JP2010008973A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】除電光の照射効率の向上、又は除電光量のバラツキを低減することが可能な画像形成装置を提供すること。
【解決手段】表面にトナー画像が形成される感光体ドラム101と、トナー画像を紙に転写するための転写ユニットと、光の照射する点光源2、及び点光源2からの光を感光体ドラム101の表面に導く導光板3を有し、感光体ドラム101の表面の残留電荷を除電する除電ユニット1とを備え、導光板3は、互いに対向する2つの主面34、点光源2からの光が入射される入射面32、及び入射面32と対向し、感光体ドラム101に向けて光が出射される出射面31を有し、感光体ドラム101からトナーを転写する場所の付近であって、主面34が、転写ユニットの中間転写ベルト170に対向するように配置されている、複写機100である
【選択図】図2
【解決手段】表面にトナー画像が形成される感光体ドラム101と、トナー画像を紙に転写するための転写ユニットと、光の照射する点光源2、及び点光源2からの光を感光体ドラム101の表面に導く導光板3を有し、感光体ドラム101の表面の残留電荷を除電する除電ユニット1とを備え、導光板3は、互いに対向する2つの主面34、点光源2からの光が入射される入射面32、及び入射面32と対向し、感光体ドラム101に向けて光が出射される出射面31を有し、感光体ドラム101からトナーを転写する場所の付近であって、主面34が、転写ユニットの中間転写ベルト170に対向するように配置されている、複写機100である
【選択図】図2
Description
本発明は、プリンタ、複写機、及びファクシミリなどの画像形成装置に関する。
電子写真方式による画像形成装置では、感光体ドラムの周辺に帯電ユニット、露光ユニット、現像ユニット、転写ユニット、クリーニングユニット、除電ユニット等が設けられている。この帯電ユニットによって感光体ドラムの表面が一様に帯電された後、露光ユニットによって露光が行われて感光体ドラムの表面に静電潜像が形成され、現像ユニットによって現像される。その後、現像されたトナー画像は転写ユニットによって記録媒体上に転写され、定着装置によって定着された後、装置外へと排出される。一方、転写の際に、感光体ドラムに残留したトナーは、クリーニングユニットによって除去される。
このような画像形成装置では、感光体ドラム上のトナー画像の転写直後、若しくはクリーニングの後に感光体ドラム上の残留電荷が除電され、感光体ドラムは再び帯電ユニットによって帯電される。この帯電前の残留電化の除去によって、その後の感光体ドラム表面の均一な帯電を実現することが出来る。
残留電化の除去(以下、除電という)には、光による除電又はACチャージ等の電気的な除電などが用いられるが、コストや安全性の点より光除電が主流となっており、光源としては安価なLEDが複数配列されたものが一般的に用いられている。
図10は、LEDを光源として用いた構成の画像形成装置の感光体ドラム周辺の部分構成図である。図10に示すように、感光体ドラム1001の周囲に、感光体ドラム1001の表面を帯電するための帯電ユニット1002と、感光体ドラム1001の表面にトナーを供給する現像ユニット1003と、中間転写ベルト1004を感光体ドラム1001に押圧する転写バックアップローラ1005と、除電ユニット1006と、クリーニングユニット1007が順に設けられている。
図10に示す構成では、中間転写ベルト1004と、クリーニングユニット1007の間に除電ユニット1006が配置されており、除電ユニット1006の点光源1009からの除電光が中間転写ベルト1004の方向にも照射される。中間転写ベルト1004の方向に照射された光は、中間転写ベルト1004の表面1004a上で反射し、感光体ドラム1001へと照射される。
一方、除電ユニット1006は、感光体ドラム1001と中間転写ベルト1004とのニップ部Nの出口付近に設けられているため、点光源1009からの光が反射される中間転写ベルト1004上の位置には、転写されたトナー画像が存在することがあり、転写像によって反射光が変化し、除電光にバラツキが生じる場合がある。
尚、このような課題は、中間転写ベルト1004のかわりに、感光体ドラム1001のトナー画像が紙に直接転写される構成であっても、紙の表面に転写されたトナー画像によって反射光が変化する場合があるため、同様に生じる。
このため、除電ユニット1006からの遮光を目的とした遮蔽物が必要であり、特にタンデム型の画像形成装置では除電ユニット1006と中間転写ベルト1004の間のスペースの確保が困難であることから、光幅確保のため厚みの薄い黒色ルミラー等の薄膜シートが用いられることが多い(例えば、特許文献1参照。)。
図11は、図10の除電ユニット1006に黒色ルミラー等の薄膜シート1008を設けた状態の構成図である。図11に示すように、薄膜シート1008を設けることによって中間転写ベルト1004に光が照射されることを防ぐことが出来る。図12は、除電ユニット1006を感光体ドラム1001側から見た図である。除電ユニット1006は、長手方向に複数のLEDからなる点光源1009が設けられており、その上方に薄膜シート1008が配置されている。この薄膜シート1008を保持するためにリブ等の支持具1010が設けられており、支持具1010は、除電光を遮らないようにするために、点光源1009の外側(光路1011の外側)に配置されている。
特開2006−234882号公報
しかしながら、従来の画像形成装置では、図12に示すように、光路の外側を支持具1010で支持するしかなく、薄膜シート1008の先端1008aが長手方向(図12における左右方向)において撓む場合がある。
このように先端1008aが長手方向において水平に保持されていないと、除電照射面積にバラツキが生じ、感光体ドラム1001の軸方向の除電光量にもバラツキが発生する。そのため、感光体ドラム1001の表面電位にバラツキが発生することになり、グレー画像の濃度ムラが発生する場合があった。
このように、中間転写ベルト1004方向への光の照射による除電光のバラツキを抑制するために薄膜シート1008を設けたとしても、薄膜シート1008の先端位置の保持が困難なため、依然、除電光量のバラツキは発生する。
又、点光源1009を用いていることによる輝点ムラを回避するため、点光源1009から感光体ドラム1001の表面まで所定の距離を設ける必要がある。薄膜シート1008を用いた場合、図12に示すように光路幅1011wが狭いため光路1011の上下面での光吸収が多く発生し、感光体ドラム1001への照射効率が小さくなり、点光源1009の数の増加または光量の大きい効果なLEDを採用する必要があった。
本発明は、上記従来の画像形成装置の課題を考慮して、除電光の照射効率の向上、又は除電光量のバラツキを低減することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1の本発明は、
表面に現像剤画像が形成される、少なくとも1つの像担持体と、
前記現像剤画像を記録媒体に転写するための転写ユニットと、
光の照射する光源、及び前記光源からの光を前記像担持体の表面に導く板状の導光部材を有し、前記像担持体の表面の残留電荷を除電する除電ユニットとを備え、
前記導光部材は、互いに対向する2つの主面、前記光源からの光が入射される入射面、及び前記入射面と対向し、前記像担持体に向けて光が出射される出射面を有し、
前記像担持体から現像剤を転写する場所の付近であって、前記主面が、搬送される前記記録媒体又は前記転写ユニットの中間転写部材に対向するように配置されている、画像形成装置である。
表面に現像剤画像が形成される、少なくとも1つの像担持体と、
前記現像剤画像を記録媒体に転写するための転写ユニットと、
光の照射する光源、及び前記光源からの光を前記像担持体の表面に導く板状の導光部材を有し、前記像担持体の表面の残留電荷を除電する除電ユニットとを備え、
前記導光部材は、互いに対向する2つの主面、前記光源からの光が入射される入射面、及び前記入射面と対向し、前記像担持体に向けて光が出射される出射面を有し、
前記像担持体から現像剤を転写する場所の付近であって、前記主面が、搬送される前記記録媒体又は前記転写ユニットの中間転写部材に対向するように配置されている、画像形成装置である。
又、第2の本発明は、
前記導光部材の前記主面に対する前記出射面の角度、及び前記導光部材の屈折率は、前記導光部材から前記像担持体に出射される光のうち少なくとも一部の光が、前記像担持体の中心軸に向かうように設定されている、第1の本発明の画像形成装置である。
前記導光部材の前記主面に対する前記出射面の角度、及び前記導光部材の屈折率は、前記導光部材から前記像担持体に出射される光のうち少なくとも一部の光が、前記像担持体の中心軸に向かうように設定されている、第1の本発明の画像形成装置である。
又、第3の本発明は、
前記出射面は、前記像担持体の表面において出射光が集光されるように湾曲して形成されている、第1の本発明の画像形成装置である。
前記出射面は、前記像担持体の表面において出射光が集光されるように湾曲して形成されている、第1の本発明の画像形成装置である。
又、第4の本発明は、
前記光源は、複数の点光源を有し
前記導光部材は、前記入射面に複数の凹部を有しており、
前記点光源は、前記凹部内に配置されている、第1の本発明の画像形成装置である。
前記光源は、複数の点光源を有し
前記導光部材は、前記入射面に複数の凹部を有しており、
前記点光源は、前記凹部内に配置されている、第1の本発明の画像形成装置である。
本発明によれば、除電光の照射効率の向上、又は除電光量のバラツキを低減することが可能な画像形成装置を提供することが出来る。
以下に、本発明にかかる画像形成装置の一例としての複写機について図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
はじめに、本実施の形態1の複写機の全体構成について説明する。
はじめに、本実施の形態1の複写機の全体構成について説明する。
図1は、本発明にかかる実施の形態1における複写機100の正面図である。図1に示すように、本実施の形態の複写機100は、その底部に画像形成される用紙を収納するための2つの給紙カセット110を備えている。又、複写機100は、その上部に露光ランプ、レンズ、ミラー等により原稿の画像を読み取る原稿読み取りユニット120を備えている。
また、本実施の形態における複写機100は、タンデム方式を用いたカラー複写機であり、ブラック画像形成ユニット130、イエロー画像形成ユニット140、シアン画像形成ユニット150、及びマゼンダ画像形成ユニット160を備えている。これら画像形成ユニット130、140、150、160によって形成された各画像を、用紙に転写する前に重ね合わせる中間転写ベルト170が配置されている。
さらに、4つの画像形成ユニット130、140、150、160の、各々の帯電器によって帯電された各々の感光体ドラムの表面を光走査することによって静電潜像を形成するレーザースキャナーユニット(以下、LSUと呼ぶ)200が、4つの画像形成ユニット130、140、150、160の下方に配置されている。
この中間転写ベルト170上に形成されたトナー画像を、給紙カセット110から給紙された用紙に転写するための転写ローラ180が設けられている。この転写ローラ180は、中間転写ベルト170を介して、中間転写ベルト170の内側に設けられた駆動ローラ171を押圧している。更に、用紙に転写されたトナー画像を定着するための定着ユニット190が設けられている。又、上記定着ユニット190によって、トナー画像が定着された用紙が排出される排出トレイ210が設けられている。
次に、画像形成ユニットについて説明するが、4つの画像形成ユニット130、140、150、160の基本的構成は同じであるため、マゼンダ画像形成ユニット160を例に挙げて説明する。図2は、マゼンダ画像形成ユニット160の模式図である。マゼンダ画像形成ユニット160は、a−Si(アモルファスシリコン)系の感光体ドラム101と、感光体ドラム101を帯電させるための帯電ユニット102と、感光体ドラム101上のLSU200によって形成された静電潜像にトナーを付着させてトナー画像を形成するための現像ユニット103と、トナー画像を中間転写ベルト170に転写するための転写バックアップローラ104と、感光体ドラム101の表面の残留電荷を除電するための除電ユニット1と、感光体ドラム101の表面を研磨するためのクリーニングユニット105を備えている。尚、帯電ユニット102、現像ユニット103、クリーニングユニット105では、感光体ドラム101周囲のローラのみ図示しており、例えば、クリーニングユニット105における回収ローラ、スクレーパなどの他の構成は省略している。又、図2中において、感光体ドラム101の上方に転写バックアップローラ104及び中間転写ベルト170が配置されており、感光体ドラム101の表面に形成されたトナー画像は、ニップ部Nを通過した中間転写ベルト170の下側の面170aに転写されることになる。尚、本発明の像担持体の一例は、本実施の形態の感光体ドラム101に相当し、本発明の転写ユニットの一例は、本実施の形態では、中間転写ベルト170と、中間転写ベルト170を介して各色の感光体ドラムを押圧している4つの転写バックアップローラ104と、駆動ローラ171と、転写ローラ180等に相当する。又、本発明の中間転写部材の一例は、本実施の携帯の中間転写ベルト170に相当する。又、本発明の像担持体から現像剤を転写する位置の一例は、本実施の形態のニップ部Nに相当する。
次に、本発明の除電ユニットの一例に相当する、本実施の形態の除電ユニット1について説明する。
本実施の形態の除電ユニット1は、クリーニングユニット105と、中間転写ベルト170の間であって、感光体ドラム101と中間転写ベルト170とのニップ部Nの出口付近に配置されている。
図3は、除電ユニット1と感光体ドラム101の斜視構成図である。図2及び図3に示すように、本実施の形態の除電ユニット1は、感光体ドラム101の軸101a方向に沿って設けられている複数の点光源2と、点光源2からの光を感光体ドラム101へと導く導光板3と、複数の点光源2及び導光板3が取り付けられているフレーム4とを備えている。点光源2は、LEDであり、本実施の形態では、図2に示すように横面発光タイプのものが用いられているが、上面発光タイプのものを用いても良い。
又、導光板3は、図2及び図3において上下に主面34a、34bが向き、その1つの端面である入射面32が複数の点光源2に対向し、入射面32に対向する出射面31が感光体ドラム101に対向するように配置されている。又、導光板3の主面34aは上方を向いているため、中間転写ベルト170と対向している。尚、上述のように除電ユニット1は、ニップ部Nの出口付近に配置されているため、画像形成時には、導光板3の主面34aが対向している位置に、トナー画像が転写された中間転写ベルト170の部分が通過することになる。
本実施の形態では、導光板3の主面34aが中間転写ベルト170と対向しており、点光源2からの照射光は図2、3に示すように主面34a、34bで全反射するため、中間転写ベルト170上のトナー画像への光の照射を抑制でき、その反射光による除電光のバラツキも低減することが出来る。
又、本実施の形態の複写機100では、点光源2と中間転写ベルト170の間に、従来の薄膜シートに代えて導光板3が設けられており、導光板3は薄膜シートと異なり、ほとんど撓まないため、軸101a方向において出射面31の幅31wは均一となり、感光体ドラム101の表面を除電する際に、軸方向の除電光量のバラツキを抑制することが可能となる。
又、導光板3では、光は主面34等で反射し、従来の薄膜シートを用いた際のような光吸収が少ないため、照射効率を向上することが出来る。
尚、本発明の導光部材の一例は、本実施の携帯の導光板3に相当し、導光板3の出射面31は、鉛直方向に配置されているが、図4に示す除電ユニット11のように、出射面51が上方に向くように斜めに形成されている導光板5を用いても良い。尚、この導光板5は、出射面以外は、導光板3と同様の構成である。
図5(a)は、本実施の形態の導光板3と感光体ドラム101の位置関係を示す拡大図である。図5(a)に示すように、導光板3から出射された矢印Aで示す光は、感光体ドラム101上の位置101bと軸101aを含む平面90との間でなす角αが入射角となっている。入射角が大きいと、点光源2から照射される光の、感光体ドラム101の表面における反射率が大きくなり、反射した光は、感光体ドラム101の表面の除電に寄与しない。尚、位置101bにおける接平面が91で示されている、接平面91と平面90は垂直に交わる。尚、位置101bの周囲においても点光源2から光が照射され、入射角はそれぞれの位置で少しずつ異なるが、LEDである点光源2では、水平方向の光量が最も多いため、角αに近い入射角で感光体ドラム101の表面に照射される光が多くなる。
一方、図4の除電ユニット11に示すように、出射面51を上方に傾斜させる構成とすることによって、導光板を形成する材料(例えば、アクリル樹脂)と空気の屈折率の関係から、水平に照射されてきた光は、出射面51で下方へと曲がる。図5(b)に導光板5と感光体ドラム101の表面の拡大図を示す。図5(b)中、出射面51への入射角がβ、出射面51からの出射角がγで示されており、β<γとなる。
そのため、感光体ドラム101の表面の位置101cにおける接平面92に対して垂直に近い角度で入射する。すなわち、矢印Bで示す光は、位置101c及び軸101aを含む平面93との間における感光体ドラム101への入射角は0°に近くなる。
このように、図4に示す導光板5では、0°に近い入射角度で感光体ドラム101に入射される光が多くなり、表面での反射率を低減することが出来るため、感光体ドラム101への除電光の吸収効率をより向上させることが可能となる。尚、本発明の主面に対する出射面の角度の一例は、図5(b)中、角度δに相当する。
この角度δは導光板の屈折率によっても異なり、除電ユニットと感光体ドラムの位置関係によっても異なるが、要するに、点光源2からの光のうち少なくとも一部が、中心軸101aの方向を向かうように、これらの角度δ及び屈折率が設定されておりさえすればよい。
また、導光板3の代わりに、図6の除電ユニット12に示すように、感光体ドラム101側で下方に折れ曲がっている導光板6が用いられてもよい。この導光板6では、感光体ドラム101側に折れ曲がり部65が形成されており、出射面61が下方に向いている。このように、出射面61をできるだけ、感光体ドラム101の表面に近づけることによって出射面61から出射されてからの拡散を減らすことが出来る。更に、感光体ドラム101の表面に垂直照射でき反射逸散が少ないため、除電効率が向上する。尚、この導光板6は折れ曲がり部65が形成されている以外は、導光板3と同様の構成である。
また、図7の除電ユニット13に示すように、出射面が湾曲している構成の導光板7が用いられても良い。尚、導光板7は、出射面71以外の構成は導光板3と同様である。この導光板7は出射面71が、感光体ドラム101側に突出するように湾曲している。このように出射面71を湾曲することによって、感光体ドラム101の表面に集光することが出来、拡散を減らすことが出来るため、照射効率を向上させることが可能となる。尚、例えば、導光板6の出射面61を図7に示すような湾曲面としてもよい。
又、本実施の形態の除電ユニット1では、導光板3の入射面32は平面であったが、図8の除電ユニット14の平面図に示すように、導光板8の入射面82に複数の凹部85が形成されており、その各々の凹部85内に点光源2が配置される構成であってもよい。尚、この導光板8は、入射面の形状以外は導光板3と同様の構成である。
このような導光板8の構成により、点光源2からの光の損失を減らし、導光板に入射する光量を増加することが出来る。
又、本実施の形態では、本発明の光源の一例として、複数の点光源2(LED)が用いられていたが、点光源で無くてもよく、冷陰極管等を用いてもよい。
又、本発明の画像形成装置として、本実施の形態では、中間転写ベルト170を用いたタンデム型のカラー複写機100を用いて説明したが、中間転写ベルト170を用いず、
ブラック画像形成ユニット130、イエロー画像形成ユニット140、シアン画像形成ユニット150、及びマゼンダ画像形成ユニット160の各感光体ドラムに形成されたトナー画像が紙に直接転写される構成の画像形成装置であってもよい。このような複写機300の部分構成図が図9(a)に示されている。尚、複写機100と同じ構成については同一符号を付している。図9(a)に示す複写機300は、複写機100と同様にタンデム型のカラー複写機であるが、紙Pの搬送路310に沿って順にマゼンダ画像形成ユニット160´、シアン画像形成ユニット150´、イエロー画像形成ユニット140´、及びブラック画像形成ユニット140´が設けられている。また、本発明の記録媒体の一例である紙Pは転写ベルト320によって搬送されて各画像形成ユニットを通過し、感光体ドラムに形成されたトナー画像が転写される。転写後、紙は、定着ユニット190へと搬送されて、トナー画像が定着される。図9(b)は、(a)の除電ユニット1´近傍の拡大図である。尚、図9(a)、(b)に示すようなタンデム方式の装置では、一般的に除電ユニット1´と転写ベルト320の間のスペースが小さいので、点光源2及び導光板3を下方から支持するようにフレームを配置する場所の確保が困難であり、点光源2及び導光板3は長手方向両端でフレームによって支持されている。
ブラック画像形成ユニット130、イエロー画像形成ユニット140、シアン画像形成ユニット150、及びマゼンダ画像形成ユニット160の各感光体ドラムに形成されたトナー画像が紙に直接転写される構成の画像形成装置であってもよい。このような複写機300の部分構成図が図9(a)に示されている。尚、複写機100と同じ構成については同一符号を付している。図9(a)に示す複写機300は、複写機100と同様にタンデム型のカラー複写機であるが、紙Pの搬送路310に沿って順にマゼンダ画像形成ユニット160´、シアン画像形成ユニット150´、イエロー画像形成ユニット140´、及びブラック画像形成ユニット140´が設けられている。また、本発明の記録媒体の一例である紙Pは転写ベルト320によって搬送されて各画像形成ユニットを通過し、感光体ドラムに形成されたトナー画像が転写される。転写後、紙は、定着ユニット190へと搬送されて、トナー画像が定着される。図9(b)は、(a)の除電ユニット1´近傍の拡大図である。尚、図9(a)、(b)に示すようなタンデム方式の装置では、一般的に除電ユニット1´と転写ベルト320の間のスペースが小さいので、点光源2及び導光板3を下方から支持するようにフレームを配置する場所の確保が困難であり、点光源2及び導光板3は長手方向両端でフレームによって支持されている。
複写機300では、転写バックアップローラ104が感光体ドラム101の下側に配置されており、感光体ドラム101と転写ベルト320とのニップ部Nの出口付近に除電ユニット1´が設けられており、除電ユニット1´の導光板3は、その主面34bがニップ部Nから排出された紙Pに対向するように設けられている。
複写機300では、転写ベルト320側に照射された光の多くが導光板3の主面34bによって全反射するため、ニップ部Nを通過した紙に点光源2からの光が照射されることを抑制することが出来る。そのため、トナー画像が形成された紙の表面で反射して、反射光が変化することによって生じる除電光のバラツキを抑制することが出来る。
尚、本発明の画像形成装置として、カラー複写機に限らず、モノクロの複写機であってもよいし、ファクシミリやプリンタであってもよい。
本発明の画像形成装置は、除電光の照射効率の向上、又は除電光量のバラツキを低減することが可能な効果を有し、プリンタ、複写機、及びファクシミリ等として有用である。
1、11、12、13、14 除電ユニット
2 点光源
3、5、6、7、8 導光板
4 フレーム
31、51、61、71 出射面
32、52、82 入射面
100 複写機
101 感光体ドラム
102 帯電ユニット
103 現像ユニット
104 転写バックアップローラ
105 クリーニングユニット
110 給紙カセット
120 原稿読み取りユニット
130 ブラック画像形成ユニット
140 イエロー画像形成ユニット
150 シアン画像形成ユニット
160 マゼンダ画像形成ユニット
170 中間転写ベルト
180 転写ローラ
190 定着ユニット
200 LSU
2 点光源
3、5、6、7、8 導光板
4 フレーム
31、51、61、71 出射面
32、52、82 入射面
100 複写機
101 感光体ドラム
102 帯電ユニット
103 現像ユニット
104 転写バックアップローラ
105 クリーニングユニット
110 給紙カセット
120 原稿読み取りユニット
130 ブラック画像形成ユニット
140 イエロー画像形成ユニット
150 シアン画像形成ユニット
160 マゼンダ画像形成ユニット
170 中間転写ベルト
180 転写ローラ
190 定着ユニット
200 LSU
Claims (4)
- 表面に現像剤画像が形成される、少なくとも1つの像担持体と、
前記現像剤画像を記録媒体に転写するための転写ユニットと、
光の照射する光源、及び前記光源からの光を前記像担持体の表面に導く板状の導光部材を有し、前記像担持体の表面の残留電荷を除電するための除電ユニットとを備え、
前記導光部材は、互いに対向する2つの主面、前記光源からの光が入射される入射面、及び前記入射面と対向し、前記像担持体に向けて光が出射される出射面を有し、
前記像担持体から現像剤を転写する場所の付近であって、前記主面が、搬送される前記記録媒体又は前記転写ユニットの中間転写部材に対向するように配置されている、画像形成装置。 - 前記導光部材の前記主面に対する前記出射面の角度、及び前記導光部材の屈折率は、前記導光部材から前記像担持体に出射される光のうち少なくとも一部の光が、前記像担持体の中心軸に向かうように設定されている、請求項1記載の画像形成装置。
- 前記出射面は、前記像担持体の表面において出射光が集光されるように湾曲して形成されている、請求項1記載の画像形成装置。
- 前記光源は、複数の点光源を有し
前記導光部材は、前記入射面に複数の凹部を有しており、
前記点光源は、前記凹部内に配置されている、請求項1記載の画像形成装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2008
- 2008-06-30 JP JP2008171662A patent/JP2010008973A/ja active Pending
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