JP2007325433A - 真空用ロボットおよびそのモータ - Google Patents

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Abstract

【課題】半導体製造装置や液晶製造装置における真空容器内で使用されるロボットにおいて、容器内の圧力上昇を低減でき、また、発塵による搬送対象物のワークや周囲環境への汚染をさせることなく、小型、軽量化が図れ、かつ製品の信頼性を向上させることが可能な真空ロボットを提供する。
【解決手段】アーム部を駆動するモータ部5において、ロータ部14とステータ部8の電磁ギャップの隙間に、ステータ部8をハウジング9に内包して密封するように固定される薄板円筒状のキャン16を設けて形成された空間15が、減圧された状態で封止されて維持されるように構成した。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体製造装置、液晶製造装置などの真空環境下でワークを搬送するワーク搬送ロボットに関するものである。あるいは、ワーク搬送用のアームを駆動する真空モータに関するものである
近年、半導体製造装置や液晶製造装置はその用途から多様な形態が存在するが、ここでは最も一般的で主流となっているウエハ処理装置を引用して従来技術を説明する。
図5は代表的なウェハ処理装置を示している。このウエハの処理装置は、搬送室のほぼ中央にウエハ搬送ロボットを配置し、その周囲に複数の処理室、および、複数のカセット室を配置して、ウエハを1枚ごとに連続処理する枚葉マルチチャンバ方式の処理装置となっている。図5はウェハ処理装置の上面図である。1は水平多関節形のウエハ搬送ロボット、21はウエハ搬送ロボットが設置される搬送室、22はカセット室、Cはウエハを格納するウエハカセット、23は処理室である。搬送室21とカセット室22、あるいは、搬送室21と各処理室23は、所定の大きさで開口する接続口21a、22b、23a同士が、開閉自在なゲートバルブ24によって接続されている。また、カセット室22には、外部に開口する22bが形成されており、その開口22bを開閉自在なゲートバルブ25が封止している。こうして、搬送室21、各処理室23、カセット室22は互いに気密に保持されることが可能である。通常、各処理室23は大気の状態から低い圧力に常時減圧(以下単に真空という)されている。搬送室21も各処理室23と同様に所定の圧力まで常時減圧されて真空状態になっている。減圧する際は、図示しないポンプ等が運転されて各室の内部気体を排気する。搬送室21も各処理室23も、所定の圧力以下を保持するため、通常、ポンプは常時運転され、その内部が排気されている。カセット室22は、適宜真空状態と大気状態が繰り返される。外部からカセット室22にウェハカセットCを入れる際は、図示しない気体導入装置から例えば窒素などが導入されて大気圧力とほぼ同じ圧力にされる。あるいは、カセット室22と搬送室21とを接続するゲートバルブ24を開放させる際には、搬送室21と同様な真空状態を形成するため、カセット室22は図示しないポンプ等で、搬送室21と同程度の圧力まで排気される。カセット室22内のウエハカセットCには等間隔に支持棚が設けてあり、処理前あるいは処理後のウエハWが、この支持棚上に多段に格納されている。ウエハ搬送ロボット1には複数のロボットアーム2、3と更にロボットアーム3の先端にはハンド4が取り付けてある。ウェハ搬送ロボット1は、これらロボットアームとハンドを回転及び伸縮させながら、ハンド4上にウエハWを搭載して所望の位置まで搬送する。すなわち、ウエハ搬送ロボット1は、所定のゲートバルブ24が開口した後、ロボットアーム2、3を伸長し、ハンド4を、前記接続口21a、22a、あるいは、23aを通して、カセット室22内、あるいは、処理室23内に進入させて、ウエハWの搬出、および、搬入を行うようになっている。さらに、ウエハ搬送ロボット1は、ロボットアーム2、3およびハンド4を上下動させることで、例えばウエハカセットCに対して、ハンド4を、ウエハカセットC内のウエハW間の間隙に進入させて、ウエハWの載置あるいは搭載をおこなう昇降動作が可能である。
