JP2007314971A - 壁体 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で遮音ができると共に遮音材に邪魔されることなく内部への配線及び配線器具の取付けが容易にできる。取り扱いが容易で、現場施工を簡略して遮音構造とすることができる。
【解決手段】並設した複数の縦枠1の両面に面板2を設けて壁本体3を構成する。壁本体3の内部の下部を横仕切り枠材4で上下に仕切って横仕切り枠材4よりも下方を配線用空所5とすると共に、横仕切り枠材4よりも上方を遮音材内装部6とする。遮音材内装部6の上部両面のうち少なくもと片面に遮音材7を遮音材内装部6に入れるための側方開口部8を形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、部屋間の遮音性能を向上させる壁体に関するものである。
従来から部屋間の遮音性能を向上させるための間仕切り壁が特許文献1により知られている。
この従来の間仕切り壁は、図15に示すようなもので、両面板40、左右の縦枠材及び上枠材41、下枠材42によって密閉中空状に形成した壁本体43を形成し、上枠材41に設けた注入口44から砂45を注入し、注入口44に栓46をして密閉閉塞するものである。しかしながら、この従来例にあっては、両面板40、左右の縦枠材、上枠材41、下枠材42によって密閉中空状に形成された壁本体43の内部の全部に砂45を充填するものであるから、重量が増えて取り扱いが困難になるという問題があった。また、砂45の注入口44が壁本体43の上枠材41に設けてあるため、砂45の注入作業がし難く、壁本体43を施工した後に上枠材41の上方から、つまり天井裏空間から砂45を注入するのは天井裏空間の高さが低いところではきわめて難しい作業となるため、壁本体43を建て込む前にあらかじめ砂45を注入しておく必要があり、この点でも、重量物の取り扱いが困難となる。
また、薄型テレビを壁本体43に取付けるような場合、テレビを含めた映像や音響機器用の配線器具を壁本体43に設ける必要があるが、壁本体43内の全体に砂が充填してあるため、壁本体3に配線器具を設けることが困難であり、また、ボックス等で配線器具を覆うことも考えられるが、リフォーム等で配線器具の取付け位置を変更することが不可能になるという問題があった。
特開平6−240775号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、簡単な構成で遮音ができると共に遮音材に邪魔されることなく内部への配線及び配線器具の取付けが容易にでき、しかも、取り扱いが容易で、現場施工を簡略して遮音構造とすることができる壁体を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係る壁体は、並設した複数の縦枠1の両面に面板2を設けて壁本体3を構成し、該壁本体3の内部の下部を横仕切り枠材4で上下に仕切って横仕切り枠材4よりも下方を配線用空所5とすると共に、横仕切り枠材4よりも上方を遮音材内装部6とし、遮音材内装部6の上部両面のうち少なくもと片面に遮音材7を遮音材内装部6に入れるための側方開口部8を形成して成ることを特徴とするものである。
このように並設した複数の縦枠1の両面に面板2を設けて壁本体3を構成し、壁本体3の内部の下部を横仕切り枠材4で上下に仕切って横仕切り枠材4よりも下方を配線用空所5とすることで、遮音材内装部6に内装する遮音材7に邪魔されることなく配線用空所5内に配線した電源線や情報線等のケーブル11を通すことができると共に、配線用空所5に対応した面板2部分に配線器具12を取付けて配線用空所5内に配線したケーブル11に接続することができる。