JP2007320701A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】周辺機器を接続した場合においても不具合を発生することなく生産性を向上することが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】装置本体2に周辺機器3が接続され、装置本体2と周辺機器3との間で転写紙Pの搬送が行われる画像形成装置1において、周辺機器3と装置本体2との間を搬送される転写紙Pを検知する、転写紙搬送方向に移動可能な転写紙検知手段42を周辺機器3が有し、装置本体2に周辺機器3が接続されたときに転写紙検知手段42の位置決めが行われるように構成した。
【選択図】図5

Description

本発明は、複写装置、プリンタ等の画像形成装置に関し、詳しくは大量給紙装置あるいは後処理装置等の周辺機器を有する画像形成装置に関する。
複写装置あるいはプリンタ等の画像形成装置において、給紙カセット内から記録紙を1枚ずつ分離給送する際に、給紙カセットの底板を押し上げることにより給紙カセット内に積載された最上位の記録紙を給紙ローラに圧接させ、この状態で給紙ローラを回転することにより記録紙を分離給送するものが知られている。このような画像形成装置では、給紙カセット内に積載された記録紙の量に応じて給紙カセットの先端フェンス上端部と最上位の記録紙の位置とが異なるために給紙不良が発生しえつぃまう。そこでこの問題点を解決するため、最上位の記録紙の位置を検知するセンサを備え、このセンサをカセット装着部によって上下動可能に支持されたセンサホルダによって支持し、センサホルダに給紙カセットの位置決めを行う位置決め穴を設け、給紙カセットに設けられた位置決めピンが位置決め穴に差し込まれた状態において給紙カセットの先端フェンス上端部とセンサとの間の距離を一定に保つ技術が、例えば「特許文献1」に開示されている。
実開平2−97331号公報
最近の画像形成装置では、画像が形成される記録紙も多様化しており、その後処理や大量給紙等が行われるようになってきている。このような後処理や大量給紙等の作業は画像形成装置の装置本体によっては行われず、装置本体に接続された周辺機器によって行われる。
画像形成装置における画像形成動作は、給紙部より給送された記録紙が所定位置を通過した際にこれを検知する中間センサを設け、この中間センサからの信号に基づいて画像形成動作を開始する構成となっているが、給紙を行う大量給紙装置等の周辺機器が装着された際に周辺機器からの給紙経路が装置本体内部からの給紙経路とは異なる場合やレイアウト上の問題で装置本体内部に中間センサを設けることができない場合等には、中間センサを周辺機器内部に配置する必要がある。中間センサを周辺機器の内部に配置すると、装置本体内部に配置されたレジストローラ対やレジストセンサから中間センサまでの距離が大きくなると共に距離のばらつきが大きくなり、記録紙搬送時でのタイミングにずれが生じ易くなって先端レジストずれ、レジストローラ対での弛み形成不足によるスキュー不良、検知タイミングずれに起因する記録紙搬送ジャム等の不具合が発生し易くなってしまうという問題点がある。また、上述した不具合が生じないように制御を行おうとすると制御にマージンを設ける必要が生じ、紙間の狭いシビアな制御を行うことができずに生産性を向上することができないという問題点がある。この問題点は、ソートやステイプル等の後処理作業を行う周辺機器においても同様に発生する虞がある。
本発明は上述の問題点を解決し、周辺機器を接続した場合においても不具合を発生することなく生産性を向上することが可能な画像形成装置の提供を目的とする。
請求項1記載の発明は、装置本体に周辺機器が接続され、前記装置本体と前記周辺機器との間で転写紙の搬送が行われる画像形成装置において、前記周辺機器と前記装置本体との間を搬送される転写紙を検知する、転写紙搬送方向に移動可能な転写紙検知手段を前記周辺機器が有し、前記装置本体に前記周辺機器が接続されたときに前記転写紙検知手段の位置決めが行われることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の画像形成装置において、さらに前記転写紙検知手段は前記周辺機器に設けられた転写紙案内部材に支持されていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の画像形成装置において、さらに前記転写紙検知手段が転写紙搬送方向に移動可能な支持部材に取り付けられており、前記装置本体に前記周辺機器が接続されたときに前記支持部材が前記装置本体に設けられた不動部材に接触することにより前記転写紙検知手段の位置決めが行われることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、装置本体に周辺機器が接続され、前記装置本体と前記周辺機器との間で転写紙の搬送が行われる画像形成装置において、前記周辺機器と前記装置本体との間を搬送される転写紙を検知する、転写紙厚み方向に移動可能な転写紙検知手段を前記装置本体が有し、前記装置本体に前記周辺機器が接続されたときに前記転写紙検知手段の位置決めが行われることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の画像形成装置において、さらに前記転写紙検知手段は前記装置本体に設けられた不動部材に支持されていることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項4または5記載の画像形成装置において、さらに前記転写紙検知手段が転写紙厚み方向に移動可能であると共に嵌合穴を有する支持部材に取り付けられており、前記装置本体に前記周辺機器が接続されたときに前記嵌合穴に対して前記周辺機器に設けられた位置決め部材が嵌合することにより前記転写紙検知手段の位置決めが行われることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1ないし6の何れか1つに記載の画像形成装置において、さらに前記装置本体から転写紙を給紙する第1の給紙部と、転写紙に画像形成を行う画像形成部と、第1の給紙部から前記画像形成部に向けて転写紙を搬送する第1の搬送ローラ対と、前記周辺機器から転写紙を給紙する第2の給紙部と、第2の給紙部から前記画像形成部に向けて転写紙を搬送する第2の搬送ローラ対とを有し、第1の搬送搬送ローラ対と第2の搬送ローラ対とはそれぞれ共通の駆動手段によって回転駆動されることを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項7記載の画像形成装置において、さらに前記駆動手段が正逆転可能であり、前記駆動手段が正転したときには第1の搬送ローラ対により第1の給紙部から前記画像形成部に向けて転写紙が搬送され、前記駆動手段が逆転したときには第2の搬送ローラ対により第2の給紙部から前記画像形成部に向けて転写紙が搬送されることを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項8記載の画像形成装置において、さらに前記各搬送ローラ対がそれぞれワンウェイクラッチを有していて転写紙を前記画像形成部に向けて搬送する方向へのみそれぞれ回転可能に構成されており、前記各搬送ローラ対における各ローラの接触部に転写紙が入り込んだ状態において転写紙を一時停止させないことを特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項9記載の画像形成装置において、さらに前記転写紙検知手段が第2の搬送ローラ対の転写紙搬送方向上流側に配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、画像形成部における潜像形成タイミングを決定する転写紙検知手段の位置決めをレジストローラ対及びレジストセンサに対して精度よく行うことができるので、周辺機器から搬送される転写紙の位置を精度よく検知することができ、これにより転写紙の位置検知が精度よく行われない場合に発生する、レジストセンサ検知タイミングずれジャム、先端レジストずれ、レジストローラ対における弛み形成不足に起因するスキュー補正不良といった不具合の発生を防止することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態を採用した画像形成装置を示している。同図において画像形成装置1は、装置本体としての画像形成装置本体2と周辺機器としての大容量給紙装置3とを有している。
画像形成装置本体2の内部には画像形成部を構成する感光体ドラム4が配置されており、感光体ドラム4の周囲にはそれぞれ図示しない帯電装置、現像装置、除電装置、クリーニング装置等が配置されている。感光体ドラム4の上方には図示しない露光装置が配置されており、この露光装置から照射される光5によって感光体ドラム4の周面に静電潜像が形成される。
