JPH06161298A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH06161298A
JPH06161298A JP33783992A JP33783992A JPH06161298A JP H06161298 A JPH06161298 A JP H06161298A JP 33783992 A JP33783992 A JP 33783992A JP 33783992 A JP33783992 A JP 33783992A JP H06161298 A JPH06161298 A JP H06161298A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
intermediate transfer
image forming
rotator
transfer
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP33783992A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3229402B2 (ja
Inventor
Hiroyuki Sugimoto
浩之 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP33783992A priority Critical patent/JP3229402B2/ja
Publication of JPH06161298A publication Critical patent/JPH06161298A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3229402B2 publication Critical patent/JP3229402B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning In Electrography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 中間転写ベルト上のフィルミング層に蓄積し
てしまう電荷を直接、除去し、長期的に安定した、良好
な転写効率を得ることのできる画像形成装置を提供する
ことである。 【構成】 中間転写ベルト5に対し、除電チャージャ2
6を対向配備し、中間転写ベルト5上の、フィルミング
層20に、転写工程で蓄積されてしまう電荷を、そのチ
ャージャ26によるコロナ放電で取り除くようにする。
チャージャ26には、転写バイアスと反対極性の直流電
圧電源27と、交流電圧電源28とが接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、像担持体上のトナー像
を、中間転写回転体を介して記録媒体に転写する方式の
画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複写機、ファクシミリ、或いはプリンタ
などの画像形成装置で、像担持体上のトナー像を中間転
写回転体に転写し、この転写したトナー像を更に、記録
媒体に転写するようにしたものが知られている。図2
は、この方式の本発明一実施例の画像形成装置を示すも
のであるが、ここでは、この図に示した画像形成装置の
基本構成を説明しながら、従来の問題点を明らかにする
こととする。
【0003】像担持体の一例のドラム状感光体1は図示
反時計方向に回転駆動される。このとき感光体1は、帯
電チャージャ2によって一様に帯電される。この帯電の
あと、露光部3で露光が行われることにより、感光体1
の表面には所定の静電潜像が形成される。この静電潜像
は現像装置4によってトナー像として顕像化される。
【0004】中間転写回転体の一構成例を成す中間転写
ベルト5は、例えば107乃至108Ω・cm程度の体積固
有抵抗率を有し、厚みが150μm程度の無端フィルム
状のものより成っている。中間転写ベルト5は、転写ロ
ーラ8,従動ローラ9,駆動ローラ10,クリーニング
バックアップローラ11及びアースローラ12の各ロー
ラ間に掛け渡され、駆動ローラ10の駆動力で、反時計
方向に回転駆動される。
【0005】中間転写ベルト5は転写ローラ8の部位に
おいて感光体1に接しつつ回転し、かかる転写部13に
おいて、感光体1上のトナー像が中間転写ベルト5上に
転写される。転写ローラ8は導体ローラで構成され、こ
れにはバイアス電圧電源14によりバイアス電圧が印加
されている。
【0006】今仮に、感光体1が正極性に帯電するもの
として、静電潜像には負極性に帯電したトナーが付着し
て、その潜像がトナー像として顕像化される。負極性の
トナーを用いて静電潜像を反転現像するときは、感光体
1は負極性に帯電される。転写ローラ8にトナーと逆極
性の正極性のバイアス電圧を印加することによって、そ
の負帯電極性のトナーが中間転写ベルト5の方に静電的
に移行することで、トナー像の、中間転写ベルトへの転
写が行われる。転写ローラ8やバイアス電圧電源14な
どは、感光体1上のトナー像を中間転写ベルト5に転写
させる第1の転写手段を構成する。
【0007】このようにして、中間転写ベルト5上に転
写されたトナー像は、転写紙のような記録媒体17が、
駆動ローラ10に掛け廻される中間転写ベルト部分と、
転写ローラ18との間を通過する間で、記録媒体17上
に転写される。
【0008】本例の画像形成装置はカラー式のものとな
っていて、それぞれ色の異なるトナー収容した複数の現
像器を有する現像装置4の各現像器によって、感光体1
上にはそれぞれ異なる色のトナー像が順次形成され、か
かるトナー像が中間転写ベルト5上の同一位置に重ね転
写される。このようにして得られたカラートナー像が先
の記録媒体17に転写されるのである。
【0009】転写ローラ18は転写ローラ8と同様に導
体ローラより成り、これにはバイアス電圧電源19によ
りトナーと逆極性の正極性のバイアス電圧が印加され
る。転写ローラ18やバイアス電圧電源19などは、中
間転写ベルト5上のトナー像を記録媒体17に転写させ
る第2の転写手段を構成する。かかる手段による第2の
転写工程後に、記録媒体17は搬送ベルト21によって
送られ、定着装置22の部位を通って画像形成装置外に
排出される。
【0010】一方、第2の転写工程後において、中間転
写ベルト5はクリーニング装置23によってクリーニン
グされる。クリーニング装置23はクリーニングブレー
ド24を有し、このクリーニングブレード24によって
中間転写ベルト5上の残留トナーや、紙粉や、その他の
異物などが掻き取り除去されるのである。クリーニング
装置23は、第2の転写工程後に中間転写ベルト5上を
クリーニングするクリーニング手段を構成する。
【0011】なお、感光体1上の各色のトナー像を中間
転写ベルト5上に転写する毎に、感光体1の表面が感光
体クリーニング装置6によってクリーニングされ、この
あと、除電ランプ7でその表面が除電状態にされる。こ
のように感光体1及び中間転写ベルト5をクリーニング
することによって、これらを繰返し使用することができ
る。
【0012】このような画像形成装置においては、従来
より、次に述べるような問題を生じていた。
【0013】図2に示したベルトクリーニング装置23
には、先にも述べたように、クリーニングブレード24
が備えられているのであるが、これは、通常、ウレタン
ゴムなどの弾性体より成り、このエッジ部を、中間転写
ベルト5上に圧接させてトナー等を掻き取り除去する。
この他、ファーブラシを用いる方式のクリーニング装置
や、クリーニングブレードとファーブラシとを併用する
方式のクリーニング装置などがある。
【0014】このようなクリーニングブレードやファー
ブラシなどのクリーニング部材を用いるクリーニング装
置においては、構成が比較的簡単であり、安価なもので
あることから、この種の画像形成装置に幅広く利用され
ている。
【0015】ところで、感光体や中間転写ベルトなどの
表面には、熱や圧力などの作用でトナーが溶融固着し易
くなっている。このような溶融物は上述のクリーニング
部材では、中々、除去し切れず、この除去を放置したま
まにすると、中間転写ベルトの表面に、所謂、フィルミ
ング層が形成されるようになる。かかるフィルミング層
が形成されると、転写性能が低下するようになり、画像
品質が悪くなる。
【0016】なお、感光体などの像担持体の表面をクリ
ーニングローラによって摺擦することにより、フィルミ
ング物質を除去するようにした技術が、実開昭62−1
40555号公報、特開昭63−11982号公報及び
特開平2−262180号公報などで既に提案されてい
る。又、類似技術で、特開平2−214882号公報な
どによるものが既に提案されている。
【0017】いずれにしても、かかるフィルミング層が
除去されないままに放置されると、転写性能が低下し、
画質が悪くなるのであるが、就中、先述した、ダブル転
写方式の画像形成装置の場合、感光体と比べて、中間転
写ベルトには、フィルミング層が形成され易く、僅かな
フィルミング層でも、転写効率が低下し、画質が著しく
悪下し易くなる。
【0018】かかる点に関して、更に具体的に説明する
に、図5は第1の転写工程を行う転写部13の近辺構成
を示したものである。
【0019】先にも述べたように、この例ではトナーT
は負極性に帯電するものとなっていて、転写ローラ8に
正極性のバイアス電圧を印加することにより、かかるト
