JP5249701B2 - 圧力式膨張弁 - Google Patents

圧力式膨張弁 Download PDF

Info

Publication number
JP5249701B2
JP5249701B2 JP2008258135A JP2008258135A JP5249701B2 JP 5249701 B2 JP5249701 B2 JP 5249701B2 JP 2008258135 A JP2008258135 A JP 2008258135A JP 2008258135 A JP2008258135 A JP 2008258135A JP 5249701 B2 JP5249701 B2 JP 5249701B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
pressure
valve
refrigerant
port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008258135A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010085073A (ja
Inventor
裕正 高田
忠顕 池田
秀剛 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Saginomiya Seisakusho Inc
Original Assignee
Saginomiya Seisakusho Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Saginomiya Seisakusho Inc filed Critical Saginomiya Seisakusho Inc
Priority to JP2008258135A priority Critical patent/JP5249701B2/ja
Publication of JP2010085073A publication Critical patent/JP2010085073A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5249701B2 publication Critical patent/JP5249701B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Temperature-Responsive Valves (AREA)

Description

本発明は、冷凍サイクルの放熱器と蒸発器との間に設けられ、放熱器側の冷媒設定圧力以下でも蒸発器側に冷媒を送り出すように構成された圧力式膨張弁に関する。
従来、この種の圧力式膨張弁として、例えば特開2004−142701号公報(特許文献1)、特開平2002−71037号公報(特許文献2)に開示されたものがある。特許文献1における膨張弁は、シェルに中空部が形成され、中空部と外部とを連通させる高圧側連通孔及び低圧側連通孔を有し、高圧側連通孔は冷凍サイクルの高圧ラインと、低圧側連通孔は冷凍サイクルの低圧ラインと連通している。また、ベローズの一端側がシェルの内側上面に固定され、ベローズの他端側に弁体が固定されている。そして、ベローズ自体及びスプリングの抵抗力と、冷媒の圧力の関係によって伸縮し、弁体が弁座に着座/離間し、弁開度が調節される。また、この特許文献1のものは、弁体が弁ポートを閉じた弁閉状態でも、冷媒が流れるように溝やオリフィスが設けられている。
また、特許文献2の膨張弁はリリーフ弁付き高圧制御弁である。この高圧制御弁もボール弁体をベローズに連結したものであり、ベローズの伸縮によりボール弁により弁ポートの開度を調節するものである。そして、この弁ポートと並列にダイヤフラム式のリリーフ弁を設け、ベローズ収容弁室(弁室)に接続される放熱器の出口側(一次側)の冷媒圧力が異常上昇しようとした時にはリリーフ弁が開弁し、放熱器の出口側の冷媒圧力が異常上昇を回避するものである。
特開2004−142701号公報 特開2002−71037号公報
しかしながら、前記従来の膨張弁にあっては次のような問題があった。絞り部(弁体と弁座)の繰り返しの動作により、弁体、弁座が摩耗してしまう。この結果、弁の開き始める圧力が変化してしまう。また、摩耗の状況によっては弁漏れが増加してしまう。弁体周囲の絞り部に発生する冷媒の微少な圧力変動により弁体が微振動し、異音が発生する。