画像形成装置本体2の下方には、多数の転写紙Pを貯容する給紙カセット6,7,8が画像形成装置本体2に対してそれぞれ着脱自在に配設されており、各給紙カセット6,7,8の近傍には各給紙カセット6,7,8内から転写紙Pを引き出す給紙ローラ9,10,11及び引き出された転写紙Pを分離給送する分離ローラ対12,13,14がそれぞれ配設されている。各分離ローラ対12,13,14の転写紙搬送方向下流側にはそれぞれ搬送ローラ対15,16,17が配設されており、これら各給紙カセット6,7,8、各給紙ローラ9,10,11、各分離ローラ対12,13,14、各搬送ローラ対15,16,17によって第1の給紙部18が構成されている。
搬送ローラ対15の転写紙搬送方向下流側には、第1の搬送ローラ対である転写紙搬送ローラ対19が配設されており、その転写紙搬送方向下流側には転写紙搬送ローラ対19によって搬送される転写紙Pを検知する転写紙検知センサ20が配設されている。転写紙搬送ローラ対19の構成につては後述する。転写紙検知センサ20からの検知信号に基づいて、露光装置から感光体ドラム4に向けて光5が照射される。
転写紙搬送ローラ対19の転写紙搬送方向下流側には、転写紙Pを一時停止させた後に所定のタイミングで給送するレジストローラ対21が配設されており、その近傍にはレジストローラ対21に転写紙Pの先端が到達したことを検知するレジストセンサ22が配設されている。レジストローラ対21はレジストセンサ22からの信号に基づいて駆動される。
レジストローラ対21の転写紙搬送方向下流側であって感光体ドラム4の下方には、感光体4上に形成されたトナー像を転写紙P上に転写させる転写ベルト23が配設されている。転写ベルト23には図示しないバイアス印加手段からのバイアスが印加され、このバイアスによって感光体4上に形成されたトナー像が転写紙P上に静電的に転写される。転写ベルト23の転写紙搬送方向下流側には定着装置24が配設されている。定着装置24は内部に熱源を有する加熱ローラとこれに圧接された加圧ローラとを有しており、転写紙P上に静電的に転写された転写画像を加熱と加圧とによって定着させる。
定着装置24の転写紙搬送方向下流側には、定着後の転写紙を画像形成装置本体2の外部に排出する排出ローラ対25が配設されている。排出ローラ対25によって排出された転写紙は、画像形成装置本体2の外部に配設された排出トレイ26上に排出される。転写ベルト23及び定着装置24の下方には転写紙反転装置27が配設されている。転写紙反転装置27は、正逆転可能なローラ28及びローラ対29、反転搬送ローラ対30,31,32等を有しており、片面に画像形成がなされた転写紙Pを正転するローラ28及びローラ対29によって反転路33に引き込んだ後、ローラ28及びローラ対29を逆転させて搬送路34に送り、第1の給紙部18からの搬送路35に合流させる。
画像形成装置本体2の側面に取り付けられる大容量給紙装置3は、それぞれ図示しない位置決め部材とロック部材とによって画像形成装置本体2に対して図1における左右方向と奥行き方向とを位置決めされた状態で機械的に接続され、図示しないインタフェースケーブルによって電気的に接続される。
大容量給紙装置3の内部には、転写紙Pを数千枚単位で収納可能なストック部36が配設されており、ストック部36の上方にはストック部36上に貯容された転写紙Pを引き出す給紙ローラ37及び引き出された転写紙Pを分離給送する分離ローラ対38が配設されている。分離ローラ対38の転写紙搬送方向下流側には搬送ローラ対39が配設されており、これらストック部36、給紙ローラ37、分離ローラ対38、搬送ローラ対39によって第2の給紙部40が構成されている。
搬送ローラ対39の転写紙搬送方向下流側であってレジストローラ対21の転写紙搬送方向上流側に位置する部位には第2の搬送ローラ対である転写紙搬送ローラ対41が配設されており、その転写紙搬送方向上流側には転写紙搬送ローラ対41へと搬送される転写紙Pを検知する転写紙検知手段としての転写紙検知センサ42が配設されている。転写紙搬送ローラ対41の構成及び転写紙検知センサ42の支持構成につては後述する。転写紙検知センサ42からの検知信号に基づいて、露光装置から感光体ドラム4に向けて光5が照射される。
