JP2007322807A - 回転体駆動装置及び方法 - Google Patents

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Yoshihiro Kawajiri
喜広 川尻
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Tamagawa Seiki Co Ltd
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Abstract

【課題】本発明は、ピニオンギアとギアを介して駆動される回転体に、マグネットとコイルを用いて逆方向の回転力を与えることにより、ピニオンギアとギア間のバックラッシ防止することを目的とする。
【解決手段】本発明による回転体駆動装置及び方法は、コイル(12)とマグネット(10)により、バックラッシ防止手段(20)を形成し、回転体(1)の回転方向(A)と逆回転方向(B)の回転駆動力を前記バックラッシ防止手段(20)で回転体(1)に与え、ピニオンギア(3)とギア(2)によるバックラッシを防止する構成と方法である。
【選択図】図1

Description

本発明は、回転体駆動装置及び方法に関し、特に、ピニオンギアとギアを介して駆動される回転体に、マグネットとコイルを用いて逆方向の回転力を与えることにより、ピニオンギアとギア間のバックラッシを防止するための新規な改良に関する。
従来、用いられていたこの種の回転体駆動時のギアにおけるバックラッシを防止する方法としては、特許文献等を開示していないが、社内製作の構成においては、モータを2個用い、互いに逆方向に駆動力をかけてバックラッシを防止する第1従来構成、また、一対の歯車を互いにずらせて作動自在に固定し、相手歯車へ噛合させる第2従来構成、を挙げることができる。
従来のバックラッシ防止方法は、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。
すなわち、第1従来構成においては、2個のモータを用いなければならず、装置自体が大型となると共に、コストアップとなり、全体形状の小型化は困難であった。
また、第2従来構成においては、2枚の歯車を互いにずらせてスプリングにより作動自在に用いなければならず、2枚の歯車を作動自在に組合わせて固定する作業に多大のコストと労力を必要とした。
本発明による回転体駆動装置は、駆動モータにより回転するピニオンギアによりギアを有する回転体を回転駆動する回転体駆動装置において、前記回転体の円周面に設けられた複数のマグネットと、前記マグネットの近傍位置に固定配置された固定コイルとを備え、前記固定コイルとマグネットにより、バックラッシ防止手段を形成し、前記回転体の回転方向と逆の逆回転方向の回転駆動力を前記バックラッシ防止手段で前記回転体に与えることにより、前記ピニオンギアとギアとによるバックラッシを防止する構成であり、また、前記回転体は筒体よりなり、前記回転体の前記円周面には、前記ギアが形成されている構成であり、また、本発明による回転体駆動方法は、ピニオンギアとギアを介して駆動モータにより回転体を回転駆動する回転体駆動方法において、前記回転体のマグネットに対して固定配置の固定コイルを用いて、前記回転体の回転方向と逆の回転駆動力を発生させ、前記ピニオンギアとギア間のバックラッシを防止する方法であり、また、前記回転体は筒体よりなり、前記回転体の前記円周面には、前記ギアが形成されている方法である。
本発明による回転体は、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、固定コイルとマグネットにより、バックラッシ防止手段を形成し、回転体の回転方向と逆の逆回転方向の回転駆動力を前記バックラッシ防止手段で回転体に与えることにより、ピニオンギアとギアとによるバックラッシを防止するため、バックラッシ防止手段が従来よりも大幅に小型化され、かつ、コストダウンが可能となる。
本発明は、ピニオンギアとギアを介して駆動される回転体に、マグネットと固定コイルを用いて逆方向の回転力を与えることにより、ピニオンギアとギア間のバックラッシを防止するようにした回転体駆動装置及び方法を提供することを目的とする。
以下、図面と共に本発明による回転体駆動装置及び方法の好適な実施の形態について説明する。
図1において符号1で示されるものは、周知の割出し装置又は位置決め装置における回転体であり、この回転体1は円筒状をなすと共に、その中空部1aには、軸又はロッド等の回転部材が貫通して設けることができるように構成されている。
前記回転体1の上部の円周面1bには、スパーギア等からなるギア2が設けられており、このギア2にはピニオンギア3が噛合し、このピニオンギア3は、回転検出器4を有する駆動モータ5の駆動力がギアボックス6を介して前記ピニオンギア3に伝達される。
前記回転体1の前記円周面1bの前記ギア2の下方位置には、複数のマグネット10が所定の間隔で円周に沿って配設されている。
前記マグネット10の近傍位置には、このマグネット10に隣接するように、ボビン11に巻回されたコイル12が配設されている。
前記マグネット10とコイル12によって簡易型のモータからなるバックラッシ防止手段20を形成し、この固定コイル12の巻回方向により、周知の磁気作用によって回転体1を右回り又は左回りの何れか方向に任意の回転を得ることができるように構成されている。
従って、前述の構成において、駆動モータ5を介してピニオンギア3が回転し、これと噛合するギア2を介して回転体1が回転する。
前記回転体1の中空部1aには、割出し装置の図示しない回転軸、又は、位置決め装置の図示しない回転部材が挿入固定されており、回転体1の回転によって割出し装置の割出しテーブル又は位置決め装置のテーブル等の回転が行われ、所定角度位置で駆動モータ5を停止させることにより、ピニオンギア3とギア2を介して回転体1は停止する。
前述の回転体1の停止時において、前記バックラッシ防止手段20のコイル12に通電させ、回転体1の回転方向Aと逆の逆回転方向Bの回転トルクが出るように駆動させることにより、回転方向Aと逆回転方向Bの回転トルクとがバランスし、ピニオンギア3とギア2とのバックラッシは効果的に防止され、回転体1の位置決め精度が従来よりも向上する。
尚、前記固定コイル12への通電極性を変えることにより、バックラッシ防止手段20の回転トルクの方向は自在に選択可能である。
本発明による回転体駆動装置及び方法を示す構成図である。
符号の説明
1 回転体
1a 中空部
1b 円周面
2 ギア(スパーギア)
3 ピニオンギア
4 回転検出器
5 駆動モータ
6 ギアボックス
10 マグネット
11 ボビン
12 コイル
20 バックラッシ防止手段

