JP2015515846A5

JP2015515846A5 -

Info

Publication number: JP2015515846A5
Application number: JP2015501049A
Authority: JP
Filing date: 2013-03-19
Publication date: 2016-05-19
Anticipated expiration: 2033-03-19

Description

当業者には理解されるように、本発明の特定の一実施例についての上記説明は、平易な用語で本発明を説明するために書かれているが、本発明を制限することは何ら意図されていない。本発明の電動機には多くの修正を加えることができる。例えば回転子中の永久磁石の数を多くし、或いは少なくすることができ、電動機によって生成される動力を伝達するために多くの異なる機械的構造を設けることができ、また、上で説明した特定の実例実施例で示されている歯車は、多くの代替構造のうちの１つにすぎない。さらに、コントローラ、ソフトウェア及びセンサを始めとする、電動機の動作を制御するための多くの異なる方法及びスキームを工夫することも可能であり、これらはすべて当業者の範囲内であり、したがって簡潔にするために上では説明されていない。

Claims

回転子の角速度に無関係に実質的に一定のトルクを発生することが可能なブラシレスＤＣ電動機であって、
ａ）円周方向に間隔が空けられた複数の永久磁石と、高透磁率材料で作られた複数のスペーサとを備える円形回転子において、前記スペーサの各々は、軸方向の磁束変化を減少するために２つの前記永久磁石の間に配置される、円形回転子と、
ｂ）静止ソレノイド・ハウジングの周りにそれぞれ設けられた複数の円周方向に間隔が空けられたソレノイドにおいて、前記ソレノイド・ハウジングが、前記回転子がその軸周りで回転するとき前記複数の磁石が通過することができる空隙部分と共に構築され、前記ソレノイドに対する前記磁石の運動が、ソレノイドの軸の方向に準線形である、ソレノイドと、
を備え、
前記複数のソレノイドの各々が、どんなときでも前記永久磁石の１つのみと相互作用することを確実にするようなタイミング・シーケンスで電力が供給され、それにより逆起電力（逆ＥＭＦ）が最小化されるブラシレスＤＣ電動機。
ソレノイドの数が永久磁石の数に等しい、請求項１に記載のブラシレスＤＣ電動機。
ソレノイドの数が永久磁石の数より多い、又は少ない、請求項１に記載のブラシレスＤＣ電動機。
前記ソレノイドに対する前記永久磁石の位置を決定するのに適した１つ又は複数のセンサをさらに備える、請求項１に記載のブラシレスＤＣ電動機。
前記ソレノイドに対する前記磁石の位置に関する１つ又は複数の前記センサによる決定に応答して、前記ソレノイドに電流を供給するのに適したコントローラをさらに備える、請求項４に記載のブラシレスＤＣ電動機。
前記回転子は、１つ又は複数の構造化リング要素をさらに備える、請求項１に記載のブラシレスＤＣ電動機。
前記回転子が動力伝達手段に機械的に接続される、請求項６に記載のブラシレスＤＣ電動機。
前記動力伝達手段が歯付き要素を備える、請求項７に記載のブラシレスＤＣ電動機。
前記スペーサの各々の円周方向の長さは、前記永久磁石の各々の円周方向の長さの少なくとも２倍長い、請求項１に記載のブラシレスＤＣ電動機。
前記回転子は環状である、請求項１に記載のブラシレスＤＣ電動機。
前記ソレノイドの各々の円周方向の大きさは、前記永久磁石の各々の円周方向の大きさと略等しい、請求項１に記載のブラシレスＤＣ電動機。
複数の永久磁石を複数のソレノイドに対して、前記ソレノイドの軸の方向に準線形運動で移動させ、前記複数のソレノイドに、前記ソレノイドの各々が、どんな場合であっても前記永久磁石の１つのみと相互作用することを確実にするタイミング・シーケンスで電力が供給されるステップを含み、それにより逆ＥＭＦが低減されるブラシレスＤＣ電動機を動作させるための方法。
ブラシレスＤＣ電動機を動作させるための方法であって、
ａ）円形構造上で、円周上に間隔が空いた複数の永久磁石と、各々のスペーサが２つの前記永久磁石の間に配置されるような高透磁率材料で作られた複数のスペーサとを提供するステップと、
ｂ）静止ソレノイド・ハウジングの周りに複数のソレノイドを提供するステップであって、前記ソレノイド・ハウジングが、前記円形構造がその軸周りで回転するとき前記複数の磁石と前記複数のソレノイドとが通過することができる、空隙部分とともに構築される、ステップと、
ｃ）前記円形構造を回転させるタイミング・シーケンスによって、複数の前記ソレノイドの各々に電力を供給するステップであって、相互作用する前記磁石に隣接する前記スペーサにより提供される抑制動作のおかげで、どんなときであっても、通過する前記複数の磁石の１つと相互作用する結果、前記ソレノイドの１つの磁束を、隣接する前記スペーサの円周方向の長さに沿って実質的に一定にさせ、それにより逆ＥＭＣを最小化させるステップと、を含む方法。