JP2007322809A - フィルタ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ファン13が回転すると、フィルタ装置10の内部には、吸気口15から排気口14へ向かう空気流が生み出される。これにより、吸気口15の下部空間、すなわち画像形成装置の用紙排出口近傍のエアーは吸気口15を介してフィルタ装置10の内部へ吸引され、フィルタ12、およびファン13を通過し、排気口14から外部に排出される。排出される用紙は、定着器によって加熱されており、この熱によってケミカルエミッションが生ずることがあるが、用紙排出口近傍のエアーは吸気口15から吸い込まれ、フィルタ12を介して排気口14から外部に排出されるから、用紙から発生したVOCは、フィルタ12によって除去される。
【選択図】図2
Description
また、特許文献2では、排紙トレイ上の用紙周囲のエアーを確実に吸気し、フィルタを介して排気する装置が提案されている。
また、ケミカルエミッションの除去については、使用者や状況によって、その必要性の程度が異なる場合が多いので、除去装置の効率や設置の有無は柔軟に選択できることが望まれていた。
(構成)
以下、図面を参照して本発明の第1の実施形態について説明する。図1は本発明の第1の実施形態であるフィルタ装置10、およびこのフィルタ装置10が取り付けられる画像形成装置20の外観を示した斜視図である。
画像形成装置20は、電子写真方式によって用紙に画像を形成する複写機であり、その側面20aに用紙排出口22が開口している。用紙排出口22の下方には、排出された用紙を順次収納する排紙トレイ21が取り付けられている。
画像形成装置においては、露光手段が画信号に応じたレーザ光を感光体ドラムに照射することで静電潜像が形成され、その潜像は現像器によってトナー現像されることで可視像化される。その後、トナー像は用紙に転写されて画像が形成され、定着器によって加熱、加圧されて用紙にトナー像が定着する。定着過程を終えた用紙は、排出口22から排出され、排紙トレイ21の上へ搬送される。
要するに、画像形成装置20に対して着脱自在に取り付けられる構成であれば、その他どのような機構を用いてもよい。
上述した第1の実施形態においては、フィルタ装置10を画像形成装置20の用紙排出口22の上方に設置することによって排紙トレイ21上に排出された用紙周囲のエアーを吸引したが、フィルタ装置10の設置位置はこれに限らず、例えば、以下のような構成をとってもよい。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
図6はこの発明の第3の実施形態であるフィルタ装置40、およびこのフィルタ装置40が取り付けられる画像形成装置20の外観を示した斜視図である。フィルタ装置40の筐体40aは側面40bにフック41を有し、このフック41を用いて画像形成装置20に対して着脱自在に取り付けられる。その取り付け箇所は、用紙排出口22の下方の位置である。この位置は、一般的に排出トレイが設置される位置である。
また、ファン13を駆動する回路については、前述した第1実施形態(図3参照)と同様であるため、説明を省略する。
そして、信号S1(図3参照)に応じてファン13が回転することにより、排出された用紙付近のエアーは吸気口15から吸引され、ダクト16の中に設置されたフィルタ12を通過する。フィルタ12でVOCを除去されたエアーは、ファン13を通過し、排気口14から排出される。
(1)上述した各実施形態においては、印刷物の像密度や出力頻度などを指示する信号S1を用いたが、これに代えて、画像形成装置20がモノクロ/カラー印刷などを示す信号を出力する場合には、それらの信号を用いてもよい。要するに、ケミカルエミッションの発生量に影響する処理内容を示す信号であれば、その信号を信号S1に代えて用いても、ケミカルエミッションの発生量に対応した吸引制御を行うことができる。像密度の観点から、カラー印刷の方がVOCや臭気物質の発生が多いと考えられる。この場合、制御部50は画像形成装置20から信号S1を受信し、この信号S1に基づいてファン13,13の回転を制御する。信号S1は、モノクロ印刷であるかカラー印刷であるかを示す信号である。この実施形態においては、制御部50は、信号S1がモノクロ印刷であることを示す場合は、ファン13の回転速度を予め決められた回転数N1にし、信号S1がカラー印刷を示す場合はファンの回転速度をN1より高いN2にする。この実施形態によれば、カラー印刷のときはファン13が高速(N2>N1)で回転するから、単位時間あたりのフィルタ通過空気量が多くなり、その分、フィルタ12の除去効率が上昇するため、仮にVOCの発生が多くても充分に除去することができる。
Claims (9)
- 筐体と、前記筐体を画像形成装置の用紙排出口近傍において着脱自在に支持する支持機構と、前記筐体に設けられ、前記用紙排出口の近傍において開口する吸気口と、前記筐体に設けられる排気口と、前記筐体内において前記吸気口と排気口を連結するダクトと、前記ダクト中に設けられ、前記吸気口から前記排気口に向かってエアーが流れるように空気流を生成するファンと、前記吸気口から前記排気口に至る経路中に設けられるフィルタとを有したことを特徴とするフィルタ装置。
- 前記筐体は、前記用紙排出口から排出される用紙が重層されるトレイ形状をしており、前記用紙排出口の下方に前記支持機構により着脱自在に取り付けられることを特徴とする請求項1記載のフィルタ装置。
- 画像形成装置の排紙トレイ上に載せることができる筐体と、前記筐体に設けられ、前記用紙排出口の近傍において開口する吸気口と、前記筐体に設けられる排気口と、前記筐体内において前記吸気口と排気口を連結するダクトと、前記ダクト中に設けられ、前記吸気口から前記排気口に向かってエアーが流れるように空気流を生成するファンと、前記吸気口から前記排気口に至る経路中に設けられるフィルタとを有したことを特徴とするフィルタ装置。
- 前記画像形成装置が出力するトナー像の密度を示す信号を受信し、受信した信号の値に応じて前記ファンの動作を制御するファン制御手段を備えることを特徴とする請求項1ないし3いずれかに記載のフィルタ装置。
- 前記画像形成装置が出力する用紙の出力頻度を示す信号を受信し、受信した信号の値に応じて前記ファンの動作を制御するファン制御手段を備えることを特徴とする請求項請求項1ないし3いずれかに記載のフィルタ装置。
- 前記画像形成装置による印刷がモノクロ印刷であるかカラー印刷であるかを示す信号を受信し、受信した信号の種類に応じて前記ファンの動作を制御するファン制御手段を備えることを特徴とする請求項請求項1ないし3いずれかに記載のフィルタ装置。
- 前記フィルタは予め決められた特定の物質を除去するフィルタであるとともに、前記物質を測定するセンサを設け、前記センサの出力信号を受信し、受信した信号に応じて前記ファンの動作を制御するファン制御手段を備えることを特徴とする請求項1ないし3いずれかに記載のフィルタ装置。
- 前記フィルタは揮発性有機化合物や有害物質を除去する性能を持つことを特徴とする請求項1ないし3いずれかに記載のフィルタ装置。
- 前記フィルタはオゾンを除去する性能を持つことを特徴とする請求項1ないし3いずれかに記載のフィルタ装置。
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