JP2007321473A - 橋梁の架け替え工法 - Google Patents

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Abstract

【課題】交通制限を最小限に抑えた橋梁架け替え工法を提供すること。
【解決手段】解体対象となるのは、本橋の本線主桁40−1である。移動台車15と、その上に載設される昇降装置とを移動させる。そして、昇降装置16を上方に伸張させて、本線主桁40−1の裏面を支持する。その後、本線主桁を橋脚の内側で切断し、昇降装置を下方に短縮させ、本橋の桁下へ移動台車15で運ぶ。門型のリフター12のところまで移動台車15で運びこまれた本線主桁40−1は、油圧ブレーカ等の破砕手段によって、細かく破砕され、トラックまたはトレーラで搬出される。解体中の交通は、側道および高架橋下り迂回路に確保され、大規模な解体ではあるが、交通制限を最小限に抑えた工法と言える。
【選択図】 図23

Description

本発明は、橋梁の架け替え工法に関するものであり、さらに詳しくは、施工中の通行止め期間が極めて短く、側道への占有面積も狭小で済む橋梁の架け替え工法に関する。
橋梁は、設計上、そして事実上耐用年数があり、ある一定期間を経た後には架け替える必要がある。たとえば、わが国の首都高速道路は、昭和30年代の設計、施工の下、40年以上に渡って、しかも想定を越える車両数による使用を経て老朽化が進んでおり、架け替えの必要が迫られている。鉄道高架橋についても長年の使用により老朽化して架け替えが要望されているものがある。橋梁の架け替え工法としては、切り回し用高架橋を既設高架橋に沿って構築し、既設高架橋解体後、スライドさせ本橋に使用する工法がある(たとえば、特許文献1)。また、高架下で地組立した後、既設桁と掛け替える工法もある(たとえば、特許文献2)。
特開2006−16788号公報 特開2004−332222号公報
しかしながら、高架橋は広範囲な交通ネットワークの一部として構築されていることが多く、架け替えにより一箇所を長時間通行止めにすると、広範囲の交通規制が必要となり、必然的に大きな交通渋滞が発生する。また、架け替えのため、側道に大きくはみ出た仮橋や大径の柱があると、側道に大規模で長時間に渡る交通規制が必要となり、交通渋滞の原因となる。
そこで、この発明は、上記に鑑みてなされたものであって、通行止めが必要となる期間を極小にし、側道への占有面積も狭小で済ませることが可能な橋梁の架け替え工法を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、この発明による橋梁の架け替え工法は、既設の本橋桁下を地組立領域として仮橋横梁および仮橋主桁分割体を移動台車上の昇降機上で組立てる工程と、前記移動台車で前記仮橋横梁および前記仮橋主桁分割体を本橋側部に移動させると共に前記昇降機で、前記本橋の横梁と水平になるまで前記仮橋横梁の高さを上げ、当該仮橋横梁を前記本橋の横梁と連結して延設し、さらに当該仮橋横梁に前記仮橋主桁分割体を架設して仮橋主桁を組立てる工程と、前記本橋から前記仮橋を経由する迂回路を、前記仮橋主桁上に載設する床版Aに設ける工程と、前記本橋の床版Bおよび前記本橋の主桁を解体する工程と、前記仮橋主桁および前記床版Aを、前記本橋の主桁および床版Bのあった位置に、前記本橋および前記仮橋横梁の上面に設けられる横取り手段で横取りする工程と、を含むようにしたものである。
この発明では、地組立領域として側道を利用せず、既設の本橋桁下を利用するので、仮橋地組立のために側道を交通規制する必要がない。地組立するのは、仮橋横梁と仮橋主桁分割体であり、これらは移動台車上の昇降機上で背低状態にして組立てる。トラックによる分割体の搬入、組立には当該桁下に設置される門型の昇降機(リフター)を利用すればよい。
組上がった仮橋横梁および仮橋主桁分割体は、移動台車上に載っているので、これを移動させ、前記仮橋主桁分割体を本橋側部に接する位置にもっていく。そして、移動台車上の昇降機で、本橋の横梁と水平になるまで仮橋主桁分割体の高さを上げ、当該仮橋主桁分割体を本橋の横梁と連結し、延設する。これで本橋と仮橋の横梁同士がフラットとなる。
