JP2007322058A - 圧力制御弁 - Google Patents

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秀 柳澤
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Abstract

【課題】ガスクーラの出口側の冷媒をその温度に応じて適正に調圧することができるとともに、構成の簡素化、部品点数の削減、加工組立コストの低減等を効果的に図ることができるようにされた圧力制御弁を提供する。
【解決手段】ガスクーラの出口側の冷媒の温度に応じて内圧が変化する感温室25を有する感温部20と、感温室の内圧の変化に応動して弁口の開度を調節する弁体15と、弁体を収納する弁本体10Aとを備え、弁本体には、ガスクーラの出口側の冷媒の温度を熱伝導性の物体を介して感温室に伝達しながらその冷媒を弁体及び弁口により減圧して蒸発器に導出する冷媒流路11、12、14が設けられており、感温室には、ガスクーラの出口側の冷媒の温度に対して最大成績係数が得られるようにその冷媒を調圧すべく、CO2を所定の密度で封入して構成してなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、冷媒としてCO2が用いられる蒸気圧縮式冷凍サイクル(CO2サイクル)に組み込まれ、ガスクーラ(放熱器)出口側の冷媒を、その温度に応じて調圧する圧力制御弁に関する。
一般に、車両用空調装置において、図11に示すような蒸気圧縮式冷凍サイクルが用いられている。この冷凍サイクル200では、冷媒としてのCOを循環させるための圧縮機201と、この圧縮機201により圧縮された冷媒を冷却するガスクーラ(放熱器)202と、このガスクーラ202からの冷媒が導入される蒸発器203と、蒸発器203からの冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離して気相冷媒を圧縮機201の吸入側に導くとともに余剰冷媒を蓄えるアキュームレータ(気液分離器)204とに加えて、ガスクーラ202の出口側の冷媒の温度に応じて弁口の開度を調節することによりガスクーラ202の出口側の冷媒を調圧して蒸発器203に導出する圧力制御弁205を備えている。
この圧力制御弁205は、冷凍サイクル200を効率良く運転するために設けられるもの、換言すれば、ガスクーラ202の出口側の冷媒の温度に対して最大成績係数が得られるようにガスクーラ202の出口側の冷媒を調圧する(例えば、出口側の冷媒の温度が40°Cであるとき、出口側の冷媒の圧力を例えば10MPaとすれば成績係数が最大となる場合には、その出口側の冷媒の圧力を10MPaとなるように制御する)ために設けられる。この種の圧力制御弁として、従来より、例えば下記特許文献1、2に示されるものが知られている。
この圧力制御弁は、図12に示すように、ダイアフラム207の一方の側に形成された密閉空間208内に冷媒等のガスを封入すると共に、他方の側に減圧前の高圧冷媒の圧力を作用させることにより、ダイアフラム207を変位させて弁体209を移動させる弁機構206を備えるとともに、この弁機構206をケース210で覆っており、このケース210内にガスクーラ202の出口の冷媒を流入させ、この冷媒の温度を密閉空間208(感温室)で感知することによって、ガスクーラ202の出口側の冷媒を調圧するようにしている。
特開2000−193347号公報 特開2003−254460号公報
上記従来の圧力制御弁では、密閉空間208を覆うケース210が必要であるため、重量が大きくなるとともにコスト高であるという問題があった。
また、コストダウンを図るためにケース210を廃止し、図11に破線で示すように、感温筒211をガスクーラ202の出口側の配管に接触させた状態で配設し、この感温筒211に圧力制御弁205の密閉空間をキャピラリチューブ212で接続した構造のものも提案されているが、この場合、感温筒211を組み付ける工程が必要であり、これがコストアップをもたらす要因となっているため、さらなる構成の簡素化、部品点数の削減、加工組立コストの低減等が強く要望されている。
