JPH08152771A - デジタル複写機 - Google Patents

デジタル複写機

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Publication number
JPH08152771A
JPH08152771A JP6293008A JP29300894A JPH08152771A JP H08152771 A JPH08152771 A JP H08152771A JP 6293008 A JP6293008 A JP 6293008A JP 29300894 A JP29300894 A JP 29300894A JP H08152771 A JPH08152771 A JP H08152771A
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JP
Japan
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braille
unit
read
turned
light
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Pending
Application number
JP6293008A
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English (en)
Inventor
Shusuke Onishi
秀典 大西
Yoshinori Shiraishi
嘉儀 白石
Koichi Eto
幸一 衛藤
Norihide Kunikawa
憲英 国川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
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Priority to JP6293008A priority Critical patent/JPH08152771A/ja
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  • Facsimiles In General (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
  • Image Input (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 デジタル複写機において、点字原稿を読取
り、所定の言語に変換して複写すること。 【構成】 デジタル複写機において、原稿の表面に対し
て斜めから光を照射する第1の光源を有する第1の照射
部と第2の光源を有する第2の照射部とを具備し、通常
モード時は前記第1及び第2照射部の両方を点灯させ原
稿を読取り、点字モード時は、前記第2照射部を消灯し
第1照射部のみを点灯させ原稿を読みとる読取り部と、
点字モード時に該読取り部で読取った情報と比較するた
めに予め所定言語を登録した点字情報記憶部と前記点字
モードにて読取った情報と前記点字情報記憶部に登録さ
れた所定言語とを比較し、比較結果から特定言語を読み
出す点字翻訳部と、該点字翻訳部で読み出された特定言
語を出力する出力部とを有する構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル複写機に関
し、点字原稿を自動的に文字認識し、文字情報に変換し
て複写する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図書館等では盲人専用の書物を普
通の人が読むことはできなかった。又点字を文字情報に
変換する装置も無かったが、特開昭62ー212685
号公報及び特開平3ー249863号公報の技術が開発
され上記の問題の解決の一助となっている。
【0003】具体的には特開昭62ー212685号公
報は文字情報を音声又は点字情報に変換するものであ
り、特開平3ー249863号公報はファクシミリ装置
において点字を読取り他のファクシミリ装置に点字のま
ま送信するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記方法
は図27で示す様にテーブルガラス52上の点字原稿5
1の真上から光54を当て透過光を光センサ53で検知
しており、光センサ53側から見た画像は図28の様に
なる。
【0005】従来技術では、点字を読み取る際、原稿の
上から光を当てる為に、原稿の上に光源を設ける必要が
あるので、原稿のカバーが大きくなり機構も複雑にな
る。又、原稿の厚みが厚い場合、点字の突起部とそうで
ない部分で、光の透過率に差がほとんど無くなり、点字
突起部の検知が出来なくなる。すなわち点字認識のレベ
ルが非常に低いと言える。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の点字読取
複写機は、原稿の表面に対して斜めから光を照射する第
1の光源を有する第1の照射部と第2の光源を有する第
2の照射部とを具備し、通常モード時は前記第1及び第
2照射部の両方を点灯させ原稿を読取り、点字モード時
は前記第2照射部を消灯し第1照射部のみを点灯させ原
稿を読みとる読取り部と,点字モード時に該読取り部で
読取った情報と比較するために予め所定言語を登録した
点字情報記憶部と、前記点字モードにて読取った情報と
前記点字情報記憶部に登録された所定言語とを比較し、
比較結果から特定言語を読み出す点字翻訳部と、該点字
翻訳部で読み出された特定言語を出力する出力部とを有
することを特徴とするデジタル複写機である。
【0007】請求項2記載の点字読取り複写機は、前記
第2照射部に相当する位置に反射板を設け、通常モード
時は前記第1照射部を点灯させ該第1照射部の直接光と
前記反射板により反射された前記第1照射部の反射光と
で原稿を読取り、点字モード時は前記反射板を前記第1
照射部の光が当たらない位置へ退避させることを特徴と
する請求項1記載のデジタル複写機である。
【0008】請求項3記載の点字読取複写機は、前記反
射板と原稿との間に光吸収性の遮光板を備え、前記遮光
板は点字モード時のみ前記反射板の反射板を遮断するこ
とを特徴とする請求項1記載のデジタル複写機である。
【0009】請求項4記載の点字読取複写機は、前記点
字モード時において最初のスキャン動作で前記第1照射
部を消灯し、第2照射部のみ点灯させ、次のスキャン動
作もしくは最初のスキャン動作のリターン時は前記第2
照射部を消灯し、第1照射部のみ点灯させることを特徴
とする請求項1記載のデジタル複写機である。
【0010】請求項5記載の点字読取複写機は、前記点
字翻訳部において前記読取部で読取った情報と前記点字
記憶部に登録された所定言語とを比較する場合に点字の
突起の数から先に検索し、突起の数が同じものの中から
該当する文字情報を検索した後、特定言語を読み出すこ
とを特徴とする請求項1記載のデジタル複写機である。
【0011】
【作用】請求項1記載の構成によれば、複写機の光源ユ
ニットを利用し、原稿上の点字を検知し読み取ることが
できるので機構が簡素にできる。又点字と点字でない文
字が混在している原稿に対しては点字のみを翻訳してそ
うでない文字や図形は原稿の内容をそのまま出力でき
る。
【0012】請求項2記載の構成によれば、コピーラン
プ数を削減できるため消費電力と部品コストが低減でき
る。
【0013】請求項3記載の構成によれば、請求項2の
効果に加え、更に反射板を移動されず遮光板を追加する
構成のため、反射板の傾き誤差によるノーマルモード時
の読取の画質不良を防止できる。
【0014】請求項4記載の構成によれば、点字原稿の
突起部に違う方向から光を当てることにより、突起部に
出来る影の違いを利用して点字検知を行うので点字翻訳
作業の効率の向上が図れる。
【0015】請求項5記載の構成によれば、最初に読取
った点字の突起部の数を数えて点字パターンデータ中の
突起が同じものを探すために該当文字検索の処理時間が
早くなる。
【0016】
【実施例】
(実施例1)本発明の実施例を図1〜図11に基づき説
明する。
【0017】図1は本発明に係るデジタル複写機の外観
斜視図であり、通常の複写機と同様に、原稿載置台の下
部に点字読取り光源ユニットがあり、そのフィード方向
は図中の矢印の方向であり、リターンはその反対であ
る。
【0018】図4のブロック図を説明すれば、点字原稿
を第1,第2照射部を有する光源ユニットの走査によっ
て点字情報として読み取る点字情報読取り部45と、読
取った点字情報を記憶する点字情報記憶部46と、あら
かじめ点字情報を記憶している点字情報辞書部41と、
読取った点字情報記憶部内のデータと点字情報辞書部内
のデータを比較する為の点字情報比較部42と、点字情
報比較部42で比較作業を行い判断する判断部43と、
該当データが無かった場合に警告を行なう警告部44
と、点字情報比較部で比較され検索された点字情報辞書
部内のデータを、あらかじめ点字に対応した文字情報を
記憶している文字情報辞書部47内のデータに変換する
文字情報変換部48と、感光体ドラムを帯電させる帯電
部、文字情報変換後の文字情報をレーザー光によって露
光させる露光部、露光によって形成された静電潜像をト
ナーによって可視像にする現像部、ドラム上の可視像を
用紙に転写する転写部、転写紙上の電位を中和し、ドラ
ムより剥離する剥離部とドラム上の残留トナーをクリー
ニングブレードで回収するクリーニング部、ドラム上の
残留電荷を消去する除電部、剥離後の用紙上のトナー像
を定着させる定着部等を備える複写プロセス制御部49
と定着後の用紙を排紙する複写出力部50を備えてい
る。
【0019】図2(A),(B)で示すようにノーマル
モード(通常原稿)では第1照射部6、第2照射部7の
両方が点灯し、点字原稿8がテーブルガラス1上の基準
位置に置かれている場合は、点字突起部の影は移らな
い。尚、2,5はレフレクター、3,4はコピーラン
プ、9は第1ミラーである。
【0020】図3(A),(B)で示すように点字モー
ド時は、オペレーションキーによって点字モードに入る
ことによって第2照射部のコピーランプを消灯し、第1
照射部6のみを作動させてスキャンを行ないフィードの
時に点字の突起部によって出来た三日月状の黒影を、光
源ユニットがフィード開始位置からフィードを開始した
時をトリガーにして読取り、点字1文字を構成している
6つの位置に黒インクによるよごれ等があった場合にそ
れが点字突起部の影なのか、黒インクによるよごれなの
かを判断する為に影の部分の画素数をカウントし、その
画素の位置する座標から影の形を検知し、点字の6つの
影のうち画素数と影の形がちがうものは、黒インクによ
るよごれであるとし、読取った点字情報から、黒インク
によるよごれの部分は削除した後、点字情報記憶部に記
憶し、点字情報比較部にて点字情報辞書部のデータと比
較し、文字情報変換部にて文字情報辞書部の所定の言語
に変換後、出力部にて出力する。
【0021】具体的に座標から影の形を検知する方法を
説明すれば、点字の突起部によって出来た影は図11
(A)の様に形成されX軸a〜b、Y軸c〜dの長方形
の中に入っており、黒インクのよごれは、図11(B)
で示すように同じ大きさの長方形の中には入らないので
長方形の中に入っているものを点字突起部の影、長方形
の中に入らないものを黒インクによるよごれであると判
断する。
【0022】ここで、図8にて点字の大きさと影の出き
方を説明すれば、点字突起部の大きさは、幅が1.5m
m、高さ0.4mmの半球状になっており、光束500
[lm]の光源が、10mmの高さの点字原稿の点字突
起部の中心に対して光の照射角度が45°になる位置に
来た時に、点字情報を読み取る。
【0023】次に図9にて点字突起部の位置関係の説明
をすれば、点字は6つ点からなる1マスを基本単位とし
ていて、突起の位置は縦では1・2点間が2.3mm
で、2・3点間も2.3mm、横では1・4点間は2.
1mmで、4の点と隣のマスの1の点との間は3.0m
mとなっている。
【0024】更に、図10において、点字情報辞書の点
字データと文字情報辞書のアドレスの関係について説明
すれば、点字情報辞書のあるアドレスSの点字データA
は、6ケタのデジタル信号であり、この数値を文字情報
辞書ではアドレスに用いている。よって点字データA1
10100に対応する文字データDとなる。
【0025】図5、6、7に基づき本実施例の動作を説
明すれば、電源ONにした後、初期状態(S1)ではヒ
ーターウォームアップやメモリ初期化を行い、キー入力
待ちとなる。その後、点字モードキーを押された場合点
字モードに入り、押されない場合は点字モードに入らな
い。(S2)点字モードでない時にプリントキーを押さ
れた場合(S3)には、通常のコピー動作後(S4)排
紙(S5)して、初期状態にもどる。
【0026】点字モードの時プリントキーを押されたら
(S6)、光学第1照射部のみランプを点灯させ(S
7)、光学系が待機位置から操作開始信号により、移動
を開始し、原稿面に対し、第1照射部からの照射光が4
5度になる位置関係(図8参照)で点字原稿の点字突起
部の影を読み取る(S8)。点字は、6つの点(縦3×
横2)の突起の有無によって表わされており、突起部に
は影が出来るが、そうでなければ影が出来ない。図9の
左側の点字を例に説明すると、黒マルと白マルのうち黒
マルの方を突起部とすると影は、図9の1,2,4の点
にでき、3,5,6の点にはできない。そして影の部分
をデジタル信号の1,そうでない部分をデジタル信号の
0とすると、図9の点字は1,2,3,4,5,6の点
が黒,黒,白,黒,白,白となっているので、読み取る
デジタル信号は110100となり、これを点字記憶部
に記憶する(S9)。次に読み取った点字情報を点字情
報比較部にて点字情報辞書(S11)内のデータと比較
する(S10)が、その方法を図7を用いて説明する。
【0027】まず、点字情報辞書のアドレスSを0に設
定し(S27)、アドレス0の内容をDとする(S2
8)、そして点字情報記憶部に記憶している点字データ
をTとしてTからDを引いた値をIとする(S29)、
Iか0でない場合(S30)にSが点字情報辞書の最終
アドレスでなければ、Sに1をたして(S32)、次の
アドレスの内容を比較する。それを繰り返してIが0に
なった時(S30)は、文字情報辞書(S14)内のそ
の時のDの値のアドレス内のデータを文字データとして
抜き出す(S33)。一方Sが最終アドレスになっても
Iが0にならなかった場合は、ディスプレイに「該当デ
ータ無し」「原稿内容をそのまま出力しますか?」「出
力する場合にはプリントキーを、出力しない場合にはク
リアキーを押して下さい」と表示し(S22)、プリン
トキーが押された場合(S23)は、通常コピー(S2
4)動作後排紙し(S25)、初期状態へもどりクリア
キーが押された場合(S26)には初期状態へもどる。
【0028】文字情報変換部で変換された文字情報は、
感光体ドラム帯電(S15)後、レーザー光によりドラ
ムに露光され(S16)、トナーによって現像(S1
7)された後、転写チャージャーによりコピー用紙に転
写(S18)され、除電針により剥離(S19)後、定
着(S20)して排紙(S21)し、初期状態にもど
る。
【0029】(実施例2)本発明の他の実施例を図12
〜図14に基づいて説明する。
【0030】実施例1に於いて実行した点字を読み取る
光源ユニットの構成を2つの光源を用いる方法から1つ
の光源と反射板を用いる方法に変更したのが本実施例で
ある。図12(A),(B)にてノーマルモードではテ
ーブルガラス11の上に置かれた点字原稿18の突起部
にはコピーランプ13からの光とソレノイド可動板及び
リフレクター16によって反射された光が当たり、形成
される画像は図12(A)の様になる。
【0031】図13(A),(B)及び図14にて点字
モードではソレノイド15をONにして、ソレノイド可
動板及びリフレクター16を倒し、点字原稿18の突起
部に、ソレノイド可動板及びリフレクター16によって
反射された光が当たらないので、形成される画像は図1
3(A)の様になる。そしてコピーが終了したらソレノ
イド15をOFFし、ソレノイド可動板及びリフレクタ
ー16は復帰スプリング17によってノーマルモードの
位置にもどる。尚、12はリフレクター、14は第1ミ
ラーである(実施例1と同様)。
【0032】(実施例3)本発明の他の実施例を図15
〜図17に基づいて説明する。
【0033】実施例2に於いて実行した点字を読取る光
源ユニットの構成を1つの光源と可動式の反射板を用い
る方法から1つの光源と固定された反射板、そして光吸
収性の遮光板を用いる方法に変更したのが本実施例であ
る。
【0034】図15(A),(B)にてノーマルモード
では、テーブルガラス22の上に置かれた点字原稿21
の突起部には、コピーランプ24からの光と、反射板2
9によって反射された光が当たり、形成される画像は図
15(A)の様になる。
【0035】図16(A),(B)及び図17にて、点
字モードでは、モーター27を回転させて光吸収性の遮
光板26を回転し、反射板29の前面に移動させるの
で、点字原稿21の突起部には反射板29によって反射
された光が当たらないので形成される画像は図16
(A)の様になる。尚、23はレフレクター,25は第
1ミラーである。
【0036】(実施例4)本発明の他の実施例を図18
〜図21,図24に基づいて説明する。
【0037】実施例1に於いて点字を読取る光源ユニッ
ト内の第1照射部36のみを作動させて、点字とそうで
ない文字及び図形が混在している原稿をフィード開始位
置に光源ユニットが来て、フィードを開始する時(図1
8(B))をトリガーにして読みとり、この時形成され
る画像は図18(A)の様になる。
【0038】次に光源ユニットがリターンを開始した時
(図19)に第1照射部36を消灯し、光源ユニットが
リターンからフィードを開始する時(図20(B))に
第2照射部37を作動させて同原稿を読取り、この時形
成される画像は図20(A)の様になり、最後にリター
ンする(図21)。
【0039】点字とそうでない文字及び図形が混在して
いる原稿をこの方法で読取った場合、点字突起部は、図
18(A)と図20(A)の様に違いがあり、そうでな
い文字及び図形は同画像となるので、点字突起部のみを
検知し、翻訳する事が出来る。この時の第1照射部36
と第2照射部37の動作のタイミングチャートを図24
に示す。尚、31は点字読取り光源ユニット、32はレ
ンズ、33は原稿カバー、34は第2,第3ミラーユニ
ット、35はCCDである。
【0040】(実施例5)本発明の他の実施例を図2
2,図23,図25に基づいて説明する。
【0041】実施例4に於いて点字とそうでない文字及
び図形が混在している原稿を読取る際、光源ユニットが
フィード開始位置からフィードを開始する時(図22
(B))をトリガーにして第1照射部36を作動させて
読取りこの時形成される画像は図22(A)の様にな
る。次に光源ユニットがリターンを開始する時(図23
(B))をトリガーにして、第1照射部36を消灯し、
第2照射部37を作動させて原稿を読取りこの時形成さ
れる画像は図23(A)の様になる。この時の第1照射
部36と第2照射部37の動作のタイミングチャートを
図25に示す。
【0042】(実施例6)本発明の他の実施例を図26
に基づいて説明する。
【0043】点字原稿を読取る時、まず点字モードに入
る(S1)。この時点字モードに入らなかった場合はノ
ーマルモードにてコピー(S2)後出力(S3)する。
点字モードで点字情報を読取り点字情報記憶部に記憶
し、この時点字の突起の数を記憶しておく(S4)。次
に点字情報辞書内から突起の数が同じもののデータを検
索(S5)し、該当するデータが無い場合には、原稿内
容をダイレクトに出力(S7)し、該当するデータが有
る場合には(S6)、点字情報比較部にて比較(S8)
し、該当するデータが無い場合には、原稿内容をダイレ
クトに出力(S7)し、該当するデータが有る場合(S
9)には、文字情報変換部にて所定の文字に変換(S1
0)した後、出力(S11)する。
【0044】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、複写機の
光源ユニットを利用し、原稿上の点字を検知し読み取る
ことができるので、機構が簡素にできる。又、点字と点
字でない文字が混在している原稿に対しては、点字のみ
を翻訳して、そうでない文字や図形は原稿の内容をその
まま出力するため操作性の優れた点字読取複写機が提供
できる。
【0045】請求項2記載の発明によれば、コピーラン
プ数を削減できるため消費電力と部品コストが低減でき
る。
【0046】請求項3記載の発明によれば、請求項2の
効果に加え、更に反射板を移動させず遮光板を追加する
構成のため、反射板の傾き誤差によるノーマルモード時
の読取の画質不良を防止でき鮮明な画像を提供できる。
【0047】請求項4記載の発明によれば、点字原稿の
突起部に違う方向から光を当てることにより、突起部に
出来る影の違いを利用して点字検知を行うので点字翻訳
作業の効率の向上が図れる。
【0048】請求項5記載の発明によれば、最初に読取
った点字の突起部の数を数えて点字パタンデータ中の突
起が同じものを探すために該当文字検索の処理時間が早
くなり、操作性の優れた点字読取複写機が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る複写機の外観斜視図である。
【図2】(A)ノーマルモードにて点字原稿を読取った
場合の画像を表す図である。 (B)光源ユニットの側面図である。
【図3】(A)点字モードにて点字原稿を読取った場合
の画像を表す図である。 (B)光源ユニットの側面図である。
【図4】本発明のブロック図である。
【図5】本発明の動作を示すフローチャート(1)であ
る。
【図6】本発明の動作を示すフローチャート(2)であ
る。
【図7】フローチャート(1)のA部の詳細を示すフロ
ーチャートである。
【図8】点字の大きさと影の出き方を表す図である。
【図9】点字突起部の位置関係を表す図である。
【図10】(A)点字情報辞書を表す図である。 (B)文字情報辞書を表す図である。
【図11】(A)点字の影の検出方法を表す図である。 (B)インクによる汚れの影の検出方法を表す図であ
る。
【図12】(A)ノーマルモードにて点字原稿を読取っ
た場合の画像を表す図である。 (B)電源ユニットの側面図である。
【図13】(A)点字モードにて点字原稿を読取った場
合の画像を表す図である。 (B)光源ユニットの側面図である。
【図14】ソレノイド可動板の動作を表す図である。
【図15】(A)ノーマルモードにて点字原稿を読取っ
た場合の画像を表す図である。 (B)光源ユニットの側面図である。
【図16】(A)点字モードにて点字原稿を読取った場
合の画像を表す図である。 (B)光源ユニットの側面図である。
【図17】図15(B)のP矢視図である。
【図18】(A)点字モードにて点字原稿を読取った場
合の画像を表す図である。 (B)光源ユニットの側面図である。(フィード時)
【図19】光源ユニットの側面図である。(リターン
時)
【図20】(A)点字モードにて点字原稿を読取った場
合の画像を表す図である。 (B)光源ユニットの側面図である。(フィード時)
【図21】光源ユニットの側面図である。(リターン
時)
【図22】(A)点字モードにて点字原稿を読取った場
合の画像を表す図である。 (B)光源ユニットの側面図である。(フィード時)
【図23】(A)点字モードにて点字原稿を読取った場
合の画像を表す図である。 (B)光源ユニットの側面図である。(リターン時)
【図24】光源ユニットの動作を表すタイムチャートで
ある。
【図25】光源ユニットの動作を表すタイムチャートで
ある。
【図26】本発明の他の実施例の動作を示すフローチャ
ートである。
【図27】従来技術の点字読取り方法を表す図である。
【図28】従来技術にて点字原稿を読取った場合の画像
を表す図である。
【符号の説明】
1 テーブルガラス 2 レフレクター 3 コピーランプ 4 コピーランプ 5 レフレクター 6 第1照射部 7 第2照射部 8 点字原稿 9 第1ミラー 11 テーブルガラス 12 レフレクター 13 コピーランプ 14 第1ミラー 15 ソレノイド(コイル) 16 ソレノイド可動板及びレフレクター 17 復帰スプリング 18 点字原稿 21 点字原稿 22 テーブルガラス 23 レフレクター 24 コピーランプ 25 第1ミラー 26 遮光板 27 モーター 31 点字読取り光源ユニット 32 レンズ 33 原稿カバー 34 第2,第3ミラーユニット 35 CCD 36 第1照射部 37 第2照射部 41 点字情報辞書部 42 点字情報比較部 43 判断部 44 警告部 45 点字情報読取り部 46 点字情報記憶部 47 文字情報辞書部 48 文字情報変換部 49 複写プロセス制御部 50 複写出力 51 点字原稿 52 テーブルガラス 53 光センサ 54 光(ライト)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 国川 憲英 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の表面に対して斜めから光を照射す
    る第1の光源を有する第1の照射部と第2の光源を有す
    る第2の照射部とを具備し、通常モード時は前記第1及
    び第2照射部の両方を点灯させ原稿を読取り、点字モー
    ド時は前記第2照射部を消灯し第1照射部のみを点灯さ
    せ原稿を読みとる読取り部と,点字モード時に該読取り
    部で読取った情報と比較するために予め所定言語を登録
    した点字情報記憶部と前記点字モードにて読取った情報
    と前記点字情報記憶部に登録された所定言語とを比較
    し、比較結果から特定言語を読み出す点字翻訳部と、該
    点字翻訳部で読み出された特定言語を出力する出力部と
    を有することを特徴とするデジタル複写機。
  2. 【請求項2】 前記第2照射部に相当する位置に反射板
    を設け、通常モード時は前記第1照射部を点灯させ該第
    1照射部の直接光と前記反射板により、反射された前記
    第1照射部の反射光とで原稿を読取り、点字モード時は
    前記反射板を前記第1照射部の光が当たらない位置へ退
    避させることを特徴とする請求項1記載のデジタル複写
    機。
  3. 【請求項3】 前記反射板と原稿との間に光吸収性の遮
    光板を備え、前記遮光板は点字モード時のみ前記反射板
    の反射板を遮断することを特徴とする請求項1記載のデ
    ジタル複写機。
  4. 【請求項4】 前記点字モード時において最初のスキャ
    ン動作で前記第1照射部を消灯し第2照射部のみ点灯さ
    せ、次のスキャン動作もしくは最初のスキャン動作のリ
    ターン時は前記第2照射部を消灯し、第1照射部のみ点
    灯させることを特徴とする請求項1記載のデジタル複写
    機。
  5. 【請求項5】 前記点字翻訳部において前記読取部で読
    取った情報と前記点字記憶部に登録された所定言語とを
    比較する場合に点字の突起の数から先に検索し、突起の
    数が同じものの中から該当する文字情報を検索した後、
    特定言語を読み出すことを特徴とする請求項1記載のデ
    ジタル複写機。
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