そして、仮橋主桁分割体を仮橋横梁に架設していき、ひとまとまりの仮橋主桁が組立てられる。仮橋横梁は、本橋の横梁と連結することにより、十分な強度を有するので、支持する構造としては、片持ちでもよいし、ベント等の比較的簡素な構造で済む。このため、従来側道に設置していた大径の橋脚が不要となり、側道の交通規制も最小限で済むようになる。
前記仮橋主桁分割体上に床版Aを載設し(主桁と床版が一体となっている場合もある)、これを架け替え対象の本橋の迂回路にする。当該床版Aが迂回路として機能したら、その部分の本橋は不要となるので、本橋の床版Bおよび主桁を解体する。そして、フラットとなっている本橋と仮橋の横梁上で、本橋の主桁および床版Bのあった場所に、仮橋上の床版Aおよび仮橋主桁を横取りする。
上記横取りには、横梁上に敷設される軌条設備とホイールの組み合わせ、またはころ等の転動体を用いることができる。これにより、仮橋は、新たな本橋となる。この方法によれば、本橋の通行止め期間を最小に抑え、側道の交通規制も最小に抑えながら、橋梁の架け替えを行うことができる。
つぎの発明による橋梁の架け替え工法は、前記橋梁の架け替え工法において、前記床版Aは、橋軸に直角となる方向に、桁間部と、張り出し部と、が分割され、両部が180度転回可能に連結される構造であって、前記迂回路として用いるときに、当該張り出し部を展開し、鉛直上方に角度固定するようにしたものである。
この発明では、仮橋の床版Aの張り出し部が鉛直上方に角度固定されるので、将来本橋として展開するときよりも幅を狭くすることができる。床版Aの幅が小さければ、本橋の横梁に連結されたときに、仮橋主桁をより本橋に近づけて設置することができる。このため、本橋横梁端面を固定端とする片持ちで仮橋横梁を支持ですることもでき、仮橋の橋脚を設けるにしてもベント等の簡素な構造で済む。これにより、側道の占有面積を節約でき、交通規制も最低限に抑えることができるようになる。
つぎの発明による橋梁の架け替え工法は、前記橋梁の架け替え工法において、前記仮橋主桁と前記床版Aとは、一体となって形成されているようにしたものである。
前記仮橋主桁と前記床版Aとが一体に形成されていると、取り扱いが容易となり、従来に比べて組み立て工期、仮橋横梁間に対する架設工期、横取り工期が短縮される。工期が短縮されれば、交通規制も最低限に抑えることができるようになる。
つぎの発明による橋梁の架け替え工法は、前記橋梁の架け替え工法において、前記本橋の位置に横取りした後、前記横梁上の桁部を連結することにより、既設の橋脚を間引くか、又は交換するようにしたものである。
横梁上の桁部を橋軸方向に連結すると、新設の本橋に対して既設の橋脚は、耐荷重に余裕ができる。そのため、橋脚を間引くこともできる。また、橋脚を交換することも容易となる。これにより、道路上の橋脚本数が少なくなり、使用できる車道範囲が増えると共に、景観の美化にも貢献することができるようになる。
この発明に係る橋梁の架け替え工法によれば、通行止めが必要となる期間を極小にし、側道への占有面積も狭小で済ませることが可能となる。
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施の形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものが含まれるものとする。
[平面図で見る橋梁架け替え]
図1〜6は、本発明に係る橋梁の架け替え工法を示す平面図である。ここでは、側道1に片側3車線、橋梁である高架橋2に片側2車線の車道を有する場所における橋梁の架け替え例を示す。また、本例は、高架橋2の下り片側2車線分であって、四径間分の橋梁架け替えを行う場合の例である。図1は、架け替えを行う前の状態を示している。黒塗り矢印で示すように、高架橋2上では、上り、下りとも2車線ずつ車両が往来する。
図2は、本橋3の側部に迂回路形成のための仮橋(5a、5b、5c、5dの4径間および両端の6a、6b)を設置したことを示している。なお、この図では、仮橋5a、5b、5c、5dと本橋3との間に隙間4が出来ているが、この隙間が特に必要でなく、仮橋5a、5b、5c、5dと本橋3とは隣接するように配置すればよい。なお、この状態では、黒塗り矢印で示すように、高架橋2上で、上り、下りとも2車線ずつ車両が往来し、通行止めにする必要はない。
