JP2000039862A - 画像表示装置 - Google Patents
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- JP2000039862A JP2000039862A JP10209315A JP20931598A JP2000039862A JP 2000039862 A JP2000039862 A JP 2000039862A JP 10209315 A JP10209315 A JP 10209315A JP 20931598 A JP20931598 A JP 20931598A JP 2000039862 A JP2000039862 A JP 2000039862A
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Abstract
度の低下をなくし、テレビ映像信号など自然な画像に対
して、くすみのない映像を再現する。 【解決手段】 入力された映像信号の平均映像レベル
(APL)を検出するAPL検出手段5と、入力された
映像信号の利得を変化させるAMP回路2,3と、特定
の色相の信号を検出する色相検出手段90とを有する画
像表示装置において、APL検出手段5で検出した入力
映像信号の平均映像レベルに応じてAMP2,3で、前
記色相検出手段90で検出した色相に対して映像信号の
利得を制御し、映像信号の所望色相の彩度を変更させる
ようにして、低輝度レベルのでも映えのある映像表示画
が可能になり、ブラウン管映像に匹敵するメリハリのあ
る映像表示が実現できる。
Description
などの画像表示装置に係わり、低輝度で表示する状態に
おける彩度補償技術に関する。
投射してプレゼンテーションする前面投射式の液晶フロ
ントプロジェクタや背面投写式の液晶リアプロジェク
タ、デスクトップでパソコン画面のモニタとして使用す
る直視タイプの液晶ディスプレイモニタなどと液晶表示
装置が急速に普及してきており、ブラウン管に次ぐ表示
装置としてその地位を確立しつつある。
装置に比べ、色再現範囲が広く、色再現性はブラウン管
よりも良いといわれている。確かに液晶プロジェクタで
の高輝度表示は色鮮やかな印象を受け、パソコンのプレ
ゼンテーション表示では高印象のものが多い。ところ
が、テレビ映像等の自然画を表示するとくすんで映像に
映えのない場合がある。
大発光輝度と最低発光輝度を10等分して色度図上に表
示した一例で、最大輝度のときの階調レベルを1とし、
最低輝度のときの階調レベルを0で示している。同図か
らわかるように、液晶表示装置では、階調レベルが1か
ら0.1に下がるにしたがってRGB三角形が狭くなっ
ている。一方、図20はブラウン管表示装置の色度図の
一例である。同図から明らかなとおり、図19に示した
液晶表示装置に比べ、ブラウン管表示装置は階調レベル
を変えてもRGB三角形はほとんど狭くならない。
輝度ではブラウン管表示装置に比べRGBの色再現範囲
が広いこともあるが、階調レベルの減少と共にその範囲
が縮小していくことがわかる。この色再現範囲の縮小は
RGBそれぞれの純色値を下げることになり、彩度の低
下をもたらす。すなわち、低輝度レベルでは彩度が低く
なり映像の映えがなくなってしまうといった問題が発生
する。
ラーコントラストなどと称して彩度調整する機能が搭載
されているが、上記問題は階調レベルに応じてRGB色
再現範囲が変化することが原因であることから、この調
整機能を使ってもこれを解決することはできない。液晶
表示装置において、彩度の低下に対処するために単純に
彩度を上げてしまうと、すべての階調レベルの彩度が上
がってしまい、高輝度では逆にぎらぎらした映像になっ
てしまう。液晶表示装置において、低輝度レベルでの映
像の映えの低下をなくすためには、低輝度レベルだけの
彩度を上げる必要がある。
l:以後APLという)が低い領域での映像のノイズ感
を減少させ、選択した映像メニューの効果をより大きく
するための映像コントロール回路が、特開平6−221
74号公報に提案されている。この回路は、APLの低
い映像でカラーレベル(色の濃さ)をある程度下げるも
のであるので、低輝度レベルだけの彩度を上げることが
できないものである。
は、テレビカメラ等で撮影された映像信号において、高
輝度信号と低輝度信号が混在する場合に、低輝度信号の
細部が損なわれるのを補償するために、輝度映像信号の
平均輝度レベルを検出し、この平均輝度レベルを補正し
た平均輝度データにより明度および彩度を制御すること
が提案されている。この方法では、高輝度信号の映像に
おける低輝度信号の部分の細部の再生が行い得るととも
に彩度が不足することがないという効果を奏するもので
あるが、低輝度映像信号の彩度の不足を補うことは考え
られていない。
は、使用者の好みに応じた適切な画面調整を行う輝度自
動調整装置として、映像信号の輝度信号平均値を検出し
てディスプレイ装置の画面の輝度を、映像信号の輝度が
低すぎるときには画面の輝度を高くするように制御する
ことが提案されている。この方法では、平均映像レベル
が低いときに彩度を上げることは示されていない。
の低い領域で特定の色相の彩度を上げることについては
示されていない。
装置における、低輝度レベルでの彩度の低下をなくし、
テレビ映像信号など自然な画像に対して、くすみのない
映像を再現することを目的とする。さらに、本発明は、
特定の色相における平均映像レベルが低いときに、特定
の色相の彩度を高め、メリハリのある画像を再生する画
像表示装置を提供することを目的とする。
するために、液晶表示装置において、平均映像レベル
(Average Picture Level:以後APLという)を検出
し、APLが低いときに映像信号の彩度を上げるように
した。これにより、全体に暗い画面でも色の彩度が上が
り映えのある映像となり、ブラウン管映像に匹敵するメ
リハリのある映像表示が実現できるようになる。
像信号の平均映像レベルに応じて映像信号の彩度を変更
するようにした。
均映像レベルを検出する平均映像レベル検出手段と、入
力映像信号の利得を変化させる映像信号利得可変手段と
を備えた画像表示装置において、前記平均映像レベル検
出手段で検出した入力映像信号の平均映像レベルに応じ
て前記映像信号利得可変手段で映像信号の利得を制御
し、映像信号の彩度を変更するようにした。
て、映像信号利得可変手段で利得制御する映像信号が色
差信号であることを特徴とする。
て、入力映像信号の平均映像レベルに応じて映像信号の
所望色相の彩度を変更するようにした。
均映像レベルを検出する平均映像レベル検出手段と、入
力映像信号の利得を変化させる映像信号利得可変手段
と、特定の色相の信号を検出する色相検出手段とを有す
る画像表示装置において、前記平均映像レベル検出手段
で検出した入力映像信号の平均映像レベルに応じて前記
映像信号利得可変手段で、前記色相検出手段で検出した
色相に対して映像信号の利得を制御し、映像信号の所望
色相の彩度を変更させるようにするともに、映像信号利
得可変手段で利得制御する映像信号を色差信号とした。
置であることを特徴とする。
像表示装置の第1の実施の形態を液晶表示装置例にして
説明する。液晶表示装置は、デコーダ(以下、DECと
いう)1と、可変利得増幅器(以下、AMPという)
2,3と、APL検出回路5と、入出力変換回路6と、
制御回路7と、液晶表示デバイス(以下、LCDとい
う)8とを有して構成される。
信号Yと、端子T2から入力された色信号Cとから、色
差信号B−Yと色差信号R−Yを生成する。AMP2,
3は、それぞれ入出力変換回路6の出力信号に基づいて
前記色差信号B−Yと色差信号R−Yの振幅を可変利得
増幅する。DEC4は、可変利得増幅された色差信号B
−Y色差信号R−Yと輝度信号Yとを用いてRGB原色
信号を生成する。APL検出回路5は、入力映像信号か
ら輝度信号Yを用いて入力された映像信号の平均映像レ
ベルを検出する。入出力変換回路6は、APL検出回路
5からの平均映像レベルに基づいて、色差信号B−Yを
増幅するAMP2と色差信号R−Yを増幅するAMP3
の増幅率を算出する。制御回路7は、端子T3から入力
され水平同期信号Hと端子T4から入力された垂直同期
信号Vを用いてLCD8を駆動する。
映像レベル(APL)を検出するAPL検出回路5の構
成の例を説明する。APL検出回路5は、バッファ(B
uf)51,52と、抵抗53と、コンデンサ54とを
有して積分器として構成され、入力映像信号の平均映像
レベルを検出する。
例を説明する。入出力変換回路6は、定電圧ダイオード
61と、可変電圧源62と、抵抗63,64,65と、
演算増幅器66とを有して構成される。端子T5に加え
られる電圧が定電圧ダイオード61で決められる電圧以
下の電圧レベルで端子T6の出力レベルが上昇する構成
になっている。その特性は、平均映像レベル(APL)
とAMP2,3の利得の関係を示す図4に示す特性と相
似であり。縦軸がAMP利得の代わりに端子T6の出力
電圧になる。
説明する。DEC1は、端子T1に印加された輝度信号
Yおよび端子T2に印加された色信号Cをデコードして
色差信号B−Yと色差信号R−Yを出力する。この色差
信号B−Y,R−Yは、それぞれAMP2,3に入力さ
れ振幅を可変増幅された後、DEC4に入力される。さ
らにDEC4には、輝度信号Yも入力されており、色差
信号B−Y,R−Yと輝度信号Yをマトリクス演算し
て、RGB原色信号を出力する。このRGB原色信号は
LCD8に入力され所望の画像を表示する。制御回路7
は端子T3に印加された水平同期信号Hと、端子T4に
印加された垂直同期信号Vに基づきLCD8を駆動する
ために必要なタイミング信号を生成する。
平均レベルを求めることで平均映像レベルを求め、入出
力変換回路6で入出力特性を変換しAMP2,3の利得
を制御する。
の利得の関係を図4に示す。入出力変換回路6は、AP
Lが低いときはAMP2,3のゲインを上げ、APLが
高いときはAMP2,3のゲインを下げるように動作す
る。これにより色差信号B−Y,R−Yの振幅がAPL
に応じて制御されることになる。
R−Yと、色相、彩度の関係を説明する。図5は、横軸
に色差信号B−Yの振幅を、縦軸に色差信号R−Y信号
の振幅を示している。同図によれば、B−Y軸とR−Y
軸の振幅から色相と彩度が一義的に決まることがわか
る。これより、色差信号B−YとR−Yの振幅比を一定
にしたまま振幅レベルを大きくすれば、色相を一定とし
たまま、彩度を上げることができる。したがって、図1
に示したAMP2,3で同時に同じだけ利得を変更すこ
とによって色相一定のまま彩度を変更することを可能に
している。
東芝製のカラーテレビ用ビデオ、クロマ、同期偏向回路
システムLSI(TA1222AN)などで簡単に構成
することができる。上記LSIでは色差信号としてI,
Q信号が出力されている。I,Q信号は人の目の特性に
合わせて色差信号R−Y,B−Y信号を補正したもので
あり、図1の色差信号R−Y,B−Yの代わりにI,Q
信号を用いても良いことは言うまでもないことである。
可変することができ、APLが低いときに彩度を上げ
て、低輝度レベルでも映えのある映像表示画を得ること
が可能になり、ブラウン管映像に匹敵するメリハリのあ
る映像表示が実現できる。
置の第2の実施の形態を説明する。この実施の形態にか
かる液晶表示装置は、入力信号がRGB原色信号である
場合を示しており、エンコーダ(以下、ENCという)
40と、DEC41を有している点が図1に示した第1
の実施形態と異なっている。図1と同じ機能ブロックに
は同一番号を付して示す。
明する。ENC40は、乗算器401R,401G,4
01B,402と、加算器405,406,407,4
08と、係数器403R,403G,403B,404
とを有して構成される。端子T40R,T40G,T4
0Bに印加されたRGB信号は、乗算器401R,40
1G,401Bで係数403R〜403Bが乗じられ
る。これら係数を乗じたRGB信号を加算器405,4
06で加算して輝度信号Yを生成する。また、色差信号
R−Yは加算器407で端子T40Rに印加されたR信
号から輝度信号Yを減じて生成し、色差信号B−Yは加
算器408で端子T40Bに印加されたB信号から輝度
信号Yを減じて生成することができる。−Yは輝度信号
Yに乗算器402で−1係数を乗じて生成すればよい。
る。DEC41は、乗算器411Y,411R,411
Bと、係数器412Y,412R,412Bと、加算器
413,414,415,416を有して構成される。
された輝度信号Y、色差信号R−Y、色差信号B−Y信
号は、乗算器411Y,411R,411Bで係数41
2Y,412R,412Bを乗じられ加算器413、4
14で加算してG信号を生成する。また、R信号は加算
器415で端子T41Rに印加された色差信号R−Yに
輝度信号Yを加算して生成し、B信号は加算器416で
端子T41Bに印加された色差信号B−Yに輝度信号Y
を加算して生成することができる。APL検出回路5、
入出力変換回路6、AMP2,3の回路動作は、図1に
示した第1の実施の形態と同様なので詳細説明は省略す
る。
も、この実施の形態にかかる構成であればAPLを検出
して色差信号R−Y,B−Yの利得を制御することがで
き、第1の実施の形態と同様にAPLに応じて彩度を可
変とすることができる。これにより、APLが低いとき
に彩度を上げて低輝度レベルでも映えのある映像表示画
が可能になり、ブラウン管映像に匹敵するメリハリのあ
る映像表示が実現できる。
置の第3の実施の形態を説明する。この実施の形態にか
かる液晶表示装置は、色相検出回路90と、切替器92
と、可変電源91を有して構成される。そのほか図1に
示した第1の実施の形態と同じ機能を有するブロックに
は同一番号を付して示す。
で特定の色相を検出し、その出力に基づいて、切替器9
2で入出力変換回路6への信号をAPL検出回路5の出
力と可変電源91を切り替えることで、特定色相の色に
対して彩度を上げるようにしたことにある。
は、図1に示した第1の実施の形態と同様なのでその説
明は省略し、色相検出回路90の動作を中心に述べる。
の例を説明する。色相検出回路90は、比較器901−
1,901−2,901−3,901−4と、比較用基
準電源902−1,902−2,902−3,902−
4と、乗算器903,904,905とを有して構成さ
れる。
に印加される色差信号B−Yが比較用基準電源902−
1の設定電圧より大きいときに“1”小さいときに
“0”となる。比較器901−2の出力は、端子T90
1に印加される色差信号B−Yが比較用基準電源901
−2の設定電圧より小さいときに“1”、大きいときに
“0”となる。そして、比較器901−1、901−2
の出力は乗算器903で乗算され、比較器901−1、
901−2両方が“1”のとき乗算器903の出力が
“1”となる。すなわち比較用基準電源902−1<比
較用基準電源902−2のとき、比較器901−1と9
01−2と乗算器903は端子T901に印加される色
差信号B−Yに対し上記電圧範囲に感応するウィンドコ
ンパレターとして動作する。
信号に対しても比較器901−3,901−4、乗算器
904は同様の動作をする。乗算器903と904の出
力は乗算器905でさらに乗じられる。この結果、端子
T901と端子T902に印加される色差信号B−Y,
R−Yの信号レベルが特定範囲すなわち特定色相のと
き、乗算器905から“1”が出力されることになる。
横軸に色相、縦軸に振幅レベルをとり色差信号B−Y,
R−Yをプロットしたものである。なお、振幅レベルは
正規化している。
−2を振幅−0.5レベル相当に、比較用電源902−
1を振幅−0.86レベル相当に、比較用電源902−
4を振幅0.86レベル相当に、比較用電源902−3
を振幅0.5レベル相当に、それぞれ設定すると、同図
斜線で示した色相120°〜150°の範囲のときに図
10の乗算器905から出力を得ることができる。乗算
器905の出力は色相検出回路90の出力である。
回路90の出力が“1”のときAPL検出回路5の出力
を選択し、色相検出回路90の出力が“0”のとき可変
電源91の出力を選択する。可変電源91の電圧は、A
MP2,3の利得が“1”になるような電圧レベルに設
定し、彩度を上げないように設定しておく。
相を検出した場合にAPL検出回路5の出力が入出力変
換回路6に入力され、そのときAPLが低ければ映像彩
度を上げるように動作する。図19に示したようにRG
B再現範囲の縮小はRGB同等でなく偏りがあるため、
特定色相の彩度を上げる場合に本実施の形態が有効にな
る。
に応じて可変することができ、特定色相のAPLが低い
ときに彩度を上げて低輝度レベルでも映えのある映像表
示画が可能になり、ブラウン管映像に匹敵するメリハリ
のある映像表示が実現できる。
装置の第4の実施の形態を説明する。この実施の形態に
かかる液晶表示装置は、図6で説明した第2実施の形態
に、図9で説明した第3実施の形態の色相検出回路90
と切替器92を組み合わせたもので、RGB原色信号が
入力される場合の構成を示している。それぞれの機能ブ
ロックの詳細は説明済みなのでここでは省略する。
号入力に対しても、特定色相の彩度をAPLに応じて可
変することができ、特定色相のAPLが低いときに彩度
を上げ、低輝度レベルでも映えのある映像表示画が可能
になり、ブラウン管映像に匹敵するメリハリのある映像
表示が実現できる。
装置の第5の実施の形態を説明する。この実施の形態
は、第1実施の形態にかかる液晶表示装置をディジタル
化したものである。この実施の形態にかかる液晶表示装
置は、ディジタルデコーダ(DECと記す)1Dと、デ
ィジタルデコーダ(DEC)4Dと、APL検出回路5
Dと、入出力変換回路6Dと、制御回路7Dと、液晶表
示デバイス(LCDと記す)8と、AD変換器96Y、
96Cと、DA変換器96R、96G、96Bと、ディ
ジタル乗算器21、31とを有して構成される。
D変換器96YでAD変換され、端子T12から入力さ
れた色信号CはAD変換器96CでAD変換され、以降
の回路で処理される。また、DEC4DのディジタルR
GB原色信号出力は、DA変換器96R〜96Bでアナ
ログ信号に変換されLCD8に入力される。
ル)を検出するAPL検出回路5Dの構成の例を説明す
る。APL検出回路5Dは、乗算器5D1と、係数回路
5D2と、加算器5D3と、レジスタ5D4と、ラッチ
5D5とを有して構成される。端子T5D1に印加され
たディジタル輝度信号Yを乗算器5D1で係数回路5D
2に設定された係数で乗じる加算器5D3に入力する。
加算器5D3では乗算器5D1の出力とレジスタ5D4
の出力を加算する。この加算結果は再度レジスタ5D4
に戻される。このレジスタに戻す動作は累積動作にほか
ならず、例えば1000回の平均を求める場合は係数回
路5D2の係数値を1/1000に設定しておき、加算
器5D3とレジスタ5D4で1000回の累積を行う。
1000回の累積後ラッチ5D5でラッチすることで平
均輝度レベルとして端子T5D2に出力されることにな
る。
p Table)などで構成すればよい(図示せず)。また、
図1のAMP2,3に対応する回路を乗算器21,31
とすればよく、APL検出回路5D、入出変換回路6
D、乗算器21,31を含めた特性は図4と同等にすれ
ばよい。
えば東芝製のTV信号処理LSI(TC90A06F、
TA8884AN)などで簡単に構成することができ
る。上記LSIでも色差信号としてI,Q信号が出力さ
れている。第1実施の形態と同様にR−Y,B−Y信号
の代わりにI,Q信号を用いても良いことは言うまでも
ないことである。
出変換回路6D、乗算器21,31がディジタル回路で
構成されているためLSI化が容易であり、LSI化に
よるコストメリットを享受できて生産コストを低く抑え
ることが可能になる。
変することができ、APLが低いときに彩度を上げて低
輝度レベルでも映えのある映像表示画が可能になり、ブ
ラウン管映像に匹敵するメリハリのある映像表示装置が
低コスト実現できる。
装置の第6の実施の形態を説明する。この実施の形態の
液晶表示装置は、図6に示した第2の実施の形態の液晶
表示装置をディジタル化したものである。この実施の形
態の液晶表示装置は、AD変換器95R,95G,95
Bと、ディジタルエンコーダ(ENCと記す)40D
と、ディジタルデコーダ(DECと記す)41Dとを有
して構成され、そのほか図1および図13と同じ機能を
有するブロックには同一番号を付して示している。
を、DEC41Dは図8に示したDEC41をそれぞれ
ディジタル化すればく、基本的な構成は同じでよい。例
えば、乗算器はディジタル乗算器に、加算器はディジタ
ル加算器に、係数器はレジスタに置き換えれば良い。本
実施の形態では入力信号がディジタル化したRGB原色
信号に対応する場合の構成を示している。もちろん、L
SI化によるコストメリットを享受でき、生産コストを
低く抑えることができる。動作の詳細は図6および図1
3で説明したのでここでは省略する。
色信号であっても本実施の構成であればAPLを検出し
て色差信号R−Y,B−Yの利得を制御することがで
き、APLに応じて彩度を可変することができ、APL
が低いときに彩度を上げて低輝度レベルでも映えのある
映像表示画が可能になり、ブラウン管映像に匹敵するメ
リハリのある映像表示装置を低コストで実現できる。
装置の第7の実施の形態を説明する。この実施の形態に
かかる液晶表示装置は、図9に示した第3実施の形態に
かかる液晶表示装置をディジタル化したものである。こ
の実施の形態にかかる液晶表示装置は、色相検出回路9
0Dと、切替器92と、設定レジスタ91Dとを有して
おり、そのほか図13と同じ働きを有する機能ブロック
には同一番号を付している。
Dで特定の色相を検出し、その出力で切替器92でAP
L検出回路5D出力と設定レジスタ91Dを切り替える
ことで、特定色相の色に対して彩度を上げるようにした
ことにある。
成の例を説明する。図17に示す色相検出回路90D
は、図10に示す色相検出回路90をディジタル化した
もので、比較用基準電源902−1〜902−4の代わ
りに設定用レジスタ9D2−1〜9D2−4を用いてい
る。もちろん比較器9D1−1〜9D1−4と、乗算器
9D3,9D4,9D5はディジタルタイプに構成され
る。
した色相検出回路90の動作と同じなので詳細説明は省
略する。この実施の形態によれば、図13に示した実施
の形態と同様に、LSI化によるコストメリットを享受
でき、生産コストを低く抑えることが可能になる。
に応じて可変することができ、特定色相でAPLが低い
ときに彩度を上げ、低輝度レベルでも映えのある映像表
示画が可能になり、ブラウン管映像に匹敵するメリハリ
のある映像表示装置が低コストで実現できる。
装置の第8の実施の形態を説明する。この実施の形態に
かかる液晶表示装置は、図12に示した第4の実施の形
態似かかるできる液晶表示装置をディジタル化したもの
である。色相検出回路90D等の説明は第3実施の形態
の図16で説明済みなのでここでは省略する。
リットを享受でき、生産コストを低く抑えることが可能
になる。
色信号入力に対しても、特定色相の彩度をAPLに応じ
て可変することができ、特定色相のAPLが低いときに
彩度を上げ、低輝度レベルでも映えのある映像表示画が
可能になり、ブラウン管映像に匹敵するメリハリのある
映像表示装置を低コストで実現できる。
実施の形態では、DA変換器96R〜96Bでアナログ
信号に変換してLCD8に印加したが、LCD8がディ
ジタル入力可能なタイプであればディジタルRGB原色
信号を入力しても良いことは言うまでもないことであ
る。
としてLCDを用いた例を説明したが、画像表示デバイ
スは、LCDに限らず入力映像信号のレベルが変化する
ことによって再現される画像の彩度が変化するおそれの
ある画像表示デバイスに適用することができる。これに
よれば、入力映像信号のレベルが変化しても、最適な画
像を再現することができる。
APLに応じて彩度を可変することができるので、低輝
度レベルにおけるRGB色再現範囲の縮小現象を補償し
て、APLが低いときに彩度を上げて低輝度レベルでも
映えのある、ブラウン管映像に匹敵する映像表示が実現
できる。
主に説明したが、ブラウン管に替わる表示装置にはPD
PやEL等様々あり、それらの表示デバイスでもRGB
色再現範囲の縮小現象があれば、本発明が適用できその
効果を享受できることは言うまでもないことである。
態を示すブロック図。
示す図。
示す図。
態を示すブロック図。
ブロック図。
ブロック図。
態を示すブロック図。
示すブロック図。
形態を示すブロック図。
形態を示すブロック図。
例を示すブロック図。
形態を示すブロック図。
形態を示すブロック図。
を示すブロック図。
形態を示すブロック図。
す図。
化を示す図。
Claims (7)
- 【請求項1】 画像表示装置において、入力映像信号の
平均映像レベルが低いときに映像信号の彩度を上げるよ
うにしたことを特徴とする画像表示装置。 - 【請求項2】 少なくとも、入力映像信号の平均映像レ
ベルを検出する平均映像レベル検出手段と、入力映像信
号の利得を変化させる映像信号利得可変手段とを備えた
画像表示装置において、前記平均映像レベル検出手段で
検出した入力映像信号の平均映像レベルが低いときに前
記映像信号利得可変手段で映像信号の利得を制御し、映
像信号の彩度を上げるようにしたことを特徴とする画像
表示装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載の画像表示装置におい
て、映像信号利得可変手段で利得制御する映像信号が色
差信号であることを特徴とする請求項2に記載の画像表
装置。 - 【請求項4】 画像表示装置において、入力映像信号の
平均映像レベルが低いときに映像信号の所望色相の彩度
を上げるようにしたことを特徴とする画像表示装置。 - 【請求項5】 少なくとも、入力映像信号の平均映像レ
ベルを検出する平均映像レベル検出手段と、入力映像信
号の利得を変化させる映像信号利得可変手段と、特定の
色相の信号を検出する色相検出手段とを有する画像表示
装置において、前記平均映像レベル検出手段で検出した
入力映像信号の平均映像レベルが低いとき前記映像信号
利得可変手段で、前記色相検出手段で検出した色相に対
して映像信号の利得を制御し、映像信号の所望色相の彩
度を上げるようにしたことを特徴とする画像表示装置。 - 【請求項6】 請求項5に記載の画像表示装置におい
て、映像信号利得可変手段で利得制御する映像信号が色
差信号であることを特徴とする請求項5に記載の画像表
装置。 - 【請求項7】 画像表示装置が液晶表示装置であること
を特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載
の画像表示装置。
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