JP2016073135A - モータ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】エンコーダを用いずにロータの回転角度を精度よく算出できるモータ装置を提供することを課題とする。【解決手段】複数のコイルが巻回されたステータと、周方向に異なる極性を有するロータと、前記ロータの回転に応じて、互いに所定の位相差を有する正弦波の信号をそれぞれ出力する第1及び第2磁気センサと、前記第1及び第2磁気センサからの前記信号に基づいて、前記ロータの回転角を算出する算出部と、を備えたモータ装置。【選択図】図2
Description
本発明は、モータ装置に関する。
特許文献1には、ロータの回転角度を精度よく検出するエンコーダを備えたモータ装置がある。
モータ装置にエンコーダを設けるとモータ装置が大型化し高コスト化する恐れがある。
そこで本発明は、エンコーダを用いずにロータの回転角度を精度よく算出できるモータ装置を提供することを目的とする。
上記目的は、複数のコイルが巻回されたステータと、周方向に異なる極性を有するロータと、前記ロータの回転に応じて、互いに所定の位相差を有する正弦波の信号をそれぞれ出力する第1及び第2磁気センサと、前記第1及び第2磁気センサからの前記信号に基づいて、前記ロータの回転角を算出する算出部と、を備えたモータ装置によって達成できる。
本発明によれば、エンコーダを用いずにロータの回転角度を精度よく算出できるモータ装置を提供できる。
図1は、本実施例のモータMの断面図である。モータMは、ハウジングH、ハウジングH内に収納されたロータ20、ステータ40、プリント基板P等が収納されている。回転軸10は、軸受62、64により回転可能に支持されている。ロータ20は、回転軸10に固定されている。ロータ20の外周には、複数の永久磁石30が周方向に配置されている。ロータ20は磁性材料により形成され、例えば電磁鋼板である。ロータ20の周囲にはステータ40が配置されている。ステータ40には、複数のコイル50が巻回されている。複数のコイル50が通電制御されることにより、ステータ40周囲にはロータ20を回転させるための磁界が発生する。ステータ40周囲に発生した磁界と複数の永久磁石30との間に作用する磁気的吸引力、磁気的反発力により、ロータ20は回転する。これにより回転軸10が回転する。
モータMは3相4スロットのインナーロータ型ブラシレスモータである。複数のコイル50は、U相、V相、W相の3相からなる。プリント基板Pのロータ20と対向する面には、コイル50の各相(U相、V相、W相)に応じた検出信号を生成するための3つの磁気センサUS、VS、WSが、永久磁石30と対向するように配置されている。尚、図1においては、磁気センサUS、WSのみを示している。これら磁気センサは例えばホール素子である。磁気センサUS、VS、WSは、それぞれU相、V相、W相用のセンサである。また、ロータ20は、4個の永久磁石30が固定されている。これら複数の永久磁石30は、隣り合う永久磁石30は互いに異なる極性が半径方向の外側を向いてロータ20に固定されている。また、永久磁石30は等角度間隔で配置されている。
図2は、ステータ40の正面図である。尚、図2においては、コイル50は省略してある。ステータ40は、ハウジングHの内壁面環に組みつけられた円環状の環状部42、環状部42から径方向中心に向けて突出した周方向に並んだ複数のティース部(磁極部)44、を有している。隣接するティース部44間にはスロット46が形成されている。ステータ40には合成樹脂製のインシュレータ(不図示)が取り付けられており、インシュレータの外側にコイル50が巻回される。これにより、本ステータ40は6極(6スロット)構成となっている。尚、図2には、ロータ20の極性について概念的に示している。図2に示すように、ロータ20は等角度間隔に交互に異なる極性を有している。磁気センサUS、VS、WSは、ロータ20の回転中心を中心とした機械角度が等しい等角度間隔で配置されている。具体的には、磁気センサUS、VS、WSの機械角度の間隔は120度である。磁気センサUS、VS、WSは、ステータ40のスロット46間に配置される。
図3は、磁気センサUS、VS、WSが出力する信号とロータ20の回転角度との関係を示したグラフである。磁気センサUS、VS、WSは、それぞれ正弦波形の電圧である信号を出力する。磁気センサUS、VS、WSは、電気角120度の位相差を有する正弦波形の信号をリニアに出力する。尚、図3においては、磁気センサUS、VS、WSの出力信号の最大値をそれぞれK1、K2、K3として示しているが、一般的に磁気センサUS、VS、WSはロータ20の回転中心から等距離に配置されているため、これら出力値の最大値は同じ値となる。