図3は、本橋3に片側2車線ある本線から仮橋6a、5a、5b、5c、5d、6bの1車線を経由して再び本線3に戻る迂回路7に本線を切り廻した様子を示している。迂回路7が形成され、実際に車両を迂回させるようになれば、本線下り車線には車両が入らなくなるので、その間に、四径間分の本橋3の片側2車線を解体し始める。
図4は、本橋の片側2車線を解体した後の空間に、仮橋5a、5b、5c、5dを横取りして、新たな本橋とした様子を示している。この状態では、迂回路として使用していた1車線分の幅の仮橋5a、5b、5c、5dが新たな本橋となる。当該仮橋が、幅方向に伸張可能、または展開可能な場合は、この時点で、伸張、または展開を行い、既設されていた旧本橋の幅と同一の幅の本橋とする。なお、迂回路が不要となった時点で、仮橋6a、6bも撤去する。
図5は、1車線幅だった新本橋を展開して、旧本橋と同様に2車線幅とした状態を示している。展開した後は、分割されていた仮橋主桁同士を強固に連結し、アスファルト等の表面施工をする。そして、旧本橋に対して新本橋の重量が軽くなっていたり、設計強度が増していれば、旧本橋を支持していた橋脚8を間引いて、側道使用可能領域を広げることができる。なお、上記仮橋を横取りするときと、仮橋が本橋となって、幅方向に展開するときは、車両通行が不可能になる。
図6は、橋梁の架け替えが完了し、架け替え前の車両通行状態(上下2車線通行可能)に戻ったことを示している。なお、上記4径間の中における中間橋脚8が撤去されている点は、架け替え前と異なる。このように、この発明に係る実施例では、橋梁の架け替え工法において、上記仮橋を横取りするときと、仮橋が本橋となって幅方向に展開するときは、車両通行が不可能になるが、他の工程では、車両通行が可能なので、通行止めが必要となる期間を極小にすることができる。
[桁下での地組立]
図7は、仮橋横梁を組み立てる様子を示す側面説明図である。図8は、図7を上から見たときの図を示す正面図であり、図9は、図7のA−A断面を示す断面図である。また、図10は、図7のB−B断面を示す断面図である。ここでは、これらの図を用いて、本橋桁下を地組立領域として仮橋横梁が組み立てられる様子を説明する。
この工程では、架け替え対象である既設の本橋10の桁下を地組立領域として利用する。既設の本橋10の桁下は、電気室や駐車場になっているケースが多い。この領域を利用すると、他の交通の妨げにならず、大掛かりな架け替え工事であっても、交通渋滞の発生を回避できる。
本橋10の桁下では、仮橋用横梁13、14、17が、トラックやトレーラ11で搬入される。トレーラ11等からは、桁下に収まる高さに組み立てた門型のリフター12を利用して移動台車15に仮橋用横梁13、14、17を移す。門型のリフター12の接地部には軌条設備を設けておき、橋軸方向に移動可能にしておくと荷取り、荷積みに有用となる。移動台車15の上には、およそ5mの昇降が自由な昇降装置16、たとえば油圧デッキリフトが載設される。さらに、その上には、仮橋用横梁13、14、17を水平方向で回転させることが出来るターンテーブル19が設けられる。なお、上記昇降装置16の昇降可能な高さは、高架橋の高さによって適当な高さが選択される。
本橋10の桁下で仮橋横梁13、14、17の組立準備が整ったら、順次仮橋横梁13、14、17を移動台車15で、桁裏面に触れないように背を低くして、所望位置に移動させる。そして、側道に出たら、ターンテーブル19を90度回転させ、本橋10の横梁18を延長する方向に当該仮橋横梁13、14、17を向ける。当該仮橋横梁13、14、17は、昇降装置16によって、本橋の横梁と水平になるまで高さを上げられ、当該横梁18の端部18bに連結して延設される。
連結は、添接板と高力ボルトで接合する。なお、当該仮橋横梁13、14、17の幅方向長さは、その上に架設される主桁や床版の幅に依存するが、その主桁や床版の幅が小さければ、当該仮橋横梁13、14、17の長さを短くでき、端部18bを固定端とする片持ち支持とすることもできる。当該幅がある程度の長さ必要であれば、簡易的なベント20を当該仮橋横梁の端部18bとは反対側の端部に用いればよい。仮橋の主桁や床版の幅が小さくて済むケースは後述する。
[横梁への主桁の架設]
図11は、仮橋主桁を架設する様子を示す側面図である。図12は、図11を上から見たときの図を示す平面図である。図13〜15は、仮橋主桁の連結方法を示す側面説明図である。ここでは、仮橋横梁が設けられた後に、当該仮橋横梁間に仮橋主桁を架設する工程を説明する。
図11に示すように、仮橋主桁分割体35も、本橋10の桁下で地組立される。すなわち、本橋10の桁下では、仮橋主桁分割体35が、トラックやトレーラ11等の輸送車両で搬入される。トレーラ11等からは、桁下に収まる高さに組み立てた門型のリフター12を利用して、移動台車15に仮橋主桁分割体35を移す。門型のリフター12の接地部には軌条設備36を設けておき、橋軸方向に移動可能にしておくと荷取り、荷積みに便利となる。移動台車15の上には、およそ5mの昇降が自由な昇降装置16、たとえば油圧デッキリフトが載設される。なお、当該昇降装置16の昇降可能な高さは、高架橋の高さによって適当な高さが選択される。
本橋10の桁下で仮橋主桁分割体35の組立準備が整ったら、順次仮橋主桁分割体35を移動台車15で、桁裏面に触れないように背を低くして、所望位置に移動させる。そして、側道に出たら、主桁分割体の形状により、独特の方式で横梁に架設される。その方式は、図13に示すように、まず架設の第一段階として、仮橋主桁分割体35−1を、昇降装置16で架設高さよりも高く上昇させる。そして、最終的な架設位置よりも、橋軸方向外側(既設主桁35−0があれば、その桁上に重なる方向)に寄せておく。次に、第二段階として、図14に示すように、移動台車15で、別の仮橋主桁分割体35−2を架設位置に移動させ、昇降装置16で架設高さにする。
そして、さきほどの仮橋主桁分割体35−1を、同分割体35−2と連結できる位置に移動台車15で移動し、最終的に両分割体35−1、35−2を強固に連結固定する。なお、図16に示すように、ここで用いる仮橋主桁分割体35は、主桁であると同時に、床版でもある、いわゆる主桁・床版一体型のものである。また、種類としては、鋼床版を採用し、橋軸に直角となる方向に、中央部35cと、張り出し部35a、35bとが分割され、両部が180度転回可能に連結される構造とした。
図3で説明したように仮橋主桁を迂回路として用いるときには、当該張り出し部35a、35bを展開し、図16に示すように、鉛直上方に角度固定する。仮橋主桁の張り出し部35a、35bが鉛直上方に角度固定されると、将来本橋として展開するときよりも幅を狭くすることができる。仮橋主桁の幅が小さければ、本橋の横梁に連結されたときに、仮橋主桁をより本橋に近づけて設置することができる。このため、本橋横梁端面を固定端とする片持ちで仮橋横梁を支持ですることもでき、仮橋の橋脚を設けるにしてもベント等の簡素な構造で済む。これにより、従来、大径の支柱が基礎から必要だった場合に比べて、側道の占有面積を節約でき、交通規制も最低限に抑えることができるようになる。なお、鉛直上方に固定された張り出し部は、中央部の壁高欄としても機能するので、高架橋の場合、都合がよい。
また、仮橋主桁と床版とが一体に形成されていると、取り扱いが容易となり、従来に比べて組み立て工期、仮橋横梁間に対する架設工期、横取り工期が短縮される。工期が短縮されれば、交通規制も最低限に抑えることができるようになる。
[本橋の解体]
図3に示したように、上記仮橋主桁は、本橋の本線の迂回路として用いられる。そのときは、本橋の本線には車両の往来がなくなる。そこで、迂回路を使用している間に、本橋の本線主桁を解体する。図18は、本橋を解体する様子を示す側面図である。図19は、図18を上からみたときの図を示す平面図である。図20〜22は、具体的な本橋主桁解体手法を示す側面説明図である。
図18〜図21まで、解体対象となるのは、本橋の本線主桁40−1である。図18と図19に示すように、解体対象の本線主桁40−1の下に、移動台車15と、その上に載設される昇降装置16とを移動させる。そして、昇降装置16を上方に伸張させて、本線主桁40−1の裏面を支持する(図20参照)。その後、本線主桁を橋脚41の内側で切断し、昇降装置16を下方に短縮させ(図21、23参照)、本橋の桁下へ移動台車15で運ぶ。門型のリフター12のところまで移動台車15で運びこまれた本線主桁40−1は(図24参照)、油圧ブレーカ等の破砕手段によって、細かく破砕され、トラックまたはトレーラで搬出される。切断した後に残存する沓座付近の本線主桁40−4、40−5は、クレーンで取り除き、上記トラックまたはトレーラで搬出される(図22参照)。