以下に、このような枚葉マルチチャンバ方式のウエハ処理装置20の場合について、処理の流れを簡単に説明する。まず、ウエハWはカセット単位でカセット室22内に運びこまれる。そこで、カセット室22内の真空引き(排気すること)が行われた後、搬送室21とカセット室22間のゲートバルブ24が開き、ウェハ搬送ロボット1によってカセットC内のウエハWが搬送室21内に搬入される。そして、更に搬送室21と処理室23とのゲートバルブ24が開き、ウェハ搬送ロボット1によってウェハWが処理室23内に載置される。そして処理室23で、例えば、成膜エッチング等のウエハWへの処理が行われる。このようにして、順次、各処理が行われていき、最終的に処理が終わったウエハWは再びウエハ搬送ロボット1により搬送室21内に取り出された後、カセット室22内のウエハカセットCに戻される。このようにして、ウエハWを外気にさらすことなく、所定の雰囲気中で一連の処理が行われるようになっている。
ところで、従来より、このような搬送室21の真空環境下で動作する、ウエハ搬送ロボットのロボットアームの駆動用モータとして、特許文献1及び2などが開示されている。これらの特許文献には、複数のロボットアームを駆動するため、該アームと連結され、互いに独立して回転可能な2つの同軸シャフトを電磁力によって回転させるモータが記載されている。特許文献1及び2では、2つの同軸シャフトを駆動する2つのモータ部があり、該2つのモータ部が、その回転軸を中心として、それぞれ高さの異なる位置に配置されている。これらの特許文献による構成の主たる特徴は、モータ部のロータ(マグネットが貼付されたモータの回転する部分)部が真空環境内にあり、さらに、磁場を生起するステータ(モータの回転しない巻線部分)部が、大気環境に設置されているということである。つまり、ロータ部は薄板状でできた円筒状の部材(以後、キャンと呼ぶ)の筒内に内包されていて、ロータ部のマグネットがキャンの内周面に対向して沿うように配列されている。このキャンの筒内は、例えば搬送室21などの、ロボットが設置される真空環境と連通しているので、ロータ部及びロータ部に接続された上記同軸シャフトおよびロボットアームが搬送室21の真空環境内にさらされているのと同じことになる。一方、ステータ部はキャンの筒の外側にあって、ロータ部のマグネットをステータ部の巻線がキャンを隔てて取り囲むように設置されている。そして、キャンの外部は大気環境にされているので、ステータ部は全て大気環境に置かれる。そして、ステータ部は薄いキャンを隔てて電磁力を発生させてロータ部を回転させ、シャフト、すなわちロボットアームを回転させて、ウェハ搬送ロボットに所望の動作をさせる。この構成によって期待される効果は、ステータ部の巻線部分が大気環境に置かれるために、そこから発塵する粉塵などが真空環境に侵入しないことである。また、ステータ部からの真空環境への発ガスが無いために、真空環境の圧力を更に下げることができるという効果も期待できる。
米国特許第5720590号 米国特許第5899658号
しかしながら、このような従来の真空ロボット用のモータ構成においては、次のような問題がある。
(1)ステータ部が発塵しても、ロボット内部や真空チャンバに侵入しないという効果については期待はできるが、大気環境と真空環境を隔てるキャンには、常に圧力の差から生じる力(ほぼ大気圧力)がかかるため、それによる変形や破損を防ぐ必要がある。従って、必然的にキャンを構成する円筒状部材の素材厚みを確保して強度を維持する必要がある。そのため、キャンの大きさが大型化してしまい、モータ部を含むロボットのボディの径が大きくなる。
(2)モータの電磁力を向上させるためには、ステータ部の巻線とロータ部のマグネットの距離(電磁ギャップという)を縮めることが非常に有効な手段であるが、キャンが巻線とマグネットの間に位置するため、キャンの厚みが厚ければ電磁ギャップが広がってしまい、電磁力が極端に低下する。周知のように、この電磁ギャップを均一にかつ狭く保つことは、モータの性能に大きく影響する。
