JP4364114B2 - 圧力制御弁 - Google Patents

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本発明は、冷媒としてCOが用いられる蒸気圧縮式冷凍サイクル(COサイクル)に組み込まれ、ガスクーラ(放熱器)出口側の冷媒圧力をその冷媒温度に応じて調圧する圧力制御弁に係り、特に、蒸発器出口側の冷媒とガスクーラ出口側の冷媒との熱交換を行う内部熱交換器を備えたカーエアコン等に採用される蒸気圧縮式冷凍サイクルに好適な圧力制御弁に関する。
この種の圧力制御弁が組み込まれた蒸気圧縮式冷凍サイクルの一例を図11に示す。図示の冷凍サイクル100では、冷媒としてのCOを循環させるための圧縮機101と、この圧縮機101により圧縮された冷媒を冷却するガスクーラ(放熱器)102と、このガスクーラ102からの冷媒が導入される蒸発器104と、該蒸発器104の出口側の冷媒とガスクーラ102の出口側の冷媒との熱交換を行う内部熱交換器103と、蒸発器104からの冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離して気相冷媒を熱交換器103を介して圧縮機101の吸入側に導くとともに、余剰冷媒を蓄えるアキュームレータ(気液分離器)105と、に加えて、ガスクーラ102から内部熱交換器103を介して導入される冷媒をガスクーラ102の出口側の冷媒温度に応じて調圧して蒸発器104に導出する圧力制御弁110を備える。
前記圧力制御弁110は、冷凍サイクル100を効率良く運転するために設けられるもの、言い換えれば、ガスクーラ102の出口側の冷媒温度に対して最大成績係数が得られるようにガスクーラ102の出口側の冷媒圧力を調圧する(例えば、出口側の冷媒温度が40°Cであるとき、出口側の冷媒圧力を例えば10MPaとすれば成績係数が最大となる場合には、その出口側の冷媒圧力が10MPaとなるように制御する)ために設けられるもので、例えば下記特許文献1等に所載のように、ガスクーラ102からの冷媒を内部熱交換器103を介して導入するための調圧用流入口111及びその冷媒をガスクーラ102の出口側の冷媒温度に応じて調圧して蒸発器104に導出するための調圧用流出口112と、ガスクーラ102からの冷媒を導入するための感温用流入口113及びそれを内部熱交換器103に導出するための感温用流出口114と、それら感温用流入口113と流出口114との間に設けられた感温用導入室(以下の各部は図示せず)と、この感温用導入室に導入された冷媒の温度を感知する感温室を有し、該感温室の内圧の変化に応動して弁体を開閉方向に駆動する感温圧力応動エレメントと、このエレメントを内蔵する弁本体(図示制御弁全体)と、この弁本体内に配在されて弁開度を小さくする方向(閉弁方向)に弁体を付勢するばね部材と、を備え、弁開度(弁体のリフト量)は、前記感温室内外の差圧による開弁力と前記ばね部材による閉弁力との平衡関係により決まるようになっている。
特開2001−81157号公報
前記した如くの圧力制御弁においても、近年ますますコストダウンの要求が厳しくなって来ており、構成の簡素化、部品点数の削減、加工組立コストの低減等が強く要望されている。
本発明は、かかる要望に応えるべくなされたもので、その目的とするところはガスクーラの出口側の冷媒圧力をその出口側の冷媒温度に応じて適正に調圧することができるとともに、構成の簡素化、部品点数の削減、加工組立コストの低減等を効果的に図ることができるようにされた圧力制御弁を提供することにある。
前記目的を達成すべく、本発明に係る圧力制御弁の第1態様は、基本的には、冷媒としてのCOを循環させるための圧縮機と、該圧縮機により圧縮された冷媒を冷却するガスクーラと、該ガスクーラからの冷媒が導入される蒸発器と、該蒸発器の出口側の冷媒と前記ガスクーラの出口側の冷媒との熱交換を行う内部熱交換器と、を有する蒸気圧縮式冷凍サイクルに組み込まれ、前記ガスクーラから前記内部熱交換器を介して導入される冷媒を前記ガスクーラの出口側の冷媒温度に応じて調圧して前記蒸発器に導出するようにされる。