図4は、モータ装置Aのブロック図である。モータ装置Aは、モータM、モータドライバ4、コントローラ5とを含む。磁気センサUS、VS、WSからの出力信号は、モータドライバ4に出力される。モータドライバ4は、磁気センサUS、VS、WSからの出力信号に基づいて、モータMの複数のコイル50の各相(U相、V相、W相)へ通電タイミングを制御する。コントローラ5は、CPU、ROM、RAMなどを備え、モータMの回転開始指令信号や回転停止指令信号、回転方向指令信号、速度指令信号等をモータドライバ4に出力する。
また、コントローラ5は、磁気センサUS、VS、WSのうちの少なくとも2つの出力信号に基づいて、ロータ20の回転角度を算出できる。本実施例では、磁気センサUS、VSが出力する電気角120度の位相差を有する信号に基づいて、図2の時計方向に回転する場合でのロータ20の回転角度を算出する場合を説明する。磁気センサUS、VSのそれぞれ出力信号の大きさをH1、H2とし、磁気センサUS、VSのそれぞれ出力信号の最大値をK1、K2とし、ロータの回転角度をθとする。尚、H1、H2、K1、K2は電圧値である。
H1、H2は以下のように表すことができる。
H1=K1・sinθ・・・(1)
H2=K2・sin(θ+120°)・・・(2)
式(2)の120度は、磁気センサUSの出力信号に対する磁気センサVSの出力信号の位相のずれである電気角である。
ここで三角関数の公式により、式(2)は、以下のように変形できる。
H2/K2=sin(θ+120°)=sinθ・cos120°+cosθ・sin120°=−1/2・sinθ+√3/2・cosθ・・・(3)
式(3)は、式(2)により、以下の式(4)のように変形できる。
cosθ=(sinθ+2・H2/K2)/√3・・・(4)
式(1)(4)により、以下の式(5)(6)を算出できる。
sinθ=H1/K1・・・(5)
cosθ=(H1/K1+2・H2/K2)/√3・・・(6)
式(5)(6)により、以下のようにθをH1、H2に基づいて算出できる。
θ=arctan(sinθ/cosθ)=arctan{√3・H1・K2/(H1・K2+2・H2・K1)}・・・(7)
ここで、磁気センサUS、VSのそれぞれ出力信号の最大値が等しい場合(K1=K2)、以下のようにθを算出できる。
θ=arctan{√3・H1/(H1+2・H2)}・・・(8)
H1=K1・sinθ・・・(1)
H2=K2・sin(θ+120°)・・・(2)
式(2)の120度は、磁気センサUSの出力信号に対する磁気センサVSの出力信号の位相のずれである電気角である。
ここで三角関数の公式により、式(2)は、以下のように変形できる。
H2/K2=sin(θ+120°)=sinθ・cos120°+cosθ・sin120°=−1/2・sinθ+√3/2・cosθ・・・(3)
式(3)は、式(2)により、以下の式(4)のように変形できる。
cosθ=(sinθ+2・H2/K2)/√3・・・(4)
式(1)(4)により、以下の式(5)(6)を算出できる。
sinθ=H1/K1・・・(5)
cosθ=(H1/K1+2・H2/K2)/√3・・・(6)
式(5)(6)により、以下のようにθをH1、H2に基づいて算出できる。
θ=arctan(sinθ/cosθ)=arctan{√3・H1・K2/(H1・K2+2・H2・K1)}・・・(7)
ここで、磁気センサUS、VSのそれぞれ出力信号の最大値が等しい場合(K1=K2)、以下のようにθを算出できる。
θ=arctan{√3・H1/(H1+2・H2)}・・・(8)
以上のように、磁気センサUS、VSの出力信号の大きさに基づいてロータ20の回転角度を算出できる。このように、本実施例のモータMは、エンコーダを用いなくても、ロータ20の回転角度を精度よく算出できる。このため、エンコーダをモータMに設けた場合と比較して、小型化、低コスト化を達成できる。
また、複数のコイル50の通電タイミングを制御するために用いられている磁気センサUS、VS、WSのうち2つの磁気センサを利用することにより、ロータ20の回転角度を算出できる。このため、別途新たに磁気センサを設ける必要はなく、小型化、低コストを維持できる。
図5は、変形例であるステータ40a及びロータ20aの正面図である。図5は図2に対応している。ロータ20aは周方向に8つの磁石が固定されている。また、ステータ40aは、環状部42a、ティース部44a、スロット46aを含み、スロット46aの数は12である。このような場合も、磁気センサUS、VS、WSの出力信号の位相差は電気角120度である。従って、上記の式(7)、又は(8)により、ロータ20の回転角度を算出できる。
尚、複数のコイル50の各相への通電制御に用いられる磁気センサUS、VS、WS以外に、磁気センサPSを設けてロータ20aの回転角度を算出してもよい。この場合、磁気センサPSについても、他の磁気センサが実装されたプリント基板の面に、即ち、ロータ20aに対向するプリント基板の面に実装する。また、磁気センサPSについても、スロット46a間に配置する。これにより、磁気センサPSへの、ステータ40aの励磁による磁気的な影響を抑制できる。尚、図5では、磁気センサVSよりもロータ20aが回転する時計方向とは逆の方向に磁気センサPSが配置した例を示している。磁気センサPS、VSの機械角度は30度である。磁気センサPSの出力信号に対する磁気センサVSの出力信号の位相差は電気角30度である。ここで、磁気センサPSの出力信号の最大値がK1であるとすると、上記と同様の方法により上記式(1)と以下の式が成立し、ロータ20aの回転角度を算出できる。
H2=K2・sin(θ+30°)・・・(9)
θ=arctan{−H1・K2/(−√3・H1・K2+2・H2・K1)}・・・(10)
H2=K2・sin(θ+30°)・・・(9)
θ=arctan{−H1・K2/(−√3・H1・K2+2・H2・K1)}・・・(10)
また、算出に用いられる2つの磁気センサの出力信号の最大値がそれぞれK1、K2であり、出力信号の位相差が電気角で−120度の場合には、上記と同様の方法により上記式(1)と以下の式が成立し、ロータ20aの回転角度を算出できる。
H2=K2・sin(θ−120°)・・・(11)
θ=arctan{−√3・H1・K2/(2・H2・K1−H1・K2)}・・・(12)
H2=K2・sin(θ−120°)・・・(11)
θ=arctan{−√3・H1・K2/(2・H2・K1−H1・K2)}・・・(12)
また、出力信号の位相差が電気角で−30度の場合には、上記と同様の方法により上記式(1)と以下の式が成立し、ロータ20aの回転角度を算出できる。
H2=K2・sin(θ−30°)・・・(13)
θ=arctan{H1・K2/(√3・H1・K2−2・H2・K1)}・・・(14)
H2=K2・sin(θ−30°)・・・(13)
θ=arctan{H1・K2/(√3・H1・K2−2・H2・K1)}・・・(14)
出力信号の位相差が電気角で90度の場合、上記式(1)と以下の式が成立してロータの回転角度を算出できる。
H2=K2・sin(θ+90°)・・・(15)
θ=arctan(H1・K2/H2・K1)・・・(16)
H2=K2・sin(θ+90°)・・・(15)
θ=arctan(H1・K2/H2・K1)・・・(16)
出力信号の位相差が電気角で−90度の場合には、上記式(1)と以下の式が成立してロータの回転角度を算出できる。
H2=K2・sin(θ−90°)・・・(17)
θ=arctan{−(H1・K2/H2・K1)}・・・(18)
H2=K2・sin(θ−90°)・・・(17)
θ=arctan{−(H1・K2/H2・K1)}・・・(18)
出力信号の位相差が電気角で60度の場合、上記式(1)と以下の式が成立してロータの回転角度を算出できる。
H2=K2・sin(θ+60°)・・・(19)
θ=arctan{√3・H1・K2/(−H1・K2+2・H2・K1)}・・・(20)
H2=K2・sin(θ+60°)・・・(19)
θ=arctan{√3・H1・K2/(−H1・K2+2・H2・K1)}・・・(20)
出力信号の位相差が電気角で−60度の場合、上記式(1)と以下の式が成立してロータの回転角度を算出できる。
H2=K・sin(θ−60°)・・・(21)
θ=arctan{√3・H1・K2/(H1・K2−2・H2・K1)}・・・(22)
H2=K・sin(θ−60°)・・・(21)
θ=arctan{√3・H1・K2/(H1・K2−2・H2・K1)}・・・(22)
出力信号の位相差が電気角で45度の場合、上記式(1)と以下の式が成立してロータの回転角度を算出できる。
H2=K2・sin(θ+45°)・・・(23)
θ=arctan{H1・K2/(−H1・K2−2・H2・K1)}・・・(24)
H2=K2・sin(θ+45°)・・・(23)
θ=arctan{H1・K2/(−H1・K2−2・H2・K1)}・・・(24)
出力信号の位相差が電気角で−45度の場合、上記式(1)と以下の式が成立してロータの回転角度を算出できる。
H2=K2・sin(θ−45°)・・・(25)
θ=arctan{H1・K2/(−√2・H2・K1+H1・K2)}・・・(26)
H2=K2・sin(θ−45°)・・・(25)
θ=arctan{H1・K2/(−√2・H2・K1+H1・K2)}・・・(26)
出力信号の位相差が電気角で150度の場合、上記式(1)と以下の式が成立してロータの回転角度を算出できる。
H2=K2・sin(θ+150°)・・・(27)
θ=arctan{H1・K2/(√3・H1・K2+2・H2・K1)}・・・(28)
H2=K2・sin(θ+150°)・・・(27)
θ=arctan{H1・K2/(√3・H1・K2+2・H2・K1)}・・・(28)
出力信号の位相差が電気角で−150度の場合、上記式(1)と以下の式が成立してロータの回転角度を算出できる。
H2=K2・sin(θ−150°)・・・(29)
