JP2007322652A - アクティブマトリクス基板、液晶表示装置及びアクティブマトリクス基板の製造方法 - Google Patents

アクティブマトリクス基板、液晶表示装置及びアクティブマトリクス基板の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】信頼性の高い画質のよい反射型液晶表示装置を実現する。
【解決手段】アクティブマトリクス基板において、画素電極30の上には複数層31、33からなる斜方蒸着膜を形成し、層31の蒸着角度は、層33の蒸着角度よりも垂直に近い角度であり、かつ斜方蒸着の方向は同じである。画素電極間のアクティブマトリクス基板面上の斜方蒸着膜は複数の層が段差状に設けることができるが、蒸着角度制御により表面が傾斜するように形成されるようにしてもよい。
【選択図】図2

Description

本発明は負の誘電異方性を有する液晶を用いて画像、文字等を表示する液晶表示装置、その液晶表示装置に用いるアクティブマトリクス基板、その液晶表示装置を用いた液晶プロジェクター装置とリアプロジェクション装置及びアクティブマトリクス基板の製造方法に関する。
今日、世の中はマルチメディア時代に入り、画像情報でコミュニケーションを図る機器の重要性がますます高まりつつある。なかでも、液晶表示装置は、薄型で消費電力が小さいため注目され、半導体にならぶ基幹産業にまで成長している。
液晶表示装置は、現在、画面サイズの大型化にともない、製造装置が高価になるばかりでなく、大画面を駆動するためには、電気的に厳しい特性が要求される。このため、小型の液晶表示パネルを作製し、光学的に像を拡大して表示するプロジェクション(投影)方式が注目されている。これは、半導体の微細化にともない、性能やコストが良くなるスケーリング則と同様に、サイズを小さくして、特性を向上させ、同時に、低コスト化も図ることができるからである。
近年、コントラストが高く、応答速度も速いということから負の誘電異方性を持つ液晶が注目されている。これは印加電圧が小さい時には液晶が垂直に立っている状態であり、垂直配向液晶と呼ばれている。この液晶は光の偏光方向に対して影響を及ぼさず、黒の表示ができる特性をもつ。
一方、プロジェクターにおいては、輝度特性を重視し年々パネルに対して強い光を当てる方向で進んでおり、従来使用されていたポリイミドに代表される有機系配向膜では光による劣化に耐えることが困難である。そこで、無機配向膜が検討されており、斜方蒸着膜が用いられるようになってきた。ここでは、斜方蒸着膜はパネルに対して斜めに膜を蒸着することで作成される。図11は液晶変調用電極となる画素電極上及び画素電極間に斜方蒸着膜を形成する方法を示す断面図である。
ところで斜方蒸着法においては画素電極に凹凸があると、図11の矢印500で示すように斜め方向からの蒸着であるために、隣接する画素電極501間のへこみ部分(溝部)502に斜方蒸着膜503がつかない領域が生じるという問題点が生じてくる。
図12は垂直配向液晶504を挟み込んだ液晶パネルの断面図である。505はガラス基板、506は透明電極となる透明導電膜、507はガラス基板側の斜方蒸着膜を表す。図12で示すように斜方蒸着膜がつかない部分502では液晶504の配向規制力が弱まるために液晶の配向が乱れる配向不良が生じる。そして、この配向不良が、コントラスト低下や輝度ムラ等の画質の劣化につながることになる。そのために、例えば、特許文献1や特許文献2もしくは特許文献3においては、2回の蒸着を行うことで画素電極間にも斜方蒸着膜を堆積させ、配向不良を抑制するという提案がなされている。
特開2001−5003号公報 特開2005−77900号公報 特開2005−77901号公報
しかしながら、特許文献1では、1回目と2回目の斜方蒸着膜の角度が90°異なる方向に設定して斜方蒸着膜を堆積するため、液晶のプレチルトの方位角が部分部分で異なるという現象が生じる。
一方、特許文献2もしくは特許文献3においては、1回目の蒸着は角度を持たせず、垂直方向に斜方蒸着膜を堆積させる。したがって、1回目の膜のみ形成される部分では液晶にプレチルトは生じないという現象がおこる。
(発明の目的)
本発明の目的は、コントラストが高く、応答速度が速い液晶を用いて、配向ムラが生じない液晶表示装置を実現することにある。
上記課題を解決するための本発明のアクティブマトリクス基板は、負の誘電異方性を有する液晶を用いた液晶表示装置に用いられ、液晶変調用電極がマトリクス状に複数個配されたアクティブマトリクス基板において、
