JP4835907B2 - 信号処理装置および方法 - Google Patents

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Description

本発明は、信号処理装置および方法に関し、特に、自然な画像を表示できるようにした信号処理装置および方法に関する。
テレビジョン受像機(以下、TV受像機と称する)において画像を表示するCRT(Cathode Ray Tube)などの表示装置は、画面の明るさが映像信号のレベルに比例せず、指数関数的に変化する特性(ガンマ特性)を有する。そこで放送局はこのガンマ特性が補正されるようにするために、図1に示されるように、逆ガンマ補正して映像信号を送信している。ITU-R BT601,ITU-R BT709、またはsRGBの規格においては、CRTが基準の表示装置であるものとして、逆ガンマ補正におけるガンマ値はγ=1/2.2程度と規定されている。
逆ガンマ補正が行われた映像信号を受信するため、従来のTV受像機は、図2に示される構成の補正部11を有している。
放送局から送信されてくる映像信号は図示せぬアンテナにより受信され、その映像信号から輝度信号Y、色差信号Cb、および色差信号Crが検出され、補正部11に供給される。補正部11において補正(信号処理)された映像信号は表示部12に供給され、供給された映像信号に対応する画像が表示される。
補正部11は輪郭補正部31、コントラスト補正部32、加算部33,YCbCrRGB変換部34、およびパネルガンマ補正部35から構成される。検出された輝度信号Yは輪郭補正部31およびコントラスト補正部32に供給される。また、検出された色差信号Cbおよび色差信号CrはYCbCrRGB変換部34に供給される。
輪郭補正部31は、供給された輝度信号Y(例えば、図3Aに示される信号)から2次微分成分(例えば、図3Bに示される信号)を抽出し、元の輝度信号Yに重畳することにより輪郭を補正する。輪郭補正部31は輪郭を補正した映像信号(例えば、図3Cに示される信号)を加算部33に供給する。
コントラスト補正部32は、供給された輝度信号Yにおける輝度の分布などからコントラストを補正(改善)する処理を行う。コントラスト補正部32はコントラストを補正(改善)した輝度信号Yを加算部33に供給する。
加算部33は、輪郭補正部31から供給された輝度信号Yおよびコントラスト補正部32から供給された輝度信号Yを加算(合成)する。加算部33は加算した信号をYCbCrRGB変換部34に供給する。
YCbCrRGB変換部34は、加算部33から供給された輝度信号Y、並びに検出された色差信号Cbおよび色差信号Crを、原色信号であるRGB信号に変換する。YCbCrRGB変換部34は生成したRGB信号をパネルガンマ補正部35に供給する。
パネルガンマ補正部35は、YCbCrRGB変換部34から供給されたRGB信号に対して、表示部12(のディスプレイパネル)のガンマ特性に応じたガンマ値でガンマ補正を行う。パネルガンマ補正部35はガンマ補正したRGB信号を表示部12に供給し、そのRGB信号に対応する画像を表示させる。
逆ガンマ補正をかけられている映像信号に対してガンマ値約2.2のガンマ補正をかけることで輝度特性が直線的になるように補正することは、例えば特許文献1にも開示されている。
なお、送信側で行われる逆ガンマ補正にも、ガンマ値が異なるだけなので、ガンマ補正の一種と考えることもできる。
特許第3271286号公報
しかしながら、従来の技術においては、補正された映像信号に対応する画像を人間が見た場合、人間には画像の輪郭における黒レベルが浮き上がるように見えてしまう問題があった。その結果、表示装置において違和感のある画像が表示されてしまっていた。
これは、図3Cにおける低レベルに強調する補正量(高さH1)と、高レベルに強調する補正量(高さH2)が信号レベルとしては同一であったとしても、人間の目の感度特性を考慮すると、両者の補正量が同一と感知されないことに起因する。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、表示される画像がより自然な画像となるようにするものである。
本発明の信号処理装置は、映像信号に含まれている輝度信号を補正する信号補正手段と、信号補正手段により補正された輝度信号に基づいて輪郭を補正する輪郭補正手段と、輪郭補正手段と並列に配置され、信号補正手段により補正された輝度信号のコントラストを補正するコントラスト補正手段と、輪郭が補正された輝度信号とコントラストが補正された輝度信号とを加算する加算手段と、加算手段の加算により得られた輝度信号および映像信号に含まれている色差信号に基づいて、表示部に画像を表示させるための表示信号を生成する生成手段と、生成手段により生成された表示信号に対して、表示部のガンマ特性に応じたガンマ補正を行うガンマ補正手段とを備え、信号補正手段は、映像信号に対応する画像の輝度に基づいて、画像の輝度の平均を表す平均輝度を算出する平均輝度算出手段と、逆ガンマ補正に用いたガンマ値と輝度信号とから演算される第1の知覚輝度を、平均輝度に応じて輝度信号により決定される第2の知覚輝度に補正するために、輝度信号に加算される補正用信号を生成する補正用信号生成手段と、輝度信号に補正用信号を加算して得られる、補正後の輝度信号を生成する加算生成手段とを有する。
補正用信号生成手段は、第1の知覚輝度を、平均輝度に応じて異なる演算式により輝度信号を用いて演算される第2の知覚輝度に補正するための補正用信号を生成することができる。
補正用信号生成手段は、第1の知覚輝度を、平均輝度が第1の閾値未満である場合、第1の閾値以上であって第2の閾値未満である場合、または第2の閾値以上である場合それぞれ異なる演算式により輝度信号を用いて演算される第2の知覚輝度に補正するための補正用信号を生成するようにすることができる。
補正用信号生成手段は、輝度信号と第2の知覚輝度との対応関係を規定したルックアップテーブルであって、異なる平均輝度毎に予め用意された複数のルックアップテーブルのうち、平均輝度算出手段により算出された平均輝度に対応するルックアップテーブルを用いて、輝度信号に対応する第2の知覚輝度を決定し、第1の知覚輝度を、決定した第2の知覚輝度に補正するための補正用信号を生成することができる。
本発明の信号処理方法は、映像信号に含まれている輝度信号を補正する信号補正ステップと、信号補正ステップの処理により補正された輝度信号に基づいて輪郭を補正する輪郭補正ステップと、信号補正ステップの処理により補正された輝度信号のコントラストを補正するコントラスト補正ステップと、輪郭が補正された輝度信号とコントラストが補正された輝度信号とを加算する加算ステップと、加算ステップの処理により得られた輝度信号および映像信号に含まれている色差信号に基づいて、表示部に画像を表示させるための表示信号を生成する生成ステップと、生成ステップの処理により生成された表示信号に対して、表示部のガンマ特性に応じたガンマ補正を行うガンマ補正ステップとを含み、信号補正ステップは、映像信号に対応する画像の輝度に基づいて、画像の輝度の平均を表す平均輝度を算出する平均輝度算出ステップと、逆ガンマ補正に用いたガンマ値と輝度信号とから演算される第1の知覚輝度を、平均輝度に応じて輝度信号により決定される第2の知覚輝度に補正するために、輝度信号に加算される補正用信号を生成する補正用信号生成ステップと、輝度信号に補正用信号を加算して得られる、補正後の輝度信号を生成する加算生成ステップとを有する。
本発明の信号処理装置および方法においては、映像信号に含まれている輝度信号が補正され、補正された輝度信号に基づいて輪郭が補正され、補正された輝度信号のコントラストが補正され、輪郭が補正された輝度信号とコントラストが補正された輝度信号とが加算され、加算により得られた輝度信号および映像信号に含まれている色差信号に基づいて、表示部に画像を表示させるための表示信号が生成され、生成された表示信号に対して、表示部のガンマ特性に応じたガンマ補正が行われる。なお、輝度信号の補正においては、映像信号に対応する画像の輝度に基づいて、画像の輝度の平均を表す平均輝度が算出され、逆ガンマ補正に用いたガンマ値と輝度信号とから演算される第1の知覚輝度を、平均輝度に応じて輝度信号により決定される第2の知覚輝度に補正するために、輝度信号に加算される補正用信号が生成され、輝度信号に補正用信号を加算して得られる、補正後の輝度信号が生成される。
本発明によれば、画像の輪郭を補正することができる。特に、本発明によれば、輪郭補正に伴う黒レベルの浮き上がりを防止し、表示される画像をより自然な画像にすることができる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、請求項に記載の構成要件と、発明の実施の形態における具体例との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、請求項に記載されている発明をサポートする具体例が、発明の実施の形態に記載されていることを確認するためのものである。従って、発明の実施の形態中には記載されているが、構成要件に対応するものとして、ここには記載されていない具体例があったとしても、そのことは、その具体例が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、具体例が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その具体例が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
さらに、この記載は、発明の実施の形態に記載されている具体例に対応する発明が、請求項に全て記載されていることを意味するものではない。換言すれば、この記載は、発明の実施の形態に記載されている具体例に対応する発明であって、この出願の請求項には記載されていない発明の存在、すなわち、将来、分割出願されたり、補正により追加される発明の存在を否定するものではない。
請求項1に記載の信号処理装置は、逆ガンマ補正が行われた映像信号を入力し、映像信号に対応する画像を表示部(例えば、図4の表示部12)に表示させる信号処理装置(例えば、図4の補正部94)であって、映像信号に含まれている輝度信号を補正する信号補正手段(例えば、図5信号補正部111)と、信号補正手段により補正された輝度信号に基づいて輪郭を補正する輪郭補正手段(例えば、図5の輪郭補正部31)と、輪郭補正手段と並列に配置され、信号補正手段により補正された輝度信号のコントラストを補正するコントラスト補正手段(例えば、図5のコントラスト補正部32)と、輪郭が補正された輝度信号とコントラストが補正された輝度信号とを加算する加算手段(例えば、図5の加算部33)と、加算手段の加算により得られた輝度信号および映像信号に含まれている色差信号に基づいて、表示部に画像を表示させるための表示信号を生成する生成手段(例えば、図5のYCbCrRGB変換部34)と、生成手段により生成された表示信号に対して、表示部のガンマ特性に応じたガンマ補正を行うガンマ補正手段(例えば、図5のパネルガンマ補正部35)とを備え、信号補正手段は、映像信号に対応する画像の輝度に基づいて、画像の輝度の平均を表す平均輝度を算出する平均輝度算出手段(例えば、図6の平均輝度算出部131)と、逆ガンマ補正に用いたガンマ値と輝度信号とから演算される第1の知覚輝度を、平均輝度に応じて輝度信号により決定される第2の知覚輝度に補正するために、輝度信号に加算される補正用信号を生成する補正用信号生成手段(例えば、図6の補正用信号生成部132)と、輝度信号に補正用信号を加算して得られる、補正後の輝度信号を生成する加算生成手段(例えば、図6の加算部133)とを有する。
前記補正用信号生成手段は、前記第1の知覚輝度を、前記平均輝度が第1の閾値(例えば、図9のステップS32における閾値THa)未満である場合、前記第1の閾値以上であって第2の閾値(例えば、図9のステップS34における閾値THb)未満である場合、または前記第2の閾値以上である場合それぞれ異なる演算式により前記輝度信号を用いて演算される前記第2の知覚輝度に補正するための前記補正用信号を生成する。
請求項に記載の信号処理方法は、逆ガンマ補正が行われた映像信号を入力し、映像信号に対応する画像を表示部(例えば、図4の表示部12)に表示させる信号処理装置(例えば、図4の補正部94)の信号処理方法であって、映像信号に含まれている輝度信号を補正する信号補正ステップ(例えば、図7のステップS1の処理)と、信号補正ステップの処理により補正された輝度信号に基づいて輪郭を補正する輪郭補正ステップ(例えば、図7のステップS2の処理)と、信号補正ステップの処理により補正された輝度信号のコントラストを補正するコントラスト補正ステップ(例えば、図7のステップS3の処理)と、輪郭が補正された輝度信号とコントラストが補正された輝度信号とを加算する加算ステップ(例えば、図7のステップS4の処理)と、加算ステップの処理により得られた輝度信号および映像信号に含まれている色差信号に基づいて、表示部に画像を表示させるための表示信号を生成する生成ステップ(例えば、図7のステップS5の処理)と、生成ステップの処理により生成された表示信号に対して、表示部のガンマ特性に応じたガンマ補正を行うガンマ補正ステップ(例えば、図7のステップS6の処理)とを含み、信号補正ステップは、映像信号に対応する画像の輝度に基づいて、画像の輝度の平均を表す平均輝度を算出する平均輝度算出ステップ(例えば、図9のステップS31の処理)と、逆ガンマ補正に用いたガンマ値と輝度信号とから演算される第1の知覚輝度を、平均輝度に応じて輝度信号により決定される第2の知覚輝度に補正するために、輝度信号に加算される補正用信号を生成する補正用信号生成ステップ(例えば、図9のステップS33,S35またはS36の処理)と、輝度信号に補正用信号を加算して得られる、補正後の輝度信号を生成する加算生成ステップ(例えば、図9のステップS37の処理)とを有する。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図4は、本発明の一実施の形態に係るTV受像機81の構成例を示すブロック図である。TV受像機81はアンテナ91、映像受信部92、色信号再生部93、補正部94、および表示部12により構成される。なお、TV受像機81において、図2に示される従来のTV受像機と対応する部分(図5を参照して後述する補正部94の各構成および表示部12)には同一の符号を付してあり、その説明は適宜省略する。
アンテナ91は放送局から送信されてくる映像信号(テレビジョン電波)を受信する。アンテナ91は受信した映像信号を映像受信部92に供給する。放送局から送信されてくる映像信号は、逆ガンマ補正されたRGB信号を含むコンポジット信号である。
映像受信部92はアンテナ91から供給された映像信号の中からユーザが所望するチャネルの映像信号を抽出し、その映像信号を増幅、検波して輝度信号Yを検出する。映像受信部92は検出した輝度信号Yを補正部94に供給する。また、映像受信部92は映像信号から色に関する信号(搬送色信号(クロマ信号))を検出し、色信号再生部93に供給する。
色信号再生部93は映像受信部92から供給された色に関する信号を増幅、検波(色復調)することにより色差信号Cbおよび色差信号Crを検出し、補正部94に供給する。
補正部94は映像受信部92から供給された輝度信号Yに対して所定の補正処理(信号処理)を行う。また、補正部94は補正処理を行った輝度信号Yと、色信号再生部93から供給された色差信号Cbおよび色差信号Crとに基づいて、所定の信号処理を行い、表示部12に画像を表示させるための表示信号としてのRGB信号を生成し、表示部12に供給する。
表示部12は補正部94から供給されたRGB信号に対応する画像を表示する。
なお、図示は省略するが、TV受像機81には、同期をとるための同期部、音声信号を処理するための音声処理部も設けられている。
図5は補正部94の構成例を示すブロック図である。補正部94は信号補正部111、輪郭補正部31、コントラスト補正部32、加算部33、YCbCrRGB変換部34、およびパネルガンマ補正部35から構成される。
補正部94において、映像受信部92において検出された輝度信号Yは、信号補正部111に供給され、色信号再生部93において検出された色差信号Cbおよび色差信号Crは、YCbCrRGB変換部34に供給される。
信号補正部111は、供給された輝度信号Yに対して、人間の視感度の特性における輝度(明度)の感度に基づく補正の処理を行う。信号補正部111は、補正した輝度信号Yを、並列に接続されている輪郭補正部31およびコントラスト補正部32に供給する。
輪郭補正部31、コントラスト補正部32、加算部33、YCbCrRGB変換部34、およびパネルガンマ補正部35は、図2における場合と同様の機能を有するものであり、同図におけるそれらの説明はそのまま図5の説明としても引用する。
図6は信号補正部111の構成例を示すブロック図である。信号補正部111は平均輝度算出部131、補正用信号生成部132、および加算部133により構成される。映像受信部92において検出された輝度信号Yは平均輝度算出部131、補正用信号生成部132、および加算部133に供給される。
平均輝度算出部131は、供給された輝度信号Yに基づいて、1フレーム(もしくは1フィールド)、またはそれ以上の複数のフレーム(もしくはフィールド)の画像全体の平均輝度を算出し、その算出結果である平均輝度を補正用信号生成部132に供給する。
補正用信号生成部132は、平均輝度算出部131から供給された平均輝度に基づいて、映像受信部92から供給された輝度信号Yの視感度を補正する補正用信号を生成する。補正用信号生成部132は生成した補正用信号を加算部133に供給する。
加算部133は映像受信部92から供給された輝度信号Yに、補正用信号生成部132から供給された補正用信号を加算(合成)することで輝度信号Yを補正する。加算部133は加算した輝度信号Yを輪郭補正部31およびコントラスト補正部32に供給する。
次に図7のフローチャートを参照して、TV受像機81が実行する画像表示処理について説明する。この処理は例えば、ユーザがTV受像機81の図示せぬ操作部を操作することで、所定の番組の表示の指示が入力された場合に開始される。
ステップS1において、信号補正部111は輝度信号補正処理を実行する。この輝度信号補正処理の詳細は、図9のフローチャートを参照して後述するが、この処理により輝度信号Yが人間の視感度に基づいて補正される。
ステップS2において、輪郭補正部31はステップS1の処理により補正された輝度信号Yの輪郭を補正する。
ここで、図8を参照して輝度信号Yに対する輪郭の補正の原理について説明する。
輪郭補正部31は、供給された輝度信号Y(図8A)から、時間tだけ遅延した信号と、時間2tだけ遅延した遅延信号を生成する。さらに、輪郭補正部31は、輝度信号Yと時間2tだけ遅延した遅延信号とを加算(合成)する。これにより、映像信号の高調波成分が集中している輪郭部に段差が生じる。輪郭補正部31は加算した信号の波形に1/2を乗算する。
輪郭補正部31は、時間tだけ遅延した遅延信号から、乗算した信号を減算する。これにより輪郭部がオーバーシュートした補正成分信号(図8B)が生成される。すなわち2次微分成分が抽出される。輪郭補正部31は補正成分信号に時間tだけ遅延した遅延信号を加算することで、輪郭補正後の輝度信号(図8C)を生成する。
このとき、低レベルに強調する成分の補正量(高さH11)と、高レベルに強調する成分の補正量(H12)は信号レベル上では同一となる。
ステップS3において、コントラスト補正部32はステップS1の処理により補正された輝度信号Yのコントラストを補正(改善)する。このコントラストを補正する処理としては、例えば、特開平7−154644号公報に開示されているような、入力映像信号の所定レベル以下の黒信号を検出し、検出された黒信号のピーク値がぺデスタルと一致するように黒信号を伸長する技術を利用することができる。
なお、ステップS2とステップS3の処理は、実際には並列的に行われる。
ステップS4において、加算部33はステップS2の処理により輪郭が補正された輝度信号YにステップS3の処理によりコントラストが補正された輝度信号Yを加算(合成)する。
ステップS5において、YCbCrRGB変換部34はステップS4の処理により加算された輝度信号Y、並びに色差信号Cbと色差信号Crから原信号であるRGB信号(R,G,B信号)を生成する。すなわち、YCbCrRGB変換部34は、輝度信号Y、色差信号Cb、および色差信号Crから3×3行列によるマトリクス処理によりR(Red)信号、G(Green)信号、およびB(Blue)信号を生成する。
ステップS6において、パネルガンマ補正部35はステップS5の処理により生成されたRGB信号に対して、表示部12(のディスプレイパネル)のガンマ特性に応じたガンマ補正を行う。通常、放送局から送信されてくる映像信号における逆ガンマ補正のガンマ値は、基準の表示部はCRTであるとしているため、γ=1/2.2とされている。従って、図5の表示部12がCRTである場合、ガンマ値γ=2.2であるから、パネルガンマ補正部35は次式(1)に基づいて、供給されたRGB信号に対してガンマ補正を行う。
Yout=Xin ・・・(1)
式(1)において、“Xin”はYCbCrRGB変換部34からパネルガンマ補正部35に入力されるRGB信号のレベルを表し、“Yout”は表示部12に出力する信号のレベルを表している。すなわち、パネルガンマ補正部35は表示部12がCRTである場合、YCbCrRGB変換部34から供給されたRGB信号をそのまま表示部12に出力する。表示部12がガンマ値γ=2.2のガンマ特性を有するため、送信側でガンマ値γ=1/2.2で逆ガンマ補正された映像信号は、表示部12で結果的にリニアな特性に補正され、表示される。
また、表示部12がPDP(Plasma Display Panel)である場合、そのガンマ値γ=1.0であるため、パネルガンマ補正部35は次式(2)に基づいて、供給されたRGB信号にガンマ補正を行う。
Yout=Xin^2.2 ・・・(2)
なお、“^”はべき乗を表す。
さらにまた表示部12がLCD(Liquid Crystal Display)である場合、そのガンマ特性は必ずしも1つのガンマ値で一義的に決定されない非線形の特性となる。このような場合、パネルガンマ補正部35に、入出力の関係を規定するルックアップテーブル(以下、LUTと称する)を設け、それに基づいてガンマ補正を行うようにしてもよい。
ステップS7において、表示部12はステップS6の処理によりガンマ補正が行われたRGB信号に対応する画像を表示する。ステップS7の処理の後、処理は終了する。
このように、表示部12のガンマ特性とパネルガンマ補正部35におけるガンマ特性を合成した特性が、ガンマ値γ=2.2の特性となるように、パネルガンマ補正部35の特性が設定されているので、全体として、ガンマ値γ=1/2.2が補正され、リニアな特性が実現される。
以上の処理が表示部12に表示される各フレーム毎または各フィールド毎に実行される。
次に図9のフローチャートを参照して、図7のステップS1における輝度信号補正処理の詳細について説明する。ステップS31において、平均輝度算出部131は、輝度信号Yに基づいて、1枚の画像全体の平均輝度を算出する。
ステップS32で、補正用信号生成部132は、平均輝度と閾値THaとの大きさを比較する。この閾値THaは、後述するステップS34において、画像の平均輝度の大きさを判定するための閾値THbより小さい値とされる。すなわち、平均輝度が閾値THb以上である場合、その画像は明るい画像であることになり、平均輝度が閾値THa以上であり、かつ閾値THb未満である場合、画像は薄暗い画像であることになる。平均輝度が閾値THa未満である場合、画像は暗い画像であることになる。
ステップS32において平均輝度が閾値THa以上ではないと判定された場合、画像は暗い画像であるので、ステップS33において、補正用信号生成部132は暗い画像である場合における輝度信号Yの補正用信号を生成する。
ここで、人間の視感度における輝度(明度)の感度と“γ=1/2.2”のガンマ値で逆ガンマ補正されている映像信号に対応する画像の輝度との関係を説明する。人間の視感度における輝度(明度)の感度は、γ=1/2.2で逆ガンマ補正されている映像信号に対応する(実際に画面に表示された)画像の輝度と必ずしも一致しないことが知られている。Bartleson 1967, 1975; Sproson 1983, pp148によれば、人間の目が感じる輝度は、周囲が暗い時、薄暗い時、明るい時のそれぞれの状態において次の式(3)乃至式(5)で表すことができる。
L=25.4(100Y/Yn+1.0)^0.33−16 ・・・(3)
L=17.5(100Y/Yn+0.6)^0.41−16 ・・・(4)
L=11.5(100Y/Yn+1.0)^0.5−16 ・・・(5)
式(3)乃至式(5)において、“L”は人間の目が感じる輝度である“知覚輝度”を表し、“Y”は実際にディスプレイの画面に表示される画像の輝度、すなわち、例えば画像が表示された表示部12の画面の輝度である“物理輝度”を示し、 “Yn”は光源の輝度(表示部12の画面に表示される画像の最大輝度)を示している。すなわち、式(3)乃至式(5)は“Y”で示される物理輝度が光源の輝度である“Yn”と同じ値である場合、それぞれの知覚輝度“L”が略100になるように規定されている関数である。
また、人間の視感度における輝度(明度)と、γ=1/2.2で逆ガンマ補正されている映像信号に対応する(実際に画面に表示された)画像の輝度とは次式(6)で表される。
知覚輝度=物理輝度^γ (γ=1/2.2) ・・・(6)
図10は“知覚輝度”および“物理輝度”における、式(3)乃至式(5)と式(6)との関係を説明する図である。図10においては縦軸が“知覚輝度”を表し、横軸が“物理輝度”を表している。
図10に示される曲線L11は式(6)に対応する曲線である。曲線L21は式(3)に対応する曲線であり、曲線L22は式(4)に対応する曲線であり、曲線L23は式(5)に対応する曲線である。
図10に示されるように、周囲が暗い時、薄暗い時、明るい時のそれぞれに対応する人間の視感度における輝度を表す曲線L21乃至曲線L23と、ガンマ値γ=1/2.2(逆ガンマ補正時のガンマ値)である場合における表示部12の画面に表示される画像の輝度を表す曲線L11とは一致しない。
これは図8を参照して上述した低レベルに強調する補正量(高さH11)と補正量(高さH12)は信号レベル上では同一の補正量であるが、人間の視感度を基準に考えた場合、両者は同一の補正量とはならないことを意味している。
図11の曲線L31は曲線L21と曲線L11との知覚輝度の差分を示す図である。図11において横軸は図10と同様に“物理輝度”を表し、縦軸は“物理輝度”の各値に対応する式(3)に基づく知覚輝度と式(6)に基づく知覚輝度の差分を表している。
図11に示されるように、曲線L31は“物理輝度”が“0”である場合、“知覚輝度の差分”が略“10”となり、“物理輝度”がそれより大きくなるにつれて“知覚輝度の差分”が次第に減少するように変化し、“物理輝度”が略“5”である場合、“知覚輝度の差分”が略“4”となる。“物理輝度”が略“20”である場合、“知覚輝度の差分”が略“5”まで大きくなり、“物理輝度”がさらに大きくなると“知覚輝度”は次第に減少し、“物理輝度”が“100”である場合、“知覚輝度の差分”が略“0.5”となる。
説明を図9に戻し、ステップS33において補正用信号生成部132は、式(3)(周囲が暗い時の式)と、ガンマ値γ=1/2.2の場合の式(6)との差分であって、輝度信号Yを物理輝度とした場合のその輝度値に対応する差分を、輝度信号Yの補正用信号として演算する。すなわち、図11の曲線L31に対応する値が求められる。
ステップS33の処理の後、ステップS37において、加算部133は映像受信部92から供給された輝度信号YにステップS33の処理により生成された補正用信号を加算(合成)する。これにより、図10の曲線L11の値(輝度信号Y)に、補正用信号を加算することで、曲線L21の値(暗い画像である場合の知覚輝度)が求められたことになる。これが表示部12に表示されるので、黒レベルが浮き上がるように見えてしまうことが抑制され、ユーザは自然な画像を見ることができる。ステップS37の処理の後、処理は図7のステップS2に戻り、それ以降の処理が実行される。
ステップS32において、平均輝度が閾値THa以上であると判定された場合、ステップS34において、補正用信号生成部132はステップS31の処理により算出された平均輝度が閾値THb以上であるかを判定する。ステップS34において平均輝度が閾値THb以上ではないと判定された場合、表示部12に表示される画像は薄暗い画像であるので、ステップS35において、補正用信号生成部132は表示部12に表示される画像が薄暗い場合における輝度信号Yの補正用信号を生成する。
すなわち、ステップS35において補正用信号生成部132は、式(4)(周囲が薄暗い時の式)と、式(6)との差分であって、輝度信号Yに対応する差分を補正用信号として演算する。
ステップS35の処理の後、ステップS37において、加算部133は映像受信部92から供給された輝度信号YにステップS35の処理により生成された補正用信号を加算(合成)する。これにより、曲線L22の値が求められたことになる。ステップS37の処理の後、処理は図7のステップS2に戻り、それ以降の処理が実行される。
ステップS34において、平均輝度が閾値THb以上であると判定された場合、表示部12に表示される画像は明るい画像であるので、ステップS36において、補正用信号生成部132は表示部12に表示される画像が明るい画像である場合における輝度信号Yの補正用信号を生成する。
すなわち、ステップ36において補正用信号生成部132は、式(5)(周囲が明るい時の式)と、式(6)との差分であって、輝度信号Yに対応する差分を補正用信号として演算する。
ステップS36の処理の後、ステップS37において、加算部133は映像受信部92から供給された輝度信号YにステップS36の処理により生成された補正用信号を加算(合成)する。これにより、曲線L23の値が求められたことになる。ステップS37の処理の後、処理は図7のステップS2に戻り、それ以降の処理が実行される。
以上のように、逆ガンマ補正が行われた映像信号に対して人間の視感度に応じた補正を行うことにより、この映像信号に対応する画像を人間が見た場合、人間の目おいて、輪郭補正により画像の輪郭における黒レベルが浮き上がるように見えることを防ぐことができる。すなわち、違和感のある画像が表示されることを防ぐことができる。
また、映像信号に対して人間の視感度に応じた補正を行うことにより、画像の輪郭を強調することができる。
従って、表示される画像をより自然な画像にすることができる。特に、TV受像機81(表示部12)の画面が大画面である場合に、また輪郭が多い画像である場合に表示される画像をより自然な画像にすることができる。
図5において輪郭補正部31とコントラスト補正部32とが並列に配置されることで、コントラスト補正部32、輪郭補正部31の順に直列に配置される場合と比較して、信号補正部111が人間の視感度に基づいて輝度信号Yを補正する効果を顕著にすることができる。
また、ステップS33、ステップS35、およびステップS36において、式(3)乃至式(5)に基づいて演算を行い、知覚輝度を算出するように説明したが、図10に示される物理輝度と知覚輝度との対応関係を規定したLUTを平均輝度毎に用意し(図9のように処理する場合、3種類のLUTを用意し)、それを利用して補正用信号を生成してもよい。
さらにまたTV受像機81に所定のセンサを設け、表示部12の周囲の光に基づいて信号補正部111が補正した輝度信号Yをさらに補正するようにしてもよい。
本発明に係る信号処理装置の実施の形態は、TV受像機81に限定されず、ビデオカメラ(カムコーダ)、PDA(Personal Digital Assistants)、携帯電話機、パーソナルコンピュータなど、記録媒体から少なくとも画像の記録および読み出しが可能な信号処理装置に適用することができる。
なお、本明細書において、記録媒体に格納されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくても、並列的あるいは個別に実行される処理を含むものである。
逆ガンマ補正を説明する図である。 従来のテレビジョン受像機における補正部の構成例を示すブロック図である。 輪郭の補正を説明する図である。 本発明を適用したテレビジョン受像機の構成例を示すブロック図である。 図4の補正部の構成例を示すブロック図である。 図5の信号補正部の構成例を示すブロック図である。 画像表示処理を説明するフローチャートである。 輪郭の補正を説明する図である。 輝度信号補正処理を説明するフローチャートである。 人間の視感度に基づく物理輝度と知覚輝度との関係を説明する図である。 知覚輝度との差分を説明する図である。
符号の説明
12 表示部, 31 輪郭補正部, 32 コントラスト補正部, 33 加算部, 34 YCbCrRGB変換部, 35 パネルガンマ補正部, 81 テレビジョン受像機, 94 補正部, 111 信号補正部, 131 平均輝度算出部, 132 補正用信号生成部

Claims (5)

  1. 逆ガンマ補正が行われた映像信号を入力し、前記映像信号に対応する画像を表示部に表示させる信号処理装置において、
    前記映像信号に含まれている輝度信号を補正する信号補正手段と、
    前記信号補正手段により補正された前記輝度信号に基づいて輪郭を補正する輪郭補正手段と、
    前記輪郭補正手段と並列に配置され、前記信号補正手段により補正された前記輝度信号のコントラストを補正するコントラスト補正手段と、
    輪郭が補正された前記輝度信号とコントラストが補正された前記輝度信号とを加算する加算手段と、
    前記加算手段の加算により得られた前記輝度信号および前記映像信号に含まれている色差信号に基づいて、前記表示部に前記画像を表示させるための表示信号を生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された前記表示信号に対して、前記表示部のガンマ特性に応じたガンマ補正を行うガンマ補正手段と
    を備え、
    前記信号補正手段は、
    前記映像信号に対応する画像の輝度に基づいて、前記画像の輝度の平均を表す平均輝度を算出する平均輝度算出手段と、
    前記逆ガンマ補正に用いたガンマ値と前記輝度信号とから演算される第1の知覚輝度を、前記平均輝度に応じて前記輝度信号により決定される第2の知覚輝度に補正するために、前記輝度信号に加算される補正用信号を生成する補正用信号生成手段と、
    前記輝度信号に前記補正用信号を加算して得られる、補正後の前記輝度信号を生成する加算生成手段と
    を有する
    信号処理装置。
  2. 前記補正用信号生成手段は、前記第1の知覚輝度を、前記平均輝度に応じて異なる演算式により前記輝度信号を用いて演算される前記第2の知覚輝度に補正するための前記補正用信号を生成する
    請求項1に記載の信号処理装置。
  3. 前記補正用信号生成手段は、前記第1の知覚輝度を、前記平均輝度が第1の閾値未満である場合、前記第1の閾値以上であって第2の閾値未満である場合、または前記第2の閾値以上である場合それぞれ異なる演算式により前記輝度信号を用いて演算される前記第2の知覚輝度に補正するための前記補正用信号を生成する
    請求項2に記載の信号処理装置。
  4. 前記補正用信号生成手段は、
    前記輝度信号と前記第2の知覚輝度との対応関係を規定したルックアップテーブルであって、異なる前記平均輝度毎に予め用意された複数の前記ルックアップテーブルのうち、前記平均輝度算出手段により算出された前記平均輝度に対応する前記ルックアップテーブルを用いて、前記輝度信号に対応する前記第2の知覚輝度を決定し、
    前記第1の知覚輝度を、決定した前記第2の知覚輝度に補正するための前記補正用信号を生成する
    請求項1に記載の信号処理装置。
  5. 逆ガンマ補正が行われた映像信号を入力し、前記映像信号に対応する画像を表示部に表示させる信号処理装置の信号処理方法において、
    前記映像信号に含まれている輝度信号を補正する信号補正ステップと、
    前記信号補正ステップの処理により補正された前記輝度信号に基づいて輪郭を補正する輪郭補正ステップと、
    前記信号補正ステップの処理により補正された前記輝度信号のコントラストを補正するコントラスト補正ステップと、
    輪郭が補正された前記輝度信号とコントラストが補正された前記輝度信号とを加算する加算ステップと、
    前記加算ステップの処理により得られた前記輝度信号および前記映像信号に含まれている色差信号に基づいて、前記表示部に前記画像を表示させるための表示信号を生成する生成ステップと、
    前記生成ステップの処理により生成された前記表示信号に対して、前記表示部のガンマ特性に応じたガンマ補正を行うガンマ補正ステップと
    を含み、
    前記信号補正ステップは、
    前記映像信号に対応する画像の輝度に基づいて、前記画像の輝度の平均を表す平均輝度を算出する平均輝度算出ステップと、
    前記逆ガンマ補正に用いたガンマ値と前記輝度信号とから演算される第1の知覚輝度を、前記平均輝度に応じて前記輝度信号により決定される第2の知覚輝度に補正するために、前記輝度信号に加算される補正用信号を生成する補正用信号生成ステップと、
    前記輝度信号に前記補正用信号を加算して得られる、補正後の前記輝度信号を生成する加算生成ステップと
    を有する
    信号処理方法。
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