JP2002354372A - 表示制御装置および方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents

表示制御装置および方法、記録媒体、並びにプログラム

Info

Publication number
JP2002354372A
JP2002354372A JP2001156735A JP2001156735A JP2002354372A JP 2002354372 A JP2002354372 A JP 2002354372A JP 2001156735 A JP2001156735 A JP 2001156735A JP 2001156735 A JP2001156735 A JP 2001156735A JP 2002354372 A JP2002354372 A JP 2002354372A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video data
signal level
average value
pixel
pixel groups
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001156735A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatake Hirakawa
正剛 平川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2001156735A priority Critical patent/JP2002354372A/ja
Publication of JP2002354372A publication Critical patent/JP2002354372A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Studio Circuits (AREA)
  • Television Receiver Circuits (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 視覚的に違和感を覚えることがない、見易い
合成映像を生成することが可能となる。 【解決手段】 ステップS1において、合成映像データ
のうち、各領域のそれぞれを占める画素の輝度の最大値
が検出される。ステップS2において、各領域Aのそれ
ぞれを占める画素の輝度の平均値が演算される。ステッ
プS3において、各領域のそれぞれを占める画素の輝度
の分布の相関度が演算される。ステップS4において、
各領域のそれぞれに対応する変換係数が生成され、生成
された変換係数を用いて画素の輝度が領域毎に変換され
る。なお、変換は、変換後の領域毎の輝度の平均値が近
くなるように変換される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示制御装置およ
び方法、記録媒体、並びにプログラムに関し、例えば、
複数の映像を組み合わせて、1つの画面に表示させる場
合に用いて好適な表示制御装置および方法、記録媒体、
並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】既存のテレビジョン受像機には、画面上
に子画面を設けたり、画面を複数の領域に分割したりし
て、複数の映像を同時に表示することが可能なものがあ
る。複数の映像を同時に1つの画面に表示させた場合、
当該複数の映像の色調や輝度がそれぞれ異なるので、画
面の画質を適切に調整する技術が必要となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】例えば、特願平5−1
90963号公報には、画面の画質を複数の領域毎に独
立して自動的に調整する技術が開示されている。しかし
ながら、複数の領域毎に独立して調整する方法では、各
領域においては色調や輝度が適切に調整されるが、他の
領域の映像を全く考慮していないので、画面全体を見る
ユーザには視覚的に違和感を与えてしまう課題があっ
た。
【0004】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、画面を複数の領域を設けてそれぞれに異な
る映像を表示させる場合、異なる複数の映像毎の平均輝
度値を近づけるように画質を調整することによって、視
覚的に違和感を覚えることがない、見易い合成映像を生
成できるようにするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の表示制御装置
は、映像データのうちの各領域を占める画素群毎に、信
号レベルの平均値を演算する平均値演算手段と、画素群
毎に、信号レベル分布を解析する解析手段と、解析手段
で解析された画素群毎の信号レベル分布の相関度を演算
する相関度演算手段と、平均値演算手段で演算された画
素群毎の信号レベルの平均値、および相関度演算手段で
演算された相関度を用いて、画素群毎の変換係数を生成
する生成手段と、生成手段で生成された画素群毎の変換
係数を用いて、合成映像データの信号レベルを画素群毎
に変換する変換手段とを含むことを特徴とする。
【0006】前記生成手段は、画素群毎の信号レベルの
平均値が、変換前よりも接近するように、画素群毎の変
換係数を生成するようにすることができる。
【0007】本発明の表示制御装置は、画素群毎に、信
号レベルの最大値を検出する最大値検出手段をさらに含
むようにすることができる。
【0008】本発明の表示制御装置は、最大値検出手段
によって検出された画素群毎の信号レベルの最大値に基
づき、異なる映像データをディジタル化する際の入力ダ
イナミックレンジを調整する調整手段をさらに含むよう
にすることができる。
【0009】本発明の表示制御装置は、最大値検出手段
によって検出された画素群毎の信号レベルの最大値に基
づき、画素群毎の変換係数を変更する変更手段をさらに
含むようにすることができる。
【0010】本発明の表示制御方法は、映像データのう
ちの各領域を占める画素群毎に、信号レベルの平均値を
演算する平均値演算ステップと、画素群毎に、信号レベ
ル分布を解析する解析ステップと、解析ステップの処理
で解析された画素群毎の信号レベル分布の相関度を演算
する相関度演算ステップと、平均値演算ステップの処理
で演算された画素群毎の信号レベルの平均値、および相
関度演算ステップの処理で演算された相関度を用いて、
画素群毎の変換係数を生成する生成ステップと、生成ス
テップの処理で生成された画素群毎の変換係数を用い
て、合成映像データの信号レベルを画素群毎に変換する
変換ステップとを含むことを特徴とする。
【0011】本発明の記録媒体のプログラムは、映像デ
ータのうちの各領域を占める画素群毎に、信号レベルの
平均値を演算する平均値演算ステップと、画素群毎に、
信号レベル分布を解析する解析ステップと、解析ステッ
プの処理で解析された画素群毎の信号レベル分布の相関
度を演算する相関度演算ステップと、平均値演算ステッ
プの処理で演算された画素群毎の信号レベルの平均値、
および相関度演算ステップの処理で演算された相関度を
用いて、画素群毎の変換係数を生成する生成ステップ
と、生成ステップの処理で生成された画素群毎の変換係
数を用いて、合成映像データの信号レベルを画素群毎に
変換する変換ステップとを含むことを特徴とする。
【0012】本発明のプログラムは、映像データのうち
の各領域を占める画素群毎に、信号レベルの平均値を演
算する平均値演算ステップと、画素群毎に、信号レベル
分布を解析する解析ステップと、解析ステップの処理で
解析された画素群毎の信号レベル分布の相関度を演算す
る相関度演算ステップと、平均値演算ステップの処理で
演算された画素群毎の信号レベルの平均値、および相関
度演算ステップの処理で演算された相関度を用いて、画
素群毎の変換係数を生成する生成ステップと、生成ステ
ップの処理で生成された画素群毎の変換係数を用いて、
合成映像データの信号レベルを画素群毎に変換する変換
ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とす
る。
【0013】本発明の表示制御装置および方法、並びに
プログラムにおいては、映像データのうちの各領域を占
める画素群毎に信号レベルの平均値が演算され、画素群
毎に信号レベル分布が解析され、解析された画素群毎の
信号レベル分布の相関度が演算される。また、演算され
た画素群毎の信号レベルの平均値、および演算された相
関度を用いて画素群毎の変換係数が生成され、生成され
た画素群毎の変換係数を用いて合成映像データの信号レ
ベルが画素群毎に変換される。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明を適用した画像処理装置の
構成例について、図1を参照して説明する。当該画像処
理装置は、ドライブ2を制御して、磁気ディスク3、光
ディスク4、光磁気ディスク5、または半導体メモリ6
に記憶されている制御用プログラムを読み出し、読み出
した制御用プログラムに基づいて画像処理装置の各部を
制御する制御部1、入力される3種類の映像データV1
乃至V3のうちの2種類を選択し、映像データA,Bと
して後段に出力する映像選択部7、映像データA,Bを
合成して合成映像データを生成する2画面処理部8、お
よび映像データA,Bの相関性を考慮して合成画像デー
タの画質を領域毎に調整する調整部13から構成され
る。
【0015】2画面処理部8は、映像選択部7からの映
像データAを処理するAD変換部(A/D)9−A乃至
拡大・縮小部11−A、映像選択部7からの映像データ
Bを処理するAD変換部9−B乃至拡大・縮小部11−
B、および、AD変換部9−A乃至拡大・縮小部11−
Aで処理された映像データAと、AD変換部9−B乃至
拡大・縮小部11−Bで処理された映像データBを合成
して合成映像データを生成する合成部12から構成され
る。
【0016】AD変換部9−Aは、A/D前処理部25
(図2)によって設定されるコントラスト調整値に従
い、映像データAをディジタル化して取り込み部10−
Aに出力する。取り込み部10−Aは、制御部1から指
定される映像データAのサイズ(水平方向の画素数×垂
直方向の画素数)、取り込み位置、および取り込みサイ
ズに基づき、映像データAを部分的に(または、映像デ
ータAの全体を)取り込んで拡大・縮小部11−Aに出
力する。拡大・縮小部11−Aは、制御部1から指定さ
れる、映像データAの取り込みサイズ、および合成映像
における表示サイズに基づき、取り込まれた映像データ
Aを拡大または縮小して合成部12に出力する。
【0017】AD変換部9−Bは、A/D前処理部25
によって設定されるコントラスト調整値に従い、映像デ
ータBをディジタル化して取り込み部10−Bに出力す
る。取り込み部10−Bは、制御部1から指定される映
像データBのサイズ、取り込み位置、および取り込みサ
イズに基づき、映像データBを部分的に(または、映像
データBの全体を)取り込んで拡大・縮小部11−Bに
出力する。拡大・縮小部11−Bは、制御部1から指定
される、映像データBの取り込みサイズ、および合成映
像における表示サイズに基づき、取り込まれた映像デー
タBを拡大または縮小して合成部12に出力する。
【0018】合成部12は、制御部1から指定される合
成映像のサイズ、拡大または縮小された映像データAの
表示位置、拡大または縮小された映像データBの表示位
置、および映像データA,Bが重なる部分の映像データ
A,Bの優先度に基づき、拡大または縮小された映像デ
ータAと映像データBを合成し、得られる合成映像デー
タを調整部13に出力する。
【0019】なお、以下においては、合成映像データの
画面のうち、映像データAが表示される領域を領域Aと
記述し、映像データBが表示される領域を領域Bと記述
する。
【0020】図2は、2画面処理部8から供給される合
成映像データの輝度のコントラストを調整する調整部1
3の部分的な構成例を示している。
【0021】調整部13は、合成映像データの画面の領
域Aと領域Bのそれぞれを占める画素の輝度Yの最大値
Ya,Ybを検出する最大値検出部21、合成画像デー
タの画面の領域Aと領域Bのそれぞれを占める画素の輝
度Yの平均値AVa,AVbを演算する平均値演算部2
2、合成画像データの画面の領域Aと領域Bのそれぞれ
を占める画素の輝度Yの分布相関度Corを演算する分
布相関度演算部23、最大値検出部21乃至分布相関度
演算部23が処理を実行している時間だけコントラスト
変換部26に対する合成映像データの入力を遅延する遅
延部24、AD変換部9−A,9−Bのコントラスト調
整値を設定するA/D前処理部25、および合成映像デ
ータの画素の輝度Yを輝度Y’に変換するコントラスト
変換部26から構成される。
【0022】次に、調整部13によるコントラスト調整
処理について、図3のフローチャートを参照して説明す
る。なお、調整部13の最大値検出部21、平均値演算
部22、分布相関度演算部23、および遅延部24に
は、2画面処理部8の合成部12から合成映像データが
入力されているものとする。
【0023】ステップS1において、最大値検出部21
は、制御部1から入力された領域Aのサイズおよび位
置、領域Bのサイズおよび位置、並びに合成映像データ
のサイズに基づき、合成映像データのうち、領域Aと領
域Bのそれぞれを占める画素の輝度Yの最大値Ya,Y
bを検出して、A/D前処理部25およびコントラスト
変換部26に出力する。
【0024】ステップS1の処理、すなわち、最大値検
出部21による最大値検出処理の詳細について、図4の
フローチャートを参照して説明する。ステップS11に
おいて、最大値検出部21は、領域Aを占める画素の輝
度の最大値を求めるための変数Yaと、領域Bを占める
画素の輝度の最大値を求めるための変数Ybを0に初期
化する。
【0025】ステップS12において、最大値検出部2
1は、合成映像データの1個の画素を注目画素とする。
以下、注目画素の座標を(x,y)と記述し、その輝度
をY(x,y)と記述する。
【0026】ステップS13において、最大値検出部2
1は、注目画素の座標(x,y)が領域Aまたは領域B
のどちらに属するのか、あるいは、領域Aおよび領域B
のいずれにも属さないのかを判定する。
【0027】ステップS13で、注目画素の座標(x,
y)が領域Aに属すると判定された場合、処理はステッ
プS14に進む。ステップS14において、最大値検出
部21は、注目画素の輝度Y(x,y)が、変数Yaよ
りも大きいか否かを判定する。注目画素の輝度Y(x,
y)が変数Yaよりも大きいと判定された場合、処理は
ステップS15に進む。ステップS15において、最大
値検出部21は、変数Yaに注目画素の輝度Y(x,
y)を代入する。なお、ステップS14で、注目画素の
輝度Y(x,y)が変数Yaよりも大きくないと判定さ
れた場合、ステップS15の処理はスキップされる。
【0028】ステップS16において、最大値検出部2
1は、合成映像データの全ての画素を注目画素としたか
否かを判定する。合成映像データの全ての画素を注目画
素としていないと判定された場合、処理はステップS1
2に戻り、新たな注目画素が決定されて、以降の処理が
繰り返される。
【0029】なお、ステップS13で、注目画素の座標
(x,y)が領域Bに属すると判定された場合、処理は
ステップS17に進む。ステップS17において、最大
値検出部21は、注目画素の輝度Y(x,y)が、変数
Ybよりも大きいか否かを判定する。注目画素の輝度Y
(x,y)が変数Ybよりも大きいと判定された場合、
処理はステップS18に進む。ステップS18におい
て、最大値検出部21は、変数Ybに注目画素の輝度Y
(x,y)を代入する。なお、ステップS17で、注目
画素の輝度Y(x,y)が変数Ybよりも大きくないと
判定された場合、ステップS18の処理はスキップされ
る。
【0030】また、ステップS13で、注目画素の座標
(x,y)が領域A,Bのいずれにも属さないと判定さ
れた場合、処理はステップS16に進む。
【0031】その後、ステップS16で、合成映像デー
タの全ての画素を注目画素としたと判定された場合、処
理はステップS19に進む。ステップS19において、
最大値検出部21は、変数Yaを領域Aを占める画素の
輝度最大値Yaとして、また変数Ybを領域Bを占める
画素の輝度最大値Ybとして、A/D前処理部25およ
びコントラスト変換部26に出力する。以上、最大値検
出処理の説明を終了する。
【0032】ここで、領域Aを占める画素の輝度最大値
Ya、および領域Bを占める画素の輝度最大値Ybに基
づく、A/D前処理部25によるA/D前処理(AD変
換部9−A,9−Bのコントラスト調整レジスタ設定値
を設定する処理)について、図5のフローチャートを参
照して説明する。
【0033】このA/D前処理は、アナログの映像デー
タA,BがAD変換部9−A,9−Bの入力ダイナミッ
クレンジよりも大きいことに起因し、ディジタル化した
際、ディジタルの映像データA,Bの輝度の値が飽和し
て、映像が色つぶれしないために実行する処理である。
【0034】ステップS21において、A/D前処理部
25には、最大値検出部21から領域Aを占める画素の
輝度最大値Yaおよび領域Bを占める画素の輝度最大値
Ybが入力され、制御部1から輝度の最大閾値Ythが
入力される。
【0035】ステップS22において、A/D前処理部
25は、参照値Δaとして輝度最大値Ya−最大閾値Y
thを演算し、参照値Δbとして輝度最大値Yb−最大
閾値Ythを演算する。
【0036】ステップS23において、A/D前処理部
25は、参照値Δaが0よりも大きいか否かを判定す
る。参照値Δaが0よりも大きいと判定された場合、処
理はステップS24に進む。ステップS24において、
A/D前処理部25は、自己が内蔵するメモリに記憶さ
れている参照値Δaとコントラスト調整レジスタ設定値
との対応表に基づき、参照値Δaに対応するコントラス
ト調整レジスタ設定値を決定して、AD変換部9−Aに
設定する。
【0037】ステップS25において、A/D前処理部
25は、参照値Δbが0よりも大きいか否かを判定す
る。参照値Δbが0よりも大きいと判定された場合、処
理はステップS26に進む。ステップS26において、
A/D前処理部25は、自己が内蔵するメモリに記憶さ
れている参照値Δbとコントラスト調整レジスタ設定値
との対応表に基づき、参照値Δbに対応するコントラス
ト調整レジスタ設定値を決定して、AD変換部9−Bに
設定する。
【0038】ステップS23で、参照値Δaが0よりも
大きくないと判定された場合、ステップS24の処理は
スキップされる。また、ステップS25で、参照値Δb
が0よりも大きくないと判定された場合、ステップS2
6の処理はスキップされる。以上、A/D前処理の説明
を終了する。
【0039】なお、映像選択部7から出力される映像デ
ータA,Bが、アナログデータではなく、ディジタルデ
ータである場合、上述したA/D前処理は不要である。
【0040】図3に戻る。ステップS2において、平均
値演算部22は、制御部1から入力された領域Aのサイ
ズおよび位置、領域Bのサイズおよび位置、並びに合成
映像データのサイズに基づき、合成画像データのうち、
領域Aと領域Bのそれぞれを占める画素の輝度Yの平均
値AVa,AVbを演算してコントラスト変換部26に
出力する。ステップS2の処理、すなわち、平均値演算
部22による平均値演算処理の詳細について、図6のフ
ローチャートを参照して説明する。
【0041】ステップS31において、平均値演算部2
2は、領域Aを占める画素の輝度の累積値を求めるため
の変数Saと、領域Bを占める画素の輝度の累積値を求
めるための変数Sbを0に初期化する。
【0042】ステップS32において、平均値演算部2
2は、合成映像データの1個の画素を注目画素とする。
以下、注目画素の座標を(x,y)と記述し、その輝度
をY(x,y)と記述する。
【0043】ステップS33において、平均値演算部2
2は、注目画素の座標(x,y)が領域Aまたは領域B
のどちらに属するのか、あるいは、領域Aおよび領域B
のいずれにも属さないのかを判定する。
【0044】ステップS33で、注目画素の座標(x,
y)が領域Aに属すると判定された場合、処理はステッ
プS34に進む。ステップS34において、平均値演算
部22は、注目画素の輝度Y(x,y)を変数Saに加
算して、その和を新たな変数Saとする。
【0045】ステップS35において、平均値演算部2
2は、合成映像データの全ての画素を注目画素としたか
否かを判定する。合成映像データの全ての画素を注目画
素としていないと判定された場合、処理はステップS3
2に戻り、新たな注目画素が決定されて、以降の処理が
繰り返される。
【0046】なお、ステップS33で、注目画素の座標
(x,y)が領域Bに属すると判定された場合、処理は
ステップS36に進む。ステップS36において、平均
値演算部22は、注目画素の輝度Y(x,y)を変数S
bに加算して、その和を新たな変数Sbとする。
【0047】また、ステップS33で、注目画素の座標
(x,y)が領域A,Bのいずれにも属さないと判定さ
れた場合、処理はステップS35に進む。
【0048】その後、ステップS35で、合成映像デー
タの全ての画素を注目画素としたと判定された場合、処
理はステップS37に進む。ステップS37において、
平均値演算部22は、変数Saを領域Aのサイズ、すな
わち、領域Aを占める画素の数で除算して領域Aを占め
る画素の平均値AVaを算出し、変数Sbを領域Bのサ
イズ、すなわち、領域Bを占める画素の数で除算して領
域Bを占める画素の平均値AVbを算出し、コントラス
ト変換部26に出力する。以上、平均値演算処理の説明
を終了する。
【0049】図3に戻る。ステップS3において、分布
相関度演算部23は、制御部1から入力された領域Aの
サイズおよび位置、領域Bのサイズおよび位置、並びに
合成映像データのサイズに基づき、合成画像データのう
ち、領域Aと領域Bのそれぞれを占める画素の輝度Yの
分布相関度Corを演算してコントラスト変換部26に
出力する。ステップS3の処理、すなわち、分布相関度
演算部23による分布相関度演算処理の詳細について、
図7のフローチャートを参照して説明する。
【0050】ステップS41において、分布相関度演算
部23は、領域Aを占める画素の輝度の分布数を求める
ための変数Na[L]、領域Bを占める画素の輝度の分
布数を求めるための変数Nb[L]、および分布相関度
を求めるための変数Corを0に初期化する。ただし、
Lは画素が取り得る輝度の値であって、L=0,1,
2,・・・,Lmaxである。
【0051】ステップS42において、分布相関度演算
部23は、合成映像データの1個の画素を注目画素とす
る。以下、注目画素の座標を(x,y)と記述し、その
輝度をY(x,y)と記述する。
【0052】ステップS43において、分布相関度演算
部23は、注目画素の座標(x,y)が領域Aまたは領
域Bのどちらに属するのか、あるいは、領域Aおよび領
域Bのいずれにも属さないのかを判定する。
【0053】ステップS43で、注目画素の座標(x,
y)が領域Aに属すると判定された場合、処理はステッ
プS44に進む。ステップS44において、分布相関度
演算部23は、変数Na[Y(x,y)]を1だけイン
クリメントする。
【0054】ステップS45において、分布相関度演算
部23は、合成映像データの全ての画素を注目画素とし
たか否かを判定する。合成映像データの全ての画素を注
目画素としていないと判定された場合、処理はステップ
S42に戻り、新たな注目画素が決定されて、以降の処
理が繰り返される。
【0055】なお、ステップS43で、注目画素の座標
(x,y)が領域Bに属すると判定された場合、処理は
ステップS46に進む。ステップS46において、分布
相関度演算部23は、変数Nb[Y(x,y)]を1だ
けインクリメントする。
【0056】また、ステップS43で、注目画素の座標
(x,y)が領域A,Bのいずれにも属さないと判定さ
れた場合、処理はステップS45に進む。
【0057】その後、ステップS45で、合成映像デー
タの全ての画素を注目画素としたと判定された場合、処
理はステップS47に進む。ステップS47において、
分布相関度演算部23は、変数Lを0に初期化する。ス
テップS48において、分布相関度演算部23は、変数
Na[L]と変数Nb[L]を乗算し、その積を変数C
orに加算して、その結果を新たな変数Corに設定す
る。
【0058】ステップS49において、分布相関度演算
部23は、変数Lの値がその最大値Lmaxであるか否か
を判定する。変数Lの値がその最大値Lmaxではないと
判定された場合、処理はステップS50に進む。ステッ
プS50において、分布相関度演算部23は、変数Lを
1だけインクリメントする。その後、ステップS49
で、変数Lの値がその最大値Lmaxであると判定される
まで、ステップS48乃至ステップS50の処理が繰り
返される。
【0059】ステップS49で、変数Lの値がその最大
値Lmaxであると判定された場合、処理はステップS5
1に進む。このとき、ステップS48乃至ステップS5
0の処理によって、変数Corの値は、Na[0]・N
b[0]+Na[1]・Nb[1]+・・・+Na[L
max]・Nb[Lmax]となっている。
【0060】ステップS51において、分布相関度演算
部23は、変数Corを、領域Aを占める画素数と領域
Bを占める画素数の積で除算して、その結果を変数Co
rに設定する。ステップS52において、分布相関度演
算部23は、変数Corを、分布相関度Corとしてコ
ントラスト変換部26に出力する。以上、分布相関度演
算処理の説明を終了する。分布相関度Corの値は0以
上1以下となる。
【0061】なお、上述したステップS1乃至ステップ
S3の処理が終了するまでの時間、遅延部24は、コン
トラスト変換部26に対する合成映像データの入力を遅
延している。
【0062】図3に戻る。ステップS4において、コン
トラスト変換部26は、制御部1から入力された領域A
のサイズおよび位置、領域Bのサイズおよび位置、合成
映像データのサイズ、領域Aを占める画素の輝度最大値
Ya、平均値AVa、領域Bを占める画素の輝度最大値
Yb、平均値AVb、並びに分布相関度Corに基づ
き、領域Aの異なる複数の映像毎の平均輝度値を近づけ
るように、合成映像データの画素の輝度Yを輝度Y’に
変換する。ステップS4の処理、すなわち、コントラス
ト変換部26によるコントラスト変換処理の概要につい
て説明する。
【0063】例えば、変換後の合成映像データの領域A
を占める画素の輝度の平均値AVa’が次式(1)に示
すように、変換後の合成映像データの領域Bを占める画
素の輝度の平均値AVb’が次式(2)に示すように変
換される。 AVa’=AVa+M(AVb−AVa)/2 ・・・(1) AVb’=AVb+M(AVa−AVb)/2 ・・・(2)
【0064】ここで、係数Mは分布相関度Corに対
し、Cor=0のとき、M=0となり、Cor=1のと
き、M=1となる、例えば、図8に示すような単調増加
の関数M=f(Cor)であり、コントラスト変換部2
6に予め記憶されている。
【0065】ただし、分布相関度Corが0である場合
には変換は行われず、分布相関度Corが1である場合
には、領域Aを占める画素の輝度の平均値と、領域Bを
占める画素の輝度の平均値が等しくなるように変換が行
なわれる。
【0066】例えば、画素の輝度が8ビットの情報量で
あって、輝度のペデスタルレベルが16である場合、変
換後の輝度Y’は、次式(3)に示すようになる。 Y’=C(Y−16)+16 ・・・(3) ここで、Cはコントラスト変換係数である。
【0067】したがって、領域Aを占める画素の変換後
の輝度の平均値AVa’は次式(4)に示すようにな
る。AVa’=(Σ(Ca(Y−16)+16))/領
域Aのサイズ =Ca(AVa−16)+16 ・・・(4)
【0068】ここで、Caは領域Aを占める画素のコン
トラスト変換係数である。よって、式(1),(4)よ
り、コントラスト変換係数Caを示す次式(5)が導出
される。 Ca=1+M(AVb−AVa)/(2(AVa−16)) ・・・(5)
【0069】同様にして、領域Bを占める画素のコント
ラスト変換係数Cbを示す次式(6)が導出される。 Cb=1+M(AVb−AVb)/(2(AVb−16)) ・・・(6)
【0070】ただし、領域Aを占める画素の変換前の輝
度の最大値Yaを、コントラスト変換係数Caを用い、
式(3)に従って変換した値が最大閾値Ythを越えて
しまう場合、変換後の映像の白つぶれを抑止するため
に、変換後の値が最大閾値Ythと等しくなるように、
コントラスト変換係数Caを次式(7)に示すように変
更する。 Ca=(Yth−16)/(Ya−16) ・・・(7)
【0071】同様に、領域Bを占める画素の変換前の輝
度の最大値Ybを、コントラスト変換係数Cbを用い、
式(3)に従って変換した値が最大閾値Ythを越えて
しまう場合、変換後の映像の白つぶれを抑止するため
に、変換後の値が最大閾値Ythと等しくなるように、
コントラスト変換係数Cbを次式(8)に示すように変
更する。 Cb=(Yth−16)/(Yb−16) ・・・(8)
【0072】次に、コントラスト変換処理の詳細につい
て、図9のフローチャートを参照して説明する。
【0073】ステップS61において、コントラスト変
換部26は、分布相関度Corに対応する係数Mを求
め、式(5)に基づいてコントラスト変換係数Caを算
出し、式(6)に基づいてコントラスト変換係数Cbを
算出する。
【0074】ステップS62において、コントラスト変
換部26は、領域Aを占める画素の輝度最大値Yaを、
コントラスト変換係数Caを適用した式(3)に従って
輝度最大値Ya’に変換し、領域Bを占める画素の輝度
最大値Ybを、コントラスト変換係数Cbを適用した式
(3)に従って輝度最大値Yb’に変換する。
【0075】ステップS63において、コントラスト変
換部26は、輝度最大値Ya’が最大閾値Ythよりも
大きいか否かを判定する。輝度最大値Ya’が最大閾値
Ythよりも大きいと判定された場合、処理はステップ
S64に進む。ステップS64において、コントラスト
変換部26は、変換後の輝度最大値Ya’が最大閾値Y
thと等しくなるように、コントラスト変換係数Caを
式(7)に従って変更する。
【0076】なお、ステップS63で、輝度最大値Y
a’が最大閾値Ythよりも大きくないと判定された場
合、ステップS64の処理はスキップされる。
【0077】ステップS65において、コントラスト変
換部26は、輝度最大値Yb’が最大閾値Ythよりも
大きいか否かを判定する。輝度最大値Yb’が最大閾値
Ythよりも大きいと判定された場合、処理はステップ
S66に進む。ステップS66において、コントラスト
変換部26は、変換後の輝度最大値Yb’が最大閾値Y
thと等しくなるように、コントラスト変換係数Cbを
式(8)に従って変更する。
【0078】なお、ステップS65で、輝度最大値Y
b’が最大閾値Ythよりも大きくないと判定された場
合、ステップS66の処理はスキップされる。
【0079】ステップS67において、コントラスト変
換部26は、合成映像データの1個の画素を注目画素と
する。以下、注目画素の座標を(x,y)と記述し、そ
の輝度をY(x,y)と記述する。
【0080】ステップS68において、コントラスト変
換部26は、注目画素の座標(x,y)が領域Aまたは
領域Bのどちらに属するのか、あるいは、領域Aおよび
領域Bのいずれにも属さないのかを判定する。
【0081】ステップS68で、注目画素の座標(x,
y)が領域Aに属すると判定された場合、処理はステッ
プS69に進む。ステップS69において、コントラス
ト変換部26は、注目画素の輝度Y(x,y)を、コン
トラスト変換係数Caを適用した式(3)に従って輝度
Y’(x,y)に変換する。
【0082】ステップS70において、コントラスト変
換部26は、合成映像データの全ての画素を注目画素と
したか否かを判定する。合成映像データの全ての画素を
注目画素としていないと判定された場合、処理はステッ
プS67に戻り、新たな注目画素が決定されて、以降の
処理が繰り返される。
【0083】なお、ステップS68で、注目画素の座標
(x,y)が領域Bに属すると判定された場合、処理は
ステップS71に進む。ステップS71において、コン
トラスト変換部26は、注目画素の輝度Y(x,y)
を、コントラスト変換係数Cbを適用した式(3)に従
って輝度Y’(x,y)に変換する。
【0084】また、ステップS68で、注目画素の座標
(x,y)が領域A,Bのいずれにも属さないと判定さ
れた場合、処理はステップS70に進む。
【0085】その後、ステップS70で、合成映像デー
タの全ての画素を注目画素としたと判定された場合、処
理はステップS72に進む。ステップS72において、
コントラスト変換部26は、変換済の合成映像データを
後段に出力する。以上、コントラスト変換処理、および
コントラスト調整処理の説明を終了する。
【0086】以上説明したコントラスト調整処理による
効果について、図10および図11を参照して説明す
る。例えば、図10(A)に示すように、コントラスト
調整処理を施す前の映像A,Bのそれぞれが、輝度の範
囲に広がりがなく単色に近いものである場合、コントラ
ストを調整してしまうと領域毎の明るさや色感が不自然
になってしまう。よって、この場合、コントラスト調整
処理を施した後の映像A,Bの輝度は、図10(B)に
示すように、コントラストは調整されない。
【0087】反対に、例えば、図11(A)に示すよう
に、コントラスト調整処理を施す前の映像A,Bの輝度
が、自然画のように自然画のように明るさや色に広がり
がある場合、領域Aと領域Bの映像の明るさや色感を近
づければ、視覚的に違和感のない映像となる。よって、
この場合、コントラスト調整処理を施した後の映像A,
Bの輝度は、図11(B)に示すように、領域Aを占め
る画素の輝度の平均値と、領域Bを占める画素の輝度の
平均値が近づくようにコントラストが補正される。
【0088】さらに、変換後の輝度値が飽和してしまわ
ないようにコントラストを補正する処理も行なっている
ので、映像に白つぶれが生じることが抑止される。
【0089】なお、本実施の形態においては、画素の有
する情報のうち、輝度についてだけ言及したが、画素の
有する情報のうちの色差についても、同様にコントラス
トを調整することができる。
【0090】また、本発明は、2つ以上の映像を合成す
る場合にも提要適用することが可能である。
【0091】ところで、上述した一連の処理は、ハード
ウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェア
により実行させることもできる。一連の処理をソフトウ
ェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構
成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれ
ているコンピュータ、または、各種のプログラムをイン
ストールすることで、各種の機能を実行することが可能
な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、記録
媒体からインストールされる。
【0092】この記録媒体は、図1に示すように、コン
ピュータとは別に、ユーザにプログラムを提供するため
に配布される、プログラムが記録されている磁気ディス
ク3(フロッピディスクを含む)、光ディスク4(CD-R
OM(Compact Disc-Read OnlyMemory)、DVD(Digital Vers
atile Disc)を含む)、光磁気ディスク5(MD(Mini D
isc)を含む)、もしくは半導体メモリ6などよりなるパ
ッケージメディアにより構成されるだけでなく、コンピ
ュータに予め組み込まれた状態でユーザに提供される、
プログラムが記録されているROMやハードディスクなど
で構成される。
【0093】なお、本明細書において、記録媒体に記録
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に従って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理をも含むものである。
【0094】
【発明の効果】以上のように、本発明の表示制御装置お
よび方法、並びにプログラムによれば、演算した画素群
毎の信号レベルの平均値、および相関度を用いて画素群
毎の変換係数を生成し、生成した画素群毎の変換係数を
用いて合成映像データの信号レベルを画素群毎に変換す
るようにしたので、視覚的に違和感を覚えることがな
い、見易い合成映像を生成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である画像処理装置の構
成例を示すブロック図である。
【図2】調整部13の構成例を示すブロック図である。
【図3】コントラスト調整処理を説明するフローチャー
トである。
【図4】最大値検出処理を説明するフローチャートであ
る。
【図5】A/D前処理を説明するフローチャートであ
る。
【図6】平均値演算処理を説明するフローチャートであ
る。
【図7】分布相関度演算処理を説明するフローチャート
である。
【図8】分布相関度Corと係数Mの関係を示す図であ
る。
【図9】コントラスト変換処理を説明するフローチャー
トである。
【図10】コントラスト調整処理による効果を説明する
ための図である。
【図11】コントラスト調整処理による効果を説明する
ための図である。
【符号の説明】
1 制御部, 3 磁気ディスク, 4 光ディスク,
5 光磁気ディスク,6 半導体メモリ, 7 映像
選択部, 8 2画面処理部, 9 AD変換部, 1
3 調整部, 21 最大値検出部, 22 平均値演
算部, 23分布相関度演算部, 24 遅延部, 2
5 A/D前処理部, 26 コントラスト変換部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画面上に設けられた複数の領域に異なる
    映像データが用いられた合成映像データの表示を制御す
    る表示制御装置において、 前記映像データのうちの各領域を占める画素群毎に、信
    号レベルの平均値を演算する平均値演算手段と、 前記画素群毎に、信号レベル分布を解析する解析手段
    と、 前記解析手段で解析された前記画素群毎の前記信号レベ
    ル分布の相関度を演算する相関度演算手段と、 前記平均値演算手段で演算された前記画素群毎の信号レ
    ベルの前記平均値、および前記相関度演算手段で演算さ
    れた前記相関度を用いて、前記画素群毎の変換係数を生
    成する生成手段と、 前記生成手段で生成された前記画素群毎の前記変換係数
    を用いて、前記合成映像データの信号レベルを前記画素
    群毎に変換する変換手段とを含むことを特徴とする表示
    制御装置。
  2. 【請求項2】 前記生成手段は、前記画素群毎の信号レ
    ベルの平均値が、変換前よりも接近するように、前記画
    素群毎の変換係数を生成することを特徴とする請求項1
    に記載の表示制御装置。
  3. 【請求項3】 前記画素群毎に、信号レベルの最大値を
    検出する最大値検出手段をさらに含むことを特徴とする
    請求項1に記載の表示制御装置。
  4. 【請求項4】 前記最大値検出手段によって検出された
    前記画素群毎の信号レベルの最大値に基づき、異なる前
    記映像データをディジタル化する際の入力ダイナミック
    レンジを調整する調整手段をさらに含むことを特徴とす
    る請求項3に記載の表示制御装置。
  5. 【請求項5】 前記最大値検出手段によって検出された
    前記画素群毎の信号レベルの最大値に基づき、前記画素
    群毎の前記変換係数を変更する変更手段をさらに含むこ
    とを特徴とする請求項3に記載の表示制御装置。
  6. 【請求項6】 画面上に設けられた複数の領域に異なる
    映像データが用いられた合成映像データの表示を制御す
    る表示制御装置の表示制御方法において、前記映像デー
    タのうちの各領域を占める画素群毎に、信号レベルの平
    均値を演算する平均値演算ステップと、 前記画素群毎に、信号レベル分布を解析する解析ステッ
    プと、 前記解析ステップの処理で解析された前記画素群毎の前
    記信号レベル分布の相関度を演算する相関度演算ステッ
    プと、 前記平均値演算ステップの処理で演算された前記画素群
    毎の信号レベルの前記平均値、および前記相関度演算ス
    テップの処理で演算された前記相関度を用いて、前記画
    素群毎の変換係数を生成する生成ステップと、 前記生成ステップの処理で生成された前記画素群毎の前
    記変換係数を用いて、前記合成映像データの信号レベル
    を前記画素群毎に変換する変換ステップとを含むことを
    特徴とする表示制御方法。
  7. 【請求項7】 画面上に設けられた複数の領域に異なる
    映像データが用いられた合成映像データの表示を制御す
    るプログラムであって、 前記映像データのうちの各領域を占める画素群毎に、信
    号レベルの平均値を演算する平均値演算ステップと、 前記画素群毎に、信号レベル分布を解析する解析ステッ
    プと、 前記解析ステップの処理で解析された前記画素群毎の前
    記信号レベル分布の相関度を演算する相関度演算ステッ
    プと、 前記平均値演算ステップの処理で演算された前記画素群
    毎の信号レベルの前記平均値、および前記相関度演算ス
    テップの処理で演算された前記相関度を用いて、前記画
    素群毎の変換係数を生成する生成ステップと、 前記生成ステップの処理で生成された前記画素群毎の前
    記変換係数を用いて、前記合成映像データの信号レベル
    を前記画素群毎に変換する変換ステップとを含むことを
    特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが
    記録されている記録媒体。
  8. 【請求項8】 画面上に設けられた複数の領域に異なる
    映像データが用いられた合成映像データの表示を制御す
    るコンピュータに、 前記映像データのうちの各領域を占める画素群毎に、信
    号レベルの平均値を演算する平均値演算ステップと、 前記画素群毎に、信号レベル分布を解析する解析ステッ
    プと、 前記解析ステップの処理で解析された前記画素群毎の前
    記信号レベル分布の相関度を演算する相関度演算ステッ
    プと、 前記平均値演算ステップの処理で演算された前記画素群
    毎の信号レベルの前記平均値、および前記相関度演算ス
    テップの処理で演算された前記相関度を用いて、前記画
    素群毎の変換係数を生成する生成ステップと、 前記生成ステップの処理で生成された前記画素群毎の前
    記変換係数を用いて、前記合成映像データの信号レベル
    を前記画素群毎に変換する変換ステップとを実行させる
    プログラム。
JP2001156735A 2001-05-25 2001-05-25 表示制御装置および方法、記録媒体、並びにプログラム Pending JP2002354372A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001156735A JP2002354372A (ja) 2001-05-25 2001-05-25 表示制御装置および方法、記録媒体、並びにプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001156735A JP2002354372A (ja) 2001-05-25 2001-05-25 表示制御装置および方法、記録媒体、並びにプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002354372A true JP2002354372A (ja) 2002-12-06

Family

ID=19000705

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001156735A Pending JP2002354372A (ja) 2001-05-25 2001-05-25 表示制御装置および方法、記録媒体、並びにプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002354372A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004289825A (ja) * 2003-03-20 2004-10-14 Eastman Kodak Co 周知の写真撮影場所で撮影された画像からの拡張写真製品の製造
WO2007111069A1 (ja) * 2006-03-27 2007-10-04 Pioneer Corporation 映像処理装置およびプログラム
JP2010026456A (ja) * 2008-07-24 2010-02-04 Panasonic Corp 映像表示装置
EP1841216A3 (en) * 2006-03-29 2011-11-23 LG Electronics Inc. Image pickup device, projector including the image pickup device, and image pickup method
JP5780614B2 (ja) * 2011-05-31 2015-09-16 Necディスプレイソリューションズ株式会社 表示装置、表示方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0530442A (ja) * 1991-07-22 1993-02-05 Fujitsu General Ltd デイジタル映像処理回路
JPH09219830A (ja) * 1996-02-13 1997-08-19 Toshiba Corp 映像処理装置
JPH10207424A (ja) * 1997-01-20 1998-08-07 Fujitsu General Ltd Agc回路
JPH10304275A (ja) * 1997-04-25 1998-11-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd テレビジョン受信機
JPH1175088A (ja) * 1997-07-01 1999-03-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 階調補正装置
JPH11289505A (ja) * 1998-04-06 1999-10-19 Sony Corp 映像信号処理回路

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0530442A (ja) * 1991-07-22 1993-02-05 Fujitsu General Ltd デイジタル映像処理回路
JPH09219830A (ja) * 1996-02-13 1997-08-19 Toshiba Corp 映像処理装置
JPH10207424A (ja) * 1997-01-20 1998-08-07 Fujitsu General Ltd Agc回路
JPH10304275A (ja) * 1997-04-25 1998-11-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd テレビジョン受信機
JPH1175088A (ja) * 1997-07-01 1999-03-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 階調補正装置
JPH11289505A (ja) * 1998-04-06 1999-10-19 Sony Corp 映像信号処理回路

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004289825A (ja) * 2003-03-20 2004-10-14 Eastman Kodak Co 周知の写真撮影場所で撮影された画像からの拡張写真製品の製造
WO2007111069A1 (ja) * 2006-03-27 2007-10-04 Pioneer Corporation 映像処理装置およびプログラム
EP1841216A3 (en) * 2006-03-29 2011-11-23 LG Electronics Inc. Image pickup device, projector including the image pickup device, and image pickup method
JP2010026456A (ja) * 2008-07-24 2010-02-04 Panasonic Corp 映像表示装置
JP5780614B2 (ja) * 2011-05-31 2015-09-16 Necディスプレイソリューションズ株式会社 表示装置、表示方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101520068B1 (ko) 다중영상 합성장치 및 그 방법
JP4783985B2 (ja) 映像処理装置、映像表示装置及びそれに用いる映像処理方法並びにそのプログラム
JP5713752B2 (ja) 画像処理装置、及びその制御方法
JP5107349B2 (ja) 動きベクトルに基づく画像のスケーリング
CN102045506B (zh) 图像处理装置及图像处理方法
JP5196731B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
US8380043B2 (en) Reproducing apparatus and reproducing method
US8526057B2 (en) Image processing apparatus and image processing method
US7755670B2 (en) Tone-conversion device for image, program, electronic camera, and tone-conversion method
US20060114334A1 (en) Image pickup apparatus with function of rate conversion processing and control method therefor
TWI387318B (zh) 影像校正電路、影像校正方法以及影像顯示器
JP2007049540A (ja) 画像処理装置および方法、記録媒体、並びに、プログラム
US20120327270A1 (en) Image processing apparatus and image processing method
JP2001268475A (ja) 画質調整方法および画質調整装置
JP2003339029A (ja) 動きベクトル補正回路及び方法
JP2002354372A (ja) 表示制御装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
JP2007180851A (ja) Raw画像の階調変換装置、プログラム、方法、および電子カメラ
JP5117217B2 (ja) 撮像システム及び画像処理方法並びに画像処理プログラム
JP6152009B2 (ja) 撮像装置、撮像方法、プログラム、及び記録媒体
JP4691835B2 (ja) 係数データの生成装置および生成方法、それを使用した情報信号の処理装置および処理方法、それに使用する係数データの取得装置および取得方法、並びに情報記録媒体
JP4258976B2 (ja) 画像処理装置および処理方法
JP2007151094A (ja) 画像の階調変換装置、プログラム、電子カメラ、およびその方法
JP2002158894A (ja) ダイナミックガンマ補正装置
JP5820213B2 (ja) 画像処理装置及びその方法、撮像装置
US20060114352A1 (en) Picture output apparatus and picture output method

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080311

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110215

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110705