JP2010190452A - 温度膨張弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】ダイアフラムと感温応動部材を組み合わせてなる感温駆動構造を簡素化することにより部品点数と製造コストの低減を実現することができる温度膨張弁を提供する。
【解決手段】蒸発器から圧縮機に向う第2の冷媒通路19を流れる冷媒に接触可能に配設された有底筒状の感温部52と、感温部52を駆動するダイアフラム部51とが、例えばステンレスの板材を深絞り加工することによって一体成形されている。ダイアフラムと感温応動部材とを別々に製造して溶接等で固定する構造と比べて、部品点数及び製造コストを低減することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、冷凍サイクルに使用する温度膨張弁に関する。
従来、冷凍サイクルに用いられる膨張弁として、図9に示す構造の温度膨張弁がある(特許文献1参照)。この温度膨張弁の角柱状の弁本体10には、途中にオリフィス16が形成されている第1の冷媒通路14と、第2の冷媒通路19とが相互に独立して形成されている。第1の冷媒通路14の一端は蒸発器15の入口に連通され、蒸発器15の出口は第2の冷媒通路19を介して圧縮器11に連通され、圧縮機11は、凝縮器12、レシーバ13を介して第1の冷媒通路14の他端に連結されている。第1の冷媒通路14の途中に設けられた弁室24には、オリフィス16に接離する球形の弁体18と、この弁体18を支持する支持部材26と、この支持部材26を閉弁方向に付勢するバイアスバネである付勢手段17が設けられている。なお、弁室24はプラグ25で封止されている。弁本体10には第2の冷媒通路19に隣接してダイアフラム22を有したパワーエレメント20が固定されている。ダイアフラム22で仕切られたパワーエレメント20の上方の室20aは気密にされており、温度対応作動流体が封入されている。
パワーエレメント20の上方の室20aから延出している小管21は上方の室20aからの脱気及び上方の室20aへの上記温度対応作動流体の注入に使用された後に端部が密封される。パワーエレメント20の下方の室20bには、弁本体10の内部を貫通して延びる感温応動部材たる弁体駆動部材23の一端に形成された大径部が配置され、ダイアフラム22に当接している。弁体駆動部材23は、第2の冷媒通路19を流れる蒸発器15の出口からの冷媒蒸気の温度をパワーエレメント20の上方の室20a内の温度対応作動流体に伝達し、これによって室20a内に冷媒蒸気の温度に対応した圧力の作動ガスが発生する。下方の室20bは弁体駆動部材23の周囲の隙間を介して第2の冷媒通路19に連通している。
パワーエレメント20のダイアフラム22は上方の室20a内の作動ガスの圧力と下方の室20b内の冷媒蒸気の圧力との差にしたがって弁体駆動部材23及び作動棒27を介して弁体18を駆動し、オリフィス16の開度(即ち、蒸発器15の入口への液体状の冷媒の流入量)を調整する。
かかる従来の温度膨張弁において、パワーエレメント20が外部雰囲気に曝されているので、上方の室20a内の温度対応作動流体は、弁体駆動部材23によって伝達される蒸発器15の出口の冷媒の温度ばかりでなく、外部雰囲気、特にエンジンルームの温度の影響も受ける。さらに温度対応作動流体が蒸発器15の出口における冷媒の温度に敏感に反応し過ぎて頻繁に弁体18の開閉を繰り返す所謂ハンチング現象を生起し易いこともある。このハンチングの要因としては、蒸発器の構造、冷凍サイクルの配管の方法、温度膨張弁の使用方法また熱負荷とのバランス等がある。
また、従来、中空部を有する感温応動部材にパワーエレメントを構成するダイアフラムを溶接接合した構造を有する温度膨張弁が提供されている(特許文献2参照)。図10は、この形式の温度膨張弁の要部を示す断面図である。パワーエレメントは、ハウジングと、ハウジングに挾み込まれると共に溶接によりハウジングに固着されたダイアフラム130とを有している。ダイアフラム130の中央部に形成された円孔の開口部に感温応動部材140が挿入されるとともに、その上端部に形成された鍔部141と、ストッパとして機能するダイアフラム支持部材131とがダイアフラム130を挟み込んだ状態で溶接にて固着される(溶接前を図10(a)、溶接後を図10(b)に示す)。感温応動部材140は、第2の冷媒通路中に露出される中空のパイプ状の部材で構成され、その内部に上記ハンチング現象を防止する手段としての吸着剤(例えば活性炭)が収容される。感温応動部材140の上端部はハウジングの上方の室に連通し、該上方の室と感温応動部材140の中空部とで圧力空間を構成している。
特開平5−322380号公報 特開2002−22318号公報