(3)ステータ部に使用している巻線は常に大気側に配置されているが、巻線は金属線であるため、大気中の水分により酸化して錆びが発生し、発塵や結露により腐食が進行し、巻線の絶縁層が破壊されショートし、ワーク搬送ロボットが動作不可能となることがある。
そこで、本発明は上記のような点に鑑みてなされたものであり、ワーク搬送ロボットにおいて、ステータ部のキャン素材を薄くでき、また、電磁ギャップを小さく、しかも錆びや腐食が発生しない小型で軽量かつ信頼性の高いワーク搬送ロボットを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は次のような構成または方法とした。
請求項1に記載の発明は、減圧された環境下でワークを載置するアーム部と、該アーム部を回転駆動するモータ部と、を有し、前記モータ部によって前記アーム部に所定の回転運動をさせることによって前記ワークを搬送する真空ロボットにおいて、前記モータ部は、前記アーム部に連結され、該アーム部とともに前記減圧された環境下におかれて回転するロータ部と、該ロータ部の外周に設置され、前記ロータ部を電磁力で回転させるステータ部と、大気圧近傍の環境におかれ、該ステータ部を内周に保持するハウジングと、前記ロータ部と前記ステータ部の電磁ギャップの隙間に配置され、前記ハウジングとともに形成する空間に、前記ステータ部を内包して密封するように該ハウジングに固定される薄板円筒状のキャンと、を備え、前記空間が、減圧された状態で封止されて維持される真空ロボットとした。
請求項2に記載の発明は、前記モータ部が複数あって、該複数のモータ部の各々の前記ロータ部が互いに同芯軸上で回転するよう設置されて、前記各々のロータ部が前記アーム部に接続されている請求項1記載の真空ロボットとした。
請求項3に記載の発明は、前記ハウジングの外周には、前記空間へ連通する開口と、該開口を封止するとともに前記ステータ部の巻線のケーブルに電気的に接続される電流導入端子と、が設けられている請求項1記載の真空ロボットとした。
請求項4に記載の発明は、前記ハウジングの外周には、前記空間へ連通する開口と、該開口を封止する部材と、が設けられている請求項3記載の真空ロボットとした。
請求項5に記載の発明は、前記ハウジングまたは該ハウジングに固定される部材が、案内部材に接続され、前記モータ部および前記アーム部が、前記案内部材に沿って上下に案内されながら、前記モータ部の下部に設けられた昇降軸部によって昇降可能に構成された請求項1記載の真空ロボットとした。
請求項6に記載の発明は、前記ワークを所定の減圧環境下で処理する少なくとも1つの処理室と、該処理室に開閉可能な開口にて接続され、前記減圧環境に近い圧力にされる少なくとも1つの搬送室と、該搬送室に開閉可能な開口にて接続され、前記ワークが収納されて前記減圧環境に近い圧力と大気に近い圧力とが繰り返される少なくとも1つのカセット室と、前記搬送室に設置され、前記ワークを前記カセット室と前記搬送室との間で搬送する真空ロボットと、を備えるワークの処理装置において、前記真空ロボットが、請求項1記載の真空ロボットで構成されている処理装置とした。
請求項7に記載の発明は、減圧された環境下におかれて回転するロータ部と、該ロータ部の外周に設置され、前記ロータ部を電磁力で回転させるステータ部と、大気圧近傍の環境におかれ、該ステータ部を内周に保持するハウジングと、前記ロータ部と前記ステータ部の電磁ギャップの隙間に配置され、前記ハウジングとともに形成する密閉された空間に、前記ステータ部を内包するように該ハウジングに固定される薄板円筒状のキャンと、前記空間に連通する開口と、該開口を封止する封止栓と、を備える真空モータの製造方法であって、前記ステータ部を前記ハウジングに固定し、前記キャンを、前記ステータ部を内包して密閉するように前記ハウジングに固定し、前記封止栓を、前記開口を完全に封止せずに該開口近傍で仮固定し、少なくとも前記ハウジングと前記キャンと前記ステータ部と前記封止栓と、からなる部材を真空用容器に封入し、該真空用容器を減圧させながら、前記空間を所望の圧力まで減圧させ、前記真空容器を大気圧近傍まで開放させたときに、前記封止栓が前記開口を封止して、前記空間が、前記所望の圧力に維持される真空モータの製造方法とした。
請求項8に記載の発明は、請求項7記載の製造方法によって製造された真空モータの前記ロータ部が、ワークを載置して搬送するロボットアームに接続されて、該ロボットアームを回転させる真空ロボットとした。
本発明によれば次のような効果がある。
(1)ステータ部8が存在する空間15はモータ製作当初の真空状態をほぼ維持しており、キャン内部のロータ部の空間(ロータ部やロボットアームが使用される搬送室などのチャンバ空間)の圧力との差圧が少ないため、キャン16にかかる圧力が軽減されることにより、キャン16の厚みを薄くすることが可能となる。よってロボットのボディ径も小さくできる。
(2)キャン16が薄くなり、電磁ギャップ17を小さくすることが可能となると、電磁力向上が期待でき、モータ部の小型・軽量化が図れる。よってさらにロボットのボディ径が小さくできる。
(3)ステータ部8の空間は真空状態であるため、ステータ部巻線は錆びにくくなり、さらに発塵や結露によるショートの発生を防ぎ、モータ及びロボットとしての信頼性向上が可能となる。
(4)ステータ部の巻線をモールド(絶縁のため、樹脂製の硬化剤に埋設してしまうこと)する樹脂製硬化剤は真空状態の空間に入れると、ガスがその硬化剤内部から放出し、真空環境の圧力を上昇させてしまうが、ステータ部はキャンによってロータ部やロボットアームの空間と隔離されているため、上記のガス放出がなくなり、真空の圧力へ影響を及ぼすことがなくなる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
以下発明の実施例を図に基づいて説明する。図1は本発明の実施例を示す真空用ロボットの側断面図であり、図2及び図3は図1における要部(a部およびb部)の拡大図である。
図1において、1はワーク搬送ロボットで図5のロボット1と同じであることを示す。これらの同一部分は、同一符号を用いて説明している。1のワーク搬送用ロボットは概ね、2、3のロボットアームとハンド4とから構成されるアーム部と、それらを回転駆動させるモータ部5とから構成されている。モータ部5は、ほぼ同一構造のモータ部5a、5bが図の上下に同芯状に配置される。さらに、アーム部とモータ部5の全体を上下に昇降させる昇降軸部6を有している。
アーム部の各部は、それぞれ2つのモータ部によって回動及び伸縮運動が実現される。ハンド4には上述のようにウェハWが載置される。アーム部の下部には、フランジ42が搬送室21の内部の底面に対して固定される。フランジ42と搬送室21の底面との間には、Oリング43が設けられている。Oリング43は、例えばフッ素樹脂性のリング状のゴムであって、これにより搬送室21の外部に対する気密性を保持している。フランジ42からはアーム部を支持しているシャフト7が突出している。シャフト7の周囲には、図の上下に伸縮自在のベローズ44が設けられ、ベローズ44の上面はフランジ42の下面に対して気密に接続されている。同じく、フランジ42の下面には、複数の支柱45が立設されている。支柱45の周囲には、その内部を覆うようにカバー46がロボットの外装として設けられ、支柱45の外面に対して固定される。支柱45の内面には、複数のリニアガイド47が設けられている。リニアガイド47はレール47aとスライダ47bとからなり、レール47aに対して複数のスライダ47bが、図の上下方向に案内されて可動である。
一方、ベローズ44の下面は、後述するモータ部5のハウジング9に連結される部材に対して気密に接続されている。2つのモータ部5aと5bとは、上述のように互いのハウジング9同士が上下で同芯状に連結されている。ハウジング9の上面からは、上述のシャフト7が突出している。シャフト7は、7aおよび7bの2本のシャフトからなる。7bは中空のシャフトになっていて、その内部にシャフト7aが配置されている。これらのシャフトは互いに干渉しない。7aおよび7bは同芯状に配置されていて、後述する軸受41でハウジング9に対して回転可能に支持されている。
一方、各々のハウジング9の外周部が、上記スライダ47bと連結されている。これにより、モータ部5はリニアガイド47によって上下に移動可能である。更に、モータ部5の最下部には、既知のボールネジ47が設けられている。ボールネジ47の回転部にはプーリ48が接続されており、プーリ48にはベルト49が係合されている。同じく、ベルト49にはプーリ50が係合されていて、プーリ50は、モータ51によって回転する。以上により、モータ51の回転によって、モータ部5およびアーム部が自在に上下動可能である。これらの部品によって、昇降軸部6が形成される。
図2および図3において、モータ部5の概要を説明する。5のモータ部は、上記のように、負荷側の第1のモータ5aと反負荷側の第2のモータ5bとから構成されている。第1のモータ5aと第2のモータ5bとは、実質的に同一構造であるので、以下の説明では各モータの細部を特に区別しない。
ロータ部14は、円筒状の部材14bの外周全周に永久磁石(マグネット)14aが接着剤などで固定されて形成されている。各々の部材14bはシャフト7aあるいは7bに連結されている。ここでは、シャフト7aと第2のモータ5bのロータ部14とは結合されており、同様に、シャフト7bと第1のモータ5bのロータ部14とが結合されている。
ステータ部8は、円筒状に形成されていて、電流が流されることによって磁場を生起する巻線8bと、その磁場を強める部品であるコア8aとから形成されている。コア8bはマグネット14aに対向するように近接して配置される。
従って、以上の構成により、シャフト7aは第2のモータ5bによって、シャフト7bは第1のモータ5aによって同芯で回転する。なお、モータ部5の概ねの構造は既知のものである。
更に詳しくモータ部5の詳細を説明する。図2において、ステータ部8(巻線8bとコア8a)の外周には、8aと8bを固定保持するハウジング9が設けられている。そして、ステータ部8が存在する空間をハウジング9とともに狭持するキャン16が設けられている。キャン16は、図のように、ロータ部14とステータ部8との間の電磁ギャップ17に位置する。キャン16は例えばステンレス鋼素材の薄板が円筒状に形成されたものである。図におけるハウジング9の上下には、キャン16を溶接して固定するためキャン16と同素材であって、ハウジング9に固定される部品12がそれぞれ設けられる。ハウジング9と部品12との間には、各々Oリング13が狭持されている。キャン16はこれら部品12に対して溶接して固定されている。従ってハウジング9と、2つの部品12と、キャン16とで形成される密閉された気密の空間15にステータ8が存在する。
更にハウジング9の外周には、空間15に連通している真空引き口19と、該真空引き口19を封止するための封止栓18aと、封止栓18aの気密性を高めるOリング18bとが設けられている。また、更にハウジング9の外周には、巻線8bに電流を導入するためのケーブル10を、ハウジング9の外部に取り出すためのケーブル口である電流導入端子11aと、電流導入端子11aの部品の気密性を高めるOリング11bが設けられている。封止栓18aと電流導入端子11aとは、ハウジング9に対して図示しないネジによって固定されるとともに、Oリング11b、18bによって気密性を保持する。
ところで、上述のようにモータ部5にとって電磁ギャップ17が小さく(狭く)なるように設計することが必要である。本発明の真空ロボット1が、図5の搬送室21のような真空チャンバに対して図1のように設置されたとき、キャン16の円筒内部は、真空状態となり、一方、円筒外部は大気圧と同程度の環境におかれる。すると、キャン16の筒内外には差圧が生じ、キャン16には大気圧力程度の力がかかる。一方、キャン16は電磁ギャップ17をできるだけ狭くするために薄い素材を使用するが、大気圧力に係る力で変形しない程度の素材の厚さでもって強度を維持することが最も重要である。従って、本発明においては、上述の構成によって、キャン16の円筒外周にステータ部8が密閉封入された空間15を形成し、この空間15を減圧状態で維持することで、キャン16にかかる力を軽減させる。
そこで、上記の空間15を真空状態に封止する方法について説明する。ここで、空間15を減圧させるために、真空引き口19にポンプを接続し、該真空引き口19からポンプで空間15の内部気体を排気し、ポンプを真空引き口19から離した後に素早く封止栓18aで封止すれば、空間15をある程度の真空状態に保持できることが容易に考えられる。しかし、ポンプを真空引き口19から離した瞬間にも、接続部から空間15には多量の外部気体が流入しており、空間15が所望の圧力以下にすることはままならない。また、この作業には作業者の熟練と素早さが求められるし、作業ごとに(ロボットの個体ごとに)、ある程度安定した圧力で空間15を保持することは不可能である。
従って、本発明においては次のような方法で空間15を真空状態に封止させる。このことを図4に基づいて説明する。なお、前記の図2、図3と合わせて説明する。図4は空間15を真空状態に封止させるための装置の断面図である。
まず、図1のようなほぼ完成したロボットとなる前の例えば第1のモータ部5aの組立段階において、円筒状の巻線8bとコア8aとをハウジング9に対してモールドする。モールドした部分は特に図示していない。
次に、ハウジング9の一部の部品12を、ハウジング9に対してOリング13を挟んで固定する。
次に、ハウジング9の一部の部品12に対してキャン16を溶接する。溶接は気密性が要求される。
次に、巻線8bからのケーブル10を電流導入端子11aに電気的に接続し、Oリング11bを挟んで、電流導入端子11aをハウジング9に対して固定する。
次に、封止栓18aを、Oリング18bを挟んでハウジング9に仮固定する。仮固定は、封止栓18aを、図示しないネジで完全に締めこんでしまわず、すなわちOリング18bが実質的に潰されていない状態(空間15を気密にしない状態)で固定することを指す。
次に、以上の方法で組み立てた例えば第1のモータ部5aの部品一式を、この部品一式が挿入可能な真空チャンバ(容器)30に入れる。そして、真空チャンバ30を気密に封止し、真空チャンバ30に設けた吸気口31からポンプ等で排気する。このとき、Oリング18bが潰れていないため、ステータ部8が存在する空間15は、真空チャンバ30の他の空間と同様に、Oリング18aの周囲の隙間からその内部気体が排気され、真空状態となる。
次に、真空チャンバ30が所望の圧力以下になれば、例えば吸気口31を開放させ、真空チャンバ30を大気状態に戻す。このとき(この瞬間)、上記の部品一式に大気圧がかかるが、ステータ部8の空間15は真空状態であるため、この差圧により、封止栓18aが大気圧によってハウジング9に対して押される。同時に、封止栓18aはOリング18bを完全に潰し、ステータ部8の空間15は密閉されるとともに、真空状態で封止される。
最後に、封止栓18aをハウジング9に対して図示しないネジで完全固定する。
以上により空間15を真空状態とした第1のモータ部5aと、同様に組み立てた第2のモータ部5bと、上述のアーム部、昇降軸部6などを組立て、本発明の真空ロボットを完成させる。勿論、上記の方法は、真空ロボットが実質的にほぼ完成した状態であっても、それを入れることが可能な大きさの真空チャンバ30を用意すれば実施可能である。
以上のように本発明では、上記空間15をロボットの製作段階で真空状態に形成してその圧力を維持しようとするもので、搬送室21やキャン16の筒内の空間のように常時ポンプ等で排気されることを期待するものではない。従って、実際のロボットの使用段階においては、搬送室21およびキャン16の筒内部がポンプの作用による低い圧力とされ、おそらくそれ(搬送室21やキャン16筒内部の圧力)より高い圧力ではあるものの、確実にハウジング9の外部の大気圧空間よりも低い圧力状態で空間15は維持される。これにより、キャン16にとって、筒内外での差圧が軽減されるため、力差で生じる力によって変形することが軽減され、キャン16は薄い厚みの素材が使用できるようになる。そうすると、電磁ギャップ17が狭く構成できるので、モータ部5のパワーも向上する。同じく、キャン16の変形によってキャン16がロータ部側に膨らんで、ロータ部と擦れるといった問題も発生しにくくなる。
なお、上記の実施例では封止栓18aおよびOリング18bを、電流導入端子11aおよびOリング11bに対して別途設けているが、例えばこの電流導入端子11aおよびOリング11bの部分を封止栓18aらと同様の役割として使用し、上記のように空間15の真空状態を形成させることも実現できる。この場合、封止栓18aらの部材が削減される。
また、例えばOリング18bは、フッ素樹脂などの弾性体が好ましいが、金属製のシールリングでも本発明は実現できる。
また、上記の実施例では、アーム部が第1および第2のモータ部の計2機のモータにより駆動する例を記載したが、本発明はモータ部の数を限定するものではない。
以上、本発明によれば、キャン16によってアーム部やロータ部14が存在する空間すなわち常時真空状態となる搬送室21の内部空間と、空間15とが隔離されているので、ステータ部8からの発塵が搬送室21の内部に侵入することがないし、ステータ部8の例えばモールド材からの発ガスによって搬送室21の圧力に影響を及ぼすこともない。
また、ステータ部8が存在する空間15が真空状態で封じられた状態で維持されるので、ステータ部8の巻線8bが大気中の水分などによって腐食されることがない。
また、空間15は、搬送室21およびキャン16の筒内部の空間よりも高い圧力ではあるが、ハウジング9の外部の大気圧空間よりも十分低い圧力状態で維持されているので、キャン16にかかる差圧による圧力が軽減される。よって、キャン16は十分薄い板状素材のものを使用できるので、ロボットのボディ径が小さくなるとともに、上記の電磁ギャップを狭くできるので、モータ部5の電磁力が向上する。
本発明の実施例による真空ロボットの側断面図。 図1におけるaの要部を示す拡大図。 図1におけるbの要部を示す拡大図。 ステータ部の空間を真空状態に封止させるための装置の断面図。 枚葉マルチチャンバ方式のウエハ処理装置の構成例を示す上面図。
符号の説明
1・・・・・真空ロボット
2、3・・・ロボットアーム
4・・・・・ハンド
5・・・・・モータ部
5a・・・・第1のモータ部(負荷側モータ)
5b・・・・第2のモータ部(反負荷側モータ)
6・・・・・昇降軸部
7・・・・・シャフト
8・・・・・ステータ部
8a・・・・コア
8b・・・・巻線
9・・・・・ハウジング
10・・・・ケーブル
11・・・・ケーブル口部
11a・・・電流導入端子
11b・・・Oリング
12・・・・ハウジングの一部の部品
13・・・・Oリング
14・・・・ロータ部
14a・・・マグネット
14b・・・部材
15・・・・空間
16・・・・キャン
17・・・・電磁ギャップ(巻線とマグネットとの距離)
18・・・・封止栓部
18a・・・封止栓
18b・・・Oリング
19・・・・真空引き口
20・・・・ウエハ処理装置
21・・・・搬送室
21a・・・搬送室接続口
22・・・・カセット室
22a・・・カセット室接続口
23・・・・処理室
23a・・・処理室接続口
24・・・・ゲートバルブ
25・・・・ゲートバルブ
30・・・・真空チャンバ
31・・・・真空チャンバ吸気口
C・・・・・ウエハカセット
W・・・・・ウエハ
41・・・・軸受
42・・・・フランジ
43・・・・Oリング
44・・・・ベローズ
45・・・・支柱
46・・・・カバー
47・・・・リニアガイド
47a・・・レール
47b・・・スライダ
48・・・・プーリ
49・・・・ベルト
50・・・・プーリ
51・・・・モータ

Claims (8)

  1. 減圧された環境下でワークを載置するアーム部と、該アーム部を回転駆動するモータ部と、を有し、前記モータ部によって前記アーム部に所定の回転運動をさせることによって前記ワークを搬送する真空ロボットにおいて、
    前記モータ部は、
    前記アーム部に連結され、該アーム部とともに前記減圧された環境下におかれて回転するロータ部と、
    該ロータ部の外周に設置され、前記ロータ部を電磁力で回転させるステータ部と、
    大気圧近傍の環境におかれ、該ステータ部を内周に保持するハウジングと、
    前記ロータ部と前記ステータ部の電磁ギャップの隙間に配置され、前記ハウジングとともに形成する空間に、前記ステータ部を内包して密封するように該ハウジングに固定される薄板円筒状のキャンと、を備え、
    前記空間が、減圧された状態で封止されて維持されることを特徴とする真空ロボット。
  2. 前記モータ部が複数あって、該複数のモータ部の各々の前記ロータ部が互いに同芯軸上で回転するよう設置されて、前記各々のロータ部が前記アーム部に接続されていることを特徴とする請求項1記載の真空ロボット。
  3. 前記ハウジングの外周には、前記空間へ連通する開口と、該開口を封止するとともに前記ステータ部の巻線のケーブルに電気的に接続される電流導入端子と、が設けられていることを特徴とする請求項1記載の真空ロボット。
  4. 前記ハウジングの外周には、前記空間へ連通する開口と、該開口を封止する部材と、が設けられていることを特徴とする請求項3記載の真空ロボット。
  5. 前記ハウジングまたは該ハウジングに固定される部材が、案内部材に接続され、前記モータ部および前記アーム部が、前記案内部材に沿って上下に案内されながら、前記モータ部の下部に設けられた昇降軸部によって昇降可能に構成されたことを特徴とする請求項1記載の真空ロボット。
  6. 前記ワークを所定の減圧環境下で処理する少なくとも1つの処理室と、
    該処理室に開閉可能な開口にて接続され、前記減圧環境に近い圧力にされる少なくとも1つの搬送室と、
    該搬送室に開閉可能な開口にて接続され、前記ワークが収納されて前記減圧環境に近い圧力と大気に近い圧力とが繰り返される少なくとも1つのカセット室と、
    前記搬送室に設置され、前記ワークを前記カセット室と前記搬送室との間で搬送する真空ロボットと、を備えるワークの処理装置において、
    前記真空ロボットが、請求項1記載の真空ロボットで構成されていることを特徴とする処理装置。
  7. 減圧された環境下におかれて回転するロータ部と、
    該ロータ部の外周に設置され、前記ロータ部を電磁力で回転させるステータ部と、
    大気圧近傍の環境におかれ、該ステータ部を内周に保持するハウジングと、
    前記ロータ部と前記ステータ部の電磁ギャップの隙間に配置され、前記ハウジングとともに形成する密閉された空間に、前記ステータ部を内包するように該ハウジングに固定される薄板円筒状のキャンと、
    前記空間に連通する開口と、
    該開口を封止する封止栓と、を備える真空モータの製造方法であって、
    前記ステータ部を前記ハウジングに固定し、
    前記キャンを、前記ステータ部を内包して密閉するように前記ハウジングに固定し、
    前記封止栓を、前記開口を完全に封止せずに該開口近傍で仮固定し、
    少なくとも前記ハウジングと前記キャンと前記ステータ部と前記封止栓と、からなる部材を真空用容器に封入し、
    該真空用容器を減圧させながら、前記空間を所望の圧力まで減圧させ、
    前記真空容器を大気圧近傍まで開放させたときに、前記封止栓が前記開口を封止して、前記空間が、前記所望の圧力に維持されることを特徴とする真空モータの製造方法。
  8. 請求項7記載の製造方法によって製造された真空モータの前記ロータ部が、ワークを載置して搬送するロボットアームに接続されて、該ロボットアームを回転させることを特徴とする真空ロボット。
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