ここで、転写紙搬送ローラ対19,41の構成について説明する。図2に示すように、画像形成装置本体2には正逆転可能な駆動手段としてのモータ43が配設されており、その出力軸にはプーリ44が取り付けられている。転写紙搬送ローラ対19は駆動ローラ19aとこれに圧接された従動ローラ19bとから構成されており、駆動ローラ19aの同軸上には駆動ギヤ45が取り付けられている。駆動ギヤ45の近傍に位置する画像形成装置本体2には駆動ギヤ45に噛合するアイドルギヤ46が回転自在に配設されており、その同軸上にはプーリ47が取り付けられている。転写紙搬送ローラ対41は駆動ローラ41aとこれに圧接された従動ローラ41bとから構成されており、駆動ローラ41aの同軸上にはプーリ48が取り付けられている。各プーリ44,47間にはアイドルプーリ49が、各プーリ47,48間にはアイドルプーリ50が、各プーリ44,48間にはアイドルプーリ51がそれぞれ配設されており、各アイドルプーリ49,50,51はそれぞれ画像形成装置本体2に回転自在に支持されていて、アイドルプーリ50のみが移動可能に構成されている。各プーリ44,47,48及び各アイドルプーリ49,50,51にはタイミングベルト52が巻き掛けられており、タイミングプーリ50を移動させることによりタイミングベルト52に所定の張力が付与されている。
上述の構成より、モータ43が正転してプーリ44が図2において時計回りに回転すると、プーリ47、アイドルギヤ46,駆動ギヤ45を介して駆動ローラ19aが図2において反時計回りに回転し、第1の給紙部18から給送された転写紙Pが矢印A方向に搬送される。また、モータ43が逆転してプーリ44が図2において反時計回りに回転すると、プーリ48を介して駆動ローラ41aが図2において反時計回りに回転し、第2の給紙部40から給送された転写紙Pが矢印B方向に搬送される。
上述の構成では、モータ43が正転しているときには駆動ローラ41aが図2において時計回りに回転してしまい、また、モータ43が逆転しているときには駆動ローラ19aが図2において時計回りに回転してしまい、それぞれ転写紙搬送方向とは逆方向に転写紙Pを搬送してしまうため、駆動ローラ19aと駆動ギヤ45との間には駆動ローラ19aに対して反時計回り方向への回転力のみを伝達するワンウェイクラッチ53が、また駆動ローラ41aとプーリ48との間には駆動ローラ41aに対して反時計回り方向への回転力のみを伝達するワンウェイクラッチ54がそれぞれ介装されている。これにより、モータ43が正転すると転写紙搬送ローラ対19のみが駆動して第1の給紙部18から給送された転写紙Pが矢印A方向に搬送され、モータ43が逆転すると転写紙搬送ローラ対41のみが作動して第2の給紙部40から給送された転写紙Pが矢印B方向に搬送される。
しかし本実施形態で示した構成のように、駆動伝達のために所定値以上の張力を付与したタイミングベルト52を用いた場合には、そのラジアル荷重により駆動が伝達されて意図した方とは逆側の転写紙搬送ローラ対が駆動されて転写紙Pが逆送される虞がある。そこで本発明では、各転写紙搬送ローラ対19,41を構成する各ローラ19a,19b及び41a,41b間に転写紙Pが入り込んだ状態においては各転写紙搬送ローラ対19,41の作動を一時停止させないように制御を行う。これにより、仮に各転写紙搬送ローラ対19,41が逆転したとしても転写紙Pが逆送される不具合の発生を防止できる。本実施形態ではこの転写紙停止制御を確実に精度よく行うため、転写紙搬送ローラ対41の転写紙搬送方向上流側に転写紙検知センサ42を配置している。以下に、転写紙検知センサ42の支持構成について説明する。
大容量給紙装置3の搬送ローラ対39の転写紙搬送方向下流側であって転写紙Pが画像形成装置本体2へと受け渡される出口部には、図3に示すように転写紙検知センサ42が配設されている。転写紙検知センサ42はスナップフィット方式によって支持部材としてのブラケット55に取り付けられており、このブラケット55は大容量給紙装置3に固定された取り付け部材56に形成された長穴に、段ねじ57によって転写紙搬送方向に移動可能に支持されている。また、図4に示すように、取り付け部材56の壁面とブラケット55の壁面との間には転写紙搬送方向に向けて2本の圧縮ばね58が配設されており、ブラケット55は転写紙搬送方向下流側に向けて常時付勢されている。
一方画像形成装置本体2内には、画像形成装置本体2の前側板59及び後側板60間に固定支持された不動部材としての受け部材61が配設されている。この受け部材61は、レジストローラ対21及びレジストセンサ22と同様に前側板59及び後側板60間に固定支持されているので、転写紙搬送方向におけるレジストローラ対21、レジストセンサ22、受け部材61の位置関係が精度よく構成されている。
上述の構成により、画像形成装置本体2に対して大容量給紙装置3を接続した際に、図5に示すようにブラケット55の外側面が受け部材61の外側面に当接することにより、ブラケット55が圧縮ばね58の付勢力に抗して転写紙搬送方向とは逆方向に押し込まれ、ブラケット55及びこれに取り付けられた転写紙検知センサ42の転写紙搬送方向における位置決めが行われる。これにより、画像形成部における潜像形成タイミングを決定する転写紙検知センサ42の位置決めをレジストローラ対21及びレジストセンサ22に対して精度よく行うことができるので、大容量給紙装置3から搬送される転写紙Pの位置を精度よく検知することができ、これにより転写紙Pの位置検知が精度よく行われない場合に発生する、レジストセンサ検知タイミングずれジャム、先端レジストずれ、レジストローラ対21における弛み形成不足に起因するスキュー補正不良といった不具合の発生を防止することができる。また、大容量給紙装置3等の周辺機器から給送された転写紙Pの位置を正確に検知可能であることから転写紙間を詰めて給送を行う制御も可能となるので、同じ転写紙搬送速度においても画像形成可能な転写紙の枚数を増加することができ、生産性を向上することができる。
図6は、本発明の第2の実施形態を示している。この第2の実施形態は、図3に示した第1の実施形態と比較すると、取り付け部材56に代えて取り付け部材62を用いる点、ブラケット55に代えて段ねじ57によって取り付け部材62に形成された長穴に転写紙搬送方向に向けて移動可能に支持された支持部材としてのブラケット63を用いる点、転写紙検知センサ42がスナップフィット方式によってブラケット63に取り付けられている点、取り付け部材62の壁面とブラケット63の壁面との間に転写紙搬送方向に向けて配設された引張ばね64を有する点において相違している。
この第2の実施形態によれば、画像形成装置本体2に対して大容量給紙装置3を接続した際に、ブラケット63の外側面が受け部材61の外側面に当接することにより、ブラケット63が引張ばね64の付勢力に抗して転写紙搬送方向とは逆方向に押し込まれ、ブラケット63及びこれに取り付けられた転写紙検知センサ42の転写紙搬送方向における位置決めが行われる。これにより第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
上記各実施形態では、転写紙検知センサ42として反射型センサを用いているが、フィラを有する透過型センサを用いてもよい。上述した構成では、図7に示すように大容量給紙装置3から給送される転写紙Pに対する転写紙検知センサ42の距離aが大容量給紙装置3側での少ない部品数で決定されるので距離精度が高くなり、例えばラベル用紙、配送伝票、圧着紙といった表面にフォーマットがプレ印刷されたような特殊紙でも確実に検知することができる。反射型センサを用いた場合には、その特性上、転写紙Pと転写紙検知センサ42との距離aがある一定の範囲(本実施形態では3〜7mm)になければならず、フィラを有する透過型センサを用いた場合には、転写紙Pと透過型センサとの間の距離がばらつくと同じ転写紙位置でもフィラによるセンサのオンタイミングがばらつくこととなる。
図8は、本発明の第3の実施形態を示している。この第3の実施形態は、図3に示した第1の実施形態と比較すると、取り付け部材56に代えて取り付け部材として受け部材61を用いる点、ブラケット55に代えて長穴を有し段ねじ65,66によって受け部材61に転写紙厚み方向に向けて移動可能に支持された支持部材としてのブラケット67を用いる点、転写紙検知センサ42がスナップフィット方式によってブラケット67に取り付けられている点、大容量給紙装置3がブラケット67に形成された嵌合穴67aに対して嵌合可能な先端にテーパ部を有する位置決め部材68を有する点において相違している。
この第3の実施形態によれば、画像形成装置本体2に対して大容量給紙装置3を接続した際に、図9に示すように嵌合穴67aに位置決め部材68が嵌合することによりブラケット67が転写紙厚み方向に移動して転写紙検知センサ42の転写紙厚み方向における位置決めが行われる。この第3の実施形態では転写紙検知センサ42の転写紙搬送方向における位置が受け部材61によって決定されているので転写紙搬送方向における転写紙検知センサ42の転写紙搬送方向位置精度が精度よく決定すると共に、転写紙検知センサ42の転写紙厚み方向位置が位置決め部材68のテーパ部によって嵌合穴67aがすくわれながらブラケット67が転写紙厚み方向に移動するので転写紙検知センサ42と転写紙Pとの距離aが床面の状態や構成部品精度のばらつきに左右されず一定に保たれることにより転写紙Pを確実に検知することが可能となる。
図10は、本発明の第4の実施形態を示している。この第4の実施形態は、図3に示した第1の実施形態と比較すると、取り付け部材56に代えて大容量給紙装置3の転写紙案内部材69に固定された取り付け部材70を用いる点において相違している。
この第4の実施形態によれば、画像形成装置本体2に対して大容量給紙装置3を接続した際に、図11に示すようにブラケット55の外側面が受け部材61の外側面に当接することにより、ブラケット55が圧縮ばね58の付勢力に抗して転写紙搬送方向とは逆方向に押し込まれ、ブラケット55及びこれに取り付けられた転写紙検知センサ42の転写紙搬送方向における位置決めが行われる。これにより第1の実施形態よりも構成を簡易化することで転写紙検知センサ42と転写紙Pとの距離aの精度を高めることができ、第1の実施形態よりも転写紙Pの検知精度を向上することができる。
図12は、本発明の第5の実施形態を示している。この第5の実施形態は、図10に示した第4の実施形態と比較すると、取り付け部材70に代えて転写紙案内部材69に固定された取り付け部材71を用いる点、ブラケット55に代えて長穴を有し段ねじ72によって取り付け部材71に転写紙搬送方向に向けて移動可能に支持された支持部材としてのブラケット73を用いる点、転写紙検知センサ42がスナップフィット方式によってブラケット73に取り付けられている点、取り付け部材71の壁面と転写紙検知センサ42との間にブラケット73及び転写紙検知センサ42を転写紙搬送方向下流側に向けて付勢する圧縮ばね74が配設されている点において相違している。
この第5の実施形態によれば、画像形成装置本体2に対して大容量給紙装置3を接続した際に、ブラケット73の先端73aが受け部材61の外側面に当接することにより、ブラケット73が圧縮ばね74の付勢力に抗して転写紙搬送方向とは逆方向に押し込まれ、ブラケット73及びこれに取り付けられた転写紙検知センサ42の転写紙搬送方向における位置決めが行われる。これにより第4の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
上述した第1、第2、第4及び第5の実施形態に示したように、転写紙検知センサ42をオプションの周辺機器である大容量給紙装置3に配設した場合には、第3の実施形態に示したように画像形成装置本体2側に転写紙検知センサ42を設ける必要がなくなるため、画像形成装置本体2側の構成部品を簡素化することができ、小型化や省スペース化を図ることができる。
上記各実施形態では、画像形成装置本体2に接続される周辺機器として大容量給紙装置3を用いた例を示したが、本発明が適用可能な周辺機器はこれに限られず、画像形成装置本体2に対して転写紙Pの搬送方向が下流側となる、例えばフィニッシャ等の後処理装置、他の周辺機器にも本発明は適用可能である。
本発明の第1の実施形態を採用した画像形成装置の概略正面図である。 本発明の第1ないし第5の各実施形態に用いられる第1及び第2の搬送ローラ対の駆動構成を説明する概略図である。 本発明の第1の実施形態に用いられる転写紙検知センサの取り付け構成を説明する概略図である。 本発明の第1の実施形態に用いられるブラケットと取り付け部材と段ねじと圧縮ばねの位置関係を説明する概略平面図である。 本発明の第1の実施形態における画像形成装置本体に対して大容量給紙装置が接続された際の転写紙検知センサの位置決め態様を説明する概略図である。 本発明の第2の実施形態に用いられる転写紙検知センサの取り付け構成を説明する概略図である。 本発明の各実施形態に用いられる転写紙検知センサと転写紙との間隔を説明する概略図である。 本発明の第3の実施形態に用いられる転写紙検知センサ及び位置決め部材の取り付け構成を説明する概略図である。 本発明の第3の実施形態における画像形成装置本体に対して大容量給紙装置が接続された際の転写紙検知センサの位置決め態様を説明する概略図である。 本発明の第4の実施形態に用いられる転写紙検知センサの取り付け構成を説明する概略図である。 本発明の第4の実施形態における画像形成装置本体に対して大容量給紙装置が接続された際の転写紙検知センサの位置決め態様を説明する概略図である。 本発明の第5の実施形態に用いられる転写紙検知センサの取り付け構成を説明する概略図である。
符号の説明
1 画像形成装置
2 装置本体(画像形成装置本体)
3 周辺機器(大容量給紙装置)
4 画像形成部(感光体ドラム)
18 第1の給紙部
19 第1の搬送ローラ対(転写紙搬送ローラ対)
