JP6937991B2 - 給送装置、及び、画像形成装置 - Google Patents
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Description
検知手段は、光学センサ(透過型フォトセンサ)と、光学センサの光透過位置と光遮蔽位置との間を回動可能に構成された移動部材(検知レバー)、などで構成されている。そして、載置部にシートがセットされると、載置部に載置されたシートによって移動部材が押動されて、移動部材が光学センサの光透過位置から光遮蔽位置に回動することで、そのようにシートがセットされた状態が検知される。また、載置部にセットされたシートがなくなると、シートによる移動部材の押動が解除されて、移動部材が光学センサの光遮蔽位置から光透過位置に戻って、そのようにシートがなくなった状態が検知される。
図1において、1は画像形成装置としての複写機、2は原稿Dの画像情報を光学的に読み込む原稿読込部、3は原稿読込部2で読み込んだ画像情報に基いた露光光Lを感光体ドラム5上に照射する露光部、4は感光体ドラム5上にトナー像(画像)を形成する作像部、7は感光体ドラム5上に形成されたトナー像をシートP(シート)に転写する転写部(画像形成部)、を示す。
また、10はセットされた原稿Dを原稿読込部2に搬送する原稿搬送部(自動原稿搬送装置)、12〜15はシートPが収納された給紙カセット(給送装置)、16はユーザーが手差しでセットしたシートPを給送する給送装置(手差し給送装置)、を示す。
また、17は転写部7に向けてシートPを搬送するレジストローラ(タイミングローラ)、20はシートP上に担持されたトナー像(未定着画像)を定着する定着装置、21は定着装置20に設置された定着ローラ、22は定着装置20に設置された加圧ローラ、31は装置本体1から排紙されたシートPが積載される排紙トレイ、を示す。
また、42〜45は各給紙カセット12〜15において昇降可能に構成された載置部(載置板)、52は各給送装置12〜16に設置された給送手段としての給送機構、80は画像形成装置1を稼働するための表示がされたり操作をおこなったりするために装置本体1の外装部に設置された操作パネル(操作表示パネル)、を示す。
まず、原稿Dは、原稿搬送部10の搬送ローラによって、原稿台から図中の矢印方向に搬送(給送)されて、原稿読込部2上を通過する。このとき、原稿読込部2では、上方を通過する原稿Dの画像情報が光学的に読み取られる。
そして、原稿読込部2で読み取られた光学的な画像情報は、電気信号に変換された後に、露光部3(書込部)に送信される。そして、露光部3からは、その電気信号の画像情報に基づいたレーザ光等の露光光Lが、作像部4の感光体ドラム5上に向けて発せられる。
その後、感光体ドラム5上に形成された画像は、画像形成部としての転写部7で、レジストローラ17により搬送されたシートP上に転写される。
まず、画像形成装置本体1の複数の給紙カセット12〜15のうち、1つの給紙カセットが自動又は手動で選択される(例えば、最上段の給紙カセット12が選択されたものとする。)。そして、給紙カセット12に収納されたシートPの最上方の1枚が、給送機構52によって給送されて、搬送経路Kに向けて搬送される。その後、シートPは、複数の搬送ローラが配設された搬送経路Kを通過して、レジストローラ17の位置に達する。
なお、装置本体1の側方に設置された給送装置16(手差し給送装置)が選択された場合には、ユーザーによって給送装置16の載置部51(図2を参照できる。)に載置されたシートP(複数枚のシートPが積載された場合には、最上方のシートP)が、給送機構52(給送手段)によって搬送経路に向けて給送されて、レジストローラ17の位置に達することになる。
そして、転写工程後のシートPは、転写部7の位置を通過した後に、搬送経路を経て定着装置20に達する。定着装置20に達したシートPは、定着ローラ21と加圧ローラ22との間に送入されて、定着ローラ21から受ける熱と双方の部材21、22から受ける圧力とによってトナー像が定着される(定着工程である)。トナー像が定着された定着工程後のシートPは、定着ローラ21と加圧ローラ22との間(定着ニップである。)から送出された後に、画像形成装置本体1から排出されて、出力画像として排紙トレイ31上に積載されることになる。
こうして、一連の画像形成プロセスが完了する。
図2〜図5を参照して、給送装置16には、シートPを載置可能に形成された載置部51(載置面)、載置部51に載置されたシートPを給送するための給送手段としての給送機構52、載置部51に載置されたシートPの幅方向の位置を規制するサイドフェンス59、載置部51にシートPセットされた状態を検知するセット検知部81、82、等が設置されている。
また、給送手段としての給送機構52は、給送ローラ53(フィードローラ)、ピックアップローラ54、リバースローラ55(バックアップローラ)、トルクリミッタ56、DCモータ77(駆動源)、駆動伝達部60〜68、接離機構58、72、73、等で構成されている。
図3を参照して、給送ローラ53は、その軸部に、2段ギア65、66が設置されている。そして、DCモータ77(駆動モータ)からモータプーリ60、タイミングベルト61、プーリ・2段ギア62〜64のプーリ63及び下段ギア62を介して2段ギアの下段ギア65に駆動が伝達されて、給送ローラ53が図3の時計方向に回転駆動されることになる。
図3を参照して、ピックアップローラ54は、その軸部に、ギア68が設置されている。そして、DCモータ77からモータプーリ60、タイミングベルト61、プーリ・2段ギア62〜64、2段ギア65、66、アイドラギア67を介してギア68に駆動が伝達されて、ピックアップローラ54が図3の時計方向に回転駆動されることになる。
詳しくは、図4等を参照して、ピックアップローラ54は、アーム58に回転可能に保持されている。アーム58は、給送ローラ53の回転軸に回動可能に保持されている。アーム58の突出部58aには、ピックアップローラ54が退避位置に移動するように付勢するスプリング73や、ピックアップローラ54をスプリング73の付勢力に抗するように当接位置に移動させるソレノイド72、が接続されている。そして、制御部70に制御されて、ソレノイド72がオン状態になったときに図4(A)に示すようにピックアップローラ54が当接位置に移動して、ソレノイド72がオフ状態になったときに図4(B)に示すようにピックアップローラ54が退避位置に移動することになる。
なお、先に図3を用いて説明したアイドラギア67は、アーム58に設置されていて、ピックアップローラ54のギア68との噛合状態と給送ローラ53のギア66との噛合状態とを維持しながらアーム58とともに回動することになる。
トルクリミッタ56は、リバースローラ55に所定値を超える回転負荷がかかると、リバースローラ55がトルクリミッタ56に対して相対的に空転するように構成されている。
これに対して、トルクリミッタ56は、ニップ部に複数枚のシートPが挟持されたときには、シートP同士のすべりによって、リバースローラ55にかかる回転負荷が比較的小さくなるため、DCモータ77からリバースローラ55に駆動を伝達する。これにより、リバースローラ55が図2の時計方向に回転駆動されて、ニップ部に挟まれた複数枚のシートPのうち、最上方のシートP1を除く下方のシートが逆方向(図5(B)の黒矢印方向である。)に搬送されて載置部51に戻されることになる。
このような構成により、給送ローラ53とリバースローラ55とのニップ部からシートPが重送されることなく、1枚のシートPが給送方向(搬送方向)に送出されることになる。
また、図3を用いて説明したように、DCモータ77は、給送ローラ53とピックアップローラ54とリバースローラ55とを回転駆動する駆動源(モータ)として機能することになる。
また、載置部51と、給送ローラ53とリバースローラ55とのニップ部と、の間には、入口ガイド板が設置されている。
また、本実施の形態における給送装置16には、載置部51上に載置されたシートPの幅方向(図2の紙面垂直方向である。)の位置を規制するサイドフェンス59が設けられている。図6、図7をも参照して、サイドフェンス59は、シートPを挟むように幅方向両端部にそれぞれ設置されていて、手動移動機構によってシートPの幅方向のサイズに合わせて幅方向に移動可能に構成されている。
なお、本実施の形態における給送装置16には、載置部51上に載置されたシートPの給送方向(図3の左右方向である。)の位置を規制するエンドフェンスは設けられていない。
そして、載置部51にシートPがセットされると、その状態がセット検知部81、82(光学センサ81)によって検知されて、制御部70によるソレノイド72の制御によってピックアップローラ54が退避位置から当接位置(図4(A)に示す位置である。)に向けて移動される。
そして、図2に示すように、載置部51に載置された最上方のシートPの上面にピックアップローラ54が当接した状態でピックアップローラ54の時計方向の回転駆動が開始されて、同じタイミングで給送ローラ53とリバースローラ55との回転が開始される。これにより、ピックアップローラ54によって載置部51に載置されたシート束のうち最上方のシートPが、給送ローラ53とリバースローラ55とのニップ部に向けて搬送されて、さらにそのニップ部から1枚のシートPが画像形成部に向けて分離され搬送されることになる。
