JP2007318206A - 原稿読取方法および装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】イメージセンサにより原稿を読み取る原稿読取装置において、ユーザが意図していない立体的構造を原稿として使用するときには、原稿上で使用されている素材の影がでないように読み取り、ユーザが意図している立体的構造を原稿として使用するときには、原稿上で使用されている素材の立体感をそのまま読み取る。
【解決手段】イメージセンサを挟む2方向から原稿に光を照射して読取りを行う影無し読取りと、2方向のうちいずれか1方向のみから原稿に光を照射して読取りを行う前方影読取りまたは後方影読取りとを切り替え可能にする。
【選択図】図3

Description

本発明は、イメージセンサにより原稿を読み取る原稿読取方法および装置に関するものである。
従来、家庭用スキャナ付きカードプリンタが提案されている。この家庭用スキャナ付きカードプリンタを使用すれば、ユーザは、年賀状、家の中で装飾するカードなど、作成するカードの目的に応じて、色々な素材を集め、それを原稿台あるいはテーブルなどの平面上に並べ、スキャナによりスキャンすることによりそれらの素材が合成、印刷されたカードを作ることができる。
そして、上記家庭用スキャナ付きカードプリンタを使用して年賀状を作成する場合には、たとえば、ユーザは、干支のイラスト、「謹賀新年」、「あけましておめでとう」、「本年もよろしくお願い申し上げます」などの文字、年号、差出人住所氏名などの文字といった要素を合成してはがきの通信面を仕上げる。そして、1枚の紙の上にそれらの要素を直接書き込む場合もあるが、干支のイラストは市販のイラスト集などから切り取り、「謹賀新年」、「あけましておめでとう」、「本年もよろしくお願い申し上げます」などの文字は、別の紙に筆で何度か書いてみて気に入ったものを切り取り、それらのイラストと文字を台紙の上に良い塩梅に配置して、その余白に年号、差出人住所氏名などの文字を書き込む場合が多い。また、イラストや文字が書かれた台紙の上に写真を配置する場合もある。
ここで、従来の家庭用スキャナ付きカードプリンタにおいては、上記のように台紙の上に配置された要素をスキャナで読み取って印刷した印刷物において、台紙の上に配置されたイラスト、文字あるいは写真の紙端の影が現れないようにするための方策が施されている。その方策の1つは、イメージセンサを挟む2方向の光源によって照明することにより紙の端の影が出にくくすることである(たとえば、特許文献1参照)。もう一つは、台紙の上の紙が台紙から離れないようにするためにスキャナのステージガラスと原稿とを密着させることにより紙端の影を出にくくすることである。
特公平6−42705号公報
しかしながら、従来の家庭用スキャナ付きカードプリンタは、素材を自由に配置して原稿を構成すれば、それらが合成された印刷物を得られることから、上記で説明した文字、イラスト、写真などの紙片以外に、刺繍、押し花などが素材として使われることもある。これらの素材を使った場合、素材のもつ立体感がそのままプリントされたほうが好ましいと感じるユーザもいる。また、紙の素材であっても、紙を切り並べて作るちぎり絵や切り絵が素材として使用される場合には、むしろ素材のもつ立体感がそのままプリントされた方が好ましいと感じるユーザもいる。
したがって、刺繍、押し花、ちぎり絵、切り絵などの素材の立体感を損なわずにプリントしたいと考えるユーザにとっては、上記のように2方向の光源によって照明したり、素材をスキャナのステージガラスに押し付けたりして影が抑制されるようにすることは好ましくない。さらに、刺繍、ちぎり絵、切り絵などの素材をスキャナのステージガラスに押し付けると、ユーザが折角作ったそれらの作品が押しつぶされて、スキャンニングした後、作品そのものの質感が失われることも問題となる。
本発明は、上記事情に鑑み、写真、イラスト、文字などの紙の小片を並べた原稿のように、ユーザが意図していない立体的構造を原稿として使用するときには、原稿上で使用されている素材の影がでないように読み取り、刺繍、押し花、ちぎり絵、切り絵などの原稿のように、ユーザが意図している立体的構造を原稿として使用するときには、原稿上で使用されている素材の立体感をそのまま読み取ることができる原稿読取方法および装置を提供することを目的とするものである。
本発明の原稿読取方法は、イメージセンサにより原稿に対して光を照射してその反射光に基づいて原稿を読み取る原稿読取方法において、イメージセンサを挟む2方向(たとえば、原稿の読取方向の2方向、図13のy方向の上から下に行く方向、下から上に行く方向だがこの方向に限定されない)から原稿に光を照射して読取りを行う2光源照射モードと、2方向のうちいずれか1方向のみから原稿に光を照射して読取りを行う1光源照射モードとを切り替え可能にしたことを特徴とする。
また、上記本発明の原稿読取方法においては、原稿とイメージセンサとの距離を大きくするとともに、1光源照射モードへの切り替えを行うようにすることができる。
また、1光源照射モードに切り替えられた際、さらに、2方向のうちのいずれか1方向からの光の照射を選択可能にするようにすることができる。
また、1光源照射モードに切り替えられた際、1光源照射モードの読取りによってイメージセンサにより取得された画像信号に、原稿の影画像に応じた影画像信号を伸ばす画像処理を施すようにすることができる。
本発明の原稿読取装置は、原稿を読み取るイメージセンサと、原稿に対し、イメージセンサを挟む2方向から光を照射する2つの光源とを備えた原稿読取装置において、2つの光源を用いて2方向から原稿に光を照射してイメージセンサによる読取りを行う2光源照射モードと、2つの光源のうちいずれか一方を用いて2方向のうちいずれか1方向のみから原稿に光を照射してイメージセンサによる読取りを行う1光源照射モードとを切り替え可能なモード切替手段を備えたことを特徴とする。
また、上記本発明の原稿読取装置においては、原稿とイメージセンサとの距離を大きくする距離変更機構をさらに備えたものとし、その距離変更機構により原稿とイメージセンサとの距離を大きくするとともに、モード切替手段による1光源照射モードへの切り替えを行うようにすることができる。
また、モード切替手段により1光源照射モードに切り替えられた際、上記2方向のうちのいずれか1方向からの光の照射を選択可能な照射方向選択手段をさらに備えるようにすることができる。
また、モード切替手段により1光源照射モードに切り替えられた際、その1光源照射モードの読取りによってイメージセンサにより取得された画像信号に、原稿の影画像に応じた影画像信号を伸ばす画像処理を施す画像処理手段をさらに備えたものとすることができる。
本発明の原稿読取方法および装置によれば、イメージセンサにより原稿を読み取る原稿読取方法において、イメージセンサを挟む2方向から原稿に光を照射して読取りを行う2光源照射モードと、2方向のうちいずれか1方向のみから原稿に光を照射して読取りを行う1光源照射モードとを切り替え可能にしたので、ユーザの目的に応じた読取りを行うことができる。
また、上記本発明の原稿読取方法および装置において、原稿とイメージセンサとの距離を大きくするとともに、1光源照射モードへの切り替えを行うようにした場合には、原稿とイメージセンサとの距離を大きくすることによってイメージセンサから遠い部分はボケ、近い部分はピントが合うことになるので、影が保存された読取りを行うことができるとともに、ボケによる立体感も得ることができる。また、原稿とイメージセンサとの距離を大きくするようにすれば、原稿が押しつぶされないので、原稿の素材として使用されるユーザが作った作品が押しつぶされて作品そのものの質感が失われることも回避することができる。
また、1光源照射モードに切り替えられた際、さらに、2方向のうちのいずれか1方向からの光の照射を選択可能にした場合には、ユーザが原稿の影の出方をイメージセンサの移動方向に対して対象物の前方か後方か任意に選択することができる。
また、1光源照射モードに切り替えられた際、1光源照射モードの読取りによってイメージセンサにより取得された画像信号に、原稿の影画像に応じた影画像信号を伸ばす画像処理を施すようした場合には、影が強調されるので、ユーザはより立体感のある画像を得ることができる。
以下、図面を参照して本発明の原稿読取装置の第1の実施形態を用いたスキャナユニットについて詳細に説明する。図1は、本スキャナユニットの概略構成を示すブロック図である。
本スキャナユニット10は、図1に示すように、読取部11、AD変換部20、画像補正部25、メモリ30、およびモード切替手段40を備えている。
図2に読取部11の詳細断面図を示す。読取部11は、図2に示すように、読取部11を備え、読取部11は筐体19に収容されている。また、筐体19には、ステージガラス18が設けられている。また、読取部11には、読取部11を図中の矢印方向に移動させる移動機構(図示省略)が設けられている。また、スキャナユニット10には、スキャナユニット10の各部を制御する制御部(図示省略)が設けられている。
読取部11は、原稿を反射した光を光電変換して原稿を表す画像信号を出力する受光素子12が多数配列されたイメージセンサと、原稿に向けて光を射出する第1のLED13,第2のLED14と、第1のLED13から射出された光を原稿に照射する第1の導光体15と、第2のLED14から射出された光を原稿に照射する第2の導光体16と、原稿から反射された光を受光素子12まで導光するセルフォックレンズ17とを備えている。なお、図2には、原稿1と原稿1が載置される原稿台2とを示している。原稿1は、紙面1aと紙面1aに貼付された写真などの立体部1bとからなっている。そして、図2に示すように、原稿台2に載置された原稿1にステージガラス18が押し付けされた状態で、読取部11が移動機構により移動させられて原稿1の読取りが行われる。
AD変換部20は、読取部11の受光素子12から出力された画像信号をデジタル画像信号に変換するものである。
画像補正部25は、AD変換部20から出力されたデジタル画像信号に後述するゲイン補正およびシェーディング補正を施すものである。
メモリ30は、画像補正部25において補正処理の施されたデジタル画像信号を記憶するものである。
モード切替手段40は、図3に示すように、モード切替スイッチ41を備えており、図3(A)〜(C)に示すように、モード切替スイッチ41を移動させることによって前方影読取りと、影なし読取りと、後方影読取りとを切り替え可能に構成されている。前方影読取り、影なし読取りおよび後方影読取りについては、後で詳述する。
次に、第1の実施形態の原稿読取装置を用いたスキャナユニット10の作用について説明する。
まず、図2および図4に示すように、原稿台2に原稿1が載置される。そして、図2に示すように読取部11のステージガラス18が原稿1上に位置するように、読取部11が原稿1に対して押し当てられる。
次に、図3に示すモード切替スイッチ41が、前方影読取り、影無し読取り、または後方影読取りのいずれかに切り替えられる。
ここで、モード切替スイッチ41が、前方影読取りに切り替えられた際には、スキャナユニット10内部の制御部(図示省略)が、前方影読取りにきりかえられた信号を取得し、制御部はその信号に基づいて、図4(A)に示すように、第1のLED13および第2のLED14のうち第1のLED13のみから光を射出させる。そして、その光が第1の導光体15により導光されて原稿1に照射される。なお、図4(A)〜(C)においては、第1の導光体15、第2の導光体16およびセルフォックレンズ17は図示省略してある。
そして、第1のLED13から射出された光が原稿1に照射された状態で、制御部からの制御信号によって、図4(A)に示すように、読取部11が移動機構により図中矢印方向に移動させられる。前方影読取りにおいては、上記のように、第1のLED13のみから光を照射するので、図4(A)に示すように、読取部11の移動方向に対して、前方方向に影がついた状態で読取りが行われる。
そして、読取部11の移動にともなって、原稿1から反射された光がセルフォックレンズ17により集光されて、その集光された光は受光素子12によって受光される。そして、受光素子12において光電変換され、受光素子12からAD変換部20に画像信号が出力される。そして、AD変換部20において画像信号がデジタル画像信号に変換され、AD変換部20から出力されたデジタル画像信号に対し画像補正部25においてゲイン補正およびシェーディング補正が施され、その補正処理済みのデジタル画像信号が画像補正部25からからメモリ30に出力され、メモリ30に記憶される。
また、モード切替スイッチ41が、影無し読取りに切り替えられた際には、制御部が、影無し影読取りにきりかえられた信号を取得し、制御部はその信号に基づいて、図4(B)に示すように、第1のLED13および第2のLED14の両方から光を射出させる。そして、その光がそれぞれ第1の導光体15および第2の導光体16により導光されて原稿1に照射される。
そして、第1のLED13および第2のLEDから射出された光が原稿1に照射された状態で、制御部からの制御信号によって、図4(B)に示すように、読取部11が移動機構により図中矢印方向に移動させられる。影無し読取りにおいては、上記のように、第1のLED13および第2のLEDの両方から光を照射するので、図4(B)に示すように、影がつかない状態で読取りが行われる。
そして、読取部11の移動にともなって、原稿1から反射された光がセルフォックレンズ17により集光されて、その集光された光は受光素子12によって受光される。そして、受光素子12において光電変換され、受光素子12からAD変換部20に画像信号が出力される。そして、AD変換部20において画像信号がデジタル画像信号に変換され、AD変換部20から出力されたデジタル画像信号に対し画像補正部25においてゲイン補正およびシェーディング補正が施され、その補正処理済みのデジタル画像信号が画像補正部25からからメモリ30に出力され、メモリ30に記憶される。
また、モード切替スイッチ41が、後方影読取りに切り替えられた際には、制御部が、後方影読取りにきりかえられた信号を取得し、制御部はその信号に基づいて、図4(C)に示すように、第1のLED13および第2のLED14のうち第2のLED14のみから光を射出させる。そして、その光が第2の導光体16により導光されて原稿1に照射される。
そして、第2のLED14から射出された光が原稿1に照射された状態で、図4(C)に示すように、読取部11が移動機構により図中矢印方向に移動させられる。後方影読取りにおいては、上記のように、第2のLED14のみから光を照射するので、図4(C)に示すように、読取部11の移動方向に対して、後方方向に影がついた状態で読取りが行われる。
そして、読取部11の移動にともなって、原稿1から反射された光がセルフォックレンズ17により集光されて、その集光された光は受光素子12によって受光される。そして、受光素子12において光電変換され、受光素子12からAD変換部20に画像信号が出力される。そして、AD変換部20において画像信号がデジタル画像信号に変換され、AD変換部20から出力されたデジタル画像信号に対し画像補正部25においてゲイン補正およびシェーディング補正が施され、その補正処理済みのデジタル画像信号が画像補正部25からからメモリ30に出力され、メモリ30に記憶される。
本発明の第1の実施形態の原稿読取装置を用いたスキャナユニット10によれば、影無し読取りと、前方影読取りおよび後方影読取りとを切り替え可能にしたので、写真、イラスト、文字などの紙の小片を並べた原稿のように、ユーザが意図していない立体的構造を原稿として使用するときには、原稿上で使用されている素材の影がでないように影無し読取りを行い、刺繍、押し花、ちぎり絵、切り絵などの原稿のように、ユーザが意図している立体的構造を原稿として使用するときには、原稿上で使用されている素材の立体感をそのまま読み取ることができるように後方影読取りまたは前方影読取りを行うようにすることができる。つまり、ユーザの目的に応じた読取りを行うことができる。
また、前方影読取りと後方影読取りとを選択可能にしたので、ユーザが原稿の影の出方を任意に選択することができる。
次に、本発明の原稿読取装置の第2の実施形態を用いたスキャナユニットについて説明する。
第2の実施形態の原稿読取装置は、第1の実施形態の原稿読取装置とは、モード切替手段40の構成が異なる。
第2の実施形態の原稿読取装置のモード切替手段40は、図5に示すように、2組の楕円板42と、2組の楕円板42をそれぞれスキャナ内部で回転可能に連結する軸43と、軸43に設けられた凸部44と、フォトインターラプター45とを備えている。そして、楕円板42には、レバー46が設けられている。なお、左右の軸43は連動する構造になっており(図示省略)、ユーザにより横方向に倒すことが可能なレバー46を倒すと2組の楕円板42が回転する。
そして、図5(A)および図6(A)に示すように、レバー46が横方向に倒された状態においては、上記第1の実施形態の原稿読取装置において説明した前方影読取りまたは後方影読取りのいずれかが行われる。なお、前方影読取りまたは後方影読取りのどちらを行うかは予め設定されているものとする。
そして、図5(B)および図6(B)に示すように、レバー46が縦方向に立てられると、フォトインターラプター45により凸部44が検出され、その検出に応じて影あり読取りに切り替えられる。具体的には、検出信号が図示省略した制御部に送られる。制御部は、検出信号の有無に基づいて図4(A)、(C)の動作、または図4(B)の動作を行わせる。
また、レバー46を立てることにより2組の楕円板42が回転し、スキャナユニット部10と原稿1との距離が大きくなるように構成されている。
本発明の第2の実施形態の原稿読取装置を用いたスキャナユニットによれば、原稿1とスキャナユニット10との距離を大きくするとともに、前方影読取りまたは後方影読取りへの切り替えを行うようにしたので、影が保存された読取りを行うことができるとともに、ボケによる立体感も得ることができる。また、原稿とスキャナユニット10との距離を大きくするようにすれば、原稿1が押しつぶされないので、原稿1の素材として使用されるユーザが作った作品が押しつぶされて作品そのものの質感が失われることも回避することができる。
また、上記第2の実施形態の原稿読取装置においては、楕円板42を回転させることにより原稿1とスキャナユニット10との距離を変更するようにしたが、これに限らず、たとえば、図7および図8に示すように、スペーサ50を設けることにより原稿1とスキャナユニット10との距離を変更するようにしてもよい。より具体的には、スキャナユニット10の側面に凹凸部を形成するとともに、スペーサ50の内側に溝を設け、これらを噛み合わせる位置を変更することによって原稿1とスキャナユニット10との距離を変更するようにしてもよい。
そして、さらに、上記スペーサ50を設けるスキャナユニット10において、図9に示すように、スキャナユニット10に、たとえば、反射型フォトセンサや磁気センサなどからなるセンサ部51を設けるとともに、スペーサ50の内側に反射テープや磁気テープなどからなる反射部52を設け、センサ部51により反射部52からの反射信号を検出している状態においては、前方影読取りまたは後方影読取りを行い、センサ部51により反射部52からの反射信号を検出していない状態においては、影無し読取りを行うようにしてもよい。
なお、上記第1および第2の実施形態の原稿読取装置において、前方影読取りまたは後方影読取り(以下「1灯読取り」という。)と影無し読取り(以下「2灯読取り」という。)とでは、明るさが異なるため、実際には同じ画素に対する光量による輝度値が異なることになる。したがって、1灯読取りによる画素値と2灯読取りによる輝度値とを一致させるために、画像信号のゲイン補正とシェーディング補正の補正値とを調整するようにしてもよい。その調整方法について、図10に示すフローチャートを用いて説明する。
具体的には、まず、図11に示すように、原稿台2上に白板3を載置し、読取部11を白板3の位置まで移動させる(S10)。次に、第1のLED13または第2のLED14のいずれか1灯を点灯させ、そのとき各受光素子12から出力される画像信号のピーク値がAD変換部20の最大値となるように画像信号のゲインを調整する(S11)。
そして、読取部11の各受光素子12のシェーディング補正値を計算し、その値を画像補正部25内1灯用メモリに保存する(S12)。
次に、第1のLED13と第2のLED14の2つを点灯させ、そのとき受光素子12から出力される画像信号のピーク値がAD変換部20の最大値となるように画像信号のゲインを調整する(S13)。
そして、読取部11の各受光素子12のシェーディング補正値を計算し、その値を画像補正部25内2灯用メモリに保存する(S14)。
そして、原稿1の読取りを開始する(S15)。そして、原稿1の読取りが1灯読取りである場合には、1灯用メモリに記憶されたシェーディング補正値を用いてデジタル画像信号にシェーディング補正を施すようにする(S16,S17)。一方、原稿1の読取りが2灯読取りである場合には、2灯用メモリに記憶されたシェーディング補正値を用いてデジタル画像信号にシェーディング補正を施すようにする(S16,S18)。
次に、本発明の原稿読取装置の第3の実施形態を用いたスキャナユニットについて説明する。
第3の実施形態の原稿読取装置は、前方影読取りまたは後方影読取りの際、読取部11によって読み取られた画像の影を強調することによって、立体感の程度の高い画像を得ることができるものである。
具体的には、第3の実施形態の原稿読取装置は、図12に示すように、上記第1および第2の実施形態の原稿読取装置に、さらに画像処理手段60を設けたものである。
画像処理手段60は、読取部11により取得された画像信号に、原稿の影画像に応じた影画像信号を伸ばす画像処理を施すものである。
以下、第3の実施形態の原稿読取装置を用いたスキャナユニットの作用について説明する。なお、以下の説明においては、読取部11の長手方向をx、x方向と垂直であり、読取部11が移動する方向をyとする。また、読取部11によって得られる画像のx方向のサイズをM、y方向のサイズをN(たとえば、画素数)とする。
第3の実施形態の原稿読取装置においては、画像処理手段60は、後方影読取りまたは前方影読取りに切り替えられた際、まず、後方影読取りまたは前方影読取りを行って画像I(x,y)を取得し、その画像I(x,y)が画像処理手段60に入力される。そして、次に、画像処理手段60は、影無し読取りを行って画像I(x,y)を取得し、その画像I(x,y)が画像処理手段60に入力される。そして、画像処理手段60において、画像I(x,y)から画像I(x,y)を減じることによって影画像Is(x,y)を算出する。そして、さらに、影画像Is(x,y)に対し、原稿1の立体部1bの影ができる方向に影を伸ばす画像処理が施され、影が伸ばされた画像Iss(x,y)が取得される。そして、画像Iss(x,y)と画像I(x,y)とが加算されて最終的な画像I(x,y)が取得される。
ここで、図13に示す原稿を後方影読取りによって読み取った際の作用について説明する。図13の原稿は、「謹賀新年」、「本年もよろしく 東京都港区A1 理想太郎」と書かれた台紙の上に厚手の紙片を1枚貼って作ったものである。図中破線で示しているのは紙片の端である。この線を境にして紙片が用紙に垂直方向に出っ張る立体構造となっている。
まず、後方影読取りにより、図14(A)に示すような画像I(x,y)が取得される。なお、後方影読取りは、図13に示す原稿を読取部11により上から下に向かって読み取って行われたものとする。画像I(x,y)においては、紙片の影が紙片の下方にのみ現れる。
そして、次に、影無し読取りが行われ、図14(B)に示すような画像I(x,y)が取得される。画像I(x,y)においては、紙片の影は現れない。
次に、図14(A)に示す画像I(x,y)から図14(B)に示す画像I(x,y)が減算され、図14(C)に示すような影画像Is(x,y)が取得される。
そして、図14(C)に示す影画像に、影を伸ばす画像処理が施され、図14(D)に示す影が伸ばされた画像Iss(x,y)が取得される。
そして、図14(B)に示す画像I(x,y)に図14(D)に示す画像Iss(D)が加算され、図12(E)に示すような、最終的な画像I(x,y)が取得される。
以下に、影を伸ばす画像処理について、図15に示すフローチャートを用いてより詳細に説明する。
まず、画像I(x,y)から画像I(x,y)が減算され、影画像Is(x,y)が取得される(S10)。
ステップ1:0≦x<Mにおいて、以下のステップ2〜3を実行する(S11、S19、S20)。
ステップ2:Iss(x,0)=Is(x,0)により、画像Iss(x,y)の上端1列の初期値を代入する(S12)
ステップ3:0<y<Nにおいて、以下のステップ4を実行する(S12、S17、S18)。
ステップ4:W=Iss(x,y−1)×αを算出する(S13)。WとIs(x,y)とを比較し(S14)、Wの方が小さいならば、Iss(x,y)にIs(x,y)を代入し(S15)、Wの方が大きいか或いは等しいならば、Iss(x,y)にWを代入する(S16)。
なお、αは影をどの程度伸ばすかを決める乗数であり、0<α<1の範囲である。αを大きくすると影の伸びは長くなり、αを小さくすると影の伸びは短くなる。αをユーザが任意に選択できるようにしてもよい。
次に、上記ステップにより影が伸ばされるプロセスを図により説明する。図16の画像は、図14(C)の影画像と同じものである。この影画像を線ABに沿って縦に切り出して得られるy方向の画像プロファイルを図17(A)に示す。上記ステップにより図17(A)に示すプロファイルは、図17(B)に示すプロファイルに変換される。
また、図18に、画像I(x,y)、画像I(x,y)の一例、およびこの画像I(x,y)と画像I(x,y)とを用いて図15に示すフローチャートを実行して取得される画像Is(x,y)、画像Iss(x,y)とを示す。
なお、上記第3の実施形態の原稿読取装置においては、後方影読取りまたは前方影読取りと影無し読取りとを両方行い、これらの読取りによって得られた画像を減算して影画像Is(x,y)を取得し、その影画像Is(x,y)を延ばす処理を行うようにしたが、必ずしも後方影読取りまたは前方影読取りと影無し読取りとを両方行う必要はなく、たとえば、影無し読取りを行わずに後方影読取りまたは前方影読取りのみを行って画像I(x,y)を得、その画像I(x,y)に対して、影の部分を延ばす処理を施すようにしてもよい。
また、上記実施形態の原稿読取装置において、たとえば、画像処理手段60は、影無し読取りを行って影無し画像を得るとともに、前方影読取りおよび後方影読取りを行って前方影読取り画像と後方影読取り画像とをそれぞれ取得し、影無し画像から前方影読取り画像を減算して前方影画像を取得するとともに、影無し画像から後方影読取り画像を減算して後方影画像を取得し、前方影画像の方が後方影画像よりも影の量が多い場合には、前方影読取り画像を1灯読取り画像として取得し、後方影画像の方が前方影画像よりも影の量が多い場合には、後方影読取り画像を1灯読取り画像として取得することによって、後方影読取り画像または前方影読取り画像のいずれかを1灯読取り画像として自動的に選択するようにしてもよい。
本発明の原稿読取装置の第1の実施形態の概略構成を示すブロック図 読取部の詳細断面図 モード切替スイッチを示す図 前方影読取り、後方影読取りおよび影無し読取りを説明するための図 本発明の原稿読取装置の第2の実施形態の概略構成図 本発明の原稿読取装置の第2の実施形態の一部拡大図 原稿と読取部との距離を変更する機構の一実施形態の概略構成図 原稿と読取部との距離を変更する機構の一実施形態の概略構成図 影無し読取りと前方影読取りまたは後方影読取りとを切り替えるための機構の一実施形態を示す図 1灯読取りの画素値と2灯読取りの画素値とを一致させるための調整方法を説明するためのフローチャート 1灯読取りの画素値と2灯読取りの画素値とを一致させるための調整方法を説明するための図 本発明の原稿読取装置の第3の実施形態の概略構成を示すブロック図 原稿の一例を示す図 (A)後方影読取りによって得られた画像を示す図(B)影無し読取りによって得られた画像を示す図(C)影画像を示す図(D)影を伸ばした画像を示す図(E)最終画像を示す図 影を伸ばす画像処理を説明するためのフローチャート 影画像を示す図 (A)図16に示す影画像を線ABに沿って縦に切り出して得られる画像プロファイル(B)図16に示す影画像を伸ばしたときの画像プロファイル 後方影読取り画像I(x,y)、影無し読取り画像I(x,y)、影画像Is(x,y)および影を伸ばした画像Iss(x,y)の一例を示す図
符号の説明
1 原稿
1a 紙面
1b 立体部
2 原稿台
3 白板
10 スキャナユニット
11 読取部
12 受光素子(イメージセンサ)
13 第1のLED(光源)
14 第2のLED(光源)
15 第1の導光体
16 第2の導光体
17 セルフォックレンズ
18 ステージガラス
20 AD変換部
25 画像補正部
30 メモリ
40 モード切替手段
41 モード切替スイッチ
42 楕円板
43 軸
44 凸部
45 フォトインターラプター
46 レバー
50 スペーサ
51 センサ部
52 反射部
60 画像処理手段

Claims (8)

  1. イメージセンサにより原稿を読み取る原稿読取方法において、
    前記イメージセンサを挟む2方向から前記原稿に光を照射して前記読取りを行う2光源照射モードと、前記2方向のうちいずれか1方向のみから前記原稿に光を照射して前記読取りを行う1光源照射モードとを切り替え可能にしたことを特徴とする原稿読取方法。
  2. 前記原稿と前記イメージセンサとの距離を大きくするとともに、前記1光源照射モードへの切り替えを行うことを特徴とする請求項1記載の原稿読取方法。
  3. 前記1光源照射モードに切り替えられた際、さらに、前記2方向のうちのいずれか1方向からの光の照射を選択可能にしたことを特徴とする請求項1または2記載の原稿読取方法。
  4. 前記1光源照射モードに切り替えられた際、該1光源照射モードの前記読取りによって前記イメージセンサにより取得された画像信号に、前記原稿の影画像に応じた影画像信号を伸ばす画像処理を施すことを特徴とする請求項1から3いずれか1項記載の原稿読取方法。
  5. 原稿を読み取るイメージセンサと、前記原稿に対し、前記イメージセンサを挟む2方向から光を照射する2つの光源とを備えた原稿読取装置において、
    前記2つの光源を用いて前記2方向から前記原稿に光を照射して前記イメージセンサによる読取りを行う2光源照射モードと、前記2つの光源のうちいずれか一方を用いて前記2方向のうちいずれか1方向のみから前記原稿に光を照射して前記イメージセンサによる読取りを行う1光源照射モードとを切り替え可能なモード切替手段を備えたことを特徴とする原稿読取装置。
  6. 前記原稿と前記イメージセンサとの距離を大きくする距離変更機構をさらに備え、
    該距離変更機構により前記原稿と前記イメージセンサとの距離を大きくするとともに、前記モード切替手段による前記1光源照射モードへの切り替えを行うことを特徴とする請求項5記載の原稿読取装置。
  7. 前記モード切替手段により前記1光源照射モードに切り替えられた際、前記2方向のうちのいずれか1方向からの光の照射を選択可能な照射方向選択手段をさらに備えたことを特徴とする請求項5または6記載の原稿読取装置。
  8. 前記モード切替手段により前記1光源照射モードに切り替えられた際、該1光源照射モードの前記読取りによって前記イメージセンサにより取得された画像信号に、前記原稿の影画像に応じた影画像信号を伸ばす画像処理を施す画像処理手段をさらに備えたことを特徴とする請求項5から7いずれか1項記載の原稿読取装置。
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