上記従来の温度膨張弁では、ダイアフラム、感温応動部材、及びストッパの三部品を互いに組み合わせた後に溶接で接合しており、部品点数が多く、製造に手間がかかるため、コスト高であった。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、ダイアフラムと感温応動部材を組み合わせてなる感温駆動構造を簡素化することにより部品点数と製造コストの低減を実現することができる温度膨張弁を提供することにある。
本発明は、凝縮器から蒸発器に向かう冷媒が通過する第1の冷媒通路と、該第1の冷媒通路中に設けられたオリフィスと、該オリフィスを開閉する弁体と、前記蒸発器から圧縮機に向う第2の冷媒通路と、該第2の冷媒通路を流れる冷媒に接触可能に配設された感温応動部材と、該感温応動部材と接合されると共に前記感温応動部材を介して前記弁体を駆動するダイアフラムを有するパワーエレメントとを備えた温度膨張弁において、前記感温応動部材を構成する有底筒状の感温部と前記ダイアフラムとが一体成形されていることを特徴としている。
本発明の温度膨張弁によれば、ダイアフラムと感温部とが例えば絞り加工によって一体成形されるので、ダイアフラムと感温応動部材とを別々に製造して溶接等で固定する構造と比べて、部品点数を少なくして製造コストを低減することができる。
図1は、本発明による温度膨張弁の第1実施例を一部省略して示す縦断面図である。 図2は、図1に示す温度膨張弁に用いられる感温作動部材の縦断面図である。 図3は、本発明による温度膨張弁の第2実施例を一部省略して示す縦断面図である。 図4は、本発明による温度膨張弁の第3実施例を一部省略して示す縦断面図である。 図5は、本発明による温度膨張弁の第4実施例を一部省略して示す縦断面図である。 図6は、本発明による温度膨張弁の第5実施例を一部省略して示す縦断面図である。 図7は、本発明による温度膨張弁の第6実施例を一部省略して示す縦断面図である。 図8は、本発明による温度膨張弁の第7実施例を一部省略して示す縦断面図である。 図9は、従来の温度膨張弁の一例を示す縦断面図である。 図10は、従来の温度膨張弁の他の例の要部断面図である。
以下、図面を参照して、本発明による温度膨張弁の実施例を説明する。図示実施例の温度膨張弁は、基本的構成及び動作は従来の温度膨張弁と同一であり、同一部分又はそれと均等部分には図9に示した温度膨張弁について用いられたのと同一の符号を付すことで、再度の説明を省略する。
図1は、本発明による温度膨張弁の第1実施例を一部省略して示す縦断面図である。また、図2は、図1に示す温度膨張弁において、感温作動部材のみを取り出して示す縦断面図である。図1及び図2において、感温作動部材50は、従来の膨張弁におけるパワーエレメントに備わるダイアフラムと同等の機能を有するダイアフラム部51と、同じく感温応動部材と同等の機能を有する感温部52とが一体成形されて構成されている。
感温作動部材50は、例えばステンレス材のような金属板の中心部を深絞り加工することにより形成されており、深絞り加工された中心部が有底筒状の感温部52に形成され、中心部の周りの環状部がダイアフラム部51に形成される。感温作動部材50のダイアフラム部51の外周縁部分53は、パワーエレメント20のハウジングに挟み込まれて固定されており、内周縁部分54は感温部52の上端部分55に繋がっている。
感温部52は第2の冷媒通路19を流れる冷媒に接触可能に配設されている。感温部52の底部56は、弁体18をオリフィス(弁座)16(図9参照)に対して接離させる作動棒27の上端部に当接している。図1に示す例では、感温部52の底部56が第2の冷媒通路19内に位置するように深く絞り加工されている。筒状に深絞りされた感温部52の内部には中空部57が形成されている。第2の冷媒通路19を流れる冷媒の温度は、感温部52において感知されるが、感温部52はダイアフラム部51と一体構造であるため、感温部52の上部のみならずダイアフラム部51にまで熱が速やかに伝達し、上方の室20a内の温度対応作動流体への温度伝達性が良好となっている。
ダイアフラム部51の下側(第1の冷媒通路19側)には、ハウジングとの間にストッパ部材60が設けられている。ストッパ部材60の外周縁部分61はハウジングに当接可能な環状に形成されている。外周縁部分61よりも内側の部分は外周縁部分61からオフセットしている平坦な環状部分62であり、ダイアフラム部51に当接している。外周縁部分61がハウジングに当接している状態で環状部分62がダイアフラム部51に当接するときには、ストッパ部材60は、ダイアフラム部51が下方にそれ以上変位するのを阻止する。ストッパ部材60の内周縁部63は短筒状に成形されており、感温作動部材50の感温部52に圧入、ロールかしめ、或いは溶接等の方法で固定される。
図3は本発明による温度膨張弁の第2実施例を一部省略して示す縦断面図である。図3に示す実施例においては、感温作動部材70の感温部72の絞り深さが浅く、感温部72の底部が第2の冷媒通路19から離間しており、それを補うように、作動棒27の長さが長く構成されている。その他の構成は図1に示す実施例と同様であるので、同じ要素及び部位には、符号53〜57に対応して符号73〜77を付すことで説明を省略する。感温部72の縦長さを短くすることで、実施例1と比較して、深絞り加工が容易となる。また、感温部72が第2の冷媒通路19から離間しているため、冷媒温度の温度対応作動流体への伝達に遅れを生じるので、ハンチングが発生しにくくなる。
