JP2007320900A - 内臓脂肪蓄積抑制剤及び、血中アディポネクチン濃度増加促進及び/又は減少抑制剤 - Google Patents

内臓脂肪蓄積抑制剤及び、血中アディポネクチン濃度増加促進及び/又は減少抑制剤 Download PDF

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Abstract

【課題】内臓脂肪蓄積抑制剤及び内臓脂肪蓄積抑制用飲食品、あるいは、血中アディポネクチン濃度増加促進及び/又は減少抑制剤及び、血中アディポネクチン濃度増加促進及び/又は減少抑制用飲食品の提供。
【解決手段】スフィンゴシンを有するリン脂質及びその誘導体、特にスフィンゴミエリンを有効成分とする内臓脂肪蓄積抑制剤及び内臓脂肪蓄積抑制用飲食品、あるいは、スフィンゴシンを有するリン脂質及びその誘導体、特にスフィンゴミエリンを有効成分とする血中アディポネクチン濃度増加促進及び/又は減少抑制剤及び、血中アディポネクチン濃度増加促進及び/又は減少抑制用飲食品。
スフィンゴシンを有するリン脂質及びその誘導体、特にスフィンゴミエリンによって内臓脂肪蓄積抑制や、血中アディポネクチン濃度の増加を促進あるいは血中アディポネクチン濃度の減少を抑制する。
【選択図】なし

Description

本発明は、スフィンゴシンを有するリン脂質及びその誘導体、特にスフィンゴミエリンを有効成分とする内臓脂肪蓄積抑制剤、及び内臓脂肪蓄積抑制作用を賦与した新規な飲食品に関する。また、本発明はスフィンゴシンを有するリン脂質及びその誘導体、特にスフィンゴミエリンを有効成分とする血中アディポネクチン濃度増加促進及び/又は減少抑制剤、及び血中アディポネクチン濃度増加促進及び/又は減少抑制作用を賦与した新規な飲食品に関する。本発明の内臓脂肪蓄積抑制剤は、摂取することにより内臓脂肪の蓄積を抑制でき、また、血中アディポネクチン濃度増加促進及び/又は減少抑制剤は、摂取することで血中アディポネクチン濃度の増加を促進及び/又は減少を抑制することができる。内臓脂肪の蓄積と、血中アディポネクチン濃度の低下は、血栓症、インスリン抵抗性、糖代謝異常、高血圧など、将来的な循環器系疾患の発症に関連するといわれているメタボリックシンドロームの原因とされており、本発明はその予防・治療に有効である。
近年、生活習慣の欧米化に伴い、生活習慣病である糖尿病、高血圧、高脂血症、動脈硬化症といった病態を呈する人口が増加している。特に、心血管疾患と脳血管疾患による死亡は死因の約3分の1を占めており、その数が年々増加していることから、この対策は国民的な課題となっている。これら動脈硬化性疾患は、高血圧、高脂血症、耐糖能障害などのリスク因子の集積によって、発症の危険度が著しく上昇する。このリスク因子が集積した状態はメタボリックシンドロームと呼ばれ、広く認識されてきている。日本の企業労働者12万人の調査では、軽症であっても「肥満」、「高血圧」、「高血糖」、「高トリグリセリド(中性脂肪)血症」、又は「高コレステロール血症」の危険因子を1つ持つ人は心臓病の発症リスクが5倍、2つ持つ人は10倍、3〜4つ併せ持つ人では31倍にもなるといわれている。また、厚生労働省の調査では、高血圧患者数は3,900万人、高脂血症は2,200万人、糖尿病(予備軍を含め)は1,620万人、肥満症は468万人と報告されており、これらの患者は年々増加している。
メタボリックシンドロームとは、「内臓脂肪の蓄積と、それを基盤にしたインスリン抵抗性及び糖代謝異常、脂質代謝異常、高血圧を複数合併するマルチプルリスクファクター症候群で、動脈硬化になりやすい病態」であり、内臓脂肪の蓄積はまさしくその根本的な要因である。生体最大の分泌組織である脂肪組織は、種々の内分泌因子を産生し、生体における恒常性の維持に関わっている。しかし、内臓脂肪の過剰な蓄積は、内分泌因子の分泌バランスを崩し、種々の病態を引き起こすことが分ってきた。特に、プラスミノーゲンアクチベーターインヒビター(PAI-1)、腫瘍壊死因子(TNF-α)、レプチンなどの内分泌因子は、内臓脂肪の蓄積に伴って分泌量が増加し、血栓症、インスリン抵抗性、糖代謝異常、高血圧などを引き起こす。
一方、脂肪組織が特異的に分泌するアディポネクチンは通常血中に高濃度で存在するが、内臓脂肪の蓄積に伴い、その濃度が減少することが知られている。アディポネクチンは、抗糖尿病、抗動脈硬化、抗炎症作用、抗高血圧など様々な生理機能を持つことが知られており、血中において、アディポネクチン濃度の増加を促進すること、もしくはアディポネクチン濃度の減少を抑制することは、メタボリックシンドロームの予防・治療において非常に重要である。
従来、メタボリックシンドロームの個々の病態への対策としては薬物療法も行われているが、処方が必要なことや副作用を伴うことなどが問題となっている。さらに、一つの病態に対する治療を行っても、その他の病態がきっかけとなって重篤な病態へと発展することが分っており、これらの状態の上流に存在する脂肪細胞由来の内分泌因子の分泌バランスを整えることが必要となってくる。このため、内臓脂肪の蓄積に起因するメタボリックシンドロームの予防・治療には、薬物療法よりも運動療法や食事療法など日々の生活を見直すことがより重要とされている。そこで、日常的に摂取でき、長期にわたって摂取しても安全性の高い、内臓脂肪の蓄積に起因するメタボリックシンドロームの予防・治療に有効な飲食品が望まれている。
本発明は、日常的な摂取が可能であり、なおかつ摂取することで、内臓脂肪の蓄積を抑制し、あるいは血中アディポネクチン濃度の増加を促進及び/又は減少を抑制することでメタボリックシンドロームの予防・治療に有効な内臓脂肪蓄積抑制剤及び、血中アディポネクチン濃度増加促進及び/又は減少抑制剤及び、これらの機能を賦与した飲食品を提供することを課題とする。
本発明者らは乳成分の中からメタボリックシンドロームの原因とされる内臓脂肪を低下させる成分、及び血液中の濃度が低下すると循環器系疾患のリスクが高まるといわれているアディポネクチンの濃度を低下させない成分の探索を鋭意進めてきた。その結果、スフィンゴシンを有するリン脂質及びその誘導体、特にスフィンゴミエリンに、極めて高い内臓脂肪蓄積抑制作用及び、血中アディポネクチン濃度増加促進及び/又は減少抑制作用を見出し、本発明を完成させるに至った。
スフィンゴミエリンは、リン脂質中の20〜30%と乳中に多く含まれているにも関わらず、その機能についての研究は細胞レベルにとどまっており、生体における生理学的機能についての知見は少ない。そのため、これまで栄養素の一成分としての有効性は認識されていなかった。スフィンゴミエリンの利用に関しては、消炎鎮痛外用剤、脂質の消化吸収機能改善剤、腸管運動機能不全性疾患治療剤(特許文献1〜3)などが知られているが、内臓脂肪蓄積抑制作用及び、血中アディポネクチン濃度増加促進及び/又は減少抑制作用については明らかにされていなかった。
特開平5−186330号公報 特開平11−269074号公報 特開2003−252765号公報
本発明は、スフィンゴシンを有するリン脂質及びその誘導体、特にスフィンゴミエリンを有効成分とする内臓脂肪蓄積抑制剤及びその機能を賦与した飲食品であり、スフィンゴシンを有するリン脂質及びその誘導体、特にスフィンゴミエリンを有効成分とする血中アディポネクチン濃度増加促進及び/又は減少抑制剤及びその機能を賦与した飲食品である。
スフィンゴシンを有するリン脂質及びその誘導体、特にスフィンゴミエリンは精製したものでもよいし、スフィンゴミエリン含有リン脂質として用いてもよい。スフィンゴミエリンは動物脳や乳脂肪に多く含まれるが、本発明の実施上、乳由来であることが望ましい。乳由来スフィンゴミエリンとしては、生乳やホエータンパク質濃縮物(WPC)などを原料として用いるのがよい。生乳やWPCなどからスフィンゴミエリン含有リン脂質画分を得る方法としては、エーテルやアセトンで抽出する方法(特許文献4)、バターを加温融解して得られるバターカードやバターセーラムを含む水溶性画分を用いる方法等、公知の方法を例示することができる。これらの原料と方法を採用することで得られる画分のスフィンゴミエリン含有量は、それぞれ約28%、約9%である。さらに、これらのスフィンゴミエリン含有リン脂質画分を透析、硫安分画、ゲル濾過、等電点沈殿、イオン交換クロマトグラフィー、溶媒分画、限外ろ過(UF)、精密ろ過(MF)などの手法により精製することで純度を高めたスフィンゴミエリンを得ることができる。
特開平3−47192号公報
これらのスフィンゴミエリンやスフィンゴミエリン含有リン脂質は、液体、粉末や錠剤等の形態を適宜とることができ、直接、経口投与することができる。また、スフィンゴミエリンのみならず、ヒト栄養所要量に定められた有効量のホスファチジルコリンを含有しているリン脂質組成物を使用してもよい。含有量については、リン脂質組成物100g当たり0.05〜4.0gであることが望ましい。
本発明の内臓脂肪蓄積抑制作用又は、血中アディポネクチン濃度増加促進及び/又は減少抑制作用を賦与した剤や飲食品は、内臓脂肪の蓄積又は、血中アディポネクチンの低下により発症するといわれるメタボリックシンドロームの予防・治療に有効である。また、本発明の内臓脂肪蓄積抑制作用又は、血中アディポネクチン濃度増加促進及び/又は減少抑制作用を賦与した剤や飲食品は、スフィンゴシンを有するリン脂質及びその誘導体、特にスフィンゴミエリンを使用するので、比較的安価に大量供給が可能であり、なおかつ極めて安全性が高いという特徴を有している。
本発明の内臓脂肪蓄積抑制剤及び、血中アディポネクチン濃度増加促進及び/又は減少抑制剤は、スフィンゴシンを有するリン脂質及びその誘導体、特にスフィンゴミエリンを有効成分としたものである。内臓脂肪蓄積抑制剤及び、血中アディポネクチン濃度増加促進及び/又は減少抑制剤の剤型は、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤、粉剤等を例示することができる。また、本発明の内臓脂肪蓄積抑制作用及び、血中アディポネクチン濃度増加促進及び/又は減少抑制作用を賦与した飲食品としては、スフィンゴシンを有するリン脂質及びその誘導体、特にスフィンゴミエリンを牛乳、乳飲料、コーヒー飲料、ジュース、ゼリー、ビスケット、パン、麺、ソーセージ等の飲食品や、各種粉乳の他、乳児、幼児及び低出生体重児等を対象とする栄養組成物に配合したものを例示することができる。これらは日常的に摂取することが可能であり、内臓脂肪蓄積抑制作用及び、血中アディポネクチン濃度増加促進及び/又は減少抑制作用を有するので、内臓脂肪の増加や血中アディポネクチンの低下を原因とするメタボリックシンドロームの予防・治療に有効である。
本発明において、内臓脂肪蓄積抑制作用及び、血中アディポネクチン濃度増加促進及び/又は減少抑制作用を発揮させるためには、成人の場合、スフィンゴシンを有するリン脂質及びその誘導体、特にスフィンゴミエリンを1日当たり0.1〜 5,000mg摂取できるように配合量等を調整すれば良い。
以下に実施例及び試験例を示し、本発明についてより詳細に説明するが、これらは単に例示するのみであり、本発明はこれらによって何ら限定されるものではない。
ホエータンパク質濃縮物(WPC)の10%水溶液にプロテアーゼを作用させて得られた反応液をクロロホルム-メタノール(2:1)溶液で抽出した後、濃縮し、さらにアセトン抽出して複合脂質画分を得た。次にこの複合脂質画分をフロロシリルカラムクロマトグラフィー処理し、クロロホルム-メタノール溶液で段階抽出してリン脂質画分を得た。このリン脂質画分をシリカゲルクロマトグラフィー処理し、クロロホルム-メタノール溶液で段階抽出したものを凍結乾燥してスフィンゴミエリンを得た。このスフィンゴミエリンを薄層クロマトグラフィー処理した後、ディットマー試薬で発色し、デンシメトリー法で測定したところ、スフィンゴミエリン含有率は95.2%であった。このようにして得られたスフィンゴミエリンは、内臓脂肪蓄積抑制剤及び、血中アディポネクチン濃度増加促進及び/又は減少抑制剤としてそのまま利用可能である。
[試験例1]
(血中アディポネクチン濃度増加促進及び/又は減少抑制作用の確認)
実施例1で得たスフィンゴミエリンを使用して、血中アディポネクチン濃度増加促進及び/又は減少抑制作用を確認した。動物実験は1群8匹とし、スフィンゴミエリンを配合した高脂肪飼料を投与した群(スフィンゴミエリン食群)、スフィンゴミエリンを配合しない高脂肪飼料を投与した群(高脂肪食群)として行った。タンパク質源としてミルクカゼイン、脂質源としてバターオイルを用いて高脂肪食を調製した。動物実験は、飼育後4週目までは飼料を与え、その後5群に分けて8週目まで高脂肪飼料、あるいはスフィンゴミエリンを配合した高脂肪飼料を与えた。4週目、8週目に採血を行い、マウス/ラットアディポネクチンELISAキット(大塚製薬社製)を用いて血中アディポネクチン濃度を測定した。
結果を表1に示す。これによると高脂肪食群の血中アディポネクチン濃度は時間の経過によって減少しているのに対し、スフィンゴミエリン食群では増加することが明らかとなった。つまり、スフィンゴミエリンを摂取することにより、血中アディポネクチン濃度の増加が促進、あるいは減少が抑制されることが分った。
Figure 2007320900
[試験例2]
(内臓脂肪蓄積抑制作用の確認)
実施例1で得たスフィンゴミエリンを使用して、内臓脂肪蓄積抑制作用を確認した。動物実験は1群8匹とし、スフィンゴミエリンを配合した高脂肪飼料を投与した群(スフィンゴミエリン食群)、スフィンゴミエリンを配合しない高脂肪食飼料を投与した群(高脂肪食群)として行った。動物実験は、飼育後4週目までは高脂肪飼料を与え、その後5群に分けて8週目まで高脂肪飼料、スフィンゴミエリンを配合した高脂肪飼料を与えた。8週目に解剖を行い、内臓脂肪(腸間膜、睾丸周囲、腎周囲、後腹壁)の量を測定した。
結果を表2に示す。これによると高脂肪食群の内蔵脂肪量に対し、スフィンゴミエリン食群では総じて低い値を示すことが明らかとなった。つまり、スフィンゴミエリンを摂取することにより、内臓脂肪の蓄積が抑制されることが分った。
Figure 2007320900
表3に示した配合により原料を混合し、造粒した後、カプセルに充填して、内臓脂肪蓄積抑制作用又は、血中アディポネクチン濃度増加促進及び/又は減少抑制作用を賦与したカプセル剤を製造した。
Figure 2007320900
表4に示した配合により原料を混合し、容器に充填した後、加熱殺菌して、内臓脂肪蓄積抑制用飲料又は、血中アディポネクチン濃度増加促進及び/又は減少抑制用飲料を製造した。
Figure 2007320900

Claims (8)

  1. スフィンゴシンを有するリン脂質及び/又はその誘導体を有効成分とする内臓脂肪蓄積抑制剤。
  2. スフィンゴシンを有するリン脂質が、スフィンゴミエリンである請求項1記載の内臓脂肪蓄積抑制剤。
  3. スフィンゴシンを有するリン脂質及び/又はその誘導体を有効成分とする血中アディポネクチン濃度増加促進及び/又は減少抑制剤。
  4. スフィンゴシンを有するリン脂質が、スフィンゴミエリンである請求項3記載の血中アディポネクチン濃度増加促進及び/又は減少抑制剤。
  5. スフィンゴシンを有するリン脂質及び/又はその誘導体を配合した内臓脂肪蓄積抑制用飲食品。
  6. スフィンゴシンを有するリン脂質が、スフィンゴミエリンである請求項5記載の内臓脂肪蓄積抑制用飲食品。
  7. スフィンゴシンを有するリン脂質及び/又はその誘導体を配合した血中アディポネクチン濃度増加促進及び/又は減少抑制用飲食品。
  8. スフィンゴシンを有するリン脂質が、スフィンゴミエリンである請求項7記載の血中アディポネクチン濃度増加促進及び/又は減少抑制用飲食品。
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