JP2007318256A - 画像補正回路、画像補正方法および画像表示装置 - Google Patents

画像補正回路、画像補正方法および画像表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】輝度補正量を考慮した適応的色補正を容易に実現することが可能な画像補正回路を提供する。
【解決手段】γ補正回路21が、入力輝度信号Yinに対して輝度補正(コントラスト改善処理)を行う。輝度補正量ΔY色補正部3が、所定の式に基づく色補正を行うようにする。γ補正回路21における輝度補正量ΔYに連動した、適応的な色補正が実現される。また、輝度補正量ΔYの分母を固定値Lとする。これにより、回路構成が複雑化することはない。さらに、例えば輝度補正量ΔYやユーザ色ゲイン係数Kが必要以上に大きいような場合であっても、ΔYの分母である固定値Lおよび0<M≦3を満たす適応的色補正度Mによって、色補正後の色差信号Uout,Voutが過大となるのが回避される。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像信号に対して補正処理を行う機能を有する画像補正回路、画像補正方法および画像表示装置に関する。
通常、テレビジョン受像機(TV装置)、VTR(Video Tape Recorder)、デジタルカメラ、テレビジョンカメラあるいはプリンタ等の機器は、入力画像データに画質補正を施してから出力する画像処理機能(例えば明暗やコントラストの調整、輪郭補正などの輝度補正機能)を有している。このような入力画像データに対する輝度補正は、主に全体に暗くコントラストが低い画像や、細部がぼやけた画像に対して効果的に適用される。
一方、例えば表示画像を鮮やかにするため、上記したような入力画像データに対する輝度補正の他に、入力画像データに対する色補正も一般に行われている。具体的には、例えば家電量販店の店頭などに置かれるTV装置では、表示画像を簡単に鮮やかにするため、色ゲイン(カラーゲイン)を1よりも大きくする手法が採られており、色ゲインが十分に高い値に設定されるようになっている。
また、このような輝度補正および色補正に関する技術として、例えば特許文献1では、入力画像データの輝度補正(コントラストの改善処理)量に応じて、入力画像データの色補正を行うという画像処理方法が提案されている。
特開2000−156871号公報
しかしながら上記特許文献1には、画像処理方法の具体的な構成が示されていないため、そのような輝度補正量を考慮した適応的な色補正を適切に実現させる手法は明らかでなかった。
ところで、コントラスト改善処理では、通常、入出力特性を上げる方向にγ曲線が立てられよう補正されるため、その分色が薄くなってしまう傾向がある。したがって、輝度補正量を考慮して適応的色補正を行うが、上記のように店頭用のTV装置の鮮やかな色を目指すあまり、色が薄くなるのを抑えるため、色ゲインがより大きい方向、すなわち、より強く色補正がなされるようになる。この傾向があまりにも強まると、例えば白人の顔の色が非常に濃い赤色となってしまうなど、暗いシーンで必要以上に色がつき、不自然な表示画像になってしまうという弊害も予想される。
さらに、適応的色補正を行うには相応の追加回路が必要になることから、回路構成の複雑化や回路規模の増大といったことも懸念される。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その第1の目的は、輝度補正量を考慮した適応的色補正を容易に実現することが可能な画像補正回路、画像補正方法および画像表示装置を提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、自然な表示画像を得ることが可能な画像補正回路、画像補正方法および画像表示装置を提供することにある。
本発明の画像補正回路は、入力画像データに対して輝度補正を行う輝度補正手段と、入力画像データに対して以下の式に基づく適応的色補正を行う色補正手段とを備えたものである。
Cout∝Cin×[1+M×(ΔY/L)]
但し、Coutは色補正後の色信号を、Cinは色補正前の色信号を、Mは正の固定値である適応的色補正度を、ΔYは輝度補正手段による輝度補正の総量を、LはL<(Ymax/2)を満たす正の固定値を、Ymaxは入力画像データの最高輝度を、それぞれ表すものである。
本発明の画像補正方法は、入力画像データに対して輝度補正を行うと共に、入力画像データに対して上記式に基づく適応的色補正を行うようにしたものである。
本発明の画像表示装置は、入力画像データに対して輝度補正を行う輝度補正手段と、入力画像データに対して上記式に基づく適応的色補正を行う色補正手段と、輝度補正および適応的色補正がなされた後の入力画像データに基づいて画像表示を行う表示手段とを備えたものである。
本発明の画像補正回路、画像補正方法および画像表示装置では、上記式に基づいて色補正がなされるため、入力画像データに対する輝度補正の総量ΔYに連動した、適応的な色補正が実現される。また、例えばΔYが必要以上に大きいような場合であっても、固定値Lおよび適応的色補正係数Mによって、色補正後の色信号Coutが過大となるのが回避され得る。さらに、ΔYの分母が固定値Lであることから、回路構成が複雑化することはない。
