JPH09219830A - 映像処理装置 - Google Patents

映像処理装置

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Publication number
JPH09219830A
JPH09219830A JP2501196A JP2501196A JPH09219830A JP H09219830 A JPH09219830 A JP H09219830A JP 2501196 A JP2501196 A JP 2501196A JP 2501196 A JP2501196 A JP 2501196A JP H09219830 A JPH09219830 A JP H09219830A
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JP
Japan
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brightness
video signal
circuit
signal
adjusting
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Application number
JP2501196A
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Inventor
Yasuo Takahashi
康夫 高橋
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2画面表示の両画面の輝度を調整する。 【解決手段】 輝度検出手段17と25は、それぞれ第
1と第2の複合映像信号の輝度を検出する。制御回路1
9は、両検出回路17と25の検出結果に大きな差があ
る場合、信号処理回路9と23から供給される映像信号
に対する輝度調整回路11と27のブライト調整動作
(一方は上げ、他方は下げる)を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像処理装置、特
に映像信号の輝度調整手段に関する。
【0002】
【従来の技術】図22に、従来の映像処理装置の構成を
示す。本従来例は、CRT219の画面の一部に子画面
を表示するものである。
【0003】入力端子201から入力された第1の複合
映像信号は、同期分離回路203と信号処理回路209
に供給される。
【0004】信号処理回路209は、Y/C分離や色復
調を行い、映像信号をスイッチ215の一入力端子に出
力する。
【0005】入力端子211から第2の複合映像信号
が、信号処理回路213に供給される。信号処理回路2
13は、Y/C分離や色復調を行い、更に子画面用に水
平、垂直方向の時間圧縮を行って、映像信号をスイッチ
215の他方の入力端子に供給する。
【0006】スイッチ215は、通常信号処理回路20
9の出力を選択しているが、子画面表示を行う場合、子
画面表示期間中信号処理回路213の出力を選択し輝度
調整回路217に供給する。
【0007】輝度調整回路217は、映像信号のブライ
ト(黒レベル)やコントラストを調整し、CRT219
の陰極端に供給する。
【0008】同期分離回路203は、第1の複合映像信
号から水平・垂直の同期信号(H,V)を分離し、偏向
回路205に供給する。偏向回路205は、水平・垂直
偏向パルス(H,V)を生成し、CRT219の偏向コ
イル207に供給する。
【0009】一般にCRTを使用した表示装置には、ユ
ーザーがコントロール可能なブライトとコントラストと
は別に,ABL(Auto Brightness L
imiter)とACL(Auto Contrast
Limiter)といった自動輝度調整回路が用いら
れている。CRTでは、陰極に流すことの出来る電流が
CRTごとに決まっているため、明るい画像が入力され
た場合、電流が一定値以内におさまるように、自動的に
ブライトとコントラストを自動的に制限する。
【0010】この為、画面の大半を占める主画面の映像
が明るく、子画面の映像が暗い場合、子画面のブライト
及びコントラストまで抑えられ、非常に見ずらくなって
しまう。また、主画面の映像が暗く、子画面の映像が明
るい場合は、逆に子画面が明るくなりすぎてしまうとい
う問題があった。
【0011】このような問題を解決するため、特開平4
−277987号では、子画面の輝度を調整する提案が
なされている。この提案では、子画面の平均輝度レベル
を検出し、平均輝度レベルが高い場合は、黒レベルを下
げるとともにガンマ補正がかかるようにしている。そし
て、平均輝度レベルが低い場合は、黒レベルをあげるよ
うに制御する。
【0012】このため、主画面に平均輝度レベルが高
く、子画面に平均輝度レベルが低い映像が入力された場
合でも、子画面が暗くなりすぎることがない。また、主
画面に平均輝度レベルが低く、子画面に平均輝度レベル
が高い映像が入力された場合でも、子画面が明るくなり
すぎることはない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】近年のワイドテレビと
デジタル信号処理技術の発展により、例えば図21に示
すようにアスペクト比16:9の表示装置に、アスペク
ト比4:3の映像を2画面表示することが可能なテレビ
ジョン受信機が開発されている。図21のように表示す
る場合、2画面とも同じ大きさで表示するため、どちら
の画面も見易くする必要がある。
【0014】左側に明るい映像、右側に暗い映像を表示
する場合、特開平4−277987号の技術を利用し、
左画面を主画面、右画面を子画面として信号処理を行え
ば、右画面の黒レベルを上昇するように制御するため、
右画面が暗くなりすぎて見にくくなることはない。
【0015】しかしながら、左右画面ともに平均輝度レ
ベルが低い映像が入力された場合は、ABL回路の動作
によって、全体の黒レベルが上昇するのに加え、右画面
の黒レベルは上記補正によって更に上昇するため、黒レ
ベルが浮きすぎて不自然な映像になてしまう。同様にし
て、左右画面とも平均輝度レベルが高く、本来なら同じ
輝度で表示されるはずの映像でも、上記補正では右画面
だけが暗く表示されることになる。
【0016】また、実開昭63−83876号では、主
画面の平均輝度レベルが高い場合に、子画面の映像信号
のブライトを上げて、黒つぶれを起こさないような提案
がなされている。
【0017】しかしながら、図21に示すように2画面
を表示する場合は、実開昭63−83876号の技術を
使用しても、問題が発生する。左画面を主画面、右画面
を子画面として処理を行うと、例えば左右画面とも平均
輝度レベルが高い画像が入力された場合、右画面のブラ
イトが左画面に比べ高くなってしまう。
【0018】更に、実開平2−113473号では、子
画面の輝度レベルを検出し、高いときには子画面のコン
トラストを抑制し、低いときには高くする提案がなされ
ているが、問題は解決されない。左画面を主画面、右画
面を子画面として処理を行うと、左右画面とも平均輝度
レベルが高い画像が入力された場合、右画面のみコント
ラストが抑えられてしまう。そして、左右画面とも平均
輝度レベルが低い画像が入力された場合、右画面のみコ
ントラストが上がってしまう。
【0019】更にまた、上記従来の技術では、パソコン
などで2個を越える映像を表示する場合、画面全体の輝
度を最適に調整するのは不可能である。
【0020】そこで、本発明は、一画面に表示される複
数の映像の輝度を最適に調整することが可能な映像処理
装置を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】
(第1の構成例)第1の複合映像信号に対してY/C分
離の処理を行い第1の映像信号を出力する第1の信号処
理手段と、前記第1の信号処理手段からの前記第1の映
像信号の輝度を調整する第1の輝度調整手段と、‘前記
第1の複合映像信号又は前記第1の映像信号の輝度を検
出する第1の輝度検出手段と、第2の複合映像信号に対
してY/C分離の処理を行い第2の映像信号を出力する
第2の信号処理手段と、前記第2の信号処理手段からの
前記第2の映像信号の輝度を調整する第2の輝度調整手
段と、前記第2の複合映像信号又は前記第2の映像信号
の輝度を検出する第2の輝度検出手段と、前記第1及び
第2の輝度検出手段の検出結果に基づき、前記第1及び
第2の輝度調整手段の動作を制御し、前記第1と第2の
映像信号の輝度レベル差を小さくする制御手段と、を具
備したことを特徴とする。
【0022】(第2の構成例)テレビジョン信号から複
合映像信号を選局する選局手段と、前記選局手段からの
前記複合映像信号に対してY/C分離の処理を行い映像
信号を出力する信号処理手段と、前記選局手段からの前
記複合映像信号から書き込み用クロック及び制御信号を
発生する書き込み同期発生手段と、読み出し用クロック
及び制御信号を発生する読み出し同期発生手段と、前記
信号処理手段からの前記映像信号を、前記書き込み同期
発生手段からの前記書き込み用クロック及び制御信号に
従って書き込み、前記読み出し同期発生手段からの前記
読み出し用クロック及び制御信号に従って読み出す記憶
手段と、前記信号処理手段又は前記記憶手段からの前記
映像信号を選択的に出力する選択手段と、前記選択手段
からの前記映像信号の輝度を調整する輝度調整手段と、
前記選局手段からの前記複合映像信号又は前記信号処理
手段からの前記映像信号の輝度を検出する第1の輝度検
出手段と、前記第1の輝度検出手段が順次検出した結果
を記憶し、前記選択手段が前記記憶手段からの前記映像
信号を選択したとき、前記記憶手段から読み出す信号に
対応した検出結果に基づき前記輝度調整手段の黒レベル
調整動作を制御し、前記記憶手段からの前記映像信号問
の黒レベル差を小さくする制御手段と、を具備したこと
を特徴とする。
【0023】(第3の構成例)映像情報を記憶する記憶
手段と、映像を作るための情報を出力する中央演算装置
と、前記記憶手段及び前記中央演算装置の内少なくとも
一方からの前記情報から1以上の映像を描画する描画手
段と、前記描画手段からの各映像信号の輝度を検出し、
前記各映像信号のブライト及びコントラストの内少なく
とも1つを調整して前記描画手段に供給する輝度調整手
段と、を具備したことを特徴とする。
【0024】(第4の構成例)2以上の映像を2以上の
表示領域を用いて、一つの画面に表示可能な映像処理装
置において、前記一つの画面から前記表示領域を除いた
表示領域以外の表示部分の映像信号の輝度を、前記表示
部分の周辺の前記表示領域の映像信号の輝度に応じて、
輝度差が小さくなるよう制御することを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】
【0026】
【実施例】図1に、本発明の映像処理装置の第1の実施
例(テレビジョン受信機)の構成を示す。本実施例は、
図21に示すように横長な画面に2種類のアスペクト比
4:3の映像を表示する場合である。
【0027】第1の複合映像信号が、同期分離回路3、
信号処理回路9及び輝度検出回路17に供給される。
【0028】信号処理回路9は、Y/C分離や色復調を
行い、映像信号を輝度調整回路11に供給する。
【0029】輝度検出回路17は、第1の複合映像信号
の輝度を検出する。輝度検出方法には、いろいろあるが
一例を図2に示す。
【0030】入力端子41から入力された第1の複合映
像信号は、ローパスフィルタ(LPF)43に入力さ
れ、低域成分が抽出されて、加算器45の一端に供給さ
れる。
【0031】加算器45の出力は、ラッチ回路47に供
給される。ラッチ回路47の出力は、ラッチ回路49に
供給されるとともに、加算器45の他端に供給される。
【0032】ラッチ回路47には、リセット端子があ
り、垂直ブランキング期間に供給されるパルスによりリ
セットがかけられる。
【0033】ラッチ回路49は、垂直の1フィールドの
最終有効ラインの有効画素(一水平走査期間のサンプル
数を910とすると、約756個)の終わりで立ち上が
るパルスで、ラッチ回路47の出力と置き換え、次のパ
ルスが到来するまで1フィールドの間データを保持す
る。ラッチ回路49の出力は、出力端子51を介して制
御回路19に供給される。
【0034】上記動作を、更に説明する。垂直ブランキ
ング期間では、ラッチ回路47がリセットされているた
め、ラッチ回路47の出力は、0である。垂直ブランキ
ング期間が終わり、映像の期間が始まると、LPF43
で色信号、ノイズ等の高周波成分が除去された映像信号
が、加算器45で徐々に加算されていく。映像の期間が
終わったとき、1フィールド分の有効画素の輝度の累積
加算が終了する。これが、ラッチ回路49から制御回路
19に供給される。尚、累積加算値は、第1の複合映像
信号の平均輝度レベルの関数である。
【0035】同期分離回路3は、第1の複合映像信号か
ら水平・垂直同期信号(H,V)を分離し、偏向回路5
に供給する。偏向回路5は、水平・垂直偏向パルス
(H,V)を、CRT33の偏向コイル7に供給する。
【0036】入力端子21から入力された第2の複合映
像信号が、信号処理回路23と輝度検出回路25に供給
される。
【0037】信号処理回路23は、Y/C分離や色復調
を行い、映像信号を輝度調整回路27に供給する。
【0038】輝度検出回路25は、輝度検出回路17と
同様図2で構成され、1フィールド分の有効画素の輝度
を累積加算して、制御回路19に供給する。
【0039】制御回路19は、輝度検出回路17と25
の累積加算値を比較して、輝度調整回路11と27のブ
ライト調整動作を制御する。
【0040】次に、具体的に説明する。制御回路19
は、入力の累積加算値が、例えば輝度が80IREを越
える部分が多いような全体的に明るい画像に対応する値
の場合は、輝度が高いと判定する。そして、例えば輝度
が20IRE以下の部分が多いような全体的に暗い画像
に対応する値の場合は、輝度が低いと判定する。
【0041】制御回路19は、両入力の輝度の累積加算
値がともに高い場合及び低い場合、輝度調整回路11と
27の動作の制御を行わない。両入力の輝度の累積加算
値の差が大きい場合に初めて、輝度調整回路11と27
の動作を制御する。
【0042】例えば、第1の複合映像信号の輝度が低い
と判定した場合、輝度調整回路11が映像信号(左画
面)のブライトを上げるよう(例えば30IREになる
よう)制御する。例えば、第2の複合映像信号の輝度が
高いと判定した場合、輝度調整回路27が映像信号(右
画面)のブライトを下げるよう(例えば70IREにな
るよう)制御する。そのような動作結果を、図3(b)
に示す。図3では、1ラインのデータを示しているが、
実際は1フィード分の制御を行う。
【0043】輝度調整回路11からの映像信号は、水平
圧縮回路13と選択器15に供給される。水平圧縮回路
13は、映像信号を水平方向に1/2だけ前方向に時間
圧縮する。選択器15は、CRT33に1画面だけを表
示するときには、輝度調整回路11の出力を選択し、2
画面を表示するときには、水平圧縮回路13の出力を選
択し、映像出力回路31に供給する。
【0044】輝度調整回路27からの映像信号は、水平
圧縮回路29に供給される。水平圧縮回路29は、映像
信号を水平方向に1/2だけ後方向に時間圧縮し、映像
出力回路31に供給する。
【0045】CRT33に2画面表示する場合、映像出
力回路31は、選択器15からの圧縮された映像信号が
左側に、水平圧縮回路29からの映像信号が右側に表示
されるよう合成し、更に増幅してCRT33の陰極端に
供給する。
【0046】CRT33に1画面のみ表示する場合、映
像出力回路31は、選択器15を介して供給される輝度
調整回路11からの映像信号のみを選択し、更に増幅し
てCRT33の陰極端に供給する。尚、図示してない
が、映像信号の走査線数を変化させる等して、映像を画
面一杯に表示させる。
【0047】偏向回路5は、アスペクト比4:3の映像
を2画面表示した場合に、映像の縦横比が正しくなるよ
うに、垂直偏向角が1画面表示の場合より狭くなるよう
な垂直偏向パルスを出力する。
【0048】尚、輝度検出手段17と25への入力は、
それぞれ信号処理回路9と23の出力映像信号であって
も良い。
【0049】表示手段として、CRT33の代わりに液
晶ディスプレイ,プラズマディスプレイ等を使用した場
合、ABL回路の働きによる黒つぶれは発生しないが、
左右の画面で輝度差が大きいと暗い画面の方が見難くな
る現象は発生する。よって、本発明を用いて、見易い表
示を提供できることは言うまでもない。
【0050】尚、本発明は、テレビジョン信号の方式に
は依存しない。即ち、現在世界各国で用いられている、
NTSC方式、PAL方式、SECAM方式の他、MU
SE方式に代表される高品位テレビジョン信号において
も対応可能である。
【0051】図5に、本発明の映像処理装置の第2の実
施例(テレビジョン受信機)を示す。第2の実施例で
は、第1の実施例を更に改良し、いろいろな映像に対応
し、より適切な表示を行う。
【0052】第1の実施例において、図4(a)に示す
ような2つの映像信号が入力された場合、左側に表示さ
れる映像信号は、ピークの輝度は高いが輝度の累積加算
値が小さいため、輝度調整は図4(b)のようになる。
左画面では、黒レベルが上昇し、明るく輝いている部分
Aは更に明るくなってしまう。図4(a)の左画面のよ
うな画像に対しては、コントラストを下げるのが有効で
ある。そこで、第2の実施例では、輝度の検出に加え、
非常に明るい部分があるか否かを検出し、総合的に輝度
の調整を行う。図4では、見易くするために、1ライン
のデータを示しているが、実際は1フィールド分の制御
を行う。
【0053】図5において、図1と同じ動作を行う構成
要素については同一参照番号を付しており、詳細な説明
は省略する。
【0054】図5において、同一構成のピーク輝度検出
回路53と55を追加する。第1の複合映像信号が、ピ
ーク輝度検出回路53に供給される。第2の複合映像信
号が、ピーク輝度検出回路55に供給される。ピーク輝
度検出回路53と55は、例えば図6に示すごとく構成
される。
【0055】図6に基づいて、説明する。入力端子63
を介して、第1の複合映像信号がLPF65に供給され
る。LPF65は、色信号、ノイズ等の除去を行い、低
域成分を比較器67の一端に供給する。比較器67は、
前記一端の入力が他端に供給されている一定値αより大
きいとき、ハイレベルのパルスを加算器69の一端に出
力する。
【0056】加算器69の出力は、ラッチ回路71に供
給される。ラッチ回路71の出力は、ラッチ回路73に
供給されるとともに、加算器69の他端に供給される。
ラッチ回路71には、リセット端子があり、垂直ブラン
キング期間に供給されるパルスによりリセットがかけら
れる。ラッチ回路73は、垂直の1フィールドの最終有
効ラインの有効画素の終わりで立ち上がるパルスで、ラ
ッチ回路71の出力と置き換え、次のパルスが到来する
まで1フィールドの間データを保持する。ラッチ回路7
3の出力は、出力端子75を介して制御回路57に供給
される。
【0057】上記動作を、更に説明する。図6の比較器
67の他端に供給されるαの値を、図4(a)に示した
αとすると、左右画面とも比較器69からハイレベルの
パルスが出力され、加算器69で1フィールドの間累積
加算される。そして、その加算値が、ラッチ回路71と
73及び出力端子75を介して、制御回路57に供給さ
れる。
【0058】制御回路57には、ピーク輝度検出回路5
3及び55からの累積加算値のほかに、図1と同様輝度
検出回路17及び25からの輝度の累積加算値が供給さ
れる。制御回路57は、輝度検出回路17と25からの
輝度の累積加算値の比較から、第1の実施例と同様、輝
度調整回路59及び61にブライト調整を行わせる。
【0059】制御回路57は、輝度調整回路59にブラ
イトを上げる調整を行わせるとき、更にピーク輝度検出
回路53からの累積加算値から、輝度調整回路59のコ
ントラスト調整動作を決める。累積加算値が、所定値よ
り大きい場合、映像信号に所定のレベルαより明るい部
分があると判断し、輝度調整回路59が映像信号のコン
トラストを下げるように制御する。尚、制御回路57
は、輝度の累積加算値が大きい映像信号に対しては、ブ
ライト及びコントラストをともに下げるように制御す
る。
【0060】制御回路57は、図4(c)に示すごと
く、左画面の調整を行う輝度調整回路59が、映像信号
のブライトを上げるとともに、コントラストを下げるよ
うに動作するよう制御する。制御回路57は、また右画
面の調整を行う輝度調整回路61が、映像信号のブライ
ト及びコントラストを下げるように動作するよう制御す
る。
【0061】以上のように構成された制御回路57で
は、左右の画面にどのような映像が入力させても、自動
的に使用者が見易い画像になるよう輝度調整回路59と
61の動作を制御する。図7に、輝度検出回路17及び
25とピーク輝度検出回路53及び55の検出結果に対
する制御回路57の制御の一例を示す。いろいろな組み
合わせの内、左右の画面が入れ代わるだけのものは除
き、9種類のケースについて記載した。
【0062】本実施例では、表示手段としてCRTを使
用した場合について述べたが、CRTの陰極に流せる電
流の総量は、ABL回路やACL回路により制限される
ため、補正値については総合的な判断で選択する必要が
ある。
【0063】尚、ピーク輝度検出回路53と55への入
力は、それぞれ信号処理回路9と23の出力映像信号で
あっても良い。
【0064】表示手段として、CRT33の代わりに液
晶ディスプレイ,プラズマディスプレイ等を使用した場
合、ABL回路の働きによる黒つぶれは発生しないが、
左右の画面で輝度差が大きいと暗い画面の方が見難くな
る現象は発生する。よって、本発明を用いて、見易い表
示を提供できることは言うまでもない。
【0065】尚、本発明は、テレビジョン信号の方式に
は依存しない。即ち、現在世界各国で用いられている、
NTSC方式、PAL方式、SECAM方式の他、MU
SE方式に代表される高品位テレビジョン信号において
も対応可能である。
【0066】本発明の映像処理装置の第3の実施例(テ
レビジョン受信機)は、図8に示すように一画面に多数
の画像の表示を行う場合に採用したものである。図8の
ような表示形態は、テレビの各チャンネルの内容を一度
に表示すると、一瞬にして見たい番組を探すことができ
る。このような表示を行う場合においても、本発明を採
用することによって、見易い表示が可能となる。
【0067】図8のような表示を行う場合、明るい画面
が周辺にあると、全体的に輝度の低い画面は黒つぶれを
起こしていなくても、内容を確認しずらい。本来多画面
表示は、内容の確認が主たる目的となるため、映像の再
現性よりも見易さを重視する表示を行えばよい。
【0068】図9に、本発明の映像処理装置の第3の実
施例(テレビジョン受信機)の構成を示す。本実施例で
は、現行のアスペクト比4:3の表示装置に、9画面の
映像を表示する場合について述べるが、アスペクト比が
16:9の表示装置に表示する場合も応用が可能である
ことは言うまでもない。
【0069】入力端子81から入力されたテレビジョン
信号は、選局回路83に供給される。選局回路83から
の複合映像信号は、同期分離回路85、書き込み同期発
生回路99、信号処理回路93、輝度検出回路105及
びピーク輝度検出回路107に供給される。
【0070】信号処理回路93は、Y/C分離や色復調
を行い、映像信号をLPF95と選択器103の一端に
供給する。LPF95の出力は、メモリ97を介して選
択器103の他端に供給される。
【0071】選択器103の出力は、輝度調整回路11
1を介して、映像出力回路113に供給される。映像出
力回路113の出力は、CRT115の陰極端に供給さ
れる。
【0072】書き込み同期発生回路99は、選局回路8
3で選局された複合映像信号に同期したメモリ書き込み
用クロック及び制御信号を発生し、メモリ97に供給す
る。
【0073】読み出し同期発生回路101は、メモリ9
7の読み出し用クロック及び制御信号を発生してメモリ
97に供給するとともに、表示用の水平・垂直同期信号
(H,V)を発生し、選択器87の一端に供給する。
【0074】同期分離回路85は、選局回路83で選局
された複合映像信号から水平・垂直同期信号(H,V)
を分離し、選択器87の他端に供給する。偏向回路89
は、選択器87で選択された水平・垂直同期信号(H,
V)に従って、水平・垂直偏向パルス(H、V)を発生
しCRT115の偏向コイル91に供給する。
【0075】通常の一画面の表示を行う場合は、選択器
87は、同期分離回路85からの水平・垂直同期信号を
選択する。そして、選択器103は、信号処理回路93
からの映像信号を選択し、輝度調整回路111に供給す
る。この場合、制御回路109は、輝度調整回路111
の動作を制御せず、輝度調整回路111は通常の輝度調
整を行う。
【0076】一方、9画面の分割表示を行う場合は、選
局回路83は、一定時間ごとにチャンネルをアップして
行く。書き込み同期発生回路99は、選局回路83で選
局された複合映像信号に同期したメモリ書き込み用クロ
ック及び制御信号を発生する。
【0077】信号処理回路93の出力映像信号は、LP
F95で、水平・垂直の帯域制限がなされ、低域成分が
メモリ97に供給される。上記帯域制限は、9画面表示
で水平・垂直方向に縮小された場合に、折り返しによる
画質の劣化を抑えるために行う。
【0078】上記したように、書き込み同期発生回路9
9は、メモリ97の書き込みに必要なクロック及び制御
信号を発生する。ここで水平方向の画素数を910個と
すると、NTSC方式の場合、有効画素は756画素程
度である。3画素につき1画素ずつメモリ97に書き込
むと、252画素分書き込む。また、垂直方向には、有
効部分が約240ラインであるため、80ライン分書き
込む。
【0079】図10は、図8のように表示する場合、メ
モリ97の1フィールド分のメモリマップを示してい
る。例えば、図8でAチャンネルの映像信号は、水平方
向に0から251、垂直方向に0から79に書き込まれ
る。そして、Iチャンネルは、水平方向に504から7
51、垂直方向に160から239に書き込まれる。
【0080】読み出し同期発生回路101は、局部発振
回路を内蔵し、上記したようにメモリ97の読み出しに
必要なクロック及び制御信号を発生する。また、偏向パ
ルス生成に必要な水平・垂直同期信号(H,V)を発生
する。
【0081】メモリ97からの読み出しは、図10で水
平方向に0から751まで、垂直方向に0から239ま
で読み出される。
【0082】選択器103は、メモリ97の出力映像信
号を選択し、輝度調整回路111に供給する。選択器8
7は、読み出し同期発生回路101からの水平・垂直同
期信号を選択する。
【0083】輝度検出回路105は、図11に示すごと
く構成されている。図2との違いは、ラッチ回路49が
省略されており、ラッチ回路47の出力が直接制御回路
109に供給される。
【0084】制御回路109は、輝度検出回路105か
ら順次供給される9個の輝度の累積加算値を、図10に
示すのと同様に並べ、多画面分割表示する期間保持す
る。制御回路109は、輝度の各累積加算値から、第1
の実施例の場合と同様にして、9個の映像信号が、それ
ぞれ輝度が高い場合に該当するか或いは低い場合に該当
する或いは両方に該当しないかを判定する。
【0085】制御回路109は、輝度調整回路111
が、輝度が高い映像信号に対してブライトを下げ、輝度
が低い映像信号に対してはブライトを上げるよう制御す
る。
【0086】ピーク輝度検出回路107は、図12に示
すごとく構成されている。図6との違いは、ラッチ回路
73が省略されており、ラッチ回路71の出力が直接制
御回路109に供給される。
【0087】制御回路109は、ピーク輝度検出回路1
07から順次供給される9個の累積加算値を、図10に
示すと同様に並べ、多画面分割表示する期間保持する。
制御回路109は、各累積加算値から、第2の実施例と
同様にして、9個の映像信号に、それぞれ所定のレベル
αより明るい部分があるか否かを判定する。
【0088】制御回路109は、輝度調整回路111
が、明るい部分がある映像信号に対してコントラストを
下げ、明るい部分がない映像信号にたいしてはコントラ
ストを上げるよう制御する。
【0089】第1及び第2の実施例では、輝度検出回路
17と25からの輝度の累積加算値に大きな差があると
きのみ、ブライト動作制御及びコントラスト動作制御を
行った。しかしながら、本実施例では、そのような制限
はなく個々に行う。尚、第2の実施例と同様、制御回路
109は、輝度の累積加算値が大きい映像信号に対して
は、ブライト及びコントラストをともに下げるよう制御
する。
【0090】図13に、輝度検出回路105とピーク輝
度検出回路107の検出結果に対応して、映像信号に対
して、ブライトとコントラストの制御をおこなう例の一
部を示す。
【0091】以上の動作により、多画面分割表示を行う
場合でも、極端に暗い画面及び明るい画面のブライト及
びコントラストが補正されるため、見易い画面を提供で
きる。本実施例は、第2の実施例のように、ブライトと
コントラストの制御を行ったが、第1の実施例のよう
に、ブライトのみ制御だけでもよい。このとき、ピーク
輝度検出回路107が、不要となる。
【0092】図14は、第2と第3の実施例を組み合わ
せた場合の表示例であり、16:9のCRTに4:3の
画像を2画面表示するときの1画面を9分割表示する。
【0093】使用者は、現在見ているチャンネルを見な
がら、他のチャンネルの内容を確認することが可能であ
る。
【0094】図14の表示を可能にする映像処理装置
(テレビジョン受信機)の構成例を、図15、16、1
7に示す。ここでは、説明は省略する。
【0095】表示手段として、CRT115の代わりに
液晶ディスプレイ,プラズマディスプレイ等を使用した
場合、ABL回路の働きによる黒つぶれは発生しない
が、左右の画面で輝度差が大きいと暗い画面の方が見難
くなる現象は発生する。よって、本発明を用いて、見易
い表示を提供できることは言うまでもない。
【0096】尚、本発明は、テレビジョン信号の方式に
は依存しない。即ち、現在世界各国で用いられている、
NTSC方式,PAL方式,SECAM方式の他、MU
SE方式に代表される高品位テレビジョン信号において
も対応可能である。
【0097】本発明の映像処理装置の第4の実施例は、
図18に示すように2個を越えるいろいろな大きさの映
像を一画面上に同時に表示する場合に、見易い表示を行
うことを目的としている。近年のCPU、OS等の飛躍
的な進歩により、パソコンでいろいろなアプリケーショ
ンを同時に動作させ、表示できるのがごく当然となって
いる。ワープロなどのソフトでは、階調はそれほど必要
がないので問題となっていないが、自然画を多数表示す
る場合は、本発明を採用することによって見易い表示を
行うことが可能である。
【0098】図19に、本発明の映像処理装置の第4の
実施例の構成を示す。CPU121は、メモリ123及
びグラフィックアクセラレータ125とバスで接続さ
れ、相互にデータのやりとりが可能になっている。
【0099】CPU121では、演算処理がなされたの
ち、映像の表示に必要な情報をグラフィックアクセラレ
ータ125に供給する。映像の表示に必要な情報は、メ
モリ123から直接供給される場合もある。
【0100】CPU121及びメモリ123から得られ
る情報は、例えば表示する窓の大きさ、線の太さ、表示
する位置等の情報であり、グラフィックアクセラレータ
125は、これら情報をもとに表示できるように画像と
して組み立て、輝度調整装置127に供給する。
【0101】輝度調整装置127は、グラフィックアク
セラレータ125から供給される映像信号が全体的に明
るい場合は、その映像信号のブライトを下げ、全体的に
暗い場合は、その映像信号のブライトを上げる。また、
その映像信号に非常に明るい部分があるか否かを判定
し、非常に明るい部分がある場合は、その映像信号のコ
ントラストを下げ、非常に明るい部分がない場合は、そ
の映像信号のコントラストを上げる。尚、この実施例で
も映像信号が全体的に明るい場合、第2と第3の実施例
と同様、一律にコントラストを下げる。
【0102】輝度調整装置127のこのような調整は、
表示装置129に表示される映像ごとに行う。調整が行
われた映像信号は、グラフィックアクセラレータ123
の内蔵メモリに書き込まれる。グラフィックアクセラレ
ータ125から読み出された映像信号は、表示装置12
9に供給され、図18に示す表示がなされる。
【0103】第1、2及び3の実施例では、1フィール
ド分の演算を行っていたが、コンピュータ用の表示で
は、ノンインターレースの場合が多い。よって、第4の
実施例の場合、正確に表現すると、1フレーム分の演算
を行うこととなる。
【0104】一方、コンピュータの表示では、窓が開か
れていない部分が存在する。通常この部分には、壁紙と
言われている映像が表示される。壁紙の輝度が、周辺の
映像より高い場合、周辺の表示領域の映像が見難いとい
う問題が発生する。このような場合でも、本発明を採用
することで、容易に対応が可能である。
【0105】この場合の動作を、図20に示すフローチ
ャートに従って説明する。輝度調整装置127は、壁紙
でない周辺の映像の輝度を記憶しておく。
【0106】ST201で、輝度調整装置127は、グ
ラフィックアクセラレータ125から供給される映像信
号が、壁紙であるか否かを判定する。NOの場合、なん
ら調整を行わない。
【0107】YESの場合、ST202で輝度調整装置
127は、壁紙の映像が周辺の映像と比較して輝度がか
なり低いか否かを判定する。YESの場合、ST203
で輝度調整装置127は、壁紙の映像信号輝度を上げ
て、グラフィックアクセラレータ125の内蔵メモリに
書き込む。
【0108】NOの場合、ST204で輝度調整装置1
27は、壁紙の映像が周辺の映像と比較して輝度がかな
り高いか否かを判定する。YESの場合、輝度調整装置
127は、壁紙の映像信号の輝度を下げて、グラフィッ
クアクセラレータ125の内蔵メモリに書き込む。
【0109】NOの場合、輝度調整装置127は、壁紙
の映像信号に対して何ら調整を行わない。
【0110】
【発明の効果】本発明によれば、1つの表示手段に複数
の映像が表示されても、各映像の輝度が自動的に調整さ
れるので、全映像が見易い状態で表示することが可能で
ある。
【0111】第1の実施例では、僅かなハードウェアの
追加で、本発明の効果を得ることが可能である。第2の
実施例では、第1の実施例に比べ若干ハードウェアは増
えるが、映像をより適切な輝度で表示することが可能と
なる。
【0112】また、第3の実施例では、多数の静止画を
同時に表示する場合にも、本発明により適切な輝度によ
る表示が可能である。ハードウェアの追加は、動画像を
表示する場合に比べ少なく済む。第4の実施例は、本発
明をパソコンなどに応用した例であり、多数の画面が表
示されても、本発明を採用することによって、見易い表
示が可能となる。また、壁紙の部分の輝度を調整するこ
とによって、表示領域の画像を見易くすることが可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の映像処理装置の第1の実施例(テレビ
ジョン受信機)の構成を示す図である。
【図2】図1の輝度検出回路の構成を示す図である。
【図3】図1の第1の実施例の動作を説明するための波
形図である。
【図4】本発明の映像処理装置の第2の実施例(テレビ
ジョン受信機)の動作を説明するための波形図である。
【図5】本発明の映像処理装置の第2の実施例(テレビ
ジョン受信機)の構成を示す図である。
【図6】図5のピーク輝度検出回路の構成を示す図であ
る。
【図7】図5の制御回路の制御例を示す表である。
【図8】本発明の映像処理装置の第3の実施例(テレビ
ジョン受信機)のCRTで表示される画像を示す図であ
る。
【図9】本発明の映像処理装置の第3の実施例(テレビ
ジョン受信機)の構成を示す図である。
【図10】図9のメモリの記憶状態を示す図である。
【図11】図9の輝度検出回路の構成を示す図である。
【図12】図9のピーク輝度検出回路の構成を示す図で
ある。
【図13】図9の制御回路の制御例の一部を示す表であ
る。
【図14】CRTに表示された画像を示す図である。
【図15】図14に示す画像を表示可能にする映像処理
装置(テレビジョン受信機)の構成を示す図である。
【図16】図14に示す画像を表示可能にする映像処理
装置(テレビジョン受信機)の構成を示す図である。
【図17】図14に示す画像を表示可能にする映像処理
装置(テレビジョン受信機)の構成を示す図である。
【図18】本発明の映像処理装置の第4の実施例の表示
装置で表示される画像を示す図である。
【図19】本発明の映像処理装置の第4の実施例の構成
を示す図である。
【図20】図20の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【図21】CRTに表示される画像を示す図である。
【図22】従来の映像処理装置(テレビジョン受信機)
の構成を示す図である。
【符号の説明】
3・・・同期分離回路、5・・・偏向回路、7・・・偏
向コイル、9・・・信号処理回路、11・・・輝度調整
回路、13・・・水平圧縮回路、15・・・選択回路、
17・・・輝度検出回路、19・・・制御回路、23・
・・信号処理回路、25・・・輝度検出回路、27・・
・輝度調整回路、29・・・水平圧縮回路、31・・・
映像出力回路、33・・・CRT、53・・・ピーク輝
度検出回路、55・・・ピーク輝度検出回路、57・・
・制御回路、59・・・輝度調整回路、61・・・輝度
調整回路、83・・・選局回路、85・・・同期分離回
路、87・・・選択器、89・・・偏向回路、91・・
・偏向コイル、93・・・信号処理回路、95・・・ロ
ーパスフィルタ(LPF)、97・・・メモリ、99・
・・書き込み同期発生回路、101・・・読み出し同期
発生回路、103・・・選択器、105・・・輝度検出
回路、107・・・ピーク輝度検出回路、109・・・
制御回路、111・・・輝度調整回路、113・・・映
像出力回路、115・・・CRT、121・・・CP
U、123・・・メモリ、125・・・グラフィックア
クセラレータ、127・・・輝度調整装置、129・・
・表示装置。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年5月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の映像処理装置の第1の実施例(テレビ
ジョン受信機)の構成を示す図である。
【図2】図1の輝度検出回路の構成を示す図である。
【図3】図1の第1の実施例の動作を説明するための波
形図である。
【図4】本発明の映像処理装置の第2の実施例(テレビ
ジョン受信機)の動作を説明するための波形図である。
【図5】本発明の映像処理装置の第2の実施例(テレビ
ジョン受信機)の構成を示す図である。
【図6】図5のピーク輝度検出回路の構成を示す図であ
る。
【図7】図5の制御回路の制御例を示す図表である。
【図8】本発明の映像処理装置の第3の実施例(テレビ
ジョン受信機)のCRTで表示される画像を示す図であ
る。
【図9】本発明の映像処理装置の第3の実施例(テレビ
ジョン受信機)の構成を示す図である。
【図10】図9のメモリの記憶状態を示す図である。
【図11】図9の輝度検出回路の構成を示す図である。
【図12】図9のピーク輝度検出回路の構成を示す図で
ある。
【図13】図9の制御回路の制御例の一部を示す図表
ある。
【図14】CRTに表示された画像を示す図である。
【図15】図14に示す画像を表示可能にする映像処理
装置(テレビジョン受信機)の構成を示す図である。
【図16】図14に示す画像を表示可能にする映像処理
装置(テレビジョン受信機)の構成を示す図である。
【図17】図14に示す画像を表示可能にする映像処理
装置(テレビジョン受信機)の構成を示す図である。
【図18】本発明の映像処理装置の第4の実施例で表示
される画像を示す図である。
【図19】本発明の映像処理装置の第4の実施例の構成
を示す図である。
【図20】図19の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【図21】CRTに表示される画像を示す図である。
【図22】従来の映像処理装置(テレビジョン受信機)
の構成を示す図である。
【符号の説明】 3・・・同期分離回路、5・・・偏向回路、7・・・偏
向コイル、9・・・信号処理回路、11・・・輝度調整
回路、13・・・水平圧縮回路、15・・・選択回路、
17・・・輝度検出回路、19・・・制御回路、23・
・・信号処理回路、25・・・輝度検出回路、27・・
・輝度調整回路、29・・・水平圧縮回路、31・・・
映像出力回路、33・・・CRT、53・・・ピーク輝
度検出回路、55・・・ピーク輝度検出回路、57・・
・制御回路、59・・・輝度調整回路、61・・・輝度
調整回路、83・・・選局回路、85・・・同期分離回
路、87・・・選択器、89・・・偏向回路、91・・
・偏向コイル、93・・・信号処理回路、95・・・ロ
ーパスフィルタ(LPF)、97・・・メモリ、99・
・・書き込み同期発生回路、101・・・読み出し同期
発生回路、103・・・選択器、105・・・輝度検出
回路、107・・・ピーク輝度検出回路、109・・・
制御回路、111・・・輝度調整回路、113・・・映
像出力回路、115・・・CRT、121・・・CP
U、123・・・メモリ、125・・・グラフィックア
クセラレータ、127・・・輝度調整装置、129・・
・表示装置。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の複合映像信号に対してY/C分離
    の処理を行い第1の映像信号を出力する第1の信号処理
    手段と、 前記第1の信号処理手段からの前記第1の映像信号の輝
    度を調整する第1の輝度調整手段と、 前記第1の複合映像信号又は前記第1の映像信号の輝度
    を検出する第1の輝度検出手段と、 第2の複合映像信号に対してY/C分離の処理を行い第
    2の映像信号を出力する第2の信号処理手段と、 前記第2の信号処理手段からの前記第2の映像信号の輝
    度を調整する第2の輝度調整手段と、 前記第2の複合映像信号又は前記第2の映像信号の輝度
    を検出する第2の輝度検出手段と、 前記第1及び第2の輝度検出手段の検出結果に基づき、
    前記第1及び第2の輝度調整手段の動作を制御し、前記
    第1と第2の映像信号の輝度レベル差を小さくする制御
    手段と、 を具備したことを特徴とする映像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記第1及び第2の輝
    度検出手段の検出結果に基づき、前記第1及び第2の輝
    度調整手段の黒レベル調整動作を制御することを特徴と
    する請求項1記載の映像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の複合映像信号又は前記第1の
    映像信号に所定レベルより明るい部分が有るか否かを検
    出し、この検出結果を前記制御手段に供給する第3の輝
    度検出手段と、 前記第2の複合映像信号又は前記第2の映像信号に所定
    レベルより明るい部分が有るか否かを検出し、検出結果
    を前記制御手段に供給する第4の輝度検出手段と、 を具備し、 前記制御手段は、前記第1乃至第4の輝度検出結果に基
    づき、前記第1及び第2の輝度調整手段の黒レベル調整
    動作とコントラスト調整動作のうち少なくとも1つを制
    御することを特徴とする請求項1記載の映像処理装置。
  4. 【請求項4】 テレビジョン信号から複合映像信号を選
    局する選局手段と、 前記選局手段からの前記複合映像信号に対してY/C分
    離の処理を行い映像信号を出力する信号処理手段と、 前記選局手段からの前記複合映像信号から書き込み用ク
    ロック及び制御信号を発生する書き込み同期発生手段
    と、 読み出し用クロック及び制御信号を発生する読み出し同
    期発生手段と、 前記信号処理手段からの前記映像信号を、前記書き込み
    同期発生手段からの前記書き込み用クロック及び制御信
    号に従って書き込み、前記読み出し同期発生手段からの
    前記読み出し用クロック及び制御信号に従って読み出す
    記憶手段と、 前記信号処理手段又は前記記憶手段からの前記映像信号
    を選択的に出力する選択手段と、 前記選択手段からの前記映像信号の輝度を調整する輝度
    調整手段と、 前記選局手段からの前記複合映像信号又は前記信号処理
    手段からの前記映像信号の輝度を検出する第1の輝度検
    出手段と、 前記第1の輝度検出手段が順次検出した結果を記憶し、
    前記選択手段が前記記憶手段からの前記映像信号を選択
    したとき、前記記憶手段から読み出す信号に対応した検
    出結果に基づき前記輝度調整手段の黒レベル調整動作を
    制御し、前記記憶手段からの前記映像信号間の黒レベル
    差を小さくする制御手段と、 を具備したことを特徴とする映像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記選局手段からの前記複合映像信号又
    は前記信号処理手段からの前記映像信号に所定のレベル
    より明るい部分が有るか否かを検出する第2の輝度検出
    手段と、を具備し、 前記制御手段は、前記第2の輝度検出手段が順次検出し
    た結果を記憶し、前記選択手段が前記記憶手段からの前
    記映像信号を選択したとき、前記記憶手段から読み出す
    信号に対応した検出結果に基づき前記輝度調整手段の黒
    レベル調整動作とコントラスト調整動作のうち少なくと
    も1つを制御することを特徴とする請求項4記載の映像
    処理装置。
  6. 【請求項6】 映像情報を記憶する記憶手段と、 映像を作るための情報を出力する中央演算装置と、 前記記憶手段及び前記中央演算装置の内少なくとも一方
    からの前記情報から1以上の映像を描画する描画手段
    と、 前記描画手段からの各映像信号の輝度を検出し、前記各
    映像信号のブライト及びコントラストの内少なくとも1
    つを調整して前記描画手段に供給する輝度調整手段と、 を具備したことを特徴とする映像処理装置。
  7. 【請求項7】 2以上の映像を2以上の表示領域を用い
    て、一つの画面に表示可能な映像処理装置において、 前記一つの画面から前記表示領域を除いた表示領域以外
    の表示部分の映像信号の輝度を、前記表示部分の周辺の
    前記表示領域の映像信号の輝度に応じて、輝度差が小さ
    くなるよう制御することを特徴とする映像処理装置。
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