JP4167185B2 - コーヒー抽出用の飲料ディスペンサ - Google Patents
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Description
このため、本出願人は、原出願において、移送中(供給中)のミルクに蒸気を2段階で接触させ得るようにした技術を開示している。具体的には、まずミルクを加熱用の蒸気と接触させることにより適宜加温した後、泡立用の蒸気を接触させて、よりキメの細かいフォームドミルク状態に仕立て得るようにしたものである。
なお、原出願では、このようなミルクの高品質化に見合うように、コーヒー抽出機としての飲料ディスペンサ自体においても、回分毎、常に安定してコーヒーの抽出が行えるような技術的改良を施している。具体的には、抽出インターバルが比較的長くなっても常に温かいコーヒー液を抽出できるようにしたり、あるいは抽出後のコーヒー粉Wを極力、フィルタ上に残さないようにする等の改良事項である。そして、このようなコーヒー抽出機としての飲料ディスペンサの改良は、それ自体でも、独立して評価し得るものであり、原出願を分割出願に及び、別途権利取得を試みるものである。
なお、原出願においても出願当初より、飲料ディスペンサの改良については、別途独立的に評価し得る旨が記載されている(原出願明細書段落番号〔0084〕参照)。
抽出の際には、適宜圧縮したコーヒー粉(W) に、湯を送り込んでコーヒー液(L) を抽出するようにした飲料ディスペンサ(A) において、
前記シリンダー部(13)には、抽出用の高温湯を取り込む給湯経路(18)と、抽出後のコーヒー液(L) をカップ(C) 側に移送する輸送経路(20)と、蒸気供給経路(19)とが接続され、抽出に併せて、この蒸気供給経路(19)からシリンダー部(13)に蒸気を供給することにより、抽出したコーヒー液(L) を適宜加熱した状態でカップ(C) 側に供給できるようにしたものであり、
また、前記シリンダー部(13)において抽出されたコーヒー液(L) は、前記輸送経路(20)によって適宜閉鎖可能な注入室(30)まで運ばれ、この注入室(30)の上部に設けられた注ぎ口(31)からカップ(C) に注入されるものであり、
この注ぎ口(31)が、カップ(C) の大きさや飲料のメニュー等、飲料の形態に合わせて、自動的に昇降動するように形成されることを特徴として成るものである。
コーヒー液(L) を抽出する際、コーヒー粉(W) を圧縮するにあたっては、これら両ブロック(14A,14B) を接近させて、両ブロック(14A,14B) 間に受け入れたコーヒー粉(W) を圧縮するものであり、
その後、抽出を終えて、可動ブロック(14B) を下降させるにあたっては、可動ブロック(14B) の離反に合わせて、前記蒸気供給経路(19)から固定ブロック(14A) に蒸気を供給し、固定ブロック(14A) のフィルタ(16A) 面に付着したコーヒー粉(W) の残留カスを、極力フィルタ(16A) 面から切り離し、塊状の絞りカス(W1)と一体化させるようにしたことを特徴として成るものである。
また、この発明によれば、誰が飲料ディスペンサを操作しても、飲料のメニュー等に応じて簡単且つ確実に安定した抽出が行える。例えば、アイスメニューの飲料を生成する場合には、カップに氷を入れることに因み、通常のホットメニューよりも大きめのカップを用いる必要があり、このため注ぎ口の高さもカップサイズに合わせて適宜変更する必要があるが、この発明では、このような高さ調整が自動的に行い得る。なお、注ぎ口を予め大きめのカップに合わせて高位置に固定しておけば、どちらのメニューに対しても注入を行うことはできるが、通常の(小さめの)カップに高位置から注入した場合には、コーヒー液やミルク等の飛散が避けらず、安定的な抽出が行えないものである。また、注ぎ口を飲料のメニュー等に応じて自動的に昇降できるようにしたことに因み、専ら販売者が飲料ディスペンサを操作する従来の販売形態だけでなく、ユーザ自身がメニューボタンを押して飲料を生成する新規な販売形態も可能となる。
まずディスペンサ本体部1について説明する。このものは、ミルク添加前のコーヒー液Lを生成する飲料液生成部3と、主にミルクMの加熱や泡立用の蒸気を供給するミルク処理蒸気供給部4とを具えて成るものであり、以下、これらについて更に説明する。
一方、上側の固定ブロック14Aには、前記加熱タンク40から蒸気供給経路19が接続され、主に抽出したコーヒー液Lを加熱するための蒸気(これを昇温用蒸気S1とする)が、シリンダー部13の上側から送り込まれる。更にこの固定ブロック14Aには、抽出したコーヒー液LをカップCに注ぎ入れるための輸送経路20が接続される。なお図中符号21は、シリンダー内の気密性を確保するためにブロック14の周囲に設けられたOリングである。
なお図中符号314は、モータ311とスクリューネジ312とを一体的に結合するカップリング(継手)であり、符号315は、スクリューネジ312を回転自在に支持するベアリング(軸受)である。
なお、このようなことに因み、図9では、注ぎ口31の初期位置(上限位置)を認識するためのセンサー316を設けている。
因みに従来の飲料ディスペンサにあっては、専ら販売者がディスペンサ(マシン)を操作する業務用を前提として開発されていたことに因み、注ぎ口31を手動で上下動させる形態にとどまっていた。しかしながら、本発明では、メニュー選択に連動させて、注ぎ口31の高さを自動設定できるため、誰でも簡単且つ確実に安定した抽出が行える。このため販売者がディスペンサを操作する形態はもちろん、ユーザ自身が図1に示すメニューボタンBを押して飲料を生成する販売形態も容易に採り得る。
なお本実施例では、注ぎ口31を昇降させるものとして主にスクリューネジ312を適用し、このものを正逆転させるものであったが、この他にも、エアシリンダー等を適用し、摺動子の伸縮によって注ぎ口31を上下動させる形態も採り得る。
また注入室30のカップ載置面35は、コーヒー液L等がこぼれることを考慮して格子状等に形成され、ここにはドレンDが接続される(図2参照)。
このため本実施例では、図5に併せて示すように、注入室30から蒸気を追い出すファン34を更に利用し、この吐出風によって、加熱タンク40等からの発熱を装置外部に放散させ、ディスペンサ内、特にホッパー10周辺に極力、熱を籠もらせないようにしている。具体的には、ファン34による空気流を、グラインダーユニット11下方の遮へい板CPに指向させ、装置内にとどまろうとする熱を外部に追い出し、ホッパー10周辺の温度を上昇させないようにしている。
また泡立室50は、例えば室内が下窄まりの略円錐状に形成され、泡立用蒸気S3と混合されたミルクMを室内の下方出口に向かって旋回させながら攪拌する、いわゆるボルテックスミキサーの形態を採り、より一層ミルクMをキメ細かく泡立て得るようにしている。
なおミルク泡立ライン38からミルク供給経路36に泡立用蒸気S3を送る主な目的は、上述したように加熱後のミルクMを泡立てることであるが、このような泡立用蒸気S3も、ミルク泡立ライン38、特に泡立蒸気混合室49の洗浄に適用できるものである。
このように本実施例では、ミルクMに直接接触することなく、残量を計測するため、例えばミルクパックMPを交換する際、すなわち、ほぼ空になったミルクパックMPからチューブ状部材70を抜いて、新たなミルクパックMPに差し込む際、計測器61を洗浄する必要がなく、このような交換作業が、容易且つ極めて衛生的に行えるものである。
なお、ミルクMの残量を監視する、このような計測器61には、これと連動させて警告音や警告灯等を発するようにし、ミルクパックMPの交換を管理者等に告知する形態を採るのが一般的である。
また、冷蔵部5内における冷蔵室57以外の部位(ここを非冷蔵室63とする)には、冷蔵室57の冷却等を担うペルチェ素子65や、ポンプ部6のモータm2(後述)、あるいは交流電源の周波数や温・冷等の切替調整を行う基板等が収容され得る。
なおチューブ状部材70は、必ずしもシリコン製である必要はなく、外力すなわちコロ71の接触を受けて弾性変形を行う部材であれば種々の素材の適用が可能である。また図中符号73は、回転盤72(コロ71)と対を成し、チューブ状部材70を挟み込み、これを押圧する固定部材73である。更に図中符号72Aは、回転盤72を回転自在に保持する支持体である。
また、本実施例では、モータm2やペルチェ素子65等、運転時に発熱を伴う部材については、非冷蔵室63に設置したが、積極的に冷蔵部5の外部に設けることも可能である。
なおコーヒーLMのメニューを設定するには、通常、操作パネルPに設けられたメニューボタンBを操作して(押して)選択するものであり、本発明では、このコーヒーLMのメニュー選択に合わせて、注ぎ口31の高さも自動設定される。すなわち、ここでは、上述したように、目的のメニューが、ホットカプチーノやホットカフェラテであるため、標準サイズのカップCを使用するものであり、これに合わせて、注ぎ口31を自動的に下降させ、高さを設定するものである。また、このような作動に伴い、標準サイズのカップCを手動もしくは自動的に注入室30にセットするものである。
冷蔵室57に保存されているミルクMを供給するには、チュービングポンプ69を作動させるものであり、具体的にはモータm2によって回転盤72を駆動させる。この回転盤72の回転によってチューブ状部材70は、コロ71による押圧(押し潰し)と、部材そのものの弾性に基づく戻り(復元)という変形を繰り返し行うものである。しかも、この変形位置が、回転する回転盤72にしたがい、順次、供給側へと変移して行くため、チューブ状部材70の内部には、貯留状態のミルクMを加熱蒸気混合室43側へと向かわせる搬送力(吸引力)が生じ、これによってミルクMの供給が行われる。また、ミルクMの一回の供給量は、回転盤72の回転数によって決定されるため、目的の供給量(一例として90cc)に達した段階で回転盤72は停止される。なお、冷蔵室57に保存されるミルクMの温度は一例として8℃程度である。
そして加熱されたミルクMは、その後、ミルク供給経路36を通って、泡立蒸気混合室49に送られる。なお本実施例ではミルクMを最終的にキメの細かいフォームドミルクに仕立てたいため、この泡立蒸気混合室49には、空気を混入させた泡立用蒸気S3を供給しておくものであり、これをミルクMと接触させる。
またこの泡立蒸気混合室49では、ミルクMの泡立ちを向上させるべく、泡立用蒸気S3の流速によってミルクMを霧化させながら、蒸気とミルクMの混合を図ることが好ましい。
このようなミルク供給に伴い、コーヒー液Lが抽出される。これには、まず、一杯分のコーヒー豆がホッパー10からグラインダーユニット11に落とされ、ここで適宜の大きさのコーヒー粉Wに挽かれる。この後、コーヒー粉Wは、グラインダーユニット11からドリッパー部12に送られ、ここでシリンダー部13(ブロック14)により圧縮される。これには、回転軸15を回転(正転)させて下側の可動ブロック14Bを上昇させ、両ブロック14間に受け入れたコーヒー粉Wを圧縮するものである。なお、コーヒー粉Wの圧縮は、抽出用の湯を満遍なく通過させるためであり、これによって本格的なコーヒー液Lを短時間で抽出することができるものである。
コーヒー液Lの抽出が終わると、回転軸15の逆転により可動ブロック14Bを下降させ、固定ブロック14Aから離反させる。この際、本実施例では、離反に合わせて、まず上側フィルタ16Aに昇温用蒸気S1を供給し、上側フィルタ16Aに付着しているコーヒー粉Wの残留カスを、フィルタ面から切り離し、塊状の絞りカスW1と一体化させるものである。
なお残留カスの切り離しを目的として、上側フィルタ16Aに流す昇温用蒸気S1の供給時間が長すぎる場合には、残留カスの切り離しそのものは行えても、下側フィルタ16Bに載る塊状態の絞りカスW1が柔らかくなり過ぎることがあり、スクレパー24で蹴り出した際、塊状態を維持できず、崩れたカス粉が周囲に飛散することが懸念される。このため、切り離しを目的とした昇温用蒸気S1の供給時間は、一例として約0.5〜1.5秒程度に抑えられる。
洗浄にあたっては、当然ながらミルクMの供給を停止し、供給経路に加熱用蒸気S2のみを送り込んで洗浄を行う。この蒸気によって、加熱蒸気混合室43以降のミルク供給経路36内が洗浄されるものであり、経路内に付着したミルクMの除去や経路内の殺菌等が行われる。もちろん、この加熱用蒸気S2によって、泡立蒸気混合室49や泡立室50の洗浄も行える。なお、このような蒸気洗浄をミルク供給毎に行うことで、ミルク供給経路36ひいては飲料ディスペンサAの衛生状態を、より高いレベルで維持できるものである。
また泡立用蒸気S3のみをミルク泡立ライン38に送り込むことで、ミルク泡立ライン38の洗浄や殺菌が行えるものである。
具体的には、まずミルク処理蒸気に関与する技術思想である。この技術思想の基本的な要旨は、主にミルクMを加熱するための加熱用蒸気S2によって、ミルク供給経路36の洗浄を行うこと、またこの蒸気(加熱用蒸気S2)が、主に加熱後のミルクMを泡立てる泡立用蒸気S3に対して独立して供給できること等である。
また分割出願を考慮し得る他の技術思想としては、コーヒー抽出機としての飲料ディスペンサA全体の技術思想がある。すなわちミルクMの上質化(キメ細かい泡立ミルク)に充分にマッチングできるように、コーヒー液Lの抽出ないしは管理を厳格化することを含めた技術思想である。具体的には、昇温用蒸気S1によって抽出時のコーヒー温を管理することや、抽出後のコーヒー粉Wが極力、上側フィルタ16Aに残留しないようにし、回分毎、常に安定した抽出を可能とすること等である。
2 ミルク供給部
3 飲料液生成部
4 ミルク処理蒸気供給部
5 冷蔵部
6 ポンプ部
10 ホッパー
11 グラインダーユニット
12 ドリッパー部
13 シリンダー部
14 ブロック
14A 固定ブロック
14B 可動ブロック
15 回転軸
16 フィルタ
16A フィルタ(固定ブロック側)
16B フィルタ(可動ブロック側)
17 取付プレート
17A 取付プレート(固定ブロック側)
17B 取付プレート(可動ブロック側)
18 給湯経路
19 蒸気供給経路
20 輸送経路
21 Oリング
24 スクレパー
25 カス受け
26 ブレード
27 板部材
30 注入室
31 注ぎ口
32 吐出口ノズル
33 開閉扉
34 ファン
35 カップ載置面
36 ミルク供給経路
37 ミルク加熱ライン
38 ミルク泡立ライン
39 ヒータ
40 加熱タンク
41 蒸気供給弁
42 蒸気調節弁
43 加熱蒸気混合室
44 逆止弁
45 浄水器
47 蒸気供給弁
48 蒸気調節弁
49 泡立蒸気混合室
50 泡立室
51 空気ポンプ
52 逆止弁
55 断熱壁
56 開閉扉
57 冷蔵室
61 計測器
61A レベルセンサー
61B 重量計
63 非冷蔵室
65 ペルチェ素子
66 取付孔
69 チュービングポンプ
70 チューブ状部材
71 コロ
72 回転盤
72A 支持体
73 固定部材
74 止め金
77 流量測定器
78 振動バルブ
79 サーモスタット
80 レベラー
81 センサー
82 バイパス
310 自動昇降機構
311 モータ
312 スクリューネジ
313 昇降体
314 カップリング
315 ベアリング
316 センサー
SV1 バルブ
SV2 バルブ
SV3 バルブ
SV4 バルブ
SV5 バルブ
SV7 バルブ
A 飲料ディスペンサ
B メニューボタン
C カップ
CP 遮へい板
D ドレン
L コーヒー液
LM コーヒー
M ミルク
MP ミルクパック
m1 モータ
m2 モータ
P 操作パネル
S1 昇温用蒸気
S2 加熱用蒸気
S3 泡立用蒸気
W コーヒー粉
W1 絞りカス
Claims (4)
- ほぼ一定の粒度に挽かれたコーヒー粉(W) を受け入れ、フィルタ作用によって供給湯からコーヒー液(L) を抽出するドリッパー部(12)を具えるとともに、このドリッパー部(12)には、受け入れたコーヒー粉(W) を適宜圧縮するシリンダー部(13)が設けられ、
抽出の際には、適宜圧縮したコーヒー粉(W) に、湯を送り込んでコーヒー液(L) を抽出するようにした飲料ディスペンサ(A) において、
前記シリンダー部(13)には、抽出用の高温湯を取り込む給湯経路(18)と、抽出後のコーヒー液(L) をカップ(C) 側に移送する輸送経路(20)と、蒸気供給経路(19)とが接続され、抽出に併せて、この蒸気供給経路(19)からシリンダー部(13)に蒸気を供給することにより、抽出したコーヒー液(L) を適宜加熱した状態でカップ(C) 側に供給できるようにしたものであり、
また、前記シリンダー部(13)において抽出されたコーヒー液(L) は、前記輸送経路(20)によって適宜閉鎖可能な注入室(30)まで運ばれ、この注入室(30)の上部に設けられた注ぎ口(31)からカップ(C) に注入されるものであり、
この注ぎ口(31)が、カップ(C) の大きさや飲料のメニュー等、飲料の形態に合わせて、自動的に昇降動するように形成されることを特徴とするコーヒー抽出用の飲料ディスペンサ。 - 前記シリンダー部(13)は、内部に固定ブロック(14A) と可動ブロック(14B) とを上下に具え、且つこれら両ブロック(14A,14B) には繰り返し使用されるフィルタ(16A,16B) が設けられるものであって、
コーヒー液(L) を抽出する際、コーヒー粉(W) を圧縮するにあたっては、これら両ブロック(14A,14B) を接近させて、両ブロック(14A,14B) 間に受け入れたコーヒー粉(W) を圧縮するものであり、
その後、抽出を終えて、可動ブロック(14B) を下降させるにあたっては、可動ブロック(14B) の離反に合わせて、前記蒸気供給経路(19)から固定ブロック(14A) に蒸気を供給し、固定ブロック(14A) のフィルタ(16A) 面に付着したコーヒー粉(W) の残留カスを、極力フィルタ(16A) 面から切り離し、塊状の絞りカス(W1)と一体化させるようにしたことを特徴とする請求項1記載のコーヒー抽出用の飲料ディスペンサ。 - 前記注入室(30)には、注ぎ口(31)を通して室内に送り込まれてくる蒸気を、強制的に室外に追い出すファン(34)が接続されることを特徴とする請求項1または2記載のコーヒー抽出用の飲料ディスペンサ。
- 前記注入室(30)から蒸気を追い出すファン(34)は、その吐出風を利用して、装置から発せられ、装置内部に籠もろうとする熱を外部に放散するように取り付けられることを特徴とする請求項3記載のコーヒー抽出用の飲料ディスペンサ。
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