本発明の画像補正回路では、上記色補正手段が、上記式に基づく適応的色補正を行う際に、上記値(ΔY/L)に対して、入力画像データの輝度Yの逆数で表される関数(1/Y)のグラフに基づく点(Ymax,A)と点(L+β,B)とを通るリミット直線によって制限を加えるようにするのが好ましい。但し、Aは、最高輝度Ymaxにおける関数値(1/Ymax)を上回ると共に輝度Lにおける関数値(1/L)を下回る値[(1/Ymax)<A<(1/L)]を、βは正、負または0の固定値を、Bは輝度(L+β)における関数値[1/(L+β)]を上回る値[B>1/(L+β)]を、それぞれ表すものである。このように構成した場合、上記リミット直線によって(ΔY/L)の値が制限されるため、入力画像データの輝度値Yに応じて色補正がなされるようになる。よって、高輝度側の領域において(ΔY/L)が適切な値に設定され、色補正後の色信号Coutの過大がより効果的に抑えられる。
本発明の画像補正回路、画像補正方法または画像表示装置によれば、上記式に基づいて色補正を行うようにしたので、入力画像データに対する輝度補正の総量ΔYに連動した適応的色補正を行うことができると共に、色補正後の色信号Coutが過大となるのを回避し得る。また、ΔYの分母を固定値Lとしたので、回路構成を複雑化することなく、簡易な回路構成で実現することができる。よって、輝度補正量を考慮した適応的色補正を容易に実現し、自然な表示画像を得ることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る画像表示装置の全体構成を表すものである。この画像表示装置は、チューナ11、Y/C分離回路12、クロマデコーダ13、スイッチ14、輝度補正部2および色補正部3からなる画像処理機能部と、マトリクス回路41、ドライバ42およびディスプレイ5からなる画像表示機能部とを備えている。なお、本発明の第1の実施の形態に係る画像補正回路および画像補正方法は、本実施の形態に係る画像表示装置によって具現化されるので、以下、併せて説明する。
この画像表示装置へ入力される画像信号は、TV(TeleVision)からのテレビ信号のほか、VCR(Video Cassette Recorder)やDVD(Digital Versatile Disc)等の出力であってよい。このように複数種の媒体から画像情報を取り込み、各自について画面表示を行うことは、近年のテレビジョンやパーソナルコンピュータ(PC)においては一般的になってきている。
チューナ11は、TVからのテレビ信号を受信すると共に復調し、コンポジット信号(CVBS;Composite Video Burst Signal)として出力するものである。
Y/C分離回路12は、チューナ11からのコンポジット信号、またはVCRやDVD1からのコンポジット信号をそれぞれ、輝度信号Y1と色信号C1とに分離して出力するものである。
クロマデコーダ13は、Y/C分離回路12によって分離された輝度信号Y1および色信号C1を、輝度信号Y1および色差信号U1,V1からなるYUV信号(Y1,U1,V1)として出力するものである。
なお、このYUV信号は、2次元ディジタル画像の画像データであり、画像上の位置に対応する画素値の集合である。そのうち、輝度信号Yは輝度レベルを表現し、白100%である白レベルと、輝度0%である黒レベルとの間の振幅値をとるようになっている。また、画像信号の白100%は、IRE(Institute of Radio Engineers)という画像信号の相対的な比を表す単位において、100(IRE)と定められている。日本のNTSC(National Television Standards Committee)信号の規格では、白レベルが100IRE,黒レベルが0IREである。一方、色差信号U,Vはそれぞれ、青(B;Blue)から輝度信号Yを引いた信号B−Y、赤(R;Red)から輝度信号Yを引いた信号R−Yに対応しており、これらU信号,V信号を輝度信号Yと組み合わせることによって、色(色相,彩度,輝度)が表現されるようになっている。
スイッチ14は、複数種の媒体からのYUV信号(ここではYUV信号(Y1,U1,V1)、およびDVD2からのYUV信号(Y2,U2,V2))を切り換えることにより、選択した信号をYUV信号(Yin,Uin,Vin)として出力するものである。
輝度補正部2は、スイッチ14から出力されたYUV信号(Yin,Uin,Vin)のうちの輝度信号Yinに対して所定の輝度補正処理を施すものであり、本実施の形態の画像表示装置では、この輝度信号Yinに対して所定のコントラスト改善処理を施すγ補正回路21によって構成されている。
γ補正回路21は、画像フレームごとに適応的に生成される入出力特性曲線(γ曲線)を利用して、上記のように輝度信号Yinに対してコントラスト改善処理を施すものである。具体的には、例えばまず画像フレームごとに輝度信号Yinの輝度ヒストグラム分布(図示せず)を取得すると共に、この取得された輝度ヒストグラム分布に基づいて、γ曲線の輝度ゲインを画像フレームごとに適応的に決定する。そして、例えば図2に示したように、各輝度レベルに応じて決定された輝度ゲイン(例えば、図中の輝度補正量ΔY1,ΔY2)を、入力輝度信号Yin=出力輝度信号Youtを示す基準入出力特性線γ0に加えることにより適応的なγ曲線γ1を作成し、このγ曲線γ1によって、入力輝度信号Yinの明暗調整を行う。このγ曲線γ1では、輝度ヒストグラム分布の度数に応じて分布が集中している輝度レベル付近で明暗差が大きくなるように設定され、これにより、効果的にコントラスト改善処理がなされるようになっている。このようにして輝度補正処理(コントラスト改善処理)後の輝度信号(出力輝度信号Yout)は、後述するマトリクス回路41へ出力される。また、輝度補正処理の際の輝度補正量ΔYが、後述する色補正部3内の適応的色ゲイン係数生成部321へ出力されるようになっている。
