポキシ樹脂組成物、接着剤、硬化物及び電子部材 |
WO2018074221A1 (ja) * | 2016-10-17 | 2018-04-26 | 株式会社ダイセル | シート状プリプレグ |
JP2020045421A (ja) * | 2018-09-19 | 2020-03-26 | 日鉄ケミカル&マテリアル株式会社 | エポキシ樹脂組成物およびその硬化物 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001354836A (ja) * | 2000-06-14 | 2001-12-25 | Asahi Denka Kogyo Kk | 難燃性エポキシ樹脂組成物 |
JP2004059704A (ja) * | 2002-07-26 | 2004-02-26 | Matsushita Electric Works Ltd | プリント配線板用エポキシ樹脂組成物、プリプレグ及び積層板 |
JP2004168908A (ja) * | 2002-11-20 | 2004-06-17 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | ダイアタッチペースト及び半導体装置 |
JP2005002226A (ja) * | 2003-06-12 | 2005-01-06 | Kyocera Chemical Corp | 難燃性エポキシ樹脂組成物及びそれを用いた積層板関連製品 |
WO2006001445A1 (ja) * | 2004-06-29 | 2006-01-05 | Asahi Kasei Chemicals Corporation | 難燃性エポキシ樹脂組成物 |
-
2006
- 2006-06-07 JP JP2006158174A patent/JP2007326929A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001354836A (ja) * | 2000-06-14 | 2001-12-25 | Asahi Denka Kogyo Kk | 難燃性エポキシ樹脂組成物 |
JP2004059704A (ja) * | 2002-07-26 | 2004-02-26 | Matsushita Electric Works Ltd | プリント配線板用エポキシ樹脂組成物、プリプレグ及び積層板 |
JP2004168908A (ja) * | 2002-11-20 | 2004-06-17 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | ダイアタッチペースト及び半導体装置 |
JP2005002226A (ja) * | 2003-06-12 | 2005-01-06 | Kyocera Chemical Corp | 難燃性エポキシ樹脂組成物及びそれを用いた積層板関連製品 |
WO2006001445A1 (ja) * | 2004-06-29 | 2006-01-05 | Asahi Kasei Chemicals Corporation | 難燃性エポキシ樹脂組成物 |
Cited By (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010248379A (ja) * | 2009-04-16 | 2010-11-04 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | プレス成形用プリプレグ、及びそれを用いた成形品の製造方法 |
GB2472423A (en) * | 2009-08-05 | 2011-02-09 | Gurit | Fire-retardant composite materials |
GB2472423B (en) * | 2009-08-05 | 2012-01-11 | Gurit Uk Ltd | Fire-retardant composite materials |
US9909003B2 (en) | 2009-08-05 | 2018-03-06 | Gurit (Uk) Ltd. | Fire-retardant composite materials |
WO2011132408A1 (ja) | 2010-04-23 | 2011-10-27 | パナソニック電工株式会社 | エポキシ樹脂組成物、プリプレグ、金属張積層板およびプリント配線板 |
JP2012144672A (ja) * | 2011-01-14 | 2012-08-02 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | エポキシ樹脂組成物、プリプレグおよび繊維強化複合材料 |
KR101239515B1 (ko) | 2011-02-07 | 2013-03-05 | 이테크 코포레이션 | 할로겐 프리 에폭시 수지 조성물과, 그것을 이용한 프리프레그 및 기판 |
JP2012167180A (ja) * | 2011-02-14 | 2012-09-06 | Daicel Corp | 繊維強化複合材料用熱硬化性エポキシ樹脂組成物 |
JPWO2013011677A1 (ja) * | 2011-07-19 | 2015-02-23 | パナソニック株式会社 | 樹脂組成物、樹脂ワニス、プリプレグ、金属張積層板、及びプリント配線板 |
CN103717635A (zh) * | 2011-07-19 | 2014-04-09 | 松下电器产业株式会社 | 树脂组合物、树脂清漆、预浸料、覆金属层压板及印刷线路板 |
US9528026B2 (en) | 2011-07-19 | 2016-12-27 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Resin composition, resin varnish, prepreg, metal-clad laminate, and printed wiring board |
