JP2007316134A - 画像形成装置、クリーニング装置、及びクリーニング方法 - Google Patents

画像形成装置、クリーニング装置、及びクリーニング方法 Download PDF

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Abstract

【課題】低温低湿環境だけでなく、像担持体への電荷の注入現象が発生しやすい高温高湿環境でも、確実に残留現像剤をクリーニングすることができる画像形成装置、クリーニング装置、及びクリーニング方法を提供することを目的とする。
【解決手段】感光体12、感光体12表面を帯電する帯電ロール14、該帯電された感光体12に静電潜像を形成する露光装置16、感光体12に形成された静電潜像にトナーを供給して静電潜像を可視化する現像ロール18、及び該可視化したトナー像を中間転写体ベルト20に転写する転写ロール22を含む画像形成装置10に、クリーニング用の電圧が印加されると共に感光体12に接触した状態で、転写ロール22による転写後に感光体12に残留する残留トナーをクリーニングする回転ブラシ24と、感光体12の回転ブラシ24との接触部近傍を光除電する光除電器30とを設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、転写後に像担持体に残留する残留現像剤をクリーニングすることができる画像形成装置、クリーニング装置、及びクリーニング方法に関する。
感光体表面を帯電し、帯電した感光体表面を露光して静電潜像を形成し、感光体表面に形成した静電潜像に現像剤としてのトナーを供給して静電潜像を可視化し、該可視化した像を被転写体に転写することによって画像を形成する画像形成装置では、転写後に感光体表面に残留した残留トナーを回転ブラシや回転ロールなどのクリーニング部材によってクリーニングすることが一般的に行われている(例えば、特許文献1参照。)。具体的には、例えばマイナス極性の残留トナーをクリーニングする場合には、クリーニング部材にクリーニング用のプラス極性の電圧を印加することでクリーニングし、クリーニング部材に当接した回収ロールに対してクリーニング部材に印加した電圧よりさらに高いプラス極性の電圧を印加することで回収ロールにトナーを吸着させ、最後にスクレーパにより掻き落して回収する。
特開平4−093974号公報
しかしながら、クリーニング部材と感光体表面との間でクリーニングするのに充分な電位差を生じさせるためにクリーニング用の印加電圧を増加させると、感光体に電荷が注入されてしまい、感光体自身の電位が増加して、逆に充分な電位差が得られずに、クリーニング不良が生じてしまうことがある。特に高温高湿環境下では、電荷の注入が生じやすく、クリーニング不良が生じる確率が高い。以下、このクリーニング不良についてグラフを参照して説明する。
図7は、クリーニング部材である回転ブラシに対する印加電圧と、クリーニングしきれずに回転ブラシをすり抜けた残留トナー量の関係の一例を低温低湿環境及び高温高湿環境の各々の場合について示したグラフである。
また、図8は、回転ブラシに対する印加電圧と感光体表面の電位の関係の一例を低温低湿環境及び高温高湿環境の各々の場合について示したグラフである。ここでは、クリーニング用の電圧を印加した回転ブラシに接する前の感光体表面の電位を0Vとし、感光体表面が回転ブラシを通過したときの感光体表面の電位の変化量をグラフ化した。
低温低湿環境では、図7から明らかなように、回転ブラシに対する印加電圧が300V〜400Vのときには、回転ブラシをすり抜けた残留トナー量は少なく、良好なクリーニング結果が得られている。このとき、図8に示すように、感光体の電位は電荷の注入がほとんど無く0Vのままである。すなわち、回転ブラシに印加した電圧はそのまま感光体と回転ブラシとの電位差となっている。従って、この感光体を充分クリーニングするためには、感光体と回転ブラシとの電位差は300Vから400V必要である。
一方、高温高湿環境では、回転ブラシの印加電圧が200V程度から感光体に対する電荷の注入が発生してしまうため、それ以上いくら印加電圧を増加させても、感光体の電位が上昇してしまい、感光体と回転ブラシとの間で十分な電位差を発生させることができない。したがって、高温高湿環境では、回転ブラシと感光体間を200V以上の電位差にすることができず、このため高温高湿環境では十分なクリーニング性能が得られないことになる。
なお、印加電圧400Vを越えると放電現象が生じるため、低温低湿環境の場合及び高温高湿環境の場合の双方において、感光体の電位が上昇している。従って、400Vを越える電圧を印加した場合には低温低湿環境でも残留トナー量が若干増加している。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、低温低湿環境だけでなく、像担持体への電荷の注入現象が発生しやすい高温高湿環境でも、確実に残留現像剤をクリーニングすることができる画像形成装置、クリーニング装置、及びクリーニング方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、像担持体と、前記像担持体を帯電する帯電手段と、前記帯電された像担持体に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、前記像担持体に形成された静電潜像に現像剤を供給して静電潜像を可視化する現像手段と、前記可視化した像を被転写体に転写する転写手段と、クリーニング用の電圧が印加されると共に前記像担持体に接触した状態で、前記転写手段による転写後に前記像担持体に残留する残留現像剤をクリーニングするクリーニング手段と、前記像担持体の前記クリーニング手段との接触部近傍を光除電する光除電手段と、を含んで構成されている。
このような構成によれば、クリーニング用の電圧が印加されているクリーニング手段から像担持体に電荷が注入されても光除電することができるため、クリーニング手段と像担持体との電位差を充分に発生させることができ、クリーニング手段をすり抜ける残留現像剤を少なくすることができる。また、放電現象が生じても、光除電により電位差を維持でき問題なくクリーニングできる。
前記光除電手段は、前記クリーニング手段と前記像担持体とで形成された前記像担持体回転方向上流側及び下流側の少なくとも一方のくさび状空間部分を通して光除電することができる。
これにより、確実に像担持体のクリーニング手段との接触部近傍を光除電できる。
なお、前記クリーニング手段は、回動可能なブラシまたは回動可能なロール状部材とすることができる。
また、前記クリーニング手段は、クリーニング用の第1の電圧が印加されると共に前記像担持体に接触した状態で、前記転写手段による転写後に前記像担持体に残留する残留現像剤をクリーニングする第1のクリーニング部材と、前記第1の電圧とは逆極性の第2の電圧が印加されると共に前記像担持体に接触した状態で、前記転写手段による転写後に前記像担持体に残留する残留現像剤をクリーニングする第2のクリーニング部材とを有し、前記光除電手段は、前記像担持体の前記第1のクリーニング部材との接触部近傍及び前記第2のクリーニング部材との接触部近傍の各々を光除電することができる。
これにより、転写後に像担持体にマイナス極性に帯電した現像剤及びプラス極性に帯電した現像剤の双方が残留した場合でも、確実に残留した現像剤をクリーニングすることができ、クリーニング不良を防止することができる。
また、本発明のクリーニング装置は、像担持体、前記像担持体を帯電する帯電手段、前記帯電された像担持体に静電潜像を形成する静電潜像形成手段、前記像担持体に形成された静電潜像に現像剤を供給して静電潜像を可視化する現像手段、及び前記可視化した像を被転写体に転写する転写手段を含む画像形成装置に使用されるクリーニング装置であって、クリーニング用の電圧が印加されると共に前記像担持体に接触した状態で、前記転写手段による転写後に前記像担持体に残留する残留現像剤をクリーニングするクリーニング手段と、前記像担持体の前記クリーニング手段との接触部近傍を光除電する光除電手段と、を含んで構成されている。
本発明のクリーニング装置でも、本発明の画像形成装置と同様に光除電するため、クリーニング手段と像担持体との電位差を充分に発生させることができ、クリーニング不良を防止することができる。
また、本発明のクリーニング方法は、像担持体、前記像担持体を帯電する帯電手段、前記帯電された像担持体に静電潜像を形成する静電潜像形成手段、前記像担持体に形成された静電潜像に現像剤を供給して静電潜像を可視化する現像手段、及び前記可視化した像を被転写体に転写する転写手段を含む画像形成装置で使用されるクリーニング方法であって、前記像担持体に接触した状態のクリーニング手段にクリーニング用の電圧を印加して前記転写手段による転写後に前記像担持体に残留する残留現像剤をクリーニングするときに、前記像担持体の前記クリーニング手段との接触部近傍を光除電する。
