JP2008028507A - 画像補正回路、画像補正方法および画像表示装置 - Google Patents

画像補正回路、画像補正方法および画像表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】入力画像に対してより効果的な画像補正を行うことが可能な画像補正回路を提供する。
【解決手段】Y/C分離部2が、2次元Y/C分離および3次元Y/C分離を含む所定のY/C分離を行う。また、IP変換部3が、フィールド内補間およびフィールド間補間を含む所定のIP変換を行う。動き検出回路25、切替信号生成部26および動き検出回路35がそれぞれ、Y/C分離およびIP変換の際の動画度T1〜T3をフレームごとに検出する。制御部4が検出されたこれらの動画度の大きさを考慮して、輝度補正部6における輝度補正の程度(エンハンスゲインGeおよびシャープネスゲインGs)の制御を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像信号に対して補正処理を行う機能を有する画像補正回路、画像補正方法および画像表示装置に関する。
通常、テレビジョン受像機(TV装置)、VTR(Video Tape Recorder)、デジタルカメラ、テレビジョンカメラあるいはプリンタ等の機器は、入力画像データに画像補正を施してから出力する画像補正機能(例えば明暗やコントラストの調整、輪郭強調補正などの輝度補正機能)を有している。このような入力画像データに対する画像補正は、主に全体に暗くコントラストが低い画像や、細部がぼやけた画像に対して効果的に適用される。
また、入力画像データには静止画像と動画像とが存在するため、従来より、これらの画像の種類を考慮して画像補正がなされるようになっている。例えば特許文献1では、動き検出回路による検出結果を利用するようにしたTV装置のノイズリダクション回路が提案されている。
特開2003−319203号公報
上記特許文献1では、動き検出回路によってその画像が静止画像なのか動画像なのかの判別を行い、静止画像に対しては3次元Y/C分離処理を行うと共に動画像に対しては2次元Y/C分離処理を行うようにし、静止画像か動画像かによってノイズ低減の程度を切り替えるようにしている。これは、フレーム間の相関を利用する3次元Y/C分離処理は、ライン間の相関を利用する2次元Y/C分離処理と比べて高精度のY/C分離が可能となるが、動画像については前のフレームの影響を受けて画像がぼけてしまうという特徴があるためである。
ところが、上記特許文献1では、その画像が静止画像なのか動画像なのかの2値判別を行っているに過ぎないので、例えば静止画像と動画像とが混在している入力画像に対しては、ノイズ低減の程度を適切に制御するのが困難であった。
このように、入力画像が静止画像であるか動画像であるかの2値判別を行い、画像補正の程度を画一的に切り換えているに過ぎない従来の技術では、入力画像の画像補正を効果的に行い、高画質の画像を得るのが困難であった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、入力画像に対してより効果的な画像補正を行うことが可能な画像補正回路、画像補正方法および画像表示装置を提供することにある。
本発明の画像補正回路は、入力画像データに対して画像補正を行う補正手段と、入力画像データの動画度を検出する検出手段と、この検出手段により検出された動画度に基づいて補正手段による画像補正の程度を制御する制御手段とを備えたものである。ここで、「動画度」とは、入力画像データにおける動画像の程度を示す指標を意味する。
本発明の画像補正方法は、入力画像データの動画度を検出すると共にこの検出された動画度に基づいて入力画像データに対する画像補正の程度を決定し、この画像補正の程度に応じて入力画像データに対する画像補正を行うようにしたものである。
本発明の画像表示装置は、入力画像データに対して画像補正を行う補正手段と、入力画像データの動画度を検出する検出手段と、この検出手段により検出された動画度に基づいて補正手段による画像補正の程度を制御する制御手段と、画像補正がなされた後の入力画像データに基づいて画像表示を行う表示手段とを備えたものである。
本発明の画像補正回路、画像補正方法および画像表示装置では、入力画像データの動画度が検出され、検出された動画度に基づいて、入力画像データに対する画像補正の程度が制御される。
本発明の画像補正回路では、さらに、入力画像データを輝度信号と色信号とに分離する信号分離を行う分離手段と、分離された輝度信号および色信号に対してIP変換を行う変換手段とを備えると共に、上記検出手段が信号分離の際の動画度およびIP変換の際の動画度の少なくとも一方を検出し、上記補正手段がIP変換後の輝度信号に対して画像補正を行うように構成可能である。このように構成した場合、入力画像データが輝度信号と色信号とに信号分離され、分離された輝度信号および色信号に対してIP変換がなされ、このIP変換後の輝度信号に対して画像補正がなされる。そして信号分離の際の動画度およびIP変換の際の動画度のうちの少なくとも一方が検出され、この検出された動画度に基づいて上記画像補正の程度が制御される。なお、「IP変換」とは、インターレース(Interlace)信号をノンインターレース信号(プログレッシブ(Progressive)信号)に変換することを意味する。
この場合において、単位フレームの入力画像データを複数のデータ領域に分割する分割手段を備えると共に、上記分離手段がデータ領域単位で信号分離を行う2次元Y/C分離手段および3次元Y/C分離手段を有し、上記検出手段が、信号分離の際に複数のデータ領域のうちの動画像データ領域の個数を単位フレームごとに検出してこれを第1の動画度として出力する第1の検出手段と、信号分離の際に複数のデータ領域のうちの2次元Y/C分離手段による信号分離を行ったデータ領域の個数を単位フレームごとに検出してこれを第2の動画度として出力する第2の検出手段と、IP変換の際に複数のデータ領域のうちの動画像データ領域の個数を単位フレームごとに検出してこれを第3の動画度として出力する第3の検出手段とを有し、上記制御手段が出力された第1ないし第3の動画度のうちの少なくとも1つに基づいて画像補正の程度を制御するように構成可能である。
本発明の画像補正回路、画像補正方法または画像表示装置によれば、入力画像データの動画度を検出すると共に検出された動画度に基づいて入力画像データに対する画像補正の程度を制御するようにしたので、入力画像に対してより効果的な画像補正を行うことが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る画像表示装置の全体構成を表すものである。この画像表示装置は、チューナ11、A/D変換回路12、Y/C分離部2、IP変換部3、制御部4、ゲイン生成部5、輝度補正部6および色補正部7からなる画像処理機能部と、マトリクス回路81、ドライバ82およびディスプレイ9からなる画像表示機能部とを備えている。なお、本発明の一実施の形態に係る画像補正回路および画像補正方法は、本実施の形態に係る画像表示装置によって具現化されるので、以下、併せて説明する。
この画像表示装置へ入力される画像信号は、TVからのテレビ信号のほか、VCR(Video Cassette Recorder)等の出力であってよい。このように複数種の媒体から画像情報を取り込み、各自について画面表示を行うことは、近年のテレビジョンやパーソナルコンピュータ(PC)においては一般的になってきている。
チューナ11は、TVからのテレビ信号を受信すると共に復調し、コンポジット信号(CVBS;Composite Video Burst Signal)として出力するものである。
A/D変換回路12は、チューナ11またはVCRから入力されるアナログ信号のコンポジット信号をディジタル信号に変換するA/D(アナログ/ディジタル)変換を行い、画像データD0としてY/C分離部2へ出力するものである。
Y/C分離部2は、画像データD0を輝度信号と色信号とに分離して出力するY/C分離処理を行うものであり、2次元Y/C分離回路21と、3次元Y/C分離回路22と、切替部23と、フレームメモリ24と、動き検出回路25と、切替信号生成部26とを有している。
2次元Y/C分離回路21は、ライン間の相関を利用してY/C分離処理を行い、画像データD0を輝度信号Y1と色信号C1とに分離して出力する回路である。一方、3次元Y/C分離回路22は、フレーム間の相関を利用してY/C分離処理を行い、画像データD0を輝度信号Y2と色信号C2とに分離して出力する回路である。
フレームメモリ24は、1フレーム分の画像データD0を蓄積しておくためのメモリであり、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)やSRAM(Static Random Access Memory)などにより構成される。
動き検出回路25は、1フレーム分の画像データD0と、フレームメモリ24に蓄積された1つ前のフレームの画像データD0とに基づいて、Y/C分離の際の動画度T1を検出する回路である。具体的には、詳細は後述するが、動き検出回路25へ入力される1フレーム分の画像データを複数のデータ領域に分割すると共に、各データ領域ごとに静止画像であるのか動画像であるのかの判別を行い、1フレーム内における動画像であると判別されたデータ領域の個数を動画度T1として制御部4へ出力するようになっている。
切替信号生成部26は、動き検出回路25による各データ領域ごとの静止画像であるか動画像であるかの判別結果に基づいて、切替部23に対する切替信号を生成するものである。また、切替部23は、この切替信号に応じて、2次元Y/C分離回路21からの輝度信号Y1および色信号C1、ならびに3次元Y/C分離回路22からの輝度信号Y2および色信号C2のうちの一方を選択し、それぞれ輝度信号Y3および色信号C3として出力するものである。また、詳細は後述するが、切替信号生成部26は、1フレーム内において2次元Y/C分離回路21からの出力を選択したデータ領域の個数を、動画度T2として制御部4へ出力するようになっている。
IP変換部3は、インターレース信号であるコンポジットに基づいて同じくインターレース信号である輝度信号Y3および色信号C3を、それぞれノンインターレース信号(プログレッシブ信号)に変換するIP変換を行うものであり、フィールド内補間回路31と、フィールド間補間回路32と、切替部33と、フレームメモリ34と、動き検出回路35と、切替信号生成部36とを有している。
フィールド内補間回路31は、入力された輝度信号Y3および色信号C3をそれぞれラインごとに遅延させると共にこの遅延させたラインデータ等を用いてラインデータの補間を行うことにより、1つのフィールドのデータを用いたIP変換を行う回路である。一方、フィールド間補間回路32は、入力された輝度信号Y3および色信号C3をそれぞれフィールドごとに遅延させると共にこの遅延させたフィールドデータ等を用いてラインデータの補間を行うことにより、2つのフィールドのデータを用いたIP変換を行う回路である。
フレームメモリ34は、1フレーム分の輝度信号Y3のデータを蓄積しておくためのメモリであり、例えばDRAMやSRAMなどにより構成される。
動き検出回路35は、基本的には前述の動き検出回路25と同様の役割を果たす回路であり、1フレーム分の輝度信号Y3のデータと、フレームメモリ34に蓄積された1つ前のフレームの輝度信号Y3のデータとに基づいて、IP変換の際の動画度T3を検出する回路である。具体的には、動き検出回路35へ入力される1フレーム分の輝度信号Y3のデータを複数のデータ領域に分割すると共に各データ領域ごとに静止画像であるのか動画像であるのかの判別を行い、1フレーム内における動画像であると判別されたデータ領域の個数を動画度T3として制御部4へ出力するようになっている。
切替信号生成部36は、動き検出回路35による各データ領域ごとの静止画像であるか動画像であるかの判別結果に基づいて、切替部33に対する切替信号を生成するものである。また、切替部33は、この切替信号に応じて、フィールド内補間回路31からの輝度信号および色信号、ならびにフィールド間補間回路32からの輝度信号および色信号のうちの一方を選択し、それぞれ輝度信号Y4および色信号C4として出力するものである。
制御部4は、ゲイン生成部5の制御を行う部分であり、X値制御部41と、X出力判定部42とを有している。
X値演算部41は、Y/C分離部2およびIP変換部3から出力される動画度T1〜T3を用いて後述する所定の演算式により、後述する画像補正の際の「ぼけやすさ」に対応すると共に後述する輝度補正部6における画像補正の際のゲインの変化量に対応するパラメータであるX値を算出するものである。また、X出力判定部42は、詳細は後述するが、算出されたX値をゲイン生成部5へ出力するか否かを判定し、出力すると判定された場合にはX値(具体的には、エンハンスゲイン変化量Xeおよびシャープネスゲイン変化量Xs)をゲイン生成部5へ出力するものである。
ゲイン生成部5は、輝度補正部6における画像補正の程度に相当するゲインを生成する部分であり、エンハンスゲイン生成部51と、シャープネスゲイン生成部52とを有している。
エンハンスゲイン生成部51は、後述する輝度補正部6内のエンハンス回路61におけるゲインであるエンハンスゲインGeを生成するものであり、X出力判定部42からエンハンスゲイン変化量Xeが出力された場合にはこの変化量Xeを考慮して(具体的には、変化量Xeを加算して)最終的にエンハンスゲインGeを生成するようになっている。 一方、シャープネスゲイン生成部52は、後述する輝度補正部6内のシャープネス回路62におけるゲインであるシャープネスゲインGsを生成するものであり、X出力判定部42からシャープネスゲイン変化量Xsが出力された場合にはこの変化量Xsを考慮して(具体的には、変化量Xsを加算して)最終的にシャープネスゲインGsを生成するようになっている。
輝度補正部6は、IP変換部3から出力されるIP変換後の輝度信号Y4および色信号C4のうちの輝度信号Y4に対して所定の輝度補正処理を施すものであり、本実施の形態の画像表示装置では、後述する所定のエンハンス補正(輪郭強調処理)を行うエンハンス回路61と、後述する所定のシャープネス補正(解像度強調処理)を行うシャープネス回路62とにより構成されている。
色補正部7は、IP変換部3から出力されるIP変換後の輝度信号Y4および色信号C4のうちの色信号C4に対して所定の色補正処理を施すものであり、例えばCTI(カラー・トランジェント・インプルーブメント)回路などにより構成される。このCTI回路とは、例えばカラーバーの表示画像などのように色信号の振幅が大きいときに、その色信号の色トランジェントを改善するのに有効な回路である。
マトリクス回路81は、輝度補正部6によって輝度補正がなされた輝度信号Youtおよび色補正部7によって色補正がなされた色信号CoutをRGB信号に再生すると共に、再生されたRGB信号(Rout,Gout,Bout)をドライバ82へ出力するものである。
ドライバ82は、マトリクス回路81から出力されるRGB信号(Rout,Gout,Bout)に基づいてディスプレイ9に対する駆動信号を生成し、この駆動信号をディスプレイ9へ出力するものである。
ディスプレイ9は、ドライバ82から出力される駆動信号に応じて、輝度補正および色補正後のYUV信号(Yout,Uout,Vout)に基づく画像表示を行うものである。このディスプレイ9はどのような種類のディスプレイデバイスであってもよく、例えばCRT(Cathode-Ray Tube)91やLCD(Liquid Crystal Display)92、図示しないPDP(Plasma Display Panel)等が用いられる。
次に、図1〜図7を参照して、本実施の形態の画像表示装置の動作について説明する。
まず、この画像表示装置の基本動作について説明する。
最初に、画像表示装置へ入力される画像信号は、ディジタル信号である画像データD0に変換される。具体的には、TVからのテレビ信号は、チューナ11で復調されてコンポジット信号となり、VCRからは、コンポジット信号が直接、画像表示装置へ入力される。そしてアナログ信号であるこれらのコンポジット信号は、D/A変換回路12によってD/A変換され、画像データD0となる。
次いで、Y/C分離部2では、画像データD0が輝度信号Y3と色信号C3とにY/C分離される。具体的には、入力された画像データD0が、2次元Y/C分離回路21によって輝度信号Y1と色信号C1とに分離出力される一方、3次元Y/C分離回路22によって、輝度信号Y2と色信号C2とに分離して出力される。また、切替信号生成部26では、動き検出回路25によってあるデータ領域が静止画像であると判別された場合には、そのデータ領域については3次元Y/C分離回路22からの輝度信号Y2および色信号C2が切替部23によって選択出力されるように切替信号が生成出力される一方、動き検出回路25によってあるデータ領域が動画像であると判別された場合には、そのデータ領域については2次元Y/C分離回路21からの輝度信号Y1および色信号C1が切替部23によって選択出力されるように切替信号が生成出力される。このようにして、切替部23によって、輝度信号Y1および輝度信号Y2のうちの一方が輝度信号Y3として選択的に出力されると共に、色信号C1および色信号C2のうちの一方が色信号C3として選択的に出力される。
次いで、IP変換部3では、輝度信号Y3および色信号C3に対してそれぞれ、IP変換がなされる。具体的には、入力された輝度信号Y3および色信号C3がそれぞれ、フィールド内補間回路31によって1つのフィールドのデータを用いたIP変換がなされる一方、フィールド間補間回路32によって、2つのフィールドのデータを用いたIP変換がなされる。また、切替信号生成部36では、輝度信号Y3に基づいて動き検出回路35によりあるデータ領域が静止画像であると判別された場合には、そのデータ領域については、フィールド間補間回路32によってIP変換がなされた輝度信号および色信号が切替部33によって選択出力されるように切替信号が生成出力される一方、動き検出回路25によってあるデータ領域が動画像であると判別された場合には、そのデータ領域については、フィールド内補間回路31によってIP変換がなされた輝度信号および色信号が切替部33によって選択出力されるように切替信号が生成出力される。このようにして、切替部33によって、フィールド間補間回路32またはフィールド内補間回路31によってIP変換がなされた輝度信号および色信号が、それぞれ輝度信号Y4および色信号C4として選択的に出力される。
次いで、輝度補正部6では、IP変換後の輝度信号Y4に対して所定の輝度補正処理がなされる。具体的には、エンハンス回路61では、ゲイン生成部5内のエンハンスゲイン生成部51によって生成されるエンハンスゲインGeを用いて、輝度信号Y4に対して例えば図2(A)中の矢印で示したような信号波形の補正処理がなされる。より具体的には、図中に示したようなPS(プリ・シュート)およびOS(オーバーシュート)を含むようにして信号波形の時間変化が補正され、これにより画像の輪郭が強調される。なお、このエンハンス補正における信号の振幅の周波数特性は、例えば図2(B)に示したようになり、特に高周波側で振幅が大きくなるように補正処理がなされるようになっている。
一方、シャープネス回路62では、ゲイン生成部5内のシャープネスゲイン生成部52によって生成されるシャープネスゲインGsを用いて、エンハンス回路61から出力される輝度信号Y5に対して例えば図3(A)中の矢印で示したような信号波形の補正処理がなされる。より具体的には、エンハンス補正の場合とは異なり、PSおよびOSを含まないようにして信号波形の時間変化が補正され、これにより解像度の強調がなされる。なお、このシャープネス補正における信号の振幅の周波数特性は、例えば図3(B)に示したようになり、エンハンス補正の場合とは異なり、ほぼ全ての周波数領域で一律に振幅が大きくなるように、補正処理がなされるようになっている。
また、色補正部7では、IP変換後の色信号C4に対して所定の色補正処理がなされる。具体的には、例えばCTI回路の場合、色信号C4に対し、例えばカラーバーの表示画像などの色信号の大振幅時に、色トランジェントを改善するような色補正がなされる。
次いで、マトリクス回路81では、輝度補正部6によって輝度補正(エンハンス補正およびシャープネス補正)後の輝度信号(出力輝度信号Yout)および色補正部7によって色補正後の色信号Coutが、RGB信号(Rout,Gout,Bout)に再生される。そしてドライバ82では、このRGB信号(Rout,Gout,Bout)に基づいて駆動信号が生成され、この駆動信号に基づいて、ディスプレイ9に画像が表示される。このようにして、画像補正処理後の画像がディスプレイ9に表示される。
次に、本実施の形態の画像表示装置の特徴的動作について詳細に説明する。
まず、本実施の形態のY/C分離部2内の動き検出回路25では、1フレーム分の画像データD0と、フレームメモリ24に蓄積された1つ前のフレームの画像データD0とに基づいて、Y/C分離の際の動画度T1が検出される。具体的には、詳細は後述するが、動き検出回路25へ入力される1フレーム分の画像データを複数のデータ領域に分割すると共に、各データ領域ごとに静止画像であるのか動画像であるのかの判別を行い、1フレーム内における動画像であると判別されたデータ領域の個数を動画度T1として制御部4へ出力するようになっている。 具体的には、例えば図4(A)に示したように、まず、動き検出回路25へ入力される1フレーム分の画像データDinが、複数のデータ領域(この場合、5×5=25個のデータ領域)に分割される。そして各データ領域ごとに1つ前のフレームの画像データとの差分を取ることにより、例えば図4(B)に示したように各データ領域ごとに静止画像であるのか動画像であるのかの判別がなされ、動画像であると判別されたデータ領域の個数が、上記動画度T1(この場合、T1=10)として制御部4へ出力される。
また、Y/C分離部2内の切替信号生成部26では、前述のように、動き検出回路25における判別結果に基づいて切替部23での切替信号が生成出力されるが、この際、1フレーム内において2次元Y/C分離回路21からの出力を選択したデータ領域の個数、すなわち、実際に動画像に対するY/C分離結果が選択出力されたデータ領域の個数が、動画度T2として制御部4へ出力される。
一方、IP変換部3内の動き検出回路35においても、上記したY/C分離部2内の動き検出回路25と同様にして、1フレーム分の輝度信号Y3のデータと、フレームメモリ34に蓄積された1つ前のフレームの輝度信号Y3のデータとに基づいて、IP変換の際の動画度T3が検出される。具体的には、図4(A),(B)に示したのと同様にして、動き検出回路35へ入力される1フレーム分の輝度信号Y3のデータが複数のデータ領域に分割されると共に各データ領域ごとに静止画像であるのか動画像であるのかの判別がなされ、1フレーム内における動画像であると判別されたデータ領域の個数が、動画度T3として制御部4へ出力される。
次いで、制御部4内のX値演算部41では、Y/C分離部2内の動き検出回路25および切替信号生成部26、ならびにIP変換部3内の動き検出回路35から出力される動画度T1〜T3を用いて、以下の(1)式および(2)式により、それぞれ、エンハンスゲインGeの変化量であるエンハンスゲイン変化量XeおよびシャープネスゲインGsの変化量であるシャープネスゲイン変化量Xsが算出される。なお、K11〜K13,K21〜K23はそれぞれ、0以上の値である重み付け係数である。
Xe=(K11×T1)+(K12×T2)+(K13×T3) …(1)
Xs=(K21×T1)+(K22×T2)+(K23×T3) …(2)
次いで、制御部4内のX出力判定部42では、例えば図5に示した流れ図の手順により、X値演算部41で算出されたX値(エンハンスゲイン変化量Xeおよびシャープネスゲイン変化量Xs)をゲイン生成部5へ出力するか否かの判定処理がなされる。
まず、X出力判定部42は、その1フレーム前にもX値を出力したか否かを判断する (ステップS101)。1フレーム前にも出力したと判断された場合(ステップS101:Y)、次にX出力判定部42は、算出されたX値が所定のしきい値Xth1以上の値であるか否かを、エンハンスゲイン変化量Xeおよびシャープネスゲイン変化量Xsのそれぞれについて判断する(ステップS102)。なお、このしきい値は、エンハンスゲイン変化量Xeおよびシャープネスゲイン変化量Xsのそれぞれについて別個に設定するようにしてもよい。そしてステップS102においてX値がしきい値Xth1以上の値であると判断された場合(ステップS102:Y)、X出力判定部42は、画像補正の際の「ぼけやすさ」が大きいのでX値を考慮したゲイン生成をする必要があると判断し、X値をゲイン生成部5へ出力することで(ステップS103)、判定処理が終了となる。また、ステップS102においてX値がしきい値Xth1未満の値であると判断された場合(ステップS102:N)、X出力判定部42は、画像補正の際の「ぼけやすさ」が小さいのでX値を考慮したゲイン生成をする必要はないと判断し、X値をゲイン生成部5へ出力しないようにすることで(ステップS104)、判定処理が終了となる。
一方、ステップS101において1フレーム前には出力していないと判断された場合(ステップS101:N)、次にX出力判定部42は、算出されたX値が所定のしきい値Xth2以上の値であるか否かを、エンハンスゲイン変化量Xeおよびシャープネスゲイン変化量Xsのそれぞれについて判断する(ステップS105)。なお、このしきい値もエンハンスゲイン変化量Xeおよびシャープネスゲイン変化量Xsのそれぞれについて別個に設定するようにしてもよい。また、この場合には1フレーム前にX値を出力しないことから、しきい値Xth2はしきい値Xth1よりも小さくなるように設定される。そしてステップS105においてX値がしきい値Xth2以上の値であると判断された場合(ステップS105:Y)、X出力判定部42がX値をゲイン生成部5へ出力し(ステップS103)、判定処理が終了となる。また、ステップS105においてX値がしきい値Xth2未満の値であると判断された場合(ステップS105:N)、X出力判定部42がX値をゲイン生成部5へ出力しないようにし(ステップS104)、判定処理が終了となる。
次いで、ゲイン生成部5内のエンハンスゲイン生成部51およびシャープネスゲイン生成部52では、それぞれ以下の(3)式および(4)式に示したようにして、制御部4から出力されるエンハンスゲイン変化量Xeおよびシャープネスゲイン変化量Xsを考慮して、輝度補正部6における補正の程度に対応するエンハンスゲインGeおよびシャープネスゲインGsが生成される。なお、ゲインGe0およびゲインGs0は、それぞれ、エンハンスゲイン変化量Xeおよびシャープネスゲイン変化量Xsを考慮せずにゲイン生成部5において生成されたもともとのゲインを表している。このようにして、ゲイン生成部5では、制御部4からX値が出力された場合には、輝度補正部6における補正の程度が大きくなるように、エンハンスゲインGeおよびシャープネスゲインGsが生成出力される。
Ge0+Xe=Ge …(3)
Gs0+Xs=Gs …(4)
そして輝度補正部6では、以下のようにして、エンハンスゲイン変化量Xeおよびシャープネスゲイン変化量Xsを考慮して設定されたエンハンスゲインGeおよびシャープネスゲインGsに基づいて、所定の輝度補正処理がなされる。
まず、エンハンス回路61では、制御部4からX値(エンハンスゲイン変化量Xe)が出力された場合、例えば図6(A),(B)中に実線および矢印で示したように、エンハンスゲイン変化量Xeの分だけエンハンス補正の程度が大きくなり、輪郭がより強調されるような画像補正がなされる。なお、制御部4からエンハンスゲイン変化量Xeが出力されない場合には、上記(3)式によりエンハンスゲインGeはもとのゲインGe0に等しくなるので、図6(A),(B)中に点線で示したように、エンハンスゲイン変化量Xeを考慮しない画像補正がなされる。
一方、シャープネス回路62では、制御部4からX値(シャープネスゲイン変化量Xs)が出力された場合、例えば図7(A),(B)中に実線および矢印で示したように、シャープネスゲイン変化量Xsの分だけシャープネス補正の程度が大きくなり、解像度がより強調されるような画像補正がなされる。なお、制御部4からシャープネスゲイン変化量Xsが出力されない場合には、上記(4)式によりシャープネスゲインGsはもとのゲインGs0に等しくなるので、図7(A),(B)中に点線で示したように、シャープネスゲイン変化量Xsを考慮しない画像補正がなされる。
このようにして本実施の形態の画像表示装置では、Y/C分離およびIP変換の際の動画度T1〜T3がそれぞれフレームごとに検出され、検出されたこれらの動画度の大きさを考慮して輝度補正の程度(エンハンスゲインGeおよびシャープネスゲインGs)の制御がなされ、そのようにして設定されたエンハンスゲインGeおよびシャープネスゲインGsに基づいて所定の輝度補正処理がなされ、その補正後の輝度信号Youtに基づいて、画像表示がなされる。
以上のように、本実施の形態では、Y/C分離部2によるY/C分離およびIP変換部3によるIP変換がなされた後の輝度信号Y4に対し、輝度補正部6においてエンハンス補正およびシャープネス補正による画像補正を行うと共に、Y/C分離およびIP変換の際の動画度T1〜T3をそれぞれフレームごとに検出し、検出されたこれらの動画度の大きさを考慮して輝度補正の程度(エンハンスゲインGeおよびシャープネスゲインGs)の制御を行うようにしたので、単位フレーム内に静止画像と動画像とが混合した入力画像(画像データD0)に対してもより効果的な画像補正を行うことが可能となる。
以上、実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明はこの実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
例えば、上記実施の形態では、(1)式および(2)式に示したように、動画度T1〜T3の全てを考慮してX値を算出する場合で説明したが、係数K11〜K13のうちの少なくとも1つ、または係数K21〜K23のうちの少なくとも1つが0よりも大きい値であるように設定し、動画度T1〜T3のうちの少なくとも1つを考慮してX値を算出するようにしてもよい。また、これら係数K11〜K13,K21〜K23の値は任意に設定可能であり、輝度補正処理の種類や補正の程度などに応じて、動画度T1〜T3に対して個別に重み付けをつける(例えば、実際に2次元Y/C分離回路からの出力を選択したデータ領域の個数T2を重視して制御する場合、係数K12,K22が係数K11,K13,K21,K23よりも大きくなるように設定する)ような算出方法としてもよい。
また、上記実施の形態では、Y/C分離およびIP変換の際の動画度の検出方法として、画像データを所定の複数のデータ領域に分割すると共に1つのフレーム内に含まれる動画像の個数や2次元Y/C分離回路からの出力を選択したデータ領域の個数を動画度T1〜T3とする場合について説明したが、Y/C分離およびIP変換の際の動画度の検出方法としてはこのように複数のデータ領域に分割する方法には限られず、他の検出方法を用いてもよい。
また、上記実施の形態では、X出力判定部42においてX値を出力するか否かを判定する際のしきい値Xth1,Xth2が固定値の場合で説明したが、X値のしきい値をX値の上昇過程と下降過程との場合で異なるように設定し、ヒステリシス変化を示すようにしてもよい。このように設定した場合、X値がしきい値付近の値であるときに輝度補正の程度(エンハンスゲインGeおよびシャープネスゲインGs)がフレームごとに頻繁に変化してしまうのを回避し、X値のわずかな変化によってフレームごとに表示画像の印象が大きく異なってしまうような状況を防ぐことができることから、上記実施の形態における効果に加え、より自然な画像表示を行うことが可能となる。
さらに、上記実施の形態では、輝度補正部6による輝度補正処理として、エンハンス回路61によるエンハンス補正およびシャープネス回路62によるシャープネス補正の場合を挙げて説明したが、これらエンハンス補正およびシャープネス補正のうちの少なくとも一方を行うようにしてもよく、また、これらの他にも例えば、コントラスト改善やノイズ抑制などを行う回路を設けるようにしてもよい。
本発明の一実施の形態に係る画像表示装置の全体構成を表す回路ブロック図である。 エンハンス回路の基本動作を説明するための特性図である。 シャープネス回路の基本動作を説明するための特性図である。 動き検出回路による動き検出処理の一例を説明するための模式図である。 X出力判定部による判定動作を説明するための流れ図である。 X値を考慮したエンハンス回路の動作を説明するための特性図である。 X値を考慮したシャープネス回路の動作を説明するための特性図である。
符号の説明
11…チューナ、12…A/D変換回路、2…Y/C分離部、21…2次元Y/C分離回路、22…3次元Y/C分離回路、23,33…切替部、24,34…フィールドメモリ、25,35…動き検出回路、26,36…切替信号生成部、3…IP変換部、31…フィールド内補間回路、32…フィールド間補間部、4…制御部、41…X値演算部、42…X出力判定部、5…ゲイン生成部、51…エンハンスゲイン生成部、52…シャープネスゲイン生成部、6…輝度補正部、61…エンハンス回路、62…シャープネス回路、7…色補正部、81…マトリクス回路、82…ドライバ、9…ディスプレイ、91…CRT、92…LCD、 D0,Din…画像データ、Y1〜Y5,Yout…輝度信号、C1〜C4,Cout…色信号、Rout,Gout,Bout…RGB信号、Xe…エンハンスゲイン変化量、Xs…シャープネスゲイン変化量、Ge…エンハンスゲイン、Gs…シャープネスゲイン。

Claims (10)

  1. 入力画像データに対して画像補正を行う補正手段と、
    入力画像データの動画度を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された動画度に基づいて前記補正手段による画像補正の程度を制御する制御手段と
    を備えたことを特徴とする画像補正回路。
  2. さらに、
    入力画像データを輝度信号と色信号とに分離する信号分離を行う分離手段と、
    分離された輝度信号および色信号に対してIP変換を行う変換手段と
    を備え、
    前記検出手段は、前記信号分離の際の動画度および前記IP変換の際の動画度の少なくとも一方を検出し、
    前記補正手段は、前記IP変換後の輝度信号に対して画像補正を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像補正回路。
  3. 前記制御手段は、前記検出手段により検出された、前記信号分離の際の動画度および前記IP変換の際の動画度の双方に基づいて、前記画像補正の程度を制御する
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像補正回路。
  4. 前記補正手段は、前記IP変換後の輝度信号に対してエンハンス補正およびシャープネス補正のうちの少なくとも一方を行う
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像補正回路。
  5. 単位フレームの入力画像データを複数のデータ領域に分割する分割手段を備え、
    前記分離手段は、前記データ領域単位で信号分離を行う2次元Y/C分離手段および3次元Y/C分離手段を有し、
    前記検出手段は、
    前記信号分離の際に、前記複数のデータ領域のうちの動画像データ領域の個数を単位フレームごとに検出し、これを第1の動画度として出力する第1の検出手段と、
    前記信号分離の際に、前記複数のデータ領域のうちの前記2次元Y/C分離手段による信号分離を行ったデータ領域の個数を単位フレームごとに検出し、これを第2の動画度として出力する第2の検出手段と、
    前記IP変換の際に、前記複数のデータ領域のうちの動画像データ領域の個数を単位フレームごとに検出し、これを第3の動画度として出力する第3の検出手段と
    を有し、
    前記制御手段は、出力された前記第1ないし第3の動画度のうちの少なくとも1つに基づいて、前記画像補正の程度を制御する
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像補正回路。
  6. 前記制御手段は、以下の式を用いて前記画像補正の程度を算出する
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像補正回路。
    X=(K1×T1)+(K2×T2)+(K3×T3)
    但し、
    X :前記補正手段による画像補正の程度を示す量
    T1〜T3:第1ないし第3の動画度
    K1〜K3:0以上の値である重み付け係数(K1〜K3のうちの少なくとも1つは、0よりも大きい)
  7. 前記制御手段は、前記係数K2が前記係数K1および前記係数K3よりも大きくなるように設定する
    ことを特徴とする請求項6に記載の画像補正回路。
  8. 前記制御手段は、検出された動画度が所定のしきい値よりも大きい場合に前記画像補正の程度を変化させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像補正回路。
  9. 入力画像データの動画度を検出し、
    検出された動画度に基づいて入力画像データに対する画像補正の程度を決定し、
    前記画像補正の程度に応じて入力画像データに対する画像補正を行う
    ことを特徴とする画像補正方法。
  10. 入力画像データに対して画像補正を行う補正手段と、
    入力画像データの動画度を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された動画度に基づいて前記補正手段による画像補正の程度を制御する制御手段と、
    前記画像補正がなされた後の入力画像データに基づいて画像表示を行う表示手段と
    を備えたことを特徴とする画像表示装置。
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