本発明は、かかる要望に応えるべくなされたもので、その目的とするところは、ガスクーラの出口側の冷媒をその温度に応じて適正に調圧することができるとともに、構成の簡素化、部品点数の削減、加工組立コストの低減等を効果的に図ることができるようにされた圧力制御弁を提供することにある。
上記目的を達成すべく、本発明に係る圧力制御弁の第1の態様は、冷媒としてのCO2を循環させるための圧縮機と、圧縮機により圧縮された冷媒を冷却するガスクーラと、ガスクーラからの冷媒が導入される蒸発器と、を有する蒸気圧縮式冷凍サイクルに組み込まれ、ガスクーラの出口側の冷媒の温度に応じて弁口の開度を調節することによりガスクーラの出口側の冷媒を調圧して蒸発器に導出する圧力制御弁であって、ガスクーラの出口側の冷媒の温度に応じて内圧が変化する感温室を有する感温部と、感温室の内圧の変化に応動して弁口の開度を調節する弁体と、弁体を収納する弁本体とを備え、弁本体には、ガスクーラの出口側の冷媒の温度を熱伝導性の物体を介して感温室に伝達しながらその冷媒を弁体及び弁口により減圧して蒸発器に導出する冷媒流路が設けられており、感温室には、ガスクーラの出口側の冷媒の温度に対して最大成績係数が得られるようにその冷媒を調圧すべく、CO2が所定の密度で封入されていることを特徴としている。
また、本発明に係る圧力制御弁の第2の態様は、冷媒としてのCO2を循環させるための圧縮機と、圧縮機により圧縮された冷媒を冷却するガスクーラと、ガスクーラからの冷媒が導入される蒸発器と、蒸発器の出口側の冷媒と記ガスクーラの出口側の冷媒との熱交換を行う内部熱交換器と、を有する蒸気圧縮式冷凍サイクルに組み込まれ、ガスクーラの出口側の冷媒の温度に応じて弁口の開度を調節することによりガスクーラから内部熱交換器を介して導入される冷媒を調圧して蒸発器に導出する圧力制御弁であって、ガスクーラの出口側の冷媒の温度に応じて内圧が変化する感温室を有する感温部と、感温室の内圧の変化に応動して弁口の開度を調節する弁体と、弁体を収納する弁本体とを備え、弁本体には、ガスクーラの出口側の冷媒の温度を熱伝導性の物体を介して感温室に伝達しながらその冷媒を内部熱交換器に導出する第1の冷媒流路と、内部熱交換器からの冷媒を弁体及び弁口により減圧しながら蒸発器に導出する第2の冷媒流路とが設けられており、感温室には、ガスクーラの出口側の冷媒の温度に対して最大成績係数が得られるように内部熱交換器からの冷媒を調圧すべく、CO2が所定の密度で封入されていることを特徴としている。
本発明に係る圧力制御弁によれば、ガスクーラの出口側の冷媒の温度に対して最大成績係数が得られるようにその冷媒を調圧することで、ガスクーラの出口側の冷媒を適正に調圧することができる。また、感温室を覆うとともに冷媒を導入するためのケース、感温筒等が不要となるので、構成の簡素化、部品点数の削減、加工組立コストの低減等を図ることができる。
以下、本発明の圧力調整弁の実施形態を図面を参照しながら説明する。
図1は本発明に係る圧力制御弁の第1実施形態を示す縦断面図、図2は図1の要部(弁シート)の拡大図、図3は図2の平面図、図4は図1の要部(防振ばね)の拡大図、図5は第1実施形態の圧力制御弁が組み込まれる蒸気圧縮式冷凍サイクルの概略構成図である。
図5に示す冷凍サイクル100Aは、冷媒としてのCOを循環させるための圧縮機101と、この圧縮機101により圧縮された冷媒を冷却するガスクーラ(放熱器)102と、このガスクーラ102からの冷媒が導入される蒸発器104と、蒸発器104からの冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離して気相冷媒を圧縮機101の吸入側に導くとともに余剰冷媒を蓄えるアキュームレータ(気液分離器)105とを有しており、第1実施形態の圧力制御弁1Aは、この冷凍サイクル100のガスクーラ102と蒸発器104の間に組み込まれている。