そして、前記ガスクーラの出口側の冷媒温度を感知する感温筒と、該感温筒にキャピラリチューブを介して連通せしめられた感温室を有し、該感温室の内圧の変化に応動して弁体を開閉方向に駆動する感温圧力応動エレメントと、該エレメントが一体的に取り付けられる弁本体と、を備え、前記感温筒及び感温室には、前記ガスクーラの出口側の冷媒温度に対して最大成績係数が得られるように前記ガスクーラの出口側の冷媒圧力を調圧すべく、COが所定の密度で封入されるとともに、不活性ガスが嵩上げ封入されており、前記感温圧力応動エレメントは、ダイアフラムと、該ダイアフラムと協同して前記感温室を画成する断面逆凹形状の蓋部材と、該蓋部材と協同して前記ダイアフラムの外周部分を挟持して密封するとともに、前記弁体がその内周に摺動自在に嵌挿される鍔状部付き円筒状の蓋受け部材と、を備え、前記蓋受け部材の円筒部分外周に、前記弁本体への取り付けに供される雄ねじ部が設けられており、前記弁本体は、前記内部蒸発器から冷媒が導入される調圧用流入口と、前記蒸発器へ冷媒を導出する調圧用流出口とを有しており、前記調圧用流入口、及び調圧用流出口は、前記感温室の内圧の変化に応動する弁体の応動方向と直交する方向に形成されていることを特徴としている。
また、本発明に係る圧力制御弁の第2態様は、基本的には、冷媒としてのCOを循環させるための圧縮機と、該圧縮機により圧縮された冷媒を冷却するガスクーラと、該ガスクーラからの冷媒が導入される蒸発器と、該蒸発器の出口側の冷媒と前記ガスクーラの出口側の冷媒との熱交換を行う内部熱交換器と、を有する蒸気圧縮式冷凍サイクルにおける前記ガスクーラもしくはその出口付近に配備され、前記ガスクーラから前記内部熱交換器を介して導入される冷媒を前記ガスクーラの出口側の冷媒温度に応じて調圧して前記蒸発器に導出するようにされる。
そして、前記ガスクーラの出口側の冷媒温度を感知する感温室を有し、該感温室の内圧の変化に応動して弁体を開閉方向に駆動する感温圧力応動エレメントと、該エレメントが一体的に取り付けられる弁本体と、を備え、前記感温室には、前記ガスクーラの出口側の冷媒温度に対して最大成績係数が得られるように前記ガスクーラの出口側の冷媒圧力を調圧すべく、COが所定の密度で封入されるとともに、不活性ガスが嵩上げ封入されており、前記感温圧力応動エレメントは、ダイアフラムと、該ダイアフラムと協同して前記感温室を画成する断面逆凹形状の蓋部材と、該蓋部材と協同して前記ダイアフラムの外周部分を挟持して密封するとともに、前記弁体がその内周に摺動自在に嵌挿される鍔状部付き円筒状の蓋受け部材と、を備え、前記蓋受け部材の円筒部分外周に、前記弁本体への取り付けに供される雄ねじ部が設けられており、前記弁本体は、前記内部蒸発器から冷媒が導入される調圧用流入口と、前記蒸発器へ冷媒を導出する調圧用流出口とを有しており、前記調圧用流入口、及び調圧用流出口は、前記感温室の内圧の変化に応動する弁体の応動方向と直交する方向に形成されていることを特徴としている。
前記弁本体は、好ましくは、断面矩形の押し出し棒材から切り出された概略直方体状物に、前記調圧用流入口、及び調圧用流出口、前記感温圧力応動エレメントの取り付け部、前記弁体が接離する弁シート部等が形成されたものとされる。
好ましい態様では、前記弁本体は、配管継手もしくは内部熱交換器への取り付けに供される、雄ねじ部、フランジ部、及びボルト類用の雌ねじ部もしくは挿通穴のうちの少なくとも一つが設けられる。
前記感温圧力応動エレメントは、好ましくは、ダイアフラムと、該ダイアフラムと協同して前記感温室を画成する断面逆凹形状の蓋部材と、該蓋部材と協同して前記ダイアフラムの外周部分を挟持して密封するとともに、前記弁体が摺動自在に嵌挿される鍔状部付き円筒状の蓋受け部材と、を備え、前記蓋受け部材の円筒部分外周に、前記弁本体への取り付けに供される雄ねじ部が設けられる。
他の好ましい態様では、前記弁本体内に、前記弁体の振れを抑えるための防振ばねが配備される。この場合、前記防振ばねは、好ましくは、弾性板材からなり、前記蓋受け部材により前記弁本体に押し付けられる断面へ字状で全体が円環状の底辺部と、該底辺部の内周から立ち上がって前記弁体の外周面に弾発的に圧接する複数の舌状撓曲片部と、で構成される。
また、他の好ましい態様では、前記弁体と前記ダイアフラムとが同軸的に配置され、前記弁体の一端部と前記ダイアフラムとがプロジェクション溶接により接合される。
さらに別の好ましい態様では、前記ダイアフラムは有底短円筒状とされ、このダイアフラムの外周端縁部及び円筒部分を前記蓋部材と前記蓋受け部材とで挟持して密封するとともに、それらの合わせ部の下端部分が全周溶接により接合される。
また、前記蓋受け部材は、好ましくは、雄ねじ部が設けられた円筒部分と鍔状部分とからなる分割構成とされ、前記鍔状部分は、板材をプレス加工することにより作製される。
前記第2態様の圧力制御弁では、好ましくは、前記感温室外周に、感温用フィンが設けられるか、又は、感温用フィン付き筒状体ないし蓋状体が被着される。
また、別の好ましい態様では、前記弁体は、軸部と大径とに分割され、前記弁本体の弁シートには、複数のブリードノッチが形成されている。
本発明に係る圧力制御弁は、従来のもののように、ガスクーラの出口側の冷媒の温度を感知するためにその冷媒を弁本体内に導入することはせず、別途に設けた感温筒により、あるいは、圧力制御弁自体をガスクーラ(もしくはその出口近傍)に配置することにより、ガスクーラの出口側の冷媒の温度を感知するようにされ、また、感温圧力応動エレメントを弁本体に内蔵させずに外から弁本体にねじ込む等の手法で取り付けるようにされるとともに、感温筒、感温室には、前記ガスクーラの出口側の冷媒温度に対して最大成績係数が得られるようにガスクーラの出口側の冷媒圧力を調圧すべく、COが所定の密度で封入されるとともに、不活性ガスが嵩上げ封入されて、ばね部材等を用いずに感温圧力応動エレメントのみで弁開度を調整するようにされるので、感温用流入口及び流出口やばね部材等を設けなくて済み、その結果、ガスクーラの出口側の冷媒圧力をその出口側の冷媒温度に応じて適正に調圧することができるとともに、構成の簡素化、部品点数の削減、加工組立コストの低減等を効果的に図ることができる。
以下、本発明の圧力制御弁の実施形態を図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係る圧力制御弁の第1実施形態を示す縦断面図である。図示第1実施形態の圧力制御弁1Aは、図2に示される如くに、前述した図11に示されるものと基本的には略同様な蒸気圧縮式冷凍サイクル100Aに組み込まれ、ガスクーラ102から内部熱交換器103を介して導入される冷媒をガスクーラ102の出口側の冷媒温度に応じて調圧して蒸発器104に導出するようにされる。なお、図2に示される冷凍サイクル100Aにおいて、図11に示される冷凍サイクル100の各部と同一構成もしくは同一機能部分には同一の符号を付してそれらの重複説明を省略する。
前記圧力制御弁1Aは、冷凍サイクル100Aを効率良く運転するために設けられるもの、言い換えれば、ガスクーラ102の出口側の冷媒温度に対して最大成績係数が得られるようにガスクーラ102の出口側の冷媒圧力を調圧するために設けられるもので、弁本体10Aと、弁棒15A及びその下端部に設けられた円錐面状の弁体部15Bからなる弁体15と、感温圧力応動エレメント20と、ガスクーラ102の出口側の冷媒温度を感知する、熱伝導性の良い金属材料で作製された、両端が円錐状に絞られた円筒形の感温筒30と、を備える。
前記弁本体10Aには、ガスクーラ102からの冷媒を内部熱交換器103を介して導入するための入口通路部11aを含む側方に開口した調圧用流入口(継手部)11、及び、その冷媒をガスクーラ102の出口側の冷媒温度に応じて調圧して蒸発器104に導出するための出口通路部12aを含む前記流入口11とは反対側に開口した調圧用流出口(継手部)12と、前記出口通路部12aの上端部に設けられ、前記弁体15(の弁体部15B)が接離する円錐面状の弁シート部13と、この弁シート13上に画成された弁室14と、前記感温圧力応動エレメント20を弁本体10Aに取り付けるための雌ねじ部10bと、が設けられている。なお、弁シート部13には、小さなブリードノッチ(図示省略)が形成されており、本制御弁の弁開度は、弁体15(の弁体部15B)の弁シート部13からのリフト量に相当する。弁シート部13をノッチ成形することにより、出口通路部12aの加工が容易となると共に、制御弁使用時セルフクリーニング効果がある。
前記感温圧力応動エレメント20は、有底短円筒状のダイアフラム21と、このダイアフラム21と協同して感温室(ダイアフラム室)25を画成する断面逆凹形状の蓋部材22と、この蓋部材22と協同してダイアフラム21の外周部分(外周端縁部と円筒部分)を挟持して密封するとともに、弁体15がその内周に摺動自在に嵌挿される鍔状部23a付き円筒状の蓋受け部材23と、を備え、前記蓋部材22、蓋受け部材23(の鍔状部23a)、及びダイアフラム21における合わせ部(挟持部)の下端部分は全周溶接により接合(溶接部Ka)されている。また、蓋受け部材23の下部には弁室14を画成する薄肉小径部23cが設けられ、この薄肉小径部23cには、入口通路部11aとなる挿通穴23eが形成されている。
前記弁体15の弁棒15Aの上端部には、蓋受け部材23の上部中央に設けられた凹部23dに浮いた状態で昇降自在に嵌挿される大径部15aが設けられ、この大径部15a上面中央には、図3に示される如くに、断面台形の環状突起16が形成されるとともに、その内外周に環状溝16a、16bが形成されている。そして、前記環状突起16にダイアフラム21が弁体15と同軸的(共通軸線Ox)にプロジェクション溶接により接合(溶接部Kb)されている。
また、前記蓋受け部材23の円筒部分外周には、前記弁本体10Aへの取り付けに供される、前記雌ねじ部10bに螺合する雄ねじ部23bが設けられており、前記のようにして一体に結合された感温圧力応動エレメント20(ダイアフラム21、蓋部材22、蓋受け部材23)及び弁体15からなるユニットは、後述する防振ばね18を弁棒15Aの下端部付近に装着した状態で、前記雄ねじ部23bを前記弁本体10Aの雌ねじ部10bに螺合させて全体を回転させることによりねじ込んで、弁本体10Aに取り付ける。なお、蓋受け部材23の下面と弁本体10Aの上面との間にはガスケット26が介装されている。
一方、弁本体10Aの弁室14底部には、弁体15の振れを抑えるための防振ばね18が配備されている。この防振ばね18は、図4(A)、(B)に示される如くに、弾性板材からなり、蓋受け部材23が弁本体10Aにねじ込まれて取り付けられる際にその薄肉小径部23cにより弁本体10Aに押し付けられて扁平状にされる断面へ字状で全体が円環状(複数、この実施例では8個の外周歯18aが等角度間隔で形成されている)底辺部18Aと、該底辺部18Aの内周から立ち上がって弁体15の弁棒15A下端部付近の外周面に弾発的に圧接する、複数(ここでは4つ)の等角度間隔(前後左右対称)で形成された舌状撓曲片部18Bと、で構成されている。なお、舌状撓曲片部18Bの先端部は、弁棒15Aへの装着の便宜を図るべく外周側に折り曲げられている。また、図4(A)、(B)に示される防振ばね18は、底辺部18Aの内周側と外周側とが最初から弁本体10Aに当接するようにされているが、それに代えて、図4(C)に示される如くに、最初は底辺部18Aの外周側のみが当接し、内周側は浮かせられる形状の防振ばね18’でもよい。
そして、本実施形態では、前記感温筒30が、ガスクーラ102の出口側の冷媒温度を感知すべく、図2に示される如くに、ガスクーラ102と内部熱交換器103とを結ぶ流路122を形成する導管の始端部(前記ガスクーラ102の出口102b付近)に接触せしめられて適宜の締結具により取付固定され、この感温筒30にキャピラリチューブ32を介して前記感温室25が連通せしめられている。キャピラリチューブ32の一端部及び他端部はそれぞれ感温筒30及び感温室25に気密的に固着されている。前記感温筒30及び感温室25には、感温筒30の他端部に固着された短いキャピラリチューブ34から、ガスクーラ102の出口側の冷媒温度に対して最大成績係数が得られるようにガスクーラ102の出口側の冷媒圧力を調圧(例えば、出口側の冷媒温度が40°Cであるとき、出口側の冷媒圧力を例えば10MPaとすれば成績係数が最大となる場合には、その出口側の冷媒圧力が10MPaとなるように制御)すべく、COが所定の密度で封入されるとともに、窒素ガス等の不活性ガスが嵩上げ封入され、この状態で前記キャピラリチューブ34の末端が封止されている。
かかる構成のもとでは、感温筒30により、ガスクーラ102の出口側の冷媒温度(の変化)が感知され、この感知された温度(変化)がキャピラリチューブ32を介して感温室25に伝えられ、感温室25の内圧(の変化)がガスクーラ102の出口側の冷媒温度(の変化)に応じたものとなり、この感温室の内圧(の変化)にダイアフラム21が応動して弁体15を開閉方向に駆動し、これによって、弁開度が調整され、ガスクーラ102の出口側の冷媒温度に対して最大成績係数が得られるようにガスクーラ102の出口側の冷媒圧力が調圧される。
このように、本実施形態の圧力制御弁1Aでは、従来のもののように、ガスクーラ102の出口側の冷媒の温度を感知するためにその冷媒を弁本体10A内に導入することはせず、別途に設けた感温筒30により、ガスクーラ102の出口側の冷媒の温度を感知するようにされ、また、感温圧力応動エレメント20を弁本体10Aに内蔵させずに外から弁本体10Aにねじ込む等の手法で取り付けるようにされるとともに、感温筒30、感温室25には、ガスクーラ102の出口側の冷媒温度に対して最大成績係数が得られるようにガスクーラ102の出口側の冷媒圧力を調圧すべく、COが所定の密度で封入されるとともに、不活性ガスが嵩上げ封入されて、ばね部材等を用いずに感温圧力応動エレメント20のみで弁開度を調整するようにされるので、感温用流入口及び流出口やばね部材等を設けなくて済み、その結果、ガスクーラ102の出口側の冷媒圧力をその出口側の冷媒温度に応じて適正に調圧することができるとともに、構成の簡素化、部品点数の削減、加工組立コストの低減等を効果的に図ることができる。
図5は、本発明に係る圧力制御弁の第2実施形態の縦断面図である。図示第2実施形態の圧力制御弁1Bは、基本的には第1実施形態の圧力制御弁1Aと同じ構成であるが(第1実施形態の圧力制御弁1Aの各部に対応する部分もしくは同一機能部分には同一の符号を付してそれらの重複説明を省略する)、本実施形態の圧力制御弁1Bでは、熱交換機103の弁装着部130内に弁本体10Bを配置し、当該制御弁1Bを例えば内部熱交換器103あるいはガスクーラ102等に簡単に取り付けることができるとともに、弁本体10Bには流路を形成する導管類を連結する必要がないようにされている。
すなわち、弁本体10Bは有底段付き円筒形状に形成され、その外周には、例えば内部熱交換器103に予め設けられている弁装着部130の雌ねじ部135に螺合せしめられる雄ねじ部19が形成され、弁本体10Bの下部外周に斜め下方に向けて左右一対の調圧用流入口11、11が設けられるとともに、弁本体10Bの底部中央に調圧用流出口12が設けられている。また、弁本体10Bの上部には、弁装着部130との間を封止するためのOリング41が装着され、弁本体10Bの底部下面外周側には、調圧用流入口11、11と調圧用流出口12との間で冷媒が流通しないようにするための断面三角形ないし台形の円環状突起42が突設されている。
かかる構成の圧力制御弁1Bは、前記雄ねじ部19を前記弁装着部130の雌ねじ部135に螺合させて全体を回転させることによりねじ込む。これにより、当該圧力制御弁1Bが弁装着部130に取り付けられる。この際、弁本体10Bの底部下面に設けられた円環状突起42が弁装着部130の底面に押し付けられ、これにより、調圧用流入口11、11と調圧用流出口12との間が遮断される。
この場合、ガスクーラ102からの冷媒は、内部熱交換器103を介して弁装着部130の下部に設けられた導入通路部136から弁本体10Bの下部外周(前記環状突起42より外周側)と弁装着部130の内周面との間に形成される隙間を介して調圧用流入口11、11に流入するとともに、弁室14に導入され、弁室14から弁開度に応じて調圧用流出口12に流出して減圧され、弁装着部130の下部に設けられた導出通路部137を介して蒸発器104に送出される。
図6は、本発明に係る圧力制御弁の第3実施形態の縦断面図である。図示第3実施形態の圧力制御弁1Cは、基本的には第1実施形態の圧力制御弁1Aと同じ構成である(第1実施形態の圧力制御弁1Aの各部に対応する部分もしくは同一機能部分には同一の符号を付してそれらの重複説明を省略する)。
図1に示す第1実施形態は、内部熱交換器103からの配管と蒸発器104へ導く配管を水平方向とする弁本体10Aとした例であるが、図6に示す第3実施形態では、内部熱交換器103からの配管に対し蒸発器104へ導く配管を垂直方向とする弁本体10cとしてある。このため、第1実施形態の弁本体10Aと第3実施形態の弁本体10Cとを交換して組み立てることにより、前記水平配管もしくは前記垂直配管のいずれの配管にも対応できる圧力制御弁を提供することが可能である。本実施形態の圧力制御弁1Cでは、蓋受け部材23が、雄ねじ部23bが形成された段付き円筒部23Aと、板材からなる断面逆凹形状の環状鍔状部23Bとに分割構成され、また、弁棒15Aが軸部15A’と断面T字状の大径部15aとに分割構成されている。分割すると、大径部15aのみSUS304部材とし、軸部15A’は快速材のSUS303を使用でき、加工上のコストメリットがある。