図4は、本発明による温度膨張弁の第3実施例を一部省略して示す縦断面図である。第3実施例においては、作動棒27が補強部材80を介して感温部52の底部56に当接している。その他の構造は第1実施例と同じであるので、対応する要素及び部位には第1実施例の符号と同じ符号を用いることで、再度の説明を省略する。補強部材80は、例えばステンレス板で形成し、溶接等によって底部56と一体化することができる。深絞り加工によって形成される底部56は、成形時の展延、或いは作動棒27が繰り返し当接することによって強度不足に陥りやすいが、底部56に補強部材80を設けることにより、底部56の強度不足を補って耐久性の向上を図ることができる。
図5は、本発明による温度膨張弁の第4実施例を一部省略して示す縦断面図である。第4実施例においては、感温部52に形成されている中空部57に活性炭等の吸着剤90が収容されている。その他の構成は図1に示す第1実施例と同様であるので、同等の部材及び部位には同じ符号を付すことで説明を省略する。感温部52の中空部57の開口部に当該開口部を覆う蓋部材91を設けてあり、吸着剤90が中空部57から流出するのを防止している。なお、蓋部材91の中央には切起こし92が形成され、吸着剤90の流出は阻止するが感温部52の内外の圧力を等しくする均圧孔93が形成されている。
パワーエレメント20が外部雰囲気に曝されている場合、上方の室20a内の温度対応作動流体は、感温部52によって伝達される蒸発器出口の冷媒の温度ばかりでなく、外部雰囲気、特にエンジンルームの温度の影響も受ける。さらには蒸発器の出口における冷媒の温度に敏感に反応し過ぎて頻繁に弁体18の開閉を繰り返す所謂ハンチング現象を生起し易いこともある。このハンチングの要因としては蒸発器の構造、冷凍サイクルの配管の方法、温度膨張弁の使用方法また熱負荷とのバランス等がある。
吸着剤90として例えば粒状活性炭を用いた場合には、温度対応作動流体と吸着剤90との組み合わせは吸着平衡型であり、かなりの温度範囲で圧力を温度の一次式で近似でき、しかもその一次式の係数は吸着剤90として封入した粒状活性炭の量により自由に設定できるので、温度膨張弁の特性を自由に設定することができる。したがって、吸着平衡型の圧力−温度の平衡状態の設定には蒸発器の出口からの冷媒蒸気の温度の上昇時及び下降時のいずれの場合にも比較的時間がかかることになる。即ち、吸着剤90は、時定数を大きくし、上記ハンチング現象の要因である外乱の影響による温度膨張弁の過敏な動作を抑制する時定数遅延剤であり、空調機の性能を安定させて空調機の動作効率を向上させることができる。
図6は、本発明による温度膨張弁の第5実施例を一部省略して示す縦断面図である。第5実施例においては、感温部52に形成されている中空部57に、上記ハンチング現象を防止する感温遅延用部材としての熱バラスト材100が収容されている。熱バラスト材100は、中空部57内に圧入又はかしめ等により固定された固定リング101によって固定される。更に、熱バラスト材100の中心部分には、圧力を導通させるために、貫通孔102が開けられている。
熱バラスト材として、例えばアルミナ・シリカ焼結体を用いることができる。この場合には、温度対応作動流体と熱バラスト材100との組み合わせは、気液平衡型である。蒸発器15の出口からの冷媒蒸気の温度の上昇時には、熱バラスト材100の多数の微小孔中に入り込んでいる温度対応作動流体は、液相から気相への変化(ガス化)が遅らされ、つまり時定数が大きくなり、また上記温度の下降時には上方の室20a及び熱バラスト材100以外の空間の作動ガスがこれらの壁面で気相から液相へ急速に変化(液化)するのを妨げない、つまり時定数を小さくする。即ち、前者の場合には蒸発器の入口に流入する冷媒の流量を序々にしか増大させず、後者の場合には蒸発器の入口に流入する冷媒の流量を急速に低下させる。
ここで、温度が下降して急に弁を絞り、蒸発器への冷媒供給量が減少し、その結果、温度が上昇しても、弁は急速に開かないので蒸発器への冷媒供給量は急激に増加することはない。このようにして冷凍サイクルにハンチングが生ずるのを防止できるようにしている。上記の熱バラスト材を用いた温度膨張弁のハンチング抑制特性は有効であることから広く採用されている。
図7は、本発明による温度膨張弁の第6実施例を一部省略して示す縦断面図である。第6実施例においては、ストッパ部材110は厚肉に形成された環状内周部111を有しており、環状内周部111は第2の冷媒通路19からパワーエレメント20への冷媒の流入を抑制する機能を備えている。即ち、厚みを大きくされた環状内周部111は、パワーエレメント20のハウジングと感温作動部材50との間に形成されるスペース内の占有率を高めて、冷媒がダイアフラム部51に流れ込んで来るのを抑制する機能を有するとともに、ダイアフラム部51及び感温部52の上端部分55が冷媒と接触する面積を減らして、感温の過敏性を抑えている。