この圧力制御弁1Aは、冷凍サイクル100Aを効率良く運転するために設けられるもの、換言すれば、ガスクーラ102の出口側の冷媒の温度に対して最大成績係数が得られるようにガスクーラ102の出口側の冷媒を調圧するためのもので、図1に示すように、弁本体10Aと、弁体15と、感温圧力応動エレメント20とを備えている。弁体15は熱伝導性材料により形成され、上下に延びる弁棒15Aと、その下端部に設けられた弁体部15Bとを有している。
弁本体10Aは、断面矩形のアルミ押し出し棒材から切り出された略直方体状のムク材に切削加工等を施すことにより形成されたもので、その上部には、右側面に開口し、ガスクーラ102からの冷媒を導入するための入口通路部11aを含む調圧用流入口(継手部)11、この調圧用流入口11からの冷媒が導入される冷媒導入室14、この冷媒導入室14の底部を形成するとともに弁体部15Bが接離する円錐面状の弁シート部13、弁本体10Aの底面に開口し、冷媒導入室14の冷媒を蒸発器104に導出するための出口通路部12aを含む調圧用流出口(継手部)12が設けられている。
出口通路部12aが弁口であり、この圧力制御弁1Aの弁開度は、弁体部15Bの弁シート部13からのリフト量に相当する。弁シート部13をプレスでノッチ成形することにより、出口通路部12aの加工が容易になると共に、圧力制御弁1Aの使用時にセルフクリーニング効果が得られるという利点がある。
なお、図2、図3に示すように、冷媒導入室14に導入された冷媒を閉弁状態においても出口通路部12aに漏出させるべく、弁シート部13には、複数本(ここでは4本)の断面V字形のブリードノッチ13aが周方向に等角度間隔(ここでは90°)をおいて放射状に設けられている。かかるブリードノッチ13aは、弁シート部13をプレスでノッチ成形することにより形成されるが、このブリードノッチ13aが存在することにより、出口通路部12aの加工が容易となるとともに、弁使用時にセルフクリーニング効果が得られる。
なお、かかるブリードノッチ13aに代えて、弁シート部13及び/又は弁体部15Bに、冷媒導入室14に導入された冷媒を閉弁状態においても出口通路部12aに漏出させる透孔、溝、窪み、刻み等の漏出手段を設けるようにしてもよく、かかる場合も同様のセルフクリーニング効果を得ることができる。
弁本体10Aの上面には、冷媒導入室14に連通する孔10aが設けられており、その内周には、感温圧力応動エレメント20を弁本体10Aに取り付けるための雌ねじ部10bが形成されている。また、図示しないが、弁本体10Aの左右両側面には、当該圧力制御弁1Aを適宜の固定部位(例えば蒸発器104等)に取り付けるためのねじ穴が設けられている。
感温圧力応動エレメント20は、有頂短円筒状のダイアフラム21と、その上方に配置された蓋部材22と、ダイアフラム20の下方に配置された蓋受け部材23とを備えている。蓋部材22は、その下面から上方に向けて形成された凹部22aを有している。蓋受け部材23は、上端に鍔状部23aを有する筒状のものであり、鍔状部23aと蓋部材22との間にダイアフラム20の外周部分(頂壁の外周端縁部と円筒状部分)を挟持して密封しており、ダイアフラム21の上面と凹部22aとの間に感温室25を形成している。ダイアフラム21、蓋部材22、及び蓋受け部材23(の鍔状部23a)の合わせ部(挟持部)の下端部分は溶接により全周にわたって接合されて溶接部Kaを形成している。
感温圧力応動エレメント20の感温室25には、蓋部材22に固着された短いキャピラリチューブ32から、ガスクーラ102の出口側の冷媒の温度に対して最大成績係数が得られるようにガスクーラ102の出口側の冷媒を調圧(例えば、出口側の冷媒温度が40°Cであるとき、出口側の冷媒圧力を10MPaとすれば成績係数が最大となる場合には、その出口側の冷媒圧力が10MPaとなるように制御)すべく、CO2が所定の密度で封入されるとともに、窒素ガス等の不活性ガス(CO2よりも熱膨張率が低い)が嵩上げ封入され、この状態でキャピラリチューブ32の末端が封止されている。