前記蓋受け部材23の、雄ねじ部23bが形成された段付き円筒部23Aは、プレス加工では製作が難しいので切削加工で製作され、環状鍔状部23Bは、製作コストが比較的安くて済むプレス加工により製作されている。この場合、環状鍔状部23Bの段付き内周部に段付き円筒部23Aの上部大径部23gを圧入した後、プロジェクション溶接でダイアフラム21と一体になった弁棒15A(弁軸と大径部を圧入で一体としたもの)、蓋部材22の順に組付け、蓋受け部材23、ダイアフラム21、蓋部材22を三位一体で全周部分Kaを溶接により接合して一体化する。感温圧力応動エレメント20の弁本体10Cへの取り付けは、弁本体10Cの上面に突設された環状凸部10fに環状鍔状部23Bを嵌めつつ、前記雄ねじ部23bを前記弁本体10Cの雌ねじ部10bに螺合させ、全体を回転させてねじ込むことにより、弁本体10Cに取り付ける。なお、弁本体10Cの環状凸部10f上面と環状鍔状部23Bの凹部との間には、ガスケット46が介装される。このように蓋受け部材23を二つの部材に分割し、片方を製作コストが比較的安くて済むプレス加工により製作することにより、部品コストを低く抑えることができる。
また、弁棒15Aの軸部15A’の上部には、断面T字状の大径部15aの短軸部が圧入等により一体的固定されている。このように、弁棒15Aを軸部15A’と大径部15aとに分割構成することにより、ダイアフラム21とのプロジェクション溶接による接合に供される環状突起16の作製等が容易になる。
図7、図8は、本発明に係る圧力制御弁の第4実施形態を示す平面図、右側面図である。図示第4実施形態の圧力制御弁1Dは、図1に示される第1実施形態の圧力制御弁1Aとは、感温筒30を備えていない点を除けば同じ構成とされる。したがって、内部構成等は第1実施形態を参照されたい。
本実施形態の圧力制御弁1Dは、図9に示される如くに、図2に示されるものと基本的には略同様な蒸気圧縮式冷凍サイクル100Bにおけるガスクーラ102に配備され、第1実施形態と同様に、ガスクーラ102から内部熱交換器103を介して導入される冷媒をガスクーラ102の出口側の冷媒温度に応じて調圧して蒸発器104に導出するようにされる。
より具体的には、当該圧力制御弁1D(の感温室25)自体が、ガスクーラ102の出口側の冷媒温度を直接感知すべく、図9に示される如くに、例えば、ガスクーラ102の前面に配管・配設される。
また、感温圧力応動エレメント20の感温室25には、感温室25に固着された短いキャピラリチューブ39から、ガスクーラ102の出口側の冷媒温度に対して最大成績係数が得られるようにガスクーラ102の出口側の冷媒圧力を調圧(例えば、出口側の冷媒温度が40°Cであるとき、出口側の冷媒圧力を例えば10MPaとすれば成績係数が最大となる場合には、その出口側の冷媒圧力が10MPaとなるように制御)すべく、COが所定の密度で封入されるとともに、窒素ガス等の不活性ガスが嵩上げ封入され、この状態で前記キャピラリチューブ39の末端が封止されている。
かかる構成のもとでは、感温室25によりガスクーラ102の出口側の冷媒温度が感知され、感温室25の内圧がガスクーラ102の出口側の冷媒温度に応じたものとなり、この感温室25の内圧の変化にダイアフラム21が応動して弁体15を開閉方向に駆動し、これによって、弁開度が調整され、ガスクーラ102の出口側の冷媒温度に対して最大成績係数が得られるようにガスクーラ102の出口側の冷媒圧力が調圧される。
このように、本実施形態の圧力制御弁1Dでは、従来のもののように、ガスクーラ102の出口側の冷媒の温度を感知するためにその冷媒を弁本体10D内に導入することはせず、圧力制御弁1D自体をガスクーラ102の前面に配置することによって、ガスクーラ102の出口側の冷媒の温度を感知するようにされ、また、第1実施形態と同様に、感温圧力応動エレメント20を弁本体10Dに内蔵させずに外から弁本体10Dにねじ込む等の手法で取り付けるようにされるとともに、感温室25には、ガスクーラ102の出口側の冷媒温度に対して最大成績係数が得られるようにガスクーラ102の出口側の冷媒圧力を調圧すべく、COが所定の密度で封入されるとともに、不活性ガスが嵩上げ封入されて、ばね部材等を用いずに感温圧力応動エレメント20のみで弁開度を調整するようにされるので、感温用流入口及び流出口やばね部材等を設けなくて済み、その結果、ガスクーラ102の出口側の冷媒圧力をその出口側の冷媒温度に応じて適正に調圧することができるとともに、構成の簡素化、部品点数の削減、加工組立コストの低減等を効果的に図ることができる。