θ=arctan{−H1・K2/(√3・H1・K2+2・H2・K1)}・・・(30)
H2=K2・sin(θ−150°)・・・(29)
θ=arctan{−H1・K2/(√3・H1・K2+2・H2・K1)}・・・(30)
以上のように、出力信号の位相差が電気角でθ12の場合、上記式(1)と以下の一般式が成立してロータの回転角度を算出できる。
H2=K2・sin(θ+θ12)・・・(31)
θ=arctan{H1・K2・sinθ12/(H2・K1−H1・K2・cosθ12)}・・・(32)
H2=K2・sin(θ+θ12)・・・(31)
θ=arctan{H1・K2・sinθ12/(H2・K1−H1・K2・cosθ12)}・・・(32)
以上本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、変形・変更が可能である。
モータのコイルの通電タイミングを制御するために用いられる磁気センサ以外に、ロータの回転角度を算出するための2つの磁気センサを別途設けてもよい。
上記実施例での、ロータの回転角を算出するために用いられる2つの磁気センサのうち少なくとも一つが、ロータに対向するプリント基板の面に実装されて複数のスロット間の何れかに配置されればよい。これにより、磁気センサへの、ステータの励磁による磁気的な影響を抑制できる。
また、ロータの回転角度を算出するための2つの磁気センサは、ロータに対向するプリント基板の面ではなく、その裏面に設けてもよい。この場合、磁気センサは、ステータのスロットに対向していなくてもよい。
尚、上記例での2つの磁気センサは、最大の出力値が同じとなる磁気センサを用いたがこれに限定されない。例えば、最大の出力値が異なる値であってもよい。また、2つの磁気センサのうち一方を、ロータと対向するプリント基板の面に設け、他方をプリント基板の裏面に設けてもよい。この場合、2つの磁気センサの最大の出力値は異なるが、上記式により算出可能である。
尚、本実施例のモータ装置Aは、例えば、パワーアシスト装置や駅のホームドアに用いることができる。
本実施例では、コントローラ5がモータMのロータ20の回転角度を算出する場合を例に説明したが、これに限定されず、コントローラ5とは別に、ロータ20の回転角度を算出するための電子回路を設けてもよい。
モータ装置 A
モータ M
US、VS、WS 磁気センサ
10 回転軸
20 ロータ
40 ステータ
44 ティース部
46 スロット
50 コイル
モータ M
US、VS、WS 磁気センサ
10 回転軸
20 ロータ
40 ステータ
44 ティース部
46 スロット
50 コイル
Claims (5)
- 複数のコイルが巻回されたステータと、
周方向に異なる極性を有するロータと、
前記ロータの回転に応じて、互いに所定の位相差を有する正弦波の信号をそれぞれ出力する第1及び第2磁気センサと、
前記第1及び第2磁気センサからの前記信号に基づいて、前記ロータの回転角を算出する算出部と、を備えたモータ装置。 - 前記ステータは、前記複数のコイルがそれぞれ巻回された複数のティース部、隣接する前記ティース部間に形成された複数のスロット、を有し、
前記第1及び第2磁気センサの少なくとも一つは、前記ロータに対向するプリント基板の面に実装されて前記複数のスロット間の何れかに配置される、請求項1のモータ装置。 - 前記ロータの回転に応じて、前記第1及び第2磁気センサが出力する前記信号と所定の位相差を有する正弦波の信号を出力する第3磁気センサを備え、
前記複数のコイルは、前記第1、第2、及び第3磁気センサの信号に基づいて通電タイミングが制御される、請求項1又は2のモータ装置。 - 前記第1及び第2磁気センサからの前記信号の位相差は電気角で、±30度、±45度、±60度、±90度、±120度、±150度、の何れかである、請求項1乃至3の何れかのモータ装置。
- 前記算出部は、以下の式により前記ロータの回転角を算出する、請求項1乃至4の何れかのモータ装置。
H1=K1・sinθ・・・(式1)
H2=K2・sin(θ+θ12)・・・(式2)
θ=arctan{H1・K2・sinθ12/(H2・K1−H1・K2・cosθ12)}・・・(式3)
但し、H1、H2は、前記第1及び第2磁気センサの出力信号のそれぞれの大きさであり、K1、K2は、前記第1及び第2磁気センサの出力信号のそれぞれの最大値であり、θ12は、前記第1及び第2磁気センサの出力信号の位相差を示した電気角であり、θは、前記ロータの回転角である。
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-
2014
- 2014-09-30 JP JP2014202111A patent/JP2016073135A/ja active Pending
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20170110 |