JP2002132225A - 映像信号補正装置およびそれを用いたマルチメディア計算機システム - Google Patents

映像信号補正装置およびそれを用いたマルチメディア計算機システム

Info

Publication number
JP2002132225A
JP2002132225A JP2000324614A JP2000324614A JP2002132225A JP 2002132225 A JP2002132225 A JP 2002132225A JP 2000324614 A JP2000324614 A JP 2000324614A JP 2000324614 A JP2000324614 A JP 2000324614A JP 2002132225 A JP2002132225 A JP 2002132225A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
luminance
color difference
value
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000324614A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhisa Nakamura
安久 中村
Sadahiko Higami
貞彦 樋上
Tama Sakuta
瑞 作田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2000324614A priority Critical patent/JP2002132225A/ja
Publication of JP2002132225A publication Critical patent/JP2002132225A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 明るいシーンでも暗いシーンでも、液晶表示
装置の特性を踏まえた補正を行って、ブラウン管と同等
の表示品位を得る。 【解決手段】 マルチメディア計算機システム本体に内
蔵された汎用表示コントローラ107と表示装置110
との間に、動画やTV映像等の映像データを補正するた
めの画質補正装置109を設ける。この画質補正装置1
09は、入力されるRGB信号を輝度色差信号に変換す
る信号変換手段と、1フレーム毎に輝度信号の特徴を抽
出するフレーム特徴抽出手段と、輝度信号と色差信号と
を補正する信号補正手段と、信号補正手段から出力され
る輝度色差信号をRGB信号に変換する信号変換手段と
を備えている。1フレーム前のフレーム特徴や輝度色差
信号の値によって、輝度信号や色差信号を補正して、階
調特性を向上することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置を備
えたパーソナルコンピューター等において、映像データ
を表示する際の表示品位を向上させるために用いられる
映像信号補正装置およびそれを備えたマルチメディア計
算機システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のマルチメディア計算機システムに
おいては、コントラストやブライトネス等の画質調整機
能は、映像信号入力手段(チューナ装置やキャプチャ装
置、主としてキャプチャ装置)に具備されており、ユー
ザが対象とする映像の内容によってそれらを選択可能と
されていた。
【0003】図1は、一般的なマルチメディア計算機シ
ステムの構成を示すブロック図である。このシステム
は、コンピュータ本体と、これに接続された表示装置1
10および入力装置111を備えている。入力装置11
1は操作のためのキーボードやマウス等により構成され
ている。表示装置は、CRTやLCD等により構成され
ている。
【0004】コンピュータ本体は、演算処理を行うため
のCPU101と、データの流れを制御するチップセッ
ト102と、プログラムやデータを一時的に格納するた
めのメモリ103と、データを記憶するためのDVDや
ハードディスク等の外部記憶装置104と、アンテナ入
力された電波信号から所望の信号を取り出すためのチュ
ーナ装置105と、映像信号をデジタル信号に変換する
ためのキャプチャー装置106と、表示装置110を制
御するための表示コントローラ107と、表示のための
データを格納するビデオメモリ108と、画面上に表示
される映像の画質をユーザの好みに合わせて補正するた
めの機能を有する画質補正装置(チップ)である。
【0005】以下に、このマルチメディア計算機システ
ムにおいて、映像信号を表示する例について説明する。
このマルチメディア計算機システムにおいては、映像信
号としてTV映像信号が表示装置110に表示される。
この場合には、TV映像表示プログラムがCPU101
によって実行される。また、外部記憶装置104に格納
された例えばDVD等の圧縮された動画データが表示装
置110に表示される。この場合には、動画表示プログ
ラムがCPU101によって実行される。
【0006】図5は、TV映像信号の流れを示す図であ
る。TV映像信号は、キャプチャ装置106から表示コ
ントローラ107を経由して、ビデオメモリ108に転
送される。表示コントローラ107は、表示用クロック
と同期して、ビデオメモリ108のデータから、通常の
コンピュータ画面とTV映像とを合成し、得られたデー
タを表示装置110に送る。
【0007】図6は、DVD等の外部記憶装置に格納さ
れた動画データの流れを示す図である。外部記憶装置1
04に格納されたデータは、まずメモリ103に取り込
まれる。次に、圧縮されたデータは、プログラムに内蔵
されるかまたは実行時に呼ばれるライブラリ形式で実装
された伸長ロジックにより、CPU101において1フ
レーム毎のデータとして伸長され、表示コントローラ1
07を経由して、ビデオメモリ108に転送される。表
示コントローラ107は、表示用クロックと同期して、
ビデオメモリ108のデータから、通常のコンピュータ
画面と動画とを合成し、得られたデータを表示装置11
0に送る。
【0008】ここで、画質の補正は、キャプチャ装置1
06、ライブラリ形式で実装された伸長ロジック、およ
び画質補正装置109において行われる。
【0009】通常、キャプチャ装置106では、アナロ
グ信号からデジタル信号を取り出す際に、「明るさ」、
「コントラスト」、「色相」や「彩度」等をユーザが設
定できるようになっている。例えば、図10に示すよう
なキャプチャー装置106のデコーダに対する画質設定
ダイアログの設定を、マルチメディア計算機システムの
プログラムにより実行することができる。また、通常、
ライブラリ形式で実装された伸長ロジックでも、「明る
さ」や「色相」等のパラメータを調整可能である。さら
に、画質補正装置109は、例えば表示デバイスの特性
にあった変換特性を用意するという機能を有する。
【0010】図9に、階調補正のために用いられるLU
T(ルックアップテーブル)の例を示す。LUTとは、
入力値に対して出力値を一意的に決定するテーブルのこ
とであり、ROMまたは外部記憶装置に格納されたデー
タをRAMに呼び出すことにより実現されるものであ
る。この図9において、横軸は入力信号レベル、縦軸は
出力信号レベルを示している。この図から分かるよう
に、暗いシーン用の出力信号が明るいシーン用の出力信
号に比べてより高いレベルで出力されており、これによ
って暗いシーンでも見やすい映像を得ることが可能とな
る。
【0011】これらの映像表示における画質調整機能
は、固定的な設定とされており、例えばシーンに適応し
て変化するものではない。
【0012】シーンに適応して画質調整を行うものとし
ては、特開2000−78496号公報に開示されてい
る画質調整装置が挙げられる。この画質調整装置は、暗
いシーンを検出する暗シーン検出手段を備え、映画の非
常に暗いシーンにおいて輝度を高くすると共に彩度を低
くして、見やすい映像を得るためのものである。
【0013】通常のTV映像は充分に明るいため、上記
方式は、映画の特に暗いシーンにのみ適用されるもので
ある。すなわち、通常のブラウン管ではコントラストが
高く、通常のTV映像はブラウン管によってユーザが鑑
賞することを前提にしているため、特に補正を施す必要
が無かった。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、液晶等
の表示媒体を用いた表示装置では、一般に、ブラウン管
よりもコントラストが低く、階調特性が悪いため、通常
のTV映像であっても暗いシーンが真っ暗になり、明る
いシーンは白っぽくなってしまうという問題がある。
【0015】図7(a)に液晶表示装置における入出力
特性を示す。この図において、横軸は入力信号レベル、
縦軸は出力レベルを示す。この図から分かるように、入
力レベルが低い部分および高い部分は、コントラストが
低くなり、階調表現が損なわれている。具体的には、暗
いシーンでは全体的に黒潰れとなり、明るいシーンでは
白さちりとなるので、非常に見づらい映像となる。
【0016】さらに、ブラウン管と液晶表示装置では、
一般に、色の再現性が異なる傾向がある。
【0017】図8(a)に液晶表示装置におけるRGB
信号の入出力特性を示す。この図は、R(赤)の入力信
号レベルと出力レベルとが線形となるようにして、G
(緑)およびB(青)の特性を示したものである。この
図から分かるように、輝度が高くなるに従って、Bのレ
ベルの値がRGに比べて小さくなっている。これは、液
晶表示装置では、通常のブラウン管に比べて、明るくな
るほど青色の色再現が悪くなることを示している。例え
ば、入力信号レベルとして、RGB=(0、230、2
55)を与えた場合、一般的に、ブラウン管では水色と
なるにも関わらず、液晶表示装置では緑がかった色合い
になってしまう。
【0018】本発明は、このような従来技術の課題を解
決するためになされたものであり、ブラウン管よりも色
再現性が劣った液晶表示装置等の表示装置において、表
示装置の特性特性を踏まえた補正を行うことにより、明
るいシーンでも暗いシーンでも、ブラウン管と同等の表
示品位を得ることができる映像信号補正装置およびそれ
を用いたマルチメディア計算機システムを提供すること
を目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の映像信号補正装
置は、入力されるRGB信号をRGBの相関を表わす別
の色空間に対応する信号に変換する信号変換手段と、1
フレーム毎に該別の色空間に対応する信号の特徴を抽出
するフレーム特徴抽出手段と、該別の色空間に対応する
信号を補正する信号補正手段と、該信号補正手段から出
力される別の色空間に対応する信号をRGB信号に変換
する信号変換手段とを備えており、そのことにより上記
目的が達成される。
【0020】本発明の映像信号補正装置は、入力される
RGB信号を輝度色差信号に変換する信号変換手段と、
1フレーム毎に輝度信号の特徴を抽出するフレーム特徴
抽出手段と、輝度信号と色差信号とを補正する信号補正
手段と、該信号補正手段から出力される輝度色差信号を
RGB信号に変換する信号変換手段とを備えており、そ
のことにより上記目的が達成される。
【0021】上記構成によれば、1フレーム前のフレー
ム特徴(例えば暗いシーンであるか、明るいシーンであ
るかを示す情報、他の例として、モノクロまたは色の薄
いシーンであるか、色の濃いシーンであるかを示す情報
や赤っぽいシーンであるか、青っぽいシーンであるかを
示す情報等)や輝度色差信号の値によって、輝度信号や
色差信号を補正して階調特性を向上することが可能であ
る。補正の際には、RGB信号を輝度色差信号等の他の
色空間に変換しているので、明るさの調整と色合いの色
の濃さを独立して調整することが可能となる。
【0022】前記フレーム特徴抽出手段において輝度平
均値を求め、前記信号補正手段において1フレーム前の
輝度平均値により輝度信号を補正してもよい。
【0023】上記構成によれば、輝度平均値が低い場合
には輝度信号に正の加算値を加えて暗いシーンでの黒潰
れを防ぎ、輝度平均値が高い場合には輝度信号に負の加
算値を加えて明るいシーンでの白さちりを抑えることが
可能である。さらに、液晶表示装置における階調特性が
高い部分に輝度分布を一致させ、出力範囲を広げること
が可能となる。
【0024】前記信号補正手段において、2種類の色差
信号の差により輝度信号を補正してもよい。
【0025】上記構成によれば、ブラウン管よりも色再
現性が劣った表示装置、例えば液晶表示装置において、
輝度信号との相関が低いB(青)を調整して、深い青色
を得ることが可能である。
【0026】前記信号補正手段において、輝度信号値に
より輝度信号を補正してもよい。
【0027】上記構成によれば、ブラウン管の出力特性
を考慮した映像信号に対して、液晶表示装置の中輝度域
が暗くなってしまうのを明るく補正することが可能であ
る。
【0028】前記フレーム特徴抽出手段において輝度平
均値を求め、前記信号補正手段において1フレーム前の
輝度平均値により各色差信号を補正してもよい。
【0029】上記構成によれば、輝度平均値が低い場合
や輝度平均値が高い場合には色差信号に高い倍率を乗じ
て、暗いシーンでの色褪せや明るいシーンでの白さちり
を改善することが可能である。
【0030】前記信号補正手段において、2種類の色差
信号の差により各色差信号を補正してもよい。
【0031】上記構成によれば、色差信号の差が小さい
場合(赤っぽい部分の場合)または色差信号の差が大き
い場合(青っぽい部分の場合)において、色差信号を色
差信号(UV)に対して個別に調整することが可能とな
り、色合いをブラウン管に似せることが可能となる。
【0032】前記信号補正手段において、輝度信号によ
り各色差信号を補正してもよい。
【0033】上記構成によれば、輝度値が非常に低い場
合や輝度値非常に高い場合には、色差信号に低い倍率を
乗じて、明るいシーンの白い部分や暗いシーンの黒い部
分に生じる着色を抑制することが可能である。
【0034】本発明のマルチメディア計算機システム
は、本発明の映像信号補正装置が、計算機本体もしくは
表示装置内に内蔵されているか、または計算機本体に内
蔵された表示コントローラを入力側とし、表示装置を出
力側として両者の間に設けられており、そのことにより
上記目的が達成される。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0036】本実施形態では、図1に示したマルチメデ
ィア計算機システムにおいて、表示コントローラ107
と表示装置111の間に設けた画質補正装置(映像信号
補正装置)109を、以下のように構成することによ
り、見やすさや色再現性を高めることが可能となる。
【0037】図2は本実施形態における画質補正装置
(チップ)109の構成を示すブロック図である。この
図において、201はRGB信号をYUV信号に変換す
るためのRGB−YUV変換部であり、202はフレー
ム毎の特徴を抽出するフレーム特徴抽出部である。20
3はフレーム特徴抽出部202により求められた1フレ
ーム前の情報によってY信号を変換するY−F変換部で
あり、204はフレーム特徴抽出部202により求めら
れた1フレーム前の情報によってU信号を変換するU−
F変換部であり、205はフレーム特徴抽出部202に
より求められた1フレーム前の情報によってV信号を変
換するV−F変換部である。206はY信号の値により
Y信号を変換するY−Y変換部であり、207はY信号
の値によりU信号を変換するU−Y変換部であり、20
8はY信号の値によりV信号を変換するV−Y変換部で
ある。209はUV(色差信号の差)の値によりY信号
を変換するY−UV変換部であり、210はUVの値に
よりU信号を変換するU−UV変換部であり、211は
UVの値によりV信号を変換するV−UV変換部であ
る。212はYUV信号をRGB信号に変換するための
YUV−RGB変換部である。
【0038】以下に、個々の変換部の機能について説明
する。
【0039】RGB−YUV変換部201およびYUV
−RGB変換部212は、RGB信号とYUV信号を相
互変換するものであり、下記式(1)〜(6)により変
換することが可能である。これの変換部は、乗算回路と
加算回路により構成されている。
【0040】 Y=0.290×R+0.5870×G+0.1140×B ・・・(1 ) U=(−0.1687)×R+(−0.3313)×G+0.5000×B ・・・(2 ) V=0.5000×R+(−0.4187)×G+(−0.0813)×B ・・・(3 ) R=Y+1.402×V ・・・(4 ) G=Y+(−0.34414)×U+(−0.71414)×V ・・・(5 ) B=Y+1.772×U ・・・(6 ) フレーム特徴抽出部202は、1フレーム毎のY(輝
度)信号から、例えば平均値等のフレーム情報を求める
ものである。図3(a)にこのフレーム特徴抽出部20
2の一例を示す。この図において、301は加算回路で
あり、302は加算値を格納する加算レジスタであり、
303はシフト演算を行うシフト回路であり、304は
CLK信号とHSync信号から制御信号を生成する水
平方向セレクタであり、205はHSync信号とVS
ync信号から制御信号を生成する垂直方向セレクタで
ある。また、信号Yは輝度信号レベルであり、信号VS
yncは垂直同期信号であり、信号HSyncは水平同
期信号であり、Clkは制御クロックであり、I/O信
号はデータを転送するためのI/O信号であり、Fはフ
レーム特徴抽出部の出力でありフレーム特徴(ここでは
輝度信号の平均値)を示す信号である。
【0041】初期状態として、図3(b)に示す特徴抽
出領域の左上および右下の水平方向の座標X1、X2をI
/O信号により水平方向セレクタ304に転送し、垂直
方向の座標Y1、Y2をI/O信号により垂直方向セレク
タ305に転送する。ここで、X2−X1は、映像表示領
域よりも小さい2の巾乗の最大値(図3(b)の2N
とする。
【0042】水平方向セレクタ304および垂直方向セ
レクタ305は、各々、カウンタと比較器で構成されて
おり、CLK信号およびHSyncによりカウンタアッ
プを行い、初期値で与えられた座標値と比較演算を行
う。水平方向セレクタ304の場合には、カウンタ値が
1以上、X2未満であれば、イネーブル信号を出力す
る。垂直方向セレクタ305の場合には、カウンタ値が
1以上、Y2未満であれば、イネーブル信号を出力す
る。この回路構成により、加算レジスタに所望の領域に
対する1フレーム分の輝度値の累積値が格納され、シフ
ト回路部303によって平均値が演算されてF信号とし
て出力される。
【0043】次に、信号補正手段について説明する。本
実施形態において、信号補正手段としては206〜21
1までの9種類の変換部が設けられており、各々乗算回
路または加算回路と、LUTにより構成されている。
【0044】Y−F変換部203は、フレーム特徴Fに
よってY信号を補正するものである。図4(a)にY−
F変換部203におけるLUTの一例を示す。このLU
Tは、1フレーム前の輝度平均値を入力して、加算計数
値を出力するものである。加算計数値とは、入力信号
(ここではY信号)に対して一律に加算される値とす
る。
【0045】輝度平均値が低い場合にはY信号に正の加
算値を加え、輝度平均値が高い場合には負の加算値を加
えることにより、例えば非常に暗いシーンでの黒潰れを
防ぎ、非常に明るいシーンでの白さちりを抑えることが
できる。
【0046】図7(b)の斜線部は、暗いシーンにおけ
る輝度分布の例を示す。この場合には輝度平均値が低い
ため、図中の矢印の方向に輝度分布を移動させるよう
に、1画面分の輝度値の各々に一定の正の値を加算す
る。これにより、図7(b)に点線部で示すように、輝
度分布を液晶表示装置における階調特性の高い部分と一
致させて、出力範囲を格段に広げることができる。明る
いシーンについても同様に、1画面分の輝度値の各々に
一定の負の値を加算することにより、輝度分布を液晶表
示装置における階調特性の高い部分と一致させることが
できる。
【0047】U−F変換部204およびV−F変換部2
05は、フレーム特徴FによってU信号およびV信号を
補正するものである。図4(b)にU−F変換部204
およびV−F変換部205におけるLUTの一例を示
す。このLUTは、1フレーム前の輝度平均値を入力し
て、乗算計数値を出力するものである。乗算計数値と
は、入力信号(ここではU信号およびV信号)に対して
一律に乗算される値とする。
【0048】輝度平均値が低い場合や輝度平均値が高い
場合には高い倍率をU信号やV信号に乗じ、それ以外の
場合には低い倍率をU信号やV信号に乗じることによ
り、暗いシーンでの色褪せや明るいシーンでの白さちり
を改善することができる。
【0049】Y−Y変換部206は、Y信号の値によっ
てY信号を補正するものである。図4(c)にY−Y変
換部206におけるLUTの一例を示す。このLUT
は、輝度値を入力して輝度値のバイアス値(加算計数
値)を出力するものである。
【0050】マルチメディア計算機システムに入力され
る映像信号は、ブラウン管の出力特性(γ=2.2)を
考慮した信号であるが、液晶表示装置ではγ係数がずれ
てしまうため、中輝度域のコントラストが低くなってし
まっていた。そこで、本実施形態では、中輝度域に高い
加算値を加えることにより、明るく補正を実現する。
【0051】U−Y変換部207およびV−Y変換部2
08は、Y信号の値によってU信号およびV信号を補正
するものである。図4(d)にU−Y変換部207およ
びV−Y変換部208におけるLUTの一例を示す。こ
のLUTは、輝度値を入力して、U信号およびV信号に
対する乗算計数値を出力するものである。
【0052】輝度値が非常に低い場合や輝度値が非常に
高い場合には、低い倍率をU信号やV信号に乗じること
により、上記U−F変換部204およびU−V変換部2
05において生じる、明るいシーンの白い部分や暗いシ
ーンの黒い部分に着色するという不具合を抑制すること
ができる。
【0053】Y−UV変換部209は、U信号とV信号
の差によってY信号を補正するものである。図4(e)
にY−UV変換部209におけるLUTの一例を示す。
このLUTは、UV=(U−V)/2を入力して、Y信
号に対する加算値を出力するものである。ここで、UV
は、その値が大きいほど青みがかった色となり、その値
が小さいほど赤みがかった色となることを示す変数であ
る。
【0054】一般的に、液晶表示装置では、ブラウン管
に比べて色再現性が劣っており、例えば、全体的に赤が
強い場合(赤みがかって表示される)や青が強い場合
(青みがかって表示される)等、光源や実装技術によ
り、個体差が生じる。さらに、液晶表示装置では、バッ
クライトの明るさの最大のものが映像の明るさであり、
単純に明るくするだけでは、色が薄くなってしまう等の
傾向がある。そこで、例えばUVの値が高い画素の場合
には輝度値を下げ、UVの値が低い画素の場合には輝度
値を上げることにより、赤色および青色を調整して鮮や
かな色合いを生成することが可能となる。
【0055】U−UV変換部210およびV−UV変換
部211は、U信号とV信号の差によってU信号および
V信号を補正するものである。図4(f)にU−UV変
換部210におけるLUTの一例を示す。このLUT
は、UV=(U−V)/2を入力して、U信号に対する
加算値を出力するものである。また、図4(g)にV−
UV変換部211におけるLUTの一例を示す。このL
UTは、UV=(U−V)/2を入力して、V信号に対
する加算値を出力するものである。
【0056】図4(f)および図4(g)は、UVの値
が負の値を取る場合(赤っぽい場合)にはVの値を少し
減算し、Uの値をVよりも多く減算することを示し、ま
た、UVの値が正の値を取る場合(青っぽい場合)には
Uの値を少し加算し、Vの値をUよりも多く加算するこ
とを示している。このことにより、色合いをより鮮やか
にすることが可能となる。
【0057】以下に、具体的に信号を補正した例につい
て説明する。
【0058】例えば、RGB=(0、230、255)
なる値が入力された場合、RGB−YUV変換部201
において上記式(1)〜(3)により計算を行って、Y
UV=(164、51、−117)とする。
【0059】このとき、UV=84となるため、信号補
正手段では、図4(e)〜図4(g)から、Yに−16
程度加算し、Uに5程度加算し、Vに5程度加算する。
これにより、信号補正手段からの出力はYUV=(14
8、55、−121)となる。
【0060】YUV−RGB変換部212において上記
式(4)〜(6)により計算を行ってRGBに逆変換
し、0〜255の範囲に収まるように四捨五入すること
により、おおよそRGB=(0、208、247)とな
る。
【0061】次に、図8(b)および図8(c)を用い
て液晶表示装置の表示特性を推測する。補正前のRGB
=(0、230、255)が入力された場合の液晶表示
装置の表示特性は、RGB=(0、230、230)で
ある。すなわち、GとBが等しくなって、青っぽい色が
得られない。
【0062】一方、補正後のRGB=(0、206、2
55)が入力された場合の液晶表示装置の表示特性は、
RGB=(0、206、230)となり、GとBの差は
補正前の入力値の差とほぼ等価になる。これは、水色に
対する色再現性が改善されていることを示している。さ
らに、緑色を示すRGB=(0、255、0)や赤色を
示すRGB=(255、255、0)を入力した場合に
は、上記補正方法では殆ど値が変わらない。よって、上
記青色の色再現性の向上と赤および緑の色再現性を両立
することができる。
【0063】このように構成された本実施形態の映像信
号補正装置(画質補正装置)によれば、上述した203
〜211の変換部を組み合わせることにより、以下のよ
うな補正が可能となる。
【0064】(1)液晶の低輝度域および高輝度域の階
調特性が劣る点に対して、Y−F変換部203により暗
いシーンや明るいシーンでも見やすくすることが可能と
なり、U−F変換部204およびV−F変換部204に
より明るいシーンや暗いシーンでも、より鮮やかな色合
いにすることが可能となる。
【0065】(2)光源(バックライト)により最大輝
度が抑えらることや、γ係数のずれに対して、Y−Y変
換部206により全体的に明るく鮮明な映像が得られ、
U−Y変換部207およびV−Y変換部208により輝
度値に併せた色合いの欠落や暗い部分の色付きを抑える
ことが可能となる。
【0066】(3)色再現性の劣る点に対して、Y−U
V変換部209によって濃い青色を生成し、U−UV変
換部210およびV−UV変換部211により、色相の
ずれを調整することが可能となる。
【0067】なお、本実施形態ではRGB空間をYUV
空間に変換して補正処理を行っているが、RGBの相関
を表す空間であれば、例えばHSI空間(RGB信号を
鮮やかさ、色相、明度に変換したもの)等、別の色空間
を用いてもよい。また、フレーム特徴として輝度平均値
を用いたが、最大値と最小値との中間値(YUV空間で
は輝度値の最大値と最小値との中間値、HSI空間では
明度の最大値と最小値との中間値)等をフレーム特徴と
してもよいことは言うまでもない。
【0068】さらに、図4に示したような各LUTは、
信号変換部203〜211に固定的に含まれた形態では
なく、外部記憶装置104に格納されて必要なときにロ
ードされる構成としてもよい。また、上記LUTのパタ
ーンを複数設けて、ユーザの好みに合わせて置き換える
構成とすることもできる。
【0069】さらに、図1では本発明の映像信号補正装
置を画質補正装置109として計算機本体に内蔵させた
が、表示装置内に内蔵させることも可能である。また、
表示コントローラ107から出力される信号はRGB信
号であり、また、表示装置110が受け取る信号もRG
Bであるので、別体として画質補正装置109を設け
て、入力信号をRGB信号とし、計算機システムのRG
B出力および表示装置110のRGB出力と接続するこ
とも可能である。
【0070】本発明の映像信号補正装置は、液晶表示装
置に限らず、階調特性が良くない表示装置であれば、大
きな効果を期待することができる。
【0071】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
パーソナルコンピューター等のマルチメディア計算機シ
ステムにおいて、どのようなシーンであっても、充分に
コントラストが高く、高品位な映像を得ることが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマルチメディア計算機システムの
構成を説明するためのブロック図である。
【図2】本発明に係る映像信号補正装置の構成例を示す
図である。
【図3】(a)は本発明に係る映像信号補正装置におけ
るフレーム特徴抽出部の構成例を示す図であり、(b)
はフレーム特徴抽出領域について説明するための図であ
る。
【図4】(a)〜(g)は、本発明に係る映像信号補正
装置における信号補正手段のLUT関数の例を示す図で
ある。
【図5】マルチメディア計算機システムにおいてTV映
像表示プログラムを実行したときの制御とデータの流れ
を説明するための図である。
【図6】マルチメディア計算機システムにおいて動画表
示プログラムを実行したときの制御とデータの流れを説
明するための図である。
【図7】(a)は液晶表示装置における入出力特性を示
す図であり、(b)は本発明による階調特性の改善例を
示す図である。
【図8】(a)は液晶表示装置におけるRGB信号の入
出力特性を示す図であり、(b)は本発明による補正前
の表示特性の差を示す図であり、(c)は本発明による
補正後の表示特性の差を示す図である。
【図9】複数のγ補正による画質調整について説明する
ための図である。
【図10】デコーダに対する画質設定ダイアログについ
て説明するための図である。
【符号の説明】
101 CPU 102 チップセット 103 メモリ 104 外部記憶装置 105 チューナ装置 106 キャプチャ装置 107 表示コントローラ 108 ビデオメモリ 109 画質補正装置 110 表示装置 111 入力装置 201 RGB−YUV変換部 202 フレーム特徴抽出部 203 Y−F変換部 204 U−F変換部 205 V−F変換部 206 Y−Y変換部 207 U−Y変換部 208 V−Y変換部 209 Y−UV変換部 210 U−UV変換部 211 V−UV変換部 212 YUV−RGB変換部 301 加算回路 302 加算レジスタ 303 シフト回路 304 水平方向セレクタ 305 垂直方向セレクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 作田 瑞 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 5C006 AA01 AA22 AF46 BB11 BC16 FA54 5C066 AA03 AA13 BA20 CA17 EA05 EA07 GA02 GA05 JA03 KE02 KE03 KE09 KM13 5C080 AA10 BB05 CC03 DD01 EE19 EE29 EE30 JJ01 JJ02 JJ05 KK02

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されるRGB信号をRGBの相関を
    表わす別の色空間に対応する信号に変換する信号変換手
    段と、 1フレーム毎に該別の色空間に対応する信号の特徴を抽
    出するフレーム特徴抽出手段と、 該別の色空間に対応する信号を補正する信号補正手段
    と、 該信号補正手段から出力される別の色空間に対応する信
    号をRGB信号に変換する信号変換手段とを備えた映像
    信号補正装置。
  2. 【請求項2】 入力されるRGB信号を輝度色差信号に
    変換する信号変換手段と、 1フレーム毎に輝度信号の特徴を抽出するフレーム特徴
    抽出手段と、 輝度信号と色差信号とを補正する信号補正手段と、 該信号補正手段から出力される輝度色差信号をRGB信
    号に変換する信号変換手段とを備えた映像信号補正装
    置。
  3. 【請求項3】 前記フレーム特徴抽出手段において輝度
    平均値を求め、 前記信号補正手段において1フレーム前の輝度平均値に
    より輝度信号を補正する請求項2に記載の映像信号補正
    装置。
  4. 【請求項4】 前記信号補正手段において、2種類の色
    差信号の差により輝度信号を補正する請求項2に記載の
    映像信号補正装置。
  5. 【請求項5】 前記信号補正手段において、輝度信号値
    により輝度信号を補正する請求項2に記載の映像信号補
    正装置。
  6. 【請求項6】 前記フレーム特徴抽出手段において輝度
    平均値を求め、 前記信号補正手段において1フレーム前の輝度平均値に
    より各色差信号を補正する請求項2に記載の映像信号補
    正装置。
  7. 【請求項7】 前記信号補正手段において、2種類の色
    差信号の差により各色差信号を補正する請求項2に記載
    の映像信号補正装置。
  8. 【請求項8】 前記信号補正手段において、輝度信号に
    より各色差信号を補正する請求項2に記載の映像信号補
    正装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至請求項8のいずれかに記載
    の映像信号補正装置が、計算機本体もしくは表示装置内
    に内蔵されているか、または計算機本体に内蔵された表
    示コントローラを入力側とし、表示装置を出力側として
    両者の間に設けられているマルチメディア計算機システ
    ム。
JP2000324614A 2000-10-24 2000-10-24 映像信号補正装置およびそれを用いたマルチメディア計算機システム Pending JP2002132225A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000324614A JP2002132225A (ja) 2000-10-24 2000-10-24 映像信号補正装置およびそれを用いたマルチメディア計算機システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000324614A JP2002132225A (ja) 2000-10-24 2000-10-24 映像信号補正装置およびそれを用いたマルチメディア計算機システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002132225A true JP2002132225A (ja) 2002-05-09

Family

ID=18802122

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000324614A Pending JP2002132225A (ja) 2000-10-24 2000-10-24 映像信号補正装置およびそれを用いたマルチメディア計算機システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002132225A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003103299A1 (ja) * 2002-06-03 2003-12-11 セイコーエプソン株式会社 画像表示装置、画像表示方法、および画像表示プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体
KR100547812B1 (ko) * 2002-06-24 2006-01-31 삼성전자주식회사 컬러 참조테이블을 사용하여 화소데이터의 컬러모델을변환하는 장치 및 방법
JP2006285206A (ja) * 2005-03-30 2006-10-19 Quanta Computer Inc 明度調整装置および方法
KR100786386B1 (ko) * 2005-12-08 2007-12-17 한국전자통신연구원 소형 단말에서의 화면 출력방법
US7649575B2 (en) 2004-07-06 2010-01-19 Hitachi Displays, Ltd. Liquid crystal display device with improved response speed
JP2010020241A (ja) * 2008-07-14 2010-01-28 Sony Corp 表示装置、表示装置の駆動方法、駆動用集積回路、駆動用集積回路による駆動方法及び信号処理方法
US7667777B2 (en) 2004-07-16 2010-02-23 Lg Electronics Inc. Enhanced image display
US7671901B2 (en) 2005-03-22 2010-03-02 Hitachi, Ltd. Image processing apparatus and mobile terminal apparatus
US7952645B2 (en) 2005-11-24 2011-05-31 Hitachi, Ltd. Video processing apparatus and mobile terminal apparatus
CN102739972A (zh) * 2011-05-11 2012-10-17 新奥特(北京)视频技术有限公司 一种实现字幕柔光特效的方法
US8581887B2 (en) 2004-08-03 2013-11-12 Himax Technologies Limited Color-sequential display method
JP2014006546A (ja) * 2006-11-15 2014-01-16 Samsung Electronics Co Ltd 広視野角具現方法、記録媒体および装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02309887A (ja) * 1989-05-25 1990-12-25 Canon Inc 色信号補正装置
JPH07131807A (ja) * 1993-10-29 1995-05-19 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 色補正装置
JPH11327496A (ja) * 1998-03-12 1999-11-26 Sony Corp 表示装置
JP2000039862A (ja) * 1998-07-24 2000-02-08 Hitachi Ltd 画像表示装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02309887A (ja) * 1989-05-25 1990-12-25 Canon Inc 色信号補正装置
JPH07131807A (ja) * 1993-10-29 1995-05-19 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 色補正装置
JPH11327496A (ja) * 1998-03-12 1999-11-26 Sony Corp 表示装置
JP2000039862A (ja) * 1998-07-24 2000-02-08 Hitachi Ltd 画像表示装置

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7088372B2 (en) 2002-06-03 2006-08-08 Seiko Epson Corporation Image display apparatus, image display method and computer-readable recording medium storing image display program
WO2003103299A1 (ja) * 2002-06-03 2003-12-11 セイコーエプソン株式会社 画像表示装置、画像表示方法、および画像表示プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体
US7683912B2 (en) 2002-06-03 2010-03-23 Seiko Epson Corporation Image display apparatus, image display method and computer-readable recording medium storing image display program
KR100547812B1 (ko) * 2002-06-24 2006-01-31 삼성전자주식회사 컬러 참조테이블을 사용하여 화소데이터의 컬러모델을변환하는 장치 및 방법
US7649575B2 (en) 2004-07-06 2010-01-19 Hitachi Displays, Ltd. Liquid crystal display device with improved response speed
US7667777B2 (en) 2004-07-16 2010-02-23 Lg Electronics Inc. Enhanced image display
US8581887B2 (en) 2004-08-03 2013-11-12 Himax Technologies Limited Color-sequential display method
US7671901B2 (en) 2005-03-22 2010-03-02 Hitachi, Ltd. Image processing apparatus and mobile terminal apparatus
JP4624934B2 (ja) * 2005-03-30 2011-02-02 クアンタ コンピュータ インコーポレーテッド 明度調整装置および方法
JP2006285206A (ja) * 2005-03-30 2006-10-19 Quanta Computer Inc 明度調整装置および方法
US8289450B2 (en) 2005-11-24 2012-10-16 Hitachi, Ltd. Video processing apparatus with corrector for correcting an input video signal
US7952645B2 (en) 2005-11-24 2011-05-31 Hitachi, Ltd. Video processing apparatus and mobile terminal apparatus
KR100786386B1 (ko) * 2005-12-08 2007-12-17 한국전자통신연구원 소형 단말에서의 화면 출력방법
JP2014006546A (ja) * 2006-11-15 2014-01-16 Samsung Electronics Co Ltd 広視野角具現方法、記録媒体および装置
JP2010020241A (ja) * 2008-07-14 2010-01-28 Sony Corp 表示装置、表示装置の駆動方法、駆動用集積回路、駆動用集積回路による駆動方法及び信号処理方法
US8743152B2 (en) 2008-07-14 2014-06-03 Japan Display West, Inc. Display apparatus, method of driving display apparatus, drive-use integrated circuit, driving method employed by drive-use integrated circuit, and signal processing method
CN102739972A (zh) * 2011-05-11 2012-10-17 新奥特(北京)视频技术有限公司 一种实现字幕柔光特效的方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1858247B1 (en) Image correction circuit, image correction method and image display
US7839455B2 (en) Image processing apparatus, image display and image processing method
TWI387318B (zh) 影像校正電路、影像校正方法以及影像顯示器
US20080266315A1 (en) Method and apparatus for displaying images having wide color gamut
US8102473B2 (en) Image correction circuit, image correction method and image display
JP2002132225A (ja) 映像信号補正装置およびそれを用いたマルチメディア計算機システム
JP4930781B2 (ja) 画像補正回路、画像補正方法および画像表示装置
JP2010183232A (ja) 色域変換装置
WO2006085274A2 (en) Method of displaying an image and correspond image-display system
JP6190482B1 (ja) 表示制御装置、表示装置、テレビジョン受像機、表示制御装置の制御方法、制御プログラム、及び記録媒体
JP2002278500A (ja) 画像表示装置および画像表示方法
JP4137404B2 (ja) 液晶表示装置および液晶表示装置における画像表示方法
KR20030097507A (ko) 평판 표시 장치의 색도 보정 장치 및 그 방법
JP2003348377A (ja) 画像表示装置および画像処理装置、並びに画像処理方法
JP3515042B2 (ja) 画像表示装置および画像信号補正装置
JP2001296831A (ja) 画像再生方法
JP4819404B2 (ja) 液晶表示装置
CN111613168B (zh) 一种影像显示处理方法、装置以及计算机可读存储介质
JP2008193645A (ja) 明るさ補正装置、その方法、および、表示装置
JP2010154132A (ja) ガンマ補正回路およびガンマ補正方法
JP5012195B2 (ja) 画像補正回路、画像補正方法および画像表示装置
JPH09219830A (ja) 映像処理装置
JP2003058141A (ja) マルチメディア計算機システム
JP2002006825A (ja) 映像信号補正装置
KR20190017290A (ko) 디스플레이 장치와 그 휘도 제어방법

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040301

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040309

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040510

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041105