図8は、本発明による温度膨張弁の第7実施例を一部省略して示す縦断面図である。第7実施例においては、ストッパ部材120は、第1実施例におけるストッパ部材60と同様に、ハウジングに当接可能な環状の外周縁部分121と、その内側に形成され、外周縁部分121からオフセットし且つダイアフラム部51と当接可能な平坦な環状部分122とを備え、更に、感温部52の外側面に沿って積層される有底の筒状部123を備えている。ストッパ部材120と感温部52は、溶接、圧入又はかしめ等によって固定される。図8(b)には、筒状部123の一部に対して環状にかしめ124を施すことによって、ストッパ部材120を感温部52に固定した一例が示されている。本実施例のように、感温部52を覆う筒状部123を設けることで、感温部52を補強して耐久性を向上することができる。
10 弁本体 11 圧縮器
12 凝縮器 13 レシーバ
14 第1の冷媒通路 15 蒸発器
16 オリフィス 17 付勢手段
18 弁体 19 第2の冷媒通路
20 パワーエレメント 20a 上方の室
20b 下方の室 21 小管
22 ダイアフラム 23 弁体駆動部材
24 弁室 25 プラグ
26 支持部 27 作動棒
50,70 感温作動部材 51 ダイアフラム部
52,72 感温部 53,73 外周縁部分
54,74 内周部分 55,75 上端部分
56,76 底部分 57,77 中空部
60 ストッパ部材 61 外周縁部分
62 環状部分 63 内周縁部
80 補強板 90 吸着剤
91 蓋部材 92 切起こし
100 熱バラスト材 101 固定リング
102 貫通孔
110 ストッパ部材 111 環状内周部
120 ストッパ部材 121 外周縁部分
122 環状部分 123 筒状部
130 ダイアフラム 131 ダイアフラム支持部材
140 感温応動部材 141 鍔部

Claims (10)

  1. 凝縮器から蒸発器に向かう冷媒が通過する第1の冷媒通路と、該第1の冷媒通路中に設けられたオリフィスと、該オリフィスを開閉する弁体と、前記蒸発器から圧縮機に向う第2の冷媒通路と、該第2の冷媒通路を流れる冷媒に接触可能に配設された感温応動部材と、該感温応動部材と接合されると共に前記感温応動部材を介して前記弁体を駆動するダイアフラムを有するパワーエレメントとを備えた温度膨張弁において、
    前記感温応動部材を構成する有底筒状の感温部と前記ダイアフラムとが一体成形されていることを特徴とする温度膨張弁。
  2. 前記感温部及び前記ダイアフラムは、金属板を絞り加工することにより形成されることを特徴とする請求項1記載の温度膨張弁。
  3. 前記感温部が前記第2の冷媒通路から離間するように形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の温度膨張弁。
  4. 前記感温部に当接するとともに前記ダイアフラムの作動に応じて前記弁体を前記オリフィスに対して接離させる作動棒を備えており、該作動棒が補強部材を介して前記感温部に当接していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の温度膨張弁。
  5. 前記感温部の内部に活性炭等の吸着剤から成る時定数遅延材が収容されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載の温度膨張弁。
  6. 前記感温部の開口部を覆うとともに前記吸着剤の流出を防止する蓋部材が設けられていることを特徴とする請求項5記載の温度膨張弁。
  7. 前記感温部の内部に感温遅延用部材が収容されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載の温度膨張弁。
  8. 前記パワーエレメントは、前記ダイアフラムの前記第2の冷媒通路側への変位を規制するストッパ部材を備えており、該ストッパ部材は、前記感温部における前記ダイアフラムと接続される端部の外側面を覆うように形成されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項記載の温度膨張弁。
  9. 前記ストッパ部材は厚肉に形成された環状内周部を有しており、該環状内周部は前記第2の冷媒通路から前記パワーエレメントへの冷媒の流入を抑制するように形成されていることを特徴とする請求項8記載の温度膨張弁。
  10. 前記ストッパ部材は、前記感温部の外側面に沿って積層される有底の筒状部を備えていることを特徴とする請求項8記載の温度膨張弁。
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