WO2013011677A1 (ja) * | 2011-07-19 | 2013-01-24 | パナソニック株式会社 | 樹脂組成物、樹脂ワニス、プリプレグ、金属張積層板、及びプリント配線板 |
KR101325985B1 (ko) * | 2012-01-12 | 2013-11-07 | 도레이첨단소재 주식회사 | 비할로겐계 난연성 접착제 조성물 및 이를 이용한 커버레이 필름 |
JP2016008303A (ja) * | 2014-06-26 | 2016-01-18 | 旭化成イーマテリアルズ株式会社 | エポキシ樹脂組成物、接着剤、硬化物及び電子部材 |
WO2018074221A1 (ja) * | 2016-10-17 | 2018-04-26 | 株式会社ダイセル | シート状プリプレグ |
JP2018065892A (ja) * | 2016-10-17 | 2018-04-26 | 株式会社ダイセル | シート状プリプレグ |
US11479637B2 (en) | 2016-10-17 | 2022-10-25 | Daicel Corporation | Sheet-shaped prepreg |
JP2020045421A (ja) * | 2018-09-19 | 2020-03-26 | 日鉄ケミカル&マテリアル株式会社 | エポキシ樹脂組成物およびその硬化物 |
CN110922717A (zh) * | 2018-09-19 | 2020-03-27 | 日铁化学材料株式会社 | 环氧树脂组合物、预浸料、层叠板及印刷配线基板 |
JP7211744B2 (ja) | 2018-09-19 | 2023-01-24 | 日鉄ケミカル&マテリアル株式会社 | エポキシ樹脂組成物およびその硬化物 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2007326929A (ja) | エポキシ樹脂組成物、当該樹脂組成物を用いたプリプレグ | |
JP3412585B2 (ja) | プリント配線板及び多層プリント配線板の製造に用いられるプリプレグ用エポキシ樹脂組成物、プリプレグ、多層プリント配線板 | |
KR101249479B1 (ko) | 수지 조성물 및 그 수지 조성물을 이용하여 얻어진 수지부착 동박 | |
JP4697144B2 (ja) | プリプレグ用エポキシ樹脂組成物およびプリプレグ、多層プリント配線板 | |
TWI449749B (zh) | 環氧樹脂組成物、預浸體、金屬被覆疊層板及印刷電路板 | |
KR100632169B1 (ko) | 다층 인쇄 회로 기판용 층간 절연 접착제 | |
JP5034181B2 (ja) | プリプレグおよび積層板 | |
JP2009051978A (ja) | プリント配線板用エポキシ樹脂組成物、プリプレグ、金属箔張積層板、多層プリント配線板 | |
JP3821728B2 (ja) | プリプレグ | |
JP2009108144A (ja) | フレキシブルハロゲンフリーエポキシ樹脂組成物、樹脂付き金属箔、カバーレイフィルム、プリプレグ、プリント配線板用積層板、金属張フレキシブル積層板 | |
US20110253434A1 (en) | Epoxy resin composition, and prepreg and printed circuit board using the same | |
JP2005105061A (ja) | 樹脂組成物、樹脂付導体箔、プリプレグ、シート、導体箔付シート、積層板およびプリント配線基板 | |
JP2009029982A (ja) | 難燃性接着剤樹脂組成物及びそれを用いた接着剤フィルム | |
KR100777500B1 (ko) | 적층판 또는 프리프레그용 바니시, 이 바니시로부터얻어지는 적층판 또는 프리프레그 및 이 적층판 또는프리프레그를 사용한 프린트 배선판 | |
JP2003073543A (ja) | 樹脂組成物、プリプレグ及びそれを用いたプリント配線板 | |
JP5717698B2 (ja) | エポキシ樹脂組成物 | |
CN116515239A (zh) | 一种树脂组合物及覆盖膜 | |
JP5428212B2 (ja) | 樹脂組成物、プリプレグおよびそれを用いたプリント配線板 | |
JP2005209489A (ja) | 絶縁シート | |
JP4337204B2 (ja) | 多層プリント配線板用層間絶縁接着剤 | |
JP5899497B2 (ja) | 熱硬化性組成物、ワニス、プリプレグ、プリプレグの製造方法、金属張積層板、金属張積層板の製造方法、プリント配線板、及びプリント配線板の製造方法 | |
JP3945642B2 (ja) | カバーレイ | |
WO2012070202A1 (ja) | 高耐熱性エポキシ樹脂組成物、プリプレグ、金属張積層板およびプリント配線板 | |
KR101102218B1 (ko) | 수지 조성물, 이를 이용한 프리프레그 및 프린트 배선판 | |
JP2010254757A (ja) | ハロゲンフリーの難燃性エポキシ樹脂組成物及び難燃性接着剤組成物、並びにその接着剤組成物を用いたフレキシブル銅張積層板、カバーレイ、接着剤フィルム及びプリント配線板 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20090401 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090602 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101019 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120410 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20130129 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |