JP2007314877A - 電極カバーおよび蒸着装置 - Google Patents

電極カバーおよび蒸着装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007314877A
JP2007314877A JP2007117863A JP2007117863A JP2007314877A JP 2007314877 A JP2007314877 A JP 2007314877A JP 2007117863 A JP2007117863 A JP 2007117863A JP 2007117863 A JP2007117863 A JP 2007117863A JP 2007314877 A JP2007314877 A JP 2007314877A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
evaporation source
vapor deposition
cover
evaporation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007117863A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007314877A5 (ja
JP4846650B2 (ja
Inventor
Nobuharu Osawa
信晴 大澤
Ryoji Nomura
亮二 野村
Masahiro Takahashi
正弘 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
Original Assignee
Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd filed Critical Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
Priority to JP2007117863A priority Critical patent/JP4846650B2/ja
Publication of JP2007314877A publication Critical patent/JP2007314877A/ja
Publication of JP2007314877A5 publication Critical patent/JP2007314877A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4846650B2 publication Critical patent/JP4846650B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electroluminescent Light Sources (AREA)
  • Physical Vapour Deposition (AREA)

Abstract

【課題】メンテナンスが簡単な蒸着装置を提供することを目的とする。また、蒸着材料の電極への付着を防止する電極カバーを提供することを目的とする。
【解決手段】蒸着室と、被処理物を保持する保持部と、蒸発源と、電極と、電極カバーと、電源と有し、蒸着室は、上方に保持部を有し、下方に蒸発源と電極と電極カバーとを有し、電極カバーは、電極の露出面の少なくとも一部を覆っており、電極と前記電源とは電気的に接続されており、蒸発源と電源とは電気的に接続されており、抵抗加熱によって、蒸発源が加熱され、蒸発源に保持された材料が、前記蒸発源の上方に保持された被処理物に成膜される蒸着装置および蒸着装置に用いられる電極カバーを提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は薄膜形成装置に関する。特に蒸着法により成膜可能な材料を用いて蒸着法により成膜するための機構を備えた蒸着装置に関する。
近年、テレビ、携帯電話、デジタルカメラ等における表示装置は、平面的で薄型の表示装置が求められており、この要求を満たすための表示装置として、自発光型である発光素子を利用した表示装置が注目されている。自発光型の発光素子の一つとして、エレクトロルミネッセンス(Electro Luminescence)を利用する発光素子があり、この発光素子は、発光材料を一対の電極で挟み、電圧を印加することにより、発光材料からの発光を得ることができるものである。
このような自発光型の発光素子は、液晶ディスプレイ素子に比べ画素の視認性が高く、バックライトが不要である等の利点があり、フラットパネルディスプレイ素子として好適であると考えられている。また、このような発光素子は、薄型軽量に作製できることも大きな利点である。また、非常に応答速度が速いことも特徴の一つである。
さらに、このような自発光型の発光素子は膜状に形成することが可能であるため、大面積の素子を形成することにより、面発光を容易に得ることができる。このことは、白熱電球やLEDに代表される点光源、あるいは蛍光灯に代表される線光源では得難い特色であるため、照明等に応用できる面光源としての利用価値も高い。
エレクトロルミネッセンスを利用する発光素子は、発光材料が有機化合物であるか、無機化合物であるかによって区別され、一般的に、前者は有機EL素子、後者は無機EL素子と呼ばれている。
発光材料として有機化合物を用いる有機EL素子において、発光材料は、高分子系(ポリマー系)と低分子系(モノマー系)の材料に大別される。高分子系の材料はスピンコート法やインクジェット法などの湿式法によって成膜され、低分子系の材料は主に蒸着法によって成膜されている。
通常、蒸着装置は基板を保持する保持部と蒸着材料を保持する蒸発源とを有する。抵抗加熱方式の蒸着装置の場合、蒸発源は電極の間に設置され、該電極を用いて、蒸着材料が保持されたボートや坩堝、フィラメント等に電流を流すことにより、蒸着材料を加熱し、成膜することができる。
しかしながら、電極は、蒸着材料が保持されたボートや坩堝、フィラメント等の近傍に位置し、蒸着時には、蒸着材料が付着してしまうという問題があった。そのため、異なる材料を蒸着する際には、汚染を防ぐため、電極を洗浄し、電極に付着した材料を取り除くというメンテナンスが必要であった。
また、大型の蒸着装置では、電極も大きく、重量も大きい。また、複数の蒸発源を有する蒸着装置の場合、電極を複数対有しているため、清浄作業に多大な労力が必要とされる。また、電極は、蒸発源が設置されている板などに固定する必要があるが、固定部を汚染から防ぐために、板の下部から固定することが好ましい。しかし、板の下部からねじ等で固定した場合、洗浄のため電極を取り外すためには、蒸発源が設置されている板ごと取り外す必要があった。固定する板の重さは20〜30kgにもなる場合があり、電極に付着した材料を取り除く作業は重労働である。また、複数の蒸発源を有する蒸着装置の場合、複数の蒸発源が設置されている板はさらに重いものとなり、さらに困難な作業となる。
よって、本発明は、メンテナンスが簡単な蒸着装置を提供することを目的とする。また、本発明は蒸着材料の電極への付着を防止する電極カバーを提供することを目的とする。
本発明の一は、電極の露出面の少なくとも一部を覆う電極カバーである。特に、電極の蒸発源側の面を覆っていることが好ましい。
より好ましくは、電極の露出面全てを覆っていることが好ましい。なお、電極の各部位を接続する部分、もしくは、電極と電源とを接続する部分に関しては、覆われていなくてもよい。
つまり、本発明の一は、蒸発源を保持した電極の露出面の少なくとも一部を覆う電極カバーである。
また、本発明の一は、蒸発源を保持した電極の露出面のうち、少なくとも蒸発源側の面を覆う電極カバーである。
上記構成において、電極カバーは、耐熱温度の高い材料で構成されていることが好ましい。また、電極が複数の部位からなり、各部位の間に電極カバーを設ける場合には、電極カバーは導電性材料で構成されていることが好ましい。なお、電極の各部位の間に電極カバーを設けない場合には、電極カバーは、導電性材料に限られず、蒸着時の温度(蒸着温度)よりも耐熱温度の高い材料で構成されていればよい。
また、本発明の一は、上記の電極カバーを用いた蒸着装置である。
つまり、少なくとも一対の電極と、一対の電極間に、電気的に接続されるように設置された蒸発源と、を有し、電極の露出面の少なくとも一部を覆う電極カバーが設けられていることを特徴とする蒸着装置である。
また、本発明の一は、少なくとも一対の電極と、一対の電極間に、電気的に接続されるように設置された蒸発源と、を有し、電極の露出面のうち、少なくとも蒸発源側の面を覆う電極カバーが設けられていることを特徴とする蒸着装置である。
また、本発明の一は、蒸着室と、被処理物を保持する保持部と、蒸発源を保持した蒸発源と、電極と、電極カバーと、電源と有し、蒸着室は、蒸着室の上方に保持部を有し、蒸着室の下方に蒸発源と電極と電極カバーとを有し、電極カバーは、電極の露出面の少なくとも一部を覆っており、電極と電源とは電気的に接続されており、蒸発源と電源とは電気的に接続されており、抵抗加熱によって、蒸発源が加熱され、蒸発源に保持された材料が、蒸発源の上方に保持された被処理物に成膜されることを特徴とする蒸着装置である。なお、電源は蒸着室の外部に設置されていてもよい。
また、本発明の一は、蒸着室と、被処理物を保持する保持部と、蒸発源を保持した蒸発源と、電極と、電極カバーと、電源と有し、蒸着室は、上方に保持部を有し、下方に蒸発源と電極と電極カバーとを有し、電極カバーは、電極の露出面のうち、少なくとも蒸発源側の面を覆っており、電極と電源とは電気的に接続されており、蒸発源と電源とは電気的に接続されており、抵抗加熱によって、蒸発源が加熱され、蒸発源に保持された材料が、蒸発源の上方に保持された被処理物に成膜されることを特徴とする蒸着装置である。
上記構成において、電極カバーは、電極の露出面全てを覆っていることが好ましい。なお、電極の各部位を接続する部分、もしくは、電極と電源とを接続する部分に関しては、覆われていなくてもよい。
また、上記構成において、電極カバーは、耐熱温度の高い材料で構成されていることが好ましい。また、電極が複数の部位からなり、各部位の間に電極カバーを設ける場合には、電極カバーは導電性材料で構成されていることが好ましい。なお、電極の各部位の間に電極カバーを設けない場合には、電極カバーは、導電性材料に限られず、蒸着時の温度(蒸着温度)よりも耐熱温度の高い材料で構成されていればよい。
本発明の電極カバーを用いることにより、蒸着装置の電極への蒸着材料の付着を防止することができる。
また、電極カバーを取り外すことにより、電極に付着した蒸着材料を取り除くことができ、蒸着装置のメンテナンスが簡単になる。また、メンテナンスが簡単になり、時間も短縮されるため、蒸着装置を用いて製造する製品の生産性も向上する。
以下、本発明の実施の態様について図面を用いて詳細に説明する。但し、本発明は以下の説明に限定されず、本発明の趣旨及びその範囲から逸脱することなくその形態及び詳細を様々に変更し得ることは当業者であれば容易に理解される。従って、本発明は以下に示す実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。
なお、本明細書中における発光装置とは、画像表示デバイス、発光デバイス、もしくは光源(照明装置含む)を含む。また、パネルにコネクター、例えばFPC(Flexible printed circuit)もしくはTAB(Tape Automated Bonding)テープもしくはTCP(Tape Carrier Package)が取り付けられたモジュール、TABテープやTCPの先にプリント配線板が設けられたモジュール、または発光素子にCOG(Chip On Glass)方式によりIC(集積回路)が直接実装されたモジュールも全て発光装置に含むものとする。
(実施の形態1)
本実施の形態では、本発明の蒸着装置および電極カバーについて説明する。
図1に本発明の蒸着装置および電極カバーの一態様を示す。図1(A)において、蒸着装置は、蒸着室101内に、被処理物102を保持する保持部103と、蒸発源が設置されている板104と、蒸発源114とを有する。蒸発源114に保持された蒸着材料が加熱されることにより、上方に保持された被処理物の表面に、蒸着材料を成膜することができる。図1(A)では、蒸着時に蒸着材料が、蒸着室全体に広がることを防止するため、防着板107を設けられている。蒸発源114は、一対の電極と電気的に接続しており、各電極は、電極の上部111a、電極の中部111bおよび電極の下部111cからなる。該電極のうち、電極の中部111bおよび電極の下部111cは、蒸発源が設置されている板104とねじ112によって固定されている。電極の中部111bと電極の下部111cは、ねじ112によって電気的に接続されている。電極の上部111aは、電極の中部111bとねじ113によって固定されている。電極の上部111aと電極の中部111bとの間に、蒸着材料が保持された蒸発源または蒸着材料で形成された蒸発源の端部を挟むことにより、蒸発源114を保持することができる。また、電極と蒸発源114とを電気的に接続することができる。蒸発源が設置されている板104に固定されている電極の下部111cは、電源106に接続されている。
蒸発源が設置されている板104が導電性の材料で構成されている場合には、板104と電極の中部111bとの間には絶縁板105a、板104とおよび電極の下部111cとの間には絶縁板105bが設けられている。絶縁板105aおよび絶縁板105bを設けることにより、両電極間での板104を介したショートを防ぐことができる。
蒸発源としては、種々のものを用いることができる。例えば、図8(A)に示すようなボート301、図8(B)に示すような坩堝302を用いて加熱源303によりボートや坩堝に保持された蒸着材料を加熱する構成としてもよいし、図8(C)に示すように蒸着材料で形成されたフィラメント304を用いる構成としてもよい。また、フィラメントに蒸着材料が保持された構成であってもよい。また、ボートや坩堝、フィラメントの形状についても種々のものを用いることができ、例えば、図9(A)に示すように上部401と下部402とを有し、上部401に複数の穴があいているボートや、図9(B)に示すように、上部403と下部404とを有し、上部403に一つの穴があいているボートを用いることができる。また、図9(C)に示すように、上部405と中部406と下部407とを有し、上部405には一つの穴があいており、中部406には二つの穴があいているボートを用いることができる。
電極の中部111bは、電極カバー121に覆われている。電極カバー121を上方から見た斜視図を図1(B)に、下方から見た斜視図を図1(C)に示す。また、電極の中部111bの上方から見た斜視図を図1(D)に示す。なお、図1(D)におけるX−Yで表した切断面が、図1(A)の左側に位置する電極の中部111bの断面図に対応する。電極の中部111bは、ねじ113によって、電極の上部111aと電気的に接続されるため、電極の中部111bは、図1(D)にしめすように、ねじ穴141を有している。また、本実施の形態で示す電極の中部111bは、上面(第1面131)、蒸発源が設置されている側の側面(第2面132)、蒸発源が設置されている側とは反対の側面(第4面134)、その他の側面(第3面133および第5面135)、蒸発源が設置されている板104側に位置する面(第6面136)を有する。
図1(A)で示す電極カバーは、電極の中部111bにおける蒸発源が設置されている板104側に位置する一面および電極の各部位を接続する部分以外を全て覆うように設けられている。なお、図1(B)におけるX−Yで表した切断面が、図1(A)の左側に位置する電極の中部111bと電極カバー121の断面図に対応する。図1(B)および図1(C)において、電極カバー121は、電極の中部111bの、板104側に位置する面(第6面136)およびねじ穴141以外覆うように設けられている。つまり、電極の中部111bの上面(第1面131)、蒸発源が設置されている側の側面(第2面132)、蒸発源が設置されている側とは反対の側面(第4面134)、その他の側面(第3面133および第5面135)は、電極カバー121により覆われている。
電極カバーは導電性材料を用いて形成されていることが好ましい。導電性材料を用いることにより、電極と蒸発源114とが電気的に接続することができる。また、蒸発源は高温になるため、電極カバーは耐熱性の高い材料で形成されていることが好ましい。有機化合物を蒸着する場合には、電極カバーは融点が300℃以上である材料で形成されていることが好ましい。また、有機化合物よりも蒸着温度が高い無機化合物を蒸着する場合には、さらに融点が高い材料で形成されていることが好ましく、電極カバーは融点が900℃以上である材料で形成されていることが好ましい。例えば、銅(Cu)、金(Au)、銀(Ag)、白金(Pt)等の融点が高く、導電性に優れた金属を用いることができる。また、合金を用いてもよい。
なお、電極カバー121の電極の上部111a側には、電極の上部111aを固定するためのねじ穴があいている。なお、電極の中部111bと電極の下部111cとを電気的接続させるため、ねじ112は導電性材料を用いて形成されている。
図1とは異なる形状の電極カバーを用いた蒸着装置を図2に示す。また、電極カバー122を上方から見た斜視図を図2(B)に、下方から見た斜視図を図2(C)に示す。電極の中部111bの上方から見た斜視図を図2(D)に示す。なお、図2(D)におけるX−Yで表した切断面が、図2(A)の左側に位置する電極の中部111bの断面図に対応する。図2において、電極カバー122は、電極の中部の、蒸発源が設置された面と反対側の面(第4面134)および板104側の面(第6面136)以外を覆うように形成されている。つまり、電極カバー122は、電極の中部111bの上面(第1面131)、蒸発源が設置されている側の側面(第2面132)、側面(第3面133および第5面135)を覆っている。
また、図3には、他の構成として、電極カバー123が、電極の中部111bの側面(第3面133および第5面135)および板104側の面(第6面136)以外を覆うように形成されている構成を示す。つまり。電極カバー123は、電極の中部111bの蒸発源が設置された面と反対側の面(第4面134)および蒸発源が設置された面(第2面132)および電極の上部111a側の面(第1面131)を覆っている。
また、図4には、電極カバー124が、電極の中部111bの側面(第3面133および第5面135)および蒸発源が設置された面と反対側の面(第4面134)および板104側の面(第6面136)以外を覆うように形成されている構成を示す。つまり、電極カバー124は、電極の中部111bの蒸発源が設置された面(第2面132)および電極の上部111a側の面(第1面131)を覆っている。
さらに、図5には、他の構成として、電極の中部111bの蒸発源が設置された面(第2面132)および電極の上部111a側の面(第1面131)が覆われ、電極の側面(第3面133および第5面135)への付着を防ぐように斜めの面が設けられている。図5に示す電極カバー125のように、電極への蒸着材料の付着を防ぐことができれば、電極カバーは必ずしも電極面に接していなくてもよい。
また、図6には、電極の中部111bの側面(第2面132、第3面133、第4面134および第5面135)のみを覆った電極カバー126を示す。つまり、電極の中部111bの、電極の上部111a側の面(第1面131)および電極の下部111c側の面(第6面136)以外を覆った電極カバーである。電極の側面のみを覆った電極カバーの場合、電極の下部111c側と電極の上部111a側にはカバーがないので、電極と蒸発源の端部とは、カバーを介さずに電気的に接続される。よって、電極カバーは導電性を有していなくてもよい。そのため、電極カバーは耐熱性の高い材料を用いて形成されていればよく、例えば、セラミックなども用いることができる。有機化合物を蒸着する場合には、電極カバーは耐熱温度が300℃以上である材料で形成されていることが好ましい。また、有機化合物よりも蒸着温度が高い無機化合物を蒸着する場合には、電極カバーはさらに耐熱温度が高い材料で形成されていることが好ましく、電極カバーは耐熱温度が900℃以上である材料で形成されていることが好ましい。
また、図7には、電極の中部111bの蒸発源が設置された面と反対側の面(第4面134)および蒸発源が設置された板側の面(第6面136)および電極の上部111a側の面(第1面131)以外を覆う電極カバー127を示す。つまり、つまり、電極カバー127は、電極の中部111bの蒸発源が設置された面(第2面132)および側面(第3面133および第5面135)を覆っている。図7に示す電極カバーも図6に示す電極カバーと同様に、電極の下部111c側と電極の上部111a側にはカバーが設けられていないため、電極カバーは導電性を有していなくてもよい。
このように、本発明の電極カバーは電極への蒸着材料の付着を防ぐものであるので、電極の露出面の少なくとも一部を覆うように設けることが好ましい。特に、電極の蒸発源側の面を覆うように形成されていることが好ましい。
なお、電極カバーは電極の中部111bだけでなく、電極の上部111aに用いることも可能である。電極の上部111aに用いることにより、電極の上部111aへの蒸着材料の付着を防ぐことができる。また、電極カバーを複数使用することにより、電極の洗浄回数を減らすことができ、メンテナンス作業が簡便になる。また、電極カバーを使い捨てとしてもよい。つまり、使用した後、洗浄せずに捨ててもよい。その場合には、安価な材料で電極カバーを形成することが好ましい。また、電極カバーを薄膜で形成することにより、より安価に電極カバーを形成することができる。
なお、電極の形状は特に限定されない。また電極カバーについても電極への蒸着材料の付着を防ぐことができるように適宜設計すればよく、形状は特に限定されない。例えば、電極の形状は、直方体であってもよいし、多角形の柱状であってもよい。また円柱状であってもよい。円柱状の場合、電極の蒸発源側を覆うように電極カバーを設ければよい。好ましくは、円柱状の側面の半分以上を覆うようにカバーを設けるとよい。
また、図1では、電極の上部111aと電極の中部111bとが同じ断面形状のものを示したが、電極の各部の大きさ、形状は異なっていてもよい。例えば、電極の中部よりも電極の上部の大きさを小さくしてもよい。その場合、電極の中部と電極の上部との間の面を覆うように電極カバーを設けることが好ましい。
本発明の電極カバーを設け、蒸着後に電極カバーを取り外すことにより、電極に付着した蒸着材料を取り除くことができ、蒸着装置のメンテナンスが簡単になる。また、メンテナンスが簡単になり、時間も短縮されるため、蒸着装置を用いて製造する製品の生産性も向上する。
(実施の形態2)
本実施の形態では、蒸発源が複数ある蒸着装置について図10を用いて説明する。
図10において、蒸着装置は、蒸着室201内に、被処理物202を保持する保持部203と、蒸発源が設置されている板204と、蒸発源214とを有する。蒸発源214は、一対の電極と電気的に接続しており、該電極のうち、電極の中部211bおよび電極の下部211cは、蒸発源が設置されている板204とねじ212によって固定されている。電極の中部211bと電極の下部211cは、ねじ212によって電気的に接続されている。電極の上部211aは、電極の中部211bとねじ213によって固定されている。電極の上部211aと電極の中部211bとの間に、蒸着材料が保持された蒸発源または蒸着材料で形成された蒸発源の端部を挟むことにより、蒸発源214を保持することができる。また、電極と蒸発源214とを電気的に接続することができる。蒸発源が設置されている板204に固定されている電極の下部211cは、電源206と接続することができる。
蒸発源が設置されている板204が導電性の材料で構成されている場合には、蒸発源が設置されている板204と電極の中部211bとの間には絶縁板205a、板204とおよび電極の下部211cの間には絶縁板205bが設けられている。絶縁板205aおよび絶縁板205bを設けることにより、両電極間でのショートを防ぐことができる。
図10に示す蒸着装置において、蒸発源が設置されている板は円形状であり、複数の蒸発源は、放射状に配置されている。円形状の板には回転軸207があり、回転軸207を中心に回転することにより、蒸発源を所望の位置に移動させ、電源206と接続させることができる。蒸発源と接続されている一対の電極は、形状が同じでも異なっていてもよい。また、各電極は、蒸発源側の側面を覆うように電極カバーが設けられている。
このように複数の蒸発源が設置されている蒸着装置の場合、電極の数が多く、メンテナンス作業にかかる時間も長かったが、本発明の電極カバーを用いることにより、メンテナンス作業時間を短縮することができる。また、複数の蒸発源が設置されている板はより重量が大きくなり、メンテナンス作業も困難であったが、本発明の電極カバーを用いることによりメンテナンス作業を大幅に軽減することができる。
(実施の形態3)
本実施の形態では、複数の蒸着室を有する製造装置および該製造装置を用いて発光装置を製造する方法の一態様について図11を用いて説明する。
具体的には、マルチチャンバー方式の製造装置および製造方法について記述する。この製造装置は、薄膜トランジスタ、陽極(第1の電極)、該陽極の端部を覆う絶縁物等が予め設けられている基板6111を投入して成膜等の処理を連続的に行った後、基板とは別に投入した対向基板と貼り合わせ、封止処理を行い、パネルを完成させるものである。
図11は、ゲート6000a〜6000wと、搬送室6001、6002、6003、6004、6005(各搬送室には基板を搬送するための搬送ロボット6112が設置されている)と、仕込室6011と、受渡室6012、6013、6014と、カセット室6020a、6020bと、トレー装着ステージ6021と、成膜室6022と、基板加熱室6023と、基板・マスクストック室6024と、前処理室6025と、基板加熱室6026と、蒸着室6027Ha、6027Ra、6027Ga、6027Ba、6027Eaと、蒸発源を設置する蒸着前室6027Hb、6027Rb、6027Gb、6027Bb、6027Ebと、蒸着室6028、6029と、スパッタ室6030、6031と、対向ガラス用N置換室6032、グローブBOX6033、準備室6034と、基板・対向ストック室6035と、封止室6036と、取出室6037と、を有するマルチチャンバー方式の製造装置である。
カセット室6020aまたはカセット室6020bに基板が収納されたカセットを投入する。
基板・マスクストック室6024に前処理室6025、蒸着室6027Ha、6027Ra、6027Ba、6027Ga、6027Ea、蒸着室6028、6029、スパッタ室6030、6031の計10室で使用するメタルマスクをセットする。
前処理室6025、あるいは基板加熱室6026に設けられたヒーター(シースヒータ等)は、基板加熱を行うことが可能である。上記基板に含まれる水分やその他のガスを徹底的に除去するために、脱気のためのアニールを真空(5×10−3torr(0.665Pa)以下、好ましくは10−4〜10−6Pa)で行う。特に、層間絶縁膜や隔壁の材料として有機樹脂膜を用いた場合、有機樹脂材料によっては水分を吸着しやすく、さらに脱ガスが発生する恐れがあるため、EL層を形成する前に100℃〜250℃、好ましくは150℃〜200℃、例えば30分以上の加熱を行った後、30分の自然冷却を行って吸着水分を除去する真空加熱を行うことは有効である。
次いで、上記真空加熱を行った後、搬送室6002から基板を蒸着室6027Haに搬送して真空蒸着を行い、正孔注入層または正孔輸送層を形成する。次いで、搬送室6002から常時真空に保たれている受渡室6012を経由して、常時真空に保たれている搬送室6003に基板を搬送する。
その後、搬送室6003に連結された蒸着室6027Ra、6027Ga、6027Ba、6027Eaへ基板を適宜搬送して、赤色発光層、緑色発光層、青色発光層、電子輸送層または電子注入層等の各層を真空蒸着法によって形成する。ここで、蒸着室6027Ha、6027Ra、6027Ga、6027Ba、6027Eaについて説明する。
蒸着室6027Ha、6027Ra、6027Ga、6027Ba、6027Eaには、複数の蒸発源が搭載可能な、蒸発源ホルダーおよび電極が設置されている。多源共蒸着も容易に行うことが出来る。また、各蒸発源には蒸発源シャッターが設置されており、このシャッターの開閉を通じて、材料を実際に蒸発させるかどうかのコントロールを行う。
これら蒸着室へ蒸着材料の設置は、以下に示す製造システムを用いると好ましい。すなわち、蒸着材料が予め材料メーカーで収納されている容器(代表的には坩堝、ボート等)を用いて成膜を行うことが好ましい。さらに設置する際には大気に触れることなく行うことが好ましく、材料メーカーから搬送する際、坩堝は第2の容器に密閉した状態のまま成膜室に導入されることが好ましい。望ましくは、蒸着室6027Ha、6027Ra、6027Ga、6027Ba、6027Eaに連結された、真空排気手段を有する蒸着前室6027Hb、6027Rb、6027Gb、6027Bb、6027Ebを真空、または不活性ガス雰囲気とし、この中で第2の容器から坩堝を取り出して、蒸着室の蒸発源ホルダーに坩堝を設置する。これによって、各蒸着室6027Ha、6027Ra、6027Ga、6027Ba、6027Eaを大気開放することなく各蒸発源に蒸着材料をセットすることが出来るのみならず、坩堝及び該坩堝に収納された蒸着材料を蒸着直前までクリーンな状態に保持出来る。
また、蒸着室において、電極は、実施の形態1で示した本発明の電極カバーで覆われており、蒸着材料が電極に付着することを防いでいる。このため、本実施の形態で示すような大型の製造装置において、メンテナンス作業を軽減することができ、製品の生産性が向上する。
蒸着室6027Ha、6027Ra、6027Ga、6027Ba、6027Eaで使用する蒸着材料を適宜選択することにより、発光装置全体として、単色(例えば白色)、或いはフルカラー(赤色、緑色、青色)の発光を示す発光装置を形成することが出来る。
上記工程によって適宜、EL層を形成した後、搬送室6003から常時真空に保たれている受渡室6013を経由し、常時真空に保たれている搬送室6004に基板を搬送する。
次いで、陰極(第2の電極)を形成する。陰極を反射電極とする場合には、元素周期表の1族または2族に属する元素、すなわちリチウム(Li)やセシウム(Cs)等のアルカリ金属、およびマグネシウム(Mg)、カルシウム(Ca)、ストロンチウム(Sr)等のアルカリ土類金属、およびこれらを含む合金(MgAg、AlLi)、ユウロピウム(Eu)、イッテルビウム(Yb)等の希土類金属およびこれらを含む合金を用いることができる。例えば、Alを蒸着室6028や蒸着室6029で抵抗加熱を用いた真空蒸着法により形成してもよいし、スパッタ室6030やスパッタ室6031でスパッタリング法によって形成することも出来る。
最後に、蒸着室6028や蒸着室6029でフッ化カルシウム(略称:CaF)や酸化亜鉛(略称:ZnO)の透明保護膜を形成する。
また、蒸着室において、電極は、実施の形態1で示した本発明の電極カバーで覆われており、蒸着材料が電極に付着することを防いでいる。このため、本実施の形態で示すような大型の製造装置において、メンテナンス作業を軽減することができ、製品の生産性が向上する。
以上の工程で積層構造の発光素子が形成される。
ついで、発光素子が形成された基板は封止室6036にて封止処理をし、パネルが完成する。このように完成したパネルは搬送室6005経由で取出室6037に搬送し、取り出す。
以上の手順で本製造装置を使用することによって、発光装置を製造することが可能となる。
本実施の形態で示した製造装置は、複数の蒸発室を有し、大型の製造装置である。このような大型の製造装置は、小型の製造装置に比べ、さらにメンテナンス作業が重労働となるが、本発明の電極カバーを用いることにより、メンテナンス作業を大幅に軽減することができる。また、メンテナンス作業にかかる時間も短縮されるため、生産性を向上させることができる。
本発明の電極カバーおよび蒸着装置を説明する図。 本発明の電極カバーおよび蒸着装置を説明する図。 本発明の電極カバーおよび蒸着装置を説明する図。 本発明の電極カバーおよび蒸着装置を説明する図。 本発明の電極カバーおよび蒸着装置を説明する図。 本発明の電極カバーおよび蒸着装置を説明する図。 本発明の電極カバーおよび蒸着装置を説明する図。 蒸発源を説明する図。 蒸発源を説明する図。 本発明の蒸着装置を説明する図。 本発明の製造装置を説明する図。
符号の説明
101 蒸着室
102 被処理物
103 保持部
104 板
105a 絶縁板
105b 絶縁板
106 電源
107 防着板
111a 電極の上部
111b 電極の中部
111c 電極の下部
112 ねじ
113 ねじ
114 蒸発源
121 電極カバー
122 電極カバー
123 電極カバー
124 電極カバー
125 電極カバー
126 電極カバー
127 電極カバー
131 第1面
132 第2面
133 第3面
134 第4面
135 第5面
136 第6面
141 ねじ穴
201 蒸着室
202 被処理物
203 保持部
204 板
205a 絶縁板
205b 絶縁板
206 電源
207 回転軸
211a 電極の上部
211b 電極の中部
211c 電極の下部
212 ねじ
213 ねじ
214 蒸発源
301 ボート
302 坩堝
303 加熱源
304 フィラメント
401 上部
402 下部
403 上部
404 下部
405 上部
406 中部
407 下部
6001 搬送室
6002 搬送室
6003 搬送室
6004 搬送室
6005 搬送室
6011 仕込室
6012 受渡室
6013 受渡室
6014 受渡室
6020a カセット室
6020b カセット室
6021 トレー装着ステージ
6022 成膜室
6023 基板加熱室
6024 基板・マスクストック室
6025 前処理室
6026 基板加熱室
6027Ha 蒸着室
6027Hb 蒸着前室
6027Ga 蒸着室
6027Gb 蒸着前室
6027Ba 蒸着室
6027Bb 蒸着前室
6027Ra 蒸着室
6027Rb 蒸着前室
6027Ea 蒸着室
6027Eb 蒸着前室
6028 蒸着室
6029 蒸着室
6030 スパッタ室
6031 スパッタ室
6032 対向ガラス用N置換室
6033 グローブBOX
6034 準備室
6035 基板・対向ストック室
6036 封止室
6037 取出室
6111 基板
6112 搬送ロボット
6000a ゲート
6000b ゲート
6000c ゲート
6000d ゲート
6000e ゲート
6000f ゲート
6000g ゲート
6000h ゲート
6000i ゲート
6000j ゲート
6000k ゲート
6000l ゲート
6000m ゲート
6000n ゲート
6000o ゲート
6000p ゲート
6000q ゲート
6000r ゲート
6000s ゲート
6000t ゲート
6000u ゲート
6000v ゲート
6000w ゲート

Claims (8)

  1. 蒸発源を保持した電極の露出面の少なくとも一部を覆う電極カバー。
  2. 蒸発源を保持した電極の露出面のうち、少なくとも蒸発源側の面を覆う電極カバー。
  3. 請求項1または請求項2において、蒸着温度よりも耐熱温度の高い材料で構成されていることを特徴とする電極カバー。
  4. 少なくとも一対の電極と、
    前記一対の電極間に、電気的に接続されるように設置された蒸発源と、を有し、
    前記電極の露出面の少なくとも一部を覆う電極カバーが設けられていることを特徴とする蒸着装置。
  5. 少なくとも一対の電極と、
    前記一対の電極間に、電気的に接続されるように設置された蒸発源と、を有し、
    前記電極の露出面のうち、少なくとも蒸発源側の面を覆う電極カバーが設けられていることを特徴とする蒸着装置。
  6. 蒸着室と、被処理物を保持する保持部と、蒸発源と、電極と、電極カバーと、電源と有し、
    前記蒸着室は、上方に前記保持部を有し、下方に前記蒸発源と前記電極と前記電極カバーとを有し、
    前記電極カバーは、前記電極の露出面の少なくとも一部を覆っており、
    前記電極と前記電源とは電気的に接続されており、
    前記蒸発源と前記電源とは電気的に接続されており、
    抵抗加熱によって、前記蒸発源が加熱され、前記蒸発源に保持された材料が、前記蒸発源の上方に保持された前記被処理物に成膜されることを特徴とする蒸着装置。
  7. 蒸着室と、被処理物を保持する保持部と、蒸発源と、電極と、電極カバーと、電源と有し、
    前記蒸着室は、上方に前記保持部を有し、下方に前記蒸発源と前記電極と前記電極カバーとを有し、
    前記電極カバーは、前記電極の露出面のうち、少なくとも蒸発源側の面を覆っており、
    前記電極と前記電源とは電気的に接続されており、
    前記蒸発源と前記電源とは電気的に接続されており、
    抵抗加熱によって、前記蒸発源が加熱され、前記蒸発源に保持された材料が、前記蒸発源の上方に保持された前記被処理物に成膜されることを特徴とする蒸着装置。
  8. 請求項4乃至請求項7のいずれか一項において、前記電極カバーは蒸着温度よりも耐熱温度の高い材料で構成されていることを特徴とする蒸着装置。
JP2007117863A 2006-04-28 2007-04-27 電極カバーおよび蒸着装置 Expired - Fee Related JP4846650B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007117863A JP4846650B2 (ja) 2006-04-28 2007-04-27 電極カバーおよび蒸着装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006126794 2006-04-28
JP2006126794 2006-04-28
JP2007117863A JP4846650B2 (ja) 2006-04-28 2007-04-27 電極カバーおよび蒸着装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2007314877A true JP2007314877A (ja) 2007-12-06
JP2007314877A5 JP2007314877A5 (ja) 2010-03-25
JP4846650B2 JP4846650B2 (ja) 2011-12-28

Family

ID=38849002

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007117863A Expired - Fee Related JP4846650B2 (ja) 2006-04-28 2007-04-27 電極カバーおよび蒸着装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4846650B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010015795A (ja) * 2008-07-03 2010-01-21 Hitachi Ltd 有機発光素子の作製方法及び作製装置
US8536611B2 (en) 2008-06-17 2013-09-17 Hitachi, Ltd. Organic light-emitting element, method for manufacturing the organic light-emitting element, apparatus for manufacturing the organic light-emitting element, and organic light-emitting device using the organic light-emitting element
CN106987806A (zh) * 2017-05-11 2017-07-28 成都西沃克真空科技有限公司 一种电极杆的电极输入锁紧装置
CN106995915A (zh) * 2017-05-11 2017-08-01 成都西沃克真空科技有限公司 一种旋转式多位阻蒸设备

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50155351A (ja) * 1974-06-04 1975-12-15
JPS5340692A (en) * 1976-09-28 1978-04-13 Denki Kagaku Kogyo Kk Forming method for evaporated film of high purity
JPS6264767A (ja) * 1985-09-03 1987-03-23 清水建設株式会社 石炭サイロの目詰り防止方法及びその装置
JP2002285325A (ja) * 2001-03-23 2002-10-03 Olympus Optical Co Ltd 薄膜形成用のターゲット組立体、蒸着源、薄膜形成装置及び薄膜形成方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50155351A (ja) * 1974-06-04 1975-12-15
JPS5340692A (en) * 1976-09-28 1978-04-13 Denki Kagaku Kogyo Kk Forming method for evaporated film of high purity
JPS6264767A (ja) * 1985-09-03 1987-03-23 清水建設株式会社 石炭サイロの目詰り防止方法及びその装置
JP2002285325A (ja) * 2001-03-23 2002-10-03 Olympus Optical Co Ltd 薄膜形成用のターゲット組立体、蒸着源、薄膜形成装置及び薄膜形成方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8536611B2 (en) 2008-06-17 2013-09-17 Hitachi, Ltd. Organic light-emitting element, method for manufacturing the organic light-emitting element, apparatus for manufacturing the organic light-emitting element, and organic light-emitting device using the organic light-emitting element
JP2010015795A (ja) * 2008-07-03 2010-01-21 Hitachi Ltd 有機発光素子の作製方法及び作製装置
CN106987806A (zh) * 2017-05-11 2017-07-28 成都西沃克真空科技有限公司 一种电极杆的电极输入锁紧装置
CN106995915A (zh) * 2017-05-11 2017-08-01 成都西沃克真空科技有限公司 一种旋转式多位阻蒸设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP4846650B2 (ja) 2011-12-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101003404B1 (ko) 제조 시스템 및 발광장치의 제조방법
TWI324184B (en) Method of fabricating light-emitting device and apparatus for manufacturing light-emitting device
KR100991445B1 (ko) 발광장치의 제조방법
JP4526776B2 (ja) 発光装置及び電子機器
TWI513075B (zh) 發光裝置的製造方法
TW201601306A (zh) 氣密密封隔離之有機發光二極體像素
US9290842B2 (en) Electrode cover and evaporation device
JP2017076635A (ja) 発光装置の作製方法
JP4846650B2 (ja) 電極カバーおよび蒸着装置
JP4439827B2 (ja) 製造装置および発光装置の作製方法
JP4368633B2 (ja) 製造装置
JP4494126B2 (ja) 成膜装置および製造装置
US20170222185A1 (en) Organic electroluminescent display substrate, organic electroluminescent display apparatus, and method for manufacturing organic electroluminescent display apparatus
CN1756447A (zh) 有机电致发光显示装置及其制造方法
JP2004006311A (ja) 発光装置の作製方法および製造装置
JP2945195B2 (ja) 有機薄膜電界発光素子
JP2002317263A (ja) 真空蒸着装置
JP2002324669A (ja) 有機電界発光素子
JP2017188345A (ja) 発光パネルの製造方法、および、発光パネル
JP2004265805A (ja) 有機エレクトロルミネセンス素子の製造方法
JPH10106753A (ja) El素子とその製造方法
JP2007213950A (ja) 電気光学装置の製造方法及び電子機器
KR20090085238A (ko) 화학 기상 증착법을 이용한 유기 전기 발광 소자의 전극제조방법

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100205

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100205

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110610

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110621

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110722

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110927

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111012

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141021

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4846650

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141021

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees