JP2007323472A - 食品ゲル成形体の自動製造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】食品ゲル成形体を自動的に製造する製造装置において、顧客に提供可能な食品ゲル成形体の数を知らせることができる食品ゲル成形体の自動製造装置を提供する。
【解決手段】食品ゾル溶液を製造する製造部22と、製造された食品ゾル溶液が充填され、充填された食品ゾル溶液を食品ゲル成形体にゲル化させる複数の型27と、食品ゲル成形体を提供させる提供口26へ、型内の食品ゲル成形体を供給する供給手段と、提供可能な食品ゲル成形体の数を表示する表示部30とを具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は食品ゲル成形体の自動製造装置に関する。
自動販売機の分野においては、顧客からの注文があった際に、コーヒーを豆から挽いて提供するような動作を行う自動販売機がすでに知られている。
この自動販売機の動作は、顧客が所定の料金を投入して、飲みたいコーヒーの種類を特定した後、キャニスタからコーヒーミルへコーヒー豆が搬送される第1工程、コーヒーミルでコーヒー豆を粉に挽く第2工程、挽いた粉にお湯を注いでコーヒーを抽出する第3工程、抽出したコーヒーに顧客の希望により砂糖やミルクを投入して撹拌する第4工程の各工程からなる。
自動販売機では、注文した商品のボタンを押せば該当する商品がすぐに出てくるのが普通であるが、注文の都度コーヒー豆を粉に挽くところからはじめる上述のような自動販売機の場合には、顧客は、コーヒーが出来上がるまでどのくらい待てばいいのかわからず、不安感があると言う課題があった。
そこで、コーヒーを注文してから、コーヒーの複数段階の製造工程のうち今どの工程であるかを表示する自動販売機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−91863号公報
上述したようなコーヒーの自動販売機は、顧客からの注文があってから製造を開始していた。
しかし、コーヒー以外の他の食品を自動的に製造する装置では、注文があってから製造を開始するのでは製造に時間がかかりすぎる場合もあるため、予め食品を製造して保管部で保管しておき、注文の都度保管部から取り出して顧客に提供する場合もある。
コーヒーのような飲料であれば、顧客は通常1杯だけ所望するので、すでに売り切れとなっている場合を除き、装置内にはあとどのくらい提供可能であるかの残量を顧客が気にする必要性は無かった。
しかし、例えば寒天やゼラチン等を原料にしたゲル成形体の食品である食品ゲル成形体において、製造された食品ゲル成形体が保管部で保管されているような場合には、顧客は食品ゲル成形体を1つだけではなく、複数個所望する場合も多い。かかる場合、顧客は所望の数だけ残りがあるかどうか知りたいという要求もあり、また顧客にとってみれば所望の数が無ければ注文しないという選択もあり得る。したがって、装置内の食品ゲル成形体の残数を顧客に知らせる必要性が生じている。
なお、食品ゲル成形体の自動製造装置においては、直接エンドユーザに食品ゲル成形体を提供する場合だけではなく、レストラン等の厨房に設置され、自動的に予め製造しておいた食品ゲル成形体を来店した顧客の注文に応じて調理人が食品ゲル成形体の自動製造装置から取り出して提供する場合も考えられる。
かかる場合においても、レストランの厨房内の調理人は、装置内で顧客に提供可能な食品ゲル成形体の残数を知る必要性がある。
そこで、本発明は上記課題を解決すべくなされ、その目的とするところは、食品ゲル成形体を自動的に製造する製造装置において、顧客に提供可能な食品ゲル成形体の数を知らせることができる食品ゲル成形体の自動製造装置を提供することにある。
本発明にかかる食品ゲル成形体の自動製造装置によれば、食品ゾル溶液を製造する製造部と、製造された食品ゾル溶液が充填され、充填された食品ゾル溶液を食品ゲル成形体にゲル化させる複数の型と、食品ゲル成形体を提供させる提供口へ、型内の食品ゲル成形体を供給する供給手段と、提供可能な食品ゲル成形体の数を表示する表示部とを具備することを特徴としている。
この構成を採用することによって、顧客(ここでいう顧客とは、直接のエンドユーザには限定せず、厨房内の調理人等も含めた概念である)は、現在提供されうる食品ゲル成形体の残数を知ることができるので、残数に基いて所望の数の食品ゲル成形体の提供を受けることができる。
また、前記表示部は、各型について空であるかまたは提供可能な食品ゲル成形体が充填されているかを表示することを特徴としてもよい。
この構成によれば、顧客は、各型について空かそうでないかを認識して、提供される残数を把握することができる。
また、前記表示部は、食品ゾル溶液が型に充填されてから所定時間経過するまでの間、食品ゾル溶液が充填された型について製造中である旨を表示することを特徴としてもよい。
この構成によれば、製造中の表示を顧客が見ることにより、例えば少し待てば所望の数の食品ゲル成形体が入手可能であるかどうかの判断を顧客が行うことができる。
本発明に係る食品ゲル成形体の自動製造装置によれば、顧客に提供可能な食品ゲル成形体の数を知らせることができ、顧客の利便性に寄与することができる。
本発明に係る自動製造装置の全体構成を説明するブロック図を図1に示す。
食品ゲル成形体の自動製造装置20は、食品ゲル成形体(以下、本明細書中では、単に食品ゲルと称する場合もある)を製造する前段階として食品ゾル溶液を自動的に製造する製造部22と、製造部22で製造された食品ゾル溶液を充填してゲル化させ、ゲル化した食品ゲルを成形して保管する食品ゲル型24とを具備している。また、食品ゲル型24で保管されている食品ゲルを、顧客からの注文に応じて外部へ提供するための食品ゲル提供口26が、外部に開口するようにして形成されている。
本実施形態では、食品ゲル型24は、1回につき提供する食品ゲルを1つずつ保管する型27が複数設けられて構成されている。
食品ゲルの自動製造装置20の前面パネル25には、表示部30と操作スイッチ部32とが形成された操作パネル28が設けられている。
表示部30は、食品ゲル型24に保管されていて顧客に提供可能な食品ゲルの数を表示することができる。具体的には、LCD等の表示装置を設けて提供可能な数を数字で表示しても良いし、複数の表示ランプを設けておき、提供可能な数に該当する数だけ表示ランプを点灯させるようにしてもよい。
なお、表示部30は、食品ゲル型24は、複数の個別の型27を有しているので、各型27が空か、または提供可能な食品ゲルが充填されているかを表示し、顧客に対して提供可能な食品ゲルの数を表示するようにしてもよい。
操作スイッチ部32は、顧客が所望の食品ゲルを注文する際に操作するスイッチ類が設けられているものであり、食品ゲルの種類を選択するスイッチや、注文数を決定するためのスイッチ等があげられる。
食品ゲルの自動製造装置20内には、各種制御を実行する制御部34が設けられている。制御部34は、CPUおよびメモリ等から構成されるシーケンサ等を用いることができる。制御部34のCPUは、メモリ内に予め記憶させておいた制御プログラムを読み込むことで、制御プログラムに基いた動作を実行する。
制御部34には、操作スイッチ部32からのスイッチの操作による操作信号が入力される。制御部34は、入力された操作信号に基いて、食品ゲル型24に該当する食品ゲルを所定数提供するように提供指示信号を出力する。食品ゲル型24では、図示しない供給手段が、提供指示信号に基いて該当する食品ゲルを食品ゲル提供口26へ移送する。
また、制御部34は、提供指示信号を出力したのち、提供指示信号に基いて表示部30に表示信号を出力する。すなわち、制御部34では、提供指示信号を出力することで食品ゲル型24が何個食品ゲルを提供したかが明らかになるので、もともとの残数から提供した個数を差し引いた数を表示部30に表示させるようにする。
なお、食品ゲル型24では、各型27に食品ゲルの有無を検出する検出装置を設けておき、型27から食品ゲルが食品ゲル提供口26へ供給されたことを検出した場合には、保管してある残りの数を残量信号として制御部34に送信してもよい。
本実施形態における制御部34では、提供指示信号を食品ゲル型24に出力する都度、食品ゾル溶液を新たに製造するように製造部22に指示する製造指示信号を出力する。
製造部22で食品ゾル溶液の製造中、および各型27における食品ゾル溶液のゲル化の最中においては、制御部34は表示部30に表示信号を出力し、製造中であることを表示させるようにするとよい。具体的には製造中という文字が表示されるようにするか、または製造中という文字近傍に表示ランプを設けておき、この表示ランプを点灯させるようにするとよい。
製造中であった食品ゲルの製造が終了した場合、個別保管室27から制御部34に対して製造終了信号を出力する。このように製造終了が制御部34において判明した場合には、制御部34は表示信号を表示部30へ出力し、製造中であった表示をオフにするとともに、残量表示において残量を1つ増やすように制御する。
次に、食品ゲルの自動製造装置の具体例として、ところてんやみつ豆等に供される寒天ゲルを自動的に製造する寒天ゲルの自動製造装置について説明する。この寒天ゲルの自動製造装置は、レストラン等の厨房内に設置され、厨房内の調理人が使用することを想定したものである。
寒天ゲルの自動製造装置(以下、単に製造装置と称する場合がある)の内部構造の一例を図2に示す。
製造装置40には、攪拌機42が設けられた溶解タンク43に、所定量の寒天粉を供給する寒天粉供給装置44と、所定量の熱湯を供給する熱湯供給装置46とが設けられている。
寒天粉供給装置44には、寒天粉が充填された箱体44aの底部近傍に、ギアモータ44bがスクリュ44cの一端部に設けられている。寒天粉供給装置44は、ギアモータ44bを駆動してスクリュ44cを回転し、箱体44a内の寒天粉を溶解タンク43に供給する。寒天粉の供給量は、ギアモータ44bの駆動時間によって調整する。
また、熱湯供給装置46には、ヒータ50やフロートスイッチ52が設けられ、80〜95℃の熱湯が一定量貯留される熱湯貯留槽58には、自動弁54を経由した水が浄化器56を通過して供給される。熱湯貯留槽58の熱湯は、自動弁59が途中に設けられた供給配管60を経由して溶解タンク43に供給される。
これら溶解タンク43、寒天粉供給装置44、熱湯供給装置46が上述した製造部22に該当する。
溶解タンク43の底部からは、下方に向けて供給ノズル配管62が延出されており、供給ノズル配管62の途中には、自動弁64が設けられている。この供給ノズル配管62は、途中に寒天溶液(特許請求の範囲でいう食品ゾル溶液)の液溜ができないように、溶解タンク43の底部から略直線状に延出されている。
かかる溶解タンク43は、水平方向に設けられたスライダシリンダ装置68に垂直に設けられたシリンダ装置66の本体部に固着されている。このため、シリンダ装置66が、スライダシリンダ装置68によって左右方向に移動し、その際に、溶解タンク43及び供給ノズル配管62も左右方向に移動する。
このシリンダ装置66は、後述する型72内で冷却された寒天ゲルの押出手段を構成しており、その下端側には、シリンダ装置66内に挿入された一端部にピストンが設けられたロッドの先端側に鍔状部材73が設けられている。この鍔状部材73は、シリンダ装置66によって昇降し、型72内に挿入されたとき、寒天ゲルを排出口方向に押し出す。
尚、シリンダ装置66(溶解タンク43及び供給ノズル配管62)のホームポジションは、スライダシリンダ装置68の一端側に設定されている。
供給ノズル配管62の先端方向には、複数個の型72,72・・が一列に配列された型群が設けられており、型群を構成する型72,72・・の中途部が冷却槽80に貯留された冷媒に浸されている。この冷却槽80には、冷却機85で冷却された冷媒が循環使用されている。
これら各型72が上述した型27に該当し、冷却槽80を含めた型群が食品ゲル型24に該当する。
型72,72・・の各々は、横断面形状が矩形の筒状部であって、冷却槽80の上端から露出する型72の先端には、寒天溶液が供給される供給口としての開口部が形成されており、型72の後端には、型72内の寒天ゲルを排出する排出口が形成されている。この排出口は、開閉手段としてのシャッター84によって閉塞されている。このシャッター84は、シリンダ装置(図示せず)によって水平方向に移動可能に設けられた移動板(図示せず)上にバネ等の付勢部材によって型72の方向に付勢されて設けられている。かかるシリンダ装置を駆動し、シャッター84を後退することによって、型72の排出口を開放できる。
かかる冷却槽80の下方には、すり鉢状のシュータ88が設けられている。シュータ88は、シャッター84が開放された際に、重力及びシリンダ装置66の鍔状部材73による押し出しによって型72の排出口から押し出された所定形状の寒天ゲル86を受ける。このシュータ88の横断面形状は丸型であっても角型であってもよい。
かかるシュータ88には、シュータ88の内壁面を濡らして所定形状の寒天ゲル86の滑りを向上すべく、シュータ88の内壁面に向けて水を噴射する噴射ノズル90,90・・が設けられている。噴射ノズル90,90・・には、自動弁95を経由して水が供給される。
これら、鍔状部材73、シャッター84、シュータ88が特許請求の範囲で言う供給手段を構成する。
シュータ88で受けた所定形状の寒天ゲル86は、シュータ88の中央部の出口から切断装置92に供給される。切断装置92では、シリンダ装置94によってサイコロ状カッター96に寒天ゲル86を押し付けることによってサイコロ状に切断できる。また、シリンダ装置98によってところてんカッター100に寒天ゲル86を押し付けることによってところてん状に切断できる。
切断された寒天ゲルは、提供口26に配置された受け部104内に落下する。受け部104は、顧客が自らボウルなどの容器を配置してもよいし、製造装置40に予め配置されているものであってもよい。提供口26は、製造装置40の前面パネル25に開口して形成されている。
また、図3に製造装置の外観構造の一例を示し、図4には操作パネルの具体例を示す。
製造装置40の前面パネル25には、操作パネル28が設けられている。操作パネル28は、図4に示すように、各種の操作スイッチ部32と、表示部30とから構成されている。
操作パネル28には、制御部34が接続されている。制御部34は、操作パネル28から入力されるスイッチの操作信号を受け付けて該当する操作を実行するように、上述したような各内部機器を制御する。また、制御部34は、型72、72・・内の寒天ゲルの在庫状況を知らせるための表示信号を操作パネル28の表示部30へ出力する。
表示部30は、各型72ごとに対応するLED等の表示ランプ110、110・・が設けられており、各型72における寒天ゲルの在庫状況を顧客に知らせることができる。
在庫状況および製造中か否かについては各表示ランプ110の消灯、点滅、点灯で表される。
本実施形態では、該当する型72内において寒天ゲルが存在しておらず在庫が無ければ、該当する表示ランプ110は消灯し、すでに寒天溶液が充填されて凝固中であれば製造中であるとして該当する表示ランプ110は点滅し、製造完了して提供可能な状態になれば該当する表示ランプ110は点灯するように制御される。
また、操作スイッチ部32としては、運転スイッチ112、停止スイッチ114、追加製造中止スイッチ116、ところてんスイッチ118、サイコロスイッチ120が設けられている。また、これら各操作スイッチの近傍には、スイッチに該当する動作について表示する表示ランプ121、123、124、125が設けられている。
運転スイッチ112の表示ランプ121は、運転スイッチ112を押下した場合に点滅し、寒天ゲルの調理開始に伴い点灯するように制御部34によって制御される。
追加製造中止スイッチ116の表示ランプ123は、追加製造中止スイッチ116を押下した場合に点灯するように制御部34によって制御される。追加製造中止は、例えば夜間等において製造装置40の電源をオフしておくような場合には、いずれかの型72が空になったとしても追加製造しないようにして、運転していない状態で食品が保存されてしまうのを防止するために実行される。
ところてんスイッチ118の表示ランプ124は、ところてんスイッチ118が押下されると点灯し、型72から取り出し後、切断して受け部104に落下させて顧客が取り出し可能となったときに消灯するように制御部34によって制御される。
サイコロスイッチ120の表示ランプ125は、サイコロスイッチ120が押下されると点灯し、型72から取り出し後、切断中のときに点灯し、切断して受け部104に落下させて顧客が取り出し可能となったときに消灯するように制御部34によって制御される。
また、洗浄表示ランプ126は、製造部22や食品保管部24を洗浄中には点滅し、洗浄終了時には消灯するように制御部34によって制御される。
警報表示ランプ127は、内部装置のいずれかに異常が発生した場合に点灯し、電源スイッチ112をオフするか、または異常部分を直した後に警報解除スイッチ(図示せず)を押下することにより消灯するように制御部34によって制御される。
次に、制御部34の残量表示の制御動作について、図5のフローチャートに基いて説明する。なお、本実施形態における製造装置40の制御部34は、操作パネル28の各操作スイッチの操作に基く、製造部22等の制御も実行するが、ここでは残量表示に関する制御のみについて説明する。
制御部34は、運転スイッチ112が押下されて製造装置40の運転が開始されると、スライダシリンダ装置68内のシリンダ装置が(図示せず)、供給ノズル配管62の先端が寒天溶液を充填する型72の供給口に至るように動作し、シリンダ装置66を移動する。そして自動弁64が開いて型72内に寒天溶液が充填されると、制御部34は対応する型72の表示ランプ110が点滅するように表示信号を出力する(ステップS100)。
型72に寒天溶液が充填されると、型72を冷却する冷却槽80によって寒天溶液が凝固し、寒天ゲルとなる。寒天ゲルとなるまでには、所定時間かかるため、制御部34では寒天溶液を充填してから予め設定された所定時間を計測する(ステップS102)。制御部34は、所定時間が経過したときに、製造が完了し、顧客に提供可能となったものとして表示信号を出力し、対応する型72の表示ランプ110を点灯させる(ステップS104)。
また、寒天ゲルの製造完了によって、顧客がところてんスイッチ118またはサイコロスイッチ120を押下した場合には(ステップS106)、型72の排出口を閉塞しているシャッター84が移動し、いずれかの型72の排出口を開放する。次いで、シリンダ装置66が駆動し、鍔状部材73が型72内に挿入し、寒天ゲルを型72の排出口からシュータ88に押し出す。
制御部34は、シリンダ装置66の駆動により寒天ゲルが排出された型72には在庫がなくなったものとして表示信号を出力し、対応する型72の表示ランプ110を消灯するように制御する(ステップS108)。
上述してきたように、本実施形態の製造装置40では、型72への寒天溶液の充填が実行され所定時間経過するまでは製造中であることを表示部30が表示し、型72内で所定時間経過後は製造完了であることを表示部30が表示し、型72からの寒天ゲルを排出したときはこの型72内には在庫無しであることを表示部30が表示するようにしてきた。
しかし、本発明の残量表示の際の方法についてはこれに限定することはなく、例えば各型72にセンサを設けて寒天ゲルの有無を検出し、このセンサの検出結果に基いて残量表示を実行してもよい。
食品ゲルとしては、上述のように寒天ゲルに限定されることはなく、ゼラチン等の食品ゲルやその他のものを含む概念である。
以上本発明につき好適な実施例を挙げて種々説明したが、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのはもちろんである。
本発明に係る食品ゲル成形体の自動製造装置の構成を説明するブロック図である。 寒天ゲルの自動製造装置の内部構成を示す説明図である。 図2の寒天ゲルの自動製造装置の外観構造を示す正面図である。 操作パネルの一例を示す説明図である。 残量表示動作を制御部が実行する際の動作フローチャートである。
符号の説明
20 食品ゲル成形体の自動製造装置
22 製造部
24 食品ゲル型
25 前面パネル
26 食品提供口
27 型
28 操作パネル
30 表示部
32 操作スイッチ部
34 制御部
36 シリンダ装置
40 寒天ゲルの自動製造装置
42 攪拌機
43 溶解タンク
44 寒天粉供給装置
44a 箱体
44b ギアモータ
44c スクリュ
46 熱湯供給装置
50 ヒータ
52 フロートスイッチ
54 自動弁
56 浄化器
58 熱湯貯留槽
59 自動弁
60 供給配管
62 供給ノズル配管
64 自動弁
66 シリンダ装置
68 スライダシリンダ装置
72 型
73 鍔状部材
80 冷却槽
84 シャッター
85 冷却機
86 寒天ゲル
88 シュータ
90 噴射ノズル
92 切断装置
94 シリンダ装置
95 自動弁
96 サイコロ状カッター
98 シリンダ装置
100 カッター
104 受け部
110 表示ランプ
112 運転スイッチ
112 電源スイッチ
114 停止スイッチ
116 追加製造中止スイッチ
118 ところてんスイッチ
120 サイコロスイッチ
121 表示ランプ
123 表示ランプ
124 表示ランプ
125 表示ランプ
126 洗浄表示ランプ
127 警報表示ランプ

Claims (3)

  1. 食品ゾル溶液を製造する製造部と、
    製造された食品ゾル溶液が充填され、充填された食品ゾル溶液を食品ゲル成形体にゲル化させる複数の型と、
    食品ゲル成形体を提供させる提供口へ、型内の食品ゲル成形体を供給する供給手段と、
    提供可能な食品ゲル成形体の数を表示する表示部とを具備することを特徴とする食品ゲル成形体の自動製造装置。
  2. 前記表示部は、各型について空であるかまたは提供可能な食品ゲル成形体が充填されているかを表示することを特徴とする請求項1記載の食品ゲル成形体の自動製造装置。
  3. 前記表示部は、食品ゾル溶液が型に充填されてから所定時間経過するまでの間、食品ゾル溶液が充填された型について製造中である旨を表示することを特徴とする請求項1または請求項2記載の食品ゲル成形体の自動製造装置。
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