また、載置部51に載置されたすべてのシートPが給送されて載置部51にシートPがセットされていない状態になると、その状態がセット検知部81、82(光学センサ81)によって検知されて、制御部70によるソレノイド72の制御によってピックアップローラ54が再び退避位置に移動することになる(図4(B)の状態である。)。
なお、載置部51にシートPがセットされた状態やセットされていない状態を検知するセット検知部については、後で詳しく説明する。
まず、図5(A)に示すように、載置部51にシートPがセットされると、制御部70によるソレノイド72の制御によってピックアップローラ54が退避位置から当接位置(図5(A)に示す位置である。)に向けて移動される。そして、図5(A)に示すように、載置部51に載置された最上方のシートP1の上面にピックアップローラ54が当接した状態でピックアップローラ54の時計方向の回転駆動が開始されて、ピックアップローラ54によって載置部51に載置されたシートP1、P2が給送ローラ53とリバースローラ55とのニップ部に向けて搬送される。このとき、2枚のシートP1、P2が重送されてしまったものとする。また、ニップ部にシートP1、P2が挟まれていない状態では、トルクリミッタ56が空転した状態になって、リバースローラ55は反時計方向に回転している。
そして、リバースローラ55が時計方向に回転することで、図5(C)に示すように、下方のシートP2がリバースローラ55の回転に沿うように黒矢印方向に搬送される(載置部51に向けて戻される。)。また、上方のシートP1(最上方のシートP1)は、給送ローラ53の回転に沿うように白矢印方向に搬送される(画像形成装置本体1の搬送経路に向けて搬送される)。
そして、リバースローラ55によって載置部51に向けて戻された下方のシートP2がニップ部を抜けると、トルクリミッタ56が再びが空転した状態になって、リバースローラ55が再び反時計方向に回転する。
そして、連続通紙時には、図5(A)〜(C)の動作が繰り返されることになる。
先に説明したように、給送装置16には、1枚又は複数枚のシートPを載置可能に形成された載置部51や、載置部51に載置されたシートPの幅方向の位置を規制する移動式のサイドフェンス59や、載置部51にシートPがセットされた状態やセットされていない状態を検知するセット検知部、などが設置されている。
ここで、図6、図7を参照して、セット検知部は、光学センサ81、移動部材としてのフィラー82、可動部材85、等で構成されている。そして、所定のサイズに達しないシートPが載置部51にセットされるときには、光学センサ81とフィラー82(移動部材)と可動部材85とがセット検知部として機能することになる。これに対して、所定のサイズを超えるシートPが載置部51にセットされるときには、可動部材85を除き、光学センサ81とフィラー82(移動部材)とがセット検知部として機能することになる。
移動部材としてのフィラー82は、略水平方向に延在する軸部82aを中心に回動するフィラーであって、光学センサ81における光透過位置と光遮蔽位置との間を移動可能(回動可能)に形成されている。具体的に、フィラー82は、図6(A2)に示すように、光学センサ81の発光素子から受光素子への光の受け渡しを遮断しない光透過位置と、図6(B2)に示すように、光学センサ81の発光素子から受光素子への光の受け渡しを遮断する光遮蔽位置と、の間を軸部82aを中心に回動できるように構成されている。
このフィラー82(移動部材)と光学センサ81とは、給送ローラ53に対して幅方向に隣接する位置(図6(A1)、(B1)の左方の位置である。)に配置されている。すなわち、フィラー82と光学センサ81とは、給送ローラ53との干渉を避けるため、一点鎖線で示す中央位置ではなくて、中央位置(給送ローラ53)から充分に離れた位置に配置されている。
そして、図6に示すように、可動部材85は、シートP(載置部51に載置されてサイドフェンス59によって幅方向の位置が規制されたシートである。)に押動されてフィラー82(移動部材)に当接して、フィラーを図6(A1)、(A2)に示す光透過位置から図6(B1)、(B2)に示す光遮蔽位置に移動させるように可動(回動)する。