また、ベローズの有効受圧面積と、ベローズのばね定数と、ベローズ周囲に配設したスプリングのばね定数によって、弁室内の圧力に対する弁体の動きが決定されてしまうため、圧力−開度の特性に自由度を与えることが困難である。
また、特許文献2のようなリリーフ弁付き高圧制御弁においては、構造が複雑になるばかりでなく、リリーフ弁のダイヤフラムには二次側圧力が大きく影響するため、リリーフ弁が開き始める圧力は二次側圧力の影響を受けてしまう。
本発明は、簡単な構造で、絞り部の摩耗を無くすとともに弁体の振動による異音を低減し、さらに、圧力−開度の特性の自由度を高めた圧力式膨張弁を提供することを課題とする。
請求項1の圧力式膨張弁は、冷凍サイクルの放熱器と蒸発器との間に設けられ、前記放熱器側の圧力が設定した圧力を越えると、前記放熱器側の圧力に応じて弁開度が得られる膨張弁であって、前記放熱器側の圧力が設定した圧力以下であっても完全締め切りを行わず、所定の開口面積が確保され前記蒸発器側に冷媒を送り出す圧力式膨張弁において、前記放熱器側から冷媒を流入する一次側ポートと、前記蒸発器側に冷媒を流出する二次側ポートと、円筒状の弁室と、該弁室の底部中央に形成された弁ポートと、一または複数枚のダイヤフラムと上蓋部材とを有し、該ダイヤフラムの凹面と該上蓋部材との間に密閉空間を形成し前記放熱器側の冷媒の圧力に応じて該ダイヤフラムの凸面が変位するようにしたダイヤフラム積層体と、前記弁室内の底部に配置されるばね部材と、前記弁室の開口部側に配置される調整ねじ部材と、を備え、前記ダイヤフラム積層体を、前記ダイヤフラムの凸面側を前記弁ポートに対向して前記弁室内に配置し、該ダイヤフラム積層体の前記密閉空間よりも外周側となる外周部を前記ばね部材により前記弁ポートから離間する向きに付勢して、該ダイヤフラム積層体の前記上蓋部材を前記調整ねじ部材側に押し付けるとともに、前記調整ねじ部材により該ダイヤフラム積層体と該弁ポートとの間の距離を調節して前記ダイヤフラムの凸面と該弁ポートとが離間するようにしたことを特徴とする。
請求項1の圧力式膨張弁において、一次側ポートに流入する冷媒の圧力は弁室内においてダイヤフラム積層体のダイヤフラムの凸面に作用し、この圧力に応じて該ダイヤフラムの凸面が変位する。これにより、ダイヤフラムの凸面と弁ポートとの距離が変化して、弁ポート端部とダイヤフラムの凸面との隙間の広さが変化し、弁ポートを介して弁室から二次側ポートに流出する冷媒の流量が変化する。そして、ダイヤフラムの凸面に作用する圧力が設定された冷媒圧力以下でも、この凸面が弁ポートから離間し、完全締め切りを行わないよう、調整ねじ部材で所望の開度に調整する。これにより、冷媒が二次側ポートから蒸発器に供給される。
請求項1の圧力式膨張弁によれば、絞り部であるダイヤフラムと弁ポートの間には常時隙間が形成されているため、繰り返し作動によっても、当該圧力式膨張弁の特性が変化することがなく、安定した性能を得続けることができる。
また、ダイヤフラム積層体を弁ポートから遠ざける向きに付勢するばね部材は、ダイヤフラム積層体を調整ねじ部材に押さえ付ける役目をする。ばね部材は、ダイヤフラム積層体を例えば下蓋部材及び上蓋部材を介して調整ねじ部材側に押し付けるので、ばね部材の発生する荷重が当該圧力式膨張弁の特性に影響することはないので、ばね部材の発生荷重を十分に大きく設定することが可能であり、この発生荷重を大きくすることでダイヤフラム積層体が弁室内で横揺れすることもなく、横揺れ等による異音が発生することがない。
また、複数枚のダイヤフラムを用いてダイヤフラム積層体を構成し、個々のダイヤフラムの形状を変えてダイヤフラム間に任意の隙間を設けることにより、ダイヤフラムの作動開始から、ダイヤフラムと弁ポートの隙間が全開するまでの特性を、多段階に選択することができ、圧力−開度の特性の自由度を高めることができる。
また、ダイヤフラムの凸面には常に弁室内の圧力(一次側圧力)だけが作用するため、二次側圧力の影響を受けず、弁室内の圧力のみに対応した弁開度を得ることが可能となる。
次に、本発明の圧力式膨張弁の実施の形態を図面を参照して説明する。図6は実施形態の圧力式膨張弁を用いた車載用の空気調和機の基本構成を示す図である。この空気調和機は、車両の動力が伝達される圧縮機100と、放熱器110と、高圧ラインの冷媒と低圧ラインの冷媒とを熱交換する熱交換器120と、実施形態の圧力式膨張弁10と、蒸発器130と、アキュムレータ140とを有している。そして、圧縮機100、放熱器110、熱交換器120、圧力式膨張弁10、蒸発器130及びアキュムレータ140は、冷媒通路によりループ接続され、冷凍サイクルを構成している。なお、冷媒としては、例えば二酸化炭素のような超臨界で使用する冷媒が用いられている。