色補正部3は、スイッチ14から出力されたYUV信号(Yin,Uin,Vin)のうちの色差信号Uin,Vinに対して所定の色補正処理を施すものであり、CTI(カラー・トランジェント・インプルーブメント)回路31と、以下説明するような適応的な色補正を行う部分である適応的色補正部32と、画質モードごと(例えば、店頭用の画質モードや、リビング用の画質モードなど)またはユーザの好みにより一様に設定されるカラーゲインであるユーザ色ゲイン係数Kを用いて色補正を行う部分である一対の乗算器33A,33Bとを有している。
CTI回路31は、例えばカラーバーの表示画像などの色差信号Uin,Vinの振幅が大きいときの色トランジェントを改善する場合に有効な回路である。
適応的色補正部32は、輝度補正部2(γ補正回路21)から供給される輝度補正量ΔYを考慮した適応的な色補正を行うものであり、そのような適応的色補正のゲイン係数Gain1(ΔY)を生成する適応的色ゲイン係数生成部321と、生成された適応的色補正ゲイン係数Gain1(ΔY)に基づいて適応的色補正を実行する部分である一対の乗算器322A,322Bとを有している。
図3は、適応的色ゲイン係数生成部321の詳細な回路ブロック構成を表したものである。この適応的色ゲイン係数生成部321は、ビットシフト回路321Aと、乗算器321Bと、加算器321Cとを有している。
ビットシフト回路321Aは、輝度補正部2(γ補正回路21)から供給される輝度補正量ΔYをnビット分(n:正の整数の固定値)シフトさせ、(ΔY/L)という値(すなわち、この場合はL=2で表される)で出力する回路である。具体的には、このビットシフト回路321Aは、例えば輝度信号Yinが256階調変化の信号である場合(最高輝度Ymax=256である場合)、0<2<128(=Ymax/2)となるように構成される。
乗算器321Bは、ビットシフト回路321Aからの出力値(ΔY/L)に対して0<M≦3を満たす適応的色補正度Mを乗算し、値[M×(ΔY/L)]として出力するものである。また、加算器321Cはこれに対してさらに「1」を加算し、値[1+M×(ΔY/L)として出力するものである。
このような構成により適応的色ゲイン係数生成部321では、供給される輝度補正量ΔYに基づいて、この輝度補正量ΔYを考慮した(輝度補正量ΔYの関数である)適応的色補正ゲイン係数Gain1(ΔY)=[1+M×(ΔY/L)]が、適応的に生成されるようになっている。
図1の説明に戻り、乗算器322A,322Bは、適応的色ゲイン係数生成部321で生成された適応的色補正ゲイン係数Gain1(ΔY)を、CTI回路31から出力された色差信号Uout11,Vout11に対してそれぞれ乗算することにより、輝度補正量ΔYを考慮した適応的色補正を実行する部分である。
また、乗算器33A,33Bは、予め設定された固定のユーザ色ゲイン係数Kを、乗算器322A,322Bから出力されたに色差信号Uout12,Vout12に対してそれぞれ乗算することにより、画一的な色補正を実行する部分である。なお、乗算器33A,33Bによって色補正後の色差信号Uout,Voutは、それぞれ後述するマトリクス回路41へ出力される。
このような構成により色補正部3全体では、CTI回路31からの入力色差信号Uout11,Vout11に対してそれぞれ、以下の(11)式および(12)式によって表される色補正がなされ、出力色差信号Uout,Voutとして出力されるようになっている。すなわち、輝度補正量ΔYを考慮した適応的色補正(Gain1(ΔY)=[1+M×(ΔY/L)]の乗算によって表される)が、適応的色補正度Mの度合いでなされると共に、ユーザの設定による画一的な色補正(ユーザ色ゲイン係数Kの乗算によって表される)がなされる。なお、場合によっては(11),(12)式において、K×Uout11×Gain1(ΔY)やK×Vout11×Gain1(ΔY)に対してさらに他の係数を乗ずるようにしてもよい。
Uout=K×Uout11×Gain1(ΔY)
=K×Uout11×[1+M×(ΔY/L)] …(11)
Vout=K×Vout11×Gain1(ΔY)
=K×Vout11×[1+M×(ΔY/L)] …(12)
次に、マトリクス回路41は、輝度補正部2によって輝度補正(コントラスト改善処理)がなされた輝度信号(出力輝度信号Yout)、および色補正部32によって色補正がなされた色差信号Uout,Voutを、RGB信号に再生すると共に、再生されたRGB信号(Rout,Gout,Bout)をドライバ42へ出力するものである。
ドライバ42は、マトリクス回路41から出力されるRGB信号(Rout,Gout,Bout)に基づいてディスプレイ5に対する駆動信号を生成し、この駆動信号をディスプレイ5へ出力するものである。
ディスプレイ5は、ドライバ42から出力される駆動信号に応じて、輝度補正および色補正後のYUV信号(Yout,Uout,Vout)に基づく画像表示を行うものである。このディスプレイ5は、どのような種類のディスプレイデバイスであってもよく、例えばCRT(Cathode-Ray Tube)51や、LCD(Liquid Crystal Display)52、図示しないPDP(Plasma Display Panel)等が用いられる。
ここで、γ補正回路21および適応的色補正部32が、本発明における「画像補正回路」の一具体例に対応し、このうちのγ補正回路21が本発明における「輝度補正手段」の一具体例に対応し、適応的色補正部32が本発明における「色補正手段」の一具体例に対応する。また、色差信号Uout11,Vout11が、それぞれ本発明における「色補正前の色信号Cin」の一具体例に対応し、色差信号Uout12,Vout12が、それぞれ本発明における「色補正後の色信号Cout」の一具体例に対応する。
次に、図1〜図3を参照して、本実施の形態の画像表示装置の動作について説明する。
まず、この画像表示装置へ入力される画像信号が、YUV信号に復調される。具体的には、TVからのテレビ信号は、チューナ11で復調されてコンポジット信号となり、VCRやDVD1からは、コンポジット信号が直接、画像表示装置へ入力される。そしてこれらコンポジット信号は、Y/C分離回路12において、輝度信号Y1と色信号C1とに分離され、クロマデコーダ13において、YUV信号(Y1,U1,V1)にデコードされる。一方、DVD2からは、YUV信号(Y2,U2,V2)が直接、画像表示装置へ入力される。
次いで、スイッチ14において、これらYUV信号(Y1,U1,V1)とYUV信号(Y2,U2,V2)とのうち、一方のYUV信号が選択され、YUV信号(Yin,Uin,Vin)として出力される。そして、このYUV信号(Yin,Uin,Vin)のうち、輝度信号Yinは、輝度補正部2内のγ補正回路21へ出力される一方、色差信号Uin,Vinは、それぞれ色補正部3内のCTI回路31力される。
ここで、γ補正部21では、スイッチ14から出力される輝度信号Yinに基づいて、ヒストグラム分布からなる輝度分布が画像フレームごとに取得され、この輝度ヒストグラム分布に基づいて、γ曲線の輝度ゲインが画像フレームごとに適応的に決定される。そしてこの各輝度レベルに応じた輝度ゲイン(例えば、図2中の輝度補正量ΔY1,ΔY2)によって適応的なγ曲線γ1が作成され、このγ曲線γ1を用いて入力輝度信号Yinの明暗調整が行われ、コントラスト改善処理がなされる。なお、このようにしてγ補正部21によって輝度補正処理(コントラスト改善処理)後の出力輝度信号Youtは、マトリクス回路41へ出力される。
一方、色補正部3では、以下のような色補正処理がなされる。
まず、CTI回路31では、スイッチ14から出力される色差信号Uin,Vinに対し、例えばカラーバーの表示画像などの色差信号の大振幅時に、色トランジェントを改善するような色補正がなされる。
次いで、適応的色補正部32では、まず、適応的色ゲイン係数生成部321において、γ補正回路21から供給される輝度補正量ΔYに基づいて、この輝度補正量ΔYを考慮した適応的色補正ゲイン係数Gain1(ΔY)=[1+M×(ΔY/L)]が、適応的に生成される。
次いで、乗算器322A,322Bでは、生成された適応的色補正ゲイン係数Gain1(ΔY)が、CTI回路31からの色差信号Uout11,Vout11に対してそれぞれ乗算され、これにより輝度補正量ΔYを考慮した適応的色補正がなされる。また、乗算器33A,33Bでは、予め設定された固定のユーザ色ゲイン係数Kが、乗算器322A,322Bにおいて適応的色補正後の色差信号Uout12,Vout12に対してそれぞれ乗算され、これにより画一的な色補正がなされる。このようにして、前述の(11)式および(12)式で表される適応的色補正および画一的色補正が色補正部32においてなされ、色補正後の色差信号Uout,Voutがマトリクス回路41へ出力される。
次いで、マトリクス回路41では、輝度補正部2によって輝度補正(コントラスト改善処理)後の輝度信号(出力輝度信号Yout)および色補正部32によって色補正(適応的色補正および画一的色補正)後の色差信号Uout,Voutが、RGB信号(Rout,Gout,Bout)に再生され、ドライバ42では、このRGB信号(Rout,Gout,Bout)に基づいて駆動信号が生成され、この駆動信号に基づいて、ディスプレイ5に、画像が表示される。
ここで、本実施の形態の画像表示装置では、前述の(11)式および(12)式に基づいて色補正がなされるため、入力輝度信号Yinに対する輝度補正量ΔYに連動した、適応的な色補正が実現される。
また、例えば輝度補正量ΔYが必要以上に大きいような場合であっても、ΔYの分母である固定値L、および0<M≦3を満たす適応的色補正度Mによって、色補正後の色差信号Uout,Voutが過大となるのが回避される。また、例えばユーザ色ゲイン係数Kが必要以上に大きいような場合であっても、例えばM≧0.5などとMを大きい値に設定することで、ユーザ色ゲイン係数Kによる画一的な色補正の度合いが弱まると共に、適応的色補正ゲイン係数Gain1(ΔY)=[1+M×(ΔY/L)]による適応的な色補正の度合いが強まる。よって、この場合も色補正後の色差信号Uout,Voutが過大となるのが回避される。
また、上記のようにユーザ色ゲイン係数K(画一的色補正度)の値と適応的色補正度Mの値との大小により、画一的色補正の度合いと適応的色補正の度合いとが任意に設定され得ることから、これらの値によって色補正の自由度が向上する。
さらに、輝度補正量ΔYの分母Lが固定値であることから、このような適応的色補正による追加回路(適応的色補正部32内のビットシフト回路321A、乗算器321B,322A,322Bおよび加算器321C)によって、回路構成が複雑化することはない。
以上のように、本実施の形態では、色補正部3において、上記(11)式および(12)式に基づく色補正を行うようにしたので、入力輝度信号Yinに対する輝度補正量ΔYに連動した適応的な色補正を行うことができる。また、輝度補正量ΔYの分母を固定値Lとしたので、回路構成を複雑化することなく、簡易な回路構成で実現することができる。よって、輝度補正量ΔYを考慮した適応的色補正を容易に実現することが可能となる。
また、ΔYの分母である固定値Lおよび0<M≦3を満たす適応的色補正度Mによって、ユーザ色ゲイン係数Kを1近くの値にすることができるため、色補正後の色差信号Uout,Voutが過大となるのを回避することができる。よって、ユーザ色ゲイン係数Kが1近くの値になることで、例えば白人の顔の色が非常に濃い赤色となってしまうことや、暗いシーンで必要以上に色がついて不自然な表示画像になってしまうという弊害を防止し、自然かつ鮮やかで濃い色の表示画像を得ることが可能となる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態の画像表示装置は、第1の実施の形態の画像表示装置における色補正部3において、適応的色ゲイン係数[1+M×(ΔY/L)]のうちの(ΔY/L)に対して、所定の直線(後述するリミット直線61,62)によって制限を加えるようにしたものである。具体的には、適応的色補正部32において、適応的色ゲイン係数生成部321の代わりに適応的色ゲイン係数生成部324を設けるようにしたものである。なお、第1の実施の形態における構成要素と同一のものには同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
図4は、本実施の形態に係る適応的色ゲイン係数生成部324の回路ブロック構成を表したものである。この適応的色ゲイン係数生成部324は、適応的色ゲイン係数生成部321におけるビットシフト回路321A、乗算器321Bおよび加算器321Cに加え、ビットシフト回路321Aと乗算器321Bとの間に減算器321Eおよび選択器321Fを有すると共に、これら減算器321Eおよび選択器321Fへ供給する所定のリミット直線を生成するリミット直線生成回路321Dを有している。
リミット直線生成回路321Dは、ビットシフト回路321Aから出力される値(ΔY/L)に対して制限を加えるためのリミット直線を生成するものである。また、減算器321Eは、ビットシフト回路321Aからの出力値(ΔY/L)に対して生成されたリミット直線による値を減算するものであり、選択器321Fは、減算器321Eによる減算出力値に応じて、具体的には出力値が正か負かにより、スイッチSWによってビットシフト回路321Aからの出力値(ΔY/L)およびリミット直線による値のうちの一方を選択して出力するものである。このような構成により減算器321Eおよび選択器321Fでは、ビットシフト回路321Aからの出力値(ΔY/L)とリミット直線による値との大小が比較され、出力値(ΔY/L)がリミット直線による値よりも小さいときには、出力値(ΔY/L)がそのまま出力される一方、逆に出力値(ΔY/L)がリミット直線による値よりも大きいときにはリミット直線による値が出力され、これによりビットシフト回路321Aからの出力値(ΔY/L)がリミット直線による値以下に制限されるようになっている。なお、この選択器321Fからの制限された出力値(以下、Lim(ΔY/L)と表す。)は、第1の実施の形態と同様に乗算器321Bおよび加算器321Cによって、適応的色補正度Mの乗算および「1」の加算がなされ、適応的色補正ゲイン係数Gain2(ΔY)=[1+M×Lim(ΔY/L)]として乗算器322A,322Bへ出力されるようになっている。
ここで、図5〜図8を参照して、本実施の形態におけるリミット直線の生成方法、およびこのリミット直線による制限動作について詳細に説明する。図5および図7は、それぞれリミット直線生成回路321Dによるリミット直線の生成方法ついて表したものである。また、図6および図8は、図5および図7においてそれぞれ生成されたリミット直線による、ビットシフト回路321Aからの出力値(ΔY/L)の制限動作について表したものである。なお、これらの図において、横軸は入力輝度信号Yinを、縦軸はこの入力輝度信号Yinの関数値f(Yin)を、それぞれ表している。また、図5および図7において、輝度補正量ΔY3,ΔY4は、γ補正回路21における特定の輝度補正量(γ変化分)を表している。
まず、γ補正回路21による輝度補正(コントラスト改善処理)では、低輝度領域(Yの値が小さい領域)において、コントラストの改善効果が大きくなっている(図2に示したように、輝度補正量ΔY1が負の値で絶対値が大きい)。したがって、この場合の輝度補正量ΔY1を、図5に示したような関数f(Yin)=(1/Yin)によって正規化し、値(ΔY1/Yin)に基づいて適応的色補正ゲイン係数を生成するようにした場合、値(ΔY1/Yin)が著しく大きくなることから、適応的色補正ゲイン係数も過大となってしまい、自然な表示画像が得られなくなってしまうことがある。このため、入力輝度信号Yinの低輝度領域においては、適応的色補正ゲイン係数を生成する際に一定の固定輝度L(図5に示したような関数f(Yin)=(1/L))で正規化し、第1の実施の形態で説明した適応的色補正ゲイン係数Gain1(ΔY)のように、値(ΔY/L)を用いるようにするのが望ましい方向である。このことは、画質主観評価からも実証された。
一方、高輝度領域においては、画質主観評価から、上記した関数f(Yin)=(1/Yin)のように入力輝度信号Yinに連動させて正規化し、値(ΔY/Yin)に基づいて適応的色補正ゲイン係数を生成するようにするのが望ましい。
したがって輝度領域全体では、特定の輝度補正量が例えばΔY3の場合、図5中の符号P1で示したような直線および曲線によって正規化し、適応的色補正ゲイン係数を生成するようにするのが望ましいといえるが、そのように構成した場合、適応的色ゲイン係数生成部の回路構成が複雑化し、回路規模が増大してしまう。ここで、上記第1の実施の形態では、入力輝度信号Yinにはよらず輝度領域全体で、固定値の関数f(Yin)=(1/L))で正規化し、これに基づいて適応的色補正ゲイン係数Gain1(ΔY)=[1+M×(ΔY/L)]を生成するようにしている。よって、適応的色ゲイン係数生成部321の構成が簡易になると共に、図5に示したように低輝度領域では、値(ΔY3/L)の直線が符号P1の直線と重なり望ましいといえるが、高輝度領域では符号P21で示したように、値(ΔY3/L)の直線が符号P1の曲線と比べて大きくなり、過大な適応的色補正ゲイン係数となってしまう。
そこで本実施の形態の適応的色ゲイン係数生成部324では、例えば図5に示したように入力輝度信号Yinに対して負の傾きを有するリミッタ直線61をリミッタ直線生成部321Dによって生成すると共に、減算器321Eおよび選択器321Fによって、ビットシフト回路321Aからの出力値(ΔY/L)(例えば、(ΔY3/L))をこのリミット直線61による値以下に制限するようにしている。よって高輝度領域において、第1の実施の形態では例えば符号P1の曲線と比べて符号P21で示したように、符号P1の曲線に対して適応的色補正ゲイン係数の過大が生じていたのに対し、本実施の形態では例えば符号P61で示したように、値(ΔY3/L)の直線と符号P1の曲線との間の適応的色補正ゲイン係数の差が小さくなる。
このリミット直線61は、具体的には例えば図5に示したように、関数f(Yin)=(1/Yin)のグラフにおける2点P31,P41に基づく2点P32,P42を通る直線であり、2点P32,P42の座標はそれぞれ、以下の(13)式および(14)式のように表される。但し、Aは最高輝度Ymaxにおける関数値(1/Ymax)を上回り、かつ固定値Lを下回る値[(1/Ymax)<A<L]を、B1は輝度Lにおける関数値(1/L)を上回る値[B1>(1/L)]を、αは正、負または0の固定値を、ΔXは正の固定値を、それぞれ意味するものであり、αを正にした場合、リミット直線61の傾きが負に大きくなる(直線が立ちやすくなる)ため、αは正の値であるのが望ましい。
P32の座標:(Ymax,A)=(Ymax,(1/Ymax)+ΔX) …(13)
P42の座標:(L,B1)=(L,(1/L)+(ΔX+α)) …(14)
また、このリミット直線は、より一般的には例えば図7に示したリミット直線62のように、リミット直線61における点P42の代わりに、輝度Lに自由度βを持たせた輝度(L+β)における点P43に基づく点P44を通る直線としてもよい。すなわち、点P44の座標は以下の(15)式のように表され、B2は輝度(L+β)における関数値[1/(L+β)]を上回る値[B2>1/(L+β)]を意味するものである。この場合も、第1の実施の形態では例えば符号P1の曲線と比べて符号P22で示したように、符号P1の曲線に対して適応的色補正ゲイン係数の過大が生じていたのに対し、リミット直線62では例えば符号P62で示したように、値(ΔY4/L)の直線と符号P1の曲線との間の適応的色補正ゲイン係数の差が小さくなる。
P44の座標:(L,B2)=((L+β),[1/(L+β)]+(ΔX+α))
…(15)
ここで、リミット直線62自体は、直線の傾きをk1とすると、2点P32,P44を通る直線であることから、以下の(16)式および(17)式のように表すことができると共に、これら(16)式および(17)式から(18)式のようにして傾きk1が求められ、最終的には(19)式のようにして表される。
f(Yin)−[1/(L+β)+(ΔX+α)]=k1×[Yin−(L+β)]
…(16)
f(Yin)−[(1/Ymax)+ΔX]=k1×(Yin−Ymax) …(17)
k1=[f(Yin)−((1/Ymax)+ΔX)]/(Yin−Ymax) …(18)
[(L+β)−Ymax]×f(Yin)=
[(1/(L+β)+(ΔX+α))−((1/Ymax)+ΔX)]×Yin
−Ymax×[1/(L+β)+(ΔX+α)]
+[(1/Ymax)+ΔX]×(L+β)…(19)
このようにして適応的色ゲイン係数生成部324において生成されたリミット直線61,62における値は、減算器321Eおよび選択器321Fにおいて、ビットシフト回路321Aからの出力値(ΔY/L)と比較され、最終的に適応的色補正ゲイン係数Gain2(ΔY)=[1+M×Lim(ΔY/L)]として乗算器322A,322Bへ出力される。具体的には、出力値(ΔY/L)がリミット直線61,62による値よりも小さいときには、出力値(ΔY/L)がそのまま出力される一方、逆に出力値(ΔY/L)がリミット直線61,62による値よりも大きいときにはリミット直線61,62による値が出力され、これによりビットシフト回路321Aからの出力値(ΔY/L)がリミット直線による値以下に制限されるようになっている。