また、載置部51にセットされていた小サイズのシートPがすべて給送されてなくなった場合には、シートPによる可動部材85の押動(及び、可動部材85によるフィラー82の押動)が解除されて、付勢部材による付勢(又は、自重)により、可動部材85やフィラー82は再び図6(A1)、(A2)の状態に戻ることになる。これにより、光学センサ81の出力が変化して、載置部51にシートPがなくなった状態が制御部70で認識されることになる。そして、その検知情報に基いて、給送機構52の必要な制御をおこなったり、操作パネル80(操作表示パネル)にシートPがない旨の表示(ペーパーエンド表示)をしたりすることになる。
また、載置部51にセットされていた大サイズのシートPがすべて給送されてなくなった場合には、シートPによるフィラー82(及び、可動部材85)の押動が解除されて、付勢部材による付勢(又は、自重)により、フィラー82(及び、可動部材85)は再び図7(A1)、(A2)の状態に戻ることになる。これにより、光学センサ81の出力が変化して、載置部51にシートPがなくなった状態が制御部70で認識されることになる。そして、その検知情報に基いて、給送機構52の必要な制御をおこなったり、操作パネル80(操作表示パネル)にシートPがない旨の表示(ペーパーエンド表示)をしたりすることになる。
先に説明したように、フィラー82(及び、光学センサ81)は、レイアウト上の理由により、幅方向中央位置(図6(A1)において、一点鎖線で示した位置である。)から充分に離れた幅方向の位置に配置されている。そのため、図7(B1)に示すように、大サイズのシートPが載置部51にセットされたときには、そのシートPによってフィラー82が直接的に押動されることになるが、図6(B1)に示すように、小サイズのシートPが載置部51にセットされたときには、そのシートPによってフィラー82を直接的に押動することができないことになる。
これに対して、本実施の形態では、小サイズのシートPが載置部51にセットされたときには、そのシートPによって、サイドフェンス59の先端部に設置した可動部材85を介して、フィラー82を間接的に押動するように構成しているため、幅方向のサイズが小さなシートPが載置部に設置された状態(又は、設置されていない状態)を確実に検知することができる。
また、フィラー82(移動部材)は、可動部材85、又は、載置部51に載置されたシートP、に当接して図6(B2)又は図7(B2)に示す光遮蔽位置に移動した状態であるとき、そのシートPの給送方向の搬送を妨げない位置にあるように構成されている。すなわち、図6(B1)の状態のシートPや、図7(B1)の状態のシートPが、フィラー82に引っ掛かってジャム(紙詰まり)しないように、フィラー82の形状や位置が定められている。
また、フィラー82(移動部材)は、フィラー82に外力が作用していないときに、図6(A2)又は図7(A2)に示す光透過位置にあるように構成されている。すなわち、フィラー82は、載置部51にシートPがセットされていないときには、スプリングなどの付勢部材による付勢又は自重(フィラー82を図6(A2)の時計方向に回動させるような付勢又は自重である。)と、ストッパ部への当接と、により、図6(A2)又は図7(A2)の位置にいることになる。
これにより、載置部51にシートPが載置された状態と載置されていない状態とを確実に検知することができる。
このように構成することにより、軸部85aを中心にして回動する可動部材85に押動されて、フィラー82が軸部82aを中心に回動する動作が、双方の部材が引っ掛かるようなことなく、スムーズにおこなわれることになる。
図9は、変形例としての給送装置16の一部を示す概略上面図であって、本実施の形態における図6(A1)に相当する図である。
変形例において、可動部材85は、サイドフェンス59に対して着脱可能に設置されている。詳しくは、図9に示すように、給送装置16には、サイドフェンス59に対して幅方向中央部の側(シートPに対向する側である。)に沿うように、補助サイドフェンス90が着脱可能に設置されている。そして、この補助サイドフェンス90には、可動部材85が軸部85aを中心に回動可能に設置されている。このように可動部材85が設置された補助サイドフェンス90は、小サイズのシートPを通紙するユーザーに対して提供されるオプション部品である。
このように、可動部材85を着脱可能に構成することで、小サイズのシートPを通紙しないユーザーに対しては、部品点数が少なくて低コストの給送装置16を提供することが可能になる。
これにより、幅方向のサイズが小さなシートPが載置部51に設置された状態を検知することができる。
また、本実施の形態では、電子写真方式の画像形成装置1に設置される給送装置16に対して本発明を適用したが、本発明の適用はこれに限定されることなく、その他の方式の画像形成装置(例えば、インクジェット方式の画像形成装置や、孔版印刷機などである。)に設置される給送装置に対しても本発明を適用することができる。