なお、前記第1実施形態、第3実施形態及び第4実施形態の圧力制御弁1A、1C、1Dでは、弁本体10A、10C,10Dは、断面矩形のアルミ押し出し棒材から切り出された概略直方体状物に、冷媒入出口11、12、エレメント20の取り付け部(雌ねじ部10b)、制御弁1A、1C、1Dの配管部材や内部熱交換器103への取り付けに供される雌ねじ部51、52、弁シート部13等が形成される。これにより、より一層の構成の簡素化、部品点数の削減、加工組立コストの低減等を図ることができる。
また、感温室25の温度感知性を向上させるには、図10(A)、(B)に示される如くに、感温室25外周に感温用フィン55、55を設けるか、又は、感温用フィン56a、56a付き筒状体56ないし蓋状体を感温室25外周に被着するとよい。
本発明に係る圧力制御弁の第1実施形態を示す縦断面図。 第1実施形態の圧力制御弁が組み込まれた蒸気圧縮式冷凍サイクルの一例を示す図。 ダイアフラムと弁体との接合の説明に供される部分拡大図。 防振ばねの例を示す拡大図。 本発明に係る圧力制御弁の第2実施形態を示す縦断面図。 本発明に係る圧力制御弁の第3実施形態を示す縦断面図。 本発明に係る圧力制御弁の第4実施形態を示す平面図。 本発明に係る圧力制御弁の第4実施形態を示す右側面図。 第4実施形態の圧力制御弁が組み込まれた蒸気圧縮式冷凍サイクルの一例を示す図。 感温室の温度感知性を向上させる手法の例を示す図。 従来の圧力制御弁が組み込まれた蒸気圧縮式冷凍サイクルの一例を示す図。
符号の説明
1A、1B、1C、1D…圧力制御弁
10A、10B、10C、10D…弁本体
11…調圧用流入口
12…調圧用流出口
13…弁シート
18…防振ばね
20…感温圧力応動エレメント
21…ダイアフラム
22…蓋部材
23…蓋受け部材
25…感温室
30…感温筒
32、34、39…キャピラリチューブ
100A、100B…蒸気圧縮式冷凍サイクル
102…ガスクーラ
103…内部熱交換器
104…蒸発器

Claims (12)

  1. 冷媒としてのCOを循環させるための圧縮機と、該圧縮機により圧縮された冷媒を冷却するガスクーラと、該ガスクーラからの冷媒が導入される蒸発器と、該蒸発器の出口側の冷媒と前記ガスクーラの出口側の冷媒との熱交換を行う内部熱交換器と、を有する蒸気圧縮式冷凍サイクルに組み込まれ、前記ガスクーラから前記内部熱交換器を介して導入される冷媒を前記ガスクーラの出口側の冷媒温度に応じて調圧して前記蒸発器に導出する圧力制御弁であって、
    前記ガスクーラの出口側の冷媒温度を感知する感温筒と、該感温筒にキャピラリチューブを介して連通せしめられた感温室を有し、該感温室の内圧の変化に応動して弁体を開閉方向に駆動する感温圧力応動エレメントと、該エレメントが一体的に取り付けられる弁本体と、を備え、
    前記感温筒及び感温室には、前記ガスクーラの出口側の冷媒温度に対して最大成績係数が得られるように前記ガスクーラの出口側の冷媒圧力を調圧すべく、COが所定の密度で封入されるとともに、不活性ガスが嵩上げ封入されており、
    前記感温圧力応動エレメントは、ダイアフラムと、該ダイアフラムと協同して前記感温室を画成する断面逆凹形状の蓋部材と、該蓋部材と協同して前記ダイアフラムの外周部分を挟持して密封するとともに、前記弁体がその内周に摺動自在に嵌挿される鍔状部付き円筒状の蓋受け部材と、を備え、前記蓋受け部材の円筒部分外周に、前記弁本体への取り付けに供される雄ねじ部が設けられており、
    前記弁本体は、前記内部蒸発器から冷媒が導入される調圧用流入口と、前記蒸発器へ冷媒を導出する調圧用流出口とを有しており、
    前記調圧用流入口、及び調圧用流出口は、前記感温室の内圧の変化に応動する弁体の応動方向と直交する方向に形成されていることを特徴とする圧力制御弁。