ナーTが中間転写ベルト5の方に静電的に引き寄せられ
て移行し、感光体1上のトナー像が中間転写ベルト5に
転写される。
【0020】符号20は、中間転写ベルト5上に形成さ
れるフィルミング層を示すものであるが、このフィルミ
ング層20には、転写ローラ8によって与えられた、ト
ナーと反対の正極性の電荷が蓄積されるようになる。い
ずれにしても、この電荷を帯びたフィルミング層によっ
て、中間転写ベルト5の表面はトナーと反対の正極性に
帯電するようになるのである。
【0021】このような状態となると、中間転写ベルト
の表面とトナー粒子との間の静電的な結合力が増大し、
第2の転写工程における転写効率が低下し、画像品質が
悪くなる。
【0022】図6は、第2の転写工程を行う転写部の近
辺構成を示したものであり、トナーTと中間転写ベルト
5との静電的な結合力が強くなると、記録媒体17へ
の、そのトナーの移行がスムーズに行われなくなり、転
写効率が低下して、画像品質が劣るようになる。
【0023】長時間、機械を放置した後、一時的に、か
かる転写効率が回復する場合があるが、これはフィルミ
ング層が保持していた電荷が、空気中等に漏洩するため
と考えられる。いずれにしても、このような放置にまか
せる訳にはいかず、何らかの解決策を講じる必要にせま
られている。
【0024】結局のところ、従来はクリーニングローラ
や、クリーニングブラシなどによって、フィルミング層
そのものを除去する方式が実施されているが、これによ
るものでは、中間転写ベルトを摺擦し過ぎて、それに傷
を付けたりするおそれがあり、又、画像形成装置の使用
条件によって、フィルミング層の生成状態が変わると、
これに対応することができない。
【0025】この他、転写前チャージャの作用により、
感光体上のトナーの帯電量を制御(電荷量を揃えたりす
る制御)し、転写効率を向上させるようにした技術も、
多数、提案されているが、これによるものでは、トナー
層の表層部の帯電量については制御できるものの、最下
層部(感光体側のトナー部)の帯電量については制御し
にくくなっている。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、中間
転写回転体上のフィルミング層に蓄積してしまう電荷を
直接、除去し、長期的に安定した、良好な転写効率を得
ることのできる画像形成装置を提供することにある。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、帯電、露光及び現像が、それぞれ順次行わ
れることによって、表面にトナー像が形成される像担持
体と、この像担持体に接しつつ回転する中間転写回転体
と、像担持体と中間転写回転体とが接する転写部におい
て像担持体上のトナー像を中間転写回転体上に転写させ
る第1の転写手段と、中間転写回転体上のトナー像を記
録媒体に転写させる第2の転写手段と、第2の転写工程
後に、中間転写回転体上をクリーニングするクリーニン
グ手段とを有する画像形成装置において、中間転写回転
体の回転方向に対して、クリーニング手段が設けられる
位置よりも下流側にして、前記転写部よりも上流側の位
置に、中間転写回転体の表面を除電状態にする除電手段
を設けた構成を提案するものである。
【0028】なお、除電手段は、中間転写回転体表面を
除電する極性の直流成分が重畳される交流コロナ放電を
行うコロナチャージャとなっていると効果的である。
【0029】又、除電手段は、中間転写回転体に接しつ
つ回転し、導電性繊維より成り、中間転写回転体表面を
除電する極性の直流電圧及び交流電圧が互いに重畳され
て印加されるブラシローラで構成されるものとなってい
ると、効果的である。
【0030】除電手段は、中間転写回転体に接しつつ回
転し、導電性繊維より成り、電気的にアース状態にされ
るブラシローラで構成されるものとなっていると、効果
的である。
【0031】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従って詳細に
説明する。
【0032】図1は、図2に示した本発明一実施例の画
像形成装置に具備される中間転写ベルトクリーニング装
置部や除電部などの構成を示したものである。図2に示
した画像形成装置の基本構成と作用については先に説明
したので、ここでは省略する。
【0033】図1において、符号20は、先にも述べた
ように、中間転写ベルト5上に形成されるフィルミング
層を示すものである。かかるフィルミング層が形成され
ていても、当該画像形成装置を長時間放置したあと、コ
ピーを1乃至2枚程度行った位では記録媒体17へのト
ナー像の転写効率の低下はほとんど見られない。逆に言
えば、転写効率が低下する条件としては、1〜2枚分の
転写工程による電荷注入をフィルミング層20が受けな
ければならないのである。
【0034】従って、1回のコピー動作毎に、フィルミ
ング層中の電荷を取り除けば、連続コピー時の転写効率
の低下を防ぐことができる。そこで、本実施例において
は、図2に示すように、中間転写ベルト5の回転方向に
対して、クリーニング手段であるクリーニング装置23
が設けられる位置よりも下流側にして、転写部13より
も上流側の位置に、中間転写ベルト5の表面を除電状態
にする除電手段25を設けるようにした。
【0035】かかる除電手段25は、本例ではコロナ放
電を行うコロナチャージャとなっている。図1に示すよ
うに、コロナチャージャ26には、直流電圧電源27及
び交流電圧電源28が接続されている。コロナチャージ
ャ26は、かかる2つの電源によって、直流成分の重畳
される交流コロナ放電を行う。
【0036】第1の転写工程は、中間転写ベルト5を、
転写ローラ8で、正極性に帯電させることによって行わ
れるが、コロナチャージャ26は、その極性と反対の極
性の直流成分が重畳される交流コロナ放電を行うのであ
る。このために、直流電圧電源27は負極性の直流電圧
電源となっている。かかるコロナ放電によって、クリー
ニング工程後の中間転写ベルト5の表面が直接除電状態
にされる。すなわち、フィルミング層20に蓄積された
電荷が中和されるのである。コロナチャージャ26は、
このような機能から、除電チャージとも言うべきものと
なっている。そして、直流電圧電源27の極性は、中間
転写ベルト5の表面を除電する極性(本例では負極性)
となっているのである。
【0037】直流電圧電源27又は交流電圧電源28の
いずれか一方だけで、コロナチャージャ26にコロナ放
電を行わせるようにしてもフィルミング層20に蓄積さ
れた電荷を中和させることが可能であるが、両電源2
7,28を共に用いるとより効果的である。
【0038】このように、クリーニング後の中間転写ベ
ルトの表面、換言すれば、フィルミング層が、次回の転
写工程に先だって除電状態にされてしまうので、トナー
とフィルミング層との間の静電的な結合力が必要以上に
強くならず、第2転写工程(図6)でのトナー像の転写
を良好に行わせることができる。すなわち、転写効率の
低下を回避することができ、長期的に安定して良好な転
写を行うことができるのである。
【0039】なお、除電手段に、図1に示すようなコロ
ナチャージャ26を用いると、これは中間転写ベルト5
に非接触であるので、中間転写ベルト表面を傷付けたり
することなく、効果的に除電することができる。
【0040】図3に示す例は、除電手段をブラシローラ
としたものである。このブラシローラ29は、導電性繊
維より成り、中間転写ベルト5に接しつつ、例えば図示
時計方向に回転駆動される。かかるブラシローラ29
は、この芯金部29aがアース状態にされ、フィルミン
グ層20に蓄積された電荷を取り除く。
【0041】このような除電手段によっても、転写効率
の低下を防ぐことができる。この例では、ブラシローラ
をアースするのみの構成で済むので、画像形成装置の一
層のコストダウン化を図ることができる。
【0042】図4に示す例は、中間転写ベルト5の表面
に接しつつ、回転する上述のブラシローラ29をアース
する代りに、このブラシローラ29に、直流電圧及び交
流電圧を互いに重畳して印加するようにしたものであ
る。直流電圧電源27と交流電圧電源28とは、その印
加のためのものである。この例においても、図1に示す
例と同じように、転写部13(図2)での転写バイアス
と反対の極性の直流電圧が交流電圧と重畳されてブラシ
ローラ29に印加される。この例においても、転写効率
の低下を防ぐことができる。またこの例でも、ブラシロ
ーラ29に対して、中間転写ベルト5の表面を除電する
極性の直流電圧だけ、又は交流電圧だけを印加してもよ
いが、両電圧を重畳して印加することによって効果を高
めることができる。
【0043】図3及び図4に示す実施例においては、ブ
ラシローラ29が、中間転写ベルト5と摺擦するよう
に、図示されない駆動モータで、例えば時計方向に回転
駆動されるようになっていて、ベルト表面を除電し乍
ら、同時に、フィルミング層20を静電的及び機械的に
除去する働きをする。かような除去は必ずしも完全にす
る必要がないので、大きな摺擦力を必要とせず、ブラシ
ローラの駆動モータとしては小容量のもので済む。
【0044】なお、かかるブラシローラ29は、例え
ば、炭素含有アクリル繊維を、360デニール/24フ
ィラメント,600ループ/inch2なる条件で、ループ
状ブラシにしたもので構成されるものとなっている。こ
のような構成のブラシローラを用いると、これを均一に
中間転写ベルト5に対し摺擦させることができる。
【0045】なお、転写ローラ18や、クリーニングブ
レード24や、ブラシローラ29は、複数の色のトナー
像を中間転写ベルト5上の同一位置に重ね転写するため
に、かかるトナー像がこれらの要素を通過している間
は、中間転写ベルト5から離隔するようになっている。
すなわち、両者は、中間転写ベルト5に対し離接するよ
うに変位駆動されるのである。
【0046】
【発明の効果】請求項1に記載の画像形成装置によれ
ば、中間転写回転体上に形成されてしまうフィルミング
層に蓄積される電荷が取り除かれるか、又は、弱められ
るので、中間転写回転体から記録媒体へのトナー像の転
写時における転写効率を低下させないようにすることが
でき、長期的に安定した良好な品質の画像を得ることが
できる。
【0047】請求項2に記載の画像形成装置によれば、
中間転写回転体の表面を傷めることなく、効果的に、そ
の表面を除電することができる。
【0048】請求項3に記載の画像形成装置によれば、
中間転写回転体の表面の除電と同時に、フィルミング層
の除去も併せて行うことができる。
【0049】請求項4に記載の画像形成装置によれば、
バイアス電圧電源を必要とすることなしに、中間転写回
転体の表面を除電できると共に、フィルミング層の除去
も併せて行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例の画像形成装置に具備される中
間転写ベルトクリーニング装置部や除電部などの構成を
示す図である。
【図2】同上画像形成装置の概略構成図である。
【図3】除電部の別の例を示す図である。
【図4】除電部の更に別の例を示す図である。
【図5】従来技術に関して説明するための第1転写工程
部の構成図である。
【図6】従来技術に関して説明するための第2転写工程
部の構成図である。
【符号の説明】
13 転写部 25 除電手段 26 コロナチャージャ 29 ブラシローラ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯電、露光及び現像が、それぞれ順次行
    われることによって、表面にトナー像が形成される像担
    持体と、この像担持体に接しつつ回転する中間転写回転
    体と、像担持体と中間転写回転体とが接する転写部にお
    いて像担持体上のトナー像を中間転写回転体上に転写さ
    せる第1の転写手段と、中間転写回転体上のトナー像を
    記録媒体に転写させる第2の転写手段と、第2の転写工
    程後に、中間転写回転体上をクリーニングするクリーニ
    ング手段とを有する画像形成装置において、中間転写回
    転体の回転方向に対して、クリーニング手段が設けられ
    る位置よりも下流側にして、前記転写部よりも上流側の
    位置に、中間転写回転体の表面を除電状態にする除電手
    段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 除電手段は、中間転写回転体表面を除電
    する極性の直流成分が重畳される交流コロナ放電を行う
    コロナチャージャである請求項1に記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 除電手段は、中間転写回転体に接しつつ
    回転し、導電性繊維より成り、中間転写回転体表面を除
    電する極性の直流電圧及び交流電圧が互いに重畳されて
    印加されるブラシローラで構成されるものである請求項
    1に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 除電手段は、中間転写回転体に接しつつ
    回転し、導電性繊維より成り、電気的にアース状態にさ
    れるブラシローラで構成されるものである請求項1に記
    載の画像形成装置。
JP33783992A 1992-11-26 1992-11-26 画像形成装置 Expired - Lifetime JP3229402B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33783992A JP3229402B2 (ja) 1992-11-26 1992-11-26 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33783992A JP3229402B2 (ja) 1992-11-26 1992-11-26 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06161298A true JPH06161298A (ja) 1994-06-07
JP3229402B2 JP3229402B2 (ja) 2001-11-19

Family

ID=18312463

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33783992A Expired - Lifetime JP3229402B2 (ja) 1992-11-26 1992-11-26 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3229402B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6021302A (en) * 1996-08-09 2000-02-01 Agfa-Gevaert Device for electrostatically transferring color toner images onto an electrically grounded receptor sheet
US6778794B2 (en) 2001-05-28 2004-08-17 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus having discharging device for discharging intermediate transfer device
US7036921B2 (en) * 2001-09-17 2006-05-02 Canon Kabushiki Kaisha Sheet conveying method, sheet attracting conveying apparatus and recording apparatus
JP2013210612A (ja) * 2012-02-28 2013-10-10 Canon Inc 画像形成装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6021302A (en) * 1996-08-09 2000-02-01 Agfa-Gevaert Device for electrostatically transferring color toner images onto an electrically grounded receptor sheet
US6778794B2 (en) 2001-05-28 2004-08-17 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus having discharging device for discharging intermediate transfer device
US7036921B2 (en) * 2001-09-17 2006-05-02 Canon Kabushiki Kaisha Sheet conveying method, sheet attracting conveying apparatus and recording apparatus
JP2013210612A (ja) * 2012-02-28 2013-10-10 Canon Inc 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3229402B2 (ja) 2001-11-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7587164B2 (en) Cleaning device, image carrier unit and image-forming apparatus
JP2002304097A (ja) クリーニング装置及びこれを用いた画像形成装置
JPH07271211A (ja) 画像形成装置
JP3229402B2 (ja) 画像形成装置
JP4214715B2 (ja) 画像形成装置
JP3248788B2 (ja) 画像形成装置
JPH09325607A (ja) 画像形成装置
US5563691A (en) Image-forming apparatus
JP4310965B2 (ja) 画像形成装置
JP4744240B2 (ja) 画像形成装置のクリーニング装置
JP2008170815A (ja) 転写装置、画像形成装置
JP3099145B2 (ja) 画像形成装置
JPH05307342A (ja) 画像形成装置
JP3848207B2 (ja) 画像形成装置
JP3584148B2 (ja) 画像形成装置
JP4285118B2 (ja) 画像形成装置およびクリーニング装置
JPH02135487A (ja) 画像形成装置における帯電兼クリーニング装置
JP2001109350A (ja) 画像形成装置のクリーニング装置
JPH0659586A (ja) 画像記録装置
JPH08248849A (ja) クリーニング装置
JP2001056628A (ja) クリーニング装置
JPH0675510A (ja) クリーニング装置
JPH11305624A (ja) 電子写真記録装置
JPH10307453A (ja) 画像形成装置
JP3151688B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080907

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 7

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080907

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090907

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090907

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100907

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110907

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120907

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130907

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130907

Year of fee payment: 12