JP4924155B2 - 映像信号処理装置と映像信号処理方法 - Google Patents

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Description

この発明は、映像信号処理装置と映像信号処理方法に関する。詳しくは、映像信号から動き量を検出して、この動き量に基づき巡回型ノイズ除去部の巡回量を設定して、時間的に連続する映像間の動き量の差が所定レベルを超えたとき、動き量に応じて設定したときよりも巡回量を所定期間小さくして、映像信号のノイズ除去を行うものである。
映像信号のノイズ除去を行うノイズ低減装置、例えば特許文献1のノイズ低減装置では、フレーム巡回型ノイズ低減装置と非巡回型フィルタノイズ低減装置を用いて構成されており、フレーム巡回型ノイズ低減装置で得た動き検出信号と映像信号レベルによって、フレーム巡回型ノイズ低減装置と非巡回型フィルタノイズ低減装置を制御する。
ここで、フレーム巡回型ノイズ低減装置は、入力映像信号から映像の動きを検出して動きが小さいときは遅延映像の巡回量が大きく、動きが大きいときは巡回量が小さくされて、静止に近いほどノイズ低減の効果が大きく、動きが大きくなるにつれて残像が発生しないように制御されている。また、映像信号レベルが小さい場合は巡回量が大きく、映像信号レベルが大きいときは巡回量が小さくされている。非巡回型フィルタノイズ低減装置は、動画に近いほどノイズ低減の効果が大きくなるように制御されて、映像信号レベルが小さい場合はノイズが目立つのでノイズ低減効果を上げるように制御されている。
特開2002−10106号公報
ところで、動きが小さいときに遅延映像の巡回量を大きくすると、動きの小さいシーンから新たなシーンにシーンチェンジ等が行われたとき、遅延映像の巡回量が大きいことから残像が発生してしまう。特にシーンチェンジの前後で映像の構図が大きく異なる場合や輝度差が大きい場合、表示色が大きく異なる場合、残像が顕著となってしまい良好な画質で映像表示を行うことができなくなってしまう。
そこで、この発明では、ノイズ除去を効果的に行うことができる映像信号処理装置および映像信号処理方法を提供するものである。
この発明の概念は、映像信号から検出した映像の動き量に応じて巡回型ノイズ除去部の巡回量を設定して映像信号のノイズ除去を行い、シーンチェンジ等によってフレーム間やフィールド間での動き量の差が大きくなったときには、残像が目立たないように巡回量を小さくすることにある。
この発明の映像信号処理装置は、映像信号に基づいて動き量を検出する動き量検出部と、映像信号のノイズ除去を行う巡回型ノイズ除去部と、巡回型ノイズ除去部における巡回量を設定するための係数を、動き量検出部で検出された動き量に応じて設定する係数設定部を有し、係数設定部は、時間的に連続する映像間の動き量の差が所定レベルを超えたとき、動き量に応じて係数を設定したときよりも巡回量が所定期間小さくなるように係数の設定を行うものである。
また、この発明の映像信号処理方法では、映像信号から動き量を検出する動き量検出工程と、映像信号のノイズ除去を行う巡回型ノイズ除去工程と、巡回型ノイズ除去工程における巡回量を設定するための係数を、動き量検出工程で検出された動き量に応じて設定する係数設定工程を有し、係数設定工程では、時間的に連続する映像間の動き量の差が所定レベルを超えたとき、動き量に応じて係数を設定したときよりも巡回量が所定期間小さくなるように係数の設定を行うものである。
この発明によれば、映像信号から動き量を検出して、この動き量に基づき巡回型ノイズ除去部の巡回量を設定して、時間的に連続する映像間の動き量の差が所定レベルを超えたとき、動き量に応じて設定したときよりも巡回量を所定期間小さくして、映像信号のノイズ除去が行われる。このため、シーンチェンジ等によってフレーム間やフィールド間での動き量の差が大きくなったとき、残像の発生が防止されてノイズ除去を効果的に行うことができる。
以下、図を参照しながら、この発明の実施の一形態について説明する。図1は映像信号処理装置を用いた機器、例えばテレビジョン装置の構成を示している。なお、映像信号処理装置を用いた機器はテレビジョン装置に限られるものではなく、例えば記録媒体(磁気テープ,磁気ディスク,光ディスク,半導体メモリ等)を用いて映像信号の記録再生を行う記録再生装置、セットトップボックス等であってもよい。
図1において、テレビジョン装置11の衛星放送用アンテナ12は、ディジタル衛星放送を受信するアンテナであり、衛星放送用アンテナ12で得られた受信信号RF1は衛星放送用選局/復調部13に供給される。衛星放送用選局/復調部13は、所望のチャネル(周波数)の選局を行い、得られた中間周波信号をディジタル復調する。さらにディジタル復調により得られたトランスポートストリームTS1をデマルチプレクサ21に供給する。このディジタル復調では衛星放送で用いられている変調方式に対応した復調処理例えばQPSK復調処理等を行う。なお、衛星放送用選局/復調部13の動作は、後述する制御部80からの制御信号CTによって制御される。
地上放送用アンテナ15は、地上放送を受信するアンテナであり、地上放送用アンテナ15で得られた受信信号RF2は地上放送用選局/復調部16に供給される。地上放送用選局/復調部16は、所望のチャネルの選局を行い、得られた中間周波信号の復調処理を行う。ここで、地上放送用選局/復調部16は、地上アナログ放送を受信しているとき、中間周波信号のアナログ復調処理を行い、得られた映像信号をディジタルの映像信号VSbに変換して映像切換部31に供給し、得られた音声信号ASbを音声切換部71に供給する。また、地上放送用選局/復調部16は、地上ディジタル放送を受信しているとき、中間周波信号のディジタル復調を行い、得られたトランスポートストリームTS2をデマルチプレクサ21に供給する。このディジタル復調では、地上ディジタル放送で用いられている変調方式に対応した復調処理例えばQFDM復調処理等を行う。なお、地上放送用選局/復調部16の動作も、後述する制御部80からの制御信号CTによって制御される。
デマルチプレクサ21は、ディジタル衛星放送を受信するときトランスポートストリームTS1を選択して、地上ディジタル放送を受信するときトランスポートストリームTS2を選択する。さらに、デマルチプレクサ21は、選択したトランスポートストリームに時分割的に多重して含まれている映像データDTv、音声データDTa、放送データDTdなどを分離して、映像データDTvおよび音声データDTaをデコーダ部22に供給し、放送データDTdを放送データ処理部23に供給する。
デコーダ部22は、映像データDTvの復号を行い、得られた映像信号VSaを映像切換部31に供給する。また、デコーダ部22は、音声データDTaの復号を行い、得られた音声信号ASaを音声切換部71に供給する。
放送データ処理部23は、ユーザ操作に応じた所定の処理、例えばEPG(Electric Program Guide)表示等を行うための制御信号CSを生成して信号生成部61に供給する。
映像切換部31には、外部入力端子28が接続されており、この外部入力端子28を介して外部機器からコンポジット方式やコンポーネント方式、HDMI(High Definition Multimedia Interface)方式、DVI(Digital Visual Interface)方式等の映像信号の入力を行うことができるようになされている。また、映像切換部31には信号処理部40が接続されており、信号処理部40に供給する映像信号を、デコーダ部22から供給された映像信号VSa、地上放送用選局/復調部16からの映像信号VSb、外部入力端子28を介して供給された映像信号VScのいずれかに切り換える。なお、信号処理部40に供給する映像信号VSdは、輝度信号と色差信号で構成されているものとする。また、例えば外部入力端子28から異なる方式で映像信号が供給されているとき、映像切換部31は方式変換処理を行う。
信号処理部40は、映像切換部31から供給された映像信号VSdに対して種々の信号処理を行い、信号処理後の映像信号VSeを例えば三原色信号として合成処理部62に供給する。なお、信号処理部40の構成や動作については後述する。
信号生成部61は、放送データ処理部23から供給された制御信号CSまたは後述する制御部80からの制御信号CTに基づき、オンスクリーン表示用映像信号VSoscを生成して合成処理部62に供給する。例えば、信号生成部61は、放送データ処理部23から供給された制御信号CSや制御部80からの制御信号CTに基づき、EPG表示やチャネル表示等を行うためのオンスクリーン表示用映像信号VSoscを生成して合成処理部62に供給する。
合成処理部62は、信号処理部40から供給された映像信号VSeに信号生成部61から供給されたオンスクリーン表示用映像信号VSoscを合成して、映像出力信号VSgとして映像出力処理部63に供給する。また、合成処理部62は、映像信号VSeにオンスクリーン表示用映像信号VSoscを合成するとき、いわゆるアルファブレンド処理を行い、映像出力信号VSgにおける映像信号VSeと合成用映像信号VSfの合成比を可変できるようにする。
映像出力処理部63には、例えばLCD(Liquid Crystal Display),PDP(Plasma Display Panel),EL(Electro Luminescence),陰極線管などの表示デバイスを用いて構成された表示部64が接続されている。映像出力処理部63は、映像出力信号VSgに基づき、表示デバイスを駆動するための表示駆動信号DRvを生成して表示部64に供給する。このため表示部64で映像表示を行うことができる。また、映像出力処理部63は、外部機器(図示せず)に映像信号を供給するとき、映像出力信号VSgを外部機器に対応したフォーマットの出力信号Voutとして出力する。
音声切換部71には、外部入力端子28が接続されており、この外部入力端子28を介して外部機器から音声信号AScの入力を行うことができるようになされている。また、音声切換部71には音声出力処理部72が接続されており、音声出力処理部72に供給する音声信号ASdを、デコーダ部22から供給された音声信号ASa、地上放送用選局/復調部16からの音声信号ASb、外部入力端子28を介して供給された音声信号AScのいずれかに切り換える。
音声出力処理部72には、スピーカを用いて構成された音声出力部73が接続されている。音声出力処理部72は、音声切換部71から供給された音声信号ASdを用いて音声処理例えば信号レベル調整や音質調整、ノイズ除去処理等を行い、音声処理後の音声出力信号DRaを音声出力部73に供給して音声出力を行う。また、音声出力処理部72は、外部機器(図示せず)に音声信号を供給するとき、音声処理後の信号を外部機器に対応したフォーマットの出力信号Aoutとして出力する。
制御部80にはユーザインタフェース部81が接続されている。ユーザインタフェース部81はユーザ操作に応じた操作信号PSを制御部80に供給するものであり、例えば操作キーやリモートコントロール信号受信部等で構成されている。
制御部80は、バス85を介して上述の各部と接続されている。制御部80は、ユーザインタフェース部81からの操作信号PSに基づき、制御信号CTを生成して各部に供給することで、テレビジョン装置11の動作がユーザ操作に応じた動作となるように制御する。例えば、ユーザインタフェース部81から供給された操作信号PSによって、チャネル切り換えや放送切り換えまたは入力切り換え等の信号切り換え操作が行われたことが示されたとき、制御部80は、所望のチャネルや所望の放送方式の映像/音声または外部から供給された映像/音声の提示等を行うことができるように、衛星放送用選局/復調部13や地上放送用選局/復調部16の選局動作や、デマルチプレクサ21や映像切換部31および音声切換部71の切り換え動作等を制御する。
図2は、信号処理部40の構成を示している。信号処理部40の動き量検出部41は、映像信号VSdの例えば輝度信号に基づいて動き量検出を行い、検出した動き量MVを係数設定部45に供給する。この動き量の検出では、例えば動きベクトルの検出を行い検出された各画素の動きベクトルの動き量を用いるものとする。また、時間的に連続する2つの映像の画素毎に信号レベル差を判別して、この信号レベル差を動き量とするものとしてもよい。
係数設定部45は、巡回型ノイズ除去部46における巡回量を設定するための係数を設定する。この係数設定部45は、動き量検出部41で検出された動き量MVに基づき係数αnr,(1−αnr)を設定して巡回型ノイズ除去部46に供給する。巡回型ノイズ除去部46は、係数設定部45から供給された係数αnr,(1−αnr)に基づいて巡回量を設定して映像信号VSdのノイズ除去を行い、ノイズ除去後の映像信号VSdaを変換処理部51に供給する。
変換処理部51は、巡回型ノイズ除去部46から供給された映像信号VSdaのスケーラ処理を行い、表示部64の表示解像度や出力信号Voutが供給される外部装置の解像度に応じた映像信号に変換する。また、インタレース/プログレッシブ変換等も必要に応じて行う。変換処理部51で処理された輝度信号Ydaはコントラスト調整部52に供給される。また色差信号Cr,Cbはマトリクス演算部55に供給される。
コントラスト調整部52は、輝度信号Ydaの振幅補正を行い、黒の締まりや白の明るさを改善する。さらに、ユーザ設定に応じたコントラストとなるように輝度信号Ydaの振幅補正を行う。このコントラスト調整が行われた輝度信号Ydbはシャープネス調整部54に供給される。
シャープネス調整部54は、良好な鮮鋭度で映像表示を行うことができるように輝度信号Ydbに対して輪郭調整信号を加算する。また、ノイズ除去によって生ずる不具合が強調されることがないように輪郭調整信号を調整する。このシャープネス調整部54でシャープネス調整を行って得られた輝度信号Ydcは、マトリクス演算部55に供給される。
マトリクス演算部55は、変換処理部51から供給された色差信号Cb,Crとシャープネス調整部54から供給された輝度信号Ydcを用いてマトリクス演算を行い、三原色信号である映像信号VSeを生成して合成処理部62に供給する。
次に、係数設定部45と巡回型ノイズ除去部46の構成について図3を用いて説明する。動き量検出部41で得られた動き量検出結果は、係数設定部45の遅延部451と動き量補正部452に供給される。
遅延部451は、連続する2つの映像の動き量を比較できるようにするため、動き量MVを1フレーム(あるいは1フィールド)分だけ遅延させて、動き量MVdとして比較部453に供給する。
動き量補正部452は、動き量MVが周期的に小さくなる映像を検出して検出して、この映像の動き量を補正する。例えば、2−3プルダウンや2−2プルダウン等のレート変換処理によってフレーム映像やフィールド映像の生成が行われると、このフレーム映像やフィールド映像が生成されたことにより動き量MVが周期的に「0」あるいは小さくなる。
図4はレート変換処理が行われたときの動き量を説明するためのものである。図4の(A)はレート変換前の映像信号に基づいて検出された動き量MVの変化を示しており、例えば24フレーム/秒の映像信号に基づくフレームFa1〜Fa8において検出された動き量MVが「Lg1」〜「Lg8」に変化したものとする。ここで、図4の(B)に示すように、5フレーム期間に1フレームの割合で異なる2フィールドから生成されたフレームを生成すると、フレームFa1〜Fa8は、フレームFb1〜Fb10に変換されて30フレーム/秒の映像信号となり、2−3プルダウンを行うことができる。この場合、異なる2フィールドから生成されたフレームFb3を用いて検出される動き量MVは、レート変換前の値「Lg3」に比べて小さい値「Ls1」「Ls2」となり、異なる2フィールドから生成されたフレームFb8を用いて検出される動き量MVは、レート変換前の値「Lg7」に比べて小さい値「Ls3」「Ls4」となる。すなわち、動き量MVの小さいフレームが周期的に生じることとなる。また、同じフレームを繰り返し用いて所望のフレームレートとすれば、動き量MVが「0」となるフレームが周期的に生じることとなる。
したがって、動き量補正部452は、予め設定した閾値よりも動き量が小さく図4の(B)に示すように周期的に現れる映像の検出を行い、検出した映像の動き量を、直前の映像の動き量に補正して比較部453に供給する。例えば、値「Ls1」「Ls2」に対して値「Lg2」、値「Ls3」「Ls4」に対して値「Lg6」を用いるものとする。
比較部453は、遅延部451から供給された動き量MVdと動き量補正部452から供給された動き量MVとの差が大きいか否かを判別する。例えば、比較部453は、遅延部451から供給された動き量MVdと動き量補正部452から供給された動き量MVとの差を映像内の各画素について検出して加算したのち、加算値が所定値よりも大きいか否かを判別する。ここで、動き量の差すなわち加算値が所定値よりも大きいときは、リセット係数設定信号SreをLUT部455に供給する。また、動き量の差が所定値よりも大きくないときは、動き量補正部452から供給された動き量MVをLUT部455に供給する。
均一平面検出部454は、映像信号VSdに基づいて輝度の差が所定レベル範囲内である均一平面の映像を検出して、検出結果を示す均一平面領域信号FTをLUT部455に供給する。例えば、階級を信号レベルとして、この階級に含まれる画素信号の画素数を度数としたヒストグラムを求め、このヒストグラムにおける度数の最大値が所定画素数以上あるいは所定割合以上であるとき、均一平面領域と判別する。また、映像の最大信号レベルと最小信号レベルとの差分が予め設定した閾値以下となったとき均一平面領域と判別する。このように、均一平面領域であるか否かの検出を行う。また、均一平面検出部454では、映像単位で均一平面領域であるか否かの検出を行うだけでなく、映像内で均一平面領域を検出するものとしてもよい。例えば隣接する画素間の信号レベルを検出して、信号レベル差が所定レベルよりも小さい領域を均一平面領域として検出することもできる。
LUT部455は、信号レベル差ERと係数αnrとの関係を示すルックアップテーブルが動き量に応じて複数予め記憶されている。LUT部455は、比較部453から供給された動き量MVに基づいてルックアップテーブルの選択を行い、選択したルックアップテーブルを用いて、動き量検出部41から供給された映像信号VSdと、後述するメモリ464から読み出された映像信号VSdamの画素毎の信号レベル差ERに応じた係数αnr,(1−αnr)を巡回型ノイズ除去部46に供給する。また、比較部453からリセット係数設定信号Sreが供給されたときは、予め設定した係数αnrの値「Lre」と係数(1−αnr)の値「1−Lre」を巡回型ノイズ除去部46に所定期間だけ供給する。
さらに、LUT部455は、均一平面領域信号FTによって均一平面領域が検出されたことが示されたときは、動き量MVに応じて係数を設定したときよりも巡回型ノイズ除去部46における巡回量が小さくなるように、すなわちノイズ除去強度が小さくなるように係数αnr,(1−αnr)を設定して巡回型ノイズ除去部46に供給する。
巡回型ノイズ除去部46の乗算器461は、動き量検出部41から供給された映像信号VSdに係数αnrを乗算して、乗算結果を加算器463に供給する。乗算器462には、メモリ464から読み出された映像信号VSdamが供給されている。乗算器462は、メモリ464から読み出された映像信号VSdamに係数(1−αnr)を乗算して、乗算結果を加算器463に供給する。
加算器463は、乗算器461から供給された乗算結果と、乗算器462から供給された乗算結果を加算して、加算結果である映像信号VSdaを巡回型ノイズ除去部46から出力する。また、映像信号VSdaをメモリ464に供給して、メモリ464に記憶されている映像信号を更新する。
次に、ノイズ除去動作について説明する。図5は、動き量とルックアップテーブルの関係を示している。また図6は、ルックアップテーブル毎の信号レベル差ERと係数αnrの関係を示している。なお、図5,図6では、例えば5つのルックアップテーブルLUT1〜LUT5が予め設けられているものとする。また、各ルックアップテーブルにおける信号レベル差ERと係数αnrの関係を示す特性カーブは、信号レベル差ERが小さいときに巡回量が小さく信号レベル差が大きいときに巡回量が大きくなるように設定されている。
LUT部455は、比較部453から供給された動き量MVと閾値との比較に基づいてルックアップテーブルの選択を行う。例えば動き量MVが「MV<TH1」であるときは、ルックアップテーブルLUT1を選択する。また、動き量MVが「TH1≦MV<TH2」であるときは、ルックアップテーブルLUT2を選択する。さらに、動き量MVが「TH2≦MV<TH3」であるときはルックアップテーブルLUT3、動き量MVが「TH3≦MV<TH4」であるときはルックアップテーブルLUT4、動き量MVが「TH4≦MV」であるときはルックアップテーブルLUT5を選択する。
図6に示すように、ルックアップテーブルLUT1とルックアップテーブルLUT2は、信号レベル差ERが等しいときにルックアップテーブルLUT2の係数値がルックアップテーブルLUT1の係数値以上となる特性とされている。同様に、ルックアップテーブルLUT2とルックアップテーブルLUT3は、信号レベル差ERが等しいときにルックアップテーブルLUT3の係数値がルックアップテーブルLUT2の係数値以上となる特性とされている。また、ルックアップテーブルLUT4やルックアップテーブルLUT5も同様に設定されている。
このため、信号レベル差ERが小さい場合、動き量MVが小さいときには、係数αnrの値が小さく巡回型ノイズ除去部46での巡回量が大きくなるので、ノイズを確実に除去できる。また、動き量MVが大きいときには、動き量MVが小さい場合よりも係数αnrの値が大きく巡回型ノイズ除去部46での巡回量が小さくなるので、残像が大きくなってしまうことを防止できる。
次に、比較部453で動き量の差が大きいと判別されて、リセット係数設定信号SreがLUT部455に供給された場合について説明する。この場合、LUT部455は、信号レベル差ERにかかわらず係数αnrを「1」未満で大きい値「Lrv」に設定して、所定期間(例えば数フレーム期間)たけ巡回型ノイズ除去部46に供給する。このように係数αnrを設定すると、巡回型ノイズ除去部46での巡回量が小さくなる。したがって、被写体等の動きが大きく変化したときやシーンが変化したとき、変化前の映像が残像として残ってしまうことを防止できる。また、係数αnrが値「Lrv」で所定期間保持されるのでノイズ除去動作を収束させることができる。さらに、動き量の差が大きいと判別されたとき係数αnrを「1」とすると、巡回量がなくなりノイズ除去動作が行われないものとなる。したがって、動き量の差が大きくなったときに、ノイズが急に増加したような映像表示となってしまう。しかし、係数αnrを「1」未満としていることから、引き続きノイズ除去動作が継続されるので、動き量の差が大きくなったときに、ノイズが急に増加したような映像表示となってしまうことを防止できる。なお、係数αnrの値「Lrv」は、動き量の差が大きい映像のノイズ除去を行い、残像が目立たなくなるように予め設定しておくものとする。
次に、動き量補正部452において、予め設定した閾値よりも動き量が小さくかつ周期的に現れる映像を検出した場合について説明する。この場合、動き量補正部452は、上述のように、検出した映像の動き量MVを直前の映像の動き量に補正して、比較部453を介してLUT部455に供給する。このため、予め設定した閾値よりも動き量MVが小さくかつ周期的に現れる映像では、LUT部455で選択されるルックアップテーブルの切り換えが行われない。したがって、新たに生成された映像を用いて動き量の検出が行われた期間だけ、他の映像とは大きく異なるノイズ除去処理が行われてしまうことを防止でき、違和感のないノイズ除去処理を行うことができる。
均一平面検出部454で均一平面領域が検出された場合、上述のように動き量に応じて係数を設定したときよりも巡回型ノイズ除去部46における巡回量が小さくなるように係数αnrが設定される。例えば、動き量MVに応じた係数αnrに、「1」未満の補正係数を乗算して新たな係数αnrとする。このようにして巡回量が小さくされると残像が少なくなる。したがって、例えば微小な凹凸や細かい絵柄等の表示で均一平面領域と判別されたとき、残像によって微小な凹凸や細かい絵柄が消えてしまうことを防止できる。
なお、上述の実施の形態では、映像信号VSdの輝度信号について、ノイズ除去を行う場合について説明したが、色差信号についても輝度信号の場合と同様にしてノイズ除去を行うことができる。この場合、均一平面検出部454は、映像信号VSdに基づいて色差の差が所定レベル範囲内である均一平面領域を検出して、検出結果を示す均一平面領域信号FTを生成してLUT部455に供給する。さらに、輝度信号と色差信号の両方についてノイズ除去を行う場合、均一平面検出部454は、映像信号VSdに基づいて輝度の差と色差の差が所定レベル範囲内である均一平面領域をそれぞれ検出する。
ところで、図2に示すように、巡回型ノイズ除去部46の後段にシャープネス調整部54が設けられている場合、巡回型ノイズ除去部46でノイズ除去処理を行ったことにより例えば映像のざらざら感が生じると、このざらざら感がシャープネス調整部54で強調されてしまうおそれがある。したがって、シャープネス調整部54では、ざらざら感が強調されてしまうことがないように、輪郭補償信号の信号レベルを調整する。
図7はシャープネス調整部54の構成を示している。輝度信号Ydbは補償信号生成部541と加算器545に供給される。
補償信号生成部541は、補償信号Yeaを生成して乗算器543に供給する。例えば補償信号生成部541は、輝度信号Ydbの二次微分処理を行って得られた二次微分信号を帯域通過フィルタでフィルタ処理して不要な周波数成分を除去して補償信号Yeaを生成して、乗算器543に供給する。
調整量設定部542は、動き量検出部41で検出された動き量が大きくなるに伴い、シャープネスが弱くなるように係数αshを補正する。ここで、係数設定部45では、上述のように動き量MVに応じてルックアップテーブルの選択が行われて、選択されたルックアップテーブルを用いて係数αnrの設定が行われている。このため、シャープネス調整部54では、ルックアップテーブルに応じてシャープネス調整を行うことができるように係数αshを設定する。例えば、係数設定部45のLUT部455は、選択したルックアップテーブルを示すテーブル選択信号TBを生成して調整量設定部542に供給する。また、調整量設定部542は、テーブル選択信号TBによって示されたルックアップテーブルに対応させて係数αshを設定して乗算器543に供給する。
乗算器543は、補償信号Yeaに係数αshを乗算して、乗算結果である補償信号Yebをコアリング部544に供給する。コアリング部544はクリップ回路によって構成されており、ゼロレベルを含む低レベルの信号をクリップする。このコアリング部544は、動き量検出部41で検出された動き量MVが大きくなるに伴いコアリング量(クリップレベル)CLを大きく設定する。コアリング部544は、補償信号Yebに対してクリップ処理を行い、得られた輪郭補償信号Yecを加算器545に供給される。加算器545は、輝度信号Ydbにコアリング部544から供給された輪郭補償信号Yecを加算して、シャープネス調整がなされた輝度信号Ydcを生成してマトリクス演算部55に供給する。なお、輪郭補償信号Yecの信号レベルをユーザ設定に応じて調整可能とすれば、シャープネスレベルをユーザが所望のレベルに調整することができる。
次に、シャープネス調整部54の動作について説明する。図8は、選択されたルックアップテーブル(動き量)と係数αshの関係を示している。係数αshは、ルックアップテーブルを選択する際の動き量MVが大きくなるに伴い係数αshの値が順次小さくされて、その後、動き量にかかわらず一定となるように設定されている。このため、動き量MVが大きくなるに伴い補償信号Yebの信号レベルが順次小さくなるように調整されて、その後、動き量MVにかかわらず一定の値が乗算されたレベルとなる。
図9は、選択されたルックアップテーブル(動き量)とコアリング量CLの関係を示している。コアリング量CLは、ルックアップテーブルを選択する際の動き量MVが大きくなるに伴い大きくされて、その後、動き量MVにかかわらず一定となるように設定されている。
図10はコアリング部544の特性を示すものであって、横軸は入力された補償信号Yebの信号レベル、縦軸は出力される輪郭補償信号Yecの信号レベルを示す。ここで、動き量が小さいときのコアリング部544の特性は図10の(A)に示すものとなり、補償信号Yebの信号レベルがコアリング量CL内にある低いレベルのときは、輪郭補償信号Yecの信号レベルが「0」となり、コアリング量CL以上となったときに輪郭補償信号Yecの信号レベルが補償信号Yebの信号レベルに応じて変化するように設定されている。また、動き量が大きいときのコアリング部の特性は図10の(B)に示すものとなり、コアリング量CLが図10の(A)に比べて大きく設定される。
このように、コアリング部544は、動き量MVが大きいとコアリング量CLが大きくなるように制御されることから、動き量MVが大きいときには、シャープネスを強調することによって目立つ低レベルの信号(ノイズ)等の影響が画面上に出力されないようにシャープネス調整を行うことができる。また、動き量MVが小さいとコアリング量CLが小さくなるように制御されるので、微少な部分の画質が失われないようにしてシャープネス調整を行うことができる。
なお、上述の実施の形態では、係数αnr,αshを「1」以下の値として、実数型の演算を行うものとしたが、これらの係数を整数値として、整数型の演算を行うものとすれば、処理を高速化できる。例えば係数を「0〜255」の範囲の整数値に設定して演算を行えば、小数点を考慮した演算を行う必要がないので、処理を高速化できる。
テレビジョン装置の構成を示す図である。 信号処理部の構成を示す図である。 係数設定部と巡回型ノイズ除去部の構成を示す図である。 レート変換処理が行われたときの動き量を示す図である。 動き量とルックアップテーブルの関係を示す図である。 ルックアップテーブル毎の信号レベル差ERと係数αnrの関係を示す図である。 シャープネス調整部の構成を示す図である。 ルックアップテーブル(動き量)と係数αshの関係を示す図である。 ルックアップテーブル(動き量)とコアリング量CLの関係を示す図である。 コアリング部の特性を示す図である。
符号の説明
11・・・テレビジョン装置、12・・・衛星放送用アンテナ、13・・・衛星放送用選局/復調部、15・・・地上放送用アンテナ、16・・・地上放送用選局/復調部、21・・・デマルチプレクサ、22・・・デコーダ部、23・・・放送データ処理部、28・・・外部入力端子、31・・・映像切換部、40・・・信号処理部、41・・・動き量検出部、45・・・係数設定部、46・・・巡回型ノイズ除去部、51・・・変換処理部、52・・・コントラスト調整部、54・・・シャープネス調整部、55・・・マトリクス演算部、61・・・信号生成部、62・・・合成処理部、63・・・映像出力処理部、64・・・表示部、71・・・音声切換部、72・・・音声出力処理部、73・・・音声出力部、80・・・制御部、81・・・ユーザインタフェース部、85・・・バス、451・・・遅延部、452・・・動き量補正部、453・・・比較部、454・・・均一平面検出部、455・・・ルックアップテーブル(LUT)部、461,462,543・・・乗算器、463,545・・・加算器、464・・・メモリ、541・・・補償信号生成部、542・・・調整量設定部、544・・・コアリング部

Claims (6)

  1. 映像信号から映像の動き量を検出する動き量検出部と、
    前記映像信号のノイズ除去を行う巡回型ノイズ除去部と、
    前記巡回型ノイズ除去部における巡回量を設定するための係数を、前記動き量検出部で検出された動き量に応じて設定する係数設定部を有し、
    前記係数設定部は、時間的に連続する映像間の前記動き量の差が所定レベルを超えたとき、前記動き量に応じて前記係数を設定したときよりも前記巡回量が所定期間小さくなるように前記係数の設定を行い、
    前記動き量が周期的に小さくなる映像を検出して、該動き量が周期的に小さくなる映像の動き量を直前の映像の動き量に補正する動き量補正部を前記係数設定部に設けた
    ことを特徴とする映像信号処理装置。
  2. 前記映像信号に基づいて輝度および/または色差の差が所定レベル範囲内である均一平面領域を検出する均一平面検出部を前記係数設定部に設け、
    前記係数設定部は、前記均一平面領域において、前記動き量に応じて前記係数を設定したときよりも前記巡回量が小さくなるように前記係数の設定を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の映像信号処理装置。
  3. 前記係数設定部は、前記映像信号とノイズ除去された前記映像信号との差分に対する係数を示すルックアップテーブルを予め動き量に応じて複数備え、該ルックアップテーブルを動き量に応じて選択して用いることで前記係数の設定を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の映像信号処理装置。
  4. 前記ノイズ除去が行われた映像信号に対してシャープネス調整を行うシャープネス調整部を有し、
    前記シャープネス調整部は、前記動き量検出部で検出された動き量が大きくなるに伴いシャープネス調整量を減少させる
    ことを特徴とする請求項1記載の映像信号処理装置。
  5. 前記ノイズ除去が行われた映像信号を用いてシャープネス調整を行うシャープネス調整部を有し、
    前記シャープネス調整部は、前記動き量検出部で検出された動き量が大きくなるに伴いコアリング量を大きく設定する
    ことを特徴とする請求項1記載の映像信号処理装置。
  6. 映像信号から動き量を検出する動き量検出工程と、
    前記映像信号のノイズ除去を行う巡回型ノイズ除去工程と、
    前記巡回型ノイズ除去工程における巡回量を設定するための係数を、前記動き量検出工程で検出された動き量に応じて設定する係数設定工程を有し、
    前記係数設定工程では、時間的に連続する映像間の前記動き量の差が所定レベルを超えたとき、前記動き量に応じて前記係数を設定したときよりも前記巡回量が所定期間小さくなるように前記係数の設定を行い、
    前記係数設定工程は、前記動き量が周期的に小さくなる映像を検出して、該動き量が周期的に小さくなる映像の動き量を直前の映像の動き量に補正する動き量補正工程を含む
    ことを特徴とする映像信号処理方法。
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