図6および図8はそれぞれ、図5および図7に示したリミット直線61,62に基づく、ビットシフト回路321Aからの出力値(ΔY3/L),(ΔY4/L)の制限値f(Yin)=Lim(ΔY3/L),Lim(ΔY4/L)を表したものである。図6において、f(Yin)=Lim(ΔY3/L)上の点P51に対応する輝度Yt1よりも低輝度側の領域YL1では、出力値(ΔY3/L)がリミット直線61よりも下回っているためにLim(ΔY3/L)=(ΔY3/L)となっているのに対し、輝度Yt1よりも高輝度側の領域YH1では、出力値(ΔY3/L)がリミット直線61を下回っているため、Lim(ΔY3/L)=(リミット直線61による値)となっている。また、同様に図8においては、f(Yin)=Lim(ΔY4/L)上の点P52に対応する輝度Yt2よりも低輝度側の領域YL2では、出力値(ΔY4/L)がリミット直線62よりも下回っているためにLim(ΔY4/L)=(ΔY4/L)となっているのに対し、輝度Yt2よりも高輝度側の領域YH2では、出力値(ΔY4/L)がリミット直線62を下回っているため、Lim(ΔY4/L)=(リミット直線62による値)となっている。
このようにして本実施の形態では、上記リミット直線61,62によって、ビットシフト回路321Aからの出力値(ΔY/L)が制限されるため、入力輝度信号Yinに応じて色補正がなされるようになる。よって、例えば輝度Yt1,Yt2よりも高輝度側の領域YH1,YH2において、出力値(ΔY/L)が適切な値(リミット直線61,62による値)に設定され、図中の線P1に近い変化をすることから、色補正後の色差信号Uout,Voutの過大がより効果的に抑えられる。
以上のように、本実施の形態では、リミット直線生成回路321Dにおいてリミット直線61,62を生成すると共に、減算器321Eおよび選択器321Fにおいて、ビットシフト回路321Aからの出力値(ΔY/L)に対して制限を加えるようにしたので、リミット直線61,62によって、出力値(ΔY/L)を高輝度領域で適切な値に設定することができ、色補正後の色差信号Uout,Voutの過大をより効果的に抑えることができる。よって、上記第1の実施の形態と比べ、より自然なカラー強調を維持でき、表示画像をより向上させることが可能となる。
また、乗算器や除算器などを用いず、2点を通るリミッタ直線61,62、減算器321Eおよび選択器621Fによって制限を加えるようにしたので、簡易にリミッタ直線を生成すると共に、簡易に制限を加えることができる。よって、適応的色ゲイン係数生成部324の回路構成を複雑化することなく簡易な回路構成で実現することができることから、本実施の形態においても、輝度補正量ΔYを考慮した適応的色補正を容易に実現することが可能である。
なお、本実施の形態では、図5および図7に示したように、関数f(Yin)=(1/Yin)のグラフにおける2点に対してΔXや(ΔX+α)を加算した2点に基づいてリミット直線61,62を生成する場合について説明したが、以下に説明するように、例えばグラフ上の2点に対してΔZ(正の固定値)を乗算した2点に基づいて、リミット直線を生成するようにしてもよい。すなわち、この場合の2点をP35,P45とすると、これらの点の座標は、例えば以下の(20)式および(21)式のように表される。
P35の座標:(Ymax,A5)=(Ymax,(1/Ymax)×ΔZ) …(20)
P45の座標:(L+β,B5)=((L+β),1/(L+β)×ΔZ) …(21)
また、リミット直線自体の式は、この場合のリミット直線の傾きをk2とすると、ΔZを乗算してなる2点は以下の(22)式および(23)式のように表すことができると共に、これら(22)式および(23)式から(24)式のようにして傾きk2が求められ、最終的には(25)式のようにして表される。このように構成した場合も、本実施の形態と同様の効果を得ることが可能である。
f(Yin)−[ΔZ/(L+β)]=k2×[Yin−(L+β)] …(22)
f(Yin)−(ΔZ/Ymax)=k2×(Yin−Ymax) …(23)
k2=[f(Yin)−(ΔZ/Ymax)]/(Yin−Ymax) …(24)
[Ymax−(L+β)]×f(Yin)=
[(1/Ymax)−1/(L+β)]×ΔZ×Yin
+Ymax×ΔZ×[1/(L+β)]−ΔZ×(L+β)×(1/Ymax)…(25)
以上、第1および第2の実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明はこれらの実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
例えば、上記実施の形態では、輝度補正部2がγ補正回路21によって構成された場合について説明したが、輝度補正部2の構成はこれには限られず、例えばDCT(直流伝送率転送)回路やシャープネス回路などの他の輝度補正処理用の回路を含むようにし、これら複数の輝度補正処理用の回路それぞれにおける輝度補正量の総和ΔYtotalに基づいて、上記実施の形態で説明したような適応的色補正を行うようにしてもよい。このように構成した場合も、上記実施の形態と同様の効果を得ることが可能である。
また、上記実施の形態では、色補正部3がCTI回路31を含んで構成された場合について説明したが、色補正部3の構成はこれには限られず、場合によってはCTI回路31を含まないように構成してもよい。
さらに、上記実施の形態では、ビットシフト回路321Aによって値(ΔY/L)を生成する場合(L=2となる場合)で説明したが、例えば、L=2+2n−1+2n−2+2n−3+…といった式で表される複数のビットシフト回路の組み合わせ回路などによって生成するようにしてもよい。
本発明の第1の実施の形態に係る画像表示装置の全体構成を表す回路ブロック図である。 γ補正回路によるコントラスト改善処理を説明するための特性図である。 図1に示した適応的色ゲイン係数生成部の詳細構成を表す回路ブロック図である。 本発明の第2の実施の形態に係る適応的色ゲイン係数生成回路の構成を表す回路ブロック図である。 リミット直線の作成方法の一例について説明するための特性図である。 図5に示したリミット直線による制限動作を説明するための特性図である。 リミット直線の作成方法の変形例について説明するための特性図である。 図7に示したリミット直線による制限動作を説明するための特性図である。
符号の説明
11…チューナ、12…Y/C分離回路、13…クロマデコーダ、14…スイッチ、2…輝度補正部、21…γ補正部、3…色補正部、31…CTI回路、32…適応的色補正部、321,324…適応的色ゲイン係数生成部、321A…ビットシフト回路、321B…乗算器、321C…加算器、321D…リミット直線生成回路、321E…減算器、321F…選択器、322A,322B,33A,33B…乗算器、41…マトリクス回路、42…ドライバ、5…ディスプレイ、51…CRT、52…LCD、61,62…リミット曲線、Y1,Y2,Yin,Yout…輝度信号、Ymax…最高輝度、C1…色信号、U1,U2,Uin,Uout11,Uout12,Uout,V1,V2,Vin,Vout11,Vout12,Vout…色差信号、Rout,Gout,Bout…RGB信号、K…ユーザ色ゲイン係数(画一的色補正度)、ΔY,ΔY1〜ΔY2…輝度補正量(輝度補正総量)、Gain1(ΔY),Gain2(ΔY)…適応的色ゲイン係数、γ0…基準入出力特性線、γ1…入出力特性曲線(γ曲線)、L…正の固定値、M…適応的色補正度、SW…スイッチ、Yt1,Yt2…境界輝度、YL1,YL2…低輝度領域、YH1,YH2…高輝度領域。

Claims (7)

  1. 入力画像データに対して輝度補正を行う輝度補正手段と、
    入力画像データに対して、以下の(1)式に基づく適応的色補正を行う色補正手段と
    を備えたことを特徴とする画像補正回路。
    Cout∝Cin×[1+M×(ΔY/L)] …(1)
    但し、
    Cout:色補正後の色信号
    Cin :色補正前の色信号
    M :正の固定値である適応的色補正度
    ΔY :輝度補正手段による輝度補正の総量
    L :L<(Ymax/2)を満たす正の固定値
    Ymax:入力画像データの最高輝度
  2. 前記色補正手段は、前記(1)式に基づく適応的色補正を行う際に、前記値(ΔY/L)に対して、入力画像データの輝度Yの逆数で表される関数(1/Y)のグラフに基づく点(Ymax,A)と点(L+β,B)とを通るリミット直線によって制限を加える
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像補正回路。
    但し、
    A:最高輝度Ymaxにおける関数値(1/Ymax)を上回り、かつ輝度Lにおける関数値(1/L)を下回る値[(1/Ymax)<A<(1/L)]
    β:正、負または0の固定値
    B:輝度(L+β)における関数値[1/(L+β)]を上回る値[B>1/(L+β)]
  3. 以下の(2)式および(3)式を満たす
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像補正回路。
    A=(1/Ymax)+ΔX …(2)
    B=[1/(L+β)]+(ΔX+α) …(3)
    但し、
    α :正、負または0の固定値
    ΔX:正の固定値
  4. 以下の(4)式および(5)式を満たす
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像補正回路。
    A=(1/Ymax)×ΔZ …(4)
    B=[1/(L+β)]×ΔZ …(5)
    但し、
    ΔZ:正の固定値
  5. 以下の(6)式および(7)式を満たす
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像補正回路。
    Cout∝K×Cin×[1+M×(ΔY/L)] …(6)
    0<M≦3 …(7)
    但し、
    K:正の固定値であるユーザ色ゲイン係数
  6. 入力画像データに対して輝度補正を行い、
    入力画像データに対して、以下の式に基づく適応的色補正を行う
    ことを特徴とする画像補正方法。
    Cout∝Cin×[1+M×(ΔY/L)]
    但し、
    Cout:色補正後の色信号
    Cin :色補正前の色信号
    M :正の固定値である適応的色補正度
    ΔY :輝度補正の総量
    L :L<(Ymax/2)を満たす正の固定値
    Ymax:入力画像データの最高輝度
  7. 入力画像データに対して輝度補正を行う輝度補正手段と、
    入力画像データに対して、以下の式に基づく適応的色補正を行う色補正手段と、
    輝度補正および適応的色補正がなされた後の入力画像データに基づいて画像表示を行う表示手段と
    を備えたことを特徴とする画像表示装置。
    Cout∝Cin×[1+M×(ΔY/L)]
    但し、
    Cout:色補正後の色信号
    Cin :色補正前の色信号
    M :正の固定値である適応的色補正度
    ΔY :輝度補正手段による輝度補正の総量
    L :L<(Ymax/2)を満たす正の固定値
    Ymax:入力画像データの最高輝度
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