前記液晶変調用電極上及び前記液晶変調用電極間に斜方蒸着膜を有し、
少なくとも前記液晶変調用電極間の斜方蒸着膜は複数層で構成されており、アクティブマトリクス基板の積層方向について前記液晶変調用電極に最も近い層の蒸着角度は前記液晶のプレチルトを生じさせ且つ前記液晶変調用電極から最も遠い層の蒸着角度よりも小さくなるような角度とし、前記複数層の斜方蒸着方向が略同じ方向であることを特徴とする。
また本発明のアクティブマトリクス基板は、負の誘電異方性を有する液晶を用いた液晶表示装置に用いられ、液晶変調用電極がマトリクス状に複数個配されたアクティブマトリクス基板において、
前記液晶変調用電極上及び前記液晶変調用電極間に斜方蒸着膜を有し、
少なくとも前記液晶変調用電極間の斜方蒸着膜は複数層で構成されており、該複数層のうちの二層において、アクティブマトリクス基板面に対して下に配置された層の蒸着角度は前記液晶のプレチルトを生じさせ且つ上に配置された層の蒸着角度よりも小さくなるような角度とし、前記複数層の斜方蒸着方向が略同じ方向であることを特徴とする。
また本発明のアクティブマトリクス基板は、負の誘電異方性を有する液晶を用いた液晶表示装置に用いられ、液晶変調用電極がマトリクス状に複数個配されたアクティブマトリクス基板において、
前記液晶変調用電極上及び前記液晶変調用電極間に斜方蒸着膜を有し、
少なくとも前記液晶変調用電極間の斜方蒸着膜は蒸着角度制御により表面が傾斜するように形成されていることを特徴とする。
本発明の液晶表示装置は上記本発明のアクティブマトリクス基板を用いたものである。また本発明の液晶プロジェクター装置、及びリアプロジェクション装置は上記液晶表示装置を用いたものである。
本発明のアクティブマトリクス基板の製造方法は、負の誘電異方性を有する液晶を用いた液晶表示装置に用いられ、液晶変調用電極がマトリクス状に複数個配されたアクティブマトリクス基板の製造方法において、
基板に前記液晶変調用電極を形成した後に斜方蒸着膜を形成するときに、蒸着角度を前記液晶のプレチルトを生じさせる第一の角度として斜方蒸着を行い、ついで斜方蒸着方向が略同じ方向で、蒸着角度を前記第一の角度より大きくして斜方蒸着を行うことを特徴とする。
また本発明のアクティブマトリクス基板の製造方法は、負の誘電異方性を有する液晶を用いた液晶表示装置に用いられ、液晶変調用電極がマトリクス状に複数個配されたアクティブマトリクス基板の製造方法において、
基板に前記液晶変調用電極を形成した後に斜方蒸着膜を形成するときに、蒸着角度を前記液晶のプレチルトを生じさせる所定の角度に設定して斜方蒸着を行い、蒸着角度を前記所定の角度より連続的又は断続的に大きくして斜方蒸着を行うことを特徴とする。
本願において、「蒸着角度」とは、アクティブマトリクス基板の法線方向と蒸着粒子の入射方向とがなす角度をいう。また「斜方蒸着方向」とはアクティブマトリクス基板面上から見たときに蒸着粒子が入射する方向をいう。
また、斜方蒸着層で斜方蒸着方向は完全に同一でなくてよく、本願において「斜方蒸着方向が略同じ方向である」とは完全に同一を意味するものではない。すなわち、「略同一」とは斜方蒸着方向がずれた場合(斜方蒸着方向のずれは好ましくは45°以内、より好ましくは20°以内、さらに好ましくは5以内°である)も含む意味である。
本発明によれば、液晶変調用電極間の溝にも充分に配向膜となる斜方蒸着膜が堆積し、且つそのプレチルト方向も画素電極上のプレチルト方向と略同じであることから、電圧をかけた場合にも液晶は同じ方向にしか倒れず、配向ムラは生じない。このため、この液晶パネルを用いた液晶プロジェクターシステムは、信頼性の高い、良質の液晶表示装置を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
[実施形態1]
本発明の実施形態を図1に基づいて詳細に説明する。
図1は本実施形態による反射型液晶表示装置を説明するための等価回路図の一例である。ここで反射型の例で説明するが、透過型であっても隣接する画素構造をとるものであれば同様な効果が得られるのはいうまでもない。図1において、簡易化のために2×2の画素を示している。
図1において、1,2は信号線、3〜6は画素部のスイッチングトランジスタ、7〜10は液晶、11〜14は保持容量、15,16は駆動線(走査線)、17は信号線1,2を走査する水平シフトレジスタである。また、18は駆動線15,16を走査する垂直シフトレジスタ、19はビデオ線、20,21はビデオ線19から信号線1,2へのサンプリングスイッチを表す。水平シフトレジスタ17、垂直シフトレジスタ18、スイッチングトランジスタ3〜6、保持容量11〜14及びサンプリングスイッチ20,21は、シリコン基板等の半導体基板に形成される。
本実施形態の反射型液晶表示装置の動作を簡単に説明する。図1では画素は2×2で表示し、説明しているが、これは説明の簡易化のためで、マトリクス状にX画素×Y画素(X,Yは2以上の自然数、例えばSXGA+の場合1400画素×1050画素)存在する。
まず図1において、垂直シフトレジスタ18により駆動線15に、画素のスイッチトランジスタ3,4をオン状態にするべく信号が入力される。このオン状態時に、水平シフトレジスタ17により順次サンプリングスイッチ20,21がオンし、ビデオ線19から信号線1,2に信号を伝達する。具体的には、サンプリングスイッチ20が開いて、信号線1にビデオ線19の信号が書き込まれる。すると画素のスイッチトランジスタ3を通して保持容量11に電荷が蓄積され、液晶7に電圧を印加する。次いでサンプリングスイッチ20が閉じた後にサンプリングスイッチ21が開いてビデオ線19の信号を信号線2に書き込み、画素のスイッチトランジスタ4を通して保持容量12に電荷が蓄積され、液晶8に電圧を印加する。このシーケンスで駆動線15に接続された画素に順次に信号が書き込まれていく(順次保持容量に電荷が蓄積され、信号が書き込まれていく)。駆動線15に接続された全ての画素に信号が書き込まれた後に、駆動線15がオフし、今度は駆動線16に、画素スイッチトランジスタ5,6をオン状態にするべく信号が入力される。後は駆動線15に接続される画素と同様の動作で駆動線16に接続される画素に信号が書き込まれていく。パネルの全画素の書き込みが終了した後、再びこの動作が繰り返される。
図2は本発明を用いた反射型液晶表示装置に用いられるアクティブマトリクス基板の画素電極付近の断面図、図3はその平面図を表す。本実施形態では30が液晶変調用電極となる画素電極である。画素電極は反射型液晶表示装置においては反射電極となりアルミニウム等の反射率の高い導電性材料が用いられる。画素電極30の厚みは200nm、画素電極間の間隔は0.5μmである。31が第1の斜方蒸着層で、蒸着角度は45°(矢印35の一点鎖線と基板法線方向との角度θ2)で行った。蒸着角度を垂直に近くしたために、画素電極段差による影の部分は抑制され、図2の領域32は0.35μmであり、画素電極間隔の0.5μmのうちで斜方蒸着膜が堆積しない部分は0.15μmに限られる。ここで図3の平面図で示すように、実際の斜方蒸着方向は画素電極の並び方向に対して斜め45°の方向(図3に示すように角度θ3=45°)である。これは後ほど詳細にのべる光学システムとの関連で決定される方向で、本実施形態の入射偏光方向は画素の並び方向に対して直角もしくは水平方向としている。
33は第2の斜方蒸着層であり、蒸着角度は68°(矢印36の実線と基板法線方向との角度θ1)である。なお、第1の斜方蒸着層31と第2の斜方蒸着層とで斜方蒸着膜を構成する。平面上の蒸着方向は図3で示す第1の斜方蒸着方向と同じ方向である。つまり、斜方蒸着方向は画素電極の並び方向(画素電極が四角の場合には画素電極の辺)に対して斜め45°の方向(図3に示すように角度θ3=45°)である。この蒸着角度θ1による斜方蒸着層により、垂直配向液晶のプレチルトはおよそ7°に設定される。第1の斜方蒸着(蒸着角度θ2)で決定されるプレチルトはおよそ2°である。
したがって、領域34には他の部分と異なる液晶配向になるが、電圧が加わらない状況においては基本的に垂直に立っている方向なので、他の部分よりも黒表示であり、コントラストの低下は起こりにくい。さらに、画素電極に電圧が加わった場合においても、他の部分と同じ方向のプレチルトであるために、 配向乱れを起こしにくく、周りの画素部分に影響を及ぼすことが無い。なお、第1の斜方蒸着の蒸着角度は液晶のプレチルトが生ずるような角度に設定される。本実施形態では45°に設定されているが、垂直配向液晶の材料、斜方蒸着膜の材質等を考慮して適宜設定される。第2の斜方蒸着の蒸着角度は第1の斜方蒸着の蒸着角度よりも大きい角度に設定される。それにより、本実施形態では、第1の斜方蒸着で形成される斜方蒸着層によって付与される垂直配向液晶のプレチルトより、第2の斜方蒸着で形成される斜方蒸着層によって付与される垂直配向液晶のプレチルトが大きい角度に設定される。
図13はアクティブマトリクス基板の画素構成を示す概略的断面図である。
なお、図13において、各層間の絶縁層は絶縁膜132を除き簡易化のために省略されている。
図13において、130は反射電極となる画素電極(画素電極30に対応する)、131は画素電極130下に設けられた遮光膜、132は画素電極130の間の絶縁膜、133はポリシリコンのゲート電極である。スルーホール138は画素電極130と下地配線137さらに下地層151と接続するプラグである。134は画素のスイッチトランジスタのドレイン領域で、画素電極130と接続されている。135は画素のスイッチトランジスタのソース領域で信号線140と接続されている。信号線140からの電荷がゲート電極133の制御によりドレイン領域134に転送される。反射電極電位である電極139と、それに対向して存在する拡散領域136とで容量(図1の保持容量11−14に対応する)が形成される。画素電極130としてはAl,AlSi,AlCu,Ti,Ta,W,Ag,Pt,Ru,Ni,Au,TiN等の金属膜、或いはこれら金属の化合物膜を用いるが特にこれらの材料に限定されない。どの金属を用いる場合も研磨することにより反射率を向上させることができる。ここでは、半導体基板のウエル領域142内に容量の電極が設けられているが、容量の電極は別途半導体基板上に設けてもよい。143、144は選択酸化膜である。
図4は対向電極を介して液晶を挟み込んだ反射型液晶表示装置の断面図である。図12と比較して、配向乱れを抑制することが可能である。図2及び図13に示したアクティブマトリクス基板は、ITO等の透明電極39、配向膜となる斜方蒸着膜38(斜方蒸着層33と同様な斜方蒸着が行われる)が設けられたガラス基板等の光透過性基板41と、垂直配向液晶37を挟んで対向配置される。
斜方蒸着層31,33は異なる材料でも同じ材料でも良く、特に限定はされないが、基本的に同じチャンバー内で同じ材料で連続的に堆積させることが好ましい。斜方蒸着層33を別装置で堆積させると1度大気にさらすといった工程が加わり、水分汚染やパーティクル汚染等に対して好ましくないとともに、効率的ではない。また別材料の場合、ターゲット交換等複雑なプロセスになってしまうために好ましいプロセスとはいえない。
本実施形態ではこの斜方蒸着膜はシリコン酸化膜で形成しており、垂直配向液晶との屈折率差はほとんど無く、液晶-斜方蒸着膜の界面で反射率のロスがほとんど無い構造を形成している。したがって反射型液晶表示装置として反射率を大きくすることが可能となっている。
図5を用いて、上述した本実施形態の液晶表示装置を用いた液晶プロジェクター装置について説明する。
図5は液晶プロジェクター装置の一例である。101はランプ、102はリフレクター、103はロッドインテグレーター、104はコリメーターレンズ、105は偏光変換系、106はリレーレンズ、107はダイクロイックミラーである。また、108は偏光ビームスプリッター、109はクロスプリズム、110は液晶パネル、111は投影レンズ、112は全反射ミラーである。110の液晶パネルは図1、図4及び図13に示した液晶表示装置を用いたものである。
ランプ101から出た光束はリフレクター102で反射し、インテグレーター103の入り口に集光する。このリフレクター103は楕円リフレクターであり、発光部及びインテグレーター入り口にその焦点が存在する。インテグレーター103に入った光束はインテグレーター内部で0〜数回反射を繰り返し、インテグレーター出口で2次光源像を形成する。2次光源形成法としてはフライアイを用いた方法も有るが、ここでは省略する。2次光源からの光束はコリメーターレンズ104を通して、おおむね平行光とされ、偏光変換系の偏光ビームスプリッター105に入射する。P波は偏光ビームスプリッター105で反射し、λ/2板を通りS波となり、全てがS波となりリレーレンズ106に入射する。光束はリレーレンズ106により、パネルに集光される。パネルに集光される間に、色分解ダイクロイックミラー107、偏光板(不図示)、偏光ビームスプリッター108、クロスプリズム109等で色分解系が構成され、S波がそれぞれ3枚の液晶パネル110に入射する。液晶パネル110では液晶シャッターが、映像に合わせて画素ごとに電圧を制御する。液晶の作用によりS波を楕円偏光(もしくは直線偏光)に変調し、偏光ビームスプリッター108でP波成分を透過させ、クロスプリズム109で色合成した後投影レンズ111から投影する形態が一般的である。
本実施形態の液晶プロジェクター装置は、筐体内に設置され、壁や専用スクリーンに投射される液晶プロジェクターを構成することができる。
また本実施形態の液晶プロジェクター装置はリアプロジェクションテレビ等のリアプロジェクション装置に用いることができる。すなわち、図6に示すように、本実施形態の液晶プロジェクター装置を(ここでは投影レンズのみを示している)、反射ミラー310、スクリーンとなるフレネルレンズ311,レンチキュラーレンズ312とともに筐体内に配置することで、リアプロジェクションテレビ等のリアプロジェクション装置を構成することができる。
図6に示すように、液晶プロジェクター装置の投影レンズ111からの光を反射ミラー310で反射させスクリーンの背面に投射し(反射ミラーを介さず投射してもよい)、フレネルレンズ311で平行光とする。その後、レンチキュラーレンズ312を通して光を広角度に散乱させる。
したがって本実施形態の液晶プロジェクター装置は、フロントプロジェクション方式(壁や専用スクリーン等に画像光を投射する方式)、リアプロジェクション方式(スクリーンの背面に画像光を投射してスクリーンの透過光を見る方式)のいずれにも用いられる。
次に反射型液晶表示装置の作製方法について簡単に述べる。なお、構造は図13に示したものと同様であるが、以下の工程では、下地層、遮光膜の製造工程は省かれている。
n形シリコン半導体基板を部分熱酸化し、LOCOS(Local Oxdation of silicon) 酸化膜(選択酸化膜)を形成する。ついでLOCOSをマスクとしてボロンをドーズ量1012cm-2程度イオン注入し、p形不純物領域であるP型ウエルを形成する。この基板を再度熱酸化し、酸化膜厚600オングストロームのゲート酸化膜を形成する。
リンを1020cm-3程度ドープしたn形ポリシリコンからなるゲート電極を形成した後、基板全面にリンをドーズ量1012cm-2程度イオン注入し、不純物濃度1016cm-3程度のn形不純物領域であるn型低濃度ドレインを形成した。引き続き、パターニングされたフォトレジストをマスクとして、リンをドーズ量1015cm-2程度イオン注入し、不純物濃度1019cm-3程度のソース、ドレイン領域を形成し、nMOSトランジスタを形成する。同様にpMOSトランジスタを形成する。その後、基板全面に層間膜を形成した。層間膜はPSG(Phospho-silicate Glass)やNSG(Nondope Silicate Glass)/BPSG(Boro-Phospho-Silicate Glass)や、TEOS(Tetraetoxy-Silane)等可能である。ソース、ドレイン領域の直上にコンタクトホールをパターニングし、スパッタリング等によりAlを蒸着した後パターニングし、Al電極を形成する。このAl電極と、ソース、ドレイン領域とのオーミックコンタクト特性を向上させるために、Ti/TiN等のバリアメタルを、Al電極とソース、ドレイン領域との間に形成するのが望ましい。その後さらに層間絶縁膜を形成し、画素電極となる金属膜を形成する。金属膜は例えばTi、TiN、Al等の金属もしくはそれらの積層膜であり特に限定されない。パターニング後、斜方蒸着装置により、液晶配向のための第1のシリコン酸化膜を角度0°、45°、55°、60°、65°、68°でおよそ50nmのものをそれぞれ形成した。ついで方向は変えず、角度のみを68°に変更して、第2のシリコン酸化膜をおよそ50nm形成した。
透明電極が形成されたガラス基板上にも同様に斜方蒸着装置によりシリコン酸化膜をおよそ100nm形成し、その後前記シリコン基板と、ガラス基板を貼り合せた後に、垂直液晶を注入した。ワイアボンディングで電極を取り出し反射型液晶表示装置を作製した。この反射型液晶装置を3枚用いて、液晶プロジェクターシステムを作製したところ以下の結果を得た。
SEM観察により図1の領域32の幅と画素電極間隔0.5μmとの比及び配向ムラの結果を図7に示す。第1斜方蒸着層が65°,68°では大きな配向ムラが確認されたが、第1斜方蒸着層が45°から60°の時の特性は0°の時に比べて非常に良好であり、良質な画像の信頼性の高い液晶プロジェクターが作製できた。すなわち、画素電極間隔に対して、40%以上100%未満の領域に第1の配向膜が堆積されていることが配向不良を抑制し、良質の画像を得るための重要な要素であることがわかる。
本実施形態では斜方蒸着層31,33は図3に示すように同じ方向(図中、矢印の方向)から斜方蒸着されているが、斜方蒸着層31,33で斜方蒸着の方向は完全に同一でなくてよい。斜方蒸着層31の斜方蒸着方向に対する、斜方蒸着層33の斜方蒸着方向のずれは、基板面上から見たときに角度が、好ましくは45°以内、より好ましくは20°以内、さらに好ましくは5以内°である。例えば45°以内の場合は、図3に示す斜方蒸着層31の斜方蒸着方向(図中の矢印の方向)から、斜方蒸着層33の斜方蒸着方向は±45°の範囲内となる。斜方蒸着方向のずれは配向不良の出やすさに影響を与え、ずれが45°以内の場合はやや配向不良が生ずるものの用途によっては許容されるレベルである。ずれが20°以内の場合は若干配向不良が生ずるもののずれが45°以内の場合よりも改善され、高解像度品でなければ許容されるレベルである。さらに、ずれが5°以内の場合、ほとんど配向不良が生じない。
このように、斜方蒸着層で斜方蒸着の方向は完全に同一でなくてよく、本願において「斜方蒸着方向が略同じ方向である」とは完全に同一を意味するものではない。すなわち、上記のように斜方蒸着方向がずれた場合(斜方蒸着方向のずれは好ましくは45°以内、より好ましくは20°以内、さらに好ましくは5以内°)も含む意味である。
[実施形態2]
本発明の第2の実施形態を図8に基づいて詳細に説明する。
図8は本実施形態による反射型液晶表示装置に用いられるアクティブマトリクス基板の画素電極付近の断面図を表す。本実施形態では30が液晶変調用電極となる画素電極である。画素電極は反射型液晶表示装置においては反射電極となりアルミニウム等の反射率の高い導電性材料が用いられる。画素電極の厚みは200nm、画素電極間の間隔は0.5μmである。ここで、実施形態1と異なり画素電極30上に金属電極の保護膜(絶縁膜となる)としてシリコン酸化膜40をプラズマCVD法にて堆積した。プラズマCVD等で成膜した膜は、蒸着膜と異なり、緻密な膜であるため、液晶が画素電極である金属電極と接することが無く、化学的に安定となる。
しかしながら、この保護膜はあまり厚いと液晶内に存在するイオン成分の偏りによる焼きつきが生じる場合がある。よって好ましくは30nm以下、より好ましくは20nm以下にすることがよい。保護膜の厚さは、化学的に安定化させる効果が保てる程度まで薄くできる。またこの保護膜はシリコン酸化膜に限られずシリコン窒化膜やアルミナ酸化膜のような膜でもよいし、単層である限定は無く、積層構造でもよい。ただし、欠陥の少ない緻密な膜であるほうが好ましいといえる。
透明電極を有するガラス基板上にも同様に斜方蒸着装置によりシリコン酸化膜をおよそ100nm形成し、その後前記シリコン基板と、ガラス基板を貼り合せた後に、垂直配向液晶を注入した。ワイアボンディングで電極を取り出し反射型液晶表示装置を作製した。この反射型液晶装置を3枚用いて、液晶プロジェクターシステムを作製したところ、実施形態1と同等の画質を得ることができ、且つさらに信頼性の高い液晶プロジェクターが作製できた。
[実施形態3]
本発明の第3の実施形態を詳細に説明する。
本実施形態では画素電極の厚みは200nm、画素電極間の間隔は0.2μmである。画素ピッチは9μmであり、画素電極の開口率は95%以上とし、高輝度を実現した。
液晶のプレチルトの狙いどおりに設計するには斜方蒸着膜の蒸着角度は画素電極間に斜方蒸着が可能なできるだけ大きい値に設定、例えば68°程度であることが好ましい。しかし、本実施形態では画素電極間の距離は実施形態1、2に比べて小さく、68°程度に設定すると画素電極間には斜方蒸着膜はつかないため配向不良を起こす。またプレチルトを生じさせるのに必要な最低の角度はこの構成の場合、41°程度である。この場合、画素電極の厚さが200nm以上であると、画素間距離が0.2μm以下になると、画素電極間の領域に対して堆積膜(斜方蒸着膜)領域の比率が40%より低くなり配向不良を避けることは難しい。
画素電極の厚さをH、画素電極間距離をL、プレチルトが生じる最低の角度をX(°)とすると、斜方蒸着角度は、
1-(H/L)tan(X))≧0.4
すなわち、tan(X)≦0.6L/H
を満たすことが求められる。角度Xがある値以上の場合、画素電極の厚さHを薄くし、幅Lをおおきくすることが求められる。しかし、幅Lが大きいと開口率が低下し、画素電極の厚さHを薄くすると反射率の低下が生じるため、画素サイズが小さくなるにつれて、輝度との両立が難しくなってくる。その場合、本実施形態のように、斜方蒸着層を3層以上の多層構造にして、少しずつ画素間にプレチルトの異なる斜方蒸着層を堆積することで、配向ムラを抑制することができる。本実施形態では、仮に斜方蒸着膜の最上層の画素電極間の保護層40上を覆う領域が少なくても、下層で液晶のプレチルトが形成され配向ムラを抑制することができる。
図9のように、例えば保護膜40の上に斜方蒸着層50,51,52の順に角度を大きくして蒸着させるとよい。また上述した各実施形態のようにデジタル的(段階的)に角度を変えるほか、図10の斜方蒸着膜60のように連続的に垂直方向から斜方の方向に変えることでも同様な効果を得ることができる。すなわち、半導体基板上に液晶変調用電極となる画素電極を形成した後に斜方蒸着膜を形成するときに、まず蒸着角度を液晶のプレチルトを生じさせる所定の角度に設定して斜方蒸着を行う。そして、蒸着角度をこの所定の角度より連続的に大きくして斜方蒸着を行うことにより図10の構成を得ることができる。図10の構成では、画素電極間の基板面上の斜方蒸着膜は蒸着角度制御により表面が傾斜するように形成される。
なお、図9と図10とは区別して示したが、図10の例は図9の構成において非常に薄い層が連続的に積層された構成ととらえることもできる。
また、以上説明した各実施形態では反射型液晶表示装置及び反射型液晶表示装置を用いた液晶プロジェクター装置について説明したが、本発明は透過型液晶表示装置及び透過型液晶表示装置を用いた液晶プロジェクター装置についても適用可能である。
本発明は液晶を用いて画像、文字等を表示する液晶表示装置、液晶プロジェクター装置及びリアプロジェクション装置、液晶表示装置に用いるアクティブマトリクス基板とその製造方法に用いることができ、特に投影型の液晶表示装置、液晶プロジェクター装置、フロントプロジェクション装置及びリアプロジェクション装置に用いることができる。
本発明による反射型液晶表示装置の等価回路図である。 本発明を用いた反射型液晶表示装置に用いられるアクティブマトリクス基板の画素電極付近の断面図である。 本発明による反射型液晶表示装置の画素電極部の平面図である。 本発明による反射型液晶表示装置の断面図である。 本発明による反射型液晶表示装置を用いた液晶プロジェクター装置の説明図である。 上記液晶プロジェクター装置を用いたリアプロジェクション装置の説明図である。 本発明による第1実施形態での結果を表す表である。 本発明による第2実施形態である反射型液晶表示装置の画素電極部断面図である。 本発明による第3実施形態である反射型液晶表示装置の画素電極部断面図である。 本発明による第3実施形態である反射型液晶表示装置の画素電極部断面図である。 反射型液晶表示装置の画素電極部の断面図を表す従来例を示す断面図である。 反射型液晶表示装置の断面図を表す従来例を示す断面図である。 アクティブマトリクス基板の画素構成を示す概略的断面図である。
符号の説明
1,2 信号線
3-6 画素部のスイッチングトランジスタ
7-10 液晶
11-14 保持容量
15,16 駆動線
17 水平のシフトレジスタ
18 垂直のシフトレジスタ
19 ビデオ線
20,21 サンプリングスイッチ
30、501 反射電極
31、33、50,51,52、60、503 斜方蒸着膜(斜方蒸着層)
32 画素間の溝部で配向膜が堆積している領域
34 画素間の溝部で配向膜が堆積していない領域
35、36、500 斜方蒸着時の角度
37、504 液晶
38、507 配向膜
39、506 ITO
40 保護膜
101 ランプ
102 リフレクター
103 ロッドインテグレーター
104 コリメーターレンズ
105 偏光変換
106 リレーレンズ
107 ダイクロイックミラー
108 偏光ビームスプリッター
109 クロスプリズム
110 液晶パネル
111 投影レンズ
112 全反射ミラー
502 画素の間のへこみ部分
505 ガラス

Claims (15)

  1. 負の誘電異方性を有する液晶を用いた液晶表示装置に用いられ、液晶変調用電極がマトリクス状に複数個配されたアクティブマトリクス基板において、
    前記液晶変調用電極上及び前記液晶変調用電極間に斜方蒸着膜を有し、
    少なくとも前記液晶変調用電極間の斜方蒸着膜は複数層で構成されており、アクティブマトリクス基板の積層方向について前記液晶変調用電極に最も近い層の蒸着角度は前記液晶のプレチルトを生じさせ且つ前記液晶変調用電極から最も遠い層の蒸着角度よりも小さくなるような角度とし、前記複数層の斜方蒸着方向が略同じ方向であることを特徴とするアクティブマトリクス基板。
  2. 負の誘電異方性を有する液晶を用いた液晶表示装置に用いられ、液晶変調用電極がマトリクス状に複数個配されたアクティブマトリクス基板において、
    前記液晶変調用電極上及び前記液晶変調用電極間に斜方蒸着膜を有し、
    少なくとも前記液晶変調用電極間の斜方蒸着膜は複数層で構成されており、該複数層のうちの二層において、アクティブマトリクス基板面に対して下に配置された層の蒸着角度は前記液晶のプレチルトを生じさせ且つ上に配置された層の蒸着角度よりも小さくなるような角度とし、前記複数層の斜方蒸着方向が略同じ方向であることを特徴とするアクティブマトリクス基板。
  3. 負の誘電異方性を有する液晶を用いた液晶表示装置に用いられ、液晶変調用電極がマトリクス状に複数個配されたアクティブマトリクス基板において、
    前記液晶変調用電極上及び前記液晶変調用電極間に斜方蒸着膜を有し、
    少なくとも前記液晶変調用電極間の斜方蒸着膜は蒸着角度制御により表面が傾斜するように形成されていることを特徴とするアクティブマトリクス基板。
  4. 前記液晶変調用電極と前記斜方蒸着膜との間に20nm以下の絶縁膜を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のアクティブマトリクス基板。
  5. 前記絶縁膜がシリコン酸化膜であることを特徴とする請求項4に記載のアクティブマトリクス基板。
  6. 前記液晶変調用電極は光反射導電性材料からなることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のアクティブマトリクス基板。
  7. 前記斜方蒸着膜は前記液晶変調用電極間の領域のうち、40%以上100%未満の領域に堆積されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のアクティブマトリクス基板。
  8. 前記アクティブマトリクス基板としてシリコン基板を用いたことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のアクティブマトリクス基板。
  9. 前記液晶変調用電極間の複数層からなる前記斜方蒸着膜は、前記液晶変調用電極に最も近い層から最も遠い層へと、蒸着角度が大きくなるように積層されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のアクティブマトリクス基板。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載のアクティブマトリクス基板と、透明電極を有する光透過性基板とを、負の誘電異方性を有する液晶で挟んで貼り合せた液晶表示装置。
  11. 請求項10に記載の液晶表示装置は反射型液晶表示装置であることを特徴とする液晶表示装置。
  12. 負の誘電異方性を有する液晶を用いた液晶表示装置に用いられ、液晶変調用電極がマトリクス状に複数個配されたアクティブマトリクス基板の製造方法において、
    基板に前記液晶変調用電極を形成した後に斜方蒸着膜を形成するときに、蒸着角度を前記液晶のプレチルトを生じさせる第一の角度として斜方蒸着を行い、ついで斜方蒸着方向が略同じ方向で、蒸着角度を前記第一の角度より大きくして斜方蒸着を行うことを特徴とするアクティブマトリクス基板の製造方法。
  13. 負の誘電異方性を有する液晶を用いた液晶表示装置に用いられ、液晶変調用電極がマトリクス状に複数個配されたアクティブマトリクス基板の製造方法において、
    基板に前記液晶変調用電極を形成した後に斜方蒸着膜を形成するときに、蒸着角度を前記液晶のプレチルトを生じさせる所定の角度に設定して斜方蒸着を行い、蒸着角度を前記所定の角度より連続的又は断続的に大きくして斜方蒸着を行うことを特徴とするアクティブマトリクス基板の製造方法。
  14. 請求項10又は11に記載の液晶表示装置を1個以上使用した液晶プロジェクター装置。
  15. 請求項14に記載の液晶プロジェクター装置と、該液晶プロジェクター装置からの画像光を背面に投射するスクリーンとを備えたリアプロジェクション装置。
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