そして、それらのような場合であっても、本実施の形態のものと同様の効果を得ることができる。
そして、そのような場合であっても、本実施の形態のものと同様の効果を得ることができる。
そして、そのような場合であっても、本実施の形態のものと同様の効果を得ることができる。
16 給送装置(手差し給送装置)、
51 載置部、
52 給送機構(給送手段)、
53 給送ローラ(フィードローラ)、
54 ピックアップローラ、
55 リバースローラ、
59 サイドフェンス、
81 光学センサ、
82 フィラー(移動部材)、
85 可動部材、
90 補助サイドフェンス、
P シート。
Claims (8)
- シートを載置可能に形成された載置部と、
前記載置部に載置されたシートの幅方向の位置を規制する一対のサイドフェンスと、
前記一対のサイドフェンスによって挟まれる幅方向の中央位置から幅方向の一端側に離れた位置に設置されて、光学センサにおける光透過位置と光遮蔽位置との間を移動可能に形成された移動部材と、
前記一対のサイドフェンスのうち前記移動部材に近い側のサイドフェンスに設置された可動部材と、
を備え、
前記一対のサイドフェンスは、前記載置部に載置されたシートの幅方向のサイズが所定値以上である場合にも前記所定値に達しない場合にも、前記載置部に載置されたシートの幅方向のサイズに合わせて幅方向に移動可能に構成され、
前記載置部に載置されたシートの幅方向のサイズが前記所定値以上である場合には、前記一対のサイドフェンスによって幅方向の位置が規制された当該シートによって押動された前記可動部材が前記移動部材に当接せずに、当該シートが前記移動部材に直接的に当接して前記移動部材を前記光透過位置又は前記光遮蔽位置から前記光遮蔽位置又は前記光透過位置に移動させ、
前記載置部に載置されたシートの幅方向のサイズが前記所定値に達しない場合には、当該シートが前記移動部材に直接的に当接せずに、前記一対のサイドフェンスによって幅方向の位置が規制された当該シートによって押動された前記可動部材が前記移動部材に当接して、前記移動部材を前記光透過位置又は前記光遮蔽位置から前記光遮蔽位置又は前記光透過位置に移動させるように前記可動部材が可動することを特徴とする給送装置。 - 前記載置部に載置されたシートに対して給送方向の先端側であって幅方向の中央部に設置されて、当該シートの給送方向に沿うように回転して当該シートを搬送する給送ローラを備え、
前記移動部材と前記光学センサとは、前記給送ローラに対して幅方向に隣接する位置に配置されたことを特徴とする請求項1に記載の給送装置。 - 前記所定値は、前記中央位置から前記移動部材までの幅方向の距離の概ね2倍であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の給送装置。
- 前記可動部材は、前記一対のサイドフェンスによって幅方向の位置が規制された当該シートによって押動された状態であるとき、当該シートの給送方向の搬送を妨げない位置にあり、
前記移動部材は、前記可動部材、又は、前記載置部に載置されたシート、に当接して前記光遮蔽位置又は前記光透過位置に移動した状態であるとき、当該シートの給送方向の搬送を妨げない位置にあることを特徴とする請求項3に記載の給送装置。 - 前記可動部材は、当該可動部材に外力が作用していないときに、前記一対のサイドフェンスによって幅方向の位置が規制された当該シートによって押動可能な位置にあり、
前記移動部材は、当該移動部材に外力が作用していないときに、前記光透過位置又は前記光遮蔽位置にあることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の給送装置。 - 前記可動部材は、略垂直方向に延在する軸部を中心にして回動する部材であって、
前記移動部材は、略水平方向に延在する軸部を中心に回動するフィラーであることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の給送装置。 - 前記可動部材は、前記サイドフェンスに対して着脱可能に設置されたことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の給送装置。
- 請求項1〜請求項7のいずれかに記載の給送装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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