圧縮機100で圧縮された冷媒は、実線の矢印で示すよう放熱器110に供給され、この放熱器110で冷却された冷媒は熱交換器120を介して圧力式膨張弁10に送られる。圧力式膨張弁10は冷媒を膨張減圧して蒸発器130に送る。そして、この蒸発器130により車室内が冷却され、冷房の機能が得られる。蒸発器130で蒸発した冷媒はアキュムレータ140に供給され、このアキュムレータ140から圧縮機100に循環される。
図1は第1実施形態の圧力式膨張弁10の縦断面図、図2は同圧力式膨張弁10のダイヤフラム積層体の詳細を示す拡大断面図である。この実施形態の圧力式膨張弁10は、弁ハウジング1と、ダイヤフラム積層体2と、ばね部材3と、調整ねじ部材4とを備えている。
弁ハウジング1には、軸Lを中心軸とする円筒状の弁室1Aと、前記熱交換器120側(放熱器110側)の冷媒通路に接続される一次側ポート11と、前記蒸発器130側の冷媒通路に接続される二次側ポート12とが形成されている。一次側ポート11の奥にはフィルタ嵌合部11aと、導通室11bと、通路11cが形成され、導通室11bは通路11cによって弁室1Aに導通されている。また、フィルタ嵌合部11aにはフィルタ11dが配設されている。弁室1Aの底部中央には弁室1A内に突出した突部13が形成されており、この突部13には弁室1Aから二次側ポート12側に導通する弁ポート13aが形成されている。
ダイヤフラム積層体2は、凹面21aと凸面21bを有する金属盤等の円盤状のダイヤフラム21と、ダイヤフラム21の凹面21a側に配置された円盤状の上蓋部材22と、ダイヤフラム21の凸面21b側に配置されたリング状の下蓋部材23とで構成されている。なお、ダイヤフラム21、上蓋部材22及び下蓋部材23は、図2に一点鎖線の楕円で示すように外周部において溶接により一体に組み付けられている。そして、ダイヤフラム積層体2はダイヤフラム21の凸面21b側を突部13に対向させて弁室1A内に配設されている。また、ばね部材3は弁室1Aの底部に配設されており、ダイヤフラム積層体2の下蓋部材23がばね部材3の弾性片3aに当接されている。
調整ねじ部材4にはその周囲にねじ山4aが形成されており、弁室1Aの内周にはねじ山1aが形成されている。そして、調整ねじ部材4のねじ山4aを弁室1Aのねじ山1aにねじ込むことにより、調整ねじ部材4は弁室1A内に取り付けられている。この調整ねじ部材4は、片側端部がダイヤフラム積層体2の上蓋部材22に当接した状態となっている。また、ばね部材3は弾性片3aの弾性回復力によりダイヤフラム積層体2を弁ポート13aから離間する向きに付勢している。したがって、調整ねじ部材4のねじ込み深さにより、ダイヤフラム積層体2と弁ポート13aとの距離が調整される。この調整後、弁ハウジング1と調整ねじ部材4とは図1の一点鎖線の楕円で示した外周部で溶接され、弁室1A内が気密に封止される。なお、調整ねじ部材4の上端部にはねじ込み用の治具を嵌合する治具孔4bが形成されている。
以上の構成により、熱交換器120からの高圧冷媒は一次側ポート11から弁室1Aに流入し、ダイヤフラム積層体2のダイヤフラム21と突部13との隙間及び弁ポート13aを通って膨張減圧され、二次側ポート12に流出する。また、一次側ポート11の冷媒圧力(これは弁室1A内の冷媒圧力でもあり、以下「一次側圧力」という。)はダイヤフラム積層体2のダイヤフラム21に作用する。ここで、ダイヤフラム21の凹面21aと上蓋部材22との間には密閉空間Sが形成されているので、ダイヤフラム21は一次側圧力に応じて凸面21bを変位させる。すなわち、図2に示すようにダイヤフラム21の凸面21bの最も突出した部分と突部13との距離「D」は一次側圧力に応じて変化する。
図3は第1実施形態の圧力式膨張弁10における一次側圧力と弁開度の特性を示す図である。なお、「弁開度」とはダイヤフラム21の凸面21bと突部13との距離に対応する概念的な量であり、例えばダイヤフラム21の凸面21bと突部13との隙間で冷媒が通過する流路の断面積である。ここで、ダイヤフラム21は、プレス成形する時点、あるいは板厚や凸形状を変えたりすることにより、変形を開始する圧力が設定されている。これが冷媒設定圧力である。したがって、ダイヤフラム21は、一次側圧力がこの予め設定された冷媒設定圧力以下のときには変形せず、この冷媒設定圧力以下では弁開度は一定となる。一次側圧力が冷媒設定圧力を越えると開度の制御域となり、ダイヤフラム21が変形し始めて距離「D」が大きくなる。すなわち、冷媒設定圧力はダイヤフラム動き始め圧力でもある。そして、ダイヤフラム21の弾性変形の特性により、制御域では曲線部分のように弁開度が変化する。