  2. 冷媒としてのCOを循環させるための圧縮機と、該圧縮機により圧縮された冷媒を冷却するガスクーラと、該ガスクーラからの冷媒が導入される蒸発器と、該蒸発器の出口側の冷媒と前記ガスクーラの出口側の冷媒との熱交換を行う内部熱交換器と、を有する蒸気圧縮式冷凍サイクルにおける前記ガスクーラもしくはその出口付近に配備され、前記ガスクーラから前記内部熱交換器を介して導入される冷媒を前記ガスクーラの出口側の冷媒温度に応じて調圧して前記蒸発器に導出する圧力制御弁であって、
    前記ガスクーラの出口側の冷媒温度を感知する感温室を有し、該感温室の内圧の変化に応動して弁体を開閉方向に駆動する感温圧力応動エレメントと、該エレメントが一体的に取り付けられる弁本体と、を備え、前記感温室には、前記ガスクーラの出口側の冷媒温度に対して最大成績係数が得られるように前記ガスクーラの出口側の冷媒圧力を調圧すべく、COが所定の密度で封入されるとともに、不活性ガスが嵩上げ封入されており、
    前記感温圧力応動エレメントは、ダイアフラムと、該ダイアフラムと協同して前記感温室を画成する断面逆凹形状の蓋部材と、該蓋部材と協同して前記ダイアフラムの外周部分を挟持して密封するとともに、前記弁体がその内周に摺動自在に嵌挿される鍔状部付き円筒状の蓋受け部材と、を備え、前記蓋受け部材の円筒部分外周に、前記弁本体への取り付けに供される雄ねじ部が設けられており、
    前記弁本体は、前記内部蒸発器から冷媒が導入される調圧用流入口と、前記蒸発器へ冷媒を導出する調圧用流出口とを有しており、
    前記調圧用流入口、及び調圧用流出口は、前記感温室の内圧の変化に応動する弁体の応動方向と直交する方向に形成されていることを特徴とする圧力制御弁。
  3. 前記弁本体は、断面矩形の押し出し棒材から切り出された概略直方体状物に、前記調圧用流入口、及び調圧用流出口、前記感温圧力応動エレメントの取り付け部、前記弁体が接離する弁シート部等が形成されたものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の圧力制御弁。
  4. 前記弁本体は、配管継手もしくは内部熱交換器への取り付けに供される、雄ねじ部、フランジ部、及びボルト類用の雌ねじ部もしくは挿通穴のうちの少なくとも一つが設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の圧力制御弁。
  5. 前記弁本体内に、前記弁体の振れを抑えるための防振ばねが配備されていることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の圧力制御弁。
  6. 前記防振ばねは、弾性板材からなり、前記蓋受け部材により前記弁本体に押し付けられる断面へ字状で全体が円環状の底辺部と、該底辺部の内周から立ち上がって前記弁体の外周面に弾発的に圧接する複数の舌状撓曲片部と、で構成されていることを特徴とする請求項に記載の圧力制御弁。
  7. 前記弁体と前記ダイアフラムとが同軸的に配置され、前記弁体の一端部と前記ダイアフラムとがプロジェクション溶接により接合されていることを特徴とする請求項5又は6に記載の圧力制御弁。
  8. 前記ダイアフラムは有底短円筒状とされ、このダイアフラムの外周端縁部及び円筒部分を前記蓋部材と前記蓋受け部材とで挟持して密封するとともに、それらの合わせ部の下端部分が全周溶接により接合されていることを特徴とする請求項5からのいずれか一項に記載の圧力制御弁。
  9. 前記蓋受け部材は、雄ねじ部が設けられた円筒部分と鍔状部分とからなる分割構成とされ、前記鍔状部分は、板材をプレス加工することにより作製されていることを特徴とする請求項5からのいずれか一項に記載の圧力制御弁。
  10. 前記感温室外周に、感温用フィンが設けられるか、又は、感温用フィン付き筒状体ないし蓋状体が被着されていることを特徴とする請求項2からのいずれか一項に記載の圧力制御弁。
  11. 前記弁体は、軸部と大径とに分割されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の圧力制御弁。
  12. 前記弁本体の弁シートには、複数のブリードノッチが形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の圧力制御弁。
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