また、遮音材7は側方開口部8から遮音材内装部6内に入れることで、簡単に遮音材内装部6に遮音材7を収納できるものであり、この場合、特に、壁本体3を建て込んだ後に遮音材7を入れて遮音性を有する壁体を構成できるので、取り扱い、施工が容易となり、また、壁本体3を建て込んだ状態で側方開口部8から遮音材7を入れることができるので、天井裏空間25の高さに関係なく、遮音材7を入れる作業ができ、また、側方開口部8から入れた遮音材7は横仕切り枠材4により下方にもれることがなく、また、配線用空所5の上方に遮音材7が存在するので、この遮音材7に対応した面板2部分に薄型テレビ13などの映像・音響機器を取付ける場合、下部の配線用空所5に対応した面板2部分に取付ける配線器具12と、遮音材7を内装した部分に対応する面板2部分に取付ける薄型テレビ13などの映像・音響機器とを電源線や情報線等のケーブル11’で接続することができ、更に、遮音材7により薄型テレビ13などの映像・音響機器から発生する音を遮音して隣室に音が伝わらないようにできる。また、遮音材7も薄型テレビ13などの映像・音響機器を取付ける部分に対応して遮音に必要な箇所のみに効果的に内装するので、使用する遮音材7の量が少なくて済み、コストが低下すると共に取り扱いも容易となり、施工も簡略化する。
また、壁本体3の両面の面板2のうち少なくとも片面の面板2が配線用空所5の側面に位置する下部面板2bと、側方開口部8を遮蔽するための上部面板2cと、下部面板2bと上部面板2との間の中央面板2aとに分かれていることが好ましい。
このような構成とすることで、側方開口部8から遮音材内装部6内に遮音材7を入れた後に、上部面板2cにより側方開口部8を閉じることができ、また、リフォームの際に配線器具12の取付け位置を変える際、今まで配線器具12を取付けていた箇所が切欠き部31となって残るので、面板2を交換することがあるが、このような場合、面板2全体を交換するのではなく、下部面板2bのみを交換することで、配線器具12の取付け位置を変更することができる。
また、遮音材内装部6に内装される遮音材7が高音域を遮音する吸音材7aと、上記吸音材7aよりも高密度の低音域を遮音する高密度材7bとで構成され、両側の面板2間において壁本体3の厚み方向に吸音材7aと高密度材7bとを設けることが好ましい。
このような構成とすることで、薄型テレビ13などの映像・音響機器を面板2の遮音材7に対応した部分に取付けた場合、薄型テレビ13などの映像・音響機器から発生する音の高音域を吸音材7aで吸音することで隣室に伝わらないように遮音すると共に、薄型テレビ13などの映像・音響機器から発生する低音域を高密度材7bで遮音して隣室に伝わらないようにできて、効果的な遮音ができる。
また、遮音材内装部6内に上下方向にわたって配線路9を形成し、配線路9の下端部を横仕切り枠材4を貫通して配線用空所5に開口することが好ましい。
このような構成とすることで、遮音材内装部6に内装した遮音材7に邪魔されることなく、配線路9を通してケーブル11を下部の配線用空所5に導入できる。
また、中央面板2aが下部面板2bよりも強度が強いことが好ましい。
このような構成とすることで、中央面板2aとしては薄型テレビ13などの映像・音響機器を取付けることができるように強度の強い合板などを用い、また、下部面板2bとしては配線器具12を取付けるために容易に切欠き部31を形成できるような石膏ボードなどを用いることができる。
また、横仕切り枠材4が遮音構造を有することが好ましい。
このような構成とすることで、配線用空所5と、遮音材7を内装する遮音材内装部6とを仕切るための横仕切り枠材4を設けたにもかかわらず、薄型テレビ13などの映像・音響機器から発生する音が横仕切り枠材4を介して隣室に音が伝わるのを遮音して、よりいっそう遮音効果が向上する。
また、横仕切り枠材4に吸音材7a設置側の面板2との間に隙間50を形成することで横仕切り枠材4を遮音構造とすることが好ましい。
このような構成とすることで、隙間50により横仕切り枠材4から面板2に固体振動が伝わらないようにして遮音性能、特に、低音域から中音域での遮音性能を向上でき、しかも、隙間50が吸音材7a設置側の面板2との間に形成してあるので、高密度材7bとして砂などの粒状物を用いた場合、隙間50からの粒状物の流失を防止できる。
また、横仕切り枠材5と面板2とが弾性部材51を介して接合されることで横仕切り枠材5が遮音構造となっていることが好ましい。
このような構成とすることで、弾性部材51により横仕切り枠材4から面板2に固体振動が伝わらないようにして遮音性能、特に、低音域から中音域での遮音性能を向上できる。
本発明は、薄型テレビなどの映像・音響機器を取付ける部分に対応した箇所に遮音材を内装するので、簡単な構成で遮音ができ、また、内部の下部は配線用空所となっているので、遮音材に邪魔されることなく内部への配線及び配線器具の取付けが容易にでき、しかも、側方開口部から遮音材を入れることができるので、壁本体を建て込んだ後であってもの遮音材を入れることができ、取り扱いが容易で、現場施工を簡略化できる。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
壁本体3は並設した縦枠1の両面側に面板2を取付けて主体を構成してあり、この壁本体3内の下部には縦枠1間にわたるように横仕切り枠材4を架設してあって内部を上下に仕切ってあり、この壁本体3の内部の横仕切り枠材4よりも下方が配線を行うための配線用空所5となると共に、壁本体3の内部の横仕切り枠材4よりも上方が遮音材7を内装するための遮音材内装部6となっている。
添付図面に示す実施形態では壁本体3が壁パネルにより構成してあり、複数の並設した縦枠1の上端部には上横枠16を架設すると共に複数の並設した縦枠1の上端部には上横枠16を架設して複数の縦枠1、上横枠16、下横枠17、横仕切り枠材4の各部材をあらかじめ枠組みして枠体10を形成し、この枠体10の両面に面板2を取着して壁本体3を構成してある。なお、図1に示すように、縦枠1の下部の配線用空所5に対応する部位に隣接する壁本体3の配線用空所5に送り配線できるように送り配線用開口37を形成してもよい。
遮音材内装部6内には上下方向にわたって通線用配管18が配設してあり、この通線用配管18の上端部を枠体10の上横枠16に設けた配線引き込口19に連通接続すると共に、通線用配管18の上端部を横仕切り枠材4に設けた通線口20に連通接続して配線路9を構成してある。枠体10の壁本体3の上方から壁本体3内の下部の配線用空所5内にケーブル11を導入するための配線路9を構成してある。
ここで、通線用配管18は図1、図3のように縦枠1間に設けてもよく、あるいは図5、図6に示すように縦枠1に沿わせて設けてもよい。
遮音材内装部6の上部両面のうち少なくとも片面に遮音材7を遮音材内装部6に入れるための側方開口部8が形成してある。この側方開口部8は壁本体3の左右方向のほぼ全長にわたって形成してある。
枠体10の両面に取着される面板2は壁面下地材となるもので、両面の面板2のうち少なくとも片面の面板2は配線用空所5の側面に位置する下部面板2bと、側方開口部8を遮蔽するための上部面板2cと、下部面板2bと上部面板2との間の中央面板2aとに分かれている。
遮音材内装部6内に内装される遮音材7は、添付図面に示す実施形態では、高音域を遮音する吸音材7aと、上記吸音材7aよりも高密度の低音域を遮音する高密度材7bとで構成され、両側の面板2間において壁本体3の厚み方向に吸音材7aと高密度材7bとを重ねるようにして内装する。高密度材7bとしては例えば砂が用いられる。
図1乃至図9に示す各実施形態ではあらかじめ両面の面板2のうち片面側の面板2の遮音材内装部6に対応する部分の内面にグラスウール、ロックウール、合成樹脂発泡体等の吸音材7aを取着しておく、吸音材7aの厚みは遮音材内装部6内の厚み方向の巾よりも短く、遮音材7と他方の面板2の内面との間に高密度材7bを内装するための空所21を形成する。砂のような粒状をした高密度材7bは遮音材内装部6の上部両面のうち少なくとも片面に形成した側方開口部8から遮音材内装部6の厚み方向の略半分の上記空所21内に入れることで内装するものであるが、この高密度材7bの内装は壁本体3を現場で建て込んだ状態で側方開口部8から入れて内装するのが好ましく、この場合は重量物である高密度材7bを内装しない状態で壁本体3の取り扱い、建て込み作業ができ、取り扱いや建て込み作業が容易にできる。
図4には図1乃至図3に示す実施形態の施工例の一例が示してある。
まず、図4(a)のようにスラブのような床基材22の上に床材23(図4においては2重床としての床材23)を施工すると共に、天井下地用梁材24、天井下地14を施工し、更に、天井下地14と上階のスラブのような床基材22(天井基材22’)との間の天井裏空間25に電源線や情報線のようなケーブル11を先行配線しておき、天井下地14が板の場合はあらかじめ引き出し孔を設けておく。ここで、2重床の場合、壁本体3の立設予定位置にあらかじめ支持脚30を補充して設けておくことで、これから建て込む壁本体3及び壁本体3に取付ける薄型テレビ13などの映像・音響機器の荷重を床材23で確実に支持できるようにしておく。
次に、図4(b)のように壁本体3を床材23上に建て込む。この場合、中央面板2aはあらかじめ枠体10に固定しておくが、下部面板2bと上部面板2cとは取付けない状態で壁本体3の建て込みを行い、下横枠17を床材23に固着具で固着すると共に、上横枠16を天井下地14に固着具で固着する。
下部面材2bは、中央面材2a同様あらかじめ枠体に固定しても良く、上部面材2cも枠材に着脱自在に固定しておいても良い。
次に、図4(c)のように壁本体3の上部側面に開口している側方開口部8から砂のような粒状をした高密度材7bを入れる。この場合、天井裏空間25の上下高さが短くても、図4のように壁本体3の上部側面に開口している側方開口部8から入れることができるので、天井裏空間25の上下高さに関係なく、容易に入れることができる。図4(c)では容器26を用いて砂のような粒状をした高密度材7bを側方開口部8から入れている例を示している。この場合、横仕切り枠材4で仕切ってあるので、配線用空所5内に砂のような粒状物がこぼれ落ちることがない。
上記のようにして側方開口部8よりも少し下の位置まで高密度材7bを入れた後、図4(d)のように、上部面板2cを枠体10に固着して側方開口部8を閉塞し、また、下部面板2bを枠体10に固着する。
次に、図4(e)に示すように天井裏空間25に先行配線していたケーブル11を壁本体3の上横枠16に開口する配線引き込口19から配線路9内に差し入れてケーブル11を壁本体3内の下部の配線用空所5内に導入する。
次に、図4(f)のように天井下地14の下面側に天井材27を取付ける。
次に、図4(g)のように下部面板2bに配線器具12を取付ける。この場合、下部面板2bの配線器具12取付け部分に切欠き部31を形成し、配線用空所5内に導入したケーブル11を上記切欠き部31から外部に引き出して配線器具12に接続し、その後、配線器具12を上記下部面板2bの切欠き部31を形成した部分に取付ける。下部面板2bへの切欠き部31の形成はあらかじめ形成しておいてもよく、また、図4(g)の段階で切り欠いてもよい。この場合、前述のように下部面板2bは中央面板2aよりも強度の弱い材料で形成した面板、例えば石膏ボードを使用するので、任意の位置に簡単に配線器具12取付け用の上記切欠き部31を形成することができる。配線器具12取付け後、面板2の表面には壁仕上げ材を取着する(なお、図4では壁仕上げ材の図示を省略しているが、図2には壁仕上げ材29を図示している)。また、床材23上に床仕上げ材15を敷設する。この段階で幅木28等も取付ける。
次に、図4(h)のように、壁本体3の中央面板2a部分に薄型テレビ13などの映像・音響機器を取付け部材33を介して取付ける。この場合、中央面板2aは合板のような重量物を取付け支持できる強度の強い材料により形成してあるので、薄型テレビ13などの映像・音響機器を取付けても問題はない。また、図4(h)に示すように、壁本体3に取付けた薄型テレビ13などの映像・音響機器と配線器具12とを電源ケーブルや情報ケーブル等のケーブル11’により接続する。
上記図4に示す実施形態は床、天井下地を先行して施工した後に壁本体3を建て込んで遮音壁体を構成した例を示しているが、必ずしも上記の例にのみ限定されず、図7のようにスラブのような床基材22の上に床材23を施工し、その後、床材23上に壁本体3を建て込んで壁本体3の下横枠17を床材23に固着具で固着するという床、壁を先行して施工した後に天井を形成するものであってもよい。この実施形態においては、上横枠16を上階の床基材22(天井基材22’)に固着具で固着するので、配線路9を構成する通線用配管18の上端部が壁本体3内の上横枠16よりも少し下方において開口すると共に面板2の上端部を切り欠いて開口部とするか、あるいは面板2の上端を上横枠16よりも少し下方に位置させることで上横枠16と面板2の上端との間にケーブル差込用開口部32を形成し、上記のように壁本体3を建て込んだ後に、ケーブル差込用開口部32から通線用配管18の上端開口にケーブル11を入れて通線用配管18を通して壁本体3内の下部の配線用空所5内に導入する。その後、前述の実施形態と同様に側方開口部8から遮音材7を入れ、下部面板2bと上部面板2cとを取付ける。その後、天井下地14を天井下地用梁材24に取付け、天井下地14に天井材27を取付ける。ここで、天井下地用梁材24はこの段階で施工して天井下地用梁材24に天井下地14を取付けてもよく、また、あらかじめ天井下地用梁材24を先行施工しておいてもよい。以後は、前述の実施形態と同様にして壁本体3の中央面板2a部分に薄型テレビ13などの映像・音響機器を取付け部材33を介して取付ける。
また、図8に示す実施形態は、壁先行型であり、スラブのような床基材22の上に床材23を施工し、その後、床材23上に壁本体3を建て込んで壁本体3の下横枠17を床基材22に固着具で固着すると共に上横枠16を上階の床基材22(天井基材22’)に固着具で固着するものである。その後、図7の実施形態と同様にケーブル差込用開口部32から通線用配管18の上端開口にケーブル11を入れて通線用配管18を通して壁本体3内の下部の配線用空所5内に導入する。その後、前述の実施形態と同様に側方開口部8から遮音材7を入れ、下部面板2bと上部面板2cとを取付ける。その後、前述の実施形態と同様に天井下地14を天井下地用梁材24に取付け、天井下地14に天井材27を取付け、また、床基材22上に床材23を敷設する。本実施形態でも、天井下地用梁材24はこの段階で施工して天井下地用梁材24に天井下地14を取付けてもよく、また、あらかじめ天井下地用梁材24を先行施工しておいてもよい。以後は、前述の実施形態と同様にして壁本体3の中央面板2a部分に薄型テレビ13などの映像・音響機器を取付け部材33を介して取付ける。
なお、図7、図8の実施形態では壁仕上げ材29の図示を省略しているが、図2のように面板2の外面に壁仕上げ材29を取付ける。
上記実施形態では配線路9を通線用配管18により構成した例を示しているが、必ずしもこれにのみ限定されず、図9のように縦枠1を横方向に小間隙35を介して並設し、この小間隙35を配線路9としてもよい。この場合、配線路9の上端部は上横枠17に設けた前記配線引き込口19又は前記ケーブル差込用開口部32と連通するようにすると共に、配線路9の下端部を縦枠1の下部に設けた孔を介して配線用空所5に連通する。本実施形態においては、通線用配管18を必要としないので構成が簡略化し、また、縦枠1を増設することになるので、壁本体3の強度も向上し、より安定して薄型テレビ13などの映像・音響機器を取付けて支持できる。
また、前述の実施形態においては壁本体3内に壁本体3の厚み方向に高音域を遮音する一層の吸音材7aと、上記吸音材7aよりも高密度の低音域を遮音する一層の高密度材7bを重複した例を示してあるが、必ずしもこれにのみ限定されず、図10に示す実施形態のように両面板2の内面にそれぞれ高音域を遮音する吸音材7aを内装すると共に、両高音域を遮音する吸音材7a間に低音域を遮音する高密度材7bを内装して三層が重なる構造としてもよい。
また、砂のような粒状物よりなる低音域を遮音する高密度材7bは図4(c)のように容器26を用いて側方開口部8から入れるようにするものに限定されず、図11(a)のように袋34又は箱内に砂のような粒状物よりなる低音域を遮音する高密度材7bを入れたパック36をあらかじめ用意し、このパック36を側方開口部8から遮音材内装部6に入れるようにしてもよい。この場合は砂のような粒状物がこぼれず、作業性がよくなる。
また、上記各従来例では高音域を遮音する吸音材7aはあらかじめ面板2の内面に取付けて、高密度材7bのみを側方開口部8から入れるようにしているが、図11(b)のように袋34又は箱を2重構造として高音域を遮音する吸音材7aと低音域を遮音する高密度材7bとを別々に収納したパック36をあらかじめ用意し、このパック36を側方開口部8から遮音材内装部6に入れるようにしてもよい。この場合は砂のような粒状物がこぼれず、作業性がよくなると共に、吸音材7aと高密度材7bの両方を同時に遮音材内装部6内に内装できて取り扱いが容易となり、施工が簡略する。
図中12には床下から配線する例を示している。本実施形態においては、枠体10の下横枠17に配線引き込口52が設けてあり、床材23に形成した孔53と上記配線引き込み口52とが連通するように床材23上に壁本体3を建て込むようになっており、床基材22と床材23との間の床下に配線した電源線や情報線等のケーブル11を上記孔53、配線引き込み口52に挿通して配線用空所5内に導入し、配線用空所5に対応した面板2部分に取付けた配線器具12に上記配線用空所5内に配線したケーブル11を接続する。この実施形態によれば、図1乃至図8のように通線用配管18を設けたり、図9のように縦枠1を横方向に小間隙35を介して並設することで配線路9を形成したりする必要がなく、また、横仕切り枠材4に通線口20を設ける必要がない。
ところで、本発明のように横仕切り枠材4で壁本体3の内部を配線用空所5と遮音材内装部6とに上下に仕切り、遮音材内装部6に遮音材7を入れるものにおいては、遮音材7により壁本体3の面板2の遮音材7に対応した部分に薄型テレビ13などの映像・音響機器を取付けた場合、薄型テレビ13などの映像・音響機器から発生する音を遮音材7により大部分遮音するようになっているが、横仕切り枠材4を介して薄型テレビ13などの映像・音響機器を取付けた方の面板2側から他方の面板2側に音の振動が伝播し、特に、低、中音が隣室に伝わりやすいという問題が残る。そこで、横仕切り枠材4を遮音構造を有するものとすることで、横仕切り枠材4を介して音が伝わるのも確実に防止できる。
図13には横仕切り枠材4が遮音構造を有している一実施形態が示してある。図13においては、横仕切り枠材4の側面に凹部50aを設けることで、横仕切り枠材4に面板2との間に隙間50(つまり、凹部50aの凹んだ部分が隙間50となる)を形成するようになっている。本実施形態においては、隙間50により横仕切り枠材4から面板2に固体振動が伝わらないようにして遮音性能、特に、低音域から中音域での遮音性能を向上できる。
ここで、凹部50aの凹んだ部分の横巾はできるだけ広く確保する方が横仕切り枠材4を介しての固体振動の伝播箇所(つまり、凹部50aの面板2に接触して固体振動を伝播する箇所)の面積を小さくできて遮音性能を向上することができる。遮音材内装部6内に壁本体3の厚み方向に吸音材7aと高密度材7bを配置する場合、上記隙間50は横仕切り枠材4に吸音材7a設置側の面板2との間に形成するのが好ましい。これにより、高密度材7bとして砂などの粒状物を用いた場合、隙間50からの粒状物の流失を防止できる。つまり、吸音材7aはグラスウール、ロックウール、合成樹脂発泡体等が用いられるため、これらのグラスウール、ロックウール、合成樹脂発泡体等の吸音材7aは砂等の粒状物よりも大きい一塊となっているため、横仕切り枠材4の凹部50aを含んだ部分の上面側に配置しても、凹部50aの縁部分に部分的に載置することができるので問題はないが、高密度材7bとして砂などの粒状物を用いた場合は隙間50から流出するので、高密度材7bを載置する部分には隙間50を設けないようにするのである。
図14には横仕切り枠材4が遮音構造を有している他の実施形態が示してある。図14においては、横仕切り枠材4と面板2とが弾性部材51を介して接合されることで横仕切り枠材5が遮音構造となっている例である。弾性部材51としては、スポンジ、ゴム、コーキング、ダンパー部材等が採用できる。本実施形態においては、弾性部材51により横仕切り枠材4から面板2に固体振動が伝わらないようにして遮音性能、特に、低音域から中音域での遮音性能を向上できる。
なお、図14(b)、図14(b)において説明の都合上、図面の左半分は遮音材内装部6に遮音材7を入れる前の状態を図示し、同図面の右半分には遮音材内装部6に遮音材7を入れた後の状態を図示した図面となっているが、実際は左半分も右半分と同様に遮音材内装部6に遮音材7を入れるものである。
本発明の一実施形態の一部分解した斜視図である。 同上の建て込み状態の縦断面図である。 同上の横断面図である。 (a)〜(h)は同上の施工順序を示す説明図である。 本発明の他の実施形態の一部分解した斜視図である。 同上の横断面図である。 本発明の他の施工状態を示す断面図である。 本発明の更に他の施工状態を示す断面図である。 本発明の更に他の実施形態の横断面図である。 本発明の更に他の実施形態の横断面図である。 (a)(b)は側方開口部から入れる遮音材をパック化した各例を示す斜視図である。 本発明の更に他の実施形態の縦断面図である。 本発明の更に他の実施形態を示し、(a)は横仕切り枠材部分の縦断面図であり、(b)は横仕切り枠材部分の横断面図である。 本発明の更に他の実施形態を示し、(a)は横仕切り枠材部分の縦断面図であり、(b)は横仕切り枠材部分の横断面図である。 従来例を示す断面図である。
符号の説明
1 縦枠
2 面板
2a 中央面板
2b 下部面板
2c 上部面板
3 壁本体
4 横仕切り枠材
5 配線用空所
6 遮音材内装部
7 遮音材
7a 吸音材
7b 高密度材
8 側方開口部
9 配線路

Claims (8)

  1. 並設した複数の縦枠の両面に面板を設けて壁本体を構成し、該壁本体の内部の下部を横仕切り枠材で上下に仕切って横仕切り枠材よりも下方を配線用空所とすると共に、横仕切り枠材よりも上方を遮音材内装部とし、遮音材内装部の上部両面のうち少なくもと片面に遮音材を遮音材内装部に入れるための側方開口部を形成して成ることを特徴とする壁体。
  2. 壁本体の両面の面板のうち少なくとも片面の面板が配線用空所の側面に位置する下部面板と、側方開口部を遮蔽するための上部面板と、下部面板と上部面板との間の中央面板とに分かれていることを特徴とする請求項1記載の壁体。
  3. 遮音材内装部に内装される遮音材が高音域を遮音する吸音材と、上記吸音材よりも高密度の低音域を遮音する高密度材とで構成され、両側の面板間において壁本体の厚み方向に吸音材と高密度材とを設けてあることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の壁体。
  4. 遮音材内装部内に上下方向にわたって配線路を形成し、配線路の下端部を横仕切り枠材を貫通して配線用空所に開口して成ることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の壁体。
  5. 中央面板が下部面板よりも強度が強いことを特徴とする請求項2記載の壁体。
  6. 横仕切り枠材が遮音構造を有することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の壁体。
  7. 横仕切り枠材に吸音材設置側の面板との間に隙間を形成することで横仕切り枠材を遮音構造として成ることを特徴とする請求項3記載の壁体。
  8. 横仕切り枠材と面板とが弾性部材を介して接合されることで横仕切り枠材が遮音構造となっていることを特徴とする請求項6記載の壁体。

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