JP2006229925A - 動的画像彩度処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 画像信号の彩度を自動的に調整するための動的画像処理装置を提供すること。
【解決手段】 本発明は、複数の画素で構成された画像信号の彩度を動的に調整するための装置および方法を提供する。本装置は、第1変換モジュール、演算モジュール、利得モジュール、調整モジュール、及び第2変換モジュールを備える。上記第1変換モジュールは、上記画像信号の画素を複数の中間信号に変換する。ここで、上記中間信号は各彩度値を有する。上記中間信号は、該中間信号の彩度分布に関するヒストグラムによって決定される利得信号に従って調整される。上記調整された中間信号は、上記画像信号の賀詞に変換されて戻され、これにより上記画像信号の彩度が調整される。
【選択図】 図1
【解決手段】 本発明は、複数の画素で構成された画像信号の彩度を動的に調整するための装置および方法を提供する。本装置は、第1変換モジュール、演算モジュール、利得モジュール、調整モジュール、及び第2変換モジュールを備える。上記第1変換モジュールは、上記画像信号の画素を複数の中間信号に変換する。ここで、上記中間信号は各彩度値を有する。上記中間信号は、該中間信号の彩度分布に関するヒストグラムによって決定される利得信号に従って調整される。上記調整された中間信号は、上記画像信号の賀詞に変換されて戻され、これにより上記画像信号の彩度が調整される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、概して、動的画像彩度処理装置(dynamic image enhancement apparatus)に関し、更に詳しくは、画像信号の彩度値(saturation value)を動的に調整するための装置に関する。
人間の目が色(color)を知覚して応答する自然な方法は、色相(hue)、彩度(saturation)、明度(brightness)に基づいている。RGBカラー信号は、ルーマ(luma)(輝度(luminance)または明度(brightness))およびクロマ(chroma)(主調色(dominant color)及びその彩度(saturation))の二つの部分として表すことができる。表示装置における画像信号(image signal)の処理に関して、各成分(component)を個別に調整することを可能とするために、通常、ルーマ−クロマ分離(luma-chroma separation)が画像信号に対して実施される。高品質の画像信号を伝送する場合、明度(brightness)および色成分(color component)は、また、例えばビデオおよび画像圧縮において使用されるYPbPrおよびYCbCr色空間のように、個々に分離されて維持される。画像信号の彩度を高める(enhance)ため、PbおよびPr(CbおよびCr)成分、即ち信号の色成分を調整(adjust)してこの目的を達成することができる。
表示装置(例えばモニタ)が製造された後、ユーザーは、その装置に組み込まれたOSD(On Screen Display)機能を利用して、更に画像品質を高めると共に一層鮮明な画像表示を得るために、彩度のような、デフォルトの表示設定を変更することができる。しかしながら、通常、同一の表示設定が全ての画像に適するとは限らない。例えば、或る画像の彩度を上げることは、元々高い彩度を有する他の画像の彩度を過剰にし、その逆もまた同様である。
OSD制御を使用することにより、ユーザーは、所望の方法で画像を表示するためのモニタを容易に構成することができる。しかしながら、静的な設定は、ビデオシーケンスにおいて発生された動的変化に順応することができず、前述した問題の原因になる。従って、種々の画像信号に基づく彩度の自動調整を提供する装置に対する要請が存在する。さらに、また、CIE Labのように、広く使用されているYPbPrおよびYCbCr以外の色空間において調整作業を遂行することも有り得る。CIE Labを使用することの利点は、色のルーマ及びクロマ成分が良好に分離されることである。また、CIE Lab表現に格納される色データ(color data)は、情報の損失を伴うことなく、異なる色空間の間で変化することができる。
従って、本発明の目的は、画像信号の彩度を動的に調整するための装置を提供することである。
従って、本発明の目的は、画像信号の彩度を自動的に調整するための動的画像処理装置(dynamic image enhancement apparatus)を提供することである。
本発明の第1の好ましい実施形態によれば、複数の画素で構成された画像信号の彩度を動的に調整するための装置は、第1変換モジュール(first transformation module)、演算モジュール(operation module)、利得モジュール(gain module)、調整モジュール(adjustment module)、及び第2変換モジュール(second transformation module)を備える。前記第1変換モジュールは、前記画像信号を入力して、該画像信号の画素を複数の中間信号に変換するために使用され、前記中間信号のそれぞれは各彩度値(saturation value)を有している。前記演算モジュールは、前記第1変換モジュールに電気的に接続され、前記中間信号を入力し、該中間信号に基づいて演算信号(operational signal)を発生させるために使用される。前記利得モジュールは、前記演算モジュールに電気的に接続され、前記演算信号を入力し、該演算信号に従って利得信号(gain signal)を発生させるために使用される。前記調整モジュールは、前記利得モジュール及び前記第1変換モジュールにそれぞれ電気的に接続され、前記利得信号及び前記中間信号を入力し、前記利得信号に従って前記中間信号のそれぞれの前記彩度値を調整するために使用される。前記第2変換モジュールは、前記調整モジュールに電気的に接続され、前記調整された中間信号を入力し、該調整された中間信号を前記画像信号の画素に変換して戻すために使用され、これにより前記画像信号の彩度が調整される。
本発明の第2の好ましい実施形態によれば、複数の画素で構成された画像信号の彩度を動的に調整するための装置は、第1変換モジュール、演算/利得モジュール、調整モジュール、及び第2変換モジュールを備える。前記第1変換モジュールは、演算モジュールと利得モジュールとを備える。前記第1変換モジュールは、前記画像信号を入力し、該画像信号の画素を複数の中間信号に変換するために使用され、前記中間信号のそれぞれは各彩度値を有している。前記演算モジュールは、前記第1変換モジュールに電気的に接続され、前記中間信号を入力し、該中間信号に基づいて演算信号を発生させるために使用される。前記利得モジュールは、前記演算モジュールに電気的に接続され、前記演算信号を入力し、該演算信号に従って利得信号を発生させるために使用される。前記調整モジュールは、前記利得モジュール及び前記第1変換モジュールにそれぞれ電気的に接続され、前記利得信号および前記中間信号を入力し、該利得信号に従って前記中間信号のそれぞれの彩度値を調整するために使用される。前記第2変換モジュールは、前記調整モジュールに電気的に接続され、前記調整された中間信号を入力し、該調整された中間信号を前記画像信号の画素に変換して戻すために使用され、これにより前記画像信号の彩度値が調整される。
本発明の第3の実施形態によれば、複数の画素で構成された画像信号の彩度値を調整するための方法が提供される。以下、本方法のステップが簡単に要約される。第1に、前記画像信号が入力され、該画像信号の画素が複数の中間信号に変換される。ここで前記中間信号のそれぞれは各彩度値を有している。第2に、演算信号が前記中間信号に基づいて発生される。第3に、利得信号が前記演算信号に従って発生される。その後、前記中間信号のそれぞれの前記彩度値が前記利得信号に従って調整される。最後に、前記調整された中間信号が前記画像信号の画素に変換されて戻され、これにより前記画像信号の彩度が調整される。
更に具体的には、本発明の前記装置および前記方法は、画像信号の彩度分布(saturation distribution)に関するヒストグラムを計算して、前記画像信号について利得信号を発生させる。そして、前記利得信号は、前記画像信号の彩度を調整するために適用される。本発明は、画像品質がさらに高められるように、画像信号の彩度を自動的に調整することを可能とする。
本発明の利点および思想は、添付の図面と共に以下の説明により理解されるであろう。
本発明の利点および思想は、添付の図面と共に以下の説明により理解されるであろう。
図1を参照すると、図1は、本発明の第1の実施形態による動的画像処理装置の機能ブロック図である。本発明は、複数の画素(pixels)で構成された画像信号11の彩度(saturation)を動的に調整するための装置1を提供する。本装置1は、第1変換モジュール(first transformation module)12、演算モジュール(operation module)14、利得モジュール(gain module)16、調整モジュール(adjustment module)18、及び第2変換モジュール(second transformation module)20を備える。
第1変換モジュール12は、画像信号11を入力し、そしてこの画像信号11の画素を複数の中間信号(intermediate signals)に変換する。ここで、上記中間信号のそれぞれは各彩度値(saturation value)を有している。
或る実施形態では、上記中間信号のそれぞれは、明度成分(brightness component)13、第1色成分(first color component)15、及び第2色成分(second color component)17を含んでいる。上記中間信号のそれぞれの彩度値は、第1色成分15及び第2色成分17により定義される。
演算モジュール14は、上記第1変換モジュール12に電気的に接続されており、上記中間信号を入力し、そして該中間信号に基づいて演算信号19を発生させる。具体的には、演算モジュール14は、上記中間信号の彩度値に関するヒストグラムを計算し、そしてこのヒストグラムにおける中間信号の彩度値の分布に従って演算信号19を発生させる。
或る実施形態では、上記中間信号のそれぞれの彩度値は、上記第1色成分15および第2色成分17の絶対値の合計として定義される。他の実施形態では、上記中間信号のそれぞれの彩度値は、上記第1色成分15および第2色成分17の二乗値(square value)の合計として定義される。
利得モジュール16は、上記演算モジュール14に電気的に接続されており、上記演算信号19を入力し、そして該演算信号に従って利得信号12を発生させる。或る実施形態では、利得モジュール16は、ルックアップテーブル(LUT、図1では示されていない)を備え、上記演算信号19および上記ルックアップテーブルに従って、利得信号21を発生させる。他の実施形態では、利得モジュール16は、前の複数の画像信号に関連した複数の参照利得信号を格納するためのバッファ(図1では示されていない)を備え、利得モジュール16は、上記演算信号および上記参照利得信号に従って上記利得信号を発生させる。
調整モジュール18は、上記利得モジュール16および上記第1変換モジュール12にそれぞれ電気的に接続されており、上記利得信号21および中間信号を入力し、そして上記利得信号21に従って、上記中間信号のそれぞれの彩度値を調整する。
第2変換モジュール20は、上記調整モジュール18に電気的に接続されており、上記調整された中間信号を入力し、そして上記調整された中間信号を画像信号11の画素に変換して戻し、これにより上記画像信号11の彩度が調整される。
或る実施形態では、上記画像信号11は、一般に使用されるRGB表現(RGB representation)として表される。画像彩度の調整のために、画像信号11の画素は、最初に、ガンマルックアップテーブル(gamma look-up table)を照会することにより、2.2のガンマ補正変換(gamma adjust transformation of 2.2)において訂正され、そして、CIE Lab表現(CIE Lab representation)の形式で上記中間信号に変換される。CIE Lab色空間におけるルーマ成分及びクロマ成分の分離を利用して、装置1は、上記中間信号の彩度分布(saturation distribution)に関するヒストグラムを計算し、そして上記演算信号19を発生させる。そして、上記利得信号21は、上記演算信号19に従ってLUTを照会することにより発生される。利得信号21は、上記中間信号の第1色成分15および第2色成分17を調整するために適用される。上記調整された中間信号をRGB表現に回復させるために逆変換が遂行され、そして、これにより画像彩度の調整が達成される。
図2Aないし図3Bを参照されたい。図2Aは、CIE Lab色空間を図式的に例示する図である。図2Aに示されるように、CIE Labは、L32軸とa34軸とb36軸とによって定義される3次元色空間である。定義によれば、Lは明度成分(brightness component)を表し、(a,b)は色成分を表す、ここで更に、aは、赤(red)および緑(green)の色を表し、bは青(blue)および黄(yellow)の色を表す。L、a、bは、上記中間信号の明度信号(brightness signal)、第1色成分15、第2色成分17をそれぞれ表す。
図2Bは、L軸に沿ったCIE Lab色空間の断面図を示す。CIE Lab色空間における全ての座標は、相異なる色(color)を定義する。もし、a及びbの両方が同時にゼロに等しければ、異なるL座標が種々の明度の白色に対応する。図2Bに示されるように、色空間においてLが固定された平面が例示される。換言すると、上記平面は、上記色空間において等しい明度を有する全ての色の集合である。上記色空間上の点C*が原点に近づくにつれて、対応する色が、完全な飽和(saturated)状態(白成分のない状態)から不飽和(unsaturated)状態に変化する。その結果、上記色平面上の点の彩度は、上記原点までのその距離として定義され得る。
彩度の大きさ(measure)を定義することにより、図3Aおよび図3Bに示されるように、上記中間信号の彩度値に関するヒストグラム40が、上記中間信号の色成分に従って計算される。或る実施形態では、ヒストグラム40は、平方根(square roots)の高い計算コストのため、aおよびbの二乗値に従って計算される。他の実施形態では、色の彩度は、ヒストグラム40を計算するために、a及びbの絶対値によって概算され、即ち、S=|a|+|b|によって概算される。
実際の用途では、全画像から計算された彩度ヒストグラム40の特性は、行における8個の画素から一つを選択し、画像における4つの行から一つを選択することのような、サブサンプリング(sub-sampling)により保持される。全画素の彩度値のための計算を用いることなく、計算コストが著しく低減される。
彩度ヒストグラム40は、種々の彩度値を有する画素の数、即ち画像における彩度値の分布を示す。或る実施形態では、ヒストグラム40の曲線42を利用して、演算信号19が、次の手順により決定される。図3Bに示されるように、彩度の最大値をS_maxとし、S_indexを0からS_maxまでの範囲の取り得る彩度値とする。S_indexをS_maxに等しいとして始めて、演算モジュール14は、上方で曲線42に境界され且つ下方でS軸に境界され且つ左側でS_indexに境界され且つ右側でS_maxに境界される領域の局所面積(Area_local)44を計算する。そして、演算モジュール14は、曲線42の下側の全面積48に対するArea_local 44の比が所定の閾値以上かどうかを判断する。もし、上記の比が上記閾値よりも小さければ、S_indexが1だけ減少(decremented)され、そしてArea_local 44が再計算される。上記基準が満たされるまで上記のステップを繰り返し、そして、S_indexを演算信号19として出力する。
上記取り得る彩度インデックスS_indexのそれぞれは、対応するエントリ(entry)を上記LUTに有しており、このLUTは、S_indexについての利得の所定値を含んでいる。演算モジュール14によって決定されたインデックスを有する上記LUTを照会することにより、対応する値の利得が容易に読み出され、そして上記利得信号21として出力される。上記中間信号の彩度は、上記第1色成分15および第2色成分17に上記利得信号21を乗算することにより調整される。この調整された中間信号は、RGB表現に変換されて戻され、そして、これにより上記画像信号11の彩度調整が完了される。
利得モジュール16は、上記演算信号19を入力し、そして、該演算信号19(即ち、彩度インデックス)を用いて上記LUTを照会することにより上記利得信号21を発生させる。調整モジュール18は、上記利得信号21に従って上記中間信号のそれぞれの彩度値を調整する。そして、第2変換モジュール20は、上記調整された中間信号を上記画像信号11の画素に変換して戻し、これにより上記画像信号11の彩度が調整される。
本発明による装置1の実施形態において、利得モジュール16は、前の複数の画像信号と関連した複数の参照利得信号を格納するためのバッファを備え、該利得モジュール16は、上記演算信号19および上記参照利得信号に従って上記利得信号21を発生させる。概して、ビデオシーケンスにおける隣接フレーム(adjacent frame)間の変化は、とりわけ60f/secである。また、ハードウェアによる処理時間を考慮して、現在のフレームの彩度調整は、前フレームについて計算された利得を採用することができる。しかしながら、前フレームの利得を参照することのみによって現在のフレームを調整することは、連続的なビデオシーケンスを表示するときに、たびたびフリッカー(flicker)の原因となる。その結果として、連続した画像信号間での彩度の突然の変化によって引き起こされるフリッカーを防止するために、或る数の前フレーム、例えば30フレームの平均利得を計算することにより、平滑化された利得(smoothed gain)が得られる。また、上記利得モジュールは、上記演算信号19に従って現在のフレームについての利得を発生させ、そしてそれを上記バッファに与える。
図4を参照すると、図4は、本発明の第2の好ましい実施形態による動的画像処理装置5の機能ブロック図である。本装置5は、複数の画素で構成される画像信号51の彩度を動的に調整するためのものであり、第1変換モジュール52、演算/利得モジュール54、調整モジュール56、および第2変換モジュール58を備える。上記演算/利得モジュール54は、演算モジュール540と利得モジュール542とを備える。
上記第1変換モジュール52は、画像信号51を入力し、該画像信号51の画素を複数の中間信号に変換する。ここで、上記中間信号のそれぞれは、各彩度値(saturation value)を有している。
或る実施形態では、上記中間信号のそれぞれは、明度成分(brightness component)53と、第1色成分(first color component)55と、第2色成分(second color component)57とを含んでいる。上記中間信号のそれぞれの彩度値は、上記第1色成分55および上記第2色成分57により定義される。
演算モジュール540は、上記第1変換モジュール52に電気的に接続されており、上記中間信号を入力し、そして該中間信号に基づいて演算信号61を発生させる。具体的には、演算モジュール540は、上記中間信号の彩度値に関するヒストグラムを計算し、そしてこのヒストグラムにおける中間信号の彩度値の分布に従って演算信号61を発生させる。
或る実施形態では、上記中間信号のそれぞれの彩度値は、上記第1色成分55および第2色成分57の絶対値の合計として定義される。他の実施形態では、上記中間信号のそれぞれの彩度値は、上記第1色成分55および第2色成分57の二乗値(square value)の合計として定義される。
利得モジュール542は、上記演算モジュール540に電気的に接続されており、上記演算信号61を入力し、そして該演算信号に従って利得信号59を発生させる。或る実施形態では、利得モジュール542は、ルックアップテーブル(図4では示されていない)を備え、上記演算信号61および上記ルックアップテーブルに従って、利得信号59を発生させる。他の実施形態では、利得モジュール542は、前の複数の画像信号に関連した複数の参照利得信号を格納するためのバッファ(図4では示されていない)を備え、利得モジュール542は、上記演算信号61および上記参照利得信号に従って上記利得信号59を発生させる。
調整モジュール56は、上記利得モジュール542および上記第1変換モジュール52にそれぞれ電気的に接続されており、上記利得信号59および中間信号を入力し、そして上記利得信号59に従って、上記中間信号のそれぞれの彩度値を調整する。
第2変換モジュール58は、上記調整モジュール56に電気的に接続されており、上記調整された中間信号を入力し、そして上記調整された中間信号を画像信号51の画素に変換して戻し、これにより上記画像信号51の彩度が調整される。
図5を参照すると、図5は、本発明の第3の好ましい実施形態による動的画像処理方法のフローチャートである。本方法は、複数の画素で構成される画像信号の彩度を動的に調整するために使用される。以下に、本発明による方法のステップを詳細に説明する。
最初に、ステップS71が遂行されて、上記画像信号を入力し、そして該画像信号の画素を複数の中間信号に変換する。ここで、上記中間信号のそれぞれは各彩度値を有している。
或る実施形態では、上記中間信号のそれぞれは、明度成分(brightness component)、第1色成分(first color component)および第2色成分(second color component)を備えている。上記中間信号のそれぞれの彩度値は、上記第1色成分および上記第2色成分によって定義される。
続いて、ステップS73が遂行されて、上記中間信号に基づいて演算信号を発生させる。具体的には、ステップS73は、上記中間信号の彩度値に関するヒストグラムを計算し、そして該ヒストグラムにおける上記中間信号の彩度値の分布に従って上記演算信号を発生させる。
或る実施形態では、上記中間信号のそれぞれの彩度値は、上記第1色成分および上記第2色成分の絶対値の合計として定義される。他の実施形態では、上記中間信号のそれぞれの彩度値は、上記第1色成分および第2色成分の二乗値(square value)の合計として定義される。
その後、上記演算信号に従って利得信号が発生される(ステップS75)。或る実施形態では、ステップS75は、上記演算信号およびルックアップテーブルに従って上記利得信号を発生させる。他の実施形態では、ステップS75は、前の複数の画像信号に関連した複数の参照利得信号および上記演算信号に従って上記利得信号を発生させる。
ステップS75において発生された上記利得信号に従って、上記中間信号のそれぞれの彩度値が調整される(ステップS77)。最後に、ステップS79が遂行されて、上記調整された中間信号を上記画像信号の画素に変換して戻し、そして、これにより上記画像信号の彩度が調整される。
上述の例および説明を用いて、本発明の特徴および思想が願わくは十分に説明された。本技術分野の当業者であれば、本発明の教示の範囲内で、上記装置の多くの変形および代替物がなされることが容易に分かるであろう。従って、上記開示は、添付の請求項の境界(metes)および範囲(bounds)によってのみ制限されるものとして解釈されるべきである。
12,52 第1変換モジュール
14,540 演算モジュール
16,542 利得モジュール
18,56 調整モジュール
20,58 第2変換モジュール
54 演算/利得モジュール
14,540 演算モジュール
16,542 利得モジュール
18,56 調整モジュール
20,58 第2変換モジュール
54 演算/利得モジュール
Claims (25)
- 複数の画素で構成された画像信号の彩度を動的に調整するための装置であって、
前記画像信号を入力すると共に、前記画像信号の画素をそれぞれが各彩度値を有する複数の中間信号に変換するための第1変換モジュールと、
前記第1変換モジュールに電気的に接続され、前記中間信号を入力すると共に、該中間信号に基づいて演算信号を発生させるための演算モジュールと、
前記演算モジュールに電気的に接続され、前記演算信号を入力すると共に、該演算信号に基づいて利得信号を発生させる利得モジュールと、
前記利得モジュールおよび前記第1変換モジュールにそれぞれ接続され、前記利得信号および前記中間信号を入力すると共に、前記利得信号に従って前記中間信号のそれぞれの彩度値を調整するための調整モジュールと、
前記調整モジュールに電気的に接続され、前記調整された中間信号を入力すると共に、該調整された中間信号を前記画像信号の画素に変換して戻す第2変換モジュールと
を備え、これにより前記画像信号の彩度が調整される装置。 - 前記中間信号のそれぞれは、明度成分、第1色成分、および第2色成分を含む請求項1記載の装置。
- 前記中間信号のそれぞれの彩度値は、前記第1色成分および前記第2色成分によって定義される請求項2記載の装置。
- 前記演算モジュールは、前記中間信号の彩度値に関するヒストグラムを計算し、そして該ヒストグラムにおける前記中間信号の彩度値の分布に従って前記演算信号を発生させる請求項3記載の装置。
- 前記中間信号のそれぞれの彩度値は、前記第1色成分および前記第2色成分の絶対値の合計として定義される請求項2記載の装置。
- 前記中間信号のそれぞれの彩度値は、前記第1色成分および前記第2色成分の二乗値の合算として定義される請求項2記載の装置。
- 前記利得モジュールは、ルックアップテーブルを備え、前記演算信号および前記ルックアップテーブルに従って前記利得信号を発生させる請求項1記載の装置。
- 前記利得モジュールは、前の複数の画像信号に関連した複数の参照利得信号を格納するためのバッファを備え、該利得モジュールは、前記演算信号および前記参照利得信号に従って前記利得信号を発生させる請求項1記載の装置。
- 複数の画素で構成される画像信号の彩度を動的に調整するための装置であって、
前記画像信号を入力すると共に、該画像信号の画素をそれぞれが各彩度値を有する複数の中間信号に変換するための第1変換モジュールと、
前記第1変換モジュールに電気的に接続され、前記中間信号を入力すると共に、該中間信号に基づいて利得信号を発生させるための演算/利得モジュールと、
前記演算/利得モジュールおよび前記第1変換モジュールにそれぞれ電気的に接続され、前記利得信号および前記中間信号をを入力すると共に、前記利得信号に従って前記中間信号のそれぞれの彩度値を調整するための調整モジュールと、
前記調整モジュールに電気的に接続され、前記調整された中間信号を入力すると共に、該調整された中間信号を前記画像信号の画素に変換して戻すための第2変換モジュールと
を備え、これにより前記画像信号の彩度をが調整される装置。 - 前記演算/利得モジュールは、
前記第1変換モジュールに電気的に接続され、前記中間信号を入力すると共に、該中間信号に基づいて演算信号を発生させる演算モジュールと、
前記演算モジュールに電気的に接続され、前記演算信号を入力すると共に、該演算信号に従って前記利得信号を発生させるための利得モジュールと
を備えた請求項9記載の装置。 - 前記中間信号は、明度成分、第1色成分、および第2色成分を含む請求項10記載の装置。
- 前記中間信号のそれぞれの彩度値は、前記第1色成分および前記第2色成分によって定義される請求項11記載の装置。
- 前記演算モジュールは、前記中間信号の彩度値に関するヒストグラムを計算し、そして該ヒストグラムにおける前記中間信号の彩度値の分布に従って前記演算信号を発生させる請求項12記載の装置。
- 前記中間信号のそれぞれの彩度値は、前記第1色成分および前記第2色成分の絶対値の合計として定義される請求項11記載の装置。
- 前記中間信号のそれぞれの彩度値は、前記第1色成分および前記第2色成分の二乗値の合算として定義される請求項11記載の装置。
- 前記利得モジュールは、ルックアップテーブルを備え、前記演算信号および前記ルックアップテーブルに従って前記利得信号を発生させる請求項10記載の装置。
- 前記利得モジュールは、前の複数の画像信号に関連した複数の参照利得信号を格納するためのバッファを備え、該利得モジュールは、前記演算信号および前記参照利得信号に従って前記利得信号を発生させる請求項10記載の装置。
- 複数の画素で構成された画像信号の彩度を動的に調整するための方法であって、
(a)前記画像信号を入力すると共に、前記画像信号の画素をそれぞれが各彩度値を有する複数の中間信号に変換するステップと、
(b)前記中間信号に基づいて演算信号を発生させるステップと、
(c)前記演算信号に基づいて利得信号を発生させるステップと、
(d)前記利得信号に従って前記中間信号のそれぞれの彩度値を調整するステップと、
(e)前記調整された中間信号を前記画像信号の画素に変換して戻すステップと
を備え、これにより前記画像信号の彩度が調整される方法。 - 前記中間信号のそれぞれは、明度成分、第1色成分、および第2色成分を含む請求項18記載の方法。
- 前記中間信号のそれぞれの彩度値は、前記第1色成分および前記第2色成分によって定義される請求項19記載の方法。
- 前記ステップ(b)は、前記中間信号の彩度値に関するヒストグラムを計算し、そして該ヒストグラムにおける前記中間信号の彩度値の分布に従って前記演算信号を発生させる請求項20記載の方法。
- 前記中間信号のそれぞれの彩度値は、前記第1色成分および前記第2色成分の絶対値の合計として定義される請求項19記載の方法。
- 前記中間信号のそれぞれの彩度値は、前記第1色成分および前記第2色成分の二乗値の合算として定義される請求項19記載の方法。
- 前記ステップ(c)は、前記演算信号およびルックアップテーブルに従って前記利得信号を発生させる請求項18記載の方法。
- 前記ステップ(c)は、前の複数の画像信号に関連した複数の参照利得信号および前記演算信号に従って前記利得信号を発生させる請求項18記載の方法。
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