本橋の解体は、上記のように行われ、橋梁の桁下を有効に利用するものである。解体中の交通は、高架橋下り迂回路に確保され、大規模な解体ではあるが、交通制限を最小限に抑えた工法と言える。
[仮橋の横取り]
本線の主桁が解体された後の位置には、迂回路として利用していた仮橋が横取りされ、新たな本線となる。以下、具体的に説明する。図25は、仮橋を横取りするときの仮橋側面を示す側面図である。図26は、図25を上から見たときの図を示す平面図である。図27は、仮橋を横取りするときの断面を示す断面図である。図28は、仮橋主桁を展開するときの断面を示す断面図である。
既述したが、仮橋主桁35は、仮橋横梁17の上に架設されている。そして、当該仮橋横梁17は、本橋横梁18と同じ高さに連結されている。本橋主桁は、桁下に降ろされ解体されているので、元あった場所は本橋横梁18があるのみである。この実施例では、仮橋主桁35を本橋主桁が元あった位置に横取りする。横取りには、横梁上に敷設される軌条設備とホイールの組み合わせ、またはころ51等の転動体を用い、油圧ジャッキによる押し込み、引っ張りで移動させることができる。これにより、仮橋は、新たな本橋となる。
また、この実施例では、床版と一体になった仮橋主桁35が、橋軸に直角となる方向に、中央部35cと、張り出し部35a、35bとが分割される構造であり、仮橋主桁35を迂回路として用いるときには、当該張り出し部35a、35bを展開し、図27に示すように、壁高欄とするために鉛直上方に角度固定する。当該仮橋主桁35を本橋に横取りした後は、当該張り出し部35a、35bを展開して、2車線分の幅にする。図28に示すように、当該展開には、仮橋主桁35(新本橋主桁)の上に載設されたクレーン等の吊り上げ手段52を用いる。
上記のように新本橋主桁を架設すると、それまで壁高欄をかねて迂回路として利用していた仮橋主桁が、その日のうちに新本橋主桁となり、しかも、容易に車線数を1車線から2車線に変化させることができ、架け替え工法としては工期短縮に絶大な効果を奏する。工期が短くなれば、その分交通規制期間も短くなり、交通渋滞という社会的、経済的な損失を減少させることができる。
[橋脚の間引き・交換]
極力車両の通行を止めずに老朽化した主桁(および床版、以下同じ)を解体し、新たな主桁に架け替えるときには、RC床版またはPC床版を鋼床版にして軽量化を図ったり、主桁分割体同士の連結を工夫して曲げ剛性を向上させることも可能となる。このようにすると、老朽化した旧橋脚を間引いたり、新たな橋脚に交換することもできる。ここでは、当該橋脚の交換方法を説明する。
図29は、新旧橋脚の交換工程を示す説明図である。図30は、橋脚交換後の橋梁を示す説明図である。図31は、旧橋脚の接合痕の処理を示す説明図である。また、図32は、図29の添接板を取り除いた橋梁支持部分を示す説明図、図33は、図29の橋脚接合部付近を示す拡大図、図34は、図31の拡大図である。図35は、橋脚を架け替えたときの外観を示す外観図である。
既述したように、仮橋主桁は、横取り、展開されることによって本橋主桁35となる。これらは、もともと仮橋主桁分割体を繋いだものであるから、添接板55で強固に連結しておく必要がある。これによって曲げ剛性が向上する。なお、添接板55は、スチールを両主桁にあてて、双方の側にボルトで固定するものである(図33参照)。
また、旧橋梁が支持していた部分にも添接板58を設けると、より曲げ剛性が向上し、通常約30mずつ離れて設けられていた橋脚が60mずつで済むようになった。上記のようにすると、主桁の剛性が向上するので、旧橋脚57を間引くことも可能となる。また、新しい橋脚56を桁下から当接させて、旧橋脚57を取り除くことも可能となる(図30参照)。なお、橋脚56を付設するのは、桁下からであり、主桁または床版上の通過車両を通行止めする必要はない。
図35は、景観に配慮した場合の橋脚65である。同図に示すような所謂1本脚の橋脚だと、高架橋下の空間を大きく車道、歩道に利用することができ、架け替える橋梁、橋脚の色も合わせることにより、景観の美化に貢献できる橋梁とすることもできる。
以上のように、本発明にかかる橋梁の掛け替え工法は、老朽化した高架橋を掛け替える際の交通渋滞抑制に有用であり、特に、側道上の高架橋の掛け替え工法に適している。
本発明に係る橋梁の架け替え工法を示す平面図である。 本発明に係る橋梁の架け替え工法を示す平面図である。 本発明に係る橋梁の架け替え工法を示す平面図である。 本発明に係る橋梁の架け替え工法を示す平面図である。 本発明に係る橋梁の架け替え工法を示す平面図である。 本発明に係る橋梁の架け替え工法を示す平面図である。 仮橋横梁を組み立てる様子を示す側面説明図である。 図7を上から見たときの図を示す正面図である。 図7のA−A断面を示す断面図である。 図7のB−B断面を示す断面図である。 仮橋主桁を架設する様子を示す側面図である。 図11を上から見たときの図を示す平面図である。 仮橋主桁の連結方法を示す側面説明図である。 仮橋主桁の連結方法を示す側面説明図である。 仮橋主桁の連結方法を示す側面説明図である。 図11のE−E断面を示す断面図である。 図11のF−F断面を示す断面図である。 本橋を解体する様子を示す側面図である。 図18を上からみたときの図を示す平面図である。 具体的な本橋主桁解体手法を示す側面説明図である。 具体的な本橋主桁解体手法を示す側面説明図である。 具体的な本橋主桁解体手法を示す側面説明図である。 図18のG−G断面を示す断面図である。 図18のH−H断面を示す断面図である。 仮橋を横取りするときの仮橋側面を示す側面図である。 図25を上から見たときの図を示す平面図である。 仮橋を横取りするときの断面を示す断面図である。 仮橋主桁を展開するときの断面を示す断面図である。 新旧橋脚の交換工程を示す説明図である。 橋脚交換後の橋梁を示す説明図である。 旧橋脚の接合痕の処理を示す説明図である。 図29の添接板を取り除いた橋梁支持部分を示す説明図である。 図29の橋脚接合部付近を示す拡大図である。 図31の添接板を示す拡大図である。 景観に配慮した橋脚の例を示す説明図である。
符号の説明
1 側道
2 高架橋
3 本橋
4 隙間
5、6 仮橋
7 迂回路
8、41、56、65 橋脚
10 本橋
11 トレーラ
12 門型リフター
13、17 仮橋横梁
15 移動台車
16 昇降装置
18 横梁
19 ターンテーブル
20 ベント
35 仮橋主桁分割体
36 軌条設備
40 本線主桁
52 吊り上げ手段
55、58 添接板
57 旧橋脚

Claims (4)

  1. 既設の本橋桁下を地組立領域として仮橋横梁および仮橋主桁分割体を移動台車上の昇降機上で組立てる工程と、
    前記移動台車で前記仮橋横梁および前記仮橋主桁分割体を本橋側部に移動させると共に前記昇降機で、前記本橋の横梁と水平になるまで前記仮橋横梁の高さを上げ、当該仮橋横梁を前記本橋の横梁と連結して延設し、さらに当該仮橋横梁に前記仮橋主桁分割体を架設して仮橋主桁を組立てる工程と、
    前記本橋から前記仮橋を経由する迂回路を、前記仮橋主桁上に載設する床版Aに設ける工程と、
    前記本橋の床版Bおよび前記本橋の主桁を解体する工程と、
    前記仮橋主桁および前記床版Aを、前記本橋の主桁および床版Bのあった位置に、前記本橋および前記仮橋横梁の上面に設けられる横取り手段で横取りする工程と、
    を含むことを特徴とする橋梁の架け替え工法。
  2. 前記床版Aは、橋軸に直角となる方向に、桁間部と、張り出し部と、が分割され、両部が180度転回可能に連結される構造であって、前記迂回路として用いるときに、当該張り出し部を展開し、鉛直上方に角度固定することを特徴とする請求項1に記載の橋梁の架け替え工法。
  3. 前記仮橋主桁と前記床版Aとは、一体となって形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の橋梁の架け替え工法。
  4. 前記本橋の位置に横取りした後、前記横梁上の桁部を連結することにより、既設の橋脚を間引くか、又は交換することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の橋梁の架け替え工法。
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