また、蓋受け部材23の円筒部分の外周には、弁本体10Aの雌ねじ部10bに螺合する雄ねじ部23bが設けられており、感温圧力応動エレメント20及び弁体15からなるユニットは、雄ねじ部23bを弁本体10Aの雌ねじ部10bに螺合させて全体を回転させることにより弁本体10Aにねじ込んで取り付ける。なお、蓋受け部材23の下面と弁本体10Aの上面との間には、密封性を確保するためのガスケット26が介装されている。
弁体15の弁棒15Aは、軸部15aと、その上端に形成された大径部15bとからなっている。大径部15bは、蓋受け部材23の上部中央に設けられた凹部23dに浮いた状態で昇降自在に嵌挿されており、その上面中央には、断面台形の環状突起16が形成されるとともに、その内外周に環状の溝16a、16bが形成されている。環状突起16の上面には、ダイアフラム21が、弁体15と同軸となるように、プロジェクション溶接により接合(溶接部Kb)されている。
TIG溶接の場合には、図8に示すように、ダイアフラム21と弁体15とに環状の凸部21b,15eを形成して同軸状に接触させなければならず、この場合、ダイアフラム21と弁体15との同軸度を得るのが容易でなく、加工に手間がかかるという難点がある。本実施形態のようなプロジェクション溶接又はレーザ溶接を用いると、ダイアフラム21にこのような環状の凸部を設ける必要がなく、ダイアフラム21の下面を弁体15に接触させて接合することができるため、同軸度が得られやすく、加工が容易である。
弁棒15Aの下端部には、出口通路部12aを通る低温の冷媒が冷媒導入室14内の冷媒に対して与える熱的な影響を低減するべく、環状の凹部15jが設けられている。
また、弁棒15Aには、その上端面から軸方向下方に向けて延びる縦穴15Dが設けられている。ダイアフラム21の中央部には、この縦穴15Dと感温室25とを連通させる透孔21aが設けられており、縦穴15Dと感温室25とで一つの拡張感温室が形成されている。このようにすることで、冷媒温度の感知能力を向上することができ、冷媒をより適正に調圧可能となる。
冷媒導入室14には、弁体15の弁開閉方向に直交する方向の振れを抑えるための防振ばね18が設けられている。この防振ばね18は弾性を有する板材からなり、図4に示すように、円環状部18Aを有している。この円環状部18Aの外周には、径方向外側に向けてに突出した複数(ここでは8個)の外周歯18aが周方向に等角度間隔をおいて設けられている。これらの外周歯18aは若干上向きに傾斜しており、その先端が冷媒導入室14の内周面の下端に設けられた環状の係止溝10jに当接して係止保持されている。
また、円環状部18Aの内周には、上方に向けて立ち上がった複数(ここでは4個)の舌状撓曲片部18Bが周方向に等角度間隔をおいて設けられている。これらの舌状撓曲片部18Bは若干内側に傾斜しており、先端が弁体15の下端部付近の外周面に弾性的に圧接されている。なお、舌状撓曲片部18Bの先端は、弁体15を挿入する場合の便宜を図るべく、外側に湾曲している。
上記のように構成された圧力制御弁1Aでは、ガスクーラ102の出口側の冷媒が調圧用流入口11から冷媒導入室14に導入されると、感温室25と弁体15の縦穴15Dとから成る拡張感温室で冷媒の温度が感知され、この拡張感温室の内圧がガスクーラ102の出口側の冷媒の温度に応じたものとなり、その内圧の変化にダイアフラム21が応動して弁体15を開閉方向に駆動する。これによって弁口である出口通路部12aの開度が変化し、ガスクーラ102の出口側の冷媒の温度に対して最大成績係数が得られるようにその冷媒が適正に調圧される。
本発明の圧力制御弁では、従来のように、感温室を覆うとともに冷媒を導入するためのケース、感温筒等が不要であるので、これらを用いるものに比べて、構成の簡素化、部品点数の削減、加工組立コストの低減等を図ることができる。さらに、本実施形態では、感温圧力応動エレメント20を弁本体10Aに内蔵させずに外から弁本体10Aにねじ込む等の手法で取り付けるように構成されているため、さらに構成の簡素化、部品点数の削減、加工組立コストの低減等を効果的に図ることができる。
図6は本発明に係る圧力制御弁の第2実施形態の縦断面図、図7は第2実施形態の圧力制御弁が組み込まれる蒸気圧縮式冷凍サイクルの概略構成図である。なお、以下の各実施形態において、それ以前に説明した実施形態と同一又は類似の部分には同一符号を付しており、重複する説明は一部省略してある。
本実施形態の圧力制御弁1Bは、図7に示すような内部熱交換器103を備えた蒸気圧縮式冷凍サイクル100Bに組み込まれるもので、図6に示すように、断面十字形のアルミ押し出し棒材から切り出されたムク材に切削加工等を施すことにより形成された弁本体10Bを備えている。この弁本体10Bの下部には、右側面に開口し、ガスクーラ102からの冷媒を内部熱交換器103(図7参照)を介して導入するための入口通路部11aを含む調圧用流入口(継手部)11と、この調圧用流入口11からの冷媒が導入される冷媒導入室14と、この冷媒導入室14の底部を形成し、弁体部15Bが接離する円錐面状の弁シート部13と、弁本体10Aの左側面に開口し、冷媒導入室14の冷媒を蒸発器104に導出するための出口通路部12aを含む調圧用流出口(継手部)12とが設けられている。
また、弁本体10Bの中央部には、冷媒導入室14に連通するとともに、弁棒15Aの中間大径部15cが摺動自在に嵌挿入される案内穴18が設けられている。そして、この案内穴18の上方、すなわち弁本体10Bの上部には、弁本体10Bの左側面に開口し、ガスクーラ102からの冷媒を導入するための感温用流入口61と、弁本体10Bの右側面に開口し、感温用流入口61に導入された冷媒を内部熱交換器103に導出するための感温用流出口62と、感温用流入口61と感温用流出口62とを連通させる連通室63とが設けられている。なお、弁棒15Aの外周面と蓋受け部材23の内周面との間には円環状の感温用導入室60が形成されており、その下端は連通室63に連通している。このような感温用導入室60を設けることで、前記拡張感温室の感温性能が向上する。
また、弁棒15Aにおける案内穴18に挿入される部位の外周部には、環状のリング収納溝15hが設けられており、ここにOリング48が嵌着されている。このOリング48は、冷媒導入室14と連通室63との間で冷媒が流通しないようにシールするとともに、弁体15が弁開閉方向と直交する方向に振れるのを防ぐ防振手段として機能する。この場合、第1の実施形態の防振ばね18と比べて低コストで、かつ組み付けが容易であるという利点を有する。
上記のように構成された圧力制御弁1Bでは、ガスクーラ102からの冷媒は、弁本体10Bの上部に設けられた感温用流入口61流入するとともに、感温用導入室60に導入されて、感温室25及び弁体15の縦穴15Dから成る拡張感温室によりその温度が感知され、感温用流出口62から内部熱交換器103に導出される。また、内部熱交換器103からの冷媒は、弁本体10Bの下部に設けられた調圧用流入口11に流入するとともに冷媒導入室14に導入され、冷媒導入室14から弁開度に応じて調圧用流出口12に流出して減圧され、調圧用流出口12から蒸発器104に導出される。
前記拡張感温室の内圧は、ガスクーラ102の出口側の冷媒温度に応じたものとなり、その内圧の変化にダイアフラム21が応動して弁体15を開閉方向に駆動する。これによって弁開度が変化し、ガスクーラ102の出口側の冷媒の温度に対して最大成績係数が得られるように内部熱交換器103からの冷媒が適正に調圧される。本実施形態においても、第1の実施形態と同様に、構成の簡素化、部品点数の削減、加工組立コストの低減等を効果的に図ることができる。
図8は本発明に係る圧力制御弁の第3実施形態の縦断面図である。本実施形態の圧力制御弁1Cは、第1の実施形態と同様に、内部熱交換器を備えていない蒸気圧縮式冷凍サイクル100A(図5参照)に組み込まれて使用されるものであって、第1の実施形態の圧力制御弁1A(図1参照)と異なる部分についてのみ説明する。
図8に示すように、本実施形態の圧力制御弁1Cは、冷媒導入室14の冷媒を蒸発器104に導出するための調圧用流出口(継手部)12が弁本体10Cの左側面に開口しており、この調圧用流出口(継手部)12と冷媒導入室14の間にはばね室40が設けられている。このばね室40の下端は弁本体10Cの底面に開口しており、ばね室40の下部内周には雌ねじ部40aが形成されている。