本発明のクリーニング装置も、本発明の画像形成装置と同様に光除電するため、クリーニング手段と像担持体との電位差を充分に発生させることができ、クリーニング不良を防止することができる。
以上説明したように、本発明によれば、低温低湿環境だけでなく、像担持体への電荷の注入現象が発生しやすい高温高湿環境でも、確実に残留現像剤をクリーニングすることができる、という優れた効果を奏する。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本実施の形態に係る画像形成装置の概略構成図である。
画像形成装置10は、像担持体としての円筒状の感光体12を備えており、図示しないモータの駆動力により矢印A方向へ回転する。また、感光体12の感光面には、回転方向Aに沿って順に、帯電ロール14、現像ロール18、及び中間転写体ベルト20が当接されている。また、帯電ロール14と現像ロール18との間の感光面には、露光装置16より感光体12の軸線方向に沿って光ビームが走査される。
帯電ロール14は、図示しない電源より所定のバイアス電圧が印加され、感光体12の表面を一様に帯電させる。
露光装置16は、帯電した感光体12に画像データに基づく光ビームを一様に走査させる。これにより、感光体12の光ビームにより走査された領域は電位が低下して静電潜像が形成される。
現像ロール18は、図示しない電源より所定の現像バイアス電圧が印加されてトナーをマイナスの極性に帯電させると共に感光体12の回転方向と同方向に回転して当該帯電したトナーを感光体12に供給している。これにより感光体12に形成された静電潜像が現像され可視化される。
現像ロール18よりも回転方向下流側では矢印B方向に回転する中間転写体ベルト20と感光体12が接触しており、この中間転写体ベルト20を感光体12とで挟持するように一次転写ロール22が配設されている。この一次転写ロール22には、図示しない電源よりトナーと逆極性のプラスの転写電圧が印加されている。現像ロール18により可視化された感光体12上のトナー像は、この一次転写ロール22に印加された転写電圧と一次転写ロール22の圧接力によって、中間転写体ベルト20に一次転写される。
そして、所定のタイミングで二次転写位置へ搬送された記録用紙に、転写バイアスが印加された不図示の二次転写ロールの静電吸引力によって、中間転写体ベルト20からトナー像が記録用紙に転写される。記録用紙は、更に不図示の定着装置へと搬送され、熱と圧力とによりトナー像が記録用紙に定着する。これにより記録用紙に画像が形成される。
本実施の形態に係る画像形成装置10を構成する主要部材の仕様及び主要な電気仕様は以下の通りである。
感光体12:直径約30.0mmの有機感光体
帯電電位=−500V(背景部電位)
露光後電位=−200V(画像部電位)
帯電ロール14:半導電性ロール
DC+AC接触帯電方式
VDC=−520v(DC成分電圧値)
IAC=0.65mA(AC成分電流値)
周波数=614Hz(AC成分の電圧波形)
露光装置16:レーザ波長=780nm
現像ロール18:直径=16.0mm
回転速度=208mm/秒
現像バイアス:VDC=−400V(DC成分電圧値)
Vpp=1500V(AC成分電圧値(Peak to Peak))
周波数=6kHz(AC成分電圧波形)
現像方式:二成分現像方式
現像ギャップ(感光体12と現像ロール18との間隔):約0.3mm
中間転写体ベルト20:ポリイミド製
プロセス速度:104mm/秒
一次転写ロール22:転写バイアス +500V〜+1000V
二次転写ロール(不図示):転写バイアス +1600V。
次に、本実施の形態の画像形成装置10に設けられているクリーニング装置40について説明する。
クリーニング装置40は、回転ブラシ24、回収ロール26、スクレーパ28、及び光除電器30を含んで構成されている。
回転ブラシ24は、一次転写ロール22よりも感光体12の回転方向Aの下流側に配置され、感光体12に当接されている。回転ブラシ24は、一次転写ロール22によってトナー像が中間転写体ベルト20に転写された後、クリーニング用のプラス極性の電圧を印加することで感光体12の表面の転写残留トナーをクリーニングする。
回転ブラシ24は、導電性の回転部材の周囲に多数のブラシ繊維が放射状に植設されたものであり、図示しないモータにより回転する。回転部材にはクリーニング用の電圧を印加するクリーニング電圧印加部34が接続されており、例えば、+300Vのバイアスが印加される。これにより、感光体12と回転ブラシ24との間に電位差が生じ、マイナスの電荷を有するトナーが感光体12から回転ブラシ24に引き付けられるようになっている。なお、ブラシ繊維の材料としては、例えばナイロン等を用いることができる。
また、回転ブラシ24の感光体12と反対側の位置には、導電性を有する回収ロール26が当接し、この回収ロール26にはスクレーパ28が当接している。回収ロール26には、トナーと逆極性の電圧であって、回転ブラシ24に印加する電圧より高い電圧(例えば、+600V)が回収ロール電圧印加部36によって印加される。これにより、回転ブラシ24のトナーが回収ロール26の回転スリーブに引き付けられる。この回収ロール26に吸着したトナーは、回収ロール26の周面に接触するスクレーパ28により掻き落され回収される。
更に、画像形成装置10には、光除電器30が一次転写ロール22と回転ブラシ24との間に配設されている。光除電器30は、光除電駆動部28によって駆動され、感光体12と回転ブラシ24とで形成されるくさび状の空間部分を通して光を照射することにより感光体12の回転ブラシ24との接触部近傍を除電する。
クリーニング電圧印加部34、回収ロール電圧印加部36、及び光除電駆動部38には、制御装置32が接続されている。制御装置32は、画像形成装置10の画像形成動作中(感光体12の回転中)は、各部が動作して回転ブラシ24及び回収ロール26にクリーニング用の電圧が印加されるようにクリーニング電圧印加部34及び回収ロール電圧印加部36を制御すると共に、光除電器30で感光体12の回転ブラシ24の接触部近傍が光除電されるように光除電駆動部38を制御する。
以下、画像形成装置10においてトナー像を形成して中間転写体ベルト20に転写し、転写後の感光体12表面に残留したトナーを回収するまでの流れを簡単に説明する。
図1に示すように、感光体12が図中矢印A方向へ回転すると、まず、感光体12は、帯電ロール14によって均一に所定の極性電位に帯電される。本実施の形態では、帯電ロール14に−520Vの直流電圧と0.65mAの交流電流を発生させる交流電圧とを重畳させたバイアス電圧が印加され、感光体12表面は、例えば−500Vに帯電される。
そして、更に感光体12が回転すると、感光体12の帯電面が、露光装置16によって画像データに基づいて走査露光され、帯電面の露光された部分の電位が低下して(たとえば−200V)、静電潜像が形成される。その後、−400Vの直流電圧と、ピーク・トゥ・ピークの電位差が1500Vの交流電圧とが重畳された現像バイアス電圧が印加された現像ロール18によってマイナスに帯電したトナーを、帯電面の露光された部分に電気的に付着させることにより、静電潜像を現像(可視化)してトナー像を形成する。
そして、形成されたトナー像は、感光体12の回転に伴って一次転写位置を通過する際に、トナーの極性と逆極性の+500Vの一次転写電圧が印加された一次転写ロール22に電気的に引き寄せられて感光体12から中間転写体ベルト20へ転写される。
しかし、画像形成装置10では、中間転写体ベルト20に転写されずに感光体12上に残留する転写残留トナーが発生する。
そこで、上述したクリーニング装置40において、回転ブラシ24にクリーニング用のプラス電圧を印加して、回転ブラシ24にマイナス極性に帯電した転写残留トナーを吸着させて回収(クリーニング)する。回転ブラシ24に回収された転写残留トナーは、回転ブラシ24よりさらに高いプラス極性の電圧が印加された回収ロール26に移動し、スクレーパ28によってはぎおとされて回収される。
一方、画像形成動作中(感光体12の回転中)は、感光体12の回転方向Aの上流側から、感光体12と回転ブラシ24とで形成されるくさび状の空間部分を通して光を照射することにより、常に感光体12の回転ブラシ24との接触部近傍を光除電する。これにより、感光体12の回転ブラシ24の接触部近傍は、回転ブラシ24から電荷が注入されても光除電して0Vの状態にすることができるため、回転ブラシ24と感光体12との電位差を維持することができ、回転ブラシ24をすり抜ける転写残留トナー量を少なくすることができる。
なお、本実施の形態の画像形成装置10において、感光体12に一定量の転写残留トナーを付着させた状態で感光体12を回転させて該転写残留トナーの付着部分を回転ブラシ24に通過させ、このときの回転ブラシ24の印加電圧に対する回転ブラシ24をすり抜けるトナー量を、高温高湿環境と低温低湿環境の各々の場合について調べた。得られた結果を図2に示す。
同図に示すように、本実施の形態の画像形成装置10に設けられたクリーニング装置40では、上述したように感光体12と回転ブラシ24とで形成されるくさび状の空間部分を通して光を照射して、感光体12の回転ブラシ24との接触部近傍を除電するため、低温低湿環境だけでなく高温高湿環境においても、回転ブラシ24に対して+300V〜+400Vの電圧をかけたときに、回転ブラシ24と感光体12との間で充分な電位差を発生させることができ、回転ブラシ24をすり抜けるトナー量が少なく、十分なクリーニング性能が発揮できていることがわかる。
もし光除電を行わなければ、高温高湿環境下では図7に示すように回転ブラシ24に+300〜+400Vを印加しても電荷の注入により感光体の電位が200V程度まで増加してしまうため回転ブラシ24と感光体12との間の電位差が100〜200Vしかとれないが、この画像形成装置10のクリーニング装置40では、光除電により感光体電位が低下するので、図2に示すように回転ブラシ24と感光体12との間で300〜400V近い電位差を生じさせることができ、クリーニング不良を防止することができる。
なお、回転ブラシ24に+400Vを越える電圧を印加すると放電が発生するが、この放電領域でも光除電により回転ブラシ24と感光体12との電位差を充分発生させることができるため、クリーニング不良を防止できる。
なお、本実施の形態では、中間転写体ベルト20を介して記録用紙にトナー像を転写する画像形成装置を例に挙げて説明したが、感光体12から直接記録用紙に転写するような構成の画像形成装置であってもよい。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態では、光除電器の配置及び光の照射方向を第1の実施の形態と異ならせた形態について説明する。
図3は、本実施の形態に係る画像形成装置10aの概略構成図である。クリーニング装置40aにおける光除電器30を回転ブラシ24より感光体12の回転方向Aの下流側に配置した以外は、本実施の形態の画像形成装置10aは第1の実施の形態の画像形成装置10と同一構成である。なお、図3では制御装置32、クリーニング電圧印加部34、回収ロール電圧印加部36、光除電駆動部38(所謂制御系の構成)については図示を省略した。
本実施の形態の光除電器30は、感光体12の回転方向Aの下流側から感光体12と回転ブラシ24とで形成されるくさび状の空間部分を通して光を照射して、感光体12の回転ブラシ24との接触部近傍を除電する。
本実施の形態の画像形成装置10aでも、回転ブラシ24の印加電圧に対する回転ブラシ24をすり抜けるトナー量を調べたところ、第1の実施の形態と同様の効果が得られた。
[第3の実施の形態]
第3の実施の形態では、感光体12の回転方向Aの上流側及び下流側の双方から、感光体12の回転ブラシ24との接触部近傍に光を照射して除電する形態について説明する。
図4は、本実施の形態に係る画像形成装置10bの概略構成図である。同図に示すように、クリーニング装置40aにおいて、2つの光除電器30a、30bを、回転ブラシ24に対して感光体12の回転方向Aの上流側及び下流側の双方に配置した。これ以外は、第1の実施の形態の画像形成装置10と同一構成である。なお、図4でも制御系の構成については図示を省略した。
本実施の形態の光除電器30aは、感光体12の回転方向Aの上流側から感光体12と回転ブラシ24とで形成されるくさび状の空間部分を通して光を照射し、光除電器30bは、感光体12の回転方向Aの下流側から感光体12と回転ブラシ24とで形成されるくさび状の空間部分を通して光を照射する。これにより、感光体12の回転ブラシ24との接触部近傍を光除電する
本実施の形態の画像形成装置10bでも、回転ブラシ24の印加電圧に対する回転ブラシ24をすり抜けるトナー量を調べたところ、第1の実施の形態と同様の効果が得られた。
なお、回転ブラシ24のブラシ繊維の密度が高くなるにつれて、感光体12の回転ブラシ24から電荷の注入が起こる部分に光除電器の光が届きにくくなる。従って、ブラシ繊維が高密な回転ブラシを使用する場合には、特に、上流側及び下流側の両方から光除電する方式は有効となる。
[第4の実施の形態]
第4の実施の形態では、上記回転ブラシ24の代わりに導電性ロールを用いた場合の形態例について説明する。
図5は、本実施の形態に係る画像形成装置10cの概略構成図である。クリーニング装置40cのクリーニング部材として回転ブラシ24の代わりに導電性ロール25を設けた以外は、本実施の形態の画像形成装置10cは第1の実施の形態と同一構成である。なお、図5でも制御系の構成については図示を省略した。
本実施の形態の画像形成装置10cでも、回転ブラシ24の印加電圧に対する回転ブラシ24をすり抜けるトナー量を調べたところ、第1の実施の形態と同様の効果が得られた。
[第5の実施の形態]
第5の実施の形態では、クリーニング装置のクリーニング部材として回転ブラシを2個設け、各回転ブラシ毎に光除電器を設けた形態について説明する。
例えば、感光体、帯電ロール、現像ロール、転写ロール、及びクリーニング装置を含む画像形成ユニットがY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の各色毎に直列に並べられ、中間転写体ベルト上にそれぞれのユニットで作像されたトナー像を順次重ね合わせて転写(多重転写)することでカラー画像を形成する画像形成装置の場合には、プロセス方向上流側の画像形成ユニットで感光体から中間転写体に転写されたトナー像が、下流側の画像形成ユニットの転写部を通過するときに、該下流側の画像形成ユニットの感光体に付着して中間転写体から剥ぎ取られる現象、いわゆるリトランスファーが生じることがある。リトランスファーによって感光体に付着したトナーは、一次転写ロール22に印加されたプラス極性の電圧によってプラス極性に帯電しているため、プラス極性の電圧が印加された回転ブラシでは転写残留トナーを回収することはできない。
そこで、図6に示すように、本実施の形態の画像形成装置10dでは、マイナス極性の転写残留トナーとプラス極性の転写残留トナーの双方をクリーニングするために、クリーニング装置40dのクリーニング部材として2つの回転ブラシ24a、24bを設けた。
更に、クリーニング装置40dには、該回転ブラシ24a、24bに当接して、回転ブラシ24a、24bに付着したトナーを回収する回収ロール26a、26b、及び該回収ロール26a、26bからトナーを掻き取るスクレーパ28a、28bを設けた。各回転ブラシ24a、24bの近傍には各回転ブラシに対応する光除電器30a、30bを配置した。
このクリーニング装置40dによるクリーニング動作を簡単に説明すると、まず回転ブラシ24aにクリーニング用のプラス極性の電圧を印加してマイナス極性の転写残留トナーを回収する。そして、回転ブラシ24aに当接する回収ロール26aには、該回転ブラシ24aに印加した電圧よりも大きなプラス極性の電圧を印加して、回転ブラシ24aに付着しているトナーを吸着し、更に回収ロール26aに付着したトナーをスクレーパ28aで掻き取って回収する。これによりマイナス極性の残留トナーがクリーニングされる。
一方、回転ブラシ24bにはマイナス極性の電圧を印加して、プラス極性の転写残留トナーを回収する。そして、回転ブラシ24bに当接する回収ロール26bには、該回転ブラシ24bに印加した電圧よりも大きなマイナス極性の電圧を印加して、回転ブラシ24bに付着しているトナーを吸着し、更に回収ロール26a、26bに付着したトナーをスクレーパ28bで掻き取って回収する。これによりプラス極性の残留トナーがクリーニングされる。
このとき、光除電器30aは、感光体12の回転方向Aの上流側から感光体12と回転ブラシ24aとで形成されるくさび状の空間部分を通して光を照射して、感光体12の回転ブラシ24aとの接触部近傍を除電すると共に、光除電器30bは、感光体12の回転方向Aの下流側から感光体12と回転ブラシ24bとで形成されるくさび状の空間部分を通して光を照射して、感光体12の回転ブラシ24bとの接触部近傍を除電する。
これにより、回転ブラシ24aで感光体12との間の電位差を充分に発生させることができるためマイナス極性のトナーを回収できると共に、回転ブラシ24bでも感光体12との間の電位差を充分に発生させることができ、プラス極性のトナーを回収できる。結果として十分なクリーニング性能が発揮される。
なお、ここでは、プラス極性の電圧を回転ブラシ24a、回収ロール26aに印加し、マイナス極性の電圧を回転ブラシ24b、回収ロール26bに印加する例について説明したが、印加する電圧の極性はこの逆であってもよい。
第1の実施の形態に係る画像形成装置の概略構成図である。 第1の実施の形態に係る画像形成装置において、回転ブラシに対する印加電圧と、クリーニングしきれずに回転ブラシをすり抜けた残留トナー量との関係の一例を低温低湿環境及び高温高湿環境の各々の場合について示したグラフである。 第2の実施の形態に係る画像形成装置の概略構成図である。 第3の実施の形態に係る画像形成装置の概略構成図である。 第4の実施の形態に係る画像形成装置の概略構成図である。 第5の実施の形態に係る画像形成装置の概略構成図である。 光除電器が無い従来の画像形成装置において、クリーニング部材である回転ブラシに対する印加電圧と、クリーニングしきれずに回転ブラシをすり抜けた残留トナー量の関係の一例を低温低湿環境及び高温高湿環境の各々の場合について示したグラフである。 光除電器が無い従来の画像形成装置において、回転ブラシに対する印加電圧と感光体表面の電位の関係の一例を低温低湿環境及び高温高湿環境の各々の場合について示したグラフである。
符号の説明
10、10a、10b、10c、10d 画像形成装置
12 感光体
14 帯電ロール
16 露光装置
18 現像ロール
20 感光体
20 中間転写体ベルト
22 一次転写ロール
24、24a、24b 回転ブラシ
25 導電性ロール
26、26a、26b 回収ロール
28、28a、28b スクレーパ
30、30a、30b 光除電器
40、40a、40b、40c、40d クリーニング装置

Claims (6)

  1. 像担持体と、
    前記像担持体を帯電する帯電手段と、
    前記帯電された像担持体に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、
    前記像担持体に形成された静電潜像に現像剤を供給して静電潜像を可視化する現像手段と、
    前記可視化した像を被転写体に転写する転写手段と、
    クリーニング用の電圧が印加されると共に前記像担持体に接触した状態で、前記転写手段による転写後に前記像担持体に残留する残留現像剤をクリーニングするクリーニング手段と、
    前記像担持体の前記クリーニング手段との接触部近傍を光除電する光除電手段と、
    を含む画像形成装置。
  2. 前記光除電手段は、前記クリーニング手段と前記像担持体とで形成された前記像担持体回転方向上流側及び下流側の少なくとも一方のくさび状空間部分を通して光除電する請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記クリーニング手段は、回動可能なブラシまたは回動可能なロール状部材である請求項1または請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記クリーニング手段は、クリーニング用の第1の電圧が印加されると共に前記像担持体に接触した状態で、前記転写手段による転写後に前記像担持体に残留する残留現像剤をクリーニングする第1のクリーニング部材と、前記第1の電圧とは逆極性の第2の電圧が印加されると共に前記像担持体に接触した状態で、前記転写手段による転写後に前記像担持体に残留する残留現像剤をクリーニングする第2のクリーニング部材とを有し、
    前記光除電手段は、前記像担持体の前記第1のクリーニング部材との接触部近傍及び前記第2のクリーニング部材との接触部近傍の各々を光除電する請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の画像形成装置。
  5. 像担持体、前記像担持体を帯電する帯電手段、前記帯電された像担持体に静電潜像を形成する静電潜像形成手段、前記像担持体に形成された静電潜像に現像剤を供給して静電潜像を可視化する現像手段、及び前記可視化した像を被転写体に転写する転写手段を含む画像形成装置に使用されるクリーニング装置であって、
    クリーニング用の電圧が印加されると共に前記像担持体に接触した状態で、前記転写手段による転写後に前記像担持体に残留する残留現像剤をクリーニングするクリーニング手段と、
    前記像担持体の前記クリーニング手段との接触部近傍を光除電する光除電手段と、
    を含むクリーニング装置。
  6. 像担持体、前記像担持体を帯電する帯電手段、前記帯電された像担持体に静電潜像を形成する静電潜像形成手段、前記像担持体に形成された静電潜像に現像剤を供給して静電潜像を可視化する現像手段、及び前記可視化した像を被転写体に転写する転写手段を含む画像形成装置で使用されるクリーニング方法であって、
    前記像担持体に接触した状態のクリーニング手段にクリーニング用の電圧を印加して前記転写手段による転写後に前記像担持体に残留する残留現像剤をクリーニングするときに、前記像担持体の前記クリーニング手段との接触部近傍を光除電するクリーニング方法。
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