Claims (4)

  1. 駆動モータ(5)により回転するピニオンギア(3)によりギア(2)を有する回転体(1)を回転駆動する回転体駆動装置において、
    前記回転体(1)の円周面(1b)に設けられた複数のマグネット(10)と、前記マグネット(10)の近傍位置に固定配置された固定コイル(12)とを備え、
    前記固定コイル(12)とマグネット(10)により、バックラッシ防止手段(20)を形成し、前記回転体(1)の回転方向(A)と逆の逆回転方向(B)の回転駆動力を前記バックラッシ防止手段(20)で前記回転体(1)に与えることにより、前記ピニオンギア(3)とギアと(2)によるバックラッシを防止することを特徴とする回転体駆動装置。
  2. 前記回転体(1)は筒体よりなり、前記回転体(1)の前記円周面(1b)には、前記ギア(2)が形成されていることを特徴とする請求項1記載の回転体駆動装置。
  3. ピニオンギア(3)とギア(2)を介して駆動モータ(5)により回転体(1)を回転駆動する回転体駆動方法において、
    前記回転体(1)のマグネット(10)に対して固定配置の固定コイル(12)を用いて、前記回転体(1)の回転方向(A)と逆の回転駆動力を発生させ、前記ピニオンギア(3)とギア(2)間のバックラッシを防止することを特徴とする回転体駆動方法。
  4. 前記回転体(1)は筒体よりなり、前記回転体(1)の前記円周面(1b)には、前記ギア(2)が形成されていることを特徴とする請求項3記載の回転体駆動方法。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002278362A (ja) * 2001-03-16 2002-09-27 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2004208630A (ja) * 2003-01-06 2004-07-29 Shimano Inc 両軸受リールの制動装置

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