40 第2の給紙部
41 第2の搬送ローラ対(転写紙搬送ローラ対)
42 転写紙検知手段(転写紙検知センサ)
43 駆動手段(モータ)
53,54 ワンウェイクラッチ
55,63,67,73 支持部材(ブラケット)
61 不動部材(受け部材)
67a 嵌合穴
68 位置決め部材
69 転写紙案内部材
P 転写紙

Claims (10)

  1. 装置本体に周辺機器が接続され、前記装置本体と前記周辺機器との間で転写紙の搬送が行われる画像形成装置において、
    前記周辺機器と前記装置本体との間を搬送される転写紙を検知する、転写紙搬送方向に移動可能な転写紙検知手段を前記周辺機器が有し、前記装置本体に前記周辺機器が接続されたときに前記転写紙検知手段の位置決めが行われることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記転写紙検知手段は前記周辺機器に設けられた転写紙案内部材に支持されていることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または2記載の画像形成装置において、
    前記転写紙検知手段が転写紙搬送方向に移動可能な支持部材に取り付けられており、前記装置本体に前記周辺機器が接続されたときに前記支持部材が前記装置本体に設けられた不動部材に接触することにより前記転写紙検知手段の位置決めが行われることを特徴とする画像形成装置。
  4. 装置本体に周辺機器が接続され、前記装置本体と前記周辺機器との間で転写紙の搬送が行われる画像形成装置において、
    前記周辺機器と前記装置本体との間を搬送される転写紙を検知する、転写紙厚み方向に移動可能な転写紙検知手段を前記装置本体が有し、前記装置本体に前記周辺機器が接続されたときに前記転写紙検知手段の位置決めが行われることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項4記載の画像形成装置において、
    前記転写紙検知手段は前記装置本体に設けられた不動部材に支持されていることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項4または5記載の画像形成装置において、
    前記転写紙検知手段が転写紙厚み方向に移動可能であると共に嵌合穴を有する支持部材に取り付けられており、前記装置本体に前記周辺機器が接続されたときに前記嵌合穴に対して前記周辺機器に設けられた位置決め部材が嵌合することにより前記転写紙検知手段の位置決めが行われることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1ないし6の何れか1つに記載の画像形成装置において、
    前記装置本体から転写紙を給紙する第1の給紙部と、転写紙に画像形成を行う画像形成部と、第1の給紙部から前記画像形成部に向けて転写紙を搬送する第1の搬送ローラ対と、前記周辺機器から転写紙を給紙する第2の給紙部と、第2の給紙部から前記画像形成部に向けて転写紙を搬送する第2の搬送ローラ対とを有し、第1の搬送搬送ローラ対と第2の搬送ローラ対とはそれぞれ共通の駆動手段によって回転駆動されることを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項7記載の画像形成装置において、
    前記駆動手段が正逆転可能であり、前記駆動手段が正転したときには第1の搬送ローラ対により第1の給紙部から前記画像形成部に向けて転写紙が搬送され、前記駆動手段が逆転したときには第2の搬送ローラ対により第2の給紙部から前記画像形成部に向けて転写紙が搬送されることを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項8記載の画像形成装置において、
    前記各搬送ローラ対がそれぞれワンウェイクラッチを有していて転写紙を前記画像形成部に向けて搬送する方向へのみそれぞれ回転可能に構成されており、前記各搬送ローラ対における各ローラの接触部に転写紙が入り込んだ状態において転写紙を一時停止させないことを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項9記載の画像形成装置において、
    前記転写紙検知手段が第2の搬送ローラ対の転写紙搬送方向上流側に配置されていることを特徴とする画像形成装置。
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