このばね室40の内部には、弁体15を閉弁方向に付勢する圧縮コイルばね42が設けられている。より詳細には、弁体15の弁体部15B下方に延長軸部15Eを連設してあり、その外周部には雄ねじ部15gが形成されている。そして、この延長軸部15Eに圧縮コイルばね42を装着するとともに、雄ねじ部15gにばね荷重調節用の調節ナット43を螺合させ、この調節ナット43の上面に載せたばね受け46とばね室40の頂面との間で圧縮コイルばね42を圧縮した状態にしている。なお、圧縮コイルばね42の上端は、防振ばね18の円環状部18Aを介してばね室40の頂面に接している。
ばね室40の下端開口は蓋部材45によって封閉されている。この蓋部材45は下端部に六角形状等に形成された大径部45aを有する有底円筒状のもので、円筒状部45bの外周には雄ねじ部45cが設けられており、これをばね室40の雌ねじ部40aに螺合させることによって弁本体10Cに取り付けられている。そして、ばね室40の下端開口の周囲と蓋部材45の大径部45aの間には、密封性を確保するためにガスケット47が介挿されている。
上記のように構成された圧力制御弁1Cでは、弁開度(弁体15のリフト量)が感温室25内外の差圧による開弁力とコイルばね42による閉弁力との平衡関係により決まることになる。なお、本実施形態では、弁体15の上端における縦穴15Dの周囲に環状凸部15eが形成されるとともに、ダイアフラム21の透孔21aの端縁部21bが上方に折り曲げられて環状凸部15eに外嵌されている。さらに、この端縁部21bの外周に断面L字形のリング27が圧入され、このリング27、端縁部21b、及び環状凸部15eはTIG溶接により相互に接合されている。
また、冷媒導入室14に導入された冷媒の温度感知性を向上させるべく、弁棒15Aの外周を包囲する環状の拡張冷媒導入部23Eが蓋受け部材23に設けられている。さらに、蓋受け部材23の上部中央に設けられた凹部23dと冷媒導入室14とを連通する連通孔23Fを蓋受け部材23に形成して冷媒温度の感知性の向上を図っている。このようにすることで、ガスクーラの出口の冷媒の温度に対し、その冷媒をより適正に調圧可能となる。本実施形態においても、第1の実施形態と同様に、構成の簡素化、部品点数の削減、加工組立コストの低減等を効果的に図ることができる。
図9は本発明に係る圧力制御弁の第4実施形態の縦断面図である。本実施形態の圧力制御弁1Dは、第2の実施形態と同様に、内部熱交換器を備えた蒸気圧縮式冷凍サイクル100B(図7参照)に組み込まれて使用されるものであって、第2の実施形態の圧力制御弁1B(図6参照)と異なる部分についてのみ説明する。
図9に示すように、本実施形態では、冷媒導入室14の冷媒を蒸発器104に導出するための調圧用流出口(継手部)12が弁本体10Dの左側面に開口しており、この調圧用流出口(継手部)12と冷媒導入室14の間にばね室40が設けられている。ばね室40の下端は弁本体10Dの底面に開口しており、その下部内周には雌ねじ部40aが形成されている。
このばね室40の内部には、弁体15を閉弁方向に付勢する圧縮コイルばね42が配設されている。より詳細には、弁体15の弁体部15B下方に延長軸部15Eを連設してあり、その外周部には雄ねじ部15gが形成されている。そして、この延長軸部15Eに圧縮コイルばね42を同軸状に装着すると共に、雄ねじ部15gにばね荷重調節用の調節ナット43を螺合させ、この調節ナット43の上面に載せたばね受け46とばね室40の頂面との間で圧縮コイルばね42を圧縮した状態にしている。
ばね室40の下端開口は蓋部材45によって封閉されている。この蓋部材45は下端部に六角形状等に形成された大径部45aを有する有底円筒状のもので、円筒状部45bの外周には雄ねじ部45cが設けられており、これをばね室40の雌ねじ部40aに螺合させることによって弁本体10Dに取り付けられている。そして、ばね室40の下端開口の周囲と蓋部材45の大径部45aの間には、密封性を確保するためにガスケット47が介挿されている。
上記のように構成された圧力制御弁1Dでは、弁開度(弁体15のリフト量)が感温室25内外の差圧による開弁力とコイルばね42による閉弁力との平衡関係により決まることになる。本実施形態においても、第1実施形態と同様に、構成の簡素化、部品点数の削減、加工組立コストの低減等を効果的に図ることができる。
図10は本発明に係る圧力制御弁の第5実施形態の縦断面図である。この第5実施形態の圧力制御弁1Dは、基本的には第1実施形態の圧力制御弁1Aと同じ構成であるが、本実施形態では、弁棒15Aの軸部15aに軸方向に間隔をおいて複数の環状溝15iを設けてある。すなわち、軸部15の表面積を大きくして感温用導入室60や冷媒導入室40内の冷媒からの熱を受け易くし、軸部15aの感温効果を高めている。
また、弁本体10Eには、感温用流入口61及び流出口62と、調圧用流入口11及び流出口12との間において、熱伝達遮断用溝64を全周に形成している。このようにすることで、減圧前の冷媒と減圧後の冷媒との間で熱交換が生じにくくなるので、ガスクーラ出口側の冷媒圧力をより適正に調節可能となる。
以上、具体例を挙げて本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記の各実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で上記の各実施形態に種々の改変を施すことができる。
本発明に係る圧力制御弁の第1実施形態を示す縦断面図。 図1の要部の拡大図。 図2の平面図。 図1実施形態の要部の拡大図。 第1実施形態の圧力制御弁が組み込まれる蒸気圧縮式冷凍サイクルの概略構成図。 本発明に係る圧力制御弁の第2実施形態を示す縦断面図。 第2実施形態の圧力制御弁が組み込まれる蒸気圧縮式冷凍サイクルの概略構成図。 本発明に係る圧力制御弁の第3実施形態を示す縦断面図。 本発明に係る圧力制御弁の第4実施形態を示す縦断面図。 本発明に係る圧力制御弁の第5実施形態を示す縦断面図。 従来の圧力制御弁が組み込まれる蒸気圧縮式冷凍サイクルの概略構成図。 従来の圧力制御弁を示す縦断面図。
符号の説明
1A、1B、1C、1D、1E…圧力制御弁
10A、10B、10C、10D、10E…弁本体
11…調圧用流入口(冷媒流路)
12…調圧用流出口(冷媒流路)
12a…出口通路部(弁口)
13…弁シート
14…冷媒導入室(冷媒流路)
15…弁体
15A…弁棒
15D…縦穴
15a…軸部
15b…大径部
15i…環状溝
18…防振ばね(防振手段)
20…感温圧力応動エレメント(感温部)
21…ダイアフラム
21a…透孔
22…蓋部材
22a…凹部
23…蓋受け部材
23a…鍔状部
25…感温室
39…キャピラリチューブ
48…Oリング(防振手段)
60…感温用導入室
61…感温用流入口(第1の冷媒流路)
62…感温用流出口(第1の冷媒流路)
63…連通室(第1の冷媒流路)
64…熱伝達遮断用溝
100A、100B…蒸気圧縮式冷凍サイクル
101…圧縮機
102…ガスクーラ
103…内部熱交換器
104…蒸発器

Claims (12)

  1. 冷媒としてのCO2を循環させるための圧縮機と、該圧縮機により圧縮された冷媒を冷却するガスクーラと、該ガスクーラからの冷媒が導入される蒸発器と、を有する蒸気圧縮式冷凍サイクルに組み込まれ、前記ガスクーラの出口側の冷媒の温度に応じて弁口の開度を調節することにより前記ガスクーラの出口側の冷媒を調圧して前記蒸発器に導出する圧力制御弁であって、
    前記ガスクーラの出口側の冷媒の温度に応じて内圧が変化する感温室を有する感温部と、前記感温室の内圧の変化に応動して前記弁口の開度を調節する弁体と、該弁体を収納する弁本体とを備え、該弁本体には、前記ガスクーラの出口側の冷媒の温度を熱伝導性の物体を介して前記感温室に伝達しながら該冷媒を前記弁体及び弁口により減圧して前記蒸発器に導出する冷媒流路が設けられており、前記感温室には、前記ガスクーラの出口側の冷媒の温度に対して最大成績係数が得られるように該冷媒を調圧すべく、CO2が所定の密度で封入されていることを特徴とする圧力制御弁。
  2. 冷媒としてのCO2を循環させるための圧縮機と、該圧縮機により圧縮された冷媒を冷却するガスクーラと、該ガスクーラからの冷媒が導入される蒸発器と、該蒸発器の出口側の冷媒と前記ガスクーラの出口側の冷媒との熱交換を行う内部熱交換器と、を有する蒸気圧縮式冷凍サイクルに組み込まれ、前記ガスクーラの出口側の冷媒の温度に応じて弁口の開度を調節することにより前記ガスクーラから前記内部熱交換器を介して導入される冷媒を調圧して前記蒸発器に導出する圧力制御弁であって、
    前記ガスクーラの出口側の冷媒の温度に応じて内圧が変化する感温室を有する感温部と、前記感温室の内圧の変化に応動して前記弁口の開度を調節する弁体と、該弁体を収納する弁本体とを備え、該弁本体には、前記ガスクーラの出口側の冷媒の温度を熱伝導性の物体を介して前記感温室に伝達しながら該冷媒を前記内部熱交換器に導出する第1の冷媒流路と、前記内部熱交換器からの冷媒を前記弁体及び弁口により減圧しながら前記蒸発器に導出する第2の冷媒流路とが設けられており、前記感温室には、前記ガスクーラの出口側の冷媒の温度に対して最大成績係数が得られるように前記内部熱交換器からの冷媒を調圧すべく、CO2が所定の密度で封入されていることを特徴とする圧力制御弁。
  3. 前記感温部は、ダイアフラムと、その上方に配置された蓋部材と、前記ダイアフラムの下方に配置された蓋受け部材とを備え、前記蓋部材は、その下面から上方に向けて形成された凹部を有し、前記蓋受け部材は、上端に鍔状部を有する筒状のものであり、該鍔状部と前記蓋部材との間に前記ダイアフラムの外周部分を挟持することにより前記ダイアフラムと前記凹部との間に前記感温室を形成しており、前記弁体は、その上部が前記蓋受け部材内に挿入されるとともに上端がプロジェクション溶接又はレーザ溶接にて前記ダイアフラムに接合されていることを特徴とする請求項1又請求項2記載の圧力制御弁。
  4. 前記弁体は、弁棒及びその下端部に設けられた前記弁体を有し、前記弁棒は、軸部及びその上端部に設けられた大径部を有しており、該大径部の上端に前記ダイアフラムが接合されていることを特徴とする請求項3記載の圧力制御弁。
  5. 前記弁棒の外周部と前記蓋受け部材の内周部との間に、前記ガスクーラからの冷媒が導入される感温用導入室が設けられていることを特徴とする請求項4記載の圧力制御弁。
  6. 前記弁棒には、その上端面から下方に向けて延びる縦穴が設けられるとともに、前記ダイアフラムには、前記感温室と前記縦穴とを連通させる透孔が設けられていることを特徴とする請求項3から請求項5のいずれか一項記載の圧力制御弁。
  7. 前記ダイアフラムは有頂筒状とされ、このダイアフラムの頂壁の外周端縁部及び筒状部分を前記蓋部材と前記蓋受け部材とで挟持するとともに、前記ダイアフラム、前記蓋部材、及び前記蓋受け部材の合わせ部の下端部分全周が溶接により相互に接合されていることを特徴とする請求項3から請求項6のいずれか一項に記載の圧力制御弁。
  8. 前記弁本体における前記第1の冷媒流路と前記第2の冷媒流路との間の部位に、熱伝達遮断用の溝が全周にわたって設けられていることを特徴とする請求項2に記載の圧力制御弁。
  9. 前記弁本体における前記弁体が接離する弁シートには、複数のブリードノッチが設けられていることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の圧力制御弁。
  10. 前記弁棒には、軸方向に間隔をおいて複数の環状溝が設けられていることを特徴とする請求項4記載の圧力制御弁。
  11. 前記弁体の弁開閉方向と直交する方向の振れを抑える防振手段を設けたことを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか一項記載の圧力制御弁。
  12. 前記防振手段は、前記弁体と前記弁本体との間に介装されたOリングで構成されていることを特徴とする請求項11記載の圧力制御弁。
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