JPH1184966A - 除電装置及び画像形成装置 - Google Patents

除電装置及び画像形成装置

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Publication number
JPH1184966A
JPH1184966A JP24665797A JP24665797A JPH1184966A JP H1184966 A JPH1184966 A JP H1184966A JP 24665797 A JP24665797 A JP 24665797A JP 24665797 A JP24665797 A JP 24665797A JP H1184966 A JPH1184966 A JP H1184966A
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JP
Japan
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image carrier
light
image
unit
toner
Prior art date
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Pending
Application number
JP24665797A
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English (en)
Inventor
Masato Ogasawara
真人 小笠原
Tetsuya Nakamura
鐵也 中村
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 像担持体の小径化に拘わらず画像形成速度の
高速化を妨げることなく、小型且つ高速の画像形成装置
の実用化を図る。 【解決手段】 除電装置27を、感光体ドラム16近傍
の空きスペースに配置される発光手段28及び、この発
光手段28のLEDランプ28bの光を、感光体ドラム
16の除電位置に導く、無色透明のウレタンシートから
なる光誘電部材30にて構成する。これにより従来に比
し、感光体ドラム16周囲における除電装置のためのス
ペースの縮小をはかり、感光体ドラム16の小径化に拘
わらず露光部23から現像装置14までの距離を拡大す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタや電子写
真装置等において、トナー像転写終了後に感光体に残留
される電荷を除去する除電装置及び画像形成装置の改良
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来プリンタや複写機等画像形成装置に
あっては、トナー像を転写終了後に、図10に示す様
に、記録手段8の、感光体1周囲のクリーニング装置2
から帯電チャージャ3に達する間に、幅約15mmのホル
ダ4aに支持される発光ダイオード(以下LEDと称す
る。)4bからなる除電装置4を設け、残留トナーの除
去後、感光体1に残留する電荷の除去を行っていた。
【0003】一方近年、プリンタや複写機等画像形成装
置にあっては、その小型化が求められ、特に4連タンデ
ム方式を採用したフルカラープリンタや複写機は、卓上
化や省スペース化から、より一層のコンパクト化が求め
られ、その実現のために感光体の小径化が図られてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、画像形
成装置にあっては、露光後、良好な現像特性を得るに
は、露光位置から現像位置に到達するまでの間に感光体
の表面電位が十分落ちきる必要があり、露光位置から現
像位置に到達するまでの時間(以下露光・現像間時間と
称する。)を一定以上に確保しなければならず、感光体
の小径化を図ろうとすると、十分な露光・現像間時間を
得るためにはその回転速度を低減しなければならず、画
像形成速度の高速化が損なわれてしまうという問題を生
じていた。
【0005】このため感光体の小径化を確保しつつ画像
形成速度の高速化を図る様、露光・現像間時間を長くす
るため、図10に於いて、感光体1の露光位置6から現
像位置7までの距離を長く設定する装置の開発が求めら
れている。しかしながら感光体1周囲には、各種画像形
成手段が配置されていることから、例えば直径30mmの
感光体1をもちいた場合、露光位置6から現像位置7ま
での距離は、最大12mm程度までしか確保出来ず、スペ
ース的に実現不能とされていた。
【0006】又従来より、感光体周囲の省スペース化を
図るため、光ファイバーを用い、感光体表面に光を誘導
し除電を行う除電装置が知られている。しかしながら光
ファイバー装置は、光源からの光を感光体の長手方向に
均一に拡散することができず、光ファイバーへの入射前
に、感光体長手方向における光照射量を均一にしなけれ
ばならず、使用する光源に制約を生じるという問題を有
していた。
【0007】そこで本発明は上記課題を除去するもの
で、画像形成速度を損なうことなく感光体の小径化を実
現し、画像形成装置の一層のコンパクト化を図る事を目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するための第1の手段として、ドラム状の像担持体に対
向して設けられる発光手段と、この発光手段からの光を
前記像担持体の長手方向に拡散可能な材質からなり、前
記発光手段からの光を前記像担持体周囲の除電位置に導
き、前記像担持体に照射する光誘導手段とを設けるもの
である。
【0009】又本発明は上記課題を解決するための第2
の手段として、ドラム状の像担持体に対向して設けられ
る発光手段と、この発光手段からの光を前記像担持体の
長手方向に拡散可能で有り且つ折曲可能な材質からな
り、前記発光手段からの光を前記像担持体周囲の除電位
置に導き、前記像担持体に照射する光誘導手段とを具備
することを特徴とする除電装置。
【0010】又本発明は上記課題を解決するための第3
の手段として、ドラム状の像担持体と、この像担持体に
トナー像を形成するトナー像形成手段と、このトナー像
形成手段により前記像担持体に形成された前記トナー像
を転写材に転写する転写手段と、この転写手段通過後の
前記像担持体に残留するトナーを除去するクリーニング
手段と、前記像担持体に対向して設けられる発光手段
と、この発光手段からの光を前記像担持体の長手方向に
拡散可能な材質からなり、前記発光手段からの光を前記
クリーニング手段の前記像担持体との当接位置に導き、
前記像担持体に前記光を照射する光誘導手段とを設ける
ものである。
【0011】又本発明は上記課題を解決するための第4
の手段として、ドラム状の像担持体と、この像担持体に
トナー像を形成するトナー像形成手段と、このトナー像
形成手段により前記像担持体に形成された前記トナー像
を転写材に転写する転写手段と、この転写手段通過後の
前記像担持体に摺接し前記像担持体に残留するトナーを
除去するファーブラシを有するクリーニング手段と、前
記像担持体に対向して設けられる発光手段と、前記クリ
ーニング手段の筐体の一部を構成し前記筐体及び前記像
担持体間をシールすると共に、前記発光手段からの光を
前記像担持体の長手方向に拡散可能な材質からなり、前
記発光手段からの光を前記像担持体前面に導き、前記像
担持体に前記光を照射する弾性の光誘導手段とを設ける
ものである。
【0012】又本発明は上記課題を解決するための第5
の手段として、ドラム状の像担持体と、この像担持体に
トナー像を形成するトナー像形成手段と、このトナー像
形成手段により前記像担持体に形成された前記トナー像
を転写材に転写する転写手段と、前記像担持体に対向し
て設けられる発光手段と、前記転写手段通過後の前記像
担持体に摺接し前記像担持体に残留するトナーを除去す
ると共に、前記発光手段からの光を前記像担持体の長手
方向に拡散可能な材質からなり、前記発光手段からの光
を前記像担持体との摺接位置に導き、前記像担持体に前
記光を照射する光誘導部材からなる除電手段を兼用する
クリーニングプレードとを設けるものである。
【0013】又本発明は上記課題を解決するための第6
の手段として、ドラム状の複数の像担持体と、この複数
の像担持体の各々に色の異なるトナー像を形成する複数
のトナー像形成手段と、この複数のトナー像形成手段に
より前記複数の像担持体に形成された前記各色のトナー
像を転写材にそれぞれ転写する複数の転写手段と、この
転写手段通過後の前記複数の像担持体にそれぞれ残留す
る各色のトナーをそれぞれ除去する複数のクリーニング
手段と、前記各像担持体に対向してそれぞれ設けられる
複数の発光手段と、この各発光手段からの光を前記像担
持体の長手方向に拡散可能な材質からなり、前記各発光
手段からの光を前記各クリーニング手段の前記像担持体
との当接位置に導き、前記各像担持体に前記光を照射す
る複数の光誘導手段とを設けるものである。
【0014】又本発明は上記課題を解決するための第7
の手段として、ドラム状の像担持体を帯電する帯電手段
と、この帯電手段にて帯電された前記像担持体に露光し
て静電潜像を形成する露光手段と、前記静電潜像を現像
してトナー像を形成する現像手段と、この現像手段によ
り前記像担持体に形成された前記トナー像を転写材に転
写する転写手段と、この転写手段通過後の前記像担持体
に残留するトナーを除去するクリーニング手段と、この
クリーニング手段と前記帯電手段との間において、前記
帯電手段の上方に配置された発光手段と、この発光手段
からの光を前記像担持体の長手方向に拡散可能な材質か
らなり、前記発光手段からの光を前記クリーニング手段
の前記像担持体との当接位置に導き、前記像担持体に前
記光を照射する光誘導手段とを設けるものである。
【0015】又本発明は上記課題を解決するための第8
の手段として、ドラム状の像担持体を帯電する帯電手段
と、この帯電手段にて帯電された前記像担持体に露光し
て静電潜像を形成する露光手段と、前記静電潜像を現像
してトナー像を形成する現像手段と、この現像手段によ
り前記像担持体に形成された前記トナー像を転写材に転
写する転写手段と、前記転写手段の上方に設けられる発
光手段と、前記発光手段まで延在して設けられ、前記転
写手段通過後の前記像担持体に摺接し前記像担持体に残
留するトナーを除去すると共に、前記発光手段からの光
を前記像担持体の長手方向に拡散可能な材質からなり、
前記発光手段からの光を前記像担持体との摺接位置に導
き、前記像担持体に前記光を照射する光誘導部材からな
る除電手段を兼用するクリーニングプレードとを設ける
ものである。
【0016】そして本発明は上記手段により、感光体を
小径化するにも拘わらず、感光体周囲に設けられる除電
装置の省スペース化を図ることにより、露光位置から現
像装置に達するまでの距離を長出来、画像形成速度を損
なうことなく十分な露光・現像間時間を確保でき、画像
形成装置の一層のコンパクト化の実現を図るものであ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下本発明を図1乃至図5に示す
実施の形態を参照して説明する。図1は、像担持体であ
り、直径30mm、回転速度127mm/secの4個の感
光体ドラム16にイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シ
アン(C)、ブラック(BK)の各トナーを用いて画像
形成を行う4組の記録装置12を転写搬送ベルト18に
沿って並列配置し、カラー画像を得る4連タンデムのカ
ラープリンタ20を示す概略構成図である。
【0018】感光体ドラム16は、図5に示すように6
00〜800nmの波長に感度を有し、記録装置12の
各画像形成手段17a〜17dは、それぞれ感光体ドラ
ム16周囲に、その回転方向に沿って感光体ドラム16
を−600V程度に帯電する帯電チャージャ21、画像
信号を光信号に変換し感光体ドラム16を走査露光する
露光装置22の露光部23、現像装置14、転写・剥離
チャージャ24、クリーニング装置26、除電装置27
が順次配置されている。ここで露光部23から現像装置
14までの距離は、露光後、感光体ドラム16の表面電
位が十分落ちきるよう、19.1mmとなるよう設定され
ている。
【0019】又、各画像形成手段17a〜17dの現像
装置14は、現像ローラ14aに−300V程度の現像
バイアス電圧が印可され、それぞれイエロー(Y)、ゼ
ンタ(M)、シアン(C)、ブラック(BK)の粒径7
〜10μmのトナー及び粒径50μm程度のキャリアか
らなる二成分現像剤のマイナス極性に帯電した各トナー
が、現像バイアス電圧と感光体ドラム16上の表面電位
との電位差により、感光体ドラム16上の潜像に付着し
可視可化し、現像を行うように成っている。
【0020】カラープリンタ20下方には画像形成手段
17a〜17d側に供給される用紙Pを収納する給紙カ
セット装置28が着脱自在に装着され、カラープリンタ
20の右側には手差しにより用紙Pを給紙する手差しト
レイ30が設けられている。
【0021】そして転写搬送ベルト18より上流には、
給紙カセット装置28、手差しトレイ30より用紙Pを
取り出す第1及び第2のピックアップローラ31a、3
1b、伝達ローラ32及びレジストローラ33が設けら
れ、搬送ベルト28より下流側には、定着ローラ34、
排紙ローラ36、排紙トレイ37が配置されている。
【0022】次に除電装置27について詳述する。28
は、クリーニング装置26と帯電チャージャ21の間隙
上方の、感光体ドラム16から約15mm離れた空きス
ペースに設けられる発光手段であり、幅15mmのホル
ダ28aに支持される幅10mmの基板28cには、ピ
ーク光量が630nm、直径3mmのLEDランプ28
bが15mmのピッチで配置されている。
【0023】又30は、厚さ2mmの無色透明のウレタ
ンシートからなり、発光手段28の光を感光体ドラム1
6周囲の除電位置に導く光誘導部材である。この光誘電
部材30の感光体ドラム16に対向する光出射面30a
は鏡面状に処理され、出射時に光が減衰するのを防止す
る一方、長手方向両側部30bは、粗面処理され、光が
漏れるのを防止している。尚この両側部30bからの光
漏れ防止のため、黒色のシートや黒色の塗装で遮光して
も良い。
【0024】ここで光誘電部材30は、発光手段28か
ら感光体ドラム16表面まで約20mmの長さを有してお
り、光誘電部材30に入射されたLEDランプ28bの
光は、ウレタンシート中で全反射され、ウレタンシート
の側面から外部に出ることなく、長手方向に均等に広が
り、感光体ドラム16表面を均一に照射可能とされる。
【0025】発光手段28と光誘導部材30との繋ぎ部
分には外部への光の漏れを防止するシール31が設けら
れている。
【0026】次に作用について述べる。図示しない操作
入力部からのプリント開始入力によりカラープリンタ2
0にカラーの画像信号が送られて来ると、露光装置22
及び画像形成手段17a〜17dが駆動され、矢印v方
向の回転に従い感光体ドラム16上に順次画像形成工程
が実施される。これにより、各感光体ドラム16は、帯
電チャージャ21にて−600Vに帯電され、次いで夫
々イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像光を照
射され現像装置14に達するまでの間に静電潜像を形成
され、現像装置14により現像され、各色のトナー像を
形成された後、転写搬送ベルト18上の用紙Pに順次ト
ナー像を転写する事となる。
【0027】感光体ドラム16に各色のトナー像が形成
される間、給紙カセット装置28にあっては、用紙Pが
取り出されレジストローラ33位置にて一旦停止された
後、感光体ドラム16上のトナー像と同期して転写搬送
ベルト18の転写位置に送られ、各感光体ドラム16よ
り順次イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー
像を多重転写される。この後用紙Pは、転写搬送ベルト
18より剥離され、定着ローラ34に搬送されトナー像
を加熱定着され画像を完成された後、排紙ローラ36に
より排紙トレイ37上に排紙される。
【0028】一方、各画像形成手段17a〜17dにあ
っては、トナー像転写後、クリーニング装置26にて残
留トナーを除去された後、光誘導部材30に導かれ、光
出射面30aを経て照射されるLEDランプ28bから
の光により、表面電位を除去され、次の画像形成可能状
態とされる。
【0029】この様に構成すれば、従来に比し感光体ド
ラム16周囲に配置される除電装置27の幅が著しく縮
小され、感光体ドラム16周囲の装置の省スペース化に
より、感光体ドラム16の小径化に拘わらず、露光部2
3から現像装置14までの距離を長く設定出来、画像形
成速度を高速化しても十分な露光・現像間時間得られ、
小型、且つ高速の画像形成装置の実現化を図れ、4連タ
ンデム方式等のカラー画像画像形成装置への適用も可能
となる。又、光誘導部材30がLEDランプ28bから
の光を感光体ドラム16長手方向に拡散出来るウレタン
シートからなる事から、光ファイバーを用いる装置のよ
うに、光源が制約される事も無い。
【0030】尚本発明は上記実施の形態に限定されず種
々設計変更可能であり、除電装置の形状や、発光手段の
配置位置等限定されず、例えば図6に示す第1の変形例
の様に、記録手段44の、除電装置38の発光手段40
を、帯電チャージャ41の上部の空きスペースに配置
し、帯電チャージャ41のケースに沿って湾曲させたウ
レタンシートからなる光誘電部材42にて感光体ドラム
43の除電位置に、発光手段40のLEDランプ40a
からの光を導く等しても良い。このように構成すれば、
装置本体の高さ方向の一層のコンパクト化を図る事が出
来る。尚この装置にあっては、LEDランプ40aに帯
電チャージャ40のケースのバイアス電圧がリークしな
いよう、除電装置38と帯電チャージャ40との間に絶
縁体を設ける等任意である。
【0031】又除電装置をクリーニング装置と一体的に
構成し、より一層のコンパクト化を図っても良い。即
ち、図7に示す第2の変形例の様に記録手段45の、
感光体ドラム46に摺接するファーブラシ47aにて残
留トナーを除去するクリーニング装置47のトナーシー
ル部材47bを無色透明なウレタンシートで形成し
方の空きスペースに配置される発光手段48からの光
を、トナーシール部材47bにて感光体ドラム46上に
導き除電を行う様にしても良い。
【0032】更に図8に示す第3の変形例の様に、記録
手段53の、ブレードクリーニング装置50のクリーニ
ングブレード50aを無色透明なウレタンシートで形成
ブレードクリーニング装置50の筐体上面に取着さ
れる発光手段51からの光を、クリーニングブレード5
0a先端の感光体ドラム52との接触ニップの部分に導
感光体ドラム52を照射して除電を行う様にしても
良い。尚この装置にあっては感光体ドラム52との接触
ニップが狭くなることから、発光手段によるクリーニン
グブレード50aへの入射光量を増大し、照射幅の低減
による除電効率の低下を補足しても良い。
【0033】又光誘導部材を兼用するクリーニングブレ
ードの形状は任委であり、図9に示す第4の変形例の様
に、記録手段54の発光手段56をブレードクリーニン
グ装置57の上方の空きスペースに設け、クリーニング
ブレード57aをブレードクリーニング装置57の上方
の発光手段56位置から、感光体ドラム58のクリーニ
ング位置まで延在させる様にしても良い。このようにす
れば、前述の第3の変形例に比し、発光手段56から感
光体ドラム58までの距離が拡大され、クリーニングブ
レード57a内での感光体ドラム58の長手方向への光
の拡散を十分に行え、感光体ドラム58への光照射がよ
り均一化される。
【0034】そして、上記実施の形態あるいは変形例に
おいて、発光手段に用いられる光源の種類は限定され
ず、その波長も、像担持体が光感度を有する波長であれ
ば、任委である。又光誘導部材の材質も、透明且つ光を
効率的に誘導するものであればウレタンシートに限定さ
れず、ポリエチレンテフタレート(PET)、シリコン
ポリカーボネイト、ナイロン、ガラス等であっても良い
し、光の外部への漏れを防止するため、光誘導部材の側
面あるいは長手方向両側部を黒色に塗装する等してもよ
い。
【0035】更に光誘導部材の発光手段から像担持他体
までの長さも任委であるが、光誘導部材内にて長手方向
の光の均一化を図るには、少なくとも15mm以上の長さ
に設定される事が望ましい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、像
担持体周囲に設けられる除電装置の幅を従来に比し縮小
することにより、像担持体周囲の露光位置から現像装置
に達するまでの長さを拡大出来、像担持体を小径化した
場合にあっても、画像形成速度の高速化を損なうことな
く、露光・現像間時間を十分確保出来、小型且つ高速の
画像形成装置を得られ、小型・高速フルカラーの画像形
成装置の実用化も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のカラープリンタの装置本
体を示す概略説明図である。
【図2】本発明の実施の形態の記録装置を示す概略説明
図である。
【図3】本発明の実施の形態の発光手段を示す概略斜視
図である。
【図4】本発明の実施の形態の光誘導部材を示す概略概
略説明図である。
【図5】本発明の実施の形態の感光体ドラムの光感度を
示すグラフである。
【図6】本発明の第1の変形例の記録装置を示す概略説
明図である。
【図7】本発明の第2の変形例の記録装置を示す概略説
明図である。
【図8】本発明の第3の変形例の記録装置を示す概略説
明図である。
【図9】本発明の第4の変形例の記録装置を示す概略説
明図である。
【図10】従来の装置の記録手段の配置を示す概略説明
図である。
【符号の説明】
12…記録装置 14…現像装置 16…感光体ドラム 17a〜17d…画像形成手段 20…カラープリンタ 22…露光装置 23…露光部 26…クリーニング装置 27…除電装置 28…発光手段 28b…LEDランプ 30…光誘導部材

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドラム状の像担持体に対向して設けられ
    る発光手段と、この発光手段からの光を前記像担持体の
    長手方向に拡散可能な材質からなり、前記発光手段から
    の光を前記像担持体周囲の除電位置に導き、前記像担持
    体に照射する光誘導手段とを具備することを特徴とする
    除電装置。
  2. 【請求項2】 ドラム状の像担持体に対向して設けられ
    る発光手段と、この発光手段からの光を前記像担持体の
    長手方向に拡散可能で有り且つ折曲可能な材質からな
    り、前記発光手段からの光を前記像担持体周囲の除電位
    置に導き、前記像担持体に照射する光誘導手段とを具備
    することを特徴とする除電装置。
  3. 【請求項3】 ドラム状の像担持体と、 この像担持体にトナー像を形成するトナー像形成手段
    と、 このトナー像形成手段により前記像担持体に形成された
    前記トナー像を転写材に転写する転写手段と、 この転写手段通過後の前記像担持体に残留するトナーを
    除去するクリーニング手段と、前記像担持体に対向して
    設けられる発光手段と、 この発光手段からの光を前記像担持体の長手方向に拡散
    可能な材質からなり、前記発光手段からの光を前記クリ
    ーニング手段の前記像担持体との当接位置に導き、前記
    像担持体に前記光を照射する光誘導手段とを具備する事
    を特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 ドラム状の像担持体と、 この像担持体にトナー像を形成するトナー像形成手段
    と、 このトナー像形成手段により前記像担持体に形成された
    前記トナー像を転写材に転写する転写手段と、 この転写手段通過後の前記像担持体に摺接し前記像担持
    体に残留するトナーを除去するファーブラシを有するク
    リーニング手段と、 前記像担持体に対向して設けられる発光手段と、 前記クリーニング手段の筐体の一部を構成し前記筐体及
    び前記像担持体間をシールすると共に、前記発光手段か
    らの光を前記像担持体の長手方向に拡散可能な材質から
    なり、前記発光手段からの光を前記像担持体前面に導
    き、前記像担持体に前記光を照射する弾性の光誘導手段
    とを具備する事を特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 ドラム状の像担持体と、 この像担持体にトナー像を形成するトナー像形成手段
    と、 このトナー像形成手段により前記像担持体に形成された
    前記トナー像を転写材に転写する転写手段と、 前記像担持体に対向して設けられる発光手段と、 前記転写手段通過後の前記像担持体に摺接し前記像担持
    体に残留するトナーを除去すると共に、前記発光手段か
    らの光を前記像担持体の長手方向に拡散可能な材質から
    なり、前記発光手段からの光を前記像担持体との摺接位
    置に導き、前記像担持体に前記光を照射する光誘導部材
    からなる除電手段を兼用するクリーニングプレードとを
    具備する事を特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 ドラム状の複数の像担持体と、 この複数の像担持体の各々に色の異なるトナー像を形成
    する複数のトナー像形成手段と、 この複数のトナー像形成手段により前記複数の像担持体
    に形成された前記各色のトナー像を転写材にそれぞれ転
    写する複数の転写手段と、 この転写手段通過後の前記複数の像担持体にそれぞれ残
    留する各色のトナーをそれぞれ除去する複数のクリーニ
    ング手段と、 前記各像担持体に対向してそれぞれ設けられる複数の発
    光手段と、 この各発光手段からの光を前記像担持体の長手方向に拡
    散可能な材質からなり、前記各発光手段からの光を前記
    各クリーニング手段の前記像担持体との当接位置に導
    き、前記各像担持体に前記光を照射する複数の光誘導手
    段とを具備する事を特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 ドラム状の像担持体を帯電する帯電手段
    と、 この帯電手段にて帯電された前記像担持体に露光して静
    電潜像を形成する露光手段と、 前記静電潜像を現像してトナー像を形成する現像手段
    と、 この現像手段により前記像担持体に形成された前記トナ
    ー像を転写材に転写する転写手段と、 この転写手段通過後の前記像担持体に残留するトナーを
    除去するクリーニング手段と、 このクリーニング手段と前記帯電手段との間において、
    前記帯電手段の上方に配置された発光手段と、 この発光手段からの光を前記像担持体の長手方向に拡散
    可能な材質からなり、前記発光手段からの光を前記クリ
    ーニング手段の前記像担持体との当接位置に導き、前記
    像担持体に前記光を照射する光誘導手段とを具備する事
    を特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 ドラム状の像担持体を帯電する帯電手段
    と、 この帯電手段にて帯電された前記像担持体に露光して静
    電潜像を形成する露光手段と、 前記静電潜像を現像してトナー像を形成する現像手段
    と、 この現像手段により前記像担持体に形成された前記トナ
    ー像を転写材に転写する転写手段と、 前記転写手段の上方に設けられる発光手段と、 前記発光手段まで延在して設けられ、前記転写手段通過
    後の前記像担持体に摺接し前記像担持体に残留するトナ
    ーを除去すると共に、前記発光手段からの光を前記像担
    持体の長手方向に拡散可能な材質からなり、前記発光手
    段からの光を前記像担持体との摺接位置に導き、前記像
    担持体に前記光を照射する光誘導部材からなる除電手段
    を兼用するクリーニングプレードとを具備する事を特徴
    とする画像形成装置。
JP24665797A 1997-09-11 1997-09-11 除電装置及び画像形成装置 Pending JPH1184966A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007316134A (ja) * 2006-05-23 2007-12-06 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置、クリーニング装置、及びクリーニング方法
JP2010010053A (ja) * 2008-06-30 2010-01-14 Fuji Xerox Co Ltd 導光体、光照射装置、除電装置、像形成構造体、画像形成装置及び導光体の製造方法

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