JP2017175422A - 画像表示装置およびテレビジョン装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】HDRコンテンツのようなコンテンツ自身に輝度情報をもったコンテンツに対して、OSDとしてグラフィックを重畳した際においても重畳されたグラフィックの品位を低減することなく、表示を可能とした液晶表示装置およびテレビジョン装置を提供する。【解決手段】OSD生成部3によって生成されたOSD画像はコンテンツ画像に重畳され、画質補正部5においてダイナミック・レンジ変換処理、フレームレート変換部6において動き補償処理を施した画像信号を内挿するFRC処理が施されるが、FRC処理では、OSD画像の領域における動き補償処理を中止することにより、OSD画像の領域に内挿される画像の破たんを防止し、さらに、ガンマ処理部10によって、ダイナミック・レンジ処理で行われたOSD画像に対するゲイン調整を打ち消す処理を行っている。【選択図】図1
Description
本発明は、液晶表示装置およびテレビジョン装置に関し、詳しくは、良好なOSD表示が可能な液晶表示装置およびテレビジョン装置に関する。
近年、映像コンテンツの品位向上の技術として、コントラストを向上させるために、コンテンツ自身に輝度情報を格納するという手法が提案されている。コンテンツの制作側から提供された、高ダイナミック・レンジ(HDR:High Dynamic Range)の画像を、コンテンツのピーク輝度、色域などのメタデータとともに受け取り、メタデータを活用することによって、HDR対応の画像表示装置で、コンテンツに対するダイナミック・レンジ変換などの処理を行なえば、効果的なHDR画像表示を実現することができる。これにより、コンテンツ自身のコントラストは向上するが、OSD(On Screen Display)などのグラフィック表示に関しては、この影響により表示品位が悪化するという課題があった。
なお、OSDの表示品位を向上させるために、例えば、特許文献1には、バックライトの明るさ変動と相殺するようOSD色を変えることが開示されている。また、特許文献2には、OSD表示領域に対応するバックライトのLEDを予め設定されたOSD表示輝度で点灯させ,他の領域に対応するバックライトのLEDを映像明暗設定手段によって設定された明暗調節輝度で点灯させることが開示されている。
しかしながら、コンテンツの輝度情報に応じてOSD画像を含む表示画像全体の輝度調整を行うパネルでは、特許文献1,2に開示された技術では、OSDの表示品位を保つことはできなかった。なお、OSDのためのグラフィック作成時に映像コンテンツの輝度、コントラスト情報を考慮してグラフィックを作成すればこのような課題は発生しないが、すべてのシステム構成でこれを実現することは不可能であり、そのため、グラフィックの表示品位は改善されない。
本発明は、これらの実情に鑑みてなされたものであり、HDRコンテンツのようなコンテンツ自身に輝度情報をもったコンテンツに対して、OSDとしてグラフィックを重畳した際においても重畳されたグラフィックの品位を低減することなく、表示を可能とした液晶表示装置およびテレビジョン装置を提供することをその目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、入力画像にOSD画像を挿入するOSD画像挿入部と、該OSD画像挿入部から出力されるOSD画像が挿入された画像信号に対して画質補正を行う画質補正部と、該画質補正部で画質補正された画像信号に対して、動き補償処理を施した画像信号を内挿するフレームレート変換部と、該フレームレート変換部から出力される画像信号に対してガンマ処理を行うガンマ処理部と、該ガンマ処理部で処理された画像信号を表示する表示パネルを備えた画像表示装置であって、前記フレームレート変換部は、前記OSD画像の領域情報に基づいて、前記OSD画像の領域における前記内挿画像信号生成の前記動き補償処理を中止し、前記ガンマ処理部は、前記OSD画像の領域情報に基づいて、前記OSD画像の領域と該OSD画像の領域以外の領域とで、異なった入出力特性に基づくガンマ処理を行うことを特徴とするものである。
第2の技術手段は、前記フレームレート変換部は、前記画質補正部で画質補正された画像信号に対して動きベクトルを算出する動きベクトル算出部と、該動きベクトル算出部からの動きベクトルに基づいて前記内挿画像信号を生成する内挿画像生成部を有し、前記OSD画像の領域情報に基づいて、前記OSD画像の領域における動きベクトルの値を零に設定することを特徴とするものである。
第3の技術手段は、第1または第2の技術手段において、前記ガンマ処理部は、前記OSD画像の領域に対して、前記画質補正部で行った画質補正によるゲイン調整を打ち消すようにガンマ処理を行うことを特徴とするものである。
第4の技術手段は、第1から第3のいずれか1の技術手段において、前記OSD画像の領域情報は、画素単位の情報であることを特徴とするものである。
第5の技術手段は、第1から第3のいずれか1の技術手段において前記OSD画像の領域情報は、表示パネルの座標情報であることを特徴とする請求項1または2に記載の画像表示装置。
第6の技術手段は、第1から第5のいずれか1の技術手段の画像表示装置を備えたテレビジョン装置である。
HDRコンテンツのようなコンテンツ自身に輝度情報をもったコンテンツに対して、OSDとしてグラフィックを重畳した際においても重畳されたグラフィックの品位を低減することなく表示が可能となる。
以下、図面を参照しながら、本発明の液晶表示装置およびテレビジョン装置に係る好適な実施形態について説明する。以下の説明において、異なる図面においても同じ符号を付した構成は同様のものであるとして、その説明を省略する場合がある。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態に係る画像表示装置のブロック図を示す図である。画像表示装置20は、HDRコンテンツ1が入力される入力部、画像処理部2、OSD生成部3、OSD重畳部4、画質補正部5、フレームレート変換部6、ガンマ処理部11を有している。フレームレート変換部6は、後述するように、動きベクトル算出部7と内挿画像生成部8を備えている。
図1は、本発明の実施形態に係る画像表示装置のブロック図を示す図である。画像表示装置20は、HDRコンテンツ1が入力される入力部、画像処理部2、OSD生成部3、OSD重畳部4、画質補正部5、フレームレート変換部6、ガンマ処理部11を有している。フレームレート変換部6は、後述するように、動きベクトル算出部7と内挿画像生成部8を備えている。
画像処理部2は、外部から入力されたHDRコンテンツ1を復調、デコードし、画像信号として表示パネルに出力するための信号処理を行う回路であり、OSD生成部3は、図示しないリモコンからのユーザ操作によって、メニュー画面の表示やチャンネルの切り替え、音量の変更や画質モードの選択などが行われた際に、操作内容に応じたOSD画像を生成する回路である。
画像処理部2からの画像信号とOSD生成部3からのOSD画像とはOSD重畳部4で重畳される。図2は、画像表示装置におけるOSD画像の例を示す図であり、表示パネル100は、例えば液晶パネルからなり、コンテンツ画像101に対してOSD画像102が所定の領域に重畳されて表示される。OSD画像102が重畳された画像信号は、画質補正部5に送られる。画質補正部5は、画像信号に対して、コントラスト調整や、エンハンス(輪郭強調)処理などを行う回路であり、輝度情報をもったコンテンツに対しては、コンテンツのメタデータから得られた輝度情報に基づいて、画像信号の輝度を上昇させるゲイン調整、すなわちダイナミック・レンジ変換処理が行われる。
図3は、画質補正部5における入力画像信号に対するHDR処理のためのゲイン特性を示す図であり、γ1はHDR処理を行わない場合のゲイン特性を、また、γHDRはHDR処理を行う際のゲイン特性の一例を示している。γHDRで示す特性は、画像信号の低輝度部分の輝度を高輝度に変換し、メタデータに記述された輝度情報に基づくダイナミック・レンジ変換処理のためのものである。また、画像表示装置20は、画像信号の輝度上昇とともに、図示しないバックライト光源の輝度を上昇させ、表示パネル100全体のダイナミック・レンジを高めている。
画質補正部5におけるダイナミック・レンジ変換処理は、コンテンツ画像101のみならずOSD画像102に対しても行われる。このため、OSD画像102自体のコントラストや色が本来の値から画質補正部5によって変更される。この影響は、後述するガンマ処理部11によって修正される。
次に、画質補正部5でダイナミック・レンジ変換処理が行われた画像信号に対して、画像表示装置20は、フレームレート変換部6で、入力画像信号のフレーム間あるいはフィールド間に、動き補償処理を施した画像信号を内挿することにより、入力画像信号のフレーム数あるいはフィールド数を変換するFRC(Frame Rate Converter)処理を行う。これは、液晶表示装置のようなホールド型表示方式における動きぼけを改善するために、フレーム間に画像を内挿することにより、フレームレート(フレーム数)を変換するものである。
フレームレートを変換する方法としては、単純に同一フレームの2回繰り返し読み出しや、フレーム間の直線内挿(線形補間)によるフレーム内挿などの各種の手法が知られている。しかしながら、線形補間によるフレーム内挿処理の場合、フレームレート変換に伴う動きの不自然さ(ジャーキネス、ジャダー)が発生するため、画質的には不十分なものとなる。そこで、本実施形態では、ジャーキネスの影響等をなくして動画質を改善するために、動きベクトルを用いた動き補償型のフレーム内挿処理を行っている。
フレームレート変換部6は、入力画像信号から動きベクトル情報を検出する動きベクトル算出部7と、動きベクトル算出部7により得られた動きベクトル情報により内挿フレームを生成する内挿画像生成部8とを有している。動きベクトル算出部7は、例えば、ブロックマッチング法や勾配法などを用いて動きベクトル情報を求めてもよいし、入力画像信号に何らかの形で動きベクトル情報が含まれている場合は、これを利用してもよい。例えば、MPEG方式を用いて圧縮符号化された画像データには、符号化時に算出された動画像の動きベクトル情報が含まれており、この動きベクトル情報を取得し利用してもよい。
例えば、勾配法においては、連続した2つのフレーム間で各画素または小さなブロック毎に動きベクトルを算出し、それにより2つのフレーム間の内挿フレームの各画素または各小ブロックを内挿している。このように、原画像のフレーム間の動きベクトルを算出し、その動きベクトルに応じて生成した内挿画像を原画像にはめ込んでいる。しかしながら、このような動き補償型のFRC処理において、OSD表示がある場合は、OSD画像の部分で内挿画像の破綻が発生しやすくなる。これは、OSD画像は通常静止画として生成されるため、OSD画像内の連続するフレーム間では各画素やブロックの動きベクトルは零であるにもかかわらず。コンテンツ画像101に影響されて動きベクトルを算出してしまうため、動きベクトルの検出に支障をきたし生成された内挿画像に破綻をきたすことになる。
このため、本実施形態では、動きベクトル算出部7では、OSD生成部3によって生成されたOSD画像102の領域情報であるOSD領域情報9を取得し、OSD画像102の領域における動きベクトルを零としている。これにより、OSD画像102部分に内挿される画像は、結果として動きのない前後のフレーム画像と同じ画像が生成され、この画像を内挿するようにしている。これにより、動き補償処理を施したOSD画像を内挿した際の、OSD画像102の破綻を防止している。
OSD画像102の領域情報であるOSD領域情報9については、図2の(X1,Y1
)と(X2,Y2)で示す、表示パネル100の座標情報であってもよいし、画素単位の情報であってもよい。また、OSD画像102の表示領域は矩形状である必要はなく、それ以外の形状であってもよい。そして、動きベクトル算出部7では、OSD領域情報9で定まる領域の画素あるいはブロックの動きベクトルを零として算出する。
)と(X2,Y2)で示す、表示パネル100の座標情報であってもよいし、画素単位の情報であってもよい。また、OSD画像102の表示領域は矩形状である必要はなく、それ以外の形状であってもよい。そして、動きベクトル算出部7では、OSD領域情報9で定まる領域の画素あるいはブロックの動きベクトルを零として算出する。
内挿画像生成部8によって、元の映像信号に対してFRC処理がなされ、フレームレートが例えば2倍になった画像信号は、ガンマ処理部11に送られ、所定のガンマ処理が行われる。図4は、ガンマ処理部11において用いられる入出力信号のガンマ特性を示す図であり、図5は、ガンマ処理部11における処理フローを示す図である。図4において、γPANELは、表示パネルに対する信号と画面の明るさを調整するための、コンテンツ画像101に適用される特性カーブであり、また、γOSDは、OSD画像の領域に適用される特性カーブである。
ガンマ処理部11では、コンテンツ画像101の領域に対しては、輝度信号にγPANELで表されるガンマ処理を施して、表示パネルの入力特性に合わせたパネル駆動信号へ変換する。また、OSD画像102に対しては、輝度信号にγOSDで表されるガンマ処理を施す。ここで、γOSDの特性カーブは、画質補正部5でOSD画像の領域に対して行ったゲイン調整を打ち消すような特性を有しており、γPANELに対して、所定のゲインを乗算した特性となっている。
ガンマ処理部11は、動きベクトル算出部7と同様に、OSD領域情報9を取得するとともに、HDRコンテンツ1からゲイン情報10を取得する。そして、図5で示すように、画像信号の個々の画素について、OSD領域情報9で指定された領域内の画素かどうかを判別し(ステップS1)、OSD画像102に該当しない画素に対しては、γPANELの特性カーブに基づくガンマ処理を行う。具体的には、図5のステップS2に示す式に基づいて、RGBの個々の画素の輝度値をγPANELの特性カーブに基づいて変更する。また、OSD画像102に該当する画素に対しては、γOSDの特性カーブに基づくガンマ処理を行う。具体的には、ステップS3に示す式に基づいて、RGBの個々の画素の輝度値をγOSDの特性カーブに基づいて変更する。図5のステップS3で示した式におけるGainは、ゲイン情報10から得ている。なお、各特性カーブに基づく画素値の演算は、ルックアップテーブルを用いて行うことができる。
以上のように、本実施形態では、OSD生成部3によって生成されたOSD画像102はコンテンツ画像101に重畳され、ダイナミック・レンジ変換処理、FRC処理が施されるが、FRC処理では、OSD画像における動きベクトルを零とすることにより、OSD画像の領域に内挿される画像の破たんを防止し、さらに、ガンマ処理部11によって、ダイナミック・レンジ処理で行われたOSD画像に対するゲイン調整を打ち消す処理を行っているため、破綻のないOSD画像102の表示と、高ダイナミック・レンジのコンテンツ画像101を得ることができる。
なお、動きベクトルが零の個所をOSD画像であるとみなして、その部分のゲインを自動的に補正する方法も考えられるが、この場合は、定点カメラの映像などにおいては、背景は動きベクトルが零となるため、その部分の色がおかしくなるという弊害が発生する。また、エッジと色の均一度等からOSD画像の領域を推定し、その部分を補正する方法も考えられるが、十分な精度が得られないため、OSD画像の特徴と同じようなコンテンツ画像領域についてもOSD画像として検知する可能性がある。この場合も、その部分の色がおかしくなる。
(実施形態2)
実施形態1では、OSD画像102の領域については、動きベクトル算出部7において動きベクトルを零とし、OSD画像102の領域には、動きベクトルに依存しない内挿画像を挿入したが、OSD画像の領域については内挿画像を生成せず、単純にOSD画像の領域については同一フレームの2回繰り返し読み出しを行ってもよい。本実施形態では、実施形態1と同様の効果が得られる。
実施形態1では、OSD画像102の領域については、動きベクトル算出部7において動きベクトルを零とし、OSD画像102の領域には、動きベクトルに依存しない内挿画像を挿入したが、OSD画像の領域については内挿画像を生成せず、単純にOSD画像の領域については同一フレームの2回繰り返し読み出しを行ってもよい。本実施形態では、実施形態1と同様の効果が得られる。
(実施形態3)
更に、実施形態1では、OSD画像102の領域については、動きベクトル算出部7において動きベクトルを零としたが、OSD画像102の領域については、動きベクトルの検出範囲から外して、内挿画像を生成するようにしてもよい。実施形態1から3のいずれの場合においても、OSD画像102の領域では、動き補償処理が中止された内挿画像信号の生成が行われる。
更に、実施形態1では、OSD画像102の領域については、動きベクトル算出部7において動きベクトルを零としたが、OSD画像102の領域については、動きベクトルの検出範囲から外して、内挿画像を生成するようにしてもよい。実施形態1から3のいずれの場合においても、OSD画像102の領域では、動き補償処理が中止された内挿画像信号の生成が行われる。
(実施形態4)
実施形態1から3では、HDRコンテンツ画像とOSD画像が重畳された画像に対する処理について説明したが、例えば、コンテンツ画像にOSDを重畳する際に、OSA画像の領域部分に予めゲインをかけておくことで、ダイナミック・レンジ処理の影響を回避するようにしてもよい。また、PinP(ピクチャ・イン・ピクチャ)、2画面表示、ブラウザ表示などのダイナミック・レンジが異なる複数のコンテンツが同時に表示さる状態では、個々のコンテンツ画像の領域とダイナミック・レンジ調整のためのゲイン情報を取得できれば、例えば、HDRコンテンツとSDR(Standard Dynamic Range)コンテンツとが重畳する画像においても、HDRコンテンツのコントラスト感を保ちつつ、SDRコンテンツの品位も損なわない表示が可能となる。
実施形態1から3では、HDRコンテンツ画像とOSD画像が重畳された画像に対する処理について説明したが、例えば、コンテンツ画像にOSDを重畳する際に、OSA画像の領域部分に予めゲインをかけておくことで、ダイナミック・レンジ処理の影響を回避するようにしてもよい。また、PinP(ピクチャ・イン・ピクチャ)、2画面表示、ブラウザ表示などのダイナミック・レンジが異なる複数のコンテンツが同時に表示さる状態では、個々のコンテンツ画像の領域とダイナミック・レンジ調整のためのゲイン情報を取得できれば、例えば、HDRコンテンツとSDR(Standard Dynamic Range)コンテンツとが重畳する画像においても、HDRコンテンツのコントラスト感を保ちつつ、SDRコンテンツの品位も損なわない表示が可能となる。
1…HDRコンテンツ、2…画像処理部、3…OSD生成部、4…OSD重畳部、5…画質補正部、6…フレームレート変換部、7…動きベクトル算出部、8…内挿画像生成部、9…OSD領域情報、10…ゲイン情報、11…ガンマ処理部、20…画像表示装置、100…表示パネル、101…コンテンツ画像、102…OSD画像。
Claims (6)
- 入力画像にOSD画像を挿入するOSD画像挿入部と、
該OSD画像挿入部から出力されるOSD画像が挿入された画像信号に対して画質補正を行う画質補正部と、
該画質補正部で画質補正された画像信号に対して、動き補償処理を施した画像信号を内挿するフレームレート変換部と、
該フレームレート変換部から出力される画像信号に対してガンマ処理を行うガンマ処理部と、
該ガンマ処理部で処理された画像信号を表示する表示パネルを備えた画像表示装置であって、
前記フレームレート変換部は、前記OSD画像の領域情報に基づいて、前記OSD画像の領域における前記内挿画像信号生成の前記動き補償処理を中止し、
前記ガンマ処理部は、前記OSD画像の領域情報に基づいて、前記OSD画像の領域と該OSD画像の領域以外の領域とで、異なった入出力特性に基づくガンマ処理を行うことを特徴とする画像表示装置。 - 前記フレームレート変換部は、前記画質補正部で画質補正された画像信号に対して動きベクトルを算出する動きベクトル算出部と、
該動きベクトル算出部からの動きベクトルに基づいて前記内挿画像信号を生成する内挿画像生成部を有し、
前記OSD画像の領域情報に基づいて、前記OSD画像の領域における動きベクトルの値を零に設定することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。 - 前記ガンマ処理部は、前記OSD画像の領域に対して、前記画質補正部で行った画質補正によるゲイン調整を打ち消すようにガンマ処理を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の画像表示装置。
- 前記OSD画像の領域情報は、画素単位の情報であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1に記載の画像表示装置。
- 前記OSD画像の領域情報は、表示パネルの座標情報であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1に記載の画像表示装置。
- 請求項1から5のいずれか1に記載の画像表示装置を備えたテレビジョン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016060188A JP2017175422A (ja) | 2016-03-24 | 2016-03-24 | 画像表示装置およびテレビジョン装置 |
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Cited By (3)
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JP2020118990A (ja) * | 2016-03-30 | 2020-08-06 | キヤノン株式会社 | 表示装置及び表示方法 |
US11030727B2 (en) | 2016-03-30 | 2021-06-08 | Canon Kabushiki Kaisha | Display apparatus and display method |
JP7475933B2 (ja) | 2020-04-01 | 2024-04-30 | アルパイン株式会社 | 画像生成装置 |
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2016
- 2016-03-24 JP JP2016060188A patent/JP2017175422A/ja active Pending
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