図4は第2実施形態の圧力式膨張弁におけるダイヤフラム積層体の詳細を示す拡大断面図である。なお、この第2実施形態におけるその他の構成は図1の第1実施形態と同様である。この第2実施形態におけるダイヤフラム積層体2′は、凹面211aと凸面211bを有する金属盤等の円盤状の第1のダイヤフラム211と、凹面212aと凸面212bを有する金属盤等の円盤状の第2のダイヤフラム212と、前記同様な上蓋部材22と及び下蓋部材23とで構成されている。なお、第1のダイヤフラム211、第2のダイヤフラム212、上蓋部材22及び下蓋部材23は、図4に一点鎖線の楕円で示すように外周部において溶接により一体に組み付けられている。
前記第1実施形態のダイヤフラム積層体2と同様に、このダイヤフラム積層体2′は第1のダイヤフラム211の凸面211b側を突部13に対向させて弁室1A内に配設されている。また、ばね部材3は第1実施形態と同様であり、ダイヤフラム積層体2′の下蓋部材23がばね部材3の弾性片3aに当接されている。そして、弁室1Aに流入した冷媒は、ダイヤフラム積層体2′の第1のダイヤフラム211と突部13との隙間及び弁ポート13aを通って二次側ポート12に流出する。また、一次側圧力はダイヤフラム積層体2′の第1のダイヤフラム211に作用する。
ここで、第1のダイヤフラム211の凹面211aと第2のダイヤフラム212の凸面212bとの間には密閉空間S1が形成され、第2のダイヤフラム212の凹面212aと上蓋部材22との間には密閉空間S2が形成されている。したがって、第1のダイヤフラム211は一次側圧力に応じて凸面211bを変位させ第1のダイヤフラム211の凸面211bの最も突出した部分と突部13との距離「D′」は一次側圧力に応じて変化する。
図5は第2実施形態の圧力式膨張弁における一次側圧力と弁開度の特性を示す図である。第1のダイヤフラム211及び第2のダイヤフラム212は、一次側圧力が予め設定された冷媒設定圧力以下のときには変形せず、この冷媒設定圧力以下では弁開度は一定となる。一次側圧力が冷媒設定圧力を越えると開度の制御域となり、主に第1のダイヤフラム211が変形し始めて距離「D′」が大きくなる。
そして、制御域の低圧側では主に第1のダイヤフラム211の弾性変形の特性により弁開度が図の曲線のように変化し、高圧域になると密閉空間S1が潰れた状態で第1のダイヤフラム211と共に第2のダイヤフラム212が変形し始め、第1のダイヤフラム211と第2のダイヤフラム212の弾性変形の特性により弁開度が図の曲線のように変化する。
このように、第1のダイヤフラム211と第2のダイヤフラム212の弾性変形の特性を適宜設定することにより、制御域の傾き等を多様に変化させることができ、膨張弁自体の制御性に幅を持たせることができる、圧力−開度の特性の自由度の高い圧力式膨張弁となる。また、3枚以上のダイヤフラムを用いることで、さらに、自由度を高めることができる。
また、一次側圧力が冷媒設定圧力以下の場合も、冷媒設定圧力以上の制御域の場合も、ダイヤフラム積層体2は弁ポート13aの突起13から常時離間しているため、この絞り部の繰り返し作動によっても、ダイヤフラム積層体2及び突起13が変形や摩耗することがない。したがって、特性が変化することがなく、安定した性能を維持することができる。
本発明の第1実施形態の圧力式膨張弁の縦断面図である。 同圧力式膨張弁のダイヤフラム積層体の詳細を示す拡大断面図である。 第1実施形態の圧力式膨張弁における一次側圧力と弁開度の特性を示す図である。 第2実施形態の圧力式膨張弁におけるダイヤフラム積層体の詳細を示す拡大断面図である。 第2実施形態の圧力式膨張弁における一次側圧力と弁開度の特性を示す図である。 実施形態の圧力式膨張弁を用いた車載用の空気調和機の基本構成を示す図である。
符号の説明
1 弁ハウジング
1A 弁室
11 一次側ポート
12 二次側ポート
13 突部
13a 弁ポート
2 ダイヤフラム積層体
21 ダイヤフラム
21a 凹面
21b 凸面
22 上蓋部材
23 下蓋部材
3 ばね部材
3a 弾性片
4 調整ねじ部材
S 密閉空間
10 圧力式膨張弁
100 圧縮機
110 放熱器
120 熱交換器
130 蒸発器
140 アキュムレータ

Claims (1)

  1. 冷凍サイクルの放熱器と蒸発器との間に設けられ、前記放熱器側の圧力が設定した圧力を越えると、前記放熱器側の圧力に応じて弁開度が得られる膨張弁であって、前記放熱器側の圧力が設定した圧力以下であっても完全締め切りを行わず、所定の開口面積が確保され前記蒸発器側に冷媒を送り出す圧力式膨張弁において、
    前記放熱器側から冷媒を流入する一次側ポートと、
    前記蒸発器側に冷媒を流出する二次側ポートと、
    円筒状の弁室と、
    該弁室の底部中央に形成された弁ポートと、
    一または複数枚のダイヤフラムと上蓋部材とを有し、該ダイヤフラムの凹面と該上蓋部材との間に密閉空間を形成し前記放熱器側の冷媒の圧力に応じて該ダイヤフラムの凸面が変位するようにしたダイヤフラム積層体と、
    前記弁室内の底部に配置されるばね部材と、
    前記弁室の開口部側に配置される調整ねじ部材と、
    を備え、
    前記ダイヤフラム積層体を、前記ダイヤフラムの凸面側を前記弁ポートに対向して前記弁室内に配置し、該ダイヤフラム積層体の前記密閉空間よりも外周側となる外周部を前記ばね部材により前記弁ポートから離間する向きに付勢して、該ダイヤフラム積層体の前記上蓋部材を前記調整ねじ部材側に押し付けるとともに、前記調整ねじ部材により該ダイヤフラム積層体と該弁ポートとの間の距離を調節して前記ダイヤフラムの凸面と該弁ポートとが離間するようにしたことを特徴とする圧力式膨張弁。
JP2008258135A 2008-10-03 2008-10-03 圧力式膨張弁 Expired - Fee Related JP5249701B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008258135A JP5249701B2 (ja) 2008-10-03 2008-10-03 圧力式膨張弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008258135A JP5249701B2 (ja) 2008-10-03 2008-10-03 圧力式膨張弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010085073A JP2010085073A (ja) 2010-04-15
JP5249701B2 true JP5249701B2 (ja) 2013-07-31

Family

ID=42249204

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008258135A Expired - Fee Related JP5249701B2 (ja) 2008-10-03 2008-10-03 圧力式膨張弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5249701B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS587260Y2 (ja) * 1978-12-07 1983-02-08 株式会社デンソー 冷凍冷房装置
JP2002071037A (ja) * 2000-08-28 2002-03-08 Saginomiya Seisakusho Inc リリーフ弁およびリリーフ弁付き高圧制御弁および超臨界蒸気圧縮冷凍サイクル装置
JP2004142701A (ja) * 2002-10-28 2004-05-20 Zexel Valeo Climate Control Corp 冷凍サイクル
JP2005098597A (ja) * 2003-09-25 2005-04-14 Tgk Co Ltd 冷凍サイクル

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010085073A (ja) 2010-04-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5699259B2 (ja) 可変容量圧縮機用制御弁
CN100582534C (zh) 热力膨胀阀
JP5786225B2 (ja) 膨張弁
JPWO2006090826A1 (ja) 圧力制御弁
US20090242041A1 (en) Pressure control valve
JP5933210B2 (ja) 弁装置
KR101352205B1 (ko) 온도 팽창 밸브
JP2008138812A (ja) 差圧弁
JP6569061B2 (ja) 制御弁
WO2019181409A1 (ja) パワーエレメントおよびそれを有する膨張弁
JP4975017B2 (ja) 制御弁および該制御弁を用いた可変容量型圧縮機用制御弁
JP5249701B2 (ja) 圧力式膨張弁
JP2007278616A (ja) 膨張装置
JP4069548B2 (ja) 制御弁
JP2007322058A (ja) 圧力制御弁
JP2014114936A (ja) 制御弁
JP5369259B2 (ja) 膨張弁
JP2001241812A (ja) 膨張弁
JP4283180B2 (ja) 膨張弁
JP3987983B2 (ja) 温度式膨張弁
JP2002349732A (ja) リリーフ弁およびリリーフ弁付き高圧制御弁および超臨界蒸気圧縮冷凍サイクル装置
JP6846875B2 (ja) 膨張弁
US10900530B2 (en) Expansion valve
JP7373857B2 (ja) パワーエレメント及びそれを用いた膨張弁
JP4509000B2 (ja) 圧力制御弁

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110803

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121204